JP2006054984A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006054984A
JP2006054984A JP2004261632A JP2004261632A JP2006054984A JP 2006054984 A JP2006054984 A JP 2006054984A JP 2004261632 A JP2004261632 A JP 2004261632A JP 2004261632 A JP2004261632 A JP 2004261632A JP 2006054984 A JP2006054984 A JP 2006054984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
stator
winding
magnetic pole
electric blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004261632A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Akiyama
勇治 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2004261632A priority Critical patent/JP2006054984A/ja
Priority to KR1020050012752A priority patent/KR100725758B1/ko
Priority to TW094109543A priority patent/TWI305075B/zh
Priority to EP05290693A priority patent/EP1583208A3/en
Priority to US11/092,711 priority patent/US7253543B2/en
Priority to CNB2005100627856A priority patent/CN100499326C/zh
Publication of JP2006054984A publication Critical patent/JP2006054984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

【課題】 半導体スイッチで制御される電動送風機における回転子の耐遠心力強度を高め、また冷却効果を高めて小型高効率の超高速電動送風機を得る。更にまた、制御回路部のスペースの縮小及びコスト低減を図ると共に、起動特性を改善する。
【解決手段】 回転子は、スリップリングと給電・受電ブラシを介して多スロットの鉄心に重ね巻き巻線を施した回転子巻線にDC電流を流し、バランス良好で耐遠心力に優れた回転体となし、固定子は、十分な冷却風路を持つ磁極集中巻線式の1〜3相巻線により磁極を生成する如くして、位置検出手段による位置信号によって各相の半導体スイッチを開閉制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、小型軽量を可能にした超高速回転の電動送風機に関する。
従来は、超高速回転の電動送風機としてユニバーサルモータが主に用いられてきているが、このモータではブラシ寿命が短く、特に5万rpm回転を超える高速化や、200V系の高電圧駆動時や、2kwに近い大容量機とする際に、急激なブラシ磨耗を起こしてしまい、使用困難となっている。そのため、最近では、半導体制御による同期モータ、特に3相ブラシレスDCモータが用いられるようになってきている。このモータは長寿命ではあるが、回転子には永久磁石が用いられているために、遠心力による破損の恐れがあり、高速化の限界となっている。
特許2823817の永久磁石埋め込みモータには、電機子鉄心に磁石を埋め込む構造が開示されているなど、回転子の強度を強化したタイプのモータも現れてきているが、その強度は依然不十分である。また従来、回転位置の検出にはホールICが用いられ、その駆動制御回路に専用分配ICを利用した3相インバータ回路が多く用いられてきている。更にまた、固定子鉄心は内周に多数のスロットを形成して分布巻線とされ、回転子と固定子間のギャップに冷却風が通過しにくい構造となっていて、温度上昇による効率低下の一因となっている。また、駆動制御回路には整流電圧の平滑用コンデンサが必要で、そのため余計に大きなスペースが必要となり、また高コストとなっている。
このような同期モータを高速回転で使用した半導体制御モータにあって、さらに高速回転化の設計を進めると、回転子が永久磁石を有する構造のため、耐遠心力強度が不足してしまう問題点があった。また、ブラシレスDCモータの駆動制御回路は複雑であるため、収納スペースが大きくなり小型軽量化に反し、また高価であるという問題があった。更に、固定子と回転子間のギャップには冷却風を流すための十分な風路が殆どなく、モータ効率及び送風効率を低下させる問題があった。更に又、パワースイッチング素子の数を低減した場合には、起動トルクが低下し、短時間で起動できなくなるという欠点や起動不良を起す問題があった。又、自動車用の過給器ではエンジンの背圧を用いているため、起動時の効率が低下するという問題があった。
