JP2006060480A - 無線電話システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 無線LAN電話機を共通端末として使用可能にするとともに、電話番号や電話帳データ等の各種データをユーザ毎に使い分けられるようにすることにより、無線電話端末の設置コストの削減およびサービスの向上を図った無線電話システムを提供する。
【解決手段】 IP−PBX1と、IP−PBX1に無線接続される無線LAN電話機5と、IP−PBX1にLAN接続されるPC4−1〜4−nとを備え、所定のPCからIP−PBX1に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより無線LAN電話機5をユーザ毎に設定した電話番号(例えば内線番号「1000」)で運用する無線電話システムでは、端末登録時のユーザ固有IDに対応するPC4−1に格納されている個人電話帳11の電話帳データを参照して、電話発信および発信者番号表示の少なくとも一方を行う。
【選択図】図1
【解決手段】 IP−PBX1と、IP−PBX1に無線接続される無線LAN電話機5と、IP−PBX1にLAN接続されるPC4−1〜4−nとを備え、所定のPCからIP−PBX1に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより無線LAN電話機5をユーザ毎に設定した電話番号(例えば内線番号「1000」)で運用する無線電話システムでは、端末登録時のユーザ固有IDに対応するPC4−1に格納されている個人電話帳11の電話帳データを参照して、電話発信および発信者番号表示の少なくとも一方を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータとを備え、所定のパーソナルコンピュータから前記IP構内交換機に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより前記無線LAN電話機をユーザ毎に設定した電話番号で運用する無線電話システムにおいて、新たなサービスを提供するようにした無線電話システムに関するものである。
無線電話システムの従来例としては、IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータ(クライアント)とを備え、所定のクライアントから前記IP構内交換機に対してユーザ固有ID等を用いて端末登録して前記無線LAN電話機とクライアントを連携させて運用する無線電話システム(例えば特許文献1参照)および、IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線接続される共用携帯電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータ(クライアント)とを備え、所定のクライアントから前記IP構内交換機に対してユーザ固有ID等を用いて端末登録して前記共用携帯電話機を運用する無線電話システム(例えば特許文献2参照)がある。
特許文献1記載の従来例(以下、従来例1という)では、1台の無線LAN電話機を共通端末として使用する際に、ユーザと1対1で対応するように設けられたクライアントのそれぞれに関連付けて保存(登録)されている電話帳データをその無線LAN電話機で利用可能であるが、共通端末として使用する無線LAN電話機の電話番号は1つの電話番号に固定されており、ユーザ毎に設定された異なる電話番号(例えば内線番号)を割り当てるといった使い方はできない。
特許文献2記載の従来例(以下、従来例2という)では、1台の共用携帯電話機を共通端末として使用する際に、ユーザ毎に電話帳を使い分けることができるが、共通端末として使用する共用携帯電話機の電話番号は1つの電話番号に固定されており、ユーザ毎に設定された異なる電話番号(例えば内線番号)を割り当てるといった使い方はできない。
特許文献2記載の従来例(以下、従来例2という)では、1台の共用携帯電話機を共通端末として使用する際に、ユーザ毎に電話帳を使い分けることができるが、共通端末として使用する共用携帯電話機の電話番号は1つの電話番号に固定されており、ユーザ毎に設定された異なる電話番号(例えば内線番号)を割り当てるといった使い方はできない。
上記従来例1、従来例2の無線電話システムは、無線LAN電話機や共用携帯電話機の電話番号が1つの電話番号に固定されているため、「固有の電話番号を有する無線電話端末をユーザ毎に割り当てて専用端末として使用する運用形態」には適しているが、「端末登録時(ログイン時)に、ユーザ毎に設定された異なる電話番号(例えば内線番号)を割り当てることにより、共通端末を特定のユーザの専用端末として使用する運用形態」を取ることは困難である。したがって、上記従来例1、従来例2の無線電話システムでは、ユーザ毎に固有の電話番号を有する専用端末を設置することになるので、出張者等の不在者が多い事業所に適用する場合には、無線電話端末の利用効率が悪くなるとともに、無線電話端末の設置コストが不必要に増加してしまう。
また、上記従来例1、従来例2の無線電話システムでは、無線電話端末の電話帳データは端末登録に使用したクライアントに関連付けて保存(登録)され、無線電話端末の通話録音データや留守番録音データは当該無線電話端末自体に保存(録音)されるので、上記各種データは固定された1つの電話番号に関連付けられることになる。したがって、1台の無線電話端末を複数のユーザが共用する運用形態を取った場合には、ユーザが変わる度にデータの書き換えやデータの転送が必要になるので、その点でも、「共通端末を特定のユーザの専用端末として使用する運用形態」を取ることは困難である。
