JP2006060309A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
未来の画像を表示する。
【解決手段】
動画像から所望の領域を抽出する境界検出処理(S110)、閉境界の決定処理(S120)、
現在の動画像の領域と、過去の動画像の領域とのパターンマッチングを行うパターンマッチング処理(S600ないしS610)と、
上記パターンマッチング処理(S600ないしS610)によってパターンが一致した領域間の移動状態を算出する領域移動状態算出手段(S700ないしS730)と、
上記領域移動状態算出手段(S700ないしS730)の算出結果に基づいて、上記領域記憶手段に記憶されている現在の動画像の領域を現在から所定時間経過時の推定位置に移動させるグループ毎に移動処理(S1000〜S1020)と、
上記グループ毎に移動処理による移動後の領域の画像を上記ディスプレイ25に表示する表示処理(S1100〜S1210)と
を備えることを特徴とするカメラ1。
【選択図】 図17

Description

本発明は、例えばスチルカメラの撮像範囲をモニタしたり、表示したりすることに適する表示装置の技術に関する。
従来、例えば、スチルカメラでは、ファインダー、又はモニタを見ながらシャッタタイミングを計り、所望のタイミングでシャッタを操作して、そのときの画像を記録する。
又、撮像した動画を認識したり、変形したりする技術として、様々な技術が提案されている。
例えば、画像の輪郭座標データを抽出する技術(特許文献1参照)、文字のパターンマッチング技術、及びアフィン変換の利用技術(特許文献2参照)、特徴点同士を比較するパターン認識技術、ヘルマート変換式やアフィン変換式などの変換モデルを利用(特許文献3参照)、動画像のジェスチャーをパターン認識する技術、特徴パラメータを利用(特許文献4参照)、位置ズレ量を検出する技術、パターン認識による(特許文献5参照)、アフィン変換式による入力画像の補正技術(特許文献6参照)、動画像から所望の領域を抽出する技術(特許文献7参照)など多数が開示されている。
特開平5−211602号公報 特開平5−28321号公報 特開平8−30783号公報 特開平9−245178号公報 特開平8−240411号公報 特開平10−91783号公報 特開平11−238138号公報
ところで、例えば、従来のスチルカメラで、移動被写体を撮影しようとした場合には、移動する被写体の動きを予想して、待ち受け撮影したり、或いは始動する被写体を後追い撮影したりする。
しかしながら、待ち受け撮影するには、予め被写体の動きを把握して、予想しなければ、被写体を画面の中に入れて、撮影することは殆ど不可能である。
又、初めて出会ったシャッタチャンスを生かすことは、極めて難しい。
一方、後追い撮影では、カメラブレ、背景の流れ、ピント位置の適正化などを考慮して、撮影しなければならず、初めて出会ったシャッタチャンスで、良好な写真撮影を行うことは、殆ど不可能であった。
この様な不具合を防ぐには、所定期間の動画を最高解像度で一時的に蓄えておいて、シャッタボタンが操作されたときの画像を記憶するようにすれば、良いが、メモリが大量に必要な問題や消費電力が多くなって、携帯に向かない問題から現実的ではない。又、フィルムカメラでは、適用することが出来ない。
そこで、本発明では、例えば、スチルカメラで、移動する被写体を簡単に、且つ所望の位置や状態で、撮影させることを可能にする画像を提供する表示装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1の発明の表示装置は、撮像した動画像を表示手段に表示する表示装置において、上記動画像から所望の領域を抽出する領域抽出手段と、上記領域抽出手段で指示された領域を上記動画像別に記憶する領域記憶手段と、上記領域記憶手段に記憶されている現在の動画像の領域と、過去の動画像の領域との相関状態を判断する相関状態判断手段と、上記相関状態判断手段によって相関度が高いと判断された領域間の移動状態を算出する領域移動状態算出手段と、上記領域移動状態算出手段の算出結果に基づいて、上記領域記憶手段に記憶されている現在の動画像の領域を現在から所定時間経過時の推定位置に移動させる領域移動手段と、上記領域移動手段による移動後の領域の画像を上記表示手段に表示する移動後画像形成手段とを備えることを要旨とする。
これにより、領域抽出手段が撮像した動画像の1コマ(1フレーム)の画像から所望の領域を抽出し、領域記憶手段がその領域を上記動画像別に記憶する。この処理が常時繰り返し行われる。ここで記憶される領域のデータは、表示手段による表示が可能な程度の低解像度のもので良く、且つ記憶も最長で1秒程度で良い。尚、動画像の処理では、動画像の1コマ(1フレーム)単位の画像に対して、読込、加工、記憶を行い、これらが連続して表されることで、動画像を表示することになる。
この様に領域記憶手段が次々に、領域を記憶している状態で、相関状態判断手段が現在の動画像の領域と、過去の動画像の領域との相関状態を判断する。例えば、最後に領域記憶手段に記憶した領域と、前回記憶した領域との相関状態を判断する。
次いで、領域移動状態算出手段が相関度が高いと判断された領域間の移動状態を算出すると、領域移動手段が、その算出結果に基づいて、領域記憶手段に記憶されている現在の動画像の領域を現在から所定時間経過時の推定位置に移動させ、移動後画像形成手段がその移動後の領域の画像を表示手段に表示する。
これにより、現在から所定時間経過後の動画像が表示される。尚、相関度が高いとの判断手法としては、領域の形状がほぼ同一形状である場合、或いは前回の領域の形状をアフィン変換式などを用いて変形した後の形状と、現在の領域の形状とがほぼ同一か相似形である場合に相関度が高いと判断する。尚形状の対比は、特開平11−238138号に示されている技法などどの様な技術を用いても良い。
従って、例えば、スチルカメラのファインダーやモニタディスプレイを用いることで、次のような機能を発揮する。
例えば、スチルカメラのCCDが撮影した動画像が0.5秒後になるであろうと推定される動画像をモニタディスプレイに表示する。このモニタディスプレイを見て、被写体がモニタディスプレイの真ん中に表示されているのを確認して、シャッタを操作する。
シャッタを操作した時点にCCDが撮影した画像が記録される。
