JP2006059102A - Cad装置、シンボル作成装置、cadプログラム、およびシンボル作成プログラム - Google Patents

Cad装置、シンボル作成装置、cadプログラム、およびシンボル作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 作図効率が高いCAD装置、シンボルの作成が容易なシンボル作成装置、コンピュータに組み込まれてコンピュータをそのようなCAD装置として動作させるCADプログラム、およびコンピュータに組み込まれてコンピュータをそのようなシンボル作成装置として動作させるシンボル作成プログラムを提供する。
【解決手段】
複数のピンを備えた電子部品の各ピンが有する属性が記載された一覧表を表した表データ(シンボルデータ)を入手するシンボルデータ読込部410と、
表データ入手部で入手された表データが表す一覧表に記載された各属性と同じ属性を有する各シンボルピンを、電子部品を表した部品シンボルに、その一覧表における属性の記載位置に対応する配置で付与するシンボル作成部430とを備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、操作に応じて図面を作成するCAD装置、そのCAD装置で用いられるシンボルを作成するシンボル作成装置、コンピュータをCAD装置として動作させるCADプログラム、およびコンピュータをシンボル作成装置として動作させるシンボル作成プログラムに関する。
従来より、いわゆるCAD(Computer−Aided Design)装置と称される作図装置が種々の分野で利用されており、例えば、電気回路設計の分野や、電力系統管理の分野(例えば特許文献1参照)や、建築分野(例えば特許文献2参照)などで利用されている。このようなCAD装置における通常の作図作業は、マウスやキーボードを用いて線や部品やシンボルを画面上に配置する作業である。
また、CAD装置を用いた作図作業の簡略化を図るための提案も知られている(例えば特許文献2、特許文献3参照)。これらの文献では、図面上の座標を記述したデータの入力を受けて、その記述通りに線や部品を図面上に配置するCAD装置が提案されている。
特開2003−208340号公報 特開2002−15271号公報 特開2002−230052号公報 特開平10−149375号公報
ところで、特に電子回路設計の分野では、LSIなどの技術進歩に伴って、いわゆるチップ部品の利用による回路の小型化が日常化している。このようなチップ部品は、大規模な回路の集積体であって、このチップ部品を用いた回路設計の際には、そのチップ部品の内部回路の構造はブラックボックスとして扱われ、そのチップ部品に対する信号の入出力などが設計されることとなる。これによって設計の手間は軽減される。
回路設計時にはチップ部品を表したシンボルがCAD装置に登録され、回路図上にはそのシンボルが描画されることとなる。チップ部品には、信号入出力などに用いられる多数のピンが存在し、シンボル上では、これら多数のピンそれぞれに対して、信号の種類や入出力の形態などといった属性が定義されなければならない。従来のCAD装置では、シンボルの雛形として、サイズの変更などが可能で、各ピンの属性が未定義のものが用いられ、マウス操作によるピン選択とキーボード操作やマウス操作による属性入力が各ピンについて繰り返されることによって、実際に回路図上に描画されるシンボルが作成される。
しかし、近年ではピン数がますます増大して数百〜数千にも達しているため、上述した操作によるシンボルの作成は極めて煩雑であり、作図効率の低下を招いている。また、一般に、回路図における配線などの描画位置と実際の界路上における配線場所とは異なっているので、シンボル上のピン位置も、実際のチップ部品におけるピン位置とは異なっていることが多く、回路図における配線の描画スペースを確保するために、1つのチップ部品を複数のシンボルに分割して表現することも多い。このため、同一のチップ部品を用いた回路の設計であっても、異なる回路の設計に際しては、設計者の好みなどに応じたシンボルの新たな定義が必要となり、作図作業の更なる効率低下を生じる。
本発明は上記事情に鑑み、作図効率が高いCAD装置、シンボルの作成が容易なシンボル作成装置、コンピュータに組み込まれてコンピュータをそのようなCAD装置として動作させるCADプログラム、およびコンピュータに組み込まれてコンピュータをそのようなシンボル作成装置として動作させるシンボル作成プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のCAD装置は、
