JP2006057889A - 給湯装置 - Google Patents

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【課題】 貯湯タンク内の高温の湯をそのまま使用する系統を有するものにおいても、高価な流量検出手段を用いずとも、各給湯経路の給湯使用量を把握可能とする給湯装置を提供する。
【解決手段】 給湯装置において、貯湯タンク1に貯えられた高温の湯のみを給湯するための高温給湯経路24と、給水経路12に設けられ、給水経路12を流れる水の流量を検出する第1流量検出手段62と、混合給湯経路17に設けられ、混合給湯経路17を流れる混合湯の流量を検出する第2流量検出手段72と、第1流量検出手段62が検出した流量、および第2流量検出手段72が検出した流量に基づいて、高温給湯経路24を流れる高温の湯の流量を算出、および高温の湯の出湯を判定する流量算出、出湯判定手段200とを備えるものとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、給湯用の高温の湯を貯湯タンク内に貯える貯湯式の給湯装置に関するものであり、給湯経路として貯湯タンク内の高温の湯をそのまま使用する経路と、給湯水と混合して使用する経路の2系統を有するものに適用される。
従来から、例えば図5に示すような給湯装置が知られている。この給湯装置は、導出管914を介して貯湯タンク901から出湯した高温の湯と、貯湯タンク1へ給水を行なう導入管912から分岐した給水配管915を介して供給される給湯水とを、混合弁916により混合して混合湯とした後に、混合給湯配管917を介して使用側端末(例えば、風呂とカラン)へ送る給湯経路を2系統有している。
各混合給湯配管917を流れる湯の温度は、各系統の混合弁916によって調整され、各系統に所望温度(例えば40℃と35℃)のお湯を供給できるようになっている。
そして、各混合給湯配管917に流量カウンタ961、971が設けられ、給湯使用量を把握して、出湯の判定や沸き上げ時の学習制御等に用いられるようになっている。
しかしながら、図5に例示した従来技術の給湯装置に対して、業務用等においては2系統のうち、1つの給湯経路については給湯水による混合を行なわずに、貯湯タンク内の高温の湯をそのままで使用したいというニーズがある。ここで、高温の湯の温度(例えば90℃程度)が流量カウンタの耐熱温度(通常60℃)を超える場合は、流量カウンタの設置ができなくなるため、高温の湯の給湯使用量の把握ができなくなる。尚、流量検出手段(流量カウンタ)として耐熱性の高いものを使用すれば設置可能となるが、高価なものとなって現実性に欠ける。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、貯湯タンク内の高温の湯をそのまま使用する系統を有するものにおいても、高価な流量検出手段を用いずとも、各給湯経路の給湯使用量を把握可能とする給湯装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、給湯装置において、加熱手段(2)により内部の水を加熱して高温の湯とし、内部に貯える貯湯タンク(1)と、貯湯タンク(1)内に給水する給水経路(12)と、貯湯タンク(1)に貯えられた高温の湯のみを給湯するための高温給湯経路(24)と、貯湯タンク(1)に貯えられた高温の湯を出湯する出湯経路(14)と、給水経路(12)から分岐し、貯湯タンク(1)を迂回するバイパス経路(15)と、出湯経路(14)とバイパス経路(15)とが合流し、出湯経路(14)を流れる高温の湯とバイパス経路(15)を流れる水とを混合して給湯する混合給湯経路(17)と、給水経路(12)に設けられ、給水経路(12)を流れる水の流量を検出する第1流量検出手段(62)と、混合給湯経路(17)に設けられ、混合給湯経路(17)を流れる混合湯の流量を検出する第2流量検出手段(72)と、第1流量検出手段(62)が検出した流量、および第2流量検出手段(72)が検出した流量に基づいて、高温給湯経路(24)を流れる高温の湯の流量を算出、および高温の湯の出湯を判定する流量算出、出湯判定手段(200)とを備えることを特徴としている。
これにより、高価な流量検出手段を用いずとも、貯湯タンク(1)内の高温の湯をそのまま使用する高温給湯経路(24)での流量および出湯を把握することができる。
第1流量検出手段(62)は、請求項2に記載の発明のように、給水経路(12)のバイパス経路(15)分岐点より上流側に設けるのが良く、これにより、より簡単に高温給湯経路(24)の流量、および出湯を把握することができる。
即ち、請求項2に記載の発明においては、請求項3に記載の発明のように、流量算出、出湯判定手段(200)は、高温給湯経路(24)を流れる高温の湯の流量を、第1流量検出手段(62)が検出した流量から第2流量検出手段(72)が検出した流量を差し引いて算出することができる。