本発明は、上記した半導体制御モータの持つロータ強度や冷却効果、起動時の欠点を解決するためになされたもので、その課題とする所は、回転子はスリップリングと給電・受電ブラシを介して回転子巻線にDC電流を流し、高速回転による遠心力によって回転子が破壊されることのない構造とすると同時に、回転子鉄心を等ピッチ等形状の多スロット構造として、これに重ね巻き巻線を施し、良好な回転子バランスを得ることができるようにすること、更に又、耐遠心力強度を向上させ、より高速、大容量化の要求に答えられるようにしようとするものである。
このため請求項1記載の発明は、給電ブラシによりスリップリングを介して励磁電流が供給される多スロット型回転子巻線を有する回転子と、該回転子の磁極位置検出手段と、磁極集中巻線式の固定子巻線を有する固定子と、該固定子を保持して主風路となる筐体と、前記回転子の回転軸に取り付けられた遠心ファンを有する電動送風機において、前記回転子の磁極位置検出信号により、回転子巻線または固定子巻線の通電電流を半導体スイッチを断続させ制御する如くしたことにある。
請求項2記載の発明は、前記回転子は、複数のスロットを有する回転子鉄心に、重ね巻方式により巻装された巻線を励磁して磁極を形成してなる請求項1記載の電動送風機としたことにある。
請求項3記載の発明は、前記固定子を一方の磁極端部と回転子表面との距離が他の磁極端部と回転子間距離より小さくなし、2極の固定子磁極と1相の固定子巻線を有するようにした請求項1または2記載の電動送風機において、所定時間、回転子巻線のみを励磁した後、前記固定子巻線を制御する如くしたことにある。
請求項4記載の発明は、前記固定子を4極の磁極構造として、隣接する磁極が同極となる如く、2対の固定子巻線を設けてなる請求項1または2記載の電動送風機としたことにある。
請求項5記載の発明は、前記固定子に3相の固定子巻線を施し、3個の半導体スイッチで制御する如くしたことを特徴とする請求項1または2記載の電動送風機としたことにある。
請求項6記載の発明は、前記請求項1乃至5記載の電動送風機を自動車用過給器として用いるようにしたことにある。
請求項1記載の電動送風機の発明は、スリップリングを介して励磁電流を供給する回転子巻線構造としているので、耐遠心力性の高い、強固な回転体が得られ、アンバランス修正が容易となり、より高速の電動送風機とすることが出来る効果がある。また、固定子は通風冷却効果が良好な構造としているので、巻線の導体径を細くでき銅重量が減少すると共に、効率を高めるという効果が得られる。更に又、回転子の磁極位置検出手段を設け、該磁極位置検出手段の出力信号により、固定子巻線または回転子巻線への通電電流を半導体スイッチにより制御するので、ユニバーサルモータのようなブラシ磨耗は発生せず、安価な手段で、モータ容積を増大させることなく収納でき、長寿命の電動送風機とする効果がある。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電動送風機において、回転子鉄心が等ピッチの多スロットを持ち、巻線が重ね巻方式により巻装されて磁極を形成しているので、非常にバランスの良い回転体となり、アンバランス修正量が小さくできる効果がある。更に、巻線自身の張力は耐遠心力を大とする効果がある。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の電動送風機において、回転子巻線のみを励磁した場合の停止位置と、固定子巻線を励磁した場合の磁気吸引力の中心位置が異なる構造としたので、前記半導体スイッチの数を最少数とすることができ、最も安価な電動送風機とする効果がある。
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の電動送風機において、起動時に移動磁界を作ることができるので、起動時での摩擦負荷が増加したような場合にも、短時間で確実に定常回転速度に立ち上げることができるという効果が得られる。
請求項5記載の発明は、請求項1または2記載の電動送風機において、3相の固定子巻線を3個の半導体スイッチで制御するので、起動時に回転磁界を作ることができ、制御回路が小型、安価で、最も確実に、短時間で定常回転速度に立ち上げることができるという効果が得られる。
請求項6記載の発明は、前記請求項1乃至5の電動送風機を自動車用過給器に用いるようにしたので、エンジンの起動時の効率を高め、自動車の加速特性を向上させる効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は片側半分を縦方向に断面した本発明の電動送風機である。図2は本発明の回転子の側面図である。図3は回転子巻線の一例を示す巻線展開図である。また、図4は本発明の回転子及び固定子磁極構造の説明図である。図1において、固定子2は円筒ケーシング6aの内部に収納固定されている。前記固定子2の内部には回転子3が収納され、回転軸9の両端がケーシング6a,6bの中央部に取り付けられた軸受8a,8bに回転自在に軸支されている。前記回転軸9の先端部には遠心ファン7が取付けられ、矢印に示すA点からB点に到る風路が形成されている。前記回転子3には正負の電極リング32a,32bを有するスリップリング32が設けられている。また、正極ブラシホルダ10と負極ブラシホルダ11によって、正極ブラシ33がスリップリング32aに、又正極ブラシ34がスリップリング32bに当接されている。
