JP2006060272A - 印刷データ生成の高速化 - Google Patents

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Abstract

【課題】 描画オブジェクトを含む印刷対象データの印刷データへの変換処理の高速化
【解決手段】 ある第1の描画オブジェクトを受け取って、第1の描画オブジェクトのデータをRGB形式のラスタデータで表された第1のオブジェクトRGBデータに変換し、第1のオブジェクトRGBデータに基づいて、印刷データのうち第1の描画オブジェクトの部分に対応する第1のオブジェクト印刷データを生成する。次の第2の描画オブジェクトを受け取って、第2の描画オブジェクトのデータを第2のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、第2のオブジェクトRGBデータに基づいて、印刷データのうち第2の描画オブジェクトの部分に対応する第2のオブジェクト印刷データを生成するようにして、印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトを順に処理する。複数の描画オブジェクトの順に、あらかじめ、上記処理が可能であるか否かを判定しておく。
【選択図】 図1

Description

本発明は、PDL(Page Description Language:ページ記述言語)等の所定の言語で記述された印刷対象データから印刷データを生成する技術に関するものである。
従来、プリンタは、パーソナルコンピュータ等から送られた印刷対象データを印刷データに変換し、この印刷データに基づいて印刷対象データの表す画像(以下、「印刷対象画像」と呼ぶ)を印刷する。この印刷対象データは、印刷対象画像に含まれる描画オブジェクトをPDL等の所定の言語で記述したデータである。また、印刷データは、印刷可能な各色ドットの形成有無により表現したデータである。
印刷対象データから印刷データを生成する場合、プリンタでは、所定の言語で記述した描画オブジェクトをラスタ画像に変換する描画処理が行われている。
この描画処理では、印刷対象データに含まれている描画オブジェクトデータから、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)で指定されたRGB色空間の多階調の色データで表されたラスタ画像(以下、「RGB画像」と呼ぶ)データを生成する。この際、ROP(ラスタオペレーション)と呼ばれる演算処理によって、下層に描かれる描画オブジェクトから上層に描かれる描画オブジェクトの順に処理して、RGB画像データが生成される(以下、この処理を「RGB画像生成処理」、あるいは、「ROP処理」とも呼ぶ)。そして、生成されたRGB画像データを、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)で指定されたCMYK色空間の多階調の色データで表されたラスタ画像(以下、「CMYK画像」と呼ぶ)データに変換する(以下、この処理を「色変換処理」とも呼ぶ)。さらに、CMYKそれぞれの色の階調データを、印刷可能な各色ドットの形成有無により表現された印刷データに変換する(以下、この処理を「階調数変換処理」とも呼ぶ)。
ROPとは、2以上の描画オブジェクトのラスタ画像を重ね合わせる時に行われる論理演算処理のことである。ROP処理を行うことにより単に上下関係をつけて上書きするだけでなく、いわゆる「透かし」や「反転」等の種々の効果を与えることが可能である。ROPは、新たに書き込もうとする画像S(ソース:書き込み対象画像)と、書き込もうとしている画像のパターンPと、既に書き込まれている画像D(デスト:元画像)の3つのオブジェクトの論理演算を行うものであり、256種類の論理演算が可能である。ROP処理では、各オブジェクトに対して、処理の内容に応じた論理演算処理を行い、その結果を元画像D上に書き込むことが行われる。なお、ROP処理に関する発明の先行技術文献情報として特許文献1がある。
特開2003−271978号公報
上記ROP処理において、処理の内容に応じた演算結果を元画像D上に単に上書きする場合には、画像が重なる部分において、元画像Dの状態が関連することなく、書き込み対象画像Sをそのまま書き込めばよい。しかしながら、「透かし」のような効果を与える場合には、書き込み対象画像S、パターンP、および元画像Dを、対応する処理の内容に応じて論理演算し、これにより得られた結果を元画像D上に上書きする必要がある。そこで、上記従来の描画処理では、まず、印刷対象データに含まれる描画オブジェクトデータを、下層に描かれるべき描画オブジェクトから上層に描かれるべき描画オブジェクトの順に、それぞれの描画オブジェクトに対応するROPの内容に応じて論理演算処理し、得られた結果を順に上書きしてRGB画像データを生成している。そして、生成したRGB画像データをYMCK画像データに色変換している。
従って、上記従来の描画処理の場合、RGB画像データは、YMCK画像データに全て変換されるまで保持される必要がある。このため、生成したRGB画像データの全てをメモリに書き込み、RGB画像データの生成が終了した後YMCK画像データを生成する際に、RGB画像データを順に読み出してYMCK画像データに変換している。また、YMCK画像データも印刷データに全て変換されるまで保持される必要がある。このため、生成したYMCK画像データの全てをメモリに書き込み、YMCK画像データの生成が終了した後印刷データを生成する際に、YMCK画像データを順に読み出して印刷データに変換している。
以上のように、従来の描画処理では、印刷対象データを印刷データに変換するために複数段階の処理を行っているが、各段階の処理が終了後次の段階の処理を行うため、また、各段階で生成されるデータのメモリへの書き込みと読み出しを行うため、処理に要する時間がかかるという問題があり、処理の高速化が望まれている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、所定の言語で記述された描画オブジェクトを含む印刷対象データの印刷データへの変換処理の高速化を可能とする技術を提供することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を達成するために、本発明は、所定の言語で記述された印刷対象データから印刷可能な各色ドットの形成有無により表現された印刷データを生成するデータ処理装置であって、
前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトのうち、ある第1の描画オブジェクトを受け取って、前記第1の描画オブジェクトのデータをRGB形式のラスタデータで表された第1のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第1のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第1の描画オブジェクトの部分に対応する第1のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データを生成した後、次の第2の描画オブジェクトを受け取って、前記第2の描画オブジェクトのデータを第2のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第2のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第2の描画オブジェクトの部分に対応する第2のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データに、前記第2のオブジェクト印刷データを加えた前記印刷データを生成するようにして、前記複数の描画オブジェクトのデータを順に受け取って処理することにより、前記印刷対象データに対応する前記印刷データを生成することを特徴とする。