この様にすることで、撮影者は、モニタディスプレイの画像が所望の状態になったことを確認してから、シャッタを押すだけで、モニタディスプレイの画像に近い位置に被写体が達したときの実際の画像を高解像度で記録することが可能になる。又、これは、被写体が実際に移動している場合、していない場合、スチルカメラが移動している場合、いない場合の何れの状態でも実現可能である。
尚、所定時間経過時の推定位置は、ここでは、0.5秒としたが、これは、実験により適切な値が求められ、設定される設計値である。又、この所定時間経過時間を撮影者が可変出来るようにし、撮影者の好みによって、短くしたり、長くしたりしても良い。
例えば、動作をゆっくり行う傾向の人は、長くし、反射的に動作を行う人は、時間を短くする様に使う。
請求項2の発明の表示装置は、上記相関状態判断手段によって相関度が高いと判断される場合は、現在の動画像の領域の形状と、過去の動画像の領域の形状との類似度合いがほぼ同一形状と判断できる場合であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置を要旨とする。
これにより、領域抽出手段が撮像した動画像から所望の領域を抽出し、領域記憶手段がその領域を上記動画像別に記憶する。この処理が常時繰り返し行われる。
この様に領域記憶手段が次々に、領域を記憶している状態で、相関状態判断手段が現在の動画像の領域の形状と、過去の動画像の領域の形状との類似度合いがほぼ同一形状であるかを判断する。例えば、最後に領域記憶手段に記憶した領域の形状と、前回記憶した領域の形状とがほぼ同一であるかを判断する。
次いで、領域移動状態算出手段がほぼ同一形状であると判断された領域間の移動状態を算出すると、領域移動手段が、その算出結果に基づいて、領域記憶手段に記憶されている現在の動画像の領域を現在から所定時間経過時の推定位置に移動させ、移動後画像形成手段がその移動後の領域の画像を表示手段に表示する。
これにより、現在から所定時間経過後の動画像が表示される。
尚、領域の形状がほぼ同一であるかを判断する手法の例としては、特開平11−238138号公報に示されている動画像から所望の領域を抽出する技法を用いることが可能である。
請求項3の発明の表示装置は、上記領域移動状態算出手段が算出する移動状態は、上記過去の動画像の領域の位置から上記現在の動画像の領域の位置まで移動する時間と、移動距離と、移動方向とに基づいて算出されることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の表示装置を要旨とする。
これにより、請求項1、又は請求項2と同様の作用が得られることに加え、移動状態が、移動する時間と、移動距離と、移動方向とに基づいて算出される軌跡によって明確に表現される。
例えば、0.5秒間に、領域が移動した軌跡を数式化することが出来る。そして、今から0.5秒間経過するまで、今までの軌跡がそのまま踏襲されると仮定することも可能である。従って、今から0.5秒間後に領域が位置する座標を数値化することも可能になる。
例えば、領域が特定の方向に一定の速度で移動していた場合には、その移動方向を所定の時間分だけ延ばしてやることで、所定の時間後の位置が算出される。
又、曲線を描いて移動していた場合には、その曲線の式を求めることで、未来(所定時間経過時)の領域の位置を数値化することが可能になる。
尚、位置などの数値化に際しては、例えばCCDの画素に基づいて行う。例えば、CCDの左下隅を原点(0、0)にし、横方向と、縦方向の画素数で、座標を表現する。例えば、(1、1)などの様に表現する。
請求項4の発明の表示装置は、上記領域移動手段が算出する所定時間経過時の推定位置は、上記過去の動画像の領域が上記現在の動画像の領域の位置まで移動した軌跡に基づいて、該現在の動画像の領域が所定時間経過時に到達する位置を算出することにより求められることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の表示装置を要旨とする。
これにより、請求項1ないし請求項3の何れかと同様の作用が得られることに加え、未来(所定時間経過時)の領域の位置を数値化することが可能になる。
請求項5の発明の表示装置は、上記移動後画像形成手段が表示手段に表示する領域の画像は、同一の移動状態と判断される領域の画像毎にグループ分けし、グループを構成する領域の合計面積が小さい方のグループの画像を大きい方のグループの画像に上書きすることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の表示装置を要旨とする。
これにより、請求項1ないし請求項4の何れかと同様の作用が得られることに加え、同一の移動状態と判断される領域の画像毎にグループ分けされた場合に、グループを構成する領域の合計面積が小さい方のグループの画像が大きい方のグループの画像に上書きされることで、領域の合計面積が小さい方のグループを注目画像として目立つ様に表示することが可能になる。
従って、注目画像を見ながらシャッタチャンス狙うことが可能になる表示が出来る。
請求項6の発明の表示装置は、上記表示手段は、スチルカメラのファインダー、又はスチルカメラのモニタであることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の表示装置を要旨とする。
これにより、請求項1ないし請求項5の何れかに記載の作用を有するスチルカメラのファインダー、又はモニタが提供される。尚、ビデオカメラ共用型も同様である。
請求項7の発明の表示装置は、上記スチルカメラは、シャッタボタンが操作された場合に、その時点の上記撮像した動画像の静止画像、又は該動画像の被写体の画像を記録することを特徴とする請求項6に記載の表示装置を要旨とする。
これにより、請求項6の作用が得られることに加え、シャッタボタンを押したときの被写体の静止画像をそのまま記憶することが出来る。
請求項8の発明の表示装置は、上記スチルカメラが記録する画像は、上記表示手段が表示する画像に比べて解像度が高いことを特徴とする請求項7に記載の表示装置を要旨とする。
