JP2006058409A - 顕微鏡用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 LEDの発光の集光効率が良く、構造が簡素で、小型化が容易に可能で、コストを削減できる顕微鏡用照明装置を提供する。
【解決手段】 顕微鏡用照明装置40は、全体が環状を呈し、基板1と、この基板1に環状に配置された複数のLED10と、LED10の発光面側に設けられ、各LED10の発光面との対向位置から前記環の中心軸側にそれぞれずれた位置にLED10からの発光を前記環の中心軸方向に集光するレンズ20を有するレンズ集合体2とを備える。また、レンズ集合体2は、各LED10との正対側にそれぞれLED10からの発光をレンズ20に導く凹面25を有する。LED10からの発光は、凹面25によりレンズ20に導かれ、更にレンズ20により前記環の中心軸方向に集光される。
【選択図】 図3

Description

この発明は、顕微鏡(特に光学顕微鏡)に取り付けて使用する顕微鏡用照明装置に関する。
従来、顕微鏡(特に光学顕微鏡)の照明装置としては、ハロゲンランプ、キセノンランプ、蛍光灯等が用いられている。しかしながら、昨今ではそれらに代わり、消費電力の削減等から光源としてLEDを使用したものが使用されるようになってきている。LEDを使用した照明装置としては、例えば、中心部に所定の空間を残して複数のLEDを円形状に配設したリング照明装置がある(例えば、特許文献1参照)。この照明装置は、顕微鏡に取り付けることができるようになっている。
また、光学顕微鏡の照明装置として、基板に複数のLED素子をリング状に配置し、各LED素子が赤、青、緑のLEDを接近した状態で各々独立して実装してなる照明装置がある(例えば、特許文献2参照)。この照明装置も、顕微鏡に取り付けることができるようになっている。
この他、LED支持体と、そのLED支持体に所定軸方向に発光面を向けて装着した複数のパワーLEDと、各パワーLEDの発光面側にそれぞれ設けた複数のレンズと、それらレンズを一体的に保持するレンズ保持体と、レンズ保持体及びLED支持体間に介在し、レンズ保持体を前記軸を中心として回転可能に支持するとともにその正逆回転動作に伴って前記軸方向に沿って進退させる進退機構と、レンズ保持体の回転動作を各レンズの光軸が各パワーLEDの光軸と略一致する複数の角度でそれぞれ制止する回転制止機構とを備えたスポット照明装置がある(例えば、特許文献3参照)。この照明装置は、花屋や植物工場等で用いる人工光源である。
特開平10−149705号公報 実用新案登録第3100531号公報 特開2004−221042号公報
ところで、顕微鏡用の照明装置には、対象物を明るく照らすことに加えて、対象物に効率良く光を集めることが求められる。上記特許文献1記載の照明装置では、各LEDからの発光を対象物に向けて集光させるために、各LEDの光軸がリング状の本体部の軸心方向に向けて所定の傾斜角度(30〜75°)を持って配設されている。しかしながら、このような構成では、LEDを傾斜状態で取り付けるための構造が複雑になり、コストも掛かる。
上記特許文献2記載の照明装置では、LED素子は基板に水平状に実装されているだけであり、集光効率を上げるような手立ては特に採られていない。
また、上記特許文献3記載の照明装置では、パワーLEDに対してレンズ保持体を進退させることで、レンズとパワーLEDとの間隔を調整し、照射面積及び指向性を変えているが、レンズとパワーLEDとの間隔が最も離れた最離間位置においても、照明光が若干拡がりながら進むように設定されている。特に、パワーLEDの照明光をLED支持体の軸に向かって集光させるには、別部品である反射体をLED支持体の周囲に取り付けるようになっている。この場合、部品点数が多くなるだけでなく、反射体やそれを取り付けるための構造が必要であり、コスト高にもなる。
この発明は、そのような問題点に着目してなされたもので、LEDの発光の集光効率が良く、構造が簡素で、小型化が容易に可能で、コストを削減できる顕微鏡用照明装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の顕微鏡用照明装置は、顕微鏡に取り付けるための開口部を有する基板と、この基板の開口部の周囲に環状に配置された複数のLEDと、LEDの発光面側に設けられ、各LEDの発光面との対向位置から前記環の中心軸側にそれぞれずれた位置にLEDからの発光を前記環の中心軸方向に集光するレンズを有するレンズ集合体とを備えることを特徴とする。
この顕微鏡用照明装置では、レンズ集合体の各レンズが対応のLEDの発光面との対向位置から前記環の中心軸側にずれているので、各LEDからの発光はレンズにより前記環の中心軸方向に集光される。