操作に応じた位置に部品シンボルを配置して図面を作成する作図機能と、部品シンボルを作成するシンボル作成機能とを有するCAD装置において、
複数のピンを備えた電子部品の各ピンが有する属性が記載された一覧表を表した表データを入手する表データ入手部と、
表データ入手部で入手された表データが表す一覧表に記載された各属性と同じ属性を有する各シンボルピンを、電子部品を表した部品シンボルに、その一覧表における属性の記載位置に対応する配置で付与するシンボルピン配置部とを備えたものであることを特徴とする。
本発明のCAD装置によれば、CAD装置のユーザは、一覧表で各ピンの属性を定義することができるとともに、その一覧表上に属性を記載するだけで最終的なシンボルピンの位置が決定されることとなる。従ってピン選択と属性入力とを繰り返す手間が緩和されて作業効率が向上する。なお、部品シンボル上でのシンボルピンの位置は等間隔に配置されることが普通なので、CAD装置は、単純な変換アルゴリズムなどによって、一覧表上の記載位置からシンボル上のピン配置を決定することができる。
また、ユーザは、このような一覧表を、使い慣れた表計算ソフトウェアなどを利用することで容易に作成することもでき、作業効率の更なる向上を図ることができる。
本発明のCAD装置において、上記シンボルピン配置部が、上記一覧表中の空欄を、シンボルピンが存在しない位置として取り扱うものであることは好適である。
部品シンボル上では、回路図における視認性の向上などを目的として、しばしば、シンボルピンがグループ分けされて隙間を空けて記述される。上記の好適なCAD装置によれば、このようなグループ分けの隙間は、一覧表中に空欄が設けられることで容易に定義される。
上記目的を達成する本発明のシンボル作成装置は、
操作に応じた位置に部品シンボルを配置して図面を作成するCAD装置で用いられる部品シンボルを作成するシンボル作成装置において、
複数のピンを備えた電子部品の各ピンが有する各属性が記載された一覧表を表した表データを入手する表データ入手部と、
表データ入手部で入手された表データが表す一覧表に記載された各属性と同じ属性を有する各シンボルピンを、電子部品を表した部品シンボルに、その一覧表における属性の記載位置に対応する配置で付与するシンボルピン配置部とを備えたことを特徴とする。
本発明のシンボル作成装置によれば、本発明のCAD装置と同様に、一覧表によって部品シンボルが作成されるので、部品シンボルの作成が容易である。
上記目的を達成する本発明のCADプログラムは、
コンピュータに組み込まれてそのコンピュータを、操作に応じた位置に部品シンボルを配置して図面を作成する作図機能と、部品シンボルを作成するシンボル作成機能とを有するCAD装置として動作させるCADプログラムであって、
上記コンピュータ上に、
複数のピンを備えた電子部品の各ピンが有する属性が記載された一覧表を表した表データを入手する表データ入手部と、
表データ入手部で入手された表データが表す一覧表に記載された各属性と同じ属性を有する各シンボルピンを、電子部品を表した部品シンボルに、その一覧表における属性の記載位置に対応する配置で付与するシンボルピン配置部とを構築することを特徴とする。
本発明のCADプログラムによれば、本発明のCAD装置をコンピュータによって容易に実現することができる。
上記目的を達成する本発明のシンボル作成プログラムは、
コンピュータに組み込まれてそのコンピュータを、操作に応じた位置に部品シンボルを配置して図面を作成するCAD装置で用いられる部品シンボルを作成するシンボル作成装置として動作させるシンボル作成プログラムであって、
上記コンピュータ上に、
複数のピンを備えた電子部品の各ピンが有する各属性が記載された一覧表を表した表データを入手する表データ入手部と、
表データ入手部で入手された表データが表す一覧表に記載された各属性と同じ属性を有する各シンボルピンを、電子部品を表した部品シンボルに、その一覧表における属性の記載位置に対応する配置で付与するシンボルピン配置部とを構築することを特徴とする。
本発明のシンボル作成プログラムによれば、本発明のシンボル作成装置をコンピュータによって容易に実現することができる。
なお、本発明にいうシンボル作成装置、CADプログラム、およびシンボル作成プログラムについては、ここではその基本形態のみを示すのにとどめるが、これは単に重複を避けるためであり、本発明にいうシンボル作成装置、CADプログラム、およびシンボル作成プログラムには、上記の基本形態のみではなく、前述したCAD装置の各形態に対応する各種の形態が含まれる。
