JP2006053761A - スキミング防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
無線による通信経路を有するICカードあるいは携帯電話に対するスキミングの防止方法を確立することにより、スキミングと総称される情報の盗用や不正利用などの社会的問題を生み出す誘因を排除すること、ひいてはICカードやそれに類した携帯電話等の電子通信機器の広く健全な利用の推進に資することである。
【解決手段】
本発明は、被保護カード11を遮蔽するように配置され、少なくとも1面に印刷表示が
施された薄膜状電磁波反射体22を含む薄膜積層体23から成るカード重畳型スキミング
防止具21から構成される。このほか、保護対象とするカードあるいは携帯電話の外形や
大きさ、使用状況等に合わせてカード重畳型、カード収納型あるいは携帯電話収納スキミ
ング防止具の中から適合するスキミング防止具を適切に選択することによりスキミング防
止具として広く有効に利用することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、カードあるいは携帯電話のスキミングに対する防止具に関する。
近時、インターネットの急速な普及や電子商取引の拡大などに代表されるIT革命が世
界的規模で加速する中、半導体技術の長足の進歩にも後押しされてICカードは携帯電話
とともに日常生活において身近な存在として認知されるようになり、例えば、社員証、各
種会員カード、商店街ポイントカード、保険医療カード、など実際に多くの分野で利用さ
れている。同時に、ICカードならではの特長を生かしたさまざまな新たな応用へのニー
ズが高まっている。
特に主流となりつつある無線通信機能を有するICカードは、その情報の書き込みおよび読み出しが無線通信によりこれらの目的に使用される装置と非接触の状態にて行われる点で従来の接触式のICカードより以上の利用範囲拡大が期待される。
このような無線通信機能を有するICカードは、その書き込みおよび読み出し装置との
間における情報の交換が非接触方式により行われることから、接触方式とは異なり、情報
の利用がこれらの装置においてICカードとの位置関係等に関する特段の精密な調整の必
要がなく、簡便に、容易に、手軽に、迅速にしかも低コストで行われるという利点を持つ。
さらに半導体、ソフトウェア、材料等のICカードに関わる技術の進歩もあいまって、I
Cカードの無線通信能力、中でも通信可能距離が約1m程度まで飛躍的に伸長しており、
近い将来、数十メートル程度まで拡大する可能性の示唆もある。このようなかなり大きな空間的自由度を周辺との通信上で許容するICカードは逆に情報のセキュリティの面で著しく脆弱である。その結果、スキミングと称される情報の盗用や不正利用などの社会的問題を生み出す誘因となっており、現に大きなスキミング犯罪が発生している。
他方、既に成熟した市場を形成するほどに普及が進んでいる携帯電話は、新たな機能を
付与した次の世代の機種が次々と市場に投入されている。例えば、非接触方式のICカードと同様の使用法で同等の機能を携帯電話により実現する方法が実用化しつつある。このような観点から、携帯電話にはICカードと同様に情報のセキュリティが不可欠である。
図1に例示するように、スキミングには、ICカードPあるいは携帯電話が本来の正当な情報交換を行うべき対象機器Oとの間の通信経路にスキミングを実行するスキミングデバイスSから何らかの手段により侵入する行為を伴っている。12は、被保護情報収納部、13は、被保護情報発信アンテナである。このような通信経路への侵入を無効にするためにスキミング装置に対してカードデータのダミー信号を過剰に送出する装置及び方法が、特開2003−223620において、提案されている。他方、スキミング装置の不正な取り付けを検出してその動作を停止させることによるスキミング防止方法が、特開2004−54670において提案されている。
特開2003−223620 特開2004−54670
スキミングを防止する方法は次の二種類の方法に大別される。一つの方法は、スキミン
グデバイスあるいはその侵入経路を無効にする方法であり、他の一つの方法は、スキミン
グのターゲットをスキミングから保護する方法である。ここで、上記の特許文献1と特許
文献2はいずれも、前者の方法による提案に関するものである。これらに例示される方法
は、有線による多くの場合がそうであるように通信経路が空間的に制約されており、スキ