前記回転子3は図2に示す如く、多数のスロットを有する鉄心12と巻線5とスリップリング32(正極スリップリング32a,負極スリップリング32b)を有し、主軸9に固定されている。前記正電極スリップリング32aからは正極タング37が、また前記負電極スリップリング32bからは負極タング38が引き出され、図3の巻線展開図に示す如く、重ね巻の回転子巻線5が巻装されている。図3ではコイル位置のみを示したが、磁極中央部のコイル数を少なくすることもでき、これによりさらに大きな冷却通路が確保でき、発熱損失を少なく抑えることができる。尚、図3(a)ではN,Sの各磁極幅が2スロット分に相当するように、広く分布させた場合を示し、図3(b)では1スロット分相当として、集中する磁極分布としたものである。また、同図矢印は電流の方向を示すものである。このように、巻線方法により磁極幅は任意に設計変更できるものである。
前記固定子2は、図4の固定子巻線結線図に示すように、集中巻線の2極磁極構造とされ、前記筐体の円筒ケーシング6aとの間、及び、回転子3との間に、十分な冷却風の通路が形成される構造とされている。磁極20,21には、回転子3とのギャップが狭くされた磁極端20a,21aと、広くされた磁極端部20b,21bとが形成されている。前記回転子3は、ここでは図示していないが、図3に示したような励磁電流によって、回転子の周囲にN及びS極が生じている励磁状態を示している。
次に、図5に示す本発明電動送風機の回転原理説明図により、回転動作を説明する。先ず図5(a)において半導体スイッチTr1をオフの状態にして、回転子3にはスリップリングを介して所定の電流を供給する。回転子の磁極はギャップの狭い図のような位置(またはN極とS極が入替わった位置)で平衡状態となって停止する。この回転子3の磁極位置を、ここでは図示しないが、周知のホールICや磁気抵抗素子、高周波信号を利用した近接スイッチなどにより検出し、例えば、図5(a)に示す位置に回転子磁極が来たことを検出すると、半導体スイッチTr1をオンに切替える。
すると、磁極20はN極に、磁極21はS極に励磁され、回転子3は時計方向の回転力を発生する。回転子3が図5(b)の位置まで回転すると半導体スイッチTr1はオフに切替る。回転子3は慣性によって時計方向の回転を続け、図5(c)の状態となる位置を過ぎると、再び半導体スイッチTr1をオンすると、このような半導体スイッチTr1の半サイクルごとの断続によって連続回転させることができる。
前記した固定子磁極20,21への巻線を1相巻線のみとせずに、巻き方向の異なる他相巻線を同時にバイファイラー巻きして置き、2相コイルの両者を交互に断続させるようにして連続回転させることもできる。この場合は、先ず初めに回転子巻線のみを励磁して磁極安定位置に回転子磁極を近づけた後に、前記2相コイルを交互にオン、オフさせるという簡単な制御によって、連続回転が可能になる。このようにした場合、回転子磁極位置の検出手段が完全に不要にできる利点が得られる。回転子3は永久磁石を有していないため、大きな起動電流を流しても、永久磁石回転子のように減磁される恐れがなく、ソフトスタート回路が安価にでき確実な起動が得られる効果がある。
本発明の実施例2を図6回転子及び固定子巻線図と、図7回転原理説明図により説明する。図6,7において回転子3には、図3で示した重ね巻線方式による励磁により、磁極N,S極が形成されている。この電機子巻線への励磁は固定子巻線と並列接続としてスリップリング、正負極ブラシによって行っている。回転子巻線5は断面記号により電流方向を示しているが、励磁方法は固定子巻線4と並列接続するとは限らず、直列接続して、Tr1またはTr2のスイッチングと同時に励磁させるようにすることもできる。
固定子2には2つの磁極対22aと22b及び23aと23bが設けられており、半導体スイッチTr1とTr2の夫々と直列に接続された磁極集中巻線方式の巻線が施されている。半導体スイッチTr1をオンすると固定子磁極22aはN極に、また固定子磁極22bはS極となるように、巻線4が巻装されている。また同様に、半導体スイッチTr2がオンすると固定子磁極23aがN極に、23bはS極となるように巻装されている。
次ぎに図7により回転原理を説明する。図7(a)は回転子磁極が任意の位置にある初期状態を示す図である。起動時には磁極位置は一定していない任意の位置にあり、周知の回転子磁極位置検出手段として、例えば1個のホールICのみによって検出される場合には、トルクの大きな適切な起動が行えない場合が起こる。今、図7(a)の状態で半導体スイッチTr1をオンさせれば、回転子3を時計方向に回転させることができる。もし、回転子磁極位置がこれより90°進んだ位置にあった場合には、回転子3は逆転することになるが、いずれにしても、続いて、Tr1とTr2共にオンして、更に、Tr2のみをオンすると、固定子磁極は時計方向に磁界ピーク点が移動する移動磁界を作ることになる。回転子3は、この移動磁界に引き寄せられて時計方向への回転を始め、位置検出手段による位置信号が得られる位置に達する