また、本発明のCADプログラムおよびシンボル作成プログラムがコンピュータ上に構築する表データ入手部などといった要素は、1つの要素が1つのプログラム部品によって構築されるものであってもよく、1つの要素が複数のプログラム部品によって構築されるものであってもよく、複数の要素が1つのプログラム部品によって構築されるものであってもよい。また、これらの要素は、そのような作用を自分自身で実行するものとして構築されてもよく、あるいは、コンピュータに組み込まれている他のプログラムやプログラム部品に指示を与えて実行するものとして構築されても良い。
以上説明したように、本発明のCAD装置およびCADプログラムによれば高い作図効率が実現し、本発明のシンボル作成装置およびシンボル作成プログラムによればシンボルの作成が容易である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
以下説明する実施形態では、本発明のCADプログラムの一実施形態がパーソナルコンピュータに組み込まれて実行されることによってそのコンピュータが本発明のCAD装置の一実施形態として動作する。また、そのCADプログラムの一実施形態およびCAD装置の一実施形態は、それぞれ、本発明のシンボル作成プログラムの一実施形態およびシンボル作成装置の一実施形態を内包している。
図1は、本発明の一実施形態が適用されるコンピュータシステムを示す図である。
上述したように、本実施形態では、CAD装置やシンボル作成装置がパーソナルコンピュータ100上で実現される。
このパーソナルコンピュータ100は、CPU、RAMメモリ、ハードディスク等を内蔵した本体部110、本体部110からの指示により蛍光面121に画面表示を行う画像表示装置120、このパーソナルコンピュータ内にユーザの指示や文字情報を入力するためのキーボード130、蛍光面121上の任意の位置を指定することによりその位置に応じた指示を入力するマウス140を備えている。
本体部110は、さらに、外観上、フレキシブルディスク200、CD−ROM210(図1には図示せず;図2参照)が装填されるフレキシブルディスク装填口111およびCD−ROM装填口112を有しており、その内部には、装填されたフレキシブルディスクやCD−ROMをドライブする、フレキシブルディスクドライブ116、CD−ROMドライブ117(図2参照)も搭載されている。
図2は、パーソナルコンピュータのハードウェア構成図である。
ここには、中央演算処理装置(CPU)113、主メモリ114、ハードディスク装置115、フレキシブルディスクドライブ116、CD−ROMドライブ117、マウス140、キーボード130、および画像表示装置120が示されており、それらはバス150で相互に接続されている。
フレキシブルディスクドライブ116、CD−ROMドライブ117は、図1を参照して説明したように、フレキシブルディスク200、CD−ROM210が装填され、装填されたフレキシブルディスク200、CD−ROM210をアクセスするものである。
ここでCD−ROM210には、本発明のCADプログラムの一実施形態が記憶されており、このCD−ROM210が図1のCD−ROM装填口112から本体部110内に装填されると、CD−ROMドライブ117により、そのCD−ROM210からCADプログラムが読み込まれ、バス150を経由し、ハードディスク装置115に内に格納される。このハードディスク装置115内に格納されたCADプログラムが主メモリ114上にロードされてCPU113により実行されると、このパーソナルコンピュータは、本発明のCAD装置の一実施形態として動作する。
図3は、本発明のCADプログラムの一実施形態を示す図である。ここでは、このCADプログラム300は、CD−ROM210に記憶されている。
このCADプログラム300は、図1に示すパーソナルコンピュータ100内で実行され、そのパーソナルコンピュータ100をいわゆるCAD装置として動作させるものであり、シンボルデータ読込部310とピンデータ入力部320とシンボル作成部330と作図部340とを有する。これらの要素のうちシンボルデータ読込部310、ピンデータ入力部320、およびシンボル作成部330は、本発明にいうシンボル作成プログラムの一実施形態を構成している。
このCADプログラム300の各要素の詳細については後述する。
図4は、本発明のCAD装置の一実施形態の機能ブロック図である。
このCAD装置400は、図3のCADプログラム300が、図1に示すパーソナルコンピュータ100にインストールされて実行されることにより構成されるものである。