これにより、請求項7の作用が得られることに加え、表示手段が処理速度を優先して、低解像度の画像表示を行っていたとしても、スチルカメラが記憶する画像は、高解像度で、高密度の情報を備える。ここで、高解像度は、1フレームの画素数が多いことであり、高密度の情報は、明るさや色の表現段階が多段階であることを意味する。
請求項1の表示装置は、所定時間経過時に撮像することになる動画像を推定して表示することが出来ることから、この表示を見るものに所定時間経過時の動画像の状態を、その時間に達する前に、見せることが可能になる。
従って、例えば、スチルカメラのファインダーやモニタディスプレイに、この表示装置を取り付けることで、移動する被写体が所望の状態になったことを表示装置で確認してからシャッタを押すだけで、所望の状態の被写体の画像を記録することが可能になるスチルカメラの提供が出来るという極めて優れた効果を奏する。
つまり、特別な技術を持っていなくとも、写したいと思ったときや状態に近い写真を撮ることが容易なスチルカメラ、即ちシャッタチャンスを生かすことが出来るカメラを作ることを可能にする表示装置が提供されるという極めて優れた効果を奏する。
請求項2の表示装置は、所定時間経過時に撮像することになる動画像を推定して表示することが出来ることから、この表示を見るものに所定時間経過時の動画像の状態を、実際に見せることが可能になる。
従って、例えば、スチルカメラのファインダーやモニタディスプレイに、この表示装置を取り付けることで、移動する被写体が所望の状態になったことを表示装置で確認してからシャッタを押すだけで、所望の状態の被写体の画像を記録することが可能になるスチルカメラの提供が出来るという極めて優れた効果を奏する。
つまり、特別な技術を持っていなくとも、シャッタチャンスを生かして、写したいと思った状態に近い写真を撮ることが容易なスチルカメラを作ることを可能にする表示装置が提供されるという極めて優れた効果を奏する。
請求項3の表示装置は、請求項1、又は請求項2と同様の優れた効果が得られることに加え、領域の移動位置を簡単に算出することが可能になる。
請求項4の表示装置は、請求項1ないし請求項3の何れかと同様の優れた効果が得られることに加え、領域の移動位置を簡単に且つ正確に算出することが可能になる。
請求項5の表示装置は、請求項1ないし請求項4の何れかと同様の効果が得られることに加え、同一の移動状態と判断される領域の画像毎にグループ分けされた場合に、グループを構成する領域の合計面積が小さい方のグループの画像が大きい方のグループの画像に上書きされることで、領域の合計面積が小さい方のグループを注目画像として目立つ様に表示することが可能になる。
従って、注目画像を見ながらシャッタチャンス狙うことが可能になる表示が出来るという極めて優れた効果を奏する。この特徴により、移動する被写体を待ち受け撮影することと、後追い撮影することとを両立、つまりどちらでも注目画像を表示することが可能になる。
請求項6の表示装置は、請求項1ないし請求項5の何れかと同様の効果が得られるスチルカメラが提供され、シャッタチャンスを生かすことや、撮影者の意図を反映する撮影を行うことが可能になると言う極めて優れた効果を奏する。
請求項7の表示装置は、請求項6の効果が得られることに加え、シャッタボタンを押したときの被写体の静止画像をそのまま記憶することが出来ることによって、高解像度で、高密度の画像情報を備えた画像データを記憶することが可能なスチルカメラの提供が可能になるという効果を奏する。
請求項8の表示装置は、請求項7の効果が得られることに加え、表示手段が処理速度を優先して、低解像度の画像表示を行っていたとしても、スチルカメラが記憶する画像は、高解像度で、高密度の情報を備えることになり、スチルカメラとしての機能を十分に発揮させた上で、所望の状態の写真の撮影を簡単に且つ確実に行うことが可能になると言う極めて優れた効果を奏する。
次に発明の実施の形態を説明する。
図1は、カメラ1の外観図である。カメラ1は、図1の(B)に示すように、箱状の本体3と、撮影用のレンズ5と、ファインダーレンズ7と、シャッタボタン9と、設定レバー11と、設定ボタン13と、メッセージ表示用のディスプレイ15と、補助光をストロボ発光するフラッシュランプ17と、セルフ撮影設定ボタン19と、セルフ撮影表示ランプ21と、図1の(A)に示すように、ファインダーレンズ7用のファインダー23と、モニタ用のディスプレイ25と、ズームボタン27、29と、サービスポート31とを備えている。
又、設定レバー11は、切る位置11A、L位置11B、S位置11C、H位置11Dを備えている。詳細は、後述する。
このカメラ1は、次の様に使用する。
1.設定レバー11を切る位置11Aにした場合。
この場合には、ディスプレイ25には、レンズ5が撮像した画像が領域を移動することなく表示される。
又、ズームボタン27を操作すると、レンズ5が望遠側に移動する。
ズームボタン29を操作すると、レンズ5が広角側に移動する。
この様なズーミングの状態は、ディスプレイ25に表示される。従って、ディスプレイ25の状態を見ながら、レンズ5の焦点距離を好みの状態まで、増減することが出来る。
尚、ファインダー23は、純光学式の可変焦点式、或いは可変フレーム範囲式であり、ズームボタン27、29の操作に応じて、撮影の範囲画像又はフレーム範囲が変動する。従って、実際の撮影範囲にほぼ一致する画像をファインダー23で見ながら、撮影を行うことも可能である。
シャッタボタン9を操作すると、そのときにレンズ5に入射していた画像が記憶される。尚、この記憶は、解像度や情報の密度は、設定ボタン13による操作で、予め選択されている。又、この選択状態は、ディスプレイ15に表示される。
2.設定レバー11をL位置11B、S位置11C、H位置11Dの何れかにした場合。
この場合には、ディスプレイ25には、レンズ5が撮像した画像の領域が後述する様に、未来の位置に移動した状態が表示される。
他の動作は、上記1.の場合と同様である。
本体3の左側面に設けられているサービスポート31は、データ記録カード挿入口、外部接続インタフェースコネクタなどが設置されている。
図2は、カメラ1のブロック図である。