ミングデバイスの設置場所と侵入経路等が比較的容易に探知できるような場合には、有効に適用し得る可能性がある。
これに対して、無線による通信経路への侵入に関しては、その空間上の自由度が有線の場合に比較してはるかに大きくなるため、スキミングデバイスを探知してその侵入を阻止し無効化する方策をとることがきわめて困難である。その結果、周囲からのスキミングが行われる危険性が格段に高まる。このように、本質的に無線による通信経路を有するICカードあるいは携帯電話に対するスキミングの防止策は、従来の方法だけでは不十分であり、不適切であった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、本質的に無線に
よる通信経路を有するICカードあるいは携帯電話に対するスキミングの防止方法を確立
することにより、スキミングと称されるような情報の盗用や不正利用などの社会的問題
を生み出す誘因を排除すること、ひいてはICカードやそれに類した携帯電話等の電子通
信機器の広く健全な利用の推進に資することである。
上記目的を達成するために、本発明は、被保護カード11を遮蔽するように配置され、少なくとも1面側に印刷表示が施された薄膜要素が被着された薄膜状電磁波反射体322を含む薄膜積層体31から成るカード重畳型スキミング防止具10...,100...から構成される。
その際、カード重畳型スキミング防止具10...,100...においては、薄膜状電磁波反射体322はアルミニウム箔から成るようにするとよい。
また、カード重畳型スキミング防止具においては、薄膜状電磁波反射体322を構成するアルミニウム箔の厚さは、1μm以上であること、好ましくは5μm以上であることとしてもよい。
上記の発明をより具体的に敷衍するならば、以下のとおりである。本発明は、被保護カード42、44を遮蔽するようにカード重畳型スキミング防止具41、43、45から構成される。ここで、これらのカード重畳型スキミング防止具は、薄膜積層体31を被保護カード42、44を十分に遮蔽できるように適切な形状と大きさに加工することにより構成される。
他方、本発明は、カード重畳型スキミング防止具41、43、45に代えて、被保護カ
ード52、54、56を被覆するようにそれぞれにカード収納型スキミング防止具51、53、55から構成してもよい。ここで、これらのカード収納型スキミング防止具は、薄
膜積層体31を被保護カード52、54、56を十分に被覆できるように適切な形状と大
きさに加工することにより構成される。
その際、カード収納型スキミング防止具51、53、55においては、薄膜状電磁波反
射体322はアルミニウム箔から成るようにするとよい。
また、カード収納型スキミング防止具51、53、55においては、薄膜状電磁波反射
体322を構成するアルミニウム箔の厚さは、1μm以上であること、好ましくは5μm以上であることとしてもよい。
他方、上記目的を達成するために、本発明は、被保護カードの代わりに被保護携帯電話
を被覆するように配置され、薄膜状電磁波反射体322を含む薄膜積層体31から成り、
カード収納型スキミング防止具51、53、55に代わる携帯電話収納型スキミング防止
具84、94から構成してもよい。ここで、携帯電話収納型スキミング防止具84、94
は、被保護カード52、54、56の代わりにそれぞれ携帯電話81、91を収納できる
ようにその外形に沿う適切な形状を持つものへ薄膜積層体31を材料として加工された薄
膜積層体内張り83、薄膜積層体袋状物93から構成される。
その際、携帯電話収納型スキミング防止具84、94においては、薄膜状電磁波反射体
322はアルミニウム箔から成るようにするとよい。
また、携帯電話収納型スキミング防止具84、94においては、薄膜状電磁波反射体3
22を構成するアルミニウム箔の厚さは、1μm以上であること、好ましくは5μm以上であることとしてもよい。
さらに、本発明において、薄膜積層体31は薄膜状電磁波反射体322を含む複数の薄膜32から構成されるが、これらの薄膜の数、積層順位、それぞれの材料や厚さ、等の薄膜積層体31の構成に関する条件を調節することにより薄膜積層体31の機械的強度、弾性、柔軟性、硬度、表面性状、耐薬品性、重量、などの物理化学的性質ならびに風合い、
美観、などの官能的性質、などを多様な応用の目的とニーズに応じて変えることが可能で
ある。例えば、カード重畳型スキミング防止具41、43、45とカード収納型スキミン
