JP2006053418A - 液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、電子機器の表示部等に用いられる液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置に関し、高い製造歩留り及び良好な表示品質の得られる液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】対向配置される対向基板とともに液晶を挟持する基板3と、第1の方向に直線状に延びて基板3上に形成され、第1の方向に直交する第2の方向の幅Wがほぼ一定である第1層51と、第1層51に一部が重なるように重ね合せ精度Xでパターニングされ、第1の方向の幅がほぼ一定であり、第2の方向の長さL1がL1≧W+2Xの関係を満たす第2層52とを備え、対向基板との間のセルギャップを維持するために設けられた柱状スペーサ50とを有するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器の表示部等に用いられる液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置に関する。
液晶表示装置のセルギャップを維持するスペーサとして、基板面に散布されたビーズスペーサや、基板上にフォトリソグラフィ法などを用いて形成されたフォトスペーサ(柱状スペーサ)がある。近年の液晶表示装置では、柱状スペーサを用いるのが主流になりつつある。柱状スペーサを用いることによって、ビーズスペーサを用いるよりもコントラストや表示品位(表示むら)などの点で改善され、液晶表示装置の表示品質が向上する。柱状スペーサは、例えばカラーフィルタ(CF)樹脂層などを積層することにより、基板上の遮光部のうち任意の位置に形成される。
図20は、柱状スペーサを備えた従来の液晶表示装置の対向基板の構成を示している。図20では、2つの画素領域のうち蓄積容量部に対応する領域を示している。図21は、図20のX−X線で切断した対向基板の断面構成を示している。図20及び図21に示すように、ガラス基板111上には、画素領域を画定するとともに蓄積容量部を遮光する遮光膜(BM)148が形成されている。各画素領域には、赤(R)、緑(G)、青(B)のいずれか1色のCF樹脂層140(140R、140G、140B)が形成されている。また、BM148上の柱状スペーサ形成領域には、3色のCF樹脂層140R、140G、140Bが積層されている。CF樹脂層140上の基板全面には、透明導電膜からなる共通電極142が形成されている。共通電極142上には、液晶の配向を規制する配向規制用構造物として、画素領域端部に対して斜めに延びる線状突起144が形成されている。また、共通電極142上の柱状スペーサ形成領域には、補助スペーサ層151が形成されている。これにより、柱状スペーサ形成領域には、CF樹脂層140R、140G、140B、及び補助スペーサ層151等の積層からなる所定高さの柱状スペーサ150が形成される。CF樹脂層140R、140G、140Bの積層部の上底寸法(幅)を26μmとすると、柱状スペーサ150の上底寸法は25μm程度になる。
柱状スペーサ150の上底面は、薄膜トランジスタ(TFT)基板と貼り合わせたときに所定の接触面積でTFT基板に接触するようになっている。複数の柱状スペーサ150のTFT基板に対する接触面積の総和を大きくすることによって、耐加圧特性に優れた硬い液晶表示パネルが得られる。
ところで、補助スペーサ層151は、ミラープロジェクション露光方式又はプロキシミティ露光方式を用いてパターニングされる。補助スペーサ層151のパターニングの際には、露光装置の重ね合せ精度の範囲内で重ね合せずれが生じ得る。補助スペーサ層151をパターニングする際にCF樹脂層140の積層部に対して重ね合せずれが生じると、柱状スペーサ150の形状や上底寸法が変化する。すなわち、柱状スペーサ150のTFT基板に対する接触面積が変化してしまうことになる。