また、請求項4に記載の発明のように、流量算出、出湯判定手段(200)は、高温給湯経路(24)を流れる高温の湯の出湯を、第1流量検出手段(62)が検出した流量から第2流量検出手段(72)が検出した流量を差し引いた値が正の値であることから判定することができる。
尚、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図3に示す図面に基づいて説明する。尚、図1は貯湯式給湯装置の概略構成を示す模式図、図2は給湯状態毎の給湯量算出方法を示す一覧表、図3は給湯状態毎の出湯判定方法を示す一覧表である。
1は耐食性に優れた金属製(例えばステンレス製)の貯湯タンクであり、外周部に図示しない断熱材が配置されており、高温の湯(以下、高温湯)を長時間に渡って保温することができるようになっている。貯湯タンク1は縦長形状であり、その底面には導入口11が設けられ、この導入口11には貯湯タンク1内に給湯水を導入する導入管(本発明における給水経路に対応)12が接続されている。
導入管12には温度検出手段である給水サーミスタ61と第1流量検出手段である流量カウンタ62が設けられており、給水サーミスタ61は導入管12内の温度情報を、流量カウンタ62は導入管12内の流量情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
導入管12の給水サーミスタ61および流量カウンタ62が設けられた位置より上流側には減圧弁63が設けられており、貯湯タンク1内に給湯水が穏やかに導入されるようになっている。
また、導入管12の給水サーミスタ61および流量カウンタ62が設けられた位置より下流側と後述する混合弁16とは給水配管(本発明におけるバイパス経路に対応)15により繋がれている。
一方、貯湯タンク1の最上部には導出口13が設けられ、導出口13には貯湯タンク1内の高温湯を導出するための導出管(本発明における出湯経路に対応)14が接続されている。16は混合弁であり、導出管14と給水配管15との合流点に配置されている。そして、混合弁16は弁開度(後述する導出管14側の理論混合比)を調節することにより、導出管14からの高温湯と給水配管15からの給湯水との混合比を調節できるようになっている。
尚、混合弁16はサーボモータ等の駆動源により弁体を駆動する電動弁であり、後述する制御装置200からの制御信号により作動すると共に、作動状態を制御装置200に出力するようになっている。
混合弁16の出口側にはカラン等への混合給湯経路である配管17が接続されている。配管17には温度検出手段である給湯サーミスタ71と第2流量検出手段である流量カウンタ72が設けられており、給湯サーミスタ71は配管17内の温度情報を、流量カウンタ72は配管17内の流量情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
尚、流量カウンタ72が配管17内の混合湯の流れを検出した時は、混合湯使用側端末のカラン等で湯が使用されているということを意味する。この時、制御装置200は、後述する操作盤100での混合湯設定温度に応じて、まず後述する給水サーミスタ61からの温度情報と後述する出湯サーミスタ32からの温度情報とから混合弁16の弁開度を概略調節し、その後給湯サーミスタ71からの温度情報に基づいて給湯温度が混合湯設定温度となるように混合弁16の弁開度を微細制御するようになっている。
貯湯タンク1の最上部には導出口23も設けられており、導出口23には貯湯タンク1内の高温湯を導出するための配管(本発明における高温給湯経路に対応)24が接続されている。この配管24は、下流側の高温湯使用側端末に設けられた機器(例えば業務用食器洗浄機)やカラン等に、貯湯タンク1内の高温湯(例えば90℃の湯)を直接(給湯水を混合することなく)給湯するようになっている。
貯湯タンク1の下面には、貯湯タンク1内の給湯水を吸入するための吸入口18が設けられ、貯湯タンク1の上面には、貯湯タンク1内に湯を吐出する吐出口19が設けられている。吸入口18と吐出口19とは循環回路20で接続されており、循環回路20の一部はヒートポンプユニット2内に配置されている。循環回路20のヒートポンプユニット2内に配置された部分には、図示しない熱交換器が設けられており、吸入口18から吸入した貯湯タンク1内の給湯水を高温冷媒との熱交換により加熱し、吐出口19から貯湯タンク1内に戻すことにより貯湯タンク1内の給湯水を沸き上げることができるようになっている。
ヒートポンプユニット2は、本発明における加熱手段である。尚、ヒートポンプユニット2は後述する制御装置200からの制御信号により作動すると共に、作動状態を制御装置200に出力するようになっている。