グ防止具51、53、55への応用においては、薄膜積層体31は、被保護カード42、
45、52、54、56に密着するように重ね合わせて使用されることからハンドリング
の利便性や安全性等の面から被保護カードと同等の物理化学的性質と官能的性質、などを
兼ね備えたものが好ましい。携帯電話収納型スキミング防止具84、94に関しては、携
帯電話が約数百CC程度の容積を持つ立体の物体であるので、カード収納型スキミング防
止具41、43、45、51、53、55とは異なり、薄膜積層体31を材料とする代わ
りに携帯電話収納ケースを他の材料により製作した上でこれに薄膜積層体31による内張
りを施す構成とするのが好ましい。あるいは、このような内張りの代わりにこれに相当す
る中子のケースとして薄膜積層体31の材料による収納ケースを装着してもよい。布状の
薄膜積層体93により袋状の携帯電話収納袋92を構成するようにしても同一の用途に供
することが可能である。
本発明のスキミング防止具は、被保護カードを遮蔽するように配置され、少なくとも1
面側に印刷表示が施された薄膜要素が被着された薄膜状電磁波反射体を含む薄膜積層体から成るカード重畳型スキミング防止具の構成とすることにより確実にスキミングを防止し得る。
カード重畳型スキミング防止具において、薄膜状電磁波反射体は、アルミニウム箔から
成るようにすることにより被保護カードを標的として周辺から送出された電磁波を確実に
反射させてその侵入を完全に防止し得る。
カード重畳型スキミング防止具において、アルミニウム箔の厚さは、1μm以上であること、好ましくは5μm以上である構成とすることにより、アルミニウム箔の表面において衝突する電磁波を完全に反射させてその透過を完全に阻止し得る。
本発明のスキミング防止具は、被保護カードを被覆するように配置され、少なくとも1
面に印刷表示が施された薄膜状電磁波反射体を含む薄膜積層体から成るカード収納型スキ
ミング防止具の構成とすることにより確実にスキミングを防止し得る。
カード収納型スキミング防止具において、薄膜状電磁波反射体は、アルミニウム箔から
成るようにすることにより被保護カードを標的として周辺から送出された電磁波を確実に
反射させてその侵入を完全に防止し得る。
カード収納型スキミング防止具において、アルミニウム箔の厚さは、1μm以上であること、好ましくは5mμ以上である構成とすることにより、アルミニウム箔の表面において衝突する電磁波を完全に反射させてその透過を完全に阻止し得る。
本発明のスキミング防止具は、被携帯電話を被覆するように配置され、薄膜状電磁波反
射体を含む薄膜積層体から成る携帯電話収納型スキミング防止具の構成とすることにより確実にスキミングを防止し得る。
携帯電話収納型スキミング防止具において、薄膜状電磁波反射体は、アルミニウム箔か
ら成るようにすることにより被保護カードを標的として周辺から送出された電磁波を確実
に反射させてその侵入を完全に防止し得る。
携帯電話収納型スキミング防止具において、アルミニウム箔の厚さは、1μ以上である
こと、好ましくは5μm以上である構成とすることにより、アルミニウム箔の表面において衝突する電磁波を完全に反射させてその透過を完全に阻止し得る。
本発明において、薄膜積層体は薄膜状電磁反射体を含む複数の薄膜から構成されるが、
これらの薄膜の数、積層順位、それぞれの材料や厚さ、等の薄膜積層体の構成に関する条
件を調節することにより薄膜積層体の機械的強度、弾性、柔軟性、硬度、表面性状、耐薬
品性、重量、などの物理化学的性質ならびに風合い、美観、などの官能的性質、などを応
用の目的に応じて変えることが可能であることが確認されている。例えば、カード重畳型
スキミング防止具とカード収納型スキミング防止具への応用においては、薄膜積層体は、
被保護カードに密着するように重ね合わせて使用されることからハンドリングの利便性や
安全性等の面から被保護カードと同等の物理化学的性質と官能的性質、などを兼ね備える
ことにより好ましいものとし得る。携帯電話収納型スキミング防止具に関しては、携帯電話が約数百CC程度の容積を持つ立体の物体であるので、カード収納型スキミング防止具とは異なり、該薄膜積層体を材料とする代わりに携帯電話収納ケースを他の材料により製作した上でこれに該薄膜積層体による内張りを施すか、またはインナーケースを装着する構成とすれば好ましいものとし得ることが確かめられた。布状の薄膜積層体により袋状の携帯電話収納袋を構成しても同じ用途に供することが可能となることが判明した。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の好適な形態について説明する。図2は、本発明の