また、上記従来例1、従来例2の無線電話システムでは、無線電話端末の電話帳データは端末登録に使用したクライアントに関連付けて保存(登録)され、無線電話端末の通話録音データや留守番録音データは当該無線電話端末自体に保存(録音)されるので、上記各種データは固定された1つの電話番号に関連付けられることになる。したがって、1台の無線電話端末を複数のユーザが共用する運用形態を取った場合には、ユーザが変わる度にデータの書き換えやデータの転送が必要になるので、その点でも、「共通端末を特定のユーザの専用端末として使用する運用形態」を取ることは困難である。
本発明は、無線LAN電話機を共通端末として使用し得るようするとともに、電話番号や電話帳データ等の各種データをユーザ毎に使い分けられるようにすることにより、無線電話端末の設置コストの削減およびサービスの向上を図るようにした無線電話システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の第1発明は、IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線LAN接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータとを備え、所定のパーソナルコンピュータから前記IP構内交換機に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより前記無線LAN電話機をユーザ毎に設定した電話番号で運用する無線電話システムであって、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータに格納されている電話帳データを参照して、電話発信および発信者番号表示の少なくとも一方を行うことを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項2に記載の第2発明は、IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線LAN接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータとを備え、所定のパーソナルコンピュータから前記IP構内交換機に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより前記無線LAN電話機をユーザ毎に設定した電話番号で運用する無線電話システムであって、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータに格納されている電話帳データを前記無線LAN電話機にダウンロードして、電話発信および発信者番号表示の少なくとも一方を行うことを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項3に記載の第3発明は、IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線LAN接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータとを備え、所定のパーソナルコンピュータから前記IP構内交換機に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより前記無線LAN電話機をユーザ毎に設定した電話番号で運用する無線電話システムであって、通話時の録音指令に応じて、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータに通話録音データを保存することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項4に記載の第4発明は、IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線LAN接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータとを備え、所定のパーソナルコンピュータから前記IP構内交換機に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより前記無線LAN電話機をユーザ毎に設定した電話番号で運用する無線電話システムであって、留守番電話設定中の前記無線LAN電話機への着信時に、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータに留守番録音データを保存することを特徴とする。
第1発明によれば、IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線LAN接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータとを備え、所定のパーソナルコンピュータから前記IP構内交換機に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより前記無線LAN電話機をユーザ毎に設定した電話番号で運用する無線電話システムでは、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータに格納されている電話帳データを参照して、電話発信および発信者番号表示の少なくとも一方を行うから、無線LAN電話機を共通端末として使用し得るようになるとともに、無線LAN電話機において電話番号や電話帳データをユーザ毎に使い分けられるようになる。したがって、無線電話システムにおいて、無線電話端末の設置コストの削減およびサービスの向上を図ることができる。
