JP2006060107A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】スタック型の強誘電体メモリの製造方法において、酸素アニール時に、強誘電体キャパシタとトランジスタのソースドレイン領域とを直結するコンタクトプラグが酸化することを、確実に防止する。
【解決手段】タングステンプラグ61の周面に、酸素バリア性能を有する導電性薄膜35を形成する。下側電極81、誘電体層91、上側電極15からなるキャパシタCとタングステンプラグ61との間に、導電性の酸素バリア層71を形成する。この状態で、PZTからなる誘電体層91の酸素欠損を回復される酸素アニール工程を行う。
【選択図】 図2
【解決手段】タングステンプラグ61の周面に、酸素バリア性能を有する導電性薄膜35を形成する。下側電極81、誘電体層91、上側電極15からなるキャパシタCとタングステンプラグ61との間に、導電性の酸素バリア層71を形成する。この状態で、PZTからなる誘電体層91の酸素欠損を回復される酸素アニール工程を行う。
【選択図】 図2
Description
この発明は、トランジスタのソースドレイン領域と、酸素含有化合物からなる誘電体層を備えたキャパシタと、がコンタクトプラグで直結された半導体装置を、前記誘電体層の酸素欠損を回復させる酸素アニール工程を経て製造する方法に関する。
近年、キャパシタの誘電体層として強誘電体層を設けた強誘電体メモリ(FRAM:ferroelectric random access memory)の開発が進んでいる。強誘電体は、電圧を印加したときに起こる分極が印加を止めても残留し、この残留分極が数十年は保持されるという特徴を有する。また、強誘電体の分極は数nsという非常に短い時間で起こり、電界を印加することで分極の向きが変わるという特徴を有する。従って、強誘電体メモリは情報の保持特性の高い不揮発性メモリであり、キャパシタに対する書き込みと読み出しを高速に実行することができる。
強誘電体メモリの構造として、トランジスタのソースドレイン領域とキャパシタとをコンタクトプラグで直結する「スタック型」がある。コンタクトプラグの材料としては、抵抗の低いタングステンが好適である。このようなスタック型の強誘電体メモリは、セル面積を小さくできる点で有効であるが、酸素含有化合物からなる強誘電体層の酸素欠損を回復させる酸素アニール時に、タングステンプラグが酸化されて抵抗が上昇するという問題点を有している。
下記の特許文献1には、酸素含有化合物からなる誘電体層(酸化タンタル等からなる高誘電体層やBSTおよびPZT等からなる強誘電体層)を備えたキャパシタを有するスタック型のメモリについて記載されている。また、酸素アニール時にコンタクトプラグの酸化を防止する方法として、コンタクトプラグ(ポリシリコンプラグまたはタングステンプラグ)上に、タングステンシリサイドからなる酸素バリア膜を設ける方法が記載されている。
特開2002−94030号公報
特許文献1に記載された方法でスタック型の強誘電体メモリを製造する際には、トランジスタのソースドレイン領域の上にコンタクトプラグを形成した後、層間絶縁膜の上面全体に酸素バリア用の薄膜を形成し、その上に、下側電極用薄膜、強誘電体薄膜、上側電極用薄膜を順に形成し、これらの積層膜をフォトリソ・エッチング法によりパターニングして、キャパシタを形成する。その後に酸素アニール工程を行う。
すなわち、酸素アニール工程は、図3に示すように、ソースドレイン領域12の上にコンタクトプラグ60が形成され、その上に、酸素バリア膜70がコンタクトプラグ60の周囲の層間絶縁膜2上にもオーバーラップして形成され、その上に、下側電極81、強誘電体層91、上側電極15からなるキャパシタCが形成された状態で行われる。