カメラ1は、光学式のレンズ5と、レンズ5が取り込んだ光線に応じた電気信号を発生するフルカラー用のCCD41と、CCD41の出力した電気信号を3原色毎で、且つ画素毎に記憶する画像メモリ43と、カメラ1の制御用のCPU45と、CPU45からの指令に基づいて、画像メモリ43に記憶されている画素データを入力して、解像度の調整、画像密度の調整、画像補正などを実行後、撮像データメモリ51に格納する記録用データ処理部47と、記録用データ処理部47に接続された外部メモリコネクタ53と、外部メモリコネクタ53に接続される外部メモリカード55と、CPU45からの指令に基づいて、画像メモリ43から画素データを入力して、領域の移動などを行うモニタ用データ処理部49と、モニタ用データ処理部49に接続されたディスプレイ25とを備えている。
この構成により、カメラ1は、シャッタボタン9を操作したときに、レンズ5から取り入れた画像を電気信号に変換した画像データを撮像データメモリ51に記憶する。つまり、慣用されているディジタルカメラの機能を提供する。
又、カメラ1は、レンズ5から取り入れた画像を表示用に変換後、ディスプレイ25に表示する。以下に、このディスプレイ25に表示する処理を説明する。
図3は、ディスプレイ25に表示される画像の説明図である。
ディスプレイ25には、図3のエリア25Maxないしエリア25Minの範囲が表示される。又、ディスプレイ25に画像を表示するモニタ用データ処理部49は、CCD41の最大撮像エリア41Maxの画像を入力して、画像処理を実行後、エリア25Maxないしエリア25Minの範囲の画像を表示する。
つまり、CCD41の最大撮像エリア41Maxより狭い範囲の画像がディスプレイ25に表示される。
このエリア25Maxないしエリア25Minの範囲は、モニタ用データ処理部49によるソフトウエアによるズーミング範囲である。例えば、エリア25Minがズームボタン27を押し続けていた場合の画像の範囲であり、エリア25Maxがズームボタン29を操作し続けていた場合の画像の範囲である。
この様に、最大撮像エリア41Maxとエリア25Maxないしエリア25Minとの間部分25Kanは、手ぶれ補正や領域の移動などの表示画像補正処理用に用いられ、ディスプレイ25に表示される画像の周辺域を補填する。
図4は、CPU45で実行される処理の全体を示すフローチャートである。全体の流れを図4に基づいて説明し、その後各部を詳細に説明する。
先ずモニタ用画像入力が行われ(S100)、次いで、入力した画像の境界を検出する境界検出を行い(S110)、続いて、検出した境界から閉境界を決定する処理を行う(S120)。
次に、現在の閉境界と前回の閉境界とを対比して、ほぼ同一形状である閉境界間を関連付けるパターンマッチング処理を行い(S130)、その後、関連付けられた閉境界毎に、移動の方向と距離を算出するパターン毎に移動の方向と距離算出処理を行う(S140)。
次いで、移動の方向と、距離とがほぼ同一のグループを作るグループ分け処理を行って(S150)、グループ毎に移動後(S160)、各グループを合成して、表示用の画像を作り(S170)、ディスプレイ25に表示を行う(S180)。
以上がレンズ5から入った光がCCD41で電気信号に変換され、画像メモリ43と、モニタ用データ処理部49とを経由して、ディスプレイ25に表示されるまでの流れである。
図5は、図4のS100のモニタ用画像入力処理の詳細を示すフローチャートである。
先ず、CCD41がレンズ5を通して、撮像した画像データをRGB毎に画像メモリ43に取り込むRGB別モニタ画像(モニタ用解像度画像)データ入力処理を行う(S200)。
ここでは、写真画質(例えば、数百万画素以上)の撮像が可能なCCD41から表示画質(例えば、数万ないし数十万画素)に必要な解像度の画素データをRGB毎に取り込んで、画像メモリ43に格納する。尚、写真画質のCCD41から表示画質のデータを抽出する方法は、CCD41の構造に依存する方法や読込技術による方法など、どの様な方法でも良い。又、画像メモリ43への取込は、アナログ信号に替えて取り込んでも良く、或いはディジタルデータで取り込んでも良い。
次いで、画像メモリ43のR画像データを格納しているエリアから、モニタ用データ処理部49のRモニタメモリ49Rに移動させるR画像データをRモニタメモリ49Rに格納処理と(S210)、画像メモリ43のG画像データを格納しているエリアから、モニタ用データ処理部49のGモニタメモリ49Gに移動させるG画像データをGモニタメモリ49Gに格納処理と(S220)、画像メモリ43のB画像データを格納しているエリアから、モニタ用データ処理部49のBモニタメモリ49Bに移動させるB画像データをBモニタメモリ49Bに格納処理と(S230)を行う。これにより、画像メモリ43に格納されているモニタ用解像度画像のRGBモニタ画像がモニタ用データ処理部49に移動される。
このモニタ用画像入力処理は、20ms毎に実行される。これにより、毎秒50コマの表示画像を提供することが可能になる。尚、このモニタ用画像入力処理の実行頻度は、設計値であり、適宜適切な値を選択する。例えば、取込頻度を短時間にすれば、滑らかな表示画像が得られるが、コンピュータの資源を大量に消費する。又、電力消費も多くなる。
又、取込頻度を長時間にすれば、コンピュータの資源の消費や負担は、小さくなり、消費電力も少なくなるが、表示画質が低下する。
尚、この図5に示すモニタ用画像入力処理が実行されることで、設定レバー11が切る位置11Aの場合は、このRモニタメモリ49R、Gモニタメモリ49G、Bモニタメモリ49Bに格納された画像データが画質や表示範囲の調整を施されて、ディスプレイ25に表示される。この場合には、既述したように、領域の移動は行われない。
従って、設定レバー11が切る位置11Aの場合は、レンズ5が撮像した画像が殆ど変更されることなく、ディスプレイ25に表示される。
このディスプレイ25の表示を見ながらシャッタボタン9を操作すると、シャッタボタン9が操作されたことをCPU45が検出したときに、図6に示す記録用画像入力処理が実行される。
この記録用画像入力処理では、先ず記録かを判断する(S300)。この記録の判断は、撮影の条件が満たされているかを見ることで行う。例えば、電源容量が十分か、記憶容量が残っているか、カメラ1に異常がないか、カメラ1が正常に機能しているかなどを判断する。
ここで、記録が出来ないと判断された場合には、シャッタボタン9の操作があっても、一旦そのまま終了する。
又、記録が出来ると判断した場合は、CCD41がレンズ5を通して、撮像した画像データをRGB毎に画像メモリ43に取り込むRGB画像データ入力(フルスペック画像データ(高解像度、高密度データ)を入力)処理を行う(S310)。