第2発明によれば、IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線LAN接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータとを備え、所定のパーソナルコンピュータから前記IP構内交換機に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより前記無線LAN電話機をユーザ毎に設定した電話番号で運用する無線電話システムでは、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータに格納されている電話帳データを前記無線LAN電話機にダウンロードして、電話発信および発信者番号表示の少なくとも一方を行うから、無線LAN電話機を共通端末として使用し得るようになるとともに、無線LAN電話機において電話番号や電話帳データをユーザ毎に使い分けられるようになる。したがって、無線電話システムにおいて、無線電話端末の設置コストの削減およびサービスの向上を図ることができる。
第3発明によれば、IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線LAN接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータとを備え、所定のパーソナルコンピュータから前記IP構内交換機に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより前記無線LAN電話機をユーザ毎に設定した電話番号で運用する無線電話システムでは、通話時の録音指令に応じて、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータに通話録音データを保存するから、無線LAN電話機を共通端末として使用し得るようになるとともに、無線LAN電話機において電話番号や通話録音データをユーザ毎に使い分けられるようになる。したがって、無線電話システムにおいて、無線電話端末の設置コストの削減およびサービスの向上を図ることができる。
第4発明によれば、IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線LAN接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータとを備え、所定のパーソナルコンピュータから前記IP構内交換機に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより前記無線LAN電話機をユーザ毎に設定した電話番号で運用する無線電話システムでは、留守番電話設定中の前記無線LAN電話機への着信時に、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータに留守番録音データを保存するから、無線LAN電話機を共通端末として使用し得るようになるとともに、無線LAN電話機において電話番号や留守番録音データをユーザ毎に使い分けられるようになる。したがって、無線電話システムにおいて、無線電話端末の設置コストの削減およびサービスの向上を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態の無線電話システムの構成を示す図である。本実施形態の無線電話システムは、図1に示すように、IP構内交換機(以下、IP−PBXという)1と、IP−PBX1にLAN2を介して接続されるアクセスポイント3および複数のパーソナルコンピュータ(以下、PCという)4−1,4−2,・・,4−nと、IP−PBX1にアクセスポイント3を介して無線接続される無線LAN電話機5と、LAN2に接続される相手端末とを具備して成る。なお、以下においては、無線LAN電話機5が発信側電話端末であり、相手端末6が着信側電話端末であるものとして説明を展開する。
図1は本発明の第1実施形態の無線電話システムの構成を示す図である。本実施形態の無線電話システムは、図1に示すように、IP構内交換機(以下、IP−PBXという)1と、IP−PBX1にLAN2を介して接続されるアクセスポイント3および複数のパーソナルコンピュータ(以下、PCという)4−1,4−2,・・,4−nと、IP−PBX1にアクセスポイント3を介して無線接続される無線LAN電話機5と、LAN2に接続される相手端末とを具備して成る。なお、以下においては、無線LAN電話機5が発信側電話端末であり、相手端末6が着信側電話端末であるものとして説明を展開する。
上記IP−PBX1は、無線LAN電話機を制御するために、通常の構内交換機の機能に加えて、IP(Internet Protocol )制御に関する各種機能を有するように構成されている。
上記PC4(4−1,4−2,・・,4−n)は、原則的に、事業所等のオフィスに在籍する全ユーザにそれぞれ1台ずつ設置されているものとし、各ユーザの専用端末となっているものとする。上記PC4(4−1,4−2,・・,4−n)は、そのPCのユーザが、IP−PBX1に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより無線LAN電話機5をユーザ毎に設定した電話番号(この場合、内線番号)で運用する設定を行うものであり、図1に示すように、当該ユーザの個人電話帳データを格納した個人電話帳11と、当該ユーザの通話録音データを格納するための通話録音ファイル12と、当該ユーザの留守番録音データを格納するための留守番録音ファイル13とを具備して成る。
上記無線LAN電話機5は、図1に示すように、当該ユーザに割り当てられたPCの個人電話帳から参照した個人電話帳データを格納する個人電話帳テーブル14と、当該ユーザに割り当てられたPCの個人電話帳からダウンロードした個人電話帳データを格納する個人電話帳ダウンロードテーブル15と、無線LAN電話機5における通話時の録音指令操作に応じて設定される通話録音指令フラグ16と、無線LAN電話機5の留守番電話設定時に設定される留守番録音指令フラグ17とを具備して成る。なお、本実施形態では、上記無線LAN電話機5を、PC4の設置台数(n台)よりも少ない台数設置するものとするが、実際の設置台数は、当該事業所等における出勤率(出張率)等を勘案して決定するものとする。また、本実施形態では、上記無線LAN電話機5として、「IP−PBX1に無線LAN接続して内線電話機として使用する無線LAN専用端末」を用いるものとするが、代わりに「無線LAN接続および公衆回線接続の双方に対応するデュアルモード対応の無線電話端末」を用いてもよい。