第1実施形態に係るスキミング防止具10を構成する薄膜状電磁波反射体322を含む薄膜積層体31によるスキミング防止の構成を被保護カード11、スキミング装置S、本来の正当な通信対象0との位置関係とともに、スキミングのターゲットをスキミングから保護する態様を被保護物がICカードの場合を例にとって示したものである。この第1実施形態のスキミング防止具10は、各種の防止具のうちで基本的な構成を示している。ここで、被保護情報収納部12を有する被保護カード11に対してスキミング装置Sから発射された無線通信による電磁波をそれが被保護カード11に到達する前に遮蔽するようにスキミング防止具10が配置されて使用されている。
スキミングには、ICカードあるいは携帯電話が本来の正当な情報交換を行うべき対象
機器Oとの間の通信経路にスキミングを実行するスキミングデバイスSから何らかの手段
により侵入する行為を伴っている。図2に示されている本実施形態は、無線通信経路への
侵入によりICカードに対するスキミングを実行する典型的な例であるが、このような場
合にはあらかじめスキミング装置の位置や侵入経路等の探知は原理上きわめて困難である
ので、スキミング防止の方策としては、スキミング装置に対する防止方法の代わりに被保
護カードに対して物理的に電磁波から保護する防止方法をとる方策がより確実で効果的と
なり得る可能性が高い。本発明は、ICカードあるいは携帯電話等の各種電子通信機器に
対して、それぞれの形状や大きさ、利用の形態等を考慮しつつ、薄膜状電磁波反射体322を含む薄膜積層体31より成るカード重畳型スキミング防止具10を含めて各種の適切なスキミング防止具を提供するものである。
図3は、本発明の第1実施形態に係る薄膜状電磁波反射体322を含む薄膜積層体31の基本的な構成を5つの合成樹脂製薄膜32の薄膜要素を含む場合を例にとり示したものであり、第1実施形態のスキミング防止具10は、1枚の薄板状カードから構成される。薄膜積層体31は、溶着用保護膜321をベース薄膜としてこれに薄膜状電磁波反射体322を溶着、固定したものに強度保持用保護膜を兼用した薄膜(薄膜要素)323〜325を積層することにより構成されている。このように、薄膜積層体31は薄膜状電磁反射体322を含む3種類から10種類程度の複数の薄膜から構成されるが、これらの薄膜の数、積層順位、それぞれの材料や厚さ、等の薄膜積層体の構成に関する条件を調節することにより薄膜積層体の機械的強度、弾性、柔軟性、硬度、表面性状、耐薬品性、重量、などの物理化学的性質ならびに風合い、美観、などの官能的性質、などを多様な応用の目的とニーズに応じて的確に変えることが可能である。ここで、薄膜積層体31を構成する薄膜の数とそれぞれの薄膜の厚さを大きくすることにより、薄膜積層体31ひいてはスキミング防止具の機械的強度と弾性を増大させることができる。
本実施形態において、薄膜状電磁波反射体322は、スキミング装置SからICカード等の被保護カード11に向けて発射された電磁波をそれが被保護カードに到達する前に完全に反射させることにより電磁波の透過を阻止する機能を有することが必要とされる。したがって、一般的な電磁気的な条件からは良好な電気伝導性を有する金属類がこの目的には適合するが、中でもアルミニウムが上記の機能面では優れている。さらに、電磁波の伝播特性上からその透過を完全に阻止し得るためには原子レベルで配列欠損の少ない稠密な構造の物質が好ましいと考えられる。事実、材料探索の結果、アルミニウム塊から圧延により製造されるアルミニウム箔がもっとも好適であることが判明した。原理的に原子あるいは粒子単位での堆積に伴って薄膜の形成が進行するスパッタリングや真空蒸着法などの薄膜形成法から得られたアルミニウム薄膜は一定の割合で原子欠陥あるいはピンホールを伴い易くなる傾向があり、完全な電磁波反射体としては不適である。したがって、上記の目的に対してはアルミニウム薄膜が薄くなるほどアルミニウム箔が性能上有利となる。アルミニウム箔は、食品、飲料品、医薬品、化学工業製品、電気・電子製品、等の広い分野において電気伝導性、熱伝導性、水蒸気バリア性、ガスバリア性、遮光性、シール性、引裂性、加工性、印刷性などの多くの面ですぐれた包装材、電子材料の1つであり、該スキミング防止具の電磁は半車体用薄膜として有効かつ実用し得る。