次いで、画像メモリ43の画像データを記録用データ処理部47に取り込んで、ズーミング、画質調整、解像度調整などを実行後、撮像データメモリ51に格納する記録用メモリに格納処理を実行して(S320)、本記録用画像入力処理を一旦終了する。
この記録用メモリに格納する処理(S320)が実行されると、写真撮影が一旦完了する。
これにより、撮像データメモリ51に格納されている写真データの活用が可能になる。
例えば、図示しない、外部出力コードを用いて、写真印刷を行ったり、外部に写真データを出力して、活用することが可能になる。尚、この記録用画像入力処理は、慣用されているディジタルカメラの処理と同様の構成が用いられるので、詳細な説明は、省略する。
図7は、S110の境界検出処理ルーチンのフローチャート、図8は、境界の説明図である。
この境界検出処理が起動されると、先ずRモニタメモリ49Rに格納されているR画像データを読み込んで、境界を検出する処理(S400)と、Gモニタメモリ49Gに格納されているG画像データを読み込んで、境界を検出する処理(S410)と、Bモニタメモリ49Bに格納されているB画像データを読み込んで、境界を検出する処理(S420)とを実行する。境界の検出方法は、特開平11−238138号公報や特開平5−211602号公報に開示されている例などどの様な方法の利用も可能である。
この様にRGB毎に境界を算出後(S400ないしS420)、その境界を合成するRGBの境界画像を合成処理を行って(S430)、その合成した画像を保存するRGB境界画像を読込時の時間情報と共にRGB境界メモリ49RGB(図2参照)に格納処理を実行する(S440)。
これにより、RGB境界メモリ49RGBには、レンズ5を通して撮像した画像の輪郭と、読み込んだ時間の情報とが格納される。例えば、図8に示すように、RGB境界メモリ49RGBに格納された1フレームの画像61中に、領域65を囲う様に境界線63が格納される。
図9は、S120の閉境界の決定処理ルーチンのフローチャートである。
この閉境界の決定処理が起動されると、先ずRGB境界メモリ49RGBからRGB境界画像を入力して、閉境界エリアを決定し、決定した閉境界エリアに識別コードを付与する処理を行う(S500)。例えば、図8の境界線63によって、閉じた閉境界エリアを抽出して、その抽出した閉境界エリアに識別コードとして、閉境界CK1、CK2、CK3、CK4、CK5、CK6、CK7、CK8、CK9、CK10、CK11、CK12、CK13、CK14、CK15を付与する。
閉境界を識別コードで分類した後(S500)、その分類した閉境界エリア情報を読込時の時間情報と共に境界識別メモリ49CK(図2参照)に格納する処理を行って(S510)、本ルーチンを一旦終了する。これにより、境界識別メモリ49CKに図8に示したような閉境界CK1、CK2、CK3、CK4、CK5、CK6、CK7、CK8、CK9、CK10、CK11、CK12、CK13、CK14、CK15の閉境界エリア情報が撮像した時間の情報と共に格納される。
図10は、S130のパターンマッチング処理ルーチンのフローチャートである。
このパターンマッチング処理が起動されると、先ず境界識別メモリ49CKに格納されている最新(今回)の閉境界エリア情報の閉境界と、前回(又は所定時間前)の閉境界エリア情報の閉境界とを対比して、パターンマッチングを行って、形状がほぼ一致する閉境界の識別コードを抽出する(S600)。パターンマッチングの手法は、どの様な方法を用いても良い。
ここでは、前回のフレームと、今回のフレームとの、即ち極めて短時間差の閉境界のパターンマッチングであるので、殆どの閉境界が、ほぼ一致する程度に、パターンマッチングの類似度の閾値を設定する。尚、この閾値は、設計値である。又、境界の検出の状態と合わせて、実験により、適切な値が設定される。
パターンマッチングを行って、形状がほぼ一致する閉境界の識別コードを抽出後(S600)、その識別コード毎の対応関係を対応関係メモリ49CC(図2参照)に記録する(S610)。例えば、対応関係メモリ49CCには、前回の閉境界CK1と、今回の閉境界CK2とが同一のような情報が格納される。
図11は、S140のパターン毎に移動の方向と距離算出処理ルーチンのフローチャートである。
このパターン毎に移動の方向と距離算出処理が起動されると、先ず対応関係メモリ49CCから形状がほぼ一致するとされた閉境界の閉境界エリアのデータ(閉境界エリア情報)を入力して(S700)、それらの形状の重心を各々求め(S710)、求めた重心の位置から前回の閉境界エリアと、今回の閉境界エリアの移動の方向と、距離とを求める処理を行って(S720)、求めたデータを移動状態メモリ49M(図2参照)に記録する(S730)。
尚、重心同士を対比して、移動状態を求めているが他の特徴を求め、その特徴同士を対比して移動状態を求めても良い。例えば、これにより、現在の特定の閉境界が○度方向に○画素移動中の様に算出される。尚、移動状態の表現方法は、どの様な態様、例えば、水平方向の移動画素数と、垂直方法の移動画素数で表現しても良い。尚、ここでの画素数は、CCD41の画素が基準である。
図12は、S150のグループ分け処理ルーチンのフローチャートである。
このグループ分け処理が起動されると、先ず設定レバー11の位置が、切る位置11A、L位置11B、S位置11C、或いはH位置11Dであるかを入力する動作モードの読込処理を行う(S800)。次いで、動作モードが「切」であるかを判断する(S810)。ここで、切る位置11Aであれば、動作モードが「切」であると判断して、後述する処理に移行する。
一方、動作モードが「切」ではないと判断した場合は(S810)、次に設定レバー11の位置が、L位置11Bの場合の動作モードが「L」、S位置11Cの場合の動作モードが「S」、或いはH位置11Dの場合の動作モードが「H」の何れであるかを判断する。