このCAD装置400はシンボルデータ読込部410とピンデータ入力部420とシンボル作成部430と作図部440と作成基準記憶部450とシンボル記憶部460とから構成されており、これらの要素のうちシンボルデータ読込部410、ピンデータ入力部420、シンボル作成部430、および作図部440は、図3に示すCADプログラム300を構成する、シンボルデータ読込部310、ピンデータ入力部320、シンボル作成部330、および作図部340それぞれによってパーソナルコンピュータ100上に構築されている。このように、図4に示すCAD装置400の各要素は、図3に示すCADプログラム300の各要素にそれぞれ対応するが、図4の各要素は、図1に示すパーソナルコンピュータ100のハードウェアとそのパーソナルコンピュータで実行されるOSやアプリケーションプログラムとの組合せで構成されているのに対し、図3に示す各要素はそれらのうちのアプリケーションプログラムのみにより構成されている点が異なる。
なお、作成基準記憶部450およびシンボル記憶部460は、それぞれ、図2に示すハードディスク装置115および主メモリ114によって構成されている。
また、CAD装置400の要素のうちシンボルデータ読込部410、ピンデータ入力部420、シンボル作成部430、および作成基準記憶部450は、本発明のシンボル作成装置の一実施形態に相当し、本発明のCAD装置におけるシンボル作成機能を担っている。また、シンボルデータ読込部410およびシンボル作成部430は、それぞれ、本発明にいう表データ入手部およびシンボルピン配置部の各一例に相当する。
以下、図4に示すCAD装置400の各要素の概略を説明する。
図4のCAD装置400を構成するシンボルデータ読込部410では、電子部品を表したシンボルの各ピンが有する属性を一覧表形式で定義したシンボルデータが読み込まれる。本実施形態では、このようなシンボルデータは、CAD装置400のユーザが表計算ソフトウェアなどを用いて予め作成しているものとする。一方、ピンデータ入力部420では、ピンの属性が、従来と同様に各ピン毎にマウス操作やキーボード操作によって入力される。
シンボル作成部430は、シンボルデータ読込部410およびピンデータ入力部420のそれぞれからシンボルデータもしくは属性を受け取り、作成基準記憶部450に記憶されている作成基準を用いてシンボルを作成し、そのシンボルをシンボル記憶部460に格納する。
作図部440では、マウス操作やキーボード操作に従った作図処理が従来と同様に実行され、シンボル記憶部460に格納されているシンボルが適宜に読み出されて作図に利用される。
本実施形態のCAD装置400は、基本的にはこのように構成されている。ここで、シンボルデータが表す一覧表の構成と、シンボル作成部430がシンボルデータに従ってシンボルを作成する手順について詳細に説明する。
図5は、シンボルデータが表す一覧表の構成を示す図である。
この一覧表500には、部品ピン欄510とピン属性欄520とシンボルピン欄530とピン形状欄540と信号名欄550が左右対称に2セット設けられている。これら2セットの欄は、それぞれ、シンボルの左右それぞれに相当しており、これらの欄の各段は1つのピンに対応している。一覧表500には、このことを視覚的に理解するためにシンボルの外形と引き出し線に相当する罫線が引かれているが、この罫線はCAD装置にとっては不要のものである。
部品ピン欄510には、実際の電子部品の各ピンに付与されているピン番号が記載される。
ピン属性欄520には、ピンの入出力形態などを表す文字が記載され、その文字としては、入力ピンを表す文字「I」と出力ピンを表す文字「O」と入出力ピンを表す文字「IO」と電源ピンを表す文字「P」とアースピンを表す文字「G」と不定を表す文字「U」がある。
シンボルピン欄530には、シンボル上で各ピンに付与される番号が記載される。
ピン形状欄540には、各ピンのシンボル上での形状を表す数値が記載され、その数値としては、通常のピン形状を表す数値「1」と出力反転のピン形状を表す数値「2」と入力反転のピン形状を表す数値「3」と論理反転のピン形状を表す数値「4」と出力のピン形状を表す数値「5」と入力のピン形状を表す数値「6」と双方向のピン形状を表す数値「7」と双方向出力のピン形状を表す数値「8」と双方向入力のピン形状を表す数値「9」とアナログのピン形状を表す数値「10」と非論理のピン形状を表す数値「11」がある。
信号名欄550には、各ピンに対して入出力される信号などを表した名称が記載される。
これらの欄には、空欄となっている段も存在する。例えば、シンボルピン番号の88番と108番との間の段は空欄である。このような空欄は、シンボル上にはピンが存在しないで隙間が設けられるということを表している。
