JP2006056131A - 記録装置、記録制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 パーソナルコンピュータ等のホスト装置を接続しないスタンドアロンでのインデックス印刷機能を有する記録装置において、液晶ディスプレイ等の表示装置を設けずに記録装置の状態情報等をユーザに伝達することができるユーザインターフェースを実現して、記録装置のさらなるコストダウン並びに小型化を可能にする。
【解決手段】 「インデックスシート走査手段」にてインデックスシートDXのマーキング状態を走査した後、インデックスシートDXを排出する前に、「記録実行手段」にてインデックスシートDXの情報記録領域PAにインクジェット式記録装置50の装置状態情報を記録する。作成したインデックスシートDXを2回以上繰り返し利用する場合には、インデックスシートDXの情報記録領域PAに記録されている過去の装置状態情報を無効とする記録を実行してから現在の装置状態情報を情報記録領域PAに記録する。
【選択図】図4
【解決手段】 「インデックスシート走査手段」にてインデックスシートDXのマーキング状態を走査した後、インデックスシートDXを排出する前に、「記録実行手段」にてインデックスシートDXの情報記録領域PAにインクジェット式記録装置50の装置状態情報を記録する。作成したインデックスシートDXを2回以上繰り返し利用する場合には、インデックスシートDXの情報記録領域PAに記録されている過去の装置状態情報を無効とする記録を実行してから現在の装置状態情報を情報記録領域PAに記録する。
【選択図】図4
Description
本発明は、パーソナルコンピュータ等のホスト装置を接続しないスタンドアロンでのインデックス印刷機能を有する記録装置に関する。
デジタルカメラ等で撮影したデジタル画像が格納されているメモリカード等の外部記憶媒体に格納されている画像データを、パーソナルコンピュータ等のホスト装置を介さずに、記録装置に配設されたメモリカードスロット等の画像データ読込手段で直接読み込んで直接印刷することができる、いわゆるダイレクトプリント機能を備えた記録装置が公知である。このような記録装置には、いわゆるインデックス印刷機能を有しているものがある。インデックス印刷とは、まず、メモリカード内の全画像データの縮小画像を並べて印刷した、いわゆるインデックスシート(オーダーシートともいう)を作成する。
次に、そのインデックスシートに並べて印刷されている縮小画像の中からユーザが所望の画像データの縮小画像を選択し、選択した縮小画像に対応するマーキング欄にマーキングをする。つづいて、マーキング後のインデックスシートの印刷面(縮小画像及びマーキング欄が印刷されている面)をスキャナ等の読み取り手段によって走査してマーキング状態を読み取る。そして、読み取ったマーキング状態からユーザが選択した画像データを特定し、選択された画像データをメモリカードから読み込んで印刷を実行するものである。マーキング欄のマーキングによって、画像データの選択のみならず選択した画像データの印刷枚数、印刷画質、印刷サイズ等を指定することができるようにすることも可能である。(例えば特許文献1を参照)。
ところで、記録装置の状態情報(印刷可能枚数、インク残量等)やアラート情報(インク切れ等)は、通常パーソナルコンピュータ等のホスト装置を接続してホスト装置から印刷データを送信して印刷している状態では、ホスト装置のディスプレイ等に表示される。しかし、パーソナルコンピュータ等のホスト装置を接続しないスタンドアロンでのインデックス印刷機能を有する記録装置においては、上記状態情報やアラート情報等をユーザに表示するために液晶ディスプレイ等の何らかの表示装置を記録装置側に設けなければならなかった。そのため、液晶ディプレイ等の表示装置を省くことによる記録装置のさらなるコストダウン及び小型化を図ることができないという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、パーソナルコンピュータ等のホスト装置を接続しないスタンドアロンでのインデックス印刷機能を有する記録装置において、液晶ディスプレイ等の表示装置を設けずに記録装置の状態情報等をユーザに伝達することができるユーザインターフェースを実現して、記録装置のさらなるコストダウン並びに小型化を可能にすることにある。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様は、外部から画像データを入力可能な画像データ入力手段と、該画像データ入力手段にて入力した画像データを被記録材へ記録する記録実行手段と、前記画像データ入力手段にて入力可能な状態にある全画像データの縮小画像が所定の様式で配置されて記録されているインデックスシートを、前記記録実行手段により被記録材への記録が実行される際の被記録材の搬送経路と同じ搬送経路で搬送しながらマーキング面を走査して、各縮小画像に付されている各マーキング欄のマーキング状態を読み取り可能なインデックスシート走査手段と、前記インデックスシート走査手段にて読み取った前記インデックスシートの各マーキング欄のマーキング状態に基づいて、前記画像データ入力手段にて入力可能な状態にある全画像データの中から記録を実行する画像データを選択して記録を実行する制御装置とを備えた記録装置であって、前記制御装置は、前記インデックスシート走査手段にて前記インデックスシートのマーキング状態を走査した後、前記インデックスシートを排出する前に、前記記録実行手段にて前記インデックスシートの情報記録領域に前記記録装置の装置状態情報を記録する、ことを特徴とした記録装置である。
インデックスシートには、記録装置の装置状態情報を記録するための情報記録領域が設けられている。また、インデックスシートのマーキング状態を走査するためのインデックスシート走査手段は、記録実行手段により被記録材へ記録を実行する際に被記録材が搬送される搬送経路と同じ搬送経路でインデックスシートを搬送しながらインデックスシートのマーキング面を走査可能に構成されている。そして、インデックスシート走査手段にてインデックスシートのマーキング状態を走査した後、インデックスシートを排出する前に、記録実行手段にてインデックスシートの情報記録領域に記録装置の装置状態情報を記録する。つまり、インデックスシートによるインデックス印刷を実行する度に、ユーザに伝達すべき記録装置の装置状態情報(印刷可能枚数、インク残量等、インク切れ等)がある場合には、インデックスシートの情報記録領域にその情報を記録する。それによって、記録装置に液晶ディスプレイ等の表示装置を設けることなく、ユーザに伝達すべき記録装置の装置状態情報を伝達することができる。
これにより、本発明の第1の態様に記載の記録装置によれば、パーソナルコンピュータ等のホスト装置を接続しないスタンドアロンでのインデックス印刷機能を有する記録装置において、記録装置に液晶ディスプレイ等の表示装置を設けることなく、ユーザに伝達すべき記録装置の装置状態情報を伝達することができるので、記録装置のさらなるコストダウン並びに小型化が可能になるという作用効果が得られる。
本発明の第2の態様は、外部記憶媒体に格納されている画像データを読み込み可能な画像データ読込手段と、該画像データ読込手段にて読み込んだ画像データを被記録材へ記録する記録実行手段と、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの縮小画像が所定の様式で配置されて記録されているインデックスシートを、前記記録実行手段により被記録材への記録が実行される際の被記録材の搬送経路と同じ搬送経路で搬送しながらマーキング面を走査して、各縮小画像に付されている各マーキング欄のマーキング状態を読み取り可能なインデックスシート走査手段と、前記インデックスシート走査手段にて読み取った前記インデックスシートの各マーキング欄のマーキング状態に基づいて、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの中から記録を実行する画像データを選択して記録を実行する制御装置とを備えた記録装置であって、前記制御装置は、前記インデックスシート走査手段にて前記インデックスシートのマーキング状態を走査した後、前記インデックスシートを排出する前に、前記記録実行手段にて前記インデックスシートの情報記録領域に前記記録装置の装置状態情報を記録する、ことを特徴とした記録装置である。
本発明の第2の態様に記載の記録装置によれば、前述した第1の態様と同様に、パーソナルコンピュータ等のホスト装置を接続しないスタンドアロンでのインデックス印刷機能を有する記録装置において、記録装置に液晶ディスプレイ等の表示装置を設けることなく、ユーザに伝達すべき記録装置の装置状態情報を伝達することができるので、記録装置のさらなるコストダウン並びに小型化が可能になるという作用効果が得られる。
本発明の第3の態様は、前述した第2の態様において、前記制御装置は、前記記録実行手段にて前記インデックスシートの情報記録領域に前記記録装置の装置状態情報を記録する際に、当該インデックスシートの情報記録領域を前記インデックスシート走査手段にて走査し、前回走査時に記録した装置状態情報がある場合には、前記記録実行手段にて前回走査時に記録した装置状態情報を無効とする記録を実行する、ことを特徴とした記録装置である。
作成したインデックスシートを2回以上繰り返し利用する場合には、情報記録領域に前回使用時に記録された装置状態情報が記録されている場合がある。そして、情報記録領域の空き領域に履歴の如く装置状態情報を記録していくと、ユーザにしてみれば、情報記録領域に記録されている装置状態情報のどれが現時点の装置状態情報を記録したものなのかが判別しにくい可能性がある。そこで、インデックスシートの情報記録領域に前回走査時の装置状態情報、つまり過去の装置状態情報が記録されている場合には、その過去の装置状態情報を無効とする記録を実行する。例えば、過去の装置状態情報には、取消線を重ねて記録する、或いはホワイトインクで消してしまうような記録をする等、その装置状態情報が過去のものであり、現時点で有効でないことが分かるような記録を実行する。それによって、インデックスシートのマーキング状態の読み取り時点で情報記録領域に記録された記録装置の装置状態情報のみが現時点における装置状態を表した有効な装置状態情報であることを明確に表示することができる。