したがって、コンタクトプラグの上面に酸素バリア膜を形成する方法では、強誘電体メモリの微細化、高集積化に伴ってキャパシタの幅が小さくなると、オーバーラップ寸法aが小さくなって、層間絶縁膜を介してコンタクトホールの側面からコンタクトプラグに酸素が侵入し易くなるため、コンタクトプラグの酸化防止効果が不十分となる。例えばオーバーラップ寸法aが0.1μm以下になると、コンタクトホールの側面からの酸素侵入が顕著になると推測される。
したがって、コンタクトプラグの上面に酸素バリア膜を形成する方法では、強誘電体メモリの微細化、高集積化に伴ってキャパシタの幅が小さくなると、オーバーラップ寸法aが小さくなって、層間絶縁膜を介してコンタクトホールの側面からコンタクトプラグに酸素が侵入し易くなるため、コンタクトプラグの酸化防止効果が不十分となる。例えばオーバーラップ寸法aが0.1μm以下になると、コンタクトホールの側面からの酸素侵入が顕著になると推測される。
本発明は、このような従来技術の問題点に着目してなされたものであり、酸素含有化合物からなる誘電体層を備えたキャパシタと、トランジスタのソースドレイン領域と、がコンタクトプラグで直結されたスタック型のメモリにおいて、前記誘電体層の酸素欠損を回復させる酸素アニール時に前記コンタクトプラグの酸化を確実に防止できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、トランジスタのソースドレイン領域と、酸素含有化合物からなる誘電体層を備えたキャパシタと、がコンタクトプラグで直結された半導体装置を、前記誘電体層の酸素欠損を回復させる酸素アニール工程を経て製造する方法において、前記コンタクトプラグの周面に酸素バリア性能を有する薄膜が形成されるとともに、前記コンタクトプラグの上面に酸素バリア性能を有する導電性薄膜が形成された状態で、前記酸素アニール工程を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
本発明の方法によれば、コンタクトプラグの周面(コンタクトプラグと層間絶縁膜との間)に酸素バリア性能を有する薄膜が形成されているため、酸素アニール工程で、層間絶縁膜へ侵入した酸素がコンタクトホールの側面からコンタクトプラグに侵入しない。したがって、コンタクトプラグ上面の酸素バリア性能を有する導電性薄膜(導電性薄膜からなる酸素バリア層)のオーバーラップ寸法が、例えば0.1μm以下と小さい場合でも、コンタクトプラグの酸化が効果的に防止される。
本発明の方法の一例として、ゲートおよびソースドレイン領域からなる電界効果トランジスタが形成された半導体基板上に、層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜を貫通するコンタクトホールを前記ソースドレイン領域の上に形成する工程と、前記コンタクトホールの側面に酸素バリア性能を有する薄膜を形成する工程と、前記薄膜が形成されたコンタクトホール内に導電性材料を充填してコンタクトプラグを形成する工程と、前記コンタクトプラグおよび前記絶縁性薄膜上に酸素バリア性能を有する導電性薄膜を形成する工程と、前記導電性薄膜上に、下側電極用薄膜、酸素含有化合物からなる誘電体薄膜、および上側電極用薄膜を順に形成する工程と、前記導電性薄膜、下側電極用薄膜、誘電体薄膜、および上側電極用薄膜をパターニングして、下側電極、誘電体層、上側電極からなるキャパシタと前記導電性薄膜からなる酸素バリア層とを、前記コンタクトプラグ上に形成する工程と、前記誘電体層の酸素欠損を回復させる酸素アニール工程と、をこの順に行うことを特徴とする半導体装置の製造方法が挙げられる。
キャパシタを構成する「酸素含有化合物からなる誘電体層」としては、酸化タンタル(Ta2 O5 )、(Ba,Sr)TiO3 等からなる高誘電体層、PZT(Pb(Zrx Ti(1-x) )O3 )、SBT(SrBi2 Ta2 O9 )等からなる強誘電体層が挙げられる。
本発明の方法で使用する「酸素バリア性能を有する導電性薄膜」としては、Ti−Al−N、Ti−Si−N、およびCr−Ti−Nのいずれかからなるものが挙げられる。