図22は、補助スペーサ層151に重ね合せずれの生じた対向基板の断面構成を示している。補助スペーサ層151’は、CF樹脂層140の積層部に対して矢印160方向に4μmだけ重ね合せずれが生じている。これにより、柱状スペーサ150’の上底寸法は21μm程度になり、図20及び図21に示した柱状スペーサ150の上底寸法と比較して4μm程度減少する。例えば図22の紙面に垂直な方向にも同程度の重ね合せずれが生じているとすると、柱状スペーサ150’の上底面積(TFT基板に対する接触面積)は、柱状スペーサ150の上底面積と比較して約30%減少する。したがって、柱状スペーサ150’は柱状スペーサ150より柔らかくなり、30%程度変形し易くなる。
柱状スペーサ150、150’は、一般にアクリル樹脂やノボラック樹脂などの樹脂材料を用いて形成されている。樹脂材料からなる柱状スペーサ150、150’は完全弾性体ではなく、弾性変形領域と塑性変形領域とを有している。このため、液晶表示パネルに局所的な力が加えられると柱状スペーサ150、150’が塑性変形してしまい、力が取り除かれても柱状スペーサ150、150’は元の高さに戻らなくなる。柔らかい柱状スペーサほど弱い力で塑性変形してしまうため、柱状スペーサ150’の形成された柔らかい液晶表示パネルでは、パネル工程で加圧によるセル厚むらが生じ易くなり、製造歩留りや表示品質が低下する。したがって、露光装置の重ね合せ精度を考慮すると、従来の液晶表示装置では高い製造歩留りや良好な表示品質を得るのが困難であるという問題が生じている。
図23は、従来の他の液晶表示装置の1画素分の構成を示している。図24は、図23のY−Y線で切断した液晶表示装置の断面構成を示している。図23及び図24に示すように、液晶表示装置は、薄膜トランジスタ(TFT)基板102と、対向基板104と、両基板102、104間に封止された液晶106とを有している。TFT基板102は、図23中左右方向に延びる複数のゲートバスライン112と、絶縁膜130を介してゲートバスライン112に交差して図23中上下方向に延びる複数のドレインバスライン114とをガラス基板110上に有している。ゲートバスライン112とドレインバスライン114の交差位置近傍にはTFT120が形成されている。ゲートバスライン112とドレインバスライン114とによって画素領域が画定されている。各画素領域を横切って、ゲートバスライン112に並列して延びる蓄積容量バスライン118が形成されている。蓄積容量バスライン118は、蓄積容量部の一方の電極として機能する。蓄積容量バスライン118上には、絶縁膜130を介して蓄積容量電極119が形成されている。蓄積容量電極119は画素領域毎に形成され、蓄積容量部の他方の電極として機能する。蓄積容量電極119上の基板全面には保護膜132が形成されている。保護膜132上には、画素領域毎に画素電極116が形成されている。蓄積容量部では、蓄積容量バスライン118及び蓄積容量電極119が形成されている分だけガラス基板110表面からの高さが周囲の開口部より高くなっている。
一方、対向基板104側には、単層の樹脂層からなる柱状スペーサ150が形成されている。柱状スペーサ150は、対向基板104の遮光領域であって、TFT基板102と貼り合わされたときに蓄積容量部に対向する位置に配置される。柱状スペーサ150の上底面(図24の下方の面)のほぼ全域は、蓄積容量部上の画素電極116に接触している。
ここで、TFT基板102と対向基板104とを貼り合わせる際には、基板貼合せ装置の貼合せ精度の範囲内で貼合せずれが生じ得る。図25は、貼合せずれの生じた液晶表示装置の断面構成を示している。図25に示すように、両基板102、104の間には太矢印の方向に相対的な貼合せずれが生じている。柱状スペーサ150の上底面の一部は蓄積容量部上の画素電極116に接触しなくなるため、柱状スペーサ150のTFT基板102への接触面積が減少する。柱状スペーサ150のTFT基板102への接触面積が小さくなると、耐加圧特性の低い柔らかい液晶表示パネルになってしまう。