本実施形態において、薄膜状電磁波反射体322を構成するアルミニウム箔にはその所期の電磁波反射性能を発揮するためにある一定の厚さ以上のものが必要とされる。約5μ程度以上のアルミニウム箔において顕著な電磁波反射の性能が認められることからスキミング防止具への適用が可能である。アルミニウム箔の厚さは、約5μ程度から約100μ程度を好適に利用することができる。
本実施形態において、アルミニウム箔の少なくとも1面側には、広告・広報あるいは販売促進、等の目的のための印刷表示や着色を薄膜要素32に自由に施すことができる。薄膜要素32は、印刷インク、顔料等との親和性が良好であり、よって、印刷性や着色性に優れる。
本実施形態において、薄膜積層体31を構成する薄膜に含まれる溶着用保護膜321お
よび強度保持用保護膜兼用の薄膜323〜325としては、ポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、等の樹脂を好適に使用することができる。溶着用保護膜321は、それを構成する膜に含まれる溶融・接着層により薄膜状電磁波反射体322を溶着・固定するとともに保護する機能を持つ。ここで、溶着用保護膜321および強度保持用保護膜兼用の薄膜323〜325は、それぞれの厚さを0.1μm〜500μmとして構成するとよい。その厚さが比較的厚い場合、例えば100μm〜500μm程度の厚さの場合には、該溶着用保護膜の機械的強度、弾性、表面の硬さなどが強く付与される結果、樹脂製のフィルム的な性質が顕在化する。これに対して、その厚さが比較的薄い場合、例えば0.1μm〜10μm程度の厚さの場合には、該溶着用保護膜の機械的強度、弾性、表面の硬さなどが減じて付与される結果、逆に樹脂製の布あるいは薄膜のような風合いの性質が支配的となって表れる。
本実施形態において、薄膜積層体31を構成する薄膜に含まれる強度保持用保護膜32
3ないし325としては、ナイロン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリ塩
化ビニール系樹脂、ポリウレタン系樹脂、等から成る薄膜を好適に使用することができる。強度保持用保護膜323〜325は、同じく薄膜積層体31を構成する薄膜の溶着用保護膜321を裏面に被着した薄膜状反射体322に積層してこれらの薄膜を配置することにより、薄膜積層体31の機械的強度、弾性、柔軟性、硬度、などの物理化学的性質ならびに風合い、美観、などの官能的性質、などを応用の目的に応じて的確に変えることが可能である。ここで、強度保持用保護膜323ないし325は、いずれも厚さを0.1μm〜500μm程度として構成すればよい。その厚さが比較的厚い場合、例えば100μm〜500μm程度の厚さの場合には、該強度保持用保護膜の機械的強度、弾性、表面の硬さなどが強く付与される結果、樹脂製のフィルム的な性質が顕在化する。これに対して、その厚さが比較的薄い場合、例えば0.1μm〜10μm程度の厚さの場合には、該強度保持用保護膜の機械的強度、弾性、表面の硬さなどが減じて付与される結果、逆に樹脂製の布あるいは薄膜のような風合いの性質が支配的となって表れる。薄膜状電磁波反射体322を内側にし、この表面に薄膜要素32を積層被着した薄膜積層体31の積層構成は、上記した例に限定されない。例えばベースの薄膜を薄膜状電磁波反射体322の両面に被着させ、さらに両面に対称に同様の合成樹脂薄膜をラミネート加工してもよい。本実施形態では、例えば以下のような積層で構成されている。薄膜積層体積層構成:ナイロン15μm/印刷/アンカーコート/ポリエチレンフィルム20μm/アルミニウム箔7μm/アンカーコート/ポリエチレンフィルム20μm/補強用ポリエチレンフィルム(リニアローデン)60μm。本実施形態では、薄膜状電磁波反射体322としてのアルミニウム箔は7μmであり、薄膜要素全体の膜厚は115μmで形成されている。また、他の薄膜積層体積層構成として以下のものが例示される。:ナイロン40μm/印刷/アンカーコート/ポリエチレンフィルム20μm/アルミニウム箔7μm/アンカーコート/ポリエチレンフィルム20μm/補強用ポリエチレンフィルム50μm。本実施形態では、薄膜状電磁波反射体322としてのアルミニウム箔は7μmであり、薄膜要素全体の膜厚は130μmで形成されている。