本発明の第4の態様は、前述した第2の態様又は第3の態様において、前記制御装置は、前記外部記憶媒体から前記画像データ読込手段にて読み込んだ全画像データによる前記インデックスシートを前記記録実行手段にて作成する際には、前記インデックスシート作成時に前記外部記憶媒体に格納されている全画像データと前記インデックスシートの全縮小画像とが一致しているか否かを検証するための検証用情報を全画像データから所定の情報生成方法によって生成して前記インデックスシートの所定の領域へ記録し、マーキング後の前記インデックスシートを前記インデックスシート走査手段にて走査する際には、マーキング状態を読み取る前に、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データから所定の情報生成方法によって生成した検証用情報と、前記インデックスシート走査手段にて読み取った前記インデックスシートに記録されている前記検証用情報とを比較し、一致した場合のみ当該インデックスシートのマーキング状態の読み取りを実行し、一致しなかった場合には、当該インデックスシートのマーキング状態の読み取りを実行せずに、当該インデックスシートが無効である旨を前記記録実行手段にて前記情報記録領域に記録してから当該インデックスシートを排出する、ことを特徴とした記録装置である。
外部記憶媒体に格納されている全画像データの縮小画像を所定の様式で配置するとともに各縮小画像にマーキング欄を付して被記録材への記録を実行することによって、画像データ読込手段にて外部記憶媒体から読み込んだ全画像データのインデックスシートを作成することができる。ところが、インデックスシート作成後に、そのインデックスシートに対応していた外部記憶媒体に格納されている画像データの一部がユーザによって消去されたり、新たな画像データが追加されたりすると、或いは、インデックスシート作成時と異なる外部記憶媒体であると、本来対応しているはずの外部記憶媒体の全画像データとインデックスシートに記録されている縮小画像とに不一致が生じる。そこで、インデックスシートを作成する際には、インデックスシート作成時に外部記憶媒体に格納されている全画像データとインデックスシートの全縮小画像とが一致しているか否かを検証するための検証用情報を全画像データから所定の情報生成方法によって生成してインデックスシートの所定の領域へ記録しておく。
そして、インデックスシート走査手段にてインデックスシートのマーキング状態を読み取る際には、その時点において画像データ読込手段で読込可能な状態にある外部記憶媒体に格納されている全画像データから所定の情報生成方法によって検証用情報を改めて生成し、その生成した検証用情報とインデックスシートに記録されている検証用情報とを比較する。当該インデックスシートの作成後に外部記憶媒体に格納されている画像データに変動が生じている場合、或いは、インデックスシート作成時と異なる外部記憶媒体である場合には、検証用情報は一致しないので、そのインデックスシートは、その外部記憶媒体に対して有効なものとして使用することができない、つまり無効であると判定することができる。
本発明の第5の態様は、外部記憶媒体に格納されている画像データを読み込み可能な画像データ読込手段と、該画像データ読込手段にて読み込んだ画像データを被記録材へ記録する記録実行手段と、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの縮小画像が所定の様式で配置されて記録されているインデックスシートを、前記記録実行手段により被記録材への記録が実行される際の被記録材の搬送経路と同じ搬送経路で搬送しながらマーキング面を走査して、各縮小画像に付されている各マーキング欄のマーキング状態を読み取り可能なインデックスシート走査手段と、前記インデックスシート走査手段にて読み取った前記インデックスシートの各マーキング欄のマーキング状態に基づいて、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの中から記録を実行する画像データを選択して記録を実行する制御装置とを備えた記録装置であって、前記制御装置は、前記外部記憶媒体から前記画像データ読込手段にて読み込んだ全画像データによる前記インデックスシートを前記記録実行手段にて作成する際には、前記インデックスシート作成時に前記外部記憶媒体に格納されている全画像データと前記インデックスシートの全縮小画像とが一致しているか否かを検証するための検証用情報を全画像データから所定の情報生成方法によって生成して前記インデックスシートの所定の領域へ記録し、マーキング後の前記インデックスシートを前記インデックスシート走査手段にて走査する際には、マーキング状態を読み取る前に、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データから所定の情報生成方法によって生成した検証用情報と、前記インデックスシート走査手段にて読み取った前記インデックスシートに記録されている前記検証用情報とを比較し、一致した場合のみ当該インデックスシートのマーキング状態の読み取りを実行し、一致しなかった場合には、当該インデックスシートに記録されている前記検証用情報を無効とする記録を前記記録実行手段にて当該インデックスシートに実行してから当該インデックスシートを排出する、ことを特徴とした記録装置である。
前述したように、本来対応しているはずの外部記憶媒体の全画像データとインデックスシートに記録されている縮小画像とに不一致が生じる場合がある。そこで、インデックスシートを作成する際には、インデックスシート作成時に外部記憶媒体に格納されている全画像データとインデックスシートの全縮小画像とが一致しているか否かを検証するための検証用情報を全画像データから所定の情報生成方法によって生成してインデックスシートの所定の領域へ記録しておく。インデックスシート走査手段にてインデックスシートのマーキング状態を読み取る際には、その時点において画像データ読込手段で読込可能な状態にある外部記憶媒体に格納されている全画像データから所定の情報生成方法によって検証用情報を改めて生成し、その生成した検証用情報とインデックスシートに記録されている検証用情報とを比較する。当該インデックスシートの作成後に外部記憶媒体に格納されている画像データに変動が生じている場合、或いは、インデックスシート作成時と異なる外部記憶媒体である場合には、検証用情報は一致しないので、そのインデックスシートは、その外部記憶媒体に対して有効なものとして使用することができない、つまり無効であると判定することができる。
本発明の第6の態様は、前述した第4の態様又は第5の態様において、前記制御装置は、マーキング後の前記インデックスシートを前記インデックスシート走査手段にて走査する際に、前記インデックスシートに記録されている前記検証用情報と前記外部記憶媒体に記憶されている前記検証用情報とが一致しなかった場合には、当該インデックスシートに記録されている前記検証用情報を無効とする記録を前記記録実行手段にて当該インデックスシートに実行してから当該インデックスシートを排出する、ことを特徴とした記録装置である。
このように、インデックスシートのマーキング状態を読み取る際に、外部記憶媒体に格納されている全画像データから生成した検証用情報と、インデックスシートに記録されている検証用情報とが一致しなかった場合には、その外部記憶媒体に対してそのインデックスシートが無効であると判定するとともに、そのインデックスシートに記録されている検証用情報を無効とする記録をしてからインデックスシートを排出する。それによって、それ以降、その無効なインデックスシートの検証用情報自体が無効となり、無効なインデックスシートを二度と使用できないようにすることができる。
本発明の第7の態様は、前述した第4の態様〜第6の態様のいずれかにおいて、前記制御装置は、前記インデックスシートを作成する際には、前記インデックスシートの所定の位置に有効なインデックスシートであることを識別するための識別情報を記録し、マーキング後の前記インデックスシートを前記インデックスシート走査手段にて走査する際には、マーキング状態を読み取る前に、前記インデックスシート走査手段にて前記識別情報を読み取って、当該識別情報が有効なインデックスシートである場合のみ、当該インデックスシートのマーキング状態の読み取りを実行し、マーキング状態に基づく被記録材への記録を実行する、ことを特徴とした記録装置である。
インデックスシートを作成する際には、有効なインデックスシートであることを識別するための識別情報をインデックスシートの所定の位置に記録しておく。そして、インデックスシート走査手段にてインデックスシートを走査する際には、その所定の位置をインデックスシート走査手段で読み取ることによって、インデックスシートとそれ以外の被記録材(例えば、未記録の被記録材や記録済みの被記録材等)とを識別することができる。したがって、インデックスシート走査手段にてインデックスシートを走査する際に、最初にその識別情報が記録されているべき所定の位置を読み取るようにすると、その被記録材がインデックスシートでない場合には、無駄なマーキング走査動作を回避することができる。
本発明の第8の態様は、前述した第7の態様において、前記制御装置は、マーキング後の前記インデックスシートを前記インデックスシート走査手段にて走査する際に、前記インデックスシートに記録されている前記検証用情報と前記外部記憶媒体に記憶されている前記検証用情報とが一致しなかった場合には、前記識別情報を無効とする記録を前記記録実行手段にて当該インデックスシートに実行してから当該インデックスシートを排出する、ことを特徴とした記録装置である。