図24に示す構成では、基板102、104の貼合せずれ以外にも、蓄積容量部の各層の重ね合せずれや、柱状スペーサ150、蓄積容量バスライン118及び蓄積容量電極119の寸法のばらつき等の要因によって、柱状スペーサ150のTFT基板2への接触面積が減少する場合もある。
柔らかい液晶表示パネルは、局所的なセル厚むらによる表示不良や耐加圧特性の低下等の原因になる。したがって、基板102、104の貼合せ精度などを考慮すると、従来の液晶表示装置では高い製造歩留りや良好な表示品質を得るのが困難であるという問題が生じる。上記の問題は、柱状スペーサ150の位置や寸法に対して十分な設計マージンを確保することによって回避することができる。しかし、柱状スペーサ150の上底面積を減少させずに設計マージンを確保するためには蓄積容量部の幅を広くする必要があるため、画素の開口率が低下してしまうという問題が新たに生じる。
特開2000−298280号公報
本発明の目的は、高い製造歩留り及び良好な表示品質の得られる液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置を提供することにある。
上記目的は、対向配置される対向基板とともに液晶を挟持する基板と、第1の方向に直線状に延びて前記基板上に形成され、前記第1の方向に直交する第2の方向の幅Wがほぼ一定である第1層と、前記第1層に一部が重なるように重ね合せ精度Xでパターニングされ、前記第1の方向の幅がほぼ一定であり、前記第2の方向の長さL1がL1≧W+2Xの関係を満たす第2層とを備え、前記対向基板との間のセルギャップを維持するために設けられた柱状スペーサとを有することを特徴とする液晶表示装置用基板によって達成される。
本発明によれば、高い製造歩留り及び良好な表示品質の得られる液晶表示装置を実現できる。
本発明の一実施の形態による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置について図1乃至図19を用いて説明する。まず、本実施の形態の第1の基本構成について図1を用いて説明する。図1(a)は、一方の基板上に理想的にパターニングされて形成された柱状スペーサ50の構成を模式的に示す斜視図である。図1(b)は柱状スペーサ50を基板面に垂直に見た構成を示し、図1(c)は図1(b)のA−A線で切断した柱状スペーサ50の断面構成を示している。図1(a)〜(c)に示すように、柱状スペーサ50は、図1(b)の左右方向に直線状に延びる第1層51と、第1層51上に一部が重なって形成され、図1(b)の上下方向に直線状に延びる第2層52とを一方の基板3上に有している。第1層51の図1(b)中上下方向の幅Wはほぼ一定である。第2層52の図1(b)中左右方向の幅はほぼ一定であり、図1(b)中上下方向の長さL1はL1≧W+2X(ここで、Xは第2層52をパターニングする際に用いる露光装置の重ね合せ精度である)の関係を満たしている。図1(a)〜(c)に示すように理想的にパターニングされた状態では、第2層52は第1層51の両側の側端部から長さX1(≧X)ずつはみ出している。柱状スペーサ50表面のうち第1層51と第2層52とが重なった領域は、基板面からの高さが最も高い上底面50aになっている。柱状スペーサ50の上底面50aは、対向配置される他方の基板と貼り合わせたときに当該基板表面に接触するようになっている。
ここで、第2層52は、例えばミラープロジェクション露光方式を用いてパターニングされる。ミラープロジェクション露光方式に用いられる露光装置の重ね合せ精度Xは、±3σで1.5μm程度である。したがって、第2層52を設計する際には、第1層51の両側端部からはみ出す長さX1を1.5μm以上にして、長さL1がL1≧W+3μmの関係を満たすようにする。第2層52の幅はほぼ一定であるため、第2層52をパターニングする際に図1(b)の上下方向に±1.5μmのパターニングずれが生じたとしても、柱状スペーサ50の上底面50aの面積は変化しない。