前記回転子3が図7(b)に示す磁極位置より90°手前の位置に達したとき、その磁極位置検出信号によって、Tr1とTr2を同時にオンすると時計方向トルクが発生する。前記回転子3は図7(b)の位置より約45°手前の位置に来たとき最大の加速トルクが発生し、図7(c)より45°進んだ位置までは、回転子3には時計方向の加速トルクが加わっている。この位置を過ぎると、逆方向の反時計方向のトルクとなるので、このときTr1とTr2を同時にオフする。回転子3は図7(d)のに示す位置から、図7(a)の位置を過ぎるまで、回転子3と負荷の慣性力によって回転し、図7(a)の位置を過ぎるタイミングで、再びTr1とTr2をオンして加速させる。このような半サイクルごとの加速と惰行を繰り返す運転方法により、半導体スイッチを半減させることができ、制御回路を安価で小型化することができる。
本発明の実施例3を図8の回転子及び固定子巻線図と、図9の回転原理説明図により説明する。回転子3には、前記した重ね巻方式の回転子巻線5を励磁して現れる電流の方向とN,S磁極が図示の通り形成されている。固定子2には、3つの磁極24,25,26が設けられ、夫々にユニポーラの3相巻線が施され、半導体スイッチTr1,Tr2,Tr3に接続されている。
次ぎに図9により回転原理を説明する。起動時の回転子磁極の位置は任意であるが、ここでは図9(a)の回転位置にある場合について説明する。この場合にTr1をオンすると固定子磁極24はN極となり、他の固定子磁極25,26はS極に磁化される。従って、回転子3は時計方向のトルクを生じ、図9(b)に示す平衡点位置に向かって加速される。この位置の近傍に回転子3が達したとき、半導体スイッチTr1をオフしてTr2をオンすると、固定子磁極25がN極に換わり、また固定子磁極24と26はS極となる。従って、回転子3は時計方向のトルクを継続して発生し、図9(c)に示す平衡点位置に向かって加速される。この位置の近傍に回転子3が到達したとき、半導体スイッチTr2をオフしてTr3をオンすると、固定子磁極26がN極に換わり、また固定子磁極24と25はS極となるので、図9(a)に示す平衡点位置に向かって:継続して加速される。
このような3個の集中巻線方式の固定子磁極に3相のユニポーラ巻線を施し、各相巻線を順番に励磁すると、固定子磁極の磁界ピーク点が一方向に回転する回転磁界ができるため、起動時に回転子はその回転方向に容易に同期して起動することができ、大きな起動トルクを出すことができる。図8では3極の磁極を示しているが、回転子3の磁極を2倍の4極にすると共に、固定子2の磁極数を3極対即ち6極の構造としても同様に回転制御でき同様の効果が得られる。
本発明の活用例として自動車の起動時に使用される過給器に利用すると極めて有効である。
従来の過給器では、エンジンの背圧を用いる方法や、直流機が用いられている。直流機が用いられる場合には1万rpm回転程度が上限であったが、本電動送風機を使用すれば10万rpm回転が可能となり、超小型で動力向上が容易に達成できる新過給器が実現される。本発明の送風機は、単に送風機としての応用のみでなく、羽根は自己の冷却目的に利用し、小型高速となる利点を活かして、減速機との組合わせによって、交通車輌(軽自動車、バイク、ゴーカート)や介護アシスト車(車椅子、ストレッチャーなど)の動力アシストにも利用可能となるものである。
本発明第1実施例の片側半分を縦方向に断面した電動送風機である。 第1実施例の回転子の側面図である。 本発明の回転子巻線の一例を示す巻線展開図である。 第1実施例の回転子及び固定子磁極構造の説明図である。 第1実施例の電動送風機回転原理説明図である。 第2実施例の回転子及び固定子平面図である。 第2実施例の回転原理説明図である。 第3実施例の回転子及び固定子平面図である。 第3実施例の回転原理説明図である。
符号の説明
1: 電動送風機
2: 固定子
3: 回転子
4: 固定子巻線
5: 回転子巻線
6a,6b: ケーシング
7: 遠心ファン
8a,8b: 軸受
10: 正極ブラシホルダ
11: 負極ブラシホルダ
20,21,22,23,24,25: 固定子磁極
32: スリップリング
32a: 正極スリップリング
32b: 負極スリップリング
33: 正極ブラシ
34: 負極ブラシ

Claims (6)

  1. 給電ブラシによりスリップリングを介して励磁電流が供給される多スロット型回転子巻線を有する回転子と、該回転子の磁極位置検出手段と、磁極集中巻線式固定子巻線を有する固定子と、該固定子を保持して主風路となる筐体と、前記回転子の回転軸に取り付けられた遠心ファンを有する電動送風機において、前記回転子の磁極位置検出信号により、回転子巻線または固定子巻線の通電電流を半導体スイッチを断続させ制御する如くしたことを特徴とする電動送風機。