このように、インデックスシートのマーキング状態を読み取る際に、外部記憶媒体に格納されている全画像データから生成した検証用情報と、インデックスシートに記録されている検証用情報とが一致しなかった場合には、その外部記憶媒体に対してそのインデックスシートが無効であると判定するとともに、そのインデックスシートに記録されている識別情報を無効とする記録をしてからインデックスシートを排出する。それによって、それ以降、その無効なインデックスシートの識別情報自体が無効となり、有効なインデックスシートとして検出されなくなるので、無効なインデックスシートを二度と使用できないようにすることができる。
本発明の第9の態様は、前述した第4の態様〜第8の態様のいずれかにおいて、前記記録装置は、被記録材を積重可能な被記録材積重手段と、該被記録材積重手段に積重されている被記録材の最上位の被記録材を前記記録実行手段へ自動給送する自動給送手段と、前記インデックスシートに基づく記録を実行するためのインデックス記録操作スイッチとを備え、前記制御装置は、前記インデックス記録操作スイッチが操作された場合には、前記自動給送手段による被記録材の自動給送を実行し、自動給送された被記録材を前記インデックスシート走査手段によって走査し、自動給送された被記録材から有効な識別情報を検出した場合には、有効なインデックスシートであると判定して当該インデックスシートのマーキング状態を読み取り、読み取ったマーキング情報に基づくインデックス情報をセットして排出した後、当該インデックス情報に基づく記録を実行し、前記インデックス記録操作スイッチが操作された後、最初に自動給送された被記録材から前記識別情報を検出できなかった場合には、未記録状態の被記録材であると判定して当該未記録状態の被記録材へ前記インデックスシートを作成する記録を実行して排出する、ことを特徴とした記録装置である。
インデックス記録操作スイッチを操作すると、制御装置は以下の制御を実行する。まず、自動給送手段によって被記録材を自動給送する。つづいて、インデックスシートであるならば識別情報が記録されている所定の位置をインデックスシート走査手段によって走査して識別情報の有無を検出する。自動給送された被記録材から有効な識別情報を検出した場合には、当該被記録材は有効なインデックスシートと判定し、インデックスシート走査手段によってマーキング状態の読み取りを実行した後に排出する。そして、読み取ったマーキング情報に基づくインデックス情報をセットし、以降はインデックス情報に基づく画像データの記録を全て終えるまで、被記録材の自動給送と自動給送された未記録状態の被記録材へ画像データの記録及び排出を繰り返し実行する。
一方、インデックス記録操作スイッチが操作された後、最初に自動給送された被記録材から識別情報が検出されなかった場合には、当該被記録材は未記録状態の被記録材であると判定し、外部記憶媒体に格納されている全画像データのインデックスシートを作成する記録をその未記録状態の被記録材へ実行して排出する。
つまり、本発明の第9の態様に記載の記録装置によれば、インデックス記録操作スイッチが操作された場合には、最初に自動給送された被記録材がインデックスシートであるか未記録状態の被記録材であるかが識別情報に基づいて判定され、有効なインデックスシートであった場合には、そのインデックスシートのマーキング状態に基づく記録が実行され、未記録状態の被記録材であった場合には、外部記憶媒体に格納されている全画像データのインデックスシートを作成する記録が実行される。したがって、外部記憶媒体に格納されている画像データからインデックスシートを作成すること、並びに作成したインデックスシートへのマーキングに基づいて被記録材への記録を実行することが、全てインデックス記録操作スイッチの操作だけで実行することができる。
本発明の第10の態様は、前述した第9の態様において、前記記録装置は、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの記録を実行するための記録操作スイッチを備え、前記制御装置は、前記記録操作スイッチが操作された場合には、前記自動給送手段による被記録材の自動給送を実行し、自動給送された被記録材を前記インデックスシート走査手段によって走査し、自動給送された被記録材から有効な識別情報を検出した場合には、有効なインデックスシートであると判定して当該インデックスシートのマーキング状態を読み取り、読み取ったマーキング情報に基づくインデックス情報をセットして排出した後、当該インデックス情報に基づく記録を実行し、前記記録操作スイッチが操作された後、最初に自動給送された被記録材から前記識別情報を検出できなかった場合には、未記録状態の被記録材であると判定して前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの記録を実行する、ことを特徴とした記録装置である。
記録操作スイッチを操作すると、制御装置は以下の制御を実行する。まず、自動給送手段によって被記録材を自動給送する。つづいて、インデックスシートであるならば識別情報が記録されている所定の位置をインデックスシート走査手段によって走査して識別情報の有無を検出する。自動給送された被記録材から有効な識別情報を検出した場合には、当該被記録材は有効なインデックスシートと判定し、インデックスシート走査手段によってマーキング状態の読み取りを実行した後に排出する。そして、読み取ったマーキング情報に基づくインデックス情報をセットし、以降はインデックス情報に基づく画像データの記録を全て終えるまで、被記録材の自動給送と自動給送された未記録状態の被記録材へ画像データの記録及び排出を繰り返し実行する。
一方、記録操作スイッチが操作された後、最初に自動給送された被記録材から識別情報が検出されなかった場合には、当該被記録材は未記録状態の被記録材であると判定し、以降は外部記憶媒体に格納されている全画像データの記録を実行する。
つまり、本発明の第9の態様に記載の記録装置によれば、記録操作スイッチが操作された場合には、最初に自動給送された被記録材がインデックスシートであるか未記録状態の被記録材であるかが識別情報に基づいて判定され、有効なインデックスシートであった場合には、そのインデックスシートのマーキング状態に基づく記録が実行され、未記録状態の被記録材であった場合には、外部記憶媒体に格納されている全画像データの記録が実行される。したがって、外部記憶媒体に格納されている画像データの全画像データの記録を実行すること、或いはインデックスシートへのマーキングに基づいて被記録材への記録を実行することが、記録操作スイッチの操作だけで実行することができる。
本発明の第11の態様は、前述した第4の態様〜第10の態様のいずれかにおいて、前記検証用情報は、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データのデータ量に基づいて生成したチェックサム値であり、前記制御装置は、前記インデックスシートに前記チェックサム値を2進数に変換して記録する、ことを特徴とした記録装置である。チェックサム値とは、データブロックのデータを数値とみなして合計した値であり、本発明においては、例えば、外部記憶媒体に格納されている全画像データのデータ容量、或いは全画像データの日付情報等をそれぞれ数値とみなして合計した値となる。検出用情報を上記チェックサム値とすることによって、比較的簡単な方法で検出精度の高い検出用情報を生成することができる。
本発明の第12の態様は、前述した第1の態様〜第11の態様のいずれかにおいて、前記記録実行手段は、被記録材へ記録を実行するための記録ヘッド、及び非接触の光学式センサを搭載し、主走査方向へ往復動可能に配設されたキャリッジと、被記録材を副走査方向へ所定の搬送量で搬送するための被記録材搬送手段とを有し、前記インデックスシート走査手段は、前記キャリッジを往復動させることによって、前記インデックスシートに対して前記光学式センサを主走査方向へ走査させる動作と、前記インデックスシートを前記被記録材搬送手段で副走査方向へ搬送することによって、前記インデックスシートに対して前記光学式センサを副走査方向へ走査させる動作とによって、前記インデックスシートの記録面を前記光学式センサで走査する構成を有している、ことを特徴とした記録装置である。
このように、記録ヘッドを被記録材に対して主走査方向へ走査させるべく記録ヘッドを搭載したキャリッジを主走査方向へ往復動させる構成を有する記録装置において、キャリッジにインデックスシートの読み取りが可能な光学式センサを搭載することによって、インデックスシートの主走査方向への走査が可能になる。また、被記録材を副走査方向へ搬送する被記録材搬送手段でインデックスシートを搬送することによって、インデックスシートの副走査方向への走査が可能になる。インデックスシート走査手段をこのような構成とすることによって、記録実行手段において被記録材への記録が実行される際の被記録材の搬送経路と同じ搬送経路でインデックスシートを搬送しながらインデックスシートのマーキング面の全面を光学式センサで走査することができる。したがって、インデックスシートのマーキング状態を読み取る際に、インデックスシートへの記録も実行することができる。また、一般的なスキャナを備えた記録装置(いわゆる複合機)において、スキャナで設定シートのマーキング状態を読み取る場合に必要となる設定シート全面に相当する広大なビットマップメモリ領域の確保に必要な大量のメモリが、当該態様においては必要ないので、大容量のメモリを記録装置に搭載する必要がなく、その分だけ記録装置のコストを低減させることができる。
