JP2006059930A - Led照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 LEDを冷却するためにペルチエ素子に、別途放熱フィンなどを設けることなく、LEDを冷却することができるLED照明装置を提供する。
【解決手段】 LED1が実装される平板状の配線基板2と、配線基板2の上側に実装されるLED1と、配線基板2の下側であってLED1が実装されている位置に略対応する位置に実装される平板状のペルチエモジュール3と、を備え、ペルチエモジュール3の側辺に電極3aを設けるとともに、配線基板2の下側に電極3aよりも面積の大きい配線パターン2aを設け、電極3aを配線パターン2aと直接接続している。
【選択図】図1
【解決手段】 LED1が実装される平板状の配線基板2と、配線基板2の上側に実装されるLED1と、配線基板2の下側であってLED1が実装されている位置に略対応する位置に実装される平板状のペルチエモジュール3と、を備え、ペルチエモジュール3の側辺に電極3aを設けるとともに、配線基板2の下側に電極3aよりも面積の大きい配線パターン2aを設け、電極3aを配線パターン2aと直接接続している。
【選択図】図1
Description
本発明は、基板上に発光ダイオード(LED)を設けてなるLED照明装置に関する。
この種の従来例として、特開平11−163410号公報に記載のものが挙げられる。このLED照明装置においては、図5に示すように、基板J2のLEDチップJ1が実装されていない側の面にペルチエ冷却モジュールJ14を貼り合わせてLEDモジュールJMを構成している。そして、基板J2には極力放熱性の高い金属製のものやMID基板で厚みを薄く成形したものなどを用いており、ペルチエ冷却モジュールJ14は薄い板状に形成されたペルチエ素子J14aの片面に放熱フィンJ14bを取着して構成している。
このように構成されたLED照明装置においては、基板J2上に実装されたLEDチップJ1から発生した熱が基板J2を通してペルチエ素子J14aに伝わり、ペルチエ素子J14aによりその熱を電気的に放熱フィンJ14bに移動させて基板J2を冷却することができる。
また、ペルチエ素子J14aの電流制御を行うとペルチエ冷却モジュールJ14における冷却性能を制御することができ、基板J2を任意の一定温度に保つことができ、安定した光量の照明が実現できる。
特開平11−163410号公報(図8)
ところが、上記の従来例においては、ペルチエ素子J14aを冷却するために、別途放熱フィンJ14bを設けなければならず、LED照明装置のコストアップの要因となっていた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなしたものであり、その目的とするところは、LEDを冷却するためにペルチエ素子に、別途放熱フィンなどを設けることなく、LEDを冷却することができるLED照明装置を提供することにある。
請求項1に記載のLED照明装置は、LEDが実装される平板状の配線基板と、配線基板の上側に実装されるLEDと、配線基板の下側であってLEDが実装されている位置に略対応する位置に実装される平板状のペルチエモジュールと、を備え、ペルチエモジュールの側辺に電極を設けるとともに、配線基板の下側に電極よりも面積の大きい配線パターンを設け、電極を配線パターンと直接接続したことを特徴とする。
請求項2に記載のLED照明装置は、LEDとペルチエモジュールとを直列に接続し、ペルチエモジュールをLEDに流れる電流を限流する抵抗素子と兼用することを特徴とする。
以上、本発明のLED照明装置においては、配線基板の下側であってLEDが実装されている位置に略対応する位置に実装される平板状のペルチエモジュールを備え、ペルチエモジュールの側辺に電極を設けるとともに、配線基板の下側に電極よりも面積の大きい配線パターンを設け、電極を配線パターンと直接接続しているので、LEDからの発熱をペルチエモジュールと配線パターンとの両方から放熱することができる。
また、ペルチエモジュールをLEDからの発熱を冷却する素子として用いるとともに、LEDに流れる電流を限流する抵抗素子として用いる、すなわち、両者を兼用しているので、LED照明装置の部品数を削減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図1から図5までを参照して説明する。図1(a)、(b)は本LED照明装置の要部を上から見た上面図及び断面から見た断面図を示しており、図2はペルチエモジュール3の断面図を示している。また、図3は本LED照明装置の外観斜視図を示しており、図4は本LED照明装置の分解斜視図を示している。さらに、図5は本LED照明装置の回路図を示している。
以下、各部の構成を説明する。
LED1は、本LED照明装置の光源となるものであり、配線基板2上に配線基板2のある直径の方向と平行方向に複数列のLEDチップが、略等間隔に配置されている。このLEDは、発光色が、たとえば、赤色、緑色、及び青色の3色からなり、この赤色、緑色、及び青色の組合せで、各発光色が混合して色調を適宜変化させることができる。また、このLEDチップの各々は、概ね0.3mm角程度のベアチップであり、配線基板2上の導電性金属パターン上(図示しない)に実装されている。
配線基板2は、LED1やペルチエモジュール3などが実装され、LED1やペルチエモジュール3などに対する基体となるものであり、平板円状であって、該平板の上側にLED1などが実装され、図1(b)に示すように、下側にペルチエモジュール3が実装されている。配線基板2の材質としては、熱伝導性の高い材料、たとえば、Al、Fe、Cuなどの金属や、アクリル樹脂、ポリカーボネート、デルリンなどの高分子材料や、セラミック、ガラスなどの非金属無機材料などが用いられる。
また、配線基板2の上側を、たとえば、鏡面仕上げした凹面に絶縁膜を形成して電極パターンを形成してもよい。この絶縁膜は、たとえば、1mm以下のプラスチックフィルムシートの貼り付け、熱酸化、絶縁材料のメッキ、蒸着あるいはスパッタリング等により形成される。そして、電極パターンは、たとえば、ITO膜等からなる透明電極や、Al、Au、Ag等の金属からなる導電パターンにより形成される。