上記相手端末6は、例えば「同一事業所内においてLAN2を介して接続される固定電話機」や、「同一事業所内においてLAN2を介してIP−PBX1に接続されるアクセスポイント3に無線接続される無線LAN電話機」であるものとするが、「LAN2(および電話回線等)を介して接続される他の事業所内に設置された固定電話機や無線LAN電話機」である場合も有り得る。特に、後者の場合には、事業所の垣根を越えて、無線LAN電話機同士での内線通話が可能になるので、利便性が向上するとともに、通話コストの削減にもなる。
次に、本実施形態の無線電話システムにおいて新たに提供される各種サービスについて説明する。なお、以下の説明においては、例えばPC4−1のユーザが、自分に割り当てられた内線番号「1000」をユーザ固有IDとして使用して、IP−PBX1に対して無線LAN電話機5を端末登録(ログイン)することにより、無線LAN電話機5が自分の内線番号「1000」で運用可能な状態になっているものとする。
[個人電話帳参照サービス]
図2は第1実施形態の無線電話システムにおいて実施する第1の個人電話帳参照サービスのプログラムを示すフローチャートであり、このプログラムは、電話発信時に無線LAN電話機5の電話帳を開いたときに起動されるものとする。まず、図2のステップS1では、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータであるPC4−1の個人電話帳11に格納されている電話帳データを参照する。これにより、PC4−1の個人電話帳11に格納されている電話帳データは、無線LAN電話機5の個人電話帳テーブル14内に格納されるので、無線LAN電話機5で当該ユーザの個人電話帳が使用可能な状態になる。次のステップS2では、上記個人電話帳を使用して、所望の通話相手(例えば図1に示す相手端末6のユーザ)の電話番号を選択して、電話発信を行う。
図3は第1実施形態の無線電話システムにおいて実施する第2の個人電話帳参照サービスのプログラムを示すフローチャートであり、このプログラムは、電話着信時に起動されるものとする。まず、図3のステップS11では、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータであるPC4−1の個人電話帳11に格納されている電話帳データを参照する。これにより、PC4−1の個人電話帳11に格納されている電話帳データは、無線LAN電話機5の個人電話帳テーブル14内に格納されるので、無線LAN電話機5で当該ユーザの電話帳に記載された各種情報が利用可能な状態になる。次のステップS12では、当該着信の通話相手の発信者番号がPC4−1の個人電話帳11に登録されている場合には、当該発信者番号を無線LAN電話機5で表示する。なお、当該着信の通話相手の発信者番号に加えて、当該着信の通話相手の氏名等がPC4−1の個人電話帳11に登録されている場合には、それも併せて表示するものとする。
図2は第1実施形態の無線電話システムにおいて実施する第1の個人電話帳参照サービスのプログラムを示すフローチャートであり、このプログラムは、電話発信時に無線LAN電話機5の電話帳を開いたときに起動されるものとする。まず、図2のステップS1では、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータであるPC4−1の個人電話帳11に格納されている電話帳データを参照する。これにより、PC4−1の個人電話帳11に格納されている電話帳データは、無線LAN電話機5の個人電話帳テーブル14内に格納されるので、無線LAN電話機5で当該ユーザの個人電話帳が使用可能な状態になる。次のステップS2では、上記個人電話帳を使用して、所望の通話相手(例えば図1に示す相手端末6のユーザ)の電話番号を選択して、電話発信を行う。
図3は第1実施形態の無線電話システムにおいて実施する第2の個人電話帳参照サービスのプログラムを示すフローチャートであり、このプログラムは、電話着信時に起動されるものとする。まず、図3のステップS11では、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータであるPC4−1の個人電話帳11に格納されている電話帳データを参照する。これにより、PC4−1の個人電話帳11に格納されている電話帳データは、無線LAN電話機5の個人電話帳テーブル14内に格納されるので、無線LAN電話機5で当該ユーザの電話帳に記載された各種情報が利用可能な状態になる。次のステップS12では、当該着信の通話相手の発信者番号がPC4−1の個人電話帳11に登録されている場合には、当該発信者番号を無線LAN電話機5で表示する。なお、当該着信の通話相手の発信者番号に加えて、当該着信の通話相手の氏名等がPC4−1の個人電話帳11に登録されている場合には、それも併せて表示するものとする。
本実施形態の無線電話システムによれば、上記個人電話帳参照サービスを実施することにより、無線LAN電話機5を端末登録したユーザの個人電話帳を利用して、電話発信や発信者番号表示を行うことができるので、無線LAN電話機5を共通端末として使用し得るようになるとともに、無線LAN電話機5において電話番号や電話帳データをユーザ毎に使い分けられるようになる。したがって、無線電話システムにおいて、無線電話端末の設置コストの削減およびサービスの向上を図ることができるようになる。
[個人電話帳ダウンロードサービス]