また、第1層51の幅Wはほぼ一定であるため、第2層52をパターニングする際に図1(b)の左右方向に±1.5μmのパターニングずれが生じたとしても、柱状スペーサ50の上底面50aの面積は変化しない。すなわち、本基本構成によれば、露光装置の重ね合せ精度Xの範囲内で第2層52に位置ずれが生じても、柱状スペーサ50の上底面50aの面積が変化せず、他方の基板との接触面積も変化しない。液晶表示パネルの硬さは柱状スペーサ50の接触面積に依存するため、本基本構成によれば、露光装置の重ね合せ精度Xを考慮しても、局所的なセル厚むらによる表示不良や耐加圧特性の低下等が生じることがない。なお、第2層52がプロキシミティ露光方式を用いてパターニングされる場合には、プロキシミティ露光方式に用いられる露光装置の重ね合せ精度Xは±3σで3μm程度であるので、長さL1がL1≧W+6μmの関係を満たすようにすればよい。すなわち、第2層52を設計する際には長さX1を3μm以上にする。
次に、本実施の形態の第2の基本構成について図2を用いて説明する。図2(a)は、一対の基板がずれなく貼り合わされた状態での柱状スペーサ60の構成を模式的に示す斜視図である。図2(b)は柱状スペーサ60を基板面に垂直に見た構成を示し、図2(c)は図2(b)のB−B線で切断した柱状スペーサ60及び基板3、5の断面構成を示している。図2(a)〜(c)に示すように、柱状スペーサ60は、図2(b)の左右方向に直線状に延びる第1層61と、第1層61上に一部が重なって形成され、図2(b)の上下方向に直線状に延びる第2層62とを有している。第1層61は一方の基板3上に形成され、第2層62は他方の基板5上に形成されている。第1層61と第2層62とは、両基板3、5が貼り合わされたときに接触界面60aを介して接触する。第1層61の図2(b)中上下方向の幅Wはほぼ一定である。第2層62の図2(b)中左右方向の幅はほぼ一定であり、図2(b)中上下方向の長さL2はL2≧W+2Y(ここで、Yは両基板3、5を貼り合わせる際の貼合せ精度である)の関係を満たしている。図2(a)〜(c)に示すように両基板3、5がずれなく貼り合わされた状態では、第2層62は第1層61の両側端部から長さY1(≧Y)ずつはみ出している。
基板3、5の貼合せ精度Yは一般に4μm(±4μm)程度である。したがって、第2層62を設計する際には、第1層61の両側端部からはみ出す長さY1を4μm以上にして、長さL2がL2≧W+8μmの関係を満たすようにする。第2層62の幅はほぼ一定であるため、図2(b)の上下方向に±4μmの貼合せずれが生じたとしても、柱状スペーサ60の接触界面60aの面積は変化しない。また、第1層61の幅Wはほぼ一定であるため、図2(b)の左右方向に±4μmの貼合せずれが生じたとしても、柱状スペーサ60の接触界面60aの面積は変化しない。すなわち、本基本構成によれば、貼合せ精度Yの範囲内で基板3、5の貼合せずれが生じても、柱状スペーサ60の接触界面60aの面積が変化しない。液晶表示パネルの硬さは接触界面60aの面積に依存するため、本基本構成によれば、貼合せ精度Yを考慮しても、局所的なセル厚むらによる表示不良や耐加圧特性の低下等が生じることがない。
以上のように本実施の形態によれば、局所的なセル厚むらによる表示不良や耐加圧特性の低下等が生じることがないため、高い製造歩留りや良好な表示品質の得られる液晶表示装置を実現できる。以下、本実施の形態による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置について、実施例を用いてより具体的に説明する。
(実施例1)