  2. 前記回転子は、複数のスロットを有する回転子鉄心に、重ね巻方式により巻装された巻線を励磁して、磁極を形成してなることを特徴とする請求項1記載の電動送風機。
  3. 前記固定子は、一方の磁極端部と回転子間距離を他の磁極端部より小さくし、2極の固定子磁極と1相の固定子巻線を有する固定子とした請求項1または2記載の電動送風機において、所定時間、回転子巻線のみを励磁して後、前記固定子巻線を制御する如くしたことを特徴とする請求項1または2記載の電動送風機。
  4. 前記固定子は、4極の磁極構造とし、隣接する磁極が同極となる如く2対の固定子巻線を設け、且つ、2個の半導体スイッチにより該固定子巻線を制御してなる請求項1または2記載の電動送風機。
  5. 前記固定子は、3又は6極の固定子磁極構造とし、3相の固定子巻線を3個の半導体スイッチで制御する如くしたことを特徴とする請求項1または2記載の電動送風機。
  6. 前記請求項1乃至5記載の電動送風機を用いたことを特徴とする自動車用電動過給器。
JP2004261632A 2004-03-30 2004-08-13 電動送風機 Pending JP2006054984A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004261632A JP2006054984A (ja) 2004-08-13 2004-08-13 電動送風機
KR1020050012752A KR100725758B1 (ko) 2004-03-30 2005-02-16 전동 송풍기 및 이를 이용한 자동차용 전동 과급기
TW094109543A TWI305075B (en) 2004-03-30 2005-03-28 Electric blower and supercharger for automobiles using the same
EP05290693A EP1583208A3 (en) 2004-03-30 2005-03-29 Electric blower and supercharger for automobiles using the same
US11/092,711 US7253543B2 (en) 2004-03-30 2005-03-30 Electric blower and supercharger for automobiles using the same
CNB2005100627856A CN100499326C (zh) 2004-03-30 2005-03-30 电动鼓风机和使用该电动鼓风机的汽车增压器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004261632A JP2006054984A (ja) 2004-08-13 2004-08-13 電動送風機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006054984A true JP2006054984A (ja) 2006-02-23

Family

ID=36032063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004261632A Pending JP2006054984A (ja) 2004-03-30 2004-08-13 電動送風機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006054984A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8400044B2 (en) 2006-10-10 2013-03-19 Force Engineering Limited Electromotive machines
JP2015201959A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 株式会社神戸製鋼所 スイッチトリラクタンスモータ
JP2015204706A (ja) * 2014-04-15 2015-11-16 株式会社神戸製鋼所 スイッチトリラクタンスモータ

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624899A (ja) * 1985-06-29 1987-01-10 Kawasaki Steel Corp 電気めつき設備の陽極装置
JPS63277439A (ja) * 1987-05-06 1988-11-15 Hitachi Ltd 直流機
JPH01194853A (ja) * 1988-07-21 1989-08-04 Seiko Epson Corp 時計用ステップモーター
JPH02174282A (ja) * 1988-12-27 1990-07-05 Fanuc Ltd ガスレーザ発振装置