図4は第1実施形態の無線電話システムにおいて実施する個人電話帳ダウンロードサービスのプログラムを示すフローチャートであり、このプログラムは、端末登録時に起動されるものとする。まず、図4のステップS21では、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータであるPC4−1の個人電話帳11に格納されている電話帳データをダウンロードして無線LAN電話機5の個人電話帳ダウンロードテーブル15内に格納する。これにより、無線LAN電話機5で当該ユーザの個人電話帳が利用可能な状態になる。次のステップS22では、無線LAN電話機5の個人電話帳ダウンロードテーブル15内に格納した電話帳データを電話帳として使用する。その際の電話帳の使用形態としては、図1のステップS1の電話発信や、図2のステップS12の発信者番号の表示を行うものとする。
図4は第1実施形態の無線電話システムにおいて実施する個人電話帳ダウンロードサービスのプログラムを示すフローチャートであり、このプログラムは、端末登録時に起動されるものとする。まず、図4のステップS21では、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータであるPC4−1の個人電話帳11に格納されている電話帳データをダウンロードして無線LAN電話機5の個人電話帳ダウンロードテーブル15内に格納する。これにより、無線LAN電話機5で当該ユーザの個人電話帳が利用可能な状態になる。次のステップS22では、無線LAN電話機5の個人電話帳ダウンロードテーブル15内に格納した電話帳データを電話帳として使用する。その際の電話帳の使用形態としては、図1のステップS1の電話発信や、図2のステップS12の発信者番号の表示を行うものとする。
本実施形態の無線電話システムによれば、上記個人電話帳ダウンロードサービスを実施することにより、無線LAN電話機5を端末登録したユーザの個人電話帳を利用して、電話発信や発信者番号表示等を行うことができるので、無線LAN電話機5を共通端末として使用し得るようになるとともに、無線LAN電話機5において電話番号や電話帳データをユーザ毎に使い分けられるようになる。したがって、無線電話システムにおいて、無線電話端末の設置コストの削減およびサービスの向上を図ることができるようになる。
[通話録音サービス]
図5は第1実施形態の無線電話システムにおいて実施する通話録音サービスのプログラムを示すフローチャートであり、このプログラムは、電話着信時に起動されるものとする。まず、図5のステップS31では、無線LAN電話機5に通話録音指令フラグ16が設定されているか否かをチェックする。なお、通話録音指令フラグ16は、通話前に設定した場合には当該通話音声の全てが録音されるが、通話中に設定した場合には設定時以降の通話音声が録音されるものとし、通話録音指令フラグ16が設定されていない場合には、処理をそのまま終了するものとする。通話録音指令フラグ16が設定されている場合、次のステップS32では、無線LAN電話機5において通話音声の録音を開始する。そして、次のステップS33では、当該通話の切断に応じて、通話録音データを、端末登録時のユーザ固有IDに対応するPC4−1の通話録音ファイル12に保存する。
図5は第1実施形態の無線電話システムにおいて実施する通話録音サービスのプログラムを示すフローチャートであり、このプログラムは、電話着信時に起動されるものとする。まず、図5のステップS31では、無線LAN電話機5に通話録音指令フラグ16が設定されているか否かをチェックする。なお、通話録音指令フラグ16は、通話前に設定した場合には当該通話音声の全てが録音されるが、通話中に設定した場合には設定時以降の通話音声が録音されるものとし、通話録音指令フラグ16が設定されていない場合には、処理をそのまま終了するものとする。通話録音指令フラグ16が設定されている場合、次のステップS32では、無線LAN電話機5において通話音声の録音を開始する。そして、次のステップS33では、当該通話の切断に応じて、通話録音データを、端末登録時のユーザ固有IDに対応するPC4−1の通話録音ファイル12に保存する。
本実施形態の無線電話システムによれば、上記通話録音サービスを実施することにより、通話時の録音指令に応じて、端末登録時のユーザ固有IDに対応するPC4−1の通話録音ファイル12に通話録音データが保存されるので、無線LAN電話機5を共通端末として使用し得るようになるとともに、無線LAN電話機5において電話番号や通話録音データをユーザ毎に使い分けられるようになる。したがって、無線電話システムにおいて、無線電話端末の設置コストの削減およびサービスの向上を図ることができるようになる。
[留守番録音サービス]
図6は第1実施形態の無線電話システムにおいて実施する留守番録音サービスのプログラムを示すフローチャートであり、このプログラムは、電話着信時に起動されるものとする。まず、図6のステップS41では、無線LAN電話機5に留守番録音指令フラグ17が設定されているか否かをチェックする。留守番録音指令フラグ17が設定されている場合、次のステップS42では、無線LAN電話機5が自動応答して、所定の留守番メッセージに対応する留守番トーキーを再生し、次のステップS43では、通話相手の留守番メッセージ音声の録音を開始する。そして、次のステップS44では、当該通話の切断に応じて、留守番録音データを、端末登録時のユーザ固有IDに対応するPC4−1の留守番録音ファイル13に保存する。
図6は第1実施形態の無線電話システムにおいて実施する留守番録音サービスのプログラムを示すフローチャートであり、このプログラムは、電話着信時に起動されるものとする。まず、図6のステップS41では、無線LAN電話機5に留守番録音指令フラグ17が設定されているか否かをチェックする。留守番録音指令フラグ17が設定されている場合、次のステップS42では、無線LAN電話機5が自動応答して、所定の留守番メッセージに対応する留守番トーキーを再生し、次のステップS43では、通話相手の留守番メッセージ音声の録音を開始する。そして、次のステップS44では、当該通話の切断に応じて、留守番録音データを、端末登録時のユーザ固有IDに対応するPC4−1の留守番録音ファイル13に保存する。