上記構成のデータ処理装置は、従来のように、印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトのデータ順に受け取って、それぞれオブジェクトRGBデータに変換することにより、前記印刷対象データをRGBデータに変換し、前記RGBデータに基づいて前記印刷データを生成することにより、前記印刷対象データに対応する前記印刷データを生成する場合に比べて、処理の高速化が可能である。
また、本発明の別の態様は、所定の言語で記述された印刷対象データから印刷可能な各色ドットの形成有無により表現された印刷データを生成するデータ処理装置であって、
前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトのうち、ある第1の描画オブジェクトを受け取って、前記第1の描画オブジェクトのデータをRGB形式のラスタデータで表された第1のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第1のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第1の描画オブジェクトの部分に対応する第1のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データを生成した後、次の第2の描画オブジェクトを受け取って、前記第2の描画オブジェクトのデータを第2のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第2のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第2の描画オブジェクトの部分に対応する第2のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データに、前記第2のオブジェクト印刷データを加えて前記印刷データを生成するようにして、前記複数の描画オブジェクトのデータを順に受け取って処理することにより、前記印刷対象データに対応する前記印刷データを生成する第1のデータ処理部と、
前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトのうち、ある第1の描画オブジェクトを受け取って、前記第1の描画オブジェクトのデータを第1のオブジェクトRGBデータに変換した後、次の第2の描画オブジェクトを受け取って、前記第2の描画オブジェクトのデータを第2のオブジェクトRGBデータに変換するようにして、前記複数の描画オブジェクトのデータを順に受け取って処理することにより、前記印刷対象データをRGBデータに変換し、前記RGBデータに基づいて前記印刷データを生成することにより、前記印刷対象データに対応する前記印刷データを生成する第2のデータ処理部と、
前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトの順に、あらかじめ、前記第1のデータ処理部による処理が可能であるか否かを判定しておく判定部と、を備え、
前記判定部において、
前記第1のデータ処理部による処理が可能であると判定された印刷対象データは、前記第1のデータ処理部によって処理され、
前記第1のデータ処理部による処理が不可能であると判定された印刷対象データは、前記第2のデータ処理部によって処理される
ことを特徴とする。
上記構成のデータ処理装置は、従来の処理部に相当する第2のデータ処理部と、従来の処理部に比べて高速な処理が可能な第1のデータ処理部とを備えており、判定部によって、あらかじめ、第1のデータ処理部による処理が可能であるか否かを判定しておくことにより、第1のデータ処理部による処理が可能である場合には、第1のデータ処理部により高速な処理を行うことができるので、処理の高速化が可能である。
なお、 前記第1のデータ処理部または前記第2のデータ処理部において、前記描画オブジェクトのデータをオブジェクトRGBデータに変換する際に実行される処理内容に対して、前記第1のデータ処理部による処理を可能とする条件を示したテーブルを有しており、
前記判定部は、前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトの順に、前記テーブルを参照することにより、前記第1のデータ処理部による処理が可能であるか否か判定することが好ましい。
上記構成によれば、第1のデータ処理部による処理が可能であるか否かを容易に判定することが可能となる。
また、前記判定部において、
前記印刷対象データを1以上のブロックに区分した所定の処理単位ごとに、前記第1のデータ処理部による処理が可能であるか否か判定され、
前記第1のデータ処理部による処理が可能であると判定された前記所定の処理単位の印刷対象データは、前記第1のデータ処理部によって処理され、
前記第1のデータ処理部による処理が不可能であると判定された前記所定の処理単の印刷対象データは、前記第2のデータ処理部によって処理されることが好ましい。
上記構成によれば、印刷対象データを区分した所定の処理単位ごとに、高速な処理が可能な部分は高速に処理し、高速な処理が不可能な部分は従来の処理を行うことができるので、印刷対象データ全体として、実行的に処理の高速化を図ることが可能となる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、データ処理方法および装置、データ処理装置を備える印刷装置等の種々の形態で実現することができる。さらに、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。
この発明における「記録媒体」としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等の、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.システム構成:
B.中間コード処理部:
B1.オブジェクトデータの分割処理:
B2.直接展開可否の判定処理:
B2.1.判定条件:
B2.2.判定処理:
C.描画処理部:
C1.直接展開処理:
C2.非直接展開処理:
D.効果:
E.変形例:
A.システム構成:
図1は、実施例としてのプリンタを用いた印刷システムの構成を示す説明図である。コンピュータ10は、PDL等の所定の言語で記述された印刷対象データをプリンタ20に送信する。コンピュータ10としては、パーソナルコンピュータの他、ディジタルカメラ、携帯情報端末、携帯電話等の種々の装置を挙げることができる。
プリンタ20は、いわゆるプリンタページモードで印刷を行うことができるプリンタである。本実施例では、プリンタページモードでカラー印刷が可能なレーザプリンタを前提とする。
プリンタ20は、データ処理装置100と、プリントエンジン200とを備えている。データ処理装置100は、上記所定の言語で記述された印刷対象データを、印刷可能な各色ドットの形成有無により表現された印刷データに変換し、プリントエンジン200に供給する。プリントエンジン200は、印刷データに従って、印刷を実行する。
データ処理装置100は、言語解釈部110と、中間コード処理部120と、中間コードデータメモリ130と、描画処理部140とを備えている。
言語解釈部110は、コンピュータ10から送信された印刷ジョブデータを解釈して、これに含まれている印刷対象データを中間コード処理部120に受け渡す。
中間コード処理部120は、印刷対象データを、1ページ分の印刷対象画像に対して所定の高さ(例えば64ドット、1ドットは印刷の最小単位である)のバンドと呼ばれる領域ごとに分割して処理し、バンドそれぞれの処理結果を中間コードデータとして、バンドごとに中間コードデータメモリ130に書き込む。