ここで、動作モードが「L」であると判断された場合には、次に各閉境界エリア毎に、0.4秒前と、現在との移動の方向と、距離とを求める処理を行う(S830)。ここでは、移動の方向と距離の算出は、現在の位置、基準位置からの水平と、垂直の画素数と、0.4秒前のフレーム(20フレーム前)の位置とを対比して、水平方向のズレ画素数と、垂直方向のズレ画素数とを求め、この値を0.4秒当たりの移動の方向と、距離とする。尚、これに変えて、0.4秒前から、現在までの20フレーム間の軌跡(曲線状で、且つ変速するなどの状態を示すデータ)を求め、この軌跡に基づいて、現在の移動方向と、移動速度を算出して、用いる様にしても良い。又、軌跡の式を用いる様にしても良い。
また、動作モードが「S」であると判断された場合には、次に各閉境界エリア毎に、0.5秒前(25フレーム前)と、現在との移動の方向と、距離とを求める処理を行う(S840)。ここでは、移動の方向と距離の算出は、現在の位置、基準位置からの水平と、垂直の画素数と、0.5秒前のフレームの位置とを対比して、水平方向のズレ画素数と、垂直方向のズレ画素数とを求め、この値を0.5秒当たりの移動の方向と、距離とする。尚、これに変えて、0.5秒前から、現在までの軌跡を求め、この軌跡に基づいて、現在の移動方向と、移動速度を算出して、用いる様にしても良い。又、軌跡の式を用いる様にしても良い。
又、動作モードが「H」であると判断された場合には、次に各閉境界エリア毎に、0.6秒前(30フレーム前)と、現在との移動の方向と、距離とを求める処理を行う(S850)。ここでは、移動の方向と距離の算出は、現在の位置、基準位置からの水平と、垂直の画素数と、0.6秒前のフレームの位置とを対比して、水平方向のズレ画素数と、垂直方向のズレ画素数とを求め、この値を0.6秒当たりの移動の方向と、距離とする。尚、これに変えて、0.6秒前から、現在までの軌跡を求め、この軌跡に基づいて、現在の移動方向と、移動速度を算出して、用いる様にしても良い。又、軌跡の式を用いる様にしても良い。
S830ないしS850の何れかの処理で求められた方向と距離の情報は、データベース化される(S860)。このデータベース化により、現在の各閉境界エリアの移動方向と、移動速度を反映した値が利用可能になる。尚、パターンがマッチングしないためや移動していないために、移動方向と距離が算出されなかった、閉境界エリアは、移動方向と距離とが共に「0」にされる。
データベース化(S860)に次いで、方向でソートし、3グループ(最も多い方向、2番目に多い方向、その他の方向(10度以上相違を閾値))に分ける処理を行う(S870)。
つまり、データベースされた各閉境界エリアを移動方向を基準にして、3つに分ける処理を行う。尚、3つに分けるのは、設計事項であり、少なくとも2つ以上に分ければ良い。
次いで、S870の処理で、2ないし3グループに分けられたかを判断し(S880)、2ないし3つに分けることが出来ていれば、次に、選別内容でグループメモリ49SG(図2参照)に格納(野グループ、注グループ、他グループ)する処理を行う(S890)。
ここでは、最も多い方向の閉境界エリアは、野グループとして、野グループメモリ49SGF(図2参照)に格納し、2番目に多い方向の閉境界エリアは、注グループとして、注グループメモリ49SGS(図2参照)に格納し、その他の閉境界エリアは、他グループとして、他グループメモリ49SGO(図2参照)に格納する。
これにより、最も多い閉境界エリアは、野、つまりフィールドに当たると擬制され、ベース画像に利用される。又、2番目に多い方向の閉境界エリアは、注、つまり移動している画像に当たると擬制され、ベース画像に上書きされる上書き画像に利用される。
その他の閉境界エリアは、他グループとされ、移動することのない閉境界エリアとされる。
S880で、2ないし3グループに分けることが出来なかったと判断された場合には、次に距離でソートし、2グループ(最も多い距離、その他の距離(10パーセント以上相違を閾値))に分ける処理を行う(S900)。これにより、同一方向に移動する閉境界エリアのみの画像のグループ化が可能になる。例えば、移動する被写体を後追い撮影した場合などのグループ化が可能になる。
次に、2グループに分けられたかを判断して(S910)、分けられた場合には、既述したS890の処理による選別内容で格納する処理を行う。
一方、方向でも、距離でも2グループ分け出来なかったと判断された場合には(S910)、グループ分け無しで、閉境界エリアを野グループメモリ49SGFに格納する。
又、S810で動作モードが「切」と判断された場合にも、閉境界エリアは、野グループメモリ49SGFに格納される。
以上に説明したグループ分け処理により、各閉境界エリアを移動後の優先表示順位が確定される。又、画像がグループに分かれてまとまって移動することになるため、移動前の画像が壊れることなく移動後の位置まで移動することになる。
図13は、閉境界エリアの移動状態の説明図、図14は、S160のグループ毎に移動処理ルーチンのフローチャートである。
グループ毎に移動処理が起動されると、先ず野グループメモリ49SGF、注グループメモリ49SGS、他グループメモリ49SGOから野グループ、注グループ、他グループのデータを読み込んで、各グループの方向と、距離の平均値を求め(SS1000)、次いで、各グループに所属する各閉境界エリアを、各グループの平均の移動方向と、移動距離だけ移動させる処理を行って、後野グループメモリ49AGF、後注グループメモリ49AGS、後他グループメモリ49AGO(図2参照)に格納する処理をし(S1010)、これらの処理を全閉境界エリアの移動が終了するまで行い、終了したら本グループ毎に移動処理を一旦終了する(S1020)。
このグループ毎に移動処理により、動作モードに応じただけ、各閉境界エリアが移動する。ここでは、動作モードが「切」の場合には、現在の各閉境界エリアは、移動することはない。又、動作モードが「L」の場合には、0.4秒後に達すると推定される位置まで、各閉境界エリアが移動され、動作モードが「S」の場合には、0.5秒後に達すると推定される位置まで、各閉境界エリアが移動され、動作モードが「H」の場合には、0.6秒後に達すると推定される位置まで、各閉境界エリアが移動される。これにより、例えば、動作モードが「S」の場合に、図13の(A)、(B)に示す様に、野グループの画像71、他グループの画像73、現在の注グループの画像75の画像がある場合に、0.5秒前に注グループの画像77(重心77A)があったとすると、図14のグループ毎の移動処理により、注グループは、現在の位置(重心75A)まで、矢印YA(横方向にYAX、縦方向にYAYA)だけ移動し、0.5秒後に位置すると推定される位置79(重心79A)まで、これから矢印YAとほぼ同量の矢印YB(横方向にYAX、縦方向にYAY)だけ移動する。尚、図示は省略するが野グループの画像71も移動する。又、他グループの画像73は、現在位置のままである。