本発明の方法で使用する「酸素バリア性能を有する導電性薄膜」としては、Ti−Al−N、Ti−Si−N、およびCr−Ti−Nのいずれかからなるものが挙げられる。
コンタクトプラグの周面に形成する(すなわち、コンタクトホールの側面に形成する)「酸素バリア性能を有する薄膜」は、絶縁性薄膜でも導電性薄膜でもよいが、コンタクトホールの側面と底面(ソースドレイン領域の上面)に同時に成膜される成膜法を採用して底面に形成された薄膜を除去しない場合は、導電性薄膜とする必要がある。コンタクトホールの側面のみに成膜される成膜法を採用した場合、および側面と底面に同時に成膜される成膜法を採用して底面に形成された薄膜を除去する場合は、絶縁性薄膜としてもよい。「酸素バリア性能を有する絶縁性薄膜」としては、AlNおよびSiNX のいずれかからなるものが挙げられる。
本発明の方法は、前記コンタクトプラグが酸化されやすい材料(例えば、タングステンやアルミニウム)からなるものである場合に好適である。
本発明は、前記誘電体層が強誘電体層であるスタック型の強誘電体メモリの製造方法として好適である。
本発明は、前記誘電体層が強誘電体層であるスタック型の強誘電体メモリの製造方法として好適である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1および2を用いて、本発明の一実施形態について説明する。図1および2は、メモリのワード線に平行な断面図に相当する。
先ず、図1(a)に示すように、電界効果トランジスタが形成されたシリコンウエハ(半導体基板)1上にSiO2 からなる層間絶縁膜2を形成する。図1(a)において、符号11はLOCOS膜からなる素子分離領域であり、符号12は一方のソースドレイン領域である。なお、電界効果トランジスタのゲートと他方のソースドレイン領域は、図1の紙面に垂直な断面方向に存在する。
図1および2を用いて、本発明の一実施形態について説明する。図1および2は、メモリのワード線に平行な断面図に相当する。
先ず、図1(a)に示すように、電界効果トランジスタが形成されたシリコンウエハ(半導体基板)1上にSiO2 からなる層間絶縁膜2を形成する。図1(a)において、符号11はLOCOS膜からなる素子分離領域であり、符号12は一方のソースドレイン領域である。なお、電界効果トランジスタのゲートと他方のソースドレイン領域は、図1の紙面に垂直な断面方向に存在する。
次に、層間絶縁膜2を貫通するコンタクトホール4を、フォトリソ・エッチング法により、ソースドレイン領域12の上に形成する。図1(b)はこの状態を示す。
次に、スパッタリング法により、ウエハ全面にTi膜とTiN膜をこの順に形成することにより、Ti/TiNからなる密着層5を、コンタクトホール4の側面および底面と層間絶縁膜2の上面に形成する。次に、この密着層5の上に、すなわち、密着層5を介してコンタクトホール4の側面および底面と層間絶縁膜2の上面に、酸素バリア性能を有する導電性薄膜35を形成する。ここでは、Ti−Al−N薄膜35を、原子比がTi:Al=6:4であるTiAl合金からなるターゲットを用い、窒素雰囲気でスパッタリングを行うことにより形成した。図1(c)はこの状態を示す。
次に、スパッタリング法により、ウエハ全面にTi膜とTiN膜をこの順に形成することにより、Ti/TiNからなる密着層5を、コンタクトホール4の側面および底面と層間絶縁膜2の上面に形成する。次に、この密着層5の上に、すなわち、密着層5を介してコンタクトホール4の側面および底面と層間絶縁膜2の上面に、酸素バリア性能を有する導電性薄膜35を形成する。ここでは、Ti−Al−N薄膜35を、原子比がTi:Al=6:4であるTiAl合金からなるターゲットを用い、窒素雰囲気でスパッタリングを行うことにより形成した。図1(c)はこの状態を示す。
次に、図1(d)に示すように、CVD法によりタングステン層6をウエハ全面に堆積することにより、コンタクトホール4内をタングステンで埋める。