描画処理部140は、中間コードデータメモリ130に書き込まれている中間コードデータをバンドごとに順に読み出し処理して印刷データを生成し、プリントエンジン200に供給する。
描画処理部140は、展開処理選択部142と、直接展開部143と、非直接展開部144と、印刷データメモリ145と、データ出力部146とを備えている。また、直接展開部143は、ROP部143aと、色変換部143bと、階調数変換部143cとを備えており、非直接展開部144は、ROP部144aと、色変換部144bと、階調数変換部144cと、RGBデータメモリ144dと、CMYKデータメモリ144eとを備えている。データ処理装置100は、図示しないCPUや、RAM、ROM等のメモリを備えており、中間コードデータメモリ130、RGBデータメモリ144d、およびCMYKデータメモリ144eを除く各部の機能は、CPUがメモリに格納されているソフトウェアを読み出して実行することにより実現されている。
展開処理選択部142は、中間コードデータメモリ130から順に読み出されるバンドごとの中間コードデータが、直接展開可能な場合には、そのデータを直接展開部143に受け渡し、直接展開不可能な場合には、そのデータを非直接展開部144に受け渡す。直接展開部143または非直接展開部は、受け取ったバンドの中間コードデータを処理して印刷データを生成し、印刷データメモリ145に書き込む。データ出力部146は、印刷データメモリ145から印刷データを順に読み出してプリントエンジン200に供給する。
なお、上記データ処理装置100が本発明のデータ処理装置に相当し、中間コード処理部120および描画処理部140が本発明の特徴部分に相当する。そこで、以下では、中間コード処理部120および描画処理部140について、さらに説明を加える。
また、以下の説明において、図2に示す画像(印刷対象画像)の印刷を具体例として示すこととする。この印刷対象画像は、3つのオブジェクトO1〜O3が順に重ね合わされた画像である。第1のオブジェクトO1(図の2つの斜め線によるクロスハッチングで示した領域)は、1ページの印刷対象画像のバンド0〜バンド2にまたがる赤色の矩形の図形である。第2のオブジェクトO2(図の縦線によるハッチングで示した領域)は、バンド1およびバンド2にまたがる緑色の円の図形であり、第1のオブジェクトO1上に単に上書きした図形である。第3のオブジェクトO3(図の横線によるハッチングで示した矩形の図形)は、バンド2内の青色の矩形の図形であり、第2のオブジェクトO2上に上書きした図形であるが、第2のオブジェクトO2および第3のオブジェクトが重なっている部分(図の縦線と横線とによるクロスハッチングでしめした部分)については、第2のオブジェクトO2の影響を受ける図形である。
B.中間コード処理部:
中間コード処理部120は、言語解釈部110から、印刷対象データに含まれているオブジェクトの各データが、重ね合わせの最下層のオブジェクトから上層側のオブジェクトまでのオブジェクトごとに順に受け渡されると、受け渡されたオブジェクトデータごとに、以下で説明する中間コード処理を実行する。
図3は、中間コード処理部120が実行する中間コード処理の手順を示すフローチャートである。中間コード処理部120は、言語解釈部110から順に受け取る全てのオブジェクトデータに対する処理が終了するまで、各オブジェクトについて以下で説明する処理を繰り返す(ステップS122)。具体的には、受け取ったオブジェクトデータを、対応するバンドごとに分割する(ステップS124)とともに、バンドごとに、分割したオブジェクトデータを直接展開することが可能か否かを判定する(ステップS126)。以上の処理を行うことにより、中間コード処理部120は、印刷対象データをバンドごとに分割して処理し、バンドそれぞれの処理結果を中間コードデータとして、バンドごとに中間コードデータメモリ130に書き込むことができる。
以下では、ステップS124におけるオブジェクトデータの分割処理およびステップS126における直接展開可否の判定処理についてさらに説明を加える。
B1.オブジェクトデータの分割処理:
後述する描画処理部140では、処理の高速化を図るべく、1ページの印刷対象データを一括処理するのではなく、上記バンドごとに処理することとしている。そこで、中間コード処理部120は、受け取ったオブジェクトデータを、バンドごとに分割して、印刷対象データをバンドごとに分割することとしている。
図4は、図2の印刷対象データに対するバンドごとの分割処理について示す説明図である。図4(A)に示すように、まず、中間コード処理部120は、第1のオブジェクトO1のデータを受け取ってバンドごとに分割する。第1のオブジェクトO1は、図4(A)の左側に示すように、1ページの印刷対象画像のうち、バンド0〜バンド2の3つのバンドにまたがる矩形の図形である。従って、第1のオブジェクトO1のデータは、図4(A)の右側に示すように、バンド0〜バンド2の3つのバンドのデータに分割される。
次に、図4(B)に示すように、中間コード処理部120は、第2のオブジェクトO2のデータを受け取ってバンドごとに分割する。第2のオブジェクトO2は、図4(B)の左側に示すように、バンド1およびバンド2の2つのバンドにまたがる円の図形である。従って、第2のオブジェクトO2のデータは、図4(B)の右側に示すように、バンド1およびバンド2の2つのバンドのデータに分割される。
そして、図4(C)に示すように、中間コード処理部120は、第3のオブジェクトO3のデータを受け取ってバンドごとに分割する。第3のオブジェクトO3は、図4(C)の左側に示すように、バンド2に存在する矩形の図形である。従って、第3のオブジェクトO3のデータは、図4(C)の右側に示すように、バンド2のデータとされる。
以上のようにしてバンドごとに分割された印刷対象データは、バンドごとの中間コードデータとして中間コードデータメモリ130に書き込まれる。
図5は、中間コードデータの構造例を示す説明図である。図5(A)に示すように、バンドごとに分割された印刷対象データは、それぞれバンドごとの中間コードデータとして中間コードデータメモリ130に書き込まれている。1つのバンドの中間コードデータは、ヘッダ部分と中間コードデータ部分とで構成される。ヘッダ部分には、バンド番号や後述する展開判定フラグが含まれる。中間コードデータ部分には、そのバンドに含まれるオブジェクトのデータがオブジェクトごとに区分されて含まれる。1つのオブジェクトには、例えば、後述する描画処理で利用されるROPの種別を示す情報(ROP種別情報:ROP番号)、オブジェクトの種別を示す情報(オブジェクト種別情報:四角形等の図形情報)、座標、サイズ、色、等の種々のオブジェクト情報が含まれる。なお、図2の印刷対象画像の場合には、図5(B)に示すように、バンド0〜バンド2の3つのバンドそれぞれに対する中間コードデータが中間コードデータメモリ130に書き込まれる。
B2.直接展開可否の判定処理:
B2.1.判定条件:
図6は、直接展開部143におけるROP部143aおよび非直接展開部144におけるROP部144aによって実行されるROP処理のためのROP関数のテーブルを示す説明図である。図6に示すように、直接展開部143におけるROP部143aおよび非直接展開部144におけるROP部144aで実行されるROP処理のために、予め256種類のROP関数が用意されている。これらのROP関数は、逆ポーランド方式で記述されている。Sは新たに書き込もうとする画像(ソース:書き込み対象画像)、Pは書き込もうとしている画像のパターン、Dは既に書き込まれている画像(デスト:元画像)を意味しており、それぞれ、上位8ビットのRの色情報、次の8ビットのGの色情報、さらに次の8ビットのBの色情報、および、下位8ビットのコントロール情報の32ビットで表される。コントロール情報は本例においては特に必要ではない。また、oは論理和(or)、nは否定(not)、aは論理積(and)を意味している。例えば、ROP番号「0xE0」で定義されているROP関数「PDSoa」は論理演算「P and (D or S)」を示している。