図15は、S170の各グループを合成処理ルーチンのフローチャートである。
この各グループを合成処理が起動されると、先ず、後野グループメモリ49AGF、後注グループメモリ49AGS、後他グループメモリ49AGOから各閉境界エリアのデータを入力し(S1100)、各閉境界エリアの画像データを移動後の位置に貼り付ける(先ず、野グループを貼り付け、次に他グループを貼り付け、最後に注グループを貼り付ける)処理を行う(S1110)。
次いで、貼り付けた画像の空間を隣接閉境界エリアの画素情報によって穴埋めする(補完処理)処理を行って(S1120)、本各グループを合成処理を一旦終了する。
これにより、各グループが合成され、且つ合成によって、画像情報が存在しない部分も周囲の画像情報に基づいて、補完されて、1フレームの画像が合成され、出力メモリ49OUT(図2参照)に格納される。
図16は、S180の表示処理ルーチンのフローチャートである。
この表示処理が起動されると、出力メモリ49OUTから補完処理後の画像情報を入力し(S1200)、ディスプレイ25に表示する処理を行う(S1210)。
これにより、ディスプレイ25に出力メモリ49OUTに格納された画像が表示され、カメラ1を操作する者に、未来の画像(ディスプレイ25を見ながらシャッタチャンスの判断を行って、シャッタボタン9を操作した未来の時点の推定画像)を見せることが可能になる。
図17の(A)、(B)は、ディスプレイ25の表示の状態の説明図である。
ディスプレイ25は、カメラ1を被写体に向けるとレンズ5を通して、撮像した被写体の画像を図17に示す様に表示する。
例えば、動作モードを「H」にして、競馬場のゴール地点81にレンズ5を向けた状態で、被写体の競走馬83が走って来て、図17の(A)に示す様な状態のときに、ディスプレイ25上の競走馬83は、図17の(B)に示す様に、ゴール地点81に達した状態で表示され、このときに、ゴール地点81に達した画像を見てから、シャッタボタン9を操作すると、その操作に応じて、記録用データ処理部47がその時点(図17の(B)の表示をしてから0.6秒程度経過した時点)の画像の撮像データをCCD41から取り込み、撮像データメモリ51に格納する。つまり、シャッタボタン9を操作する者は、0.6秒後の推定画像を見て、写すか否かを判断し、写すと決めたらシャッタボタン9を操作すれば、写すことを決断した画像に近い画像を高解像度で、且つ高密度で記録することが出来る。
又、シャッタボタン9を操作するまでの時間が短いことを好む場合は、設定レバー11を短時間側の切る位置11A、L位置11B、S位置11Cにするだけで、好みのタイミングのシャッタチャンスを得ることが可能になる。尚、設定レバー11で選択する動作モードを長時間側、或いは短時間側に変更、あるは拡張したり、設定時間間隔を短くしても良い。これらは、設計事項である。
又、図17の様な被写体の場合に、後追い撮影に用いても良い。この様な後追い撮影を行うと、競走馬83がディスプレイ25の中央付近にほぼ留まり、背景が移動することになる。この場合でも、競走馬83の画像の面積が競馬場の景色の面積より小さいため、競走馬83が景色に上書きされて、ゴール地点81に競走馬83が到達した場面の画像を合成して、表示することが可能になる。
尚、ディスプレイ25に表示される画像と、撮像データメモリ51に格納される画像とは、全く独立して処理されるため、ディスプレイ25の表示画像の一部に欠陥があっても、撮像データメモリ51に格納される撮像データには、従来の高性能のディジタルカメラと同様に、シャッタボタン9を操作したときの被写体の画像が高解像度で、且つ高密度で記録されるという、優れた特徴を有する。
以上に説明したカメラ1は、所定時間経過時、例えば0.4秒後、0.5秒後、或いは0.6秒後に撮像することになる毎秒50フレームの動画像を推定して表示することが出来ることから、この表示を見るものに所定時間経過時、例えば0.4秒後、0.5秒後、或いは0.6秒後の動画像の状態を、見せることが可能になる。
従って、例えば、カメラ1のディスプレイ25に、この表示を行うことで、移動する被写体が所望の状態になったことを確認してからシャッタボタン9を押すだけで、所望の状態の被写体の画像を撮像データメモリ51に記録することが可能になるという極めて優れた効果を奏する。
つまり、特別な技術を持っていなくとも、シャッタチャンスを生かして、写したいと思った状態に近い写真を撮ることが容易なカメラ1を作ることを可能にするという極めて優れた効果を奏する。
又、移動する被写体を注目画像として、画面に優先して表示することで、シャッタチャンスの判断に適する表示が行われるため、撮影者の意図を反映する撮影を行うことに適するカメラ1の提供が可能になると言う極めて優れた効果を奏する。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、どの様な態様の実施も可能である。
次に、変形例を説明する。
カメラ1は、撮像データメモリ51に動画像を記憶する構成を加えても良い。
CCD41は、フルカラー用の単体型でも良く、複数のCCDを組み合わせたものでも良い。又、モノクローム型、赤外線検出用、紫外線検出用でも良い。
又、CCD41に限るものではなく、光を電気信号に変換する機能を有する素子や仕組みを有する構造のものであれば、どの様なものでも良い。
スチルカメラの用途に限るものでなく、近い未来の画像を表示することが有用な用途であれば、どの様なもの、例えばシネマカメラなどへの転用や応用も可能である。
又、カメラ1は、所謂ディジタルカメラの他に、フィルムカメラでも良い。
次に特許請求の範囲の構成と、発明の実施の形態との対応を説明する。
請求項1の表示手段は、ディスプレイ25、領域抽出手段は、S400〜S500の処理、領域記憶手段は、S510の処理、相関状態判断手段は、S600、S610の処理、領域移動状態算出手段は、S700〜S730の処理、領域移動手段は、S800〜S1020の処理、移動後画像形成手段は、S1100〜S1210の処理が対応する。