まず、本実施の形態の実施例1による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置について説明する。図3(a)は、本実施例によるCF−on−TFT(COT)構造のTFT基板の構成を示している。図3(b)は、柱状スペーサ近傍を拡大して示している。図4(a)は図3(a)のC−C線で切断した断面構成を示し、図4(b)は図3(a)のD−D線で切断した断面構成を示している。図3(a)、(b)及び図4(a)、(b)では、柱状スペーサが理想的にパターニングされた状態を示している。図3(a)、(b)及び図4(a)、(b)に示すように、TFT基板2は、図中左右方向に延びる複数のゲートバスライン12と、絶縁膜(ゲート絶縁膜)30を介してゲートバスライン12に交差して図中上下方向に延びる複数のドレインバスライン14とを有している。ゲートバスライン12とドレインバスライン14の交差位置近傍には、TFT20が形成されている。TFT20のドレイン電極はドレインバスライン14に電気的に接続されている。ゲートバスライン12の一部は、TFT20のゲート電極として機能する。TFT20上の基板全面には、保護膜32が形成されている。
ゲートバスライン12とドレインバスライン14とによって画素領域が画定されている。保護膜32上の各画素領域には、R、G、Bのいずれか1色のCF樹脂層40(40R、40G、40B)が形成されている。ゲートバスライン12上には、CF樹脂層40R、40G、40Bの3層が積層された樹脂重ね部41が形成されている。樹脂重ね部41は、ゲートバスライン12に沿って直線状に延び、ほぼ一定の幅Wを有している。樹脂重ね部41は、TFT20を遮光する機能を有している。各画素領域を横切って、ゲートバスライン12に並列して延びる蓄積容量バスライン18が形成されている。蓄積容量バスライン18は、蓄積容量部の一方の電極として機能する。蓄積容量バスライン18上には、絶縁膜を介して蓄積容量電極19が形成されている。蓄積容量電極19は画素領域毎に形成され、蓄積容量部の他方の電極として機能する。また、蓄積容量電極19は、接続電極25を介してTFT20のソース電極に電気的に接続されている。CF樹脂層40上の各画素領域には、画素電極16が形成されている。画素電極16は、CF樹脂層40及び保護膜32が開口されたコンタクトホール26を介して蓄積容量電極19に電気的に接続されている。
樹脂重ね部41上には、数画素〜数十画素に1つの配置密度で補助スペーサ層53が形成されている。補助スペーサ層53は樹脂重ね部41にほぼ直交して直線状に延び、ドレインバスライン14に重なって形成されている。樹脂重ね部41は柱状スペーサ50の第1層として機能し、補助スペーサ層53は柱状スペーサ50の第2層として機能する。補助スペーサ層53の幅はほぼ一定であり、長さL1はL1≧W+2X(ここで、Xは補助スペーサ層53をパターニングする際に用いる露光装置の重ね合せ精度である)の関係を満たしている。図3(b)に示すように理想的にパターニングされた状態では、補助スペーサ層53は樹脂重ね部41の両側端部から例えば長さ10μm(≧X)ずつはみ出している。柱状スペーサ50の上底面50aは、対向配置される共通電極基板(図示せず)と貼り合わせたときに共通電極基板表面に接触するようになっている。
図5は、補助スペーサ層53をパターニングする際に重ね合せずれの生じたTFT基板の断面構成を示している。図5に示すように、補助スペーサ層53には、樹脂重ね部41に対して太矢印方向(図3(b)の+y方向)に重ね合せずれが生じている。しかし、補助スペーサ層53の幅はほぼ一定であり、かつ補助スペーサ層53は樹脂重ね部41の両側端部から露光装置の重ね合せ精度X以上の長さ10μmずつはみ出すように設計されているため、補助スペーサ層53に±y方向の重ね合せずれが生じても、柱状スペーサ50の上底面50aの面積が変化しないようになっている。補助スペーサ層53の重ね合せずれは最大でも±4μm程度であるため、パターニング時の寸法ばらつきにより長さL1が±2μm程度変動したとしても上底面50aの面積は変化しない。また、樹脂重ね部41の幅Wがほぼ一定であるため、補助スペーサ層53に±x方向の重ね合せずれが生じても、柱状スペーサ50の上底面50aの面積は変化しない。すなわち本実施例では、TFT基板2の通常の製造プロセスで生じ得るばらつきによって上底面50aの面積が変化してしまうことがない。したがって、本実施例によれば、局所的なセル厚むらによる表示不良や耐加圧特性の低下等が生じることがなく、高い製造歩留り及び良好な表示品質の得られる液晶表示装置を実現できる。