後述する描画処理において、全ての印刷対象データに対して直接展開処理を実行することが可能であるとは限らない。従来の描画処理に相当する非直接展開処理では、処理対象のバンドに含まれているオブジェクトデータの全てをそれぞれROP処理してRGB画像データを生成した後、RGB画像データを色変換処理してYMCK画像データを生成し、さらに、YMCK画像データを階調数変換処理して印刷データを生成する。しかしながら、直接展開処理では、後述するように、オブジェクトデータごとに、ROP処理してRGB画像データを生成し、RGB画像データを色変換処理してYMCK画像データを生成し、さらに、YMCK画像データを階調数変換処理して印刷データを生成する。このため、ROP処理の結果が元画像Dの影響を受ける場合、直接展開処理では、印刷対象データを正しく印刷データに変換することができない。
以上のことから、印刷対象データを印刷データに変換処理する際の描画処理として直接展開処理が可能な場合の条件は、「ROP処理の結果が元画像Dの影響を受けないこと」であり、以下の2つの条件が考えられる。
条件(1):ROP関数のパラメータとして、もともと元画像Dが含まれていない場合
条件(2):書き込み対象画像SまたはパターンPの条件によって、ROP処理の結果が元画像Dの影響を受けない場合
上記条件(1)については当然の条件であるのでその説明を省略し、以下では、上記条件(2)について説明する。
図7は、ROP関数の一例を示す説明図である。ROP番号が「0xE0」のROP関数「PDSoa」による処理について示している。ROP関数「PDsoa」は、論理演算「P and (S or D)」を意味しており、図7に示すように、処理結果が元画像Dの影響を受けるものである。このように、元画像Dが処理結果に影響を与える場合には、基本的に元画像Dの情報が必要となり、直接展開は不可能である。しかしながら、書き込み対象画像SまたはパターンPが、以下で説明する3つの条件に当てはまる場合には、処理の結果が元画像Dの影響を受けなくなるため、直接展開可能であると判断できる。
図8は、ROP関数「PDSoa」による処理において、処理結果が元画像Dの影響を受けない場合となる第1の条件を示す説明図である。図8に示すように、書き込み対象画像Sの値が単色で「0xffffffff」、すなわち、R、G、B全ての値が「0xff」である白画像の場合には、「(S or D)」の処理結果は「0xffffffff」となり、元画像Dがどうであろうと論理演算「P and (S or D)」の処理結果は必ずパターンPと等しくなる。つまり、元画像Sの値が単色で「0xffffffff」の場合、処理結果が元画像Dの影響を受けないため、直接展開可能であると判断できる。
図9は、ROP関数「PDSoa」による処理において、処理結果が元画像Dの影響を受けない場合となる第2の条件を示す説明図である。図9に示すように、パターンPの値が単色で「0x00000000」、すなわち、R、G、B全ての値が「0x00」である黒画像の場合、論理演算「S or D」の結果がどうであろうと、論理演算「P and (S or D)」の結果が必ず「0x00000000」、すなわち、R、G、B全ての値が「0x00」である黒画像となり、結果としてパターンPと等しくなる。つまり、パターンPの値が単色で「0x00000000」の場合も、処理結果が元画像Dの影響を受けないため、直接展開可能であると判断できる。
図10は、ROP関数「PDSoa」による処理において、処理結果が元画像Dの影響を受けない場合となる第3の条件を示す説明図である。図10に示すように、P=S、例えば、パターンP及び書き込み対象画像Sが単色で「0xff00ff00」、すなわち、RおよびBの値が「0xff」でGの値が「0x00」であるマゼンダ色の画像の場合、論理演算「S or D」の結果がどうであろうと、論理演算「P and (S or D)」の結果が必ず「0xff00ff00」、すなわち、パターンPと等しくなる。つまり、パターンP及び書き込み対象画像Sの値が等しい場合も、処理結果が元画像Dの影響を受けないため、直接展開可能であると判断できる。
ここで、図8ないし図10に示した3つの条件は、パターンPおよび書き込み対象画像Sが単色でない場合においても成立するが、単色でない場合には、全ての画素について、3つの条件に当てはまるか否かをチェックしなければならず、判定に時間を要することとなる。そこで、パターンPおよび書き込み対象画像Sが単色である場合にのみ、パターンPおよび書き込み対象画像Sの値が該当するか否か判定することが好ましい。
なお、図8ないし図10を用いて説明した3つの条件は、ROP関数「PDSoa」(図7参照)において、直接展開が可能な場合の条件であり、256種類のROP関数(図6参照)のそれぞれには、それぞれに対応する書き込み対象画像SおよびパターンPの条件が存在する。このため、図6に示したROP関数のテーブルには、ROP関数それぞれの書き込み対象画像SおよびパターンPの条件が対応する条件番号として示されており、同じ条件番号のROP関数は同じ条件である。図11は、条件番号に対応する直接展開が可能となる書き込み対象画像SおよびパターンPの条件のテーブルを示す説明図である。図11に示すように256種類のROP関数それぞれの条件は、条件番号0〜20の20種類に分類される。なお、条件番号0は、ROP関数のパラメータとして元画像Dが含まれておらず、無条件で直接展開可能であることを示している。また、条件番号19は、直接展開可能なパターンPおよび書き込み対象画像Sの条件がなく、直接展開不可能であることを示している。
B2.2.判定処理:
直接展開が可能であるか否かの判定は、図7に示した関数テーブルを参照して、判定対象のオブジェクトデータに含まれているROP番号に対応するROP関数および条件番号を求めるとともに、図11に示した条件テーブルを参照して、その条件番号に対応する条件を求めて、以下で説明する判定手順に従って実行される。
図12は、直接展開が可能であるか否かを判定する手順を示すフローチャートである。この判定では、まず、処理で利用されるROP関数のパラメータとして元画像Dが含まれるか否か判断する(ステップS126a)。ROP関数のパラメータとして元画像Dが含まれない場合(ステップS126a:NO)には直接展開可能と判定し、元画像Dが含まれる場合(ステップS126a:YES)には次の判断に進む。具体的には、上記したように、関数テーブルを参照して、利用されるROP関数の条件番号が「0」ならばROP関数のパラメータとして元画像Dが含まれないので、直接展開可能と判定し、条件番号が「0」でなければ次の判断に進む。
次の判断では、書き込み対象画像Sが単色であるか否か判断する(ステップS126b)。書き込み対象画像Sが単色でない場合(ステップS126b:NO)には直接展開不可能と判定し、単色である場合(ステップS126b:YES)には次の判断に進む。そして、パターンPが単色であるか否か判断する(ステップS126c)。パターンPが単色でない場合(ステップS126c:NO)には直接展開不可能と判定し、単色である場合(ステップS126c:YES)には次の判断に進む。