請求項2は、S600の内容を示す。
請求項3は、S710、S720の内容を示す。
請求項4は、S1010の説明が対応する。
請求項5は、S870の内容と、S1110の内容が対応する。
請求項6のスチルカメラは、カメラ1が対応する。
スチルカメラのモニタは、ディスプレイ25が対応する。
ファインダーは、ディスプレイ25をファインダー状にする構造が対応する。
請求項7は、S300ないしS320の処理が対応する。
請求項8は、カメラ1の構造の説明である。
カメラ1の外観図である。 カメラ1のブロック図である。 ディスプレイ25に表示される画像の説明図である。 CPU45で実行される処理の全体を示すフローチャートである。 モニタ用画像入力処理の詳細を示すフローチャートである。 記録用画像入力処理ルーチンのフローチャートである。 境界検出処理ルーチンのフローチャートである。 境界の説明図である。 閉境界の決定処理ルーチンのフローチャートである。 パターンマッチング処理ルーチンのフローチャートである。 パターン毎に移動の方向と距離算出処理ルーチンのフローチャートである。 グループ分け処理ルーチンのフローチャートである。 閉境界エリアの移動状態の説明図である。 グループ毎に移動処理ルーチンのフローチャートである。 各グループを合成処理ルーチンのフローチャートである。 表示処理ルーチンのフローチャートである。 ディスプレイ25の表示の状態の説明図である。
符号の説明
1・・・カメラ、
3・・・本体、
5・・・レンズ、
7・・・ファインダーレンズ、
9・・・シャッタボタン、
11・・・設定レバー、
11A・・・切る位置、
11B・・・L位置、
11C・・・S位置、
11D・・・H位置、
13・・・設定ボタン、
15、25・・・ディスプレイ、
17・・・フラッシュランプ、
19・・・セルフ撮影設定ボタン、
21・・・セルフ撮影表示ランプ、
23・・・ファインダー、
25Kan・・・間部分、
25Max、25Min・・・エリア、
27、29・・・ズームボタン、
31・・・サービスポート、
41Max・・・最大撮像エリア、
43・・・画像メモリ、
47・・・記録用データ処理部、
49・・・モニタ用データ処理部、
49AGF・・・後野グループメモリ、
49AGO・・・後他グループメモリ、
49AGS・・・後注グループメモリ、
49B・・・Bモニタメモリ、
49CC・・・対応関係メモリ、
49CK・・・境界識別メモリ、
49G・・・Gモニタメモリ、
49M・・・移動状態メモリ、
49OUT・・・出力メモリ、
49R・・・Rモニタメモリ、
49RGB・・・RGB境界メモリ、
49SG・・・グループメモリ、
49SGF・・・野グループメモリ、
49SGO・・・他グループメモリ、
49SGS・・・注グループメモリ、
51・・・撮像データメモリ、
53・・・外部メモリコネクタ、
55・・・外部メモリカード、
63・・・境界線、
65・・・領域、
71、73、75、77・・・画像、
79・・・位置、
81・・・ゴール地点、
83・・・競走馬

Claims (8)

  1. 撮像した動画像を表示手段に表示する表示装置において、
    上記動画像から所望の領域を抽出する領域抽出手段と、
    上記領域抽出手段で指示された領域を上記動画像別に記憶する領域記憶手段と、
    上記領域記憶手段に記憶されている現在の動画像の領域と、過去の動画像の領域との相関状態を判断する相関状態判断手段と、
    上記相関状態判断手段によって相関度が高いと判断された領域間の移動状態を算出する領域移動状態算出手段と、
    上記領域移動状態算出手段の算出結果に基づいて、上記領域記憶手段に記憶されている現在の動画像の領域を現在から所定時間経過時の推定位置に移動させる領域移動手段と、
    上記領域移動手段による移動後の領域の画像を上記表示手段に表示する移動後画像形成手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 上記相関状態判断手段によって相関度が高いと判断される場合は、現在の動画像の領域の形状と、過去の動画像の領域の形状との類似度合いがほぼ同一形状と判断できる場合であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記領域移動状態算出手段が算出する移動状態は、上記過去の動画像の領域の位置から上記現在の動画像の領域の位置まで移動する時間と、移動距離と、移動方向とに基づいて算出されることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 上記領域移動手段が算出する所定時間経過時の推定位置は、上記過去の動画像の領域が上記現在の動画像の領域の位置まで移動した軌跡に基づいて、該現在の動画像の領域が所定時間経過時に到達する位置を算出することにより求められることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の表示装置。
  5. 上記移動後画像形成手段が表示手段に表示する領域の画像は、同一の移動状態と判断される領域の画像毎にグループ分けし、グループを構成する領域の合計面積が小さい方のグループの画像を大きい方のグループの画像に上書きすることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の表示装置。
  6. 上記表示手段は、スチルカメラのファインダー、又はスチルカメラのモニタであることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の表示装置。
  7. 上記スチルカメラは、シャッタボタンが操作された場合に、その時点の上記撮像した動画像の静止画像、又は該動画像の被写体の画像を記録することを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 上記スチルカメラが記録する画像は、上記表示手段が表示する画像に比べて解像度が高いことを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
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