次に、CMP法により層間絶縁膜2が露出するまでウエハ表面を研磨して、タングステン層6と導電性薄膜35と密着層5を除去することにより、タングステンプラグ61を形成する。すなわち、図2(a)に示すように、コンタクトホール4内に密着層5および導電性薄膜35を介してタングステンプラグ61が形成される。これにより、タングステンプラグ61の周面および下面に酸素バリア性能を有する導電性薄膜35が形成される。
次に、CMP法により層間絶縁膜2が露出するまでウエハ表面を研磨して、タングステン層6と導電性薄膜35と密着層5を除去することにより、タングステンプラグ61を形成する。すなわち、図2(a)に示すように、コンタクトホール4内に密着層5および導電性薄膜35を介してタングステンプラグ61が形成される。これにより、タングステンプラグ61の周面および下面に酸素バリア性能を有する導電性薄膜35が形成される。
次に、ウエハ全面(タングステンプラグ61および層間絶縁膜2上)に、酸素バリア性能を有する導電性薄膜7を形成する。ここでは、Ti−Al−N薄膜7を、原子比がTi:Al=6:4であるTiAl合金からなるターゲットを用い、窒素雰囲気でスパッタリングを行うことにより形成した。次に、ウエハ全面(導電性薄膜7上)に、下側電極用薄膜8、誘電体薄膜9、および上側電極用薄膜10を順に形成する。ここでは、下側電極用薄膜8として、イリジウム(Ir)薄膜、酸化イリジウム(IrOx )薄膜、プラチナ(Pt)薄膜をこの順にスパッタリング法で、誘電体薄膜9としてPZT薄膜をスピンコート法で、上側電極用薄膜10としてプラチナ(Pt)薄膜、酸化イリジウム(IrOx )薄膜、イリジウム(Ir)薄膜をこの順にスパッタリング法で形成した。図2(b)はこの状態を示す。
次に、導電性薄膜7、下側電極用薄膜8、誘電体薄膜9、および上側電極用薄膜10をフォトリソ・エッチング法によりパターニングして、下側電極81、誘電体層91、上側電極15からなるキャパシタCを形成し、キャパシタCとタングステンプラグ61との間に酸素バリア層71を存在させる。図2(c)はこの状態を示す。
次に、この状態のウエハを600℃の酸素雰囲気に5分間保持することにより、PZTからなる誘電体層91を酸素アニールする。このとき、タングステンプラグ61の周面に酸素バリア性を有する導電性薄膜35が形成されていることから、層間絶縁膜2へ侵入した酸素がコンタクトホール4の側面からタングステンプラグ61に侵入しない。そのため、タングステンプラグ61上の酸素バリア層71のオーバーラップ寸法aが例えば0.1μm以下と小さい場合であっても、タングステンプラグ61の酸化が効果的に防止される。
次に、この状態のウエハを600℃の酸素雰囲気に5分間保持することにより、PZTからなる誘電体層91を酸素アニールする。このとき、タングステンプラグ61の周面に酸素バリア性を有する導電性薄膜35が形成されていることから、層間絶縁膜2へ侵入した酸素がコンタクトホール4の側面からタングステンプラグ61に侵入しない。そのため、タングステンプラグ61上の酸素バリア層71のオーバーラップ寸法aが例えば0.1μm以下と小さい場合であっても、タングステンプラグ61の酸化が効果的に防止される。
したがって、この実施形態の方法によれば、スタック型の強誘電体メモリにおける、キャパシタの強誘電体層の酸素アニール時に、タングステンプラグの酸化を確実に防止することができる。
なお、この実施形態では、タングステンプラグ61の周面に形成する酸素バリア性を有する導電性薄膜35として、Ti−Al−N薄膜をコンタクトホール4の側面と底面に形成し、底面の導電性薄膜35をそのまま残している。そのため、底面のTi−Al−N薄膜のAl成分がソースドレイン領域に及ぼす悪影響(タングステンプラグとソースドレイン領域との間の抵抗を上昇させること等)を避ける目的で、導電性薄膜35とコンタクトホール4との間に密着層5を設けている。したがって、酸素バリア性を有する導電性薄膜35の材質によっては、或いは底面に導電性薄膜35を形成しない場合には、このような密着層5を省略することもできる。