さらに次の判断では、書き込み対象画像SおよびパターンPの値が所定の条件に当てはまるか否か判断する(ステップS126d)。所定の条件に当てはまらない場合(ステップS126d:NO)には直接展開不可能と判定し、当てはまる場合(ステップS126d:YES)に直接展開可能と判断される。具体的には、図6に示した関数テーブルを参照して、対応するROP関数の条件番号を求めるとともに、図8に示した条件テーブルを参照して、その条件番号に対応する所定の条件を求める。そして、書き込み対象画像SおよびパターンPの値が、求めた所定の条件に当てはまるか判断する。このとき、所定の条件に当てはまらない場合には直接展開不可能と判定し、当てはまる場合に直接展開可能と判定する。
こうして得られた判定結果は、図5に示すように、展開判定フラグの形で、バンドごとの中間コードデータの一部として中間コードデータメモリ130に書き込まれる。展開判定フラグとしては、例えば、直接展開可能な場合は「0」、直接展開不可能な場合は「1」が設定される。
例えば、図4(A)に示すように、中間コード処理部120が第1のオブジェクトO1のデータを受け取ってバンドごとに分割した場合における判定では、第1のオブジェクトO1が最下層のオブジェクトであり、例えば、第1のオブジェクトO1のデータに含まれているROP関数が「S」であるとすると、バンド0〜バンド2のいずれも直接展開は可能と判定される。次に、図4(B)に示すように、第2のオブジェクトO2のデータを受け取ってバンドごとに分割した場合における判定では、第2のオブジェクトO2が第1のオブジェクトO1の上側に単に上書きした図形であり、例えば、第2のオブジェクトO2のデータに含まれているROP関数が「S」であるとすると、第2のオブジェクトO2のデータが分割されるバンド1およびバンド2のいずれも直接展開が可能と判定される。そして、図4(C)に示すように、第3のオブジェクトO3のデータを受け取ってバンドごとに分割した場合における判定では、第3のオブジェクトO3が第2のオブジェクトO2と重なっている部分については、第2のオブジェクトO2の影響を受ける図形であり、例えば、第3のオブジェクトO3のデータに含まれているROP関数が「DSa」であるとすると、直接展開が可能と判定されるパターンPまたは書き込み対象画像Sの条件は、関数テーブル(図6)および条件テーブル(図11)を参照すると、書き込み対象画像Sが単色で黒色の画像、すなわち、R、G、B全ての値が「0x00」であることが条件となる。第3のオブジェクトO3の色が、例えば、単色の青色であるとすると、直接展開は不可能と判定される。
なお、上記判定手順では、まず、処理で利用されるROP関数のパラメータとして元画像Dが含まれるか否か判断する場合を例に説明しているが、先に、書き込み対象画像Sが単色であるか否か判断するようにし、書き込み対象画像Sが単色である場合、単色でない場合のそれぞれにおいて、処理で利用されるROP関数のパラメータとして元画像Dが含まれるか否か判断し、パターンPが単色であるか否か判断するようにしてもよい。
C.描画処理部:
図13は、描画処理部140における描画処理の手順を示すフローチャートである。描画処理部140では、中間コードデータメモリ130から順に読み出される全てのバンドのデータに対する処理が終了するまで、各バンドについて以下で説明する処理を繰り返す(ステップS141)。具体的には、まず、展開処理選択部142が、受け取ったバンドのデータに含まれている展開フラグを参照して直接展開可能か否か判断する(ステップS142)。展開フラグが直接展開可能を示している場合(ステップS142:YES)には、受け取ったバンドのデータを直接展開部143に受け渡し、直接展開処理不可能を示している場合(ステップS142:NO)には、受け取ったバンドのデータを非直接展開部144に受け渡す。バンドのデータが直接展開部143に受け渡された場合には、直接展開部143が直接展開処理(ステップS143)を実行して、その処理結果を印刷データメモリ145に書き込む。一方、バンドのデータが非直接展開部144に受け渡された場合には、非直接展開部144が非直接展開処理(ステップS144)を実行して、その処理結果を印刷データメモリ145に書き込む。中間コードデータメモリ130に書き込まれている全てのバンドに対する処理が終了すると、データ出力部146が印刷データメモリ145に書き込まれている印刷データを順に読み出して、プリントエンジン200に供給する(ステップS145)。
以下では、ステップS143における直接展開処理およびステップS144における非直接展開処理についてさらに説明を加える。
C1.直接展開処理:
図14は、直接展開部143における直接展開処理の手順を示すフローチャートである。直接展開部143は、直接展開可能と判断されたバンドのデータとして、順に受け取る全てのオブジェクトデータに対する処理が終了するまで、各オブジェクトについて以下で説明する処理を繰り返す(ステップS143a)。具体的には、まず、受け取ったオブジェクトデータに対して、ROP部143aが対応するROP処理を実行してRGB形式で表されるラスタデータ(RGBデータ)に変換し(ステップS143b)、次いで、色変換部143bがCMYK形式で表されるラスタデータ(CMYKデータ)に変換する(ステップS143c)。さらに、階調数変換部143cが、CMYKデータそれぞれの色の階調数を変換することにより、印刷可能な各色ドットの形成有無により表現された印刷データに変換し(ステップS143d)、印刷データメモリ145に書き込む(ステップS143e)。以上のようにして、直接展開部143は、直接展開可能と判断されたバンドのデータを印刷データに変換して、印刷データメモリ145に書き込むことができる。
図15は、直接展開処理の具体例について示す説明図である。図15は、図2の印刷対象画像のうちバンド1について直接展開処理を行う場合を例に示している。図15に示すように、バンド1の中間コードデータ(図4および図5参照)には、第1のオブジェクトO1および第2のオブジェクトO2が含まれており、この順に直接展開部143に供給される。
まず、第1のオブジェクトO1のデータが直接展開部143に供給されると、ROP部143aが第1のオブジェクトO1のデータをRGBデータO1(RGB)に変換し(図15(a1))、色変換部143bがRGBデータO1(RGB)をCMYKデータO1(CMYK)に変換する(図15(a2))。そして、階調数変換部143cがCMYKデータO1(CMYK)の階調数を変換し(図15(a3))、変換した階調数変換データO1(CMYKd)を印刷データメモリ145中の対応するバンド領域内の対応する画像の位置に書き込む(図15(a4))。次に、第2のオブジェクトO2が直接展開部143に供給されると、同様に、ROP部143aが第2のオブジェクトO2をRGBデータO2(RGB)に変換し(図15(b1))、色変換部143bがRGBデータO2(RGB)をCMYKデータO2(CMYK)に変換する(図15(b2))。そして、階調数変換部143cがCMYKデータO2(CMYK)の階調数を変換し(図15(b3))、変換した階調数変換データO2(CMYKd)を印刷データメモリ145中の対応するバンド領域内の対応する画像の位置に書き込む(図15(b4))。以上のようにして、直接展開部143は直接展開処理を実行することができる。
C2.非直接展開処理:
図16は、非直接展開部144における非直接展開処理の手順を示すフローチャートである。非直接展開部144のROP部144aは、直接展開不可能と判断されたバンドのデータとして、順に受け取る全てのオブジェクトデータに対する処理が終了するまで、各オブジェクトについて以下で説明する処理を繰り返す(ステップS144a)。具体的には、まず。受け取ったオブジェクトデータに対して、対応するROP処理を実行してRGBデータに変換し(ステップS144b)、RGBデータメモリ144dに書き込む(ステップS144c)。順に供給されるオブジェクトデータの全てに対して、ROP部144aにおける処理が終了すると、色変換部144bが、RGBデータメモリ144dに書き込まれているRGBデータを順に読み出してCMYKデータに変換し(ステップS144d)、CMYKデータメモリ144eに書き込む(ステップS144e)。さらに、色変換部144bにおける処理が終了すると、階調数変換部143cが、CMYKデータメモリ144eに書き込まれているCMYKデータを順に読み出して、CMYKそれぞれの色の階調数を変換することにより印刷データに変換し(ステップS144f)、印刷データメモリ145に書き込む(ステップS144g)。以上のようにして、非直接展開部144は、直接展開不可能と判断されたバンドのデータを印刷データに変換して、印刷データメモリ145に書き込むことができる。