なお、本発明にいうピンの属性は、ピン属性欄520に記述されるものだけでなく、部品ピン欄510とピン属性欄520とシンボルピン欄530とピン形状欄540と信号名欄550とのそれぞれに記述されるものは、いずれも本発明にいうピンの属性の一例である。
ここに示すような一覧表は、段数が多いものであったとしても、表計算ソフトウェアなどに備えられた編集用の機能などが用いられることによって容易に作成可能である。
このような一覧表500を表すシンボルデータが、図4に示すシンボルデータ読込部410によって読み込まれると、そのシンボルデータはシンボル作成部430に受け渡されてシンボルの作成に用いられる。
図6は、シンボル作成部430がシンボルデータに従ってシンボルを作成する手順を表すフローチャートである。このフローチャートを用いて手順を説明するに当たり、図5を適宜に参照する。
このフローチャートに示す手順は、シンボル作成部がシンボルデータを受け取ると開始され、先ず、作成基準451が、図4に示す作成基準記憶部450から読み込まれる(ステップS01)。この作成基準451には、シンボル名や、シンボルの基本サイズや、ピンの配置間隔などが含まれており、シンボルデータが表している一覧表を解釈するためのフォーマットなども含まれている。
作成基準451が読み込まれると、次に、一覧表500の信号名欄550に記載されている名称の文字数が数えられ、その名称を記述できるだけのシンボルの幅が算出される(ステップS02)。更に、一覧表500の左右2セットの欄それぞれについて、途中の空欄も含めた段数が数えられ、シンボルの高さが、段数の多い方に合わせて算出される(ステップS03)。
その後、以下のステップS04〜ステップS06が、一覧表500の行数(段数)分だけ繰り返される。
先ず、一覧表500の1行分(1段分)が読まれ(ステップS04)、次に、その行に属性が記載されている場合には、その記載行の位置に対応するシンボル上のY座標位置にピンを配置する。一覧表500の1行には左右対称に2ピン分が記述されているので、シンボルの左右それぞれについて属性記載の確認とピン配置が行われる(ステップS05)。そして、その行に記述されている属性が、そのピンの属性として設定される(ステップS06)。シンボルの描画の際には、このように設定された属性が図面上で表現されることとなる。本実施形態では、属性のうちのピン番号や信号名は文字で表現され、ピンの入出力形態などはピンを表した図形形状で表現される。
その後、一覧表500の行が無くなるまでは、ステップS04に戻って上記の処理が繰り返される。
ステップS04〜ステップS06の処理が一覧表500の全すべての行について繰り返されると、次に、シンボル名を書き込む位置と、このシンボルが占有して配線の描画などを排斥する領域が算出されて(ステップS07)、シンボルの形状が完成する。
最後に、このように作成されたシンボルが、図4に示すシンボル記憶部460に格納される(ステップS08)。
このように、本実施形態として説明したCAD装置では、一覧表で定義された属性に従ってシンボルが自動的に作成されるので、ピン選択と属性入力を各ピンで繰り返すことが不要となり、作業効率が向上する。
本実施形態の装置を実際に作図作業に適用したところ、作業時間の低減率で約80%程度という大きな効果が得られている。
なお、上記説明では、本発明のシンボル作成装置およびシンボル作成プログラムそれぞれの一実施形態として、CAD装置およびCADプログラムそれぞれの一部として組み込まれた形態が示されているが、本発明のシンボル作成装置およびシンボル作成プログラムは、CAD装置およびCADプログラムから独立の装置やプログラムであっても良い。
また、上記説明では、従来と同様に各ピン毎の属性入力を受けるピンデータ入力部を備えたCAD装置が示されているが、本発明のCAD装置およびシンボル作成装置には、このピンデータ入力部は必須ではない。
また、上記説明では、一覧表が表計算ソフトウェアなどによって予め作成されている例が示されているが、本発明のCAD装置およびシンボル作成装置は、一覧表の作成機能を備えたものであっても良い。そのように一覧表の作成機能を備えた場合には、本発明にいう表データ入手部は、一覧表を内部的に入手することとなる。
また、上記実施形態では、本発明のCADプログラムおよびシンボル作成プログラムの実施形態を記憶する記憶媒体の一例としてCD−ROMが示されているが、本発明のシンボル作成プログラムやシンボル作成プログラムを記憶する記憶媒体は、プログラムを記憶することができるものであればその種類を問うものではなく、例えばハードディスク装置の磁気ディスクであってもよく、あるいはフレキシブルディスクやMOディスクやDVDであってもよく、あるいはカード型やテープ型の記憶媒体であってもよい。