この照明装置において、レンズ集合体は、各LEDとの正対側にそれぞれLEDからの発光をレンズに導く凹面を有することが好ましい。
また、各LEDは、赤色LED素子、緑色LED素子及び青色LED素子から成ることが好適である。
更に、レンズ集合体は、樹脂成形されて成ることが好ましい。
本発明によれば、LEDの発光の集光効率が良く、構造が簡素で、小型化が容易に可能であり、しかもコストを削減できる。
請求項2の構成とすれば、各LEDの発光の集光効率がより一層良くなる。
請求項3の構成とすれば、よりムラの無い照明が可能となり、赤・緑・青の各色や混色が容易であるだけでなく、赤・緑・青の混色性が良く、色の安定性も良くなる。
請求項4の構成とすれば、レンズ又はレンズと凹面を有するレンズ集合体の製造が容易になる。
以下、実施の形態により、この発明を更に詳細に説明する。
実施形態に係る顕微鏡用照明装置の平面図(上面図)を図1に、その底面図を図2に、側面図を図3の(a)に、図1の線A−Aにおける一部破断断面図を図3の(b)に示す。この顕微鏡用照明装置40は、全体が環状を呈するもので、環状の基板1と、この基板1に環状に配置された複数のLED10と、LED10の発光面側に設けられ、各LED10の発光面との対向位置から前記環の中心軸側にそれぞれずれた位置にLED10からの発光を前記環の中心軸方向に集光するレンズ20を有する環状のレンズ集合体2とを備える。基板1は、環状のケース体3に例えば嵌合により取り付けられ、レンズ集合体2は、このレンズ集合体2に設けられたネジ孔22にネジ(図示せず)が通されてケース体3のネジ部35に締め付けられることでケース体3に固定される。
次に、各部の構造について詳細に説明する。基板1の平面図を図5に、その裏面図を図6に示す。基板1は環状を呈しており、中心には顕微鏡50(図13)の先端部を挿通するための円形の開口部11と、レンズ集合体2をケース体3に取り付けるためのネジを通すための切欠き12と、リード線(図示せず)を通し易くするための切欠き13とを有する。
基板1上に実装されたLED10は、ここでは全部で25個あり、開口部11の中心から等角度θ1(θ1=14.4°)間隔で位置決めされている。各LED10は、図面には示していないが、赤色LED素子、緑色LED素子及び青色LED素子から成る。緑色LED素子が内側に、赤色LED素子が真ん中に、青色LED素子が外側に位置している。
基板1の裏側では、図示しない配線パターンに従って各LED10が抵抗器等の電子部品(図示せず)を介して電気的に接続されている。配線パターンは基板1の裏面に設けられた端子郡14に接続されている。LED10等の回路図は例えば図7に示す通りである。この回路図において、各LED(赤色LED素子、緑色LED素子及び青色LED素子)10のON,OFFを切り替えるためのスイッチや、各LED10の発光強度を調整するためのボリュームを端子郡14に接続することで、LED10の点灯・消灯だけでなく、各色及び混合色の発光、LED10の光度を容易に調整することができる。
レンズ集合体2の裏側の平面図を図8に、その側面図を図9の(a)に、図8の線B−Bにおける一部破断断面図を図9の(b)に示す。レンズ集合体2も環状を呈し、中心に顕微鏡50の先端部を挿通するための円形の開口部21と、開口部21の中心から等角度θ2(θ2=14.4°)間隔で設けられたレンズ(凸レンズ)20と、前記ネジ孔22と、リード線を束ねて保持するための突片23と、開口部21の中心から等角度θ2(θ2=14.4°)間隔で設けられた凹面25とを有する。レンズ20は表側に、凹面25は裏側に設けられ、凹面25はレンズ20よりも外側の同心円上に並んでいる。このレンズ集合体2は樹脂成形により一体に形成されており、これによりレンズ集合体2の製作が容易となる。
図4に基板1上のLED10とレンズ集合体2のレンズ20及び凹面25との要部拡大断面図で示すように、レンズ20は基板1上のLED10の発光面との対向位置から前記環の中心軸側(開口部21の中心軸側)にずれた位置にあり、LED10に精確に対向していない。すなわち、レンズ20はLED10が配置された円周よりも内側の同心円上に沿って配置されている。また、レンズ集合体2は、各LED10との正対側にそれぞれLED10からの発光をレンズ20に導く凹面25を有する。この凹面25はLED10の上面(発光面)と略同等の大きさである。
ケース体3の内側の平面図を図10に、図10の矢視Cから見た側面図を図11の(a)に、同図矢視Dから見た側面図を図11の(b)に、同図線E−Eにおける断面図を図12の(a)に、同図線F−Fにおける断面図を図12の(b)に示す。ケース体3は、環状を呈し、基板1及びレンズ集合体2と同様に中心に顕微鏡50の先端部を挿通するための円形の開口部31と、LED10等からの発熱を外部に放散するための放熱孔32と、レンズ集合体2のネジ孔22に整合するネジ部35と、当該ケース体3(当該照明装置40)を顕微鏡50に取り付けるためにネジ39(図13)を螺合させながら進退させるためのネジ孔36と、リード線を挿通するための挿通孔37とを有する。