なお、この実施形態では、タングステンプラグ61の周面に形成する酸素バリア性を有する導電性薄膜35として、Ti−Al−N薄膜をコンタクトホール4の側面と底面に形成し、底面の導電性薄膜35をそのまま残している。そのため、底面のTi−Al−N薄膜のAl成分がソースドレイン領域に及ぼす悪影響(タングステンプラグとソースドレイン領域との間の抵抗を上昇させること等)を避ける目的で、導電性薄膜35とコンタクトホール4との間に密着層5を設けている。したがって、酸素バリア性を有する導電性薄膜35の材質によっては、或いは底面に導電性薄膜35を形成しない場合には、このような密着層5を省略することもできる。
1…シリコンウエハ(半導体基板)、2…SiO2 膜(層間絶縁膜)、35…Ti−Al−N薄膜(酸素バリア性能を有する導電性薄膜)、4…コンタクトホール、5…Ti/TiNからなる密着層、6…タングステン、61…タングステンプラグ、7…Ti−Al−N薄膜(酸素バリア性能を有する導電性薄膜)、8…Ir/IrOx /Pt積層膜(下側電極用薄膜)、9…PZT薄膜(誘電体薄膜)、10…Pt/IrOx /Ir積層膜(上側電極用薄膜)、11…LOCOS膜(素子分離領域)、12…ソースドレイン領域、15…上側電極、71…導電性の酸素バリア層、81…下側電極、91…誘電体層、C…キャパシタ。
Claims (5)
- トランジスタのソースドレイン領域と、酸素含有化合物からなる誘電体層を備えたキャパシタと、がコンタクトプラグで直結された半導体装置を、前記誘電体層の酸素欠損を回復させる酸素アニール工程を経て製造する方法において、
前記コンタクトプラグの周面に酸素バリア性能を有する薄膜が形成されるとともに、前記コンタクトプラグの上面に酸素バリア性能を有する導電性薄膜が形成された状態で、前記酸素アニール工程を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - ゲートおよびソースドレイン領域からなる電界効果トランジスタが形成された半導体基板上に、層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜を貫通するコンタクトホールを前記ソースドレイン領域の上に形成する工程と、
前記コンタクトホールの側面に酸素バリア性能を有する薄膜を形成する工程と、
前記薄膜が形成されたコンタクトホール内に導電性材料を充填してコンタクトプラグを形成する工程と、
前記コンタクトプラグおよび前記絶縁性薄膜上に酸素バリア性能を有する導電性薄膜を形成する工程と、
前記導電性薄膜上に、下側電極用薄膜、酸素含有化合物からなる誘電体薄膜、および上側電極用薄膜を順に形成する工程と、
前記導電性薄膜、下側電極用薄膜、誘電体薄膜、および上側電極用薄膜をパターニングして、下側電極、誘電体層、上側電極からなるキャパシタと前記導電性薄膜からなる酸素バリア層とを、前記コンタクトプラグ上に形成する工程と、
前記誘電体層の酸素欠損を回復させる酸素アニール工程と、をこの順に行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記導電性薄膜はTi−Al−N、Ti−Si−N、およびCr−Ti−Nのいずれかからなる請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記コンタクトプラグはタングステンからなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記誘電体層は強誘電体層である請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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