さらに、配線基板2の下側には、図1(a)に示すように、熱伝導性の高い材料であるCu箔や、Al箔によって略方形状の配線パターン2aが形成されている。この配線パターン2aの面積は、ペルチエモジュール3が有する略方形状の電極3aの面積よりも大きくしており、また、電極3aと配線パターン2aとを半田付けなどにより直接半田付けによって接続し、ペルチエモジュール3からの熱が電極3aを介して配線パターン2aに効率よく伝達されるようにしている。このようにして、配線パターン2aから熱が外部に効率的に放出される。
配線パターン2aや電極3aの形状は、略方形状のものには限られない。特に、パターンを形成する外辺の長さをできるだけ長くし、放熱効果を少しでも向上させようとする観点から、配線パターン2aは、多角形状にしたり、外辺を湾曲させたり、くし型構造にしてもよい。また、配線パターン2a内に複数の穴部を穿設してもよい。
ペルチエモジュール3は、LED1からの発熱を吸熱するものであり、配線基板2の下側であってLED1が実装されている位置に略対応する位置にそれぞれ密着固定して実装されている。このペルチエモジュール3においては、図2に示すように、P型半導体4a、N型半導体4b、一方及び他方の金属ブリッジ4c及び4dからなるペルチエ素子4が、π型構造となるように構成されており、このπ型構造に構成されたペルチエ素子4が複数個、直列に結合されている。このペルチエモジュール3は、面実装型の抵抗器などと同様のいわゆる面実装型のモジュールである。したがって、モジュール全体の厚みは面実装型の抵抗器などと同様に、非常に薄くなっている。
そして、ペルチエモジュール3の側辺に相当する一方の金属ブリッジ4cの両側辺には、Al、Fe、Cuなどの金属からなる電極3aがそれぞれ延在して設けられており、一方の金属ブリッジ4cと電極3aとは電気的に接続されている。また、電極3aは配線基板2と半田付けによって電気的に接続されており、したがって、一方の金属ブリッジ4c側が配線基板2の下側に接触していることとなる。さらに、各ペルチエ素子4の他方の金属ブリッジ4d側を、セラミック板5でそれぞれ固定して保持している。このように構成されたペルチエモジュール3に電流を流すと、ペルチエ効果によって、一方の金属ブリッジ4c側は冷却面となって周囲のエネルギーを吸収し、他方の金属ブリッジ4d側は放熱面となる。
本LED照明装置においては、LED1やペルチエモジュール3を実装した配線基板2が図4に示すように、略円筒状の器具本体6に納められ、配線基板2が納められた状態で器具本体6に配線基板2の上からレンズ部7が被せられる。ここで、レンズ部7には、配線基板2上のLED1に対応した位置にそれぞれ、レンズ7aが設けられている。そして、レンズ部7を器具カバー8で器具本体6に固定している。
配線基板2において、LED1とペルチエモジュール3とは、図5に示す回路図のように直列に接続されている。すなわち、商用交流電源ACを整流平滑した直流電源から供給される電力をペルチエモジュール3を介して、直列接続された複数個のLED1に電力を供給している。
ここで、フューズF、サージアブゾーバZNR、フィルムコンデンサC1は、商用交流電源ACからの雑音などを防止する雑音防止回路を構成している。また、雑音防止回路の出力に一端には、商用交流電源ACからの電圧を降圧するための降圧コンデンサCAが接続されている。そして、降圧コンデンサCAからの出力電圧がダイオードブリッジDBによって整流され、この整流された電圧が、平滑コンデンサCBによって平滑され、直流電源が形成されている。さらに、各LED1の直列回路にはそれぞれ直列に、LEDに流れる電流を限流する限流抵抗R1、R2が設けられている。
このように、LED1とペルチエモジュール3とを直列に接続し、ペルチエモジュール3をLED1に流れる電流を限流する限流抵抗として使用すると、ペルチエモジュール3をLED1からの熱を吸収する冷却素子として使用することができるとともに、限流素子としても使用することができる。
なお、ペルチエモジュール3の抵抗値は、ペルチエモジュール3を構成するペルチエ素子4の数を増減させることや複数のペルチエ素子4間の接続態様を適宜調整することによって、調整することができる。
以上、本発明によれば、配線基板2の下側であってLED1が実装されている位置に略対応する位置に実装される平板状のペルチエモジュール3を備え、ペルチエモジュール3の側辺に電極3aを設けるとともに、配線基板2の下側に電極3aよりも面積の大きい配線パターン2aを設け、電極3aを配線パターン2aと直接接続しているので、LED1からの発熱をペルチエモジュール3と配線パターン2aとの両方から放熱することができる。
また、ペルチエモジュール3をLED1からの発熱を冷却する素子として用いるとともに、LED1に流れる電流を限流する抵抗素子として用いる、すなわち、両者を兼用しているので、LED照明装置の部品数を削減することができる。
1 LED
2 配線基板
2a 配線パターン
3 ペルチエモジュール
3a 電極
2 配線基板
2a 配線パターン
3 ペルチエモジュール
3a 電極
Claims (2)
- LEDが実装される平板状の配線基板と、配線基板の上側に実装されるLEDと、配線基板の下側であってLEDが実装されている位置に略対応する位置に実装される平板状のペルチエモジュールと、を備え、ペルチエモジュールの側辺に電極を設けるとともに、配線基板の下側に電極よりも面積の大きい配線パターンを設け、電極を配線パターンと直接接続したことを特徴とするLED照明装置。
- LEDとペルチエモジュールとを直列に接続したことを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004238721A JP2006059930A (ja) | 2004-08-18 | 2004-08-18 | Led照明装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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