本発明の第13の態様は、外部記憶媒体に格納されている画像データを読み込み可能な画像データ読込手段と、該画像データ読込手段にて読み込んだ画像データを被記録材へ記録する記録実行手段と、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの縮小画像が所定の様式で配置されて記録されているインデックスシートを、前記記録実行手段により被記録材への記録が実行される際の被記録材の搬送経路と同じ搬送経路で搬送しながらマーキング面を走査して、各縮小画像に付されている各マーキング欄のマーキング状態を読み取り可能なインデックスシート走査手段とを備えた記録装置において、前記インデックスシート走査手段にて読み取った前記インデックスシートの各マーキング欄のマーキング状態に基づいて、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの中から記録を実行する画像データを選択して記録を実行する制御をコンピュータに実行させるための記録制御プログラムであって、前記インデックスシート走査手段にて前記インデックスシートのマーキング状態を走査する手順と、前記インデックスシートを排出する前に、前記記録実行手段にて前記インデックスシートの情報記録領域に前記記録装置の装置状態情報を記録する手順とを有する、ことを特徴とした記録制御プログラムである。
本発明の第13の態様に記載の記録制御プログラムによれば、この記録制御プログラムを実行することができる任意の記録装置に、前述した第2の態様に記載の発明と同様の作用効果をもたらすことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明に係る「記録装置」の一例としてのインクジェット式記録装置の概略構成について説明する。
まず、本発明に係る「記録装置」の一例としてのインクジェット式記録装置の概略構成について説明する。
図1は、本発明に係るインクジェット式記録装置の要部平面図であり、図2はその側面図である。図3は、本発明に係るインクジェット式記録装置の概略のブロック図である。
インクジェット式記録装置50には、「被記録材」としての記録紙Pにインクを噴射して記録を行う記録ヘッド62を記録紙Pに対して主走査方向Xに走査させる「主走査駆動手段」として、主走査方向Xに移動可能にキャリッジガイド軸51に軸支されたキャリッジ61が設けられている。キャリッジ61には、記録ヘッド62と後述するPWセンサ34とが搭載されており、CRモータ63の回転駆動力が図示していないベルト伝達機構によって伝達されて主走査方向Xに往復動する。記録ヘッド62のヘッド面と対向する位置には、記録ヘッド62のヘッド面と記録紙Pとのギャップを規定するプラテン52が設けられている。
インクジェット式記録装置50には、「被記録材」としての記録紙Pにインクを噴射して記録を行う記録ヘッド62を記録紙Pに対して主走査方向Xに走査させる「主走査駆動手段」として、主走査方向Xに移動可能にキャリッジガイド軸51に軸支されたキャリッジ61が設けられている。キャリッジ61には、記録ヘッド62と後述するPWセンサ34とが搭載されており、CRモータ63の回転駆動力が図示していないベルト伝達機構によって伝達されて主走査方向Xに往復動する。記録ヘッド62のヘッド面と対向する位置には、記録ヘッド62のヘッド面と記録紙Pとのギャップを規定するプラテン52が設けられている。
また、インクジェット式記録装置50には、記録ヘッド62を記録紙Pに対して副走査方向Yに走査させる「副走査駆動手段」として、記録紙Pを副走査方向Yに搬送する搬送駆動ローラ53と搬送従動ローラ54が設けられている。搬送駆動ローラ53は、PFモータ58の回転駆動力が歯車伝達されて回転し、搬送駆動ローラ53の回転により、記録紙Pは副走査方向Yに搬送される。搬送従動ローラ54は、複数設けられており、それぞれ個々に搬送駆動ローラ53に付勢され、記録紙Pが搬送駆動ローラ53の回転により搬送される際に、記録紙Pに接しながら記録紙Pの搬送に従動して回転する。搬送駆動ローラ53の表面には、高摩擦抵抗を有する皮膜が施されている。搬送従動ローラ54によって、搬送駆動ローラ53の表面に押しつけられた記録紙Pは、その表面の摩擦抵抗によって搬送駆動ローラ53の表面に密着し、搬送駆動ローラ53の回転によって副走査方向に搬送される。インクジェット記録装置50の「記録実行手段」は、上述した「主走査駆動手段」と「副走査駆動手段」とで構成され、キャリッジ61とプラテン52の間に記録紙Pを副走査方向Yに所定の搬送量で搬送する動作と、記録ヘッド62を主走査方向Xに一往復させる間に記録ヘッド62から記録紙Pにインクを噴射する動作とを交互に繰り返すことによって記録紙Pに記録が行われる。
搬送駆動ローラ53の副走査方向Yの上流側には、多数の記録紙Pを積重可能な「被記録材積重手段」としての給紙トレイ57が配設されている。給紙トレイ57は、例えば普通紙やフォト紙等の記録紙Pを給紙(給送)可能な構成となっている。給紙トレイ57の近傍には、給紙トレイ57に積重されている記録紙Pの最上位の記録紙Pを「記録実行手段」へ自動給送する「自動給送手段」としてのASF(オート・シート・フィーダー)が設けられている。ASFは、給紙トレイ57に設けられた2つの給紙ローラ57b及び図示してない分離パッドを有する自動給紙機構である。この2つの給紙ローラ57bの1つは、給紙トレイ57の一方側に配置され、もう1つの給紙ローラ57bは、記録紙ガイド57aに取り付けられており、記録紙ガイド57aは、記録紙Pの幅に合わせて幅方向に摺動可能に給紙トレイ57に設けられている。そして、PFモータ58の回転駆動力が歯車伝達されて回転する給紙ローラ57bの回転駆動力と、分離パッドの摩擦抵抗により、給紙トレイ57に置かれた記録紙Pを給紙する際に、複数の記録紙Pが一度に給紙されることなく最上位の記録紙Pのみが正確に分離されて一枚ずつ自動給紙されるように構成されている。給紙ローラ57bと搬送駆動ローラ53との間には、公知の技術による紙検出器33が配設されている。
一方、記録実行後の記録紙Pを排紙する手段として、「排出駆動ローラ」としての排紙駆動ローラ55と排紙従動ローラ56とが設けられている。排紙駆動ローラ55は、PFモータ58の回転駆動力が歯車伝達されて回転し、排紙駆動ローラ55の回転により、記録実行後の記録紙Pは副走査方向Yに排紙される。排紙従動ローラ56は、周囲に複数の歯を有し、各歯の先端が記録紙Pの記録面に点接触するように鋭角的に尖っている歯付きローラになっている。複数の排紙従動ローラ56は、それぞれ個々に排紙駆動ローラ55に付勢され、記録紙Pが排紙駆動ローラ55の回転により排紙される際に記録紙Pに接して記録紙Pの排紙に従動して回転する。そして、給紙ローラ57bや搬送駆動ローラ53、及び排紙駆動ローラ55を回転駆動するPFモータ58、並びにキャリッジ61を主走査方向に駆動するCRモータ63は、「制御装置」としての記録制御部100により駆動制御される。また、記録ヘッド62も同様に、記録制御部100により駆動制御されて記録紙Pの表面にインクを噴射する。
「制御装置」としての記録制御部100は、ROM101、RAM102、メモリカードIF103、MPU104、DCユニット105、PFモータドライバ106、CRモータドライバ107、ヘッドドライバ108、及び不揮発性メモリ109を備えている。MPU104およびDCユニット105には、搬送駆動ローラ53の回転量を検出する「回転量検出手段」としてのロータリエンコーダ31、キャリッジ61の移動量を検出する「キャリッジ移動量検出手段」としてのリニアエンコーダ32、搬送される記録紙Pの先端及び後端を検出する紙検出器33、主走査方向Xの記録紙Pの端部を検出するためのPWセンサ34、インクジェット式記録装置50の電源をON/OFFするための電源スイッチ35、「記録実行手段」による記録紙Pへの記録を実行するための記録操作スイッチ36、及びインデックスシートに基づく記録を実行するためのインデックス記録操作スイッチ37の出力信号が入力される。
公知のロータリエンコーダ31は、搬送駆動ローラ53の回転に連動して回転するロータリスケール311と、ロータリスケール311の外周に沿って等間隔に形成されているスリットを検出するロータリスケールセンサ312とを有している。搬送駆動ローラ53の回転に伴い変化するロータリスケールセンサ312の出力信号がMPU104並びにDCユニット105へ出力される。また、公知のリニアエンコーダ32は、キャリッジ61の近傍に主走査方向Xと略平行に配置されたリニアスケール321と、キャリッジ61に搭載されたリニアスケール321に等間隔に形成されているスリットを検出するリニアスケールセンサ322とを有している。キャリッジ61の主走査方向Xの移動に伴い変化するリニアスケールセンサ322の出力信号がMPU104並びにDCユニット105へ出力される。
公知の紙検出器33は、立位姿勢への自己復帰習性が付与され、かつ記録紙搬送方向にのみ回動し得るよう記録紙Pの搬送経路内に突出する状態で枢支されたレバーを有し、このレバーの先端が記録紙Pに押されることでレバーが回動し、それによって記録紙Pが検出される構成を成す検出器である。紙検出器33は、給紙ローラ57bより給紙された記録紙Pの始端位置、及び終端位置を検出し、その検出信号がMPU104へ出力される。PWセンサ34は、非接触の光学式センサで構成されており、記録紙Pの主走査方向Xの端部位置(記録紙Pの側端位置)を検出し、その検出信号がMPU104へ出力される。紙検出器33及びPWセンサ34の出力信号に基づいて記録紙Pの搬送位置や記録紙Pのサイズ等がMPU104において演算される。