図4は、第1実施形態のスキミング防止10をICカードの無線送信スキミング防止に適用した例を示すもので、本実施形態のカード重畳型スキミング防止具を薄膜積層体により構成したものを財布内に収納させる使用方法の例を示している。被保護カード11に1枚のカード重畳型スキミング防止具10を重ねるように配置しつつ、例えば財布46などの収納ケースに収納する。このように、被保護カード11に単にカード重畳型スキミング防止具10を重ねることによってもスキミング防止を図ることが可能であることが確認されている。これを確実に有効に行うためには被保護カード11の発信面に対してスキミング防止具10を重ねて配置することが必要である。他方、鎖線示のように、被保護カード11に対してこれを2枚のカード重畳型スキミング防止具10,10により挟み込むように重ねて配置すれば、被保護カードの発信面の如何を問わずより確実にスキミング防止の機能を完全に達成し得ること、したがってこのようなスキミング防止具と重畳した上でICカードを財布に収納すれば、セキュリティ上安全であることが明らかにされている。
ここで、1枚あるいは2枚のカード重畳型スキミング防止具を使用する場合のいずれにおいても、薄膜積層体を構成する各種薄膜としては、薄膜状電磁波反射体として厚さが約5μm〜1,000μm程度のアルミニウム箔を含み、薄膜要素全体では厚さが約100μm〜500μm程度に設定される。薄膜要素は、ポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂のいずれかから成る薄膜が使用され、これによって、スキミングを完全に防止し得ることが確認されている。
図5は、スキミング防止具をICカードのスキミング防止に適用した第2の実施形態に係るスキミング防止具の例を示しており、この第2実施形態では、薄膜積層体を用いてこれをカード収納ケース形として構成したスキミング防止具の構成であり、代表的な実施例として開口部の構造が異なる3種類のカード収納型スキミング防止具を薄膜積層体により構成したものを財布における使用方法の例とともに示している。被保護カードにスキミング防止具を重ね合わせる作業を確実化するとともにその煩わしさを解消するために、重ね合わせ方式の代わりに収納方式としている。
この実施形態では、薄膜状電磁波反射体322を片面あるいは対向面となる2面に配置させ、薄膜積層体31として構成する際の薄膜要素32を拡大させて収納用ケースとして構成している。以下の例では、すべて片面のみに反射体322を配置させているが、対向両面に同反射体322を埋め込み薄膜積層させてもよい。図5−1の例では、断面U字状のカード収納型スキミング防止具51の下端部のみを接合して上部と両側部の3辺の周端部において被保護カード11の出し入れが可能となるようにしている。図5−2の例では、カード収納型スキミング防止具53の2辺の上部と一つの側部周端部を接合して2辺の周端部において被保護カード11の出し入れが可能となるようにしてもよい。さらに、図5−3では、カード収納型スキミング防止具55の3辺の周端部を接合して上部に1箇所だけの開口部を形成して、この開口部において被保護カード11の出し入れが可能となるようにしている。これによって、スキミング防止の機能を完全に達成でき、このようなスキミング防止具に収納した上でICカードを図5−4のような財布に収納すれば、セキュリティ上安全である。
ここで、これらの3種類のカード収納型スキミング防止具のいずれを使用する場合においても、薄膜積層体は、薄膜状電磁波反射体として厚さが約5μm〜1,000μm程度のアルミニウム箔を含み、溶着用あるいは強度保持用保護膜全体としては厚さが約100μm〜500μm程度のポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂の薄膜を積層形成したものを使用すれば、スキミングを完全に防止し得ることが確認されている。もし溶着用保護膜としてのポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂のいずれかから成る薄膜と、これらの薄膜の厚さを補完するように強度保持用薄膜としてナイロンから成る薄膜を使用するようにすれば、これらのカード収納型スキミング防止具にナイロン固有の柔軟性と表面の軟らかさ、などに近い風合いを付与することも可能である。
図6は、本発明をICカードに応用した代表的な実施例の一つとして第1実施形態の10と同様のカード収納型スキミング防止具64を被保護カード61の収納先である財布62の内部に薄膜積層体内張り63を施すことにより構成したものを例示している。この場合には、財布62の内部に施された薄膜積層体内張り63に含まれる薄膜状電磁波反射体が財布の外部から到来する電磁波を完全に反射する機能のおかげで、被保護カードを単にこのような財布に収納するだけでスキミングを防止し得ることが実証されている。