JPH08116692A (ja) * 1994-10-17 1996-05-07 Japan Servo Co Ltd 永久磁石形3相ステップモータおよびその駆動装置
JP2002317704A (ja) * 2001-04-24 2002-10-31 Denso Corp 熱機関装置
JP2002354735A (ja) * 2001-05-22 2002-12-06 Aisin Seiki Co Ltd 直流ブラシモータのロータユニット及びそのコイルの巻線方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624899A (ja) * 1985-06-29 1987-01-10 Kawasaki Steel Corp 電気めつき設備の陽極装置
JPS63277439A (ja) * 1987-05-06 1988-11-15 Hitachi Ltd 直流機
JPH01194853A (ja) * 1988-07-21 1989-08-04 Seiko Epson Corp 時計用ステップモーター
JPH02174282A (ja) * 1988-12-27 1990-07-05 Fanuc Ltd ガスレーザ発振装置
JPH08116692A (ja) * 1994-10-17 1996-05-07 Japan Servo Co Ltd 永久磁石形3相ステップモータおよびその駆動装置
JP2002317704A (ja) * 2001-04-24 2002-10-31 Denso Corp 熱機関装置
JP2002354735A (ja) * 2001-05-22 2002-12-06 Aisin Seiki Co Ltd 直流ブラシモータのロータユニット及びそのコイルの巻線方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8400044B2 (en) 2006-10-10 2013-03-19 Force Engineering Limited Electromotive machines
JP2015201959A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 株式会社神戸製鋼所 スイッチトリラクタンスモータ
JP2015204706A (ja) * 2014-04-15 2015-11-16 株式会社神戸製鋼所 スイッチトリラクタンスモータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100725758B1 (ko) 전동 송풍기 및 이를 이용한 자동차용 전동 과급기
US7969057B2 (en) Synchronous motor with rotor having suitably-arranged field coil, permanent magnets, and salient-pole structure
JP2001037133A (ja) ステータ及び電動機
US7928621B2 (en) Speed-variable single phase induction motor
JP2010246196A (ja) 回転電機
JP2009207333A (ja) ランデル型ロータ型モータ
JP2006180694A (ja) ハイブリッド誘導電動機
JP2010025342A (ja) 永久磁石励磁式ラジアル磁気軸受並びにそのラジアル磁気軸受を備えた磁気軸受装置
JP2006121896A (ja) 単相誘導電動機
JP2008061485A (ja) 交流電源で自起動可能な永久磁石型モータ
JP2008289209A (ja) ブラシレスdcモータ
JP2002272031A (ja) シンクロナスリラクタンスモータ
JP2009213257A (ja) 回転電機
JP2006054984A (ja) 電動送風機
JPS6259544B2 (ja)
JP5460807B1 (ja) 同期電動機
JP2002171730A (ja) 永久磁石式回転電機及びそれを備えた空気調和機
JP3448206B2 (ja) リラクタンスモータ並びに該モータの駆動装置および駆動方法
JP2002191157A (ja) 永久磁石併用同期回転機
JPH048154A (ja) 有鉄心形単相ブラシレスモータ
JP2016178801A (ja) スイッチトリラクタンス回転機、及び回転装置
KR100531809B1 (ko) 자유회전 마그네트를 구비한 유도 전동기
WO2019058565A1 (ja) 過給機
CN209375418U (zh) 一种高速永磁开关磁阻电动机
JP2005318778A (ja) 電動送風機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110817

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110822

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20111021