MPU104は、インクジェット式記録装置50の制御プログラムを実行する為の演算処理やその他必要な演算処理を行う。ROM101には、インクジェット式記録装置50を制御する為に必要な制御プログラム(ファームウェア)等が格納されており、制御プログラムの処理に必要な各種設定データ等は不揮発性メモリ109に記憶されている。RAM102は、MPU104の作業領域や各種データの一次格納領域として用いられる。メモリカードIF103には、外部から画像データを入力可能な「画像データ入力手段」として、メモリカード等の外部記憶媒体に格納されている画像データを読み込み可能な「画像データ読込手段」としてのメモリカードスロット200が接続されている。メモリカードスロット200に挿入されたメモリカードに格納されている画像データは、メモリカードIF103を介して記録制御部100へ入力される。尚、外部から画像データを入力可能な「画像データ入力手段」は、メモリカードスロット200に特に限定されるものではなく、例えば、インクジェット式記録装置50にUSBインタフェース装置を設け、USBインタフェースでダイレクト接続されたデジタルカメラ等のデジタル画像機器の内部メモリから画像データを読み込むように構成しても良い。或いは、インクジェット式記録装置50にネットワーク通信装置等を設け、無線LANやインターネットを介して接続可能な状態にある任意の外部装置内の記憶媒体から画像データを入力するように構成しても良い。
DCユニット105は、DCモータであるPFモータ58及びCRモータ63の速度制御を行う為の制御回路である。DCユニット105は、MPU104から送られてくる制御命令、ロータリエンコーダ31の出力信号、及びリニアエンコーダ32の出力信号に基づいて、PFモータ58及びCRモータ63の速度制御を行う為の各種演算を行い、その演算結果に基づくモータ制御信号をPFモータドライバ106及びCRモータドライバ107へ送出する。PFモータドライバ106は、DCユニット105からのモータ制御信号に基づいてPFモータ58を駆動制御する。また、ヘッドドライバ108は、MPU104からのヘッド制御信号に基づいて記録ヘッド62を駆動制御する。
つづいて、メモリカードに格納されている全画像データの中から記録紙Pに記録を実行する画像データを選択指定するための「インデックスシート」について説明する。
図4及び図5は、インデックスシートの一例を示したインデックスシートの平面図である。
インデックスシートDXは、メモリカード等に格納されている全画像データの縮小画像SMが、図示の如く所定の様式で配置されて記録されている。各縮小画像SMには、それぞれ対応するマーキング欄MAが付されて記録されており、所望の縮小画像SMのマーキング欄MAをマーキング指定することによって、記録紙Pへ記録を実行する画像データの選択、及び選択した画像データの記録実行枚数を設定することができるようになっている。
インクジェット式記録装置50は、インデックスシートDXのマーキング状態を読み取るための「インデックスシート走査手段」を備えている。当該実施例におけるインクジェット式記録装置50の「インデックスシート走査手段」は、前述した「記録実行手段」を構成する「主走査駆動手段」、「副走査駆動手段」、及びPWセンサ34で構成されており、スキャナ等の専用の走査手段は設けられていない。記録制御部100は、記録紙Pに記録を実行する場合と全く同様に、インデックスシートDXを給紙トレイ57から図示の給紙方向でASFによって自動給紙し、搬送駆動ローラ53の回転によってプラテン52上を搬送されるインデックスシートDXのマーキング面をPWセンサ34で走査して各マーキング欄MAのマーキング状態を検出する。
インデックスシートDXは、メモリカード等に格納されている全画像データの縮小画像SMが、図示の如く所定の様式で配置されて記録されている。各縮小画像SMには、それぞれ対応するマーキング欄MAが付されて記録されており、所望の縮小画像SMのマーキング欄MAをマーキング指定することによって、記録紙Pへ記録を実行する画像データの選択、及び選択した画像データの記録実行枚数を設定することができるようになっている。
インクジェット式記録装置50は、インデックスシートDXのマーキング状態を読み取るための「インデックスシート走査手段」を備えている。当該実施例におけるインクジェット式記録装置50の「インデックスシート走査手段」は、前述した「記録実行手段」を構成する「主走査駆動手段」、「副走査駆動手段」、及びPWセンサ34で構成されており、スキャナ等の専用の走査手段は設けられていない。記録制御部100は、記録紙Pに記録を実行する場合と全く同様に、インデックスシートDXを給紙トレイ57から図示の給紙方向でASFによって自動給紙し、搬送駆動ローラ53の回転によってプラテン52上を搬送されるインデックスシートDXのマーキング面をPWセンサ34で走査して各マーキング欄MAのマーキング状態を検出する。
より具体的には、記録制御部100は、自動給紙したインデックスシートDXのマーキング欄MAがキャリッジ62の往復動によるPWセンサ34の走査線上に位置する如くインデックスシートDXを「副走査駆動手段」(搬送駆動ローラ53及び搬送従動ローラ54)により副走査方向Yへ搬送した後、キャリッジ62を主走査方向Xへ往復動させる。全てのマーキング欄MAの走査が終了するまでこの動作を繰り返し実行して、各マーキング欄MAのマーキング状態を検出する。つまり、「記録実行手段」により記録紙Pへの記録が実行される際の記録紙Pの搬送経路と同じ搬送経路でインデックスシートDXを搬送しながらマーキング面を走査してマーキング状態を読み取る。それによって、インデックスシートDXのマーキング状態の読み取りを、記録紙Pへ記録を実行するのと同様にASFで自動給紙して実行することができる。また、インデックスシートDXのマーキング面を走査しつつ、そのインデックスシートDXに記録を実行することができる。
記録制御部100は、「インデックスシート走査手段」にてインデックスシートDXのマーキング状態を走査した後、インデックスシートDXを排出する前に、「記録実行手段」にてインデックスシートDXの情報記録領域PAにインクジェット式記録装置50の装置状態情報を記録する。つまり、インデックスシートDXによる「インデックス印刷」を実行する度に、ユーザに伝達すべきインクジェット式記録装置50の装置状態情報(印刷可能枚数、印刷時間、インク残量、インク切れ、廃液ニアエンド等)がある場合には、インデックスシートDXの情報記録領域PAにその情報を記録する。それによって、インクジェット式記録装置50に液晶ディスプレイ等の表示装置を設けることなく、ユーザに伝達すべきインクジェット式記録装置50の装置状態情報を、「インデックス印刷」を実行する度に伝達することができる。
また、作成したインデックスシートDXを2回以上繰り返し利用する場合には、情報記録領域に前回使用時に記録された装置状態情報が記録されている場合がある。その場合には、インデックスシートDXの情報記録領域PAに記録されている過去の装置状態情報を無効とする取消線を重ねて記録し、その装置状態情報が過去のものであり、現時点で有効でないことが分かるようにする。それによって、インデックスシートDXのマーキング状態の読み取り時点で情報記録領域PAに記録されたインクジェット式記録装置50の装置状態情報のみを、現時点におけるインクジェット式記録装置50の装置状態を表した有効なものとして明確に表示することができる。
インデックスシートDXの給紙方向先端側には、ASFにより自動給紙された記録紙Pが白紙の記録紙Pではなく有効なインデックスシートDXであることを検出するための識別情報が識別情報領域CAに記録されている。具体的には、例えばインデックスシートDXの所定の位置に図示の如く3つのマーキング欄で構成された識別情報領域CAを設け、識別情報領域CAのマーキング状態を上記「インデックスシート走査手段」で最初に走査することによって、自動給紙された記録紙Pが白紙の記録紙Pであるか有効なインデックスシートDXであるかを識別することができる。また、インデックスシートDXには、インデックスシートDXの付加情報が付加情報領域NAに記録されている。例えば、上記識別情報領域CAと同様に3つのマーキング欄で構成し、インデックスシートDXが複数枚に及ぶような場合には、その3つのマーキング欄の組み合わせで自動給紙されたそのインデックスシートDXのページ番号を識別するようにする。
記録制御部100は、インデックスシートDXの作成時に、識別情報領域CAには、有効なインデックスシートDXであることを示す識別情報をあらかじめ記録し、付加情報領域NAには、ページ番号の付加情報をあらかじめ記録する。そして、「インデックスシート走査手段」にてインデックスシートDXを走査する際には、識別情報領域CA及び付加情報領域NAを「インデックスシート走査手段」で読み取ることによって、インデックスシートDXと白紙の記録紙Pとを識別すること、並びにインデックスシートDXのページ番号を識別することができる。したがって、「インデックスシート走査手段」にてインデックスシートDXを走査する際に、最初に識別情報領域CA及び付加情報領域NAを読み取るようにすると、その記録紙PがインデックスシートDXでない場合には、その後の無駄な走査動作を回避することができる。
インデックスシートDXの識別情報領域CA及び付加情報領域NAの給紙方向後方側には、メモリカードに格納されている全画像データとインデックスシートDXの全縮小画像SMとが一致しているか否かを検証するための検証用情報が検証用情報領域SAに記録されている。記録制御部100は、インデックスシートDXの作成時に、この検証用情報をメモリカード内の全画像データから所定の情報生成方法によって生成してインデックスシートDXの検証用情報領域SAへ記録する。この検証用情報は、メモリカードに格納されている全画像データのデータ量に基づいて生成したチェックサム値であり、記録制御部100は、インデックスシートDXの検証用情報領域SAにチェックサム値を2進数に変換し、「0」、「1」を「白」、「黒」に置換して記録する。「インデックスシート走査手段」にてインデックスシートDXのマーキング状態を読み取る際には、その時点においてメモリカードスロット200で読込可能な状態にあるメモリカードに格納されている全画像データからチェックサム値を改めて生成し、その生成したチェックサム値とインデックスシートDXの検証用情報領域SAに記録されているチェックサム値とを比較する。このように、検出用情報を上記チェックサム値とすることによって、比較的簡単な方法で検出精度の高い検出用情報を生成することができる。