ここで、薄膜積層体を構成する各種薄膜としては、薄膜状電磁波反射体として厚さが約
5μm〜1,000μm程度のアルミニウム箔を含み、溶着用保護膜としては厚さが約0.1μm〜10μm程度のポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂のいずれかから成る薄膜のほか強度保持用薄膜として厚さが約100μm〜500μmナイロンから成る薄膜を使用することにより、財布62の内部に好適に薄膜積層体内張り63を形成することができる。
図7は、本発明をICカードに応用した代表的な実施例の一つとして第1実施形態の10と同様のカード収納型スキミング防止具74を被保護カード71の収納先であるキャリングバッグ72の内部に薄膜積層体内張り73を施すことにより構成したものを例示している。この場合には、キャリングバッグ72の内部に施された薄膜積層体内張り73に含まれる薄膜状電磁波反射体がキャリングバッグ72の外部から到来する電磁波を完全に反射する機能のおかげで、被保護カード71を単にこのようなキャリングバッグ72に収納するだけでスキミングを防止し得ることが実証されている。
ここで、薄膜積層体を構成する各種薄膜としては、薄膜状電磁波反射体として厚さが約
5μm〜1,000μm程度のアルミニウム箔を含み、溶着用保護膜としては厚さが約0.1μm〜10μm程度のポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂のいずれかから成る薄膜のほか強度保持用薄膜として厚さが約100μm〜500μmナイロンから成る薄膜を使用することにより、キャリングバッグ72の内部に好適に薄膜積層体内張り73を形成することができた。
図8は、本発明の第3実施形態に係るスキミング防止具を示しており、この実施形態では、携帯電話収納型スキミング防止具84を被保護携帯電話81の収納先である携帯電話ケース82の内部に薄膜積層体内張り83を施すことにより構成したものを例示している。この携帯電話収納型スキミング防止具84は携帯電話収納ケースの内張り全体に袋状に縫い込まれている。この場合には、携帯電話ケース82の内部に施された薄膜積層体内張り83に含まれる薄膜状電磁波反射体が携帯電話ケースの外部から到来する電磁波を完全に反射する機能のおかげで、被保護携帯電話を単にこのような携帯電話ケースに収納するだけでスキミングを防止し得ることが実証されている。
ここで、薄膜積層体を構成する各種薄膜としては、薄膜状電磁波反射体として厚さが約
5μm〜1,000μm程度のアルミニウム箔を含み、溶着用保護膜としては厚さが約0.1μm〜10μm程度のポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂のいずれかから成る薄膜のほか強度保持用薄膜として厚さが約100μm〜500μmナイロンから成る薄膜を使用することにより、携帯電話ケース82の内部に好適に薄膜積層体内張り83を形成することができる。
図8は、本発明の第3実施形態に係るスキミング防止具を示しており、この実施形態では、携帯電話収納型スキミング防止具84を被保護携帯電話81の収納先である携帯電話ケース82の内部に薄膜積層体内張り83を施すことにより構成したものを例示している。この携帯電話収納型スキミング防止具84は携帯電話収納ケースの内張り全体に袋状に縫い込まれている。図9は、本発明の第4実施形態に係るスキミング防止具を示しており、この実施形態では、携帯電話収納型スキミング防止具94を被保護携帯電話91の収納先である携帯電話収納袋92を薄膜積層体93を材料として製作することにより構成したものを例示している。この場合には、携帯電話収納袋92を構成する薄膜積層体93に含まれる薄膜状電磁波反射体が携帯電話収納袋の外部から到来する電磁波を完全に反射する機能のおかげで、被保護携帯電話を単にこのような携帯電話収納袋に収納するだけでスキミングを防止し得ることが実証されている。
ここで、薄膜積層体を構成する各種薄膜としては、薄膜状電磁波反射体として厚さが約