図17は、非直接展開処理の具体例について示す説明図である。図17は、図2の印刷対象画像のうちバンド2について非直接展開処理する場合を例に示している。図17に示すように、バンド2の中間コードデータ(図4および図5参照)には、第1ないし第3のオブジェクトO1〜O3が含まれており、この順に非直接展開部144に供給される。
まず、第1のオブジェクトO1が非直接展開部143に供給されると、ROP部144aが第1のオブジェクトO1をRGBデータO1(RGB)に変換し、RGBデータメモリ144d中の対応するバンド領域の対応する画像の位置に書き込む(図17(a1))。次に、第2のオブジェクトO2が非直接展開部144に供給されると、ROP部144aが第2のオブジェクトO2をRGBデータO2(RGB)に変換し、RGBデータメモリ144d中の対応するバンド領域の対応する画像の位置に書き込む(図17(a2))。そして、第3のオブジェクトO3が非直接展開部144に供給されると、ROP部144aが第3のオブジェクトO3をRGBデータO3(RGB)に変換し、RGBデータメモリ144d中の対応するバンド領域の対応する画像の位置に書き込む(図17(a3))。次に、色変換部144bが、RGBデータメモリ144dに書き込まれているRGBデータ[O1−O2−O3(RGB)]を順に読み出してCMYKデータ[O1−O2−O3(CMYK)]に変換し、CMYKデータメモリ144e中の対応するバンド領域に書き込む(図17(a4))。そして、階調数変換部144cが、CMYKデータメモリ144eに書き込まれているCMYKデータ[O1−O2−O3(CMYK)]を順に読み出して、CMYKデータ[O1−O2−O3(CMYK)]の階調数を変換し、変換した階調数変換データ[O1−O2−O3(CMYKd)]を印刷データメモリ145中の対応するバンド領域に書き込む(図17(a5))。以上のようにして、非直接展開部144は非直接展開処理を実行することができる。
D.効果:
以上説明したように、上記実施例では、印刷対象データを印刷データに変換処理するために、所定の言語で記述されたオブジェクトデータをラスタ画像に変換する描画処理を実行するが、印刷対象データに含まれるオブジェクトデータごとに、RGBデータへの変換、CMYKデータへの変換、階調数変換を行って印刷データに変換する処理である直接展開処理が可能であるか否かを判定している。
そして、直接展開処理が可能である場合には、直接展開処理を実行することができ、直接展開処理が不可能である場合には、従来の描画処理に相当する非直接展開処理を実行することができる。
従って、本実施例では、直接展開処理が可能な印刷対象データについて直接展開処理を実行することにより、印刷対象データを印刷データに変換する処理の高速化を図ることができるので、所定の言語で記述された描画オブジェクトを含む印刷対象データの印刷データへの変換処理を実効的に高速化することが可能である。
E.変形例:
なお、本発明は上記実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
E1.変形例1:
上記実施例では、直接展開部143にROP部143aと色変換部143bと階調数変換部143cとを備え、非直接展開部144にROP部144aと色変換部144bと階調数変換部144cとを備える構成を例に説明したが、これに限定するものではない。ROP部と色変換部と階調数変換部とを共通化して、直接展開処理の場合には、ROP変換部による処理結果を色変換部に受け渡すとともに、色変換部による処理結果を階調数変換部に受け渡し、非直接展開処理の場合には、ROP変換部による処理結果をRGBデータメモリに書き込むとともに、色変換部による処理結果をYMCKデータメモリに書き込むようにしてもよい。
E2.変形例2:
上記実施例では、処理の高速化を図るべく、1ページの印刷対象データを一括処理するのではなく、上記バンドごとに処理することとしているが、必ずしもバンドごとに処理する必要はなく、印刷対象データを一括処理するようにしてもよい。
E3.変形例3:
上記実施例では、印刷対象データを印刷データに変換する処理はプリンタ内のデータ処理装置で実行されるものとして説明したが、一部あるいは全部をコンピュータ側で実行するものであってよい。
E4.変形例4:
上記実施例では、データ処理装置100の各機能を、CPUによって実行されるソフトウェアで実現する構成として説明しているが、各機能をハードウェアで実現する構成としてもよい。また、ソフトウェアで実現する構成とハードウェアで実現する構成との組み合わせとすることも可能である。
実施例としてのプリンタを用いた印刷システムの構成を示す説明図である。 印刷対象画像の具体例を示す説明図である。 中間コード処理部120が実行する中間コード処理の手順を示すフローチャートである。 図2の印刷対象データに対するバンドごとの分割処理について示す説明図である。 中間コードデータの構造例を示す説明図である。 直接展開部143におけるROP部143aおよび非直接展開部144におけるROP部144aによって実行されるROP処理のためのROP関数のテーブルを示す説明図である。 ROP関数の一例を示す説明図である。 ROP関数「PDSoa」による処理において処理結果が元画像Dの影響を受けない場合となる第1の条件を示す説明図である。 ROP関数「PDSoa」による処理において処理結果が元画像Dの影響を受けない場合となる第2の条件を示す説明図である。 ROP関数「PDSoa」による処理において処理結果が元画像Dの影響を受けない場合となる第3の条件を示す説明図である。 条件番号に対応する直接展開が可能となる所定の条件のテーブルを示す説明図である。 直接展開が可能であるか否かを判定する手順を示すフローチャートである。 描画処理部140における描画処理の手順を示すフローチャートである。 直接展開部143における直接展開処理の手順を示すフローチャートである。 直接展開処理の具体例について示す説明図である。 非直接展開部144における非直接展開処理の手順を示すフローチャートである。 非直接展開処理の具体例について示す説明図である。
符号の説明
10...コンピュータ
20...プリンタ
100...データ処理装置
110...言語解釈部
120...中間コード処理部
130...中間コードデータメモリ
140...描画処理部
142...展開処理選択部
143...直接展開部
143...非直接展開部
143a...ROP部
143b...色変換部
143c...階調数変換部
144...非直接展開部
144a...ROP部
144b...色変換部
144c...階調数変換部
144d...RGBデータメモリ
144e...CMYKデータメモリ
145...印刷データメモリ
146...データ出力部
200...プリントエンジン

Claims (9)

  1. 所定の言語で記述された印刷対象データに基づいて、印刷可能な各色ドットの形成有無により表現された印刷データを生成するデータ処理装置であって、