尚、当該実施例においては、検証用情報領域SAは、マーキング欄MAを横に多数並べたような態様となっているが、特にこのような態様に限定されるものではなく、PWセンサ34の読み取り性能等も考慮した上で、可能な限りにおいて、誤検出やユーザが誤って検証用情報領域SAにマーキングをしてしまう等の虞が少ない態様とするほうがより好ましい。
尚、当該実施例においては、検証用情報領域SAは、マーキング欄MAを横に多数並べたような態様となっているが、特にこのような態様に限定されるものではなく、PWセンサ34の読み取り性能等も考慮した上で、可能な限りにおいて、誤検出やユーザが誤って検証用情報領域SAにマーキングをしてしまう等の虞が少ない態様とするほうがより好ましい。
当該インデックスシートDXの作成後にメモリカードに格納されている画像データに変動が生じている場合、或いは、インデックスシートDXの作成時と異なるメモリカードがメモリカードスロット200に挿入されている場合には、チェックサム値は一致しないので、そのインデックスシートDXは、そのメモリカードに対して有効なものとして使用することができない、つまり無効であると判定することができる。記録制御部100は、インデックスシートDXの各マーキング欄MAのマーキング状態を読み取る前に、情報記録領域SAを読み取る。メモリカードスロット200に挿入されているメモリカードに格納されている全画像データから生成したチェックサム値と、インデックスシートDXに記録されているチェックサム値とが一致しなかった場合には、そのメモリカードに対してそのインデックスシートDXが無効であると判定し、各マーキング欄MAの読み取りは実行しない。そして、そのインデックスシートDXの検証用情報領域SAを塗りつぶす記録を実行する等、そのインデックスシートDXのチェックサム値を無効とする記録を実行してからインデックスシートDXを排出する。それによって、それ以降、その無効なインデックスシートDXの検証用情報領域SAが無効となり、無効なインデックスシートDXを二度と使用できないようにすることができる。
或いは、メモリカードスロット200に挿入されているメモリカードに格納されている全画像データから生成したチェックサム値と、インデックスシートDXに記録されているチェックサム値とが一致しなかった場合には、識別情報領域CAの識別情報を無効とする記録を識別情報領域CAに実行してからインデックスシートDXを排出しても良い。より具体的には、例えば、識別情報領域CAを構成している3つのマーキング欄を全て塗りつぶすような記録を実行する(図5を参照)。それによって、それ以降、その無効なインデックスシートDXの識別情報領域CAが無効となり、有効なインデックスシートDXとして検出されなくなるので、無効なインデックスシートDXを二度と使用できないようにすることができる。さらには、当該インデックスシートDXを無効とした際に、併せて情報記録領域PAに図示の如く「画像データが正しくありません。本シートは以後無効となります。」等の警告メッセージを記録することによって(図5を参照)、当該インデックスシートDXが以後無効となったことをユーザに対して明確に伝達することができる。
つづいて、記録操作スイッチ36並びにインデックス記録操作スイッチ37を操作したときの記録制御部100の制御手順について図6〜図8を参照しながら説明する。
図6は、インデックス記録操作スイッチ37を操作したときの記録制御部100の制御手順を示したフローチャートである。
記録制御部100は、インデックス記録操作スイッチ37が操作されると、まず、メモリカードスロット200にメモリカードが挿入されているか否かを判定する(ステップS1)。メモリカードスロット200にメモリカードが挿入されている場合には(ステップS1でYes)、つづいて、メモリカード内に格納されている画像データがあるか否かを判定する(ステップS2)。メモリカード内に格納されている画像データがある場合には(ステップS2でYes)、ASFによる記録紙Pの自動給紙を実行し(ステップS3)、自動給紙された記録紙PがインデックスシートDXであるか否かを判定する(ステップS4)。具体的には、自動給紙された記録紙Pの識別情報領域CAをPWセンサ34で走査し、識別情報領域CAに記録されている識別情報の有無で、自動給紙された記録紙Pが白紙の記録紙PであるかインデックスシートDXであるかを判定する。
記録制御部100は、インデックス記録操作スイッチ37が操作されると、まず、メモリカードスロット200にメモリカードが挿入されているか否かを判定する(ステップS1)。メモリカードスロット200にメモリカードが挿入されている場合には(ステップS1でYes)、つづいて、メモリカード内に格納されている画像データがあるか否かを判定する(ステップS2)。メモリカード内に格納されている画像データがある場合には(ステップS2でYes)、ASFによる記録紙Pの自動給紙を実行し(ステップS3)、自動給紙された記録紙PがインデックスシートDXであるか否かを判定する(ステップS4)。具体的には、自動給紙された記録紙Pの識別情報領域CAをPWセンサ34で走査し、識別情報領域CAに記録されている識別情報の有無で、自動給紙された記録紙Pが白紙の記録紙PであるかインデックスシートDXであるかを判定する。
自動給紙された記録紙PがインデックスシートDXである場合には(ステップS4でYes)、後述する「インデックスシート読み取り動作」を実行し(ステップS8)、インデックスシートDXを排出する(ステップS9)。一方、自動給紙された記録紙Pが白紙の記録紙Pである場合には(ステップS4でNo)、つづいて、セットされているインデックス情報があるか否かを判定する(ステップS5)。インデックス情報とは、「インデックスシート読み取り動作」で読み取ったインデックスシートDXの各マーキング欄MAのマーキング状態に基づいて設定され、記録を実行するべく指定されたメモリカード内の画像データや画像データ毎の記録実行枚数等を指定する情報である。インデックス情報がある場合には(ステップS5でYes)、そのインデックス情報に基づくメモリカード内の画像データの記録を当該白紙の記録紙Pへ実行し(ステップS6)、記録実行後の記録紙Pを排出する(ステップS9)。それによって、インデックスシートDXにおいて選択された画像の記録を実行することができる。
インデックス情報がない場合には(ステップS5でNo)、メモリカード内の全画像データのインデックスシートDXを作成する記録を当該白紙の記録紙Pへ実行し(ステップS7)、作成したインデックスシートDXを排出する(ステップS9)。排出動作(ステップS9)の実行後は、インデックス情報に基づくメモリカード内の画像データの記録、及びインデックスシートDXを作成する記録が全て終了したか否かを判定し(ステップS10)、終了していない場合には(ステップS10でNo)、ステップS3へ移行して再びASFによる自動給紙を実行し、全ての記録が終了した時点で(ステップS10でYes)、当該手順を終了する。
このように、メモリカードに格納されている画像データからインデックスシートDXを作成すること、並びに作成したインデックスシートDXへのマーキングに基づいて記録紙Pへの記録を実行することが、全てインデックス記録操作スイッチ37の操作だけで実行することができる。
図7は、記録操作スイッチ36を操作したときの記録制御部100の制御手順を示したフローチャートである。
記録操作スイッチ36を操作したときのフローチャート(図7)のステップS11〜ステップS20は、ステップS17を除いて、インデックス記録操作スイッチ37を操作したときのフローチャート(図6)のステップS1〜ステップS10と同様であるため、以下、ステップS17についてのみ説明する。自動給紙された記録紙Pが白紙の記録紙Pであり(ステップS14でNo)、インデックス情報がない場合には(ステップS15でNo)、メモリカード内の全画像データの記録を実行する(ステップS17)。メモリカード内の全画像データの記録を終了するまで(ステップS20でYes)、自動給紙(ステップS13)、メモリカード内の画像データの記録(ステップS17)、及び記録実行後の記録紙Pの排出動作(ステップS19)を繰り返し実行する。
記録操作スイッチ36を操作したときのフローチャート(図7)のステップS11〜ステップS20は、ステップS17を除いて、インデックス記録操作スイッチ37を操作したときのフローチャート(図6)のステップS1〜ステップS10と同様であるため、以下、ステップS17についてのみ説明する。自動給紙された記録紙Pが白紙の記録紙Pであり(ステップS14でNo)、インデックス情報がない場合には(ステップS15でNo)、メモリカード内の全画像データの記録を実行する(ステップS17)。メモリカード内の全画像データの記録を終了するまで(ステップS20でYes)、自動給紙(ステップS13)、メモリカード内の画像データの記録(ステップS17)、及び記録実行後の記録紙Pの排出動作(ステップS19)を繰り返し実行する。
このように、メモリカード内に格納されている画像データの全画像データの記録を実行すること、或いはインデックスシートDXへのマーキングに基づいて記録紙Pへの記録を実行することが、記録操作スイッチ36の操作だけで実行することができる。
図8は、「インデックスシート読み取り動作」の制御手順を示したフローチャートである。