本発明の一実施形態が適用されるコンピュータシステムを示す図である。 パーソナルコンピュータのハードウェア構成図である。 本発明のCADプログラムの一実施形態を示す図である。 本発明のCAD装置の一実施形態の機能ブロック図である。 シンボルデータが表す一覧表の構成を示す図である。 シンボル作成部がシンボルデータに従ってシンボルを作成する手順を表すフローチャートである。
符号の説明
100 パーソナルコンピュータ
110 本体部
111 フレキシブルディスク装填口
112 CD−ROM装填口
113 中央演算処理装置(CPU)
114 主メモリ
115 ハードディスク装置
116 フレキシブルディスクドライブ
117 CD−ROMドライブ
120 画像表示装置
121 蛍光面
130 キーボード
140 マウス
150 バス
200 フレキシブルディスク
210 CD−ROM
300 CADプログラム
310 シンボルデータ読込部
320 ピンデータ入力部
330 シンボル作成部
340 作図部
400 CAD装置
410 シンボルデータ読込部
420 ピンデータ入力部
430 シンボル作成部
440 作図部
450 作成基準記憶部
460 シンボル記憶部
500 属性の一覧表
510 部品ピン欄
520 ピン属性欄
530 シンボルピン欄
540 ピン形状欄
550 信号名欄

Claims (5)

  1. 操作に応じた位置に部品シンボルを配置して図面を作成する作図機能と、該部品シンボルを作成するシンボル作成機能とを有するCAD装置において、
    複数のピンを備えた電子部品の各ピンが有する属性が記載された一覧表を表した表データを入手する表データ入手部と、
    前記表データ入手部で入手された表データが表す一覧表に記載された各属性と同じ属性を有する各シンボルピンを、前記電子部品を表した部品シンボルに、該一覧表における属性の記載位置に対応する配置で付与するシンボルピン配置部とを備えたものであることを特徴とするCAD装置。
  2. 前記シンボルピン配置部が、前記一覧表中の空欄を、前記シンボルピンが存在しない位置として取り扱うものであることを特徴とする請求項1記載のCAD装置。
  3. 操作に応じた位置に部品シンボルを配置して図面を作成するCAD装置で用いられる部品シンボルを作成するシンボル作成装置において、
    複数のピンを備えた電子部品の各ピンが有する各属性が記載された一覧表を表した表データを入手する表データ入手部と、
    前記表データ入手部で入手された表データが表す一覧表に記載された各属性と同じ属性を有する各シンボルピンを、前記電子部品を表した部品シンボルに、該一覧表における属性の記載位置に対応する配置で付与するシンボルピン配置部とを備えたことを特徴とするシンボル作成装置。
  4. コンピュータに組み込まれて該コンピュータを、操作に応じた位置に部品シンボルを配置して図面を作成する作図機能と、該部品シンボルを作成するシンボル作成機能とを有するCAD装置として動作させるCADプログラムであって、
    前記コンピュータ上に、
    複数のピンを備えた電子部品の各ピンが有する属性が記載された一覧表を表した表データを入手する表データ入手部と、
    前記表データ入手部で入手された表データが表す一覧表に記載された各属性と同じ属性を有する各シンボルピンを、前記電子部品を表した部品シンボルに、該一覧表における属性の記載位置に対応する配置で付与するシンボルピン配置部とを構築することを特徴とするCADプログラム。
  5. コンピュータに組み込まれて該コンピュータを、操作に応じた位置に部品シンボルを配置して図面を作成するCAD装置で用いられる部品シンボルを作成するシンボル作成装置として動作させるシンボル作成プログラムであって、
    前記コンピュータ上に、
    複数のピンを備えた電子部品の各ピンが有する各属性が記載された一覧表を表した表データを入手する表データ入手部と、
    前記表データ入手部で入手された表データが表す一覧表に記載された各属性と同じ属性を有する各シンボルピンを、前記電子部品を表した部品シンボルに、該一覧表における属性の記載位置に対応する配置で付与するシンボルピン配置部とを構築することを特徴とするシンボル作成プログラム。
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