貯湯タンク1の下部外壁面には、貯湯タンク1内下部の水温を検出する入水サーミスタ31が設けられており、導入口11から導入された給湯水の温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。また、貯湯タンク1の上部外壁面には、貯湯タンク1内上部の水温を検出する出湯サーミスタ32が設けられており、導出口13、23から導出される高温湯の温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
尚、ヒートポンプユニット2において循環回路20に設けられた図示しない熱交換器により循環回路20内の給湯水を加熱する時には、制御装置200は、入水サーミスタ31からの温度情報に基づいてヒートポンプユニット2を作動制御するようになっている。
更に、貯湯タンク1の外壁面には複数の(本例では5つの)水位サーミスタ33〜37が縦方向にほぼ等間隔に配置され、貯湯タンク1内に満たされた水(高温の湯、給湯水)の各水位レベルでの温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
例えば、容量300Lの貯湯タンク1の外壁面に5つの水位サーミスタ33〜37を設けた場合には、容量50L刻みの水位レベルの温度情報を出力し、貯湯タンク1内上方の沸き上げられた高温湯と貯湯タンク1内下方の沸き上げられる前の給湯水との境界面を50L刻みで検出できるようになっている。
100はユーザの行なう制御条件設定(混合湯の温度設定等)・表示を行なうための操作盤であり、各種操作スイッチの信号を後述する制御装置200に出力すると共に、制御装置200からの制御信号により表示手段である表示部110の表示を行なうようになっている。
また、200は制御装置(制御手段)であり、各サーミスタ31〜37、61、71からの温度情報、流量カウンタ62、72からの流量情報および操作盤100に設けられた操作スイッチからの信号等に基づいて、ヒートポンプユニット2、混合弁16および操作盤100の表示部110等を制御するように構成されている。特に本発明においては、制御装置200は、流量算出、出湯判定手段に対応し、流量カウンタ62、72からの流量情報に基づき、配管24を流れる高温湯の流量を算出、および高温湯の出湯を判定するように機能する。
次に、上記構成に基づく給湯装置の作動について説明する。まず、ユーザが混合湯を使用すると、制御装置200は、混合弁16の弁開度を調節して、導出管14からの高温湯と給水配管15からの給湯水とを所定割合で混合し、給湯サーミスタ71で得られる温度がユーザの設定する混合湯設定温度(操作盤100からの入力値)となるようにする。尚、上記混合弁16の弁開度は、以下の数式1で得られる理論混合比としている。尚、この理論混合比に対して、混合弁16固有の特性分を補正した理論混合弁開度を用いても良い。
(数1)
理論混合比=(混合湯設定温度−給湯水温度)/(高温湯温度−給湯水温度)×100%
但し、給湯水温度は、給水サーミスタ61で得られる温度、高温湯温度は、出湯サーミスタ32で得られる温度である。
そして、この時使用される混合湯の給湯量は流量カウンタ72によって検出され、制御装置200は時系列的にこの給湯量を記憶していく。
一方、ユーザが高温湯を使用すると、配管24からの高温湯が高温湯使用側端末にそのまま出湯される。
また、混合湯および高温湯が同時に使用されると、上記2つの出湯が同時に行われることになる。
上記のように混合湯および高温湯が使用されると、貯湯タンク1内から使用される高温湯量に対応する分の給湯水が導入口12から貯湯タンク1内に補充され、また、混合湯使用時には給湯水が給水配管15側に供給される。この時の給湯水の流量は流量カウンタ62によって検出される。
本発明においては、上記のように導入口12から補充される補充流量および給水配管15側に供給される供給流量は、配管17からの混合湯の出湯量と、配管24からの高温湯の出湯量との和に等しいことから、高温湯の流量については、図2に示すように、流量カウンタ62で得られる流量−流量カウンタ72で得られる流量、として得ることができる。また、高温湯の出湯判定は、図3に示すように、流量カウンタ62−流量カウンタ72>0で判定できる。ここでは、高温湯の流量把握のために配管24に高耐熱性の流量カウンタを設ける必要が無く、安価な対応が可能となる。
尚、流量カウンタ62、72によって高温湯の出湯判定が可能となることから、例えば、混合湯単独給湯から高温湯と混合湯との同時給湯に移行した時(図3中の下段の判定時)に、混合湯側は一次的に高温湯の流量が低下して、混合湯温度が低下することが考えられるが、同時給湯の判定と共に、混合弁16の弁開度をそれに見合った開度に可変する(大きい側に補正する)ことで、混合湯側の温度変化を抑制する等の対応が可能となる。