まず、自動給紙されたインデックスシートDXのチェックサム値が有効か否かを判定する(ステップS21)。具体的には、チェックサム値が2進数に変換して記録されている検証用情報領域SAをPWセンサ34で読み取って、有効なチェックサム値が得られるか否かで判定することができる。自動給紙されたインデックスシートDXのチェックサム値が無効である場合には(ステップS21でNo)、当該インデックスシートDXは無効であると判定して、そのまま当該手順を終了する。自動給紙されたインデックスシートDXのチェックサム値が有効である場合には(ステップS21でYes)、つづいて、メモリカードのチェックサム値を取得する(ステップS22)。具体的には、メモリカードスロット200に挿入されているメモリカード内の全画像データに基づいてチェックサム値を生成する。インデックスシートDXの有効なチェックサム値をPWセンサで読み取り(ステップS23)、メモリカードのチェックサム値と比較して、メモリカードのチェックサム値が正常か否か、つまり、インデックスシートDXの検証用情報領域SAに記録されているチェックサム値と、メモリカードのチェックサム値とが一致するか否かを判定する(ステップS24)。
まず、自動給紙されたインデックスシートDXのチェックサム値が有効か否かを判定する(ステップS21)。具体的には、チェックサム値が2進数に変換して記録されている検証用情報領域SAをPWセンサ34で読み取って、有効なチェックサム値が得られるか否かで判定することができる。自動給紙されたインデックスシートDXのチェックサム値が無効である場合には(ステップS21でNo)、当該インデックスシートDXは無効であると判定して、そのまま当該手順を終了する。自動給紙されたインデックスシートDXのチェックサム値が有効である場合には(ステップS21でYes)、つづいて、メモリカードのチェックサム値を取得する(ステップS22)。具体的には、メモリカードスロット200に挿入されているメモリカード内の全画像データに基づいてチェックサム値を生成する。インデックスシートDXの有効なチェックサム値をPWセンサで読み取り(ステップS23)、メモリカードのチェックサム値と比較して、メモリカードのチェックサム値が正常か否か、つまり、インデックスシートDXの検証用情報領域SAに記録されているチェックサム値と、メモリカードのチェックサム値とが一致するか否かを判定する(ステップS24)。
メモリカードのチェックサム値が正常でない場合には(ステップS24でNo)、つまり、チェックサム値が一致しない場合には、当該インデックスシートDXの検証用情報領域SAを塗りつぶす等の記録を実行して、検証用情報領域SAに記録されているチェックサム値を無効にする(ステップS25)。そして、装置状態情報にインデックスシートDXの無効情報をセットし(ステップS26)、後述するステップS28へ移行する。一方、メモリカードのチェックサム値が正常である場合には(ステップS24でYes)、つまり、チェックサム値が一致した場合には、記録画像情報の読み取りを実行する(ステップS27)。具体的には、各マーキング欄MAのマーキング状態を読み取って、選択されている画像、並びに選択されている画像の記録実行枚数等の情報を取得し、その情報に基づいて前述したインデックス情報をセットする。尚、メモリカードスロット200にメモリカードが挿入されていない状態で、インデックスシートDXが自動給送された場合も検証用情報領域SAを塗りつぶして当該インデックスシートDXを無効とするようにしても良い。
つづいて、インデックスシートDXの情報記録領域PAの一行目(一番上側)をPWセンサ34で読み取り(ステップS28)、記録済みの装置状態情報の有無、つまり、過去の装置状態情報の記録が情報記録領域PAにあるか否かを判定する(ステップS29)。情報記録領域PAに過去の装置状態情報の記録がある場合には(ステップS29でYes)、記録済みの過去の装置状態情報に重ねて取消線を記録して無効化する(ステップS30)。一方、情報記録領域PAに過去の装置状態情報の記録がない場合には(ステップS29でNo)、情報記録領域PAの一行目(一番上側)に装置状態情報を記録する(ステップS31)。情報記録領域PAの一行目の記録実行後は、情報記録領域PAの改行動作を実行する(ステップS32)。具体的には、情報記録領域PAにおける1行分だけインデックスシートDXを副走査方向Yへ搬送する。
つづいて、情報記録領域PAの空き領域が残っているか否かを判定する(ステップS33)。具体的には、例えば、改行後にPWセンサ34で主走査方向Xの走査を実行して情報記録領域PAの最終行を示す目印等が検出されるか否かで判定する。或いは、インデックスシートDXの搬送量の累積値から特定するようにしても良い。情報記録領域PAの空き領域が残っていない場合には(ステップS33でYes)、そのまま当該手順を終了し、情報記録領域PAの空き領域が残っている場合には(ステップS33でNo)、つづいて、記録すべき装置状態情報の記録が全て終了しているか否かを判定する(ステップS34)。装置状態情報の記録が全て終了している場合には(ステップS34でYes)、そのまま当該手順を終了し、装置状態情報の記録が全て終了してない場合には(ステップS34でNo)、ステップS28へ移行して、順次改行動作と記録を繰り返しながら残りの装置状態情報の記録を実行する。
このようにして、パーソナルコンピュータ等のホスト装置を接続しないスタンドアロンでのインデックス印刷機能を有するインクジェット式記録装置50において、インクジェット式記録装置50に液晶ディスプレイ等の表示装置を設けることなく、ユーザに伝達すべきインクジェット式記録装置50の装置状態情報を伝達することができるので、インクジェット式記録装置50のさらなるコストダウン並びに小型化が可能になる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
34 PWセンサ、36 記録操作スイッチ、37 インデックス記録操作スイッチ、50 インクジェット式記録装置、51 キャリッジガイド軸、52 プラテン、53 搬送駆動ローラ、54 搬送従動ローラ、55 排紙駆動ローラ、56 排紙従動ローラ、57 給紙トレイ、57b 給紙ローラ、58 PFモータ、61 キャリッジ、62 記録ヘッド、63 CRモータ、100 記録制御部、101 ROM、102 RAM、103 メモリカードIF、104 MPU、105 DCユニット、106 PFモータドライバ、107 CRモータドライバ、108 ヘッドドライバ、109 不揮発性メモリ、200 メモリカードスロット、DX インデックスシート、P 記録紙、PA 情報記録領域、SA 検証用情報領域、X 主走査方向、Y 副走査方向
Claims (13)
- 外部から画像データを入力可能な画像データ入力手段と、
該画像データ入力手段にて入力した画像データを被記録材へ記録する記録実行手段と、
前記画像データ入力手段にて入力可能な状態にある全画像データの縮小画像が所定の様式で配置されて記録されているインデックスシートを、前記記録実行手段により被記録材への記録が実行される際の被記録材の搬送経路と同じ搬送経路で搬送しながらマーキング面を走査して、各縮小画像に付されている各マーキング欄のマーキング状態を読み取り可能なインデックスシート走査手段と、
前記インデックスシート走査手段にて読み取った前記インデックスシートの各マーキング欄のマーキング状態に基づいて、前記画像データ入力手段にて入力可能な状態にある全画像データの中から記録を実行する画像データを選択して記録を実行する制御装置とを備えた記録装置であって、
前記制御装置は、前記インデックスシート走査手段にて前記インデックスシートのマーキング状態を走査した後、前記インデックスシートを排出する前に、前記記録実行手段にて前記インデックスシートの情報記録領域に前記記録装置の装置状態情報を記録する、ことを特徴とした記録装置。 - 外部記憶媒体に格納されている画像データを読み込み可能な画像データ読込手段と、
該画像データ読込手段にて読み込んだ画像データを被記録材へ記録する記録実行手段と、
前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの縮小画像が所定の様式で配置されて記録されているインデックスシートを、前記記録実行手段により被記録材への記録が実行される際の被記録材の搬送経路と同じ搬送経路で搬送しながらマーキング面を走査して、各縮小画像に付されている各マーキング欄のマーキング状態を読み取り可能なインデックスシート走査手段と、
前記インデックスシート走査手段にて読み取った前記インデックスシートの各マーキング欄のマーキング状態に基づいて、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの中から記録を実行する画像データを選択して記録を実行する制御装置とを備えた記録装置であって、
前記制御装置は、前記インデックスシート走査手段にて前記インデックスシートのマーキング状態を走査した後、前記インデックスシートを排出する前に、前記記録実行手段にて前記インデックスシートの情報記録領域に前記記録装置の装置状態情報を記録する、ことを特徴とした記録装置。 - 請求項2において、前記制御装置は、前記記録実行手段にて前記インデックスシートの情報記録領域に前記記録装置の装置状態情報を記録する際に、当該インデックスシートの情報記録領域を前記インデックスシート走査手段にて走査し、前回走査時に記録した装置状態情報がある場合には、前記記録実行手段にて前回走査時に記録した装置状態情報を無効とする記録を実行する、ことを特徴とした記録装置。
- 請求項2又は3において、前記制御装置は、前記外部記憶媒体から前記画像データ読込手段にて読み込んだ全画像データによる前記インデックスシートを前記記録実行手段にて作成する際には、前記インデックスシート作成時に前記外部記憶媒体に格納されている全画像データと前記インデックスシートの全縮小画像とが一致しているか否かを検証するための検証用情報を全画像データから所定の情報生成方法によって生成して前記インデックスシートの所定の領域へ記録し、