    前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトのうち、ある第1の描画オブジェクトを受け取って、前記第1の描画オブジェクトのデータをRGB形式のラスタデータで表された第1のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第1のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第1の描画オブジェクトの部分に対応する第1のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データを生成した後、次の第2の描画オブジェクトを受け取って、前記第2の描画オブジェクトのデータを第2のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第2のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第2の描画オブジェクトの部分に対応する第2のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データに、前記第2のオブジェクト印刷データを加えた前記印刷データを生成するようにして、前記複数の描画オブジェクトのデータを順に受け取って処理することにより、前記印刷対象データに対応する前記印刷データを生成することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 所定の言語で記述された印刷対象データから印刷可能な各色ドットの形成有無により表現された印刷データを生成するデータ処理装置であって、
    前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトのうち、ある第1の描画オブジェクトを受け取って、前記第1の描画オブジェクトのデータをRGB形式のラスタデータで表された第1のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第1のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第1の描画オブジェクトの部分に対応する第1のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データを生成した後、次の第2の描画オブジェクトを受け取って、前記第2の描画オブジェクトのデータを第2のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第2のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第2の描画オブジェクトの部分に対応する第2のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データに、前記第2のオブジェクト印刷データを加えて前記印刷データを生成するようにして、前記複数の描画オブジェクトのデータを順に受け取って処理することにより、前記印刷対象データに対応する前記印刷データを生成する第1のデータ処理部と、
    前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトのうち、ある第1の描画オブジェクトを受け取って、前記第1の描画オブジェクトのデータを第1のオブジェクトRGBデータに変換した後、次の第2の描画オブジェクトを受け取って、前記第2の描画オブジェクトのデータを第2のオブジェクトRGBデータに変換するようにして、前記複数の描画オブジェクトのデータを順に受け取って処理することにより、前記印刷対象データをRGBデータに変換し、前記RGBデータに基づいて前記印刷データを生成することにより、前記印刷対象データに対応する前記印刷データを生成する第2のデータ処理部と、
    前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトの順に、あらかじめ、前記第1のデータ処理部による処理が可能であるか否かを判定しておく判定部と、を備え、
    前記判定部において、
    前記第1のデータ処理部による処理が可能であると判定された印刷対象データは、前記第1のデータ処理部によって処理され、
    前記第1のデータ処理部による処理が不可能であると判定された印刷対象データは、前記第2のデータ処理部によって処理される
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 請求項2記載のデータ処理装置であって、
    前記第1のデータ処理部または前記第2のデータ処理部において、前記描画オブジェクトのデータをオブジェクトRGBデータに変換する際に実行される処理内容に対して、前記第1のデータ処理部による処理を可能とする条件を示したテーブルを有しており、
    前記判定部は、前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトの順に、前記テーブルを参照することにより、前記第1のデータ処理部による処理が可能であるか否か判定する
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  4. 請求項2または請求項3記載のデータ処理装置であって、
    前記判定部において、
    前記印刷対象データを1以上のブロックに区分した所定の処理単位ごとに、前記第1のデータ処理部による処理が可能であるか否か判定され、
    前記第1のデータ処理部による処理が可能であると判定された前記所定の処理単位の印刷対象データは、前記第1のデータ処理部によって処理され、
    前記第1のデータ処理部による処理が不可能であると判定された前記所定の処理単の印刷対象データは、前記第2のデータ処理部によって処理される
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のデータ処理装置と、生成された印刷データに基づいて印刷を実行する印刷部とを備える、印刷装置。
  6. 所定の言語で記述された印刷対象データから印刷可能な各色ドットの形成有無により表現された印刷データを生成するためのデータ処理方法であって、
    前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトのうち、ある第1の描画オブジェクトを受け取って、前記第1の描画オブジェクトのデータをRGB形式のラスタデータで表された第1のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第1のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第1の描画オブジェクトの部分に対応する第1のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データを生成した後、次の第2の描画オブジェクトを受け取って、前記第2の描画オブジェクトのデータを第2のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第2のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第2の描画オブジェクトの部分に対応する第2のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データに、前記第2のオブジェクト印刷データを加えた前記印刷データを生成するようにして、前記複数の描画オブジェクトのデータを順に受け取って処理することにより、前記印刷対象データに対応する前記印刷データを生成する
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  7. 所定の言語で記述された印刷対象データから印刷可能な各色ドットの形成有無により表現された印刷データを生成するためのデータ処理方法であって、