5μm〜1,000μm程度のアルミニウム箔を含み、溶着用保護膜としては厚さが約0.1μm〜10μm程度のポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂のいずれかから成る薄膜のほか強度保持用薄膜として厚さが約100μm〜500μmナイロンから成る薄膜を使用することにより、携帯電話収納袋92に好適に薄膜積層体袋状物93を形成して携帯電話収納型スキミング防止具94として供することができた。
本発明は、本質的に無線による通信経路を有するICカードあるいは携帯電話に対する情報の盗用や不正利用などを含むスキミング防止具として有効に利用することができる。本スキミング防止具の種類は、保護対象とするカードあるいは携帯電話の外形や大きさ、使用状況等に合わせてカード重畳型、カード収納型あるいは携帯電話収納スキミング防止具の中から有効なスキミング防止具を適切に選択することにより多岐にわたり広く適用し得る。
ICカードを例にとったスキミング実行状態の説明図である。 本発明の第1実施形態のカード重畳型スキミング防止具及びそれを用いたスキミング防止方法の説明図である。 薄膜型積層体の構成の斜視説明図である。 カード重畳型スキミング防止具を用いて財布内のICカードのスキミング防止例を説明する説明図である。 本発明の第2実施形態に係るスキミング防止具の3部開放型斜視説明図である。 本発明の第2実施形態に係るスキミング防止具の2部開放型斜視説明図である。 本発明の第2実施形態に係るスキミング防止具の1部開放型斜視説明図である。 本発明の第2実施形態に係るスキミング防止具の収納例の財布の斜視説明図である。 財布におけるカード収納型スキミング防止具のICカードへの応用例説明図である。 バッグにおけるカード収納型スキミング防止具のICカードへの応用例説明図である。 携帯電話ケースにおける携帯電話収納型スキミング防止具の携帯電話への応用例説明図である。 携帯電話収納袋における携帯電話収納型スキミング防止具の携帯電話への応用例説明図である。
符号の説明
10 カード重畳型スキミング防止具
11 被保護カード
12 被保護情報収納部
13 被保護情報発信アンテナ
322 薄膜状電磁波反射体
31 薄膜積層体
32 薄膜
321 溶着用保護膜
322 薄膜状電磁波反射体
323 溶着用保護膜
324 強度保持用保護膜
325 強度保持用保護膜
46 財布
51 カード収納型スキミング防止具
52 被保護カード
53 カード収納型スキミング防止具
54 被保護カード
55 カード収納型スキミング防止具
56 被保護カード
61 被保護カード
62 財布
63 薄膜積層体内張り
64 カード収納型スキミング防止具
71 被保護カード
72 バッグ
73 薄膜積層体内張り
74 カード収納型スキミング防止具
81 携帯電話
82 携帯電話ケース
83 薄膜積層体内張り
84 携帯電話収納型スキミング防止具
91 携帯電話
92 携帯電話収納袋
93 薄膜積層体袋状物
94 携帯電話収納型スキミング防止具

Claims (10)

  1. 被保護カードを遮蔽するように配置され、少なくとも1面側に印刷表示が施された薄膜要素が被着された薄膜状電磁波反射体を含む薄膜積層体から成るカード重畳型スキミング防止具。
  2. 薄膜状電磁波反射体は、アルミニウム箔から成ることを特徴とする請求項1記載のカード重畳型スキミング防止具。
  3. アルミニウム箔の厚さは、1μm以上であることを特徴とする請求項1又は2記載のカード重畳型スキミング防止具。
  4. 被保護カードを被覆するように配置され、少なくとも1面に印刷表示が施された薄膜状電磁波反射体を含む薄膜積層体から成るカード収納型スキミング防止具。
  5. 薄膜状電磁波反射体は、アルミニウム箔から成ることを特徴とする請求項4記載のカード収納型スキミング防止具。
  6. アルミニウム箔の厚さは、1μm以上であることを特徴とする請求項4又は5記載のカード収納型スキミング防止具。
  7. 被保護携帯電話を被覆するように配置され、薄膜状電磁波反射体を含む薄膜積層体から成る携帯電話収納型スキミング防止具。
  8. 薄膜状電磁波反射体は、アルミニウム箔から成ることを特徴とする請求項7記載の携帯電話収納型スキミング防止具。
  9. アルミニウム箔の厚さは、1μm以上であることを特徴とする請求項7又は8記載の携帯電話収納型スキミング防止具。
  10. 薄膜積層体の構成を調節することによりそれ自身に適切な機械的強度ならびに弾力性と柔軟性を付与することを特徴とする請求項1ないし9記載のスキミング防止具。
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