本実施形態の無線電話システムによれば、上記留守番録音サービスを実施することにより、留守番電話設定中の無線LAN電話機5への着信時には、端末登録時のユーザ固有IDに対応するPC4−1の留守番録音ファイル13に留守番録音データが保存されるので、無線LAN電話機5を共通端末として使用し得るようになるとともに、無線LAN電話機5において電話番号や留守番録音データをユーザ毎に使い分けられるようになる。したがって、無線電話システムにおいて、無線電話端末の設置コストの削減およびサービスの向上を図ることができるようになる。
1 IP構内交換機(IP−PBX)
2 LAN
3 アクセスポイント
4(4−1,4−2,・・,4−n) パーソナルコンピュータ(PC)
5 無線LAN電話機
6 相手端末
11 個人電話帳
12 通話録音ファイル
13 留守番録音ファイル
14 個人電話帳テーブル
15 個人電話帳ダウンロードテーブル
16 通話録音指令フラグ
17 留守番録音指令フラグ
2 LAN
3 アクセスポイント
4(4−1,4−2,・・,4−n) パーソナルコンピュータ(PC)
5 無線LAN電話機
6 相手端末
11 個人電話帳
12 通話録音ファイル
13 留守番録音ファイル
14 個人電話帳テーブル
15 個人電話帳ダウンロードテーブル
16 通話録音指令フラグ
17 留守番録音指令フラグ
Claims (4)
- IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータとを備え、所定のパーソナルコンピュータから前記IP構内交換機に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより前記無線LAN電話機をユーザ毎に設定した電話番号で運用する無線電話システムであって、
端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータに格納されている電話帳データを参照して、電話発信および発信者番号表示の少なくとも一方を行うことを特徴とする無線電話システム。 - IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータとを備え、所定のパーソナルコンピュータから前記IP構内交換機に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより前記無線LAN電話機をユーザ毎に設定した電話番号で運用する無線電話システムであって、
端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータに格納されている電話帳データを前記無線LAN電話機にダウンロードして、電話発信および発信者番号表示の少なくとも一方を行うことを特徴とする無線電話システム。 - IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータとを備え、所定のパーソナルコンピュータから前記IP構内交換機に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより前記無線LAN電話機をユーザ毎に設定した電話番号で運用する無線電話システムであって、
通話時の録音指令に応じて、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータに通話録音データを保存することを特徴とする無線電話システム。 - IP構内交換機と、該IP構内交換機に無線接続される無線LAN電話機と、前記IP構内交換機にLAN接続される複数のパーソナルコンピュータとを備え、所定のパーソナルコンピュータから前記IP構内交換機に対してユーザ固有IDを用いて端末登録することにより前記無線LAN電話機をユーザ毎に設定した電話番号で運用する無線電話システムであって、
留守番電話設定中の前記無線LAN電話機への着信時に、端末登録時のユーザ固有IDに対応するパーソナルコンピュータに留守番録音データを保存することを特徴とする無線電話システム。
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004239559A Withdrawn JP2006060480A (ja) | 2004-08-19 | 2004-08-19 | 無線電話システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006060480A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101081037B1 (ko) | 2009-12-30 | 2011-11-09 | 주식회사 성우모바일 | Ip―pbx 통신 시스템 |
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2004
- 2004-08-19 JP JP2004239559A patent/JP2006060480A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101081037B1 (ko) | 2009-12-30 | 2011-11-09 | 주식회사 성우모바일 | Ip―pbx 통신 시스템 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070613 |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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