放熱孔32は細長い帯状を呈し、等角度間隔を置いた3箇所に集まって形成されている。ネジ孔36はケース体3の外側から内側に向かって水平方向に貫通している。このネジ孔36にネジ39を螺合させ、ネジ39を回転させ、開口部31へのネジ39の突出度合いを調節することで、照明装置40を顕微鏡50に着脱することができる。
このように構成した照明装置40は、図13に示すように顕微鏡50の先端部(対物レンズ付近)に通し、ネジ39を回転により締め付けて固定する。LED10からの発光Lは、レンズ集合体2の凹面25によりレンズ20に導かれ、更にレンズ20により顕微鏡50の中心軸(照明装置40の中心軸)に向かって集光され、対象物55に照射される。
この照明装置40によれば、レンズ集合体2のレンズ20と凹面25との相乗作用によりLED10の発光の集光効率が非常に良く、対象物55を明るく照らすことができる。しかも、構造が簡素で、小型化が容易に可能であり、コストも削減できる。
その上、LED10は赤色LED素子、緑色LED素子及び青色LED素子からなるため、よりムラの無い照明が可能となり、赤・緑・青の混色が容易であるばかりか、赤・緑・青の混色性が良く、色の安定性も良い。
実施形態に係る顕微鏡用照明装置の平面図(上面図)である。 同照明装置の底面図である。 同照明装置の側面図(a)、及び図1の線A−Aにおける同照明装置の一部破断断面図(b)である。 同照明装置の基板上のLEDとレンズ集合体のレンズ及び凹面との要部拡大断面図である。 同照明装置の基板の平面図である。 同照明装置の基板の裏面図である。 同照明装置の基板に実装されるLED等の回路図である。 同照明装置のレンズ集合体の裏側の平面図である。 同照明装置のレンズ集合体の側面図(a)、及び図8の線B−Bにおけるレンズ集合体の一部破断断面図(b)である。 同照明装置のケース体の内側の平面図である。 図10の矢視Cから見たケース体の側面図(a)、及び同図矢視Dから見たケース体の側面図(b)である。 図10の線E−Eにおけるケース体の断面図(a)、及び同図線F−Fにおけるケース体の断面図(b)である。 同照明装置を顕微鏡に取り付けた使用例を示す概略図である。
符号の説明
1 基板
2 レンズ集合体
3 ケース体
10 LED
11 開口部
20 レンズ
21 開口部
25 凹面
31 開口部
32 放熱孔
39 ネジ
40 顕微鏡用照明装置
50 顕微鏡
55 対象物
L 発光




Claims (5)

  1. 顕微鏡に取り付けるための開口部を有する基板と、この基板の開口部の周囲に環状に配置された複数のLEDと、LEDの発光面側に設けられ、各LEDの発光面との対向位置から前記環の中心軸側にそれぞれずれた位置にLEDからの発光を前記環の中心軸方向に集光するレンズを有するレンズ集合体とを備えることを特徴とする顕微鏡用照明装置。
  2. 前記レンズ集合体は、各LEDとの正対側にそれぞれLEDからの発光を前記レンズに導く凹面を有することを特徴とする請求項1記載の顕微鏡用照明装置。
  3. 前記各LEDは、赤色LED素子、緑色LED素子及び青色LED素子から成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の顕微鏡用照明装置。
  4. 前記レンズ集合体は、樹脂成形されて成ることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の顕微鏡用照明装置。
  5. 請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の顕微鏡用照明装置が取り付けられて成ることを特徴とする顕微鏡。




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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010123458A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Shinwa Excel Co Ltd 照明装置
JP2011011204A (ja) * 2009-06-05 2011-01-20 Bunshi Japan:Kk 観察装置及びコンベヤ装置

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