また、制御装置200が高温湯側端末での高温湯の使用量を流量カウンタ72で得られた使用量と同様に時系列的に記憶していくことで、給湯使用実績に応じた沸き上げ制御(水位サーミスタ32〜37から得られる貯湯タンク1内の熱量と給湯使用実績とから、必要となる熱量分をヒートポンプユニット2の作動により沸き上げる学習制御)が可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図4に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、第1流量検出手段としての流量カウンタ62の設定位置を変更したものであり、流量カウンタ62を導入管12における給水配管15の分岐点よりも下流側(貯湯タンク1側)に設置したものである。
本実施形態においては、導出管14を流通する高温湯の流量をA、給水配管15を流通する給湯水の流量をBとすると、流量カウンタ72で得られる流量は数式2となる。
(数2)
流量カウンタ72で得られる流量=A+B
また、高温湯の流量は数式3となる。
(数3)
高温湯の流量=流量カウンタ62で得られる流量−A
ここで、混合弁16の弁開度をαとすると、流量Aは数式4、あるいは数式5となる。
(数4)
流量A=α×流量カウンタ72で得られる流量
(数5)
流量A=数式1の理論混合比/100×流量カウンタ72で得られる流量
よって、高温湯の流量は、数式3、数式4(あるいは数式5)から得ることができ、この流量を上記第1実施形態と同様な給湯装置の制御に活用することができる。
(その他の実施形態)
上記各実施形態において、各流量検出手段は流量カウンタ62、72であったが、流量を検出可能であればこれに限定されるものではない。
また、上記各実施形態において、加熱手段としてヒートポンプユニット2を用いて貯湯タンク1内の水を沸き上げるものとしたが、貯湯タンク1内の水が加熱できるものであればこれに限らない。例えば、貯湯タンク1内に電気ヒータを設け、これを発熱制御して貯湯タンク1内の水を沸き上げるものであっても良い。
また、上記各実施形態において、50L、300L、5つ等の実数値は例示であって、貯湯式給湯装置の諸特性等に応じて適宜設定し得るものである。
第1実施形態における貯湯式給湯装置の概略構成を示す模式図である。 図1における給湯状態毎の給湯量算出方法を示す一覧表である。 図1における給湯状態毎の出湯判定方法を示す一覧表である。 第2実施形態における貯湯式給湯装置の概略構成を示す模式図である。 従来例の給湯装置の概略構成を示す模式図である。
符号の説明
1 貯湯タンク
2 ヒートポンプユニット(加熱手段)
12 導入管(給水経路)
14 導出管(出湯経路)
15 給水配管(バイパス経路)
17 配管(混合給湯経路)
24 配管(高温給湯経路)
62 流量カウンタ(第1流量検出手段)
72 流量カウンタ(第2流量検出手段)
200 制御装置(流量算出、出湯判定手段)

Claims (4)

  1. 加熱手段(2)により内部の水を加熱して高温の湯とし、内部に貯える貯湯タンク(1)と、
    前記貯湯タンク(1)内に給水する給水経路(12)と、
    前記貯湯タンク(1)に貯えられた前記高温の湯のみを給湯するための高温給湯経路(24)と、
    前記貯湯タンク(1)に貯えられた前記高温の湯を出湯する出湯経路(14)と、
    前記給水経路(12)から分岐し、前記貯湯タンク(1)を迂回するバイパス経路(15)と、
    前記出湯経路(14)と前記バイパス経路(15)とが合流し、前記出湯経路(14)を流れる前記高温の湯と前記バイパス経路(15)を流れる水とを混合して給湯する混合給湯経路(17)と、
    前記給水経路(12)に設けられ、前記給水経路(12)を流れる水の流量を検出する第1流量検出手段(62)と、
    前記混合給湯経路(17)に設けられ、前記混合給湯経路(17)を流れる混合湯の流量を検出する第2流量検出手段(72)と、
    前記第1流量検出手段(62)が検出した流量、および前記第2流量検出手段(72)が検出した流量に基づいて、前記高温給湯経路(24)を流れる前記高温の湯の流量を算出、および前記高温の湯の出湯を判定する流量算出、出湯判定手段(200)とを備えることを特徴とする給湯装置。
  2. 前記第1流量検出手段(62)は、前記給水経路(12)の前記バイパス経路(15)分岐点より上流側に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記流量算出、出湯判定手段(200)は、前記高温給湯経路(24)を流れる前記高温の湯の流量を、前記第1流量検出手段(62)が検出した流量から前記第2流量検出手段(72)が検出した流量を差し引いて算出することを特徴とする請求項2に記載の給湯装置。
  4. 前記流量算出、出湯判定手段(200)は、前記高温給湯経路(24)を流れる前記高温の湯の出湯を、前記第1流量検出手段(62)が検出した流量から前記第2流量検出手段(72)が検出した流量を差し引いた値が正の値であることから判定することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の給湯装置。
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