    前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトのうち、ある第1の描画オブジェクトを受け取って、前記第1の描画オブジェクトのデータをRGB形式のラスタデータで表された第1のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第1のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第1の描画オブジェクトの部分に対応する第1のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データを生成した後、次の第2の描画オブジェクトを受け取って、前記第2の描画オブジェクトのデータを第2のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第2のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第2の描画オブジェクトの部分に対応する第2のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データに、前記第2のオブジェクト印刷データを加えて前記印刷データを生成するようにして、前記複数の描画オブジェクトのデータを順に受け取って処理することにより、前記印刷対象データに対応する前記印刷データを生成する第1の工程と、
    前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトのうち、ある第1の描画オブジェクトを受け取って、前記第1の描画オブジェクトのデータを第1のオブジェクトRGBデータに変換した後、次の第2の描画オブジェクトを受け取って、前記第2の描画オブジェクトのデータを第2のオブジェクトRGBデータに変換データに変換するようにして、前記複数の描画オブジェクトのデータを順に受け取って処理することにより、前記印刷対象データをRGBデータに変換し、前記RGBデータデータに基づいて前記印刷データを生成することにより、前記印刷対象データに対応する前記印刷データを生成する第2の工程と、
    前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトの順に、あらかじめ、前記第1のデータ処理部による処理が可能であるか否かを判定しておく第3の工程と、を備え、
    前記第3の工程において、
    前記第1の工程による処理が可能であると判定された印刷対象データは、前記第1の工程により処理され、
    前記第2の工程による処理が可能であると判定された印刷対象データは、前記第2の工程により処理される、
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  8. 所定の言語で記述された印刷対象データから印刷可能な各色ドットの形成有無により表現された印刷データを生成するためのコンピュータプログラムであって、
    前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトのうち、ある第1の描画オブジェクトを受け取って、前記第1の描画オブジェクトのデータをRGB形式のラスタデータで表された第1のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第1のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第1の描画オブジェクトの部分に対応する第1のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データを生成した後、次の第2の描画オブジェクトを受け取って、前記第2の描画オブジェクトのデータを第2のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第2のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第2の描画オブジェクトの部分に対応する第2のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データに、前記第2のオブジェクト印刷データを加えた前記印刷データを生成するようにして、前記複数の描画オブジェクトのデータを順に受け取って処理することにより、前記印刷対象データに対応する前記印刷データを生成する機能を、
    コンピュータによって実現させるためのコンピュータプログラム。
  9. 所定の言語で記述された印刷対象データを印刷可能な各色ドットの形成有無により表現された印刷データに変換処理するためのコンピュータプログラムであって、
    前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトのうち、ある第1の描画オブジェクトを受け取って、前記第1の描画オブジェクトのデータをRGB形式のラスタデータで表された第1のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第1のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第1の描画オブジェクトの部分に対応する第1のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データを生成した後、次の第2の描画オブジェクトを受け取って、前記第2の描画オブジェクトのデータを第2のオブジェクトRGBデータに変換するとともに、前記第2のオブジェクトRGBデータに基づいて、前記印刷データのうち前記第2の描画オブジェクトの部分に対応する第2のオブジェクト印刷データを生成することにより、前記第1のオブジェクト印刷データを含む前記印刷データに、前記第2のオブジェクト印刷データを加えて前記印刷データを生成するようにして、前記複数の描画オブジェクトのデータを順に受け取って処理することにより、前記印刷対象データに対応する前記印刷データを生成する第1の機能と、
    前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトのうち、ある第1の描画オブジェクトを受け取って、前記第1の描画オブジェクトのデータを第1のオブジェクトRGBデータに変換した後、次の第2の描画オブジェクトを受け取って、前記第2の描画オブジェクトのデータを第2のオブジェクトRGBデータに変換データに変換するようにして、前記複数の描画オブジェクトのデータを順に受け取って処理することにより、前記印刷対象データをRGBデータに変換し、前記RGBデータデータに基づいて前記印刷データを生成することにより、前記印刷対象データに対応する前記印刷データを生成する第2の機能と、
    前記印刷対象データに含まれている複数の描画オブジェクトの順に、あらかじめ、前記第1のデータ処理部による処理が可能であるか否かを判定しておく第3の機能と、
    をコンピュータに実現させるとともに、
    前記第3の機能において、前記第1のデータ処理機能による処理が可能であると判定された印刷対象データは、前記第1のデータ処理機能により処理され、
    前記判定機能において、前記第2のデータ処理機能による処理が可能であると判定された印刷対象データは、前記第2のデータ処理機能により処理される、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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