マーキング後の前記インデックスシートを前記インデックスシート走査手段にて走査する際には、マーキング状態を読み取る前に、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データから所定の情報生成方法によって生成した検証用情報と、前記インデックスシート走査手段にて読み取った前記インデックスシートに記録されている前記検証用情報とを比較し、一致した場合のみ当該インデックスシートのマーキング状態の読み取りを実行し、一致しなかった場合には、当該インデックスシートのマーキング状態の読み取りを実行せずに、当該インデックスシートが無効である旨を前記記録実行手段にて前記情報記録領域に記録してから当該インデックスシートを排出する、ことを特徴とした記録装置。 - 外部記憶媒体に格納されている画像データを読み込み可能な画像データ読込手段と、
該画像データ読込手段にて読み込んだ画像データを被記録材へ記録する記録実行手段と、
前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの縮小画像が所定の様式で配置されて記録されているインデックスシートを、前記記録実行手段により被記録材への記録が実行される際の被記録材の搬送経路と同じ搬送経路で搬送しながらマーキング面を走査して、各縮小画像に付されている各マーキング欄のマーキング状態を読み取り可能なインデックスシート走査手段と、
前記インデックスシート走査手段にて読み取った前記インデックスシートの各マーキング欄のマーキング状態に基づいて、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの中から記録を実行する画像データを選択して記録を実行する制御装置とを備えた記録装置であって、
前記制御装置は、前記外部記憶媒体から前記画像データ読込手段にて読み込んだ全画像データによる前記インデックスシートを前記記録実行手段にて作成する際には、前記インデックスシート作成時に前記外部記憶媒体に格納されている全画像データと前記インデックスシートの全縮小画像とが一致しているか否かを検証するための検証用情報を全画像データから所定の情報生成方法によって生成して前記インデックスシートの所定の領域へ記録し、
マーキング後の前記インデックスシートを前記インデックスシート走査手段にて走査する際には、マーキング状態を読み取る前に、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データから所定の情報生成方法によって生成した検証用情報と、前記インデックスシート走査手段にて読み取った前記インデックスシートに記録されている前記検証用情報とを比較し、一致した場合のみ当該インデックスシートのマーキング状態の読み取りを実行する、ことを特徴とした記録装置。 - 請求項4又は5において、前記制御装置は、マーキング後の前記インデックスシートを前記インデックスシート走査手段にて走査する際に、前記インデックスシートに記録されている前記検証用情報と前記外部記憶媒体に記憶されている前記検証用情報とが一致しなかった場合には、当該インデックスシートに記録されている前記検証用情報を無効とする記録を前記記録実行手段にて当該インデックスシートに実行してから当該インデックスシートを排出する、ことを特徴とした記録装置。
- 請求項4〜6のいずれか1項において、前記制御装置は、前記インデックスシートを作成する際には、前記インデックスシートの所定の位置に有効なインデックスシートであることを識別するための識別情報を記録し、
マーキング後の前記インデックスシートを前記インデックスシート走査手段にて走査する際には、マーキング状態を読み取る前に、前記インデックスシート走査手段にて前記識別情報を読み取って、当該識別情報が有効なインデックスシートである場合のみ、当該インデックスシートのマーキング状態の読み取りを実行し、マーキング状態に基づく被記録材への記録を実行する、ことを特徴とした記録装置。 - 請求項7において、前記制御装置は、マーキング後の前記インデックスシートを前記インデックスシート走査手段にて走査する際に、前記インデックスシートに記録されている前記検証用情報と前記外部記憶媒体に記憶されている前記検証用情報とが一致しなかった場合には、前記識別情報を無効とする記録を前記記録実行手段にて当該インデックスシートに実行してから当該インデックスシートを排出する、ことを特徴とした記録装置。
- 請求項4〜8のいずれか1項において、前記記録装置は、被記録材を積重可能な被記録材積重手段と、該被記録材積重手段に積重されている被記録材の最上位の被記録材を前記記録実行手段へ自動給送する自動給送手段と、前記インデックスシートに基づく記録を実行するためのインデックス記録操作スイッチとを備え、
前記制御装置は、前記インデックス記録操作スイッチが操作された場合には、前記自動給送手段による被記録材の自動給送を実行し、自動給送された被記録材を前記インデックスシート走査手段によって走査し、
自動給送された被記録材から有効な識別情報を検出した場合には、有効なインデックスシートであると判定して当該インデックスシートのマーキング状態を読み取り、読み取ったマーキング情報に基づくインデックス情報をセットして排出した後、当該インデックス情報に基づく記録を実行し、
前記インデックス記録操作スイッチが操作された後、最初に自動給送された被記録材から前記識別情報を検出できなかった場合には、未記録状態の被記録材であると判定して当該未記録状態の被記録材へ前記インデックスシートを作成する記録を実行して排出する、ことを特徴とした記録装置。 - 請求項9において、前記記録装置は、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの記録を実行するための記録操作スイッチを備え、
前記制御装置は、前記記録操作スイッチが操作された場合には、前記自動給送手段による被記録材の自動給送を実行し、自動給送された被記録材を前記インデックスシート走査手段によって走査し、
自動給送された被記録材から有効な識別情報を検出した場合には、有効なインデックスシートであると判定して当該インデックスシートのマーキング状態を読み取り、読み取ったマーキング情報に基づくインデックス情報をセットして排出した後、当該インデックス情報に基づく記録を実行し、
前記記録操作スイッチが操作された後、最初に自動給送された被記録材から前記識別情報を検出できなかった場合には、未記録状態の被記録材であると判定して前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの記録を実行する、ことを特徴とした記録装置。 - 請求項4〜10のいずれか1項において、前記検証用情報は、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データのデータ量に基づいて生成したチェックサム値であり、前記制御装置は、前記インデックスシートに前記チェックサム値を2進数に変換して記録する、ことを特徴とした記録装置。
- 請求項1〜11のいずれか1項において、前記記録実行手段は、被記録材へ記録を実行するための記録ヘッド、及び非接触の光学式センサを搭載し、主走査方向へ往復動可能に配設されたキャリッジと、被記録材を副走査方向へ所定の搬送量で搬送するための被記録材搬送手段とを有し、
前記インデックスシート走査手段は、前記キャリッジを往復動させることによって、前記インデックスシートに対して前記光学式センサを主走査方向へ走査させる動作と、前記インデックスシートを前記被記録材搬送手段で副走査方向へ搬送することによって、前記インデックスシートに対して前記光学式センサを副走査方向へ走査させる動作とによって、前記インデックスシートの記録面を前記光学式センサで走査する構成を有している、ことを特徴とした記録装置。 - 外部記憶媒体に格納されている画像データを読み込み可能な画像データ読込手段と、該画像データ読込手段にて読み込んだ画像データを被記録材へ記録する記録実行手段と、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの縮小画像が所定の様式で配置されて記録されているインデックスシートを、前記記録実行手段により被記録材への記録が実行される際の被記録材の搬送経路と同じ搬送経路で搬送しながらマーキング面を走査して、各縮小画像に付されている各マーキング欄のマーキング状態を読み取り可能なインデックスシート走査手段とを備えた記録装置において、
前記インデックスシート走査手段にて読み取った前記インデックスシートの各マーキング欄のマーキング状態に基づいて、前記外部記憶媒体に格納されている全画像データの中から記録を実行する画像データを選択して記録を実行する制御をコンピュータに実行させるための記録制御プログラムであって、
前記インデックスシート走査手段にて前記インデックスシートのマーキング状態を走査する手順と、
前記インデックスシートを排出する前に、前記記録実行手段にて前記インデックスシートの情報記録領域に前記記録装置の装置状態情報を記録する手順とを有する、ことを特徴とした記録制御プログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004240196A JP2006056131A (ja) | 2004-08-20 | 2004-08-20 | 記録装置、記録制御プログラム |
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JP2004240196A JP2006056131A (ja) | 2004-08-20 | 2004-08-20 | 記録装置、記録制御プログラム |
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