次に、本実施例による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法について説明する。図6乃至図9は、本実施例による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の製造方法を示している。図6乃至図8は基板面に垂直に見た状態を示し、図9は図3(a)のB−B線に対応する位置で切断した状態を示している。まず、図6(a)に示すように、ガラス基板10上に金属層を成膜してパターニングし、ゲートバスライン12及び蓄積容量バスライン18を形成する。次に、絶縁膜、アモルファスシリコン(a−Si)膜、及びシリコン窒化膜(SiN膜)を連続成膜する。続いて、SiN膜をパターニングし、チャネル保護膜23を形成する。次に、基板全面にna−Si膜及び金属層を成膜する。続いて、金属層、na−Si膜及びa−Si膜をパターニングし、ドレインバスライン14、ドレイン電極21、ソース電極22、接続電極25、蓄積容量電極19及び動作半導体層27(図6(a)では図示せず)を形成する。ここまでの工程で、ゲートバスライン12とドレインバスライン14との交差位置にTFT20が形成される。次に、基板全面に例えばSiN膜を成膜して保護膜を形成する。
次に、図6(b)に示すように、Rの顔料分散型着色樹脂などを基板全面に塗布してパターニングし、CF樹脂層40Rを形成する。CF樹脂層40Rは、Rの画素領域に加え、TFT20を遮光するためにゲートバスライン12上の領域にも形成される。CF樹脂層40Rの蓄積容量電極19上の一部には開口部24が形成される。
次に、図7(a)に示すように、Gの顔料分散型着色樹脂などを基板全面に塗布してパターニングし、CF樹脂層40Gを形成する。CF樹脂層40Gは、Gの画素領域に加え、ゲートバスライン12上の領域にも形成される。CF樹脂層40Gの蓄積容量電極19上の一部には開口部24が形成される。
次に、図7(b)に示すように、Bの顔料分散型着色樹脂などを基板全面に塗布してパターニングし、CF樹脂層40Bを形成する。CF樹脂層40Bは、Bの画素領域に加え、ゲートバスライン12上の領域にも形成される。これにより、ゲートバスライン12上の領域には、CF樹脂層40R、40G、40Bが積層された樹脂重ね部41が形成される。CF樹脂層40Bの蓄積容量電極19上の一部には開口部24が形成される。
次に、図8に示すように、ドライエッチング法により保護膜を開口し、コンタクトホール26を形成する。次に、ITO等の透明導電膜を基板全面に成膜してパターニングし、画素領域毎に画素電極16を形成する。画素電極16は、コンタクトホール26を介して蓄積容量電極19に電気的に接続される。次に、画素電極16上の基板全面に樹脂膜を塗布形成してパターニングし、補助スペーサ層53を形成する。補助スペーサ層53は、数画素〜数十画素に1つの配置密度で配置され、樹脂重ね部41と交差するように形成される。これにより、樹脂重ね部(第1層)41と、補助スペーサ層(第2層)53とを有する柱状スペーサ50が形成される。既に説明したように、補助スペーサ層53を形成する際に重ね合せずれが生じても、柱状スペーサ50の上底面50aの面積が変動することはない。以上の工程を経て、図3に示したCOT構造のTFT基板2が完成する。
次に、図9に示すように、TFT基板2と、ガラス基板11上に共通電極42が形成された共通電極基板4とを貼り合わせ、両基板2、4間に液晶6を封止する。ここで、共通電極基板4の表面はほぼ平坦であるので、柱状スペーサ50の上底面50aのほぼ全面が共通電極基板4に接触する。すなわち、上底面50aの面積が変動しなければ、柱状スペーサ50の共通電極基板4に対する接触面積も変動しないようになっている。その後、ドライバIC等を実装するモジュール工程を経て、液晶表示装置が完成する。なお、本実施例では、CF樹脂層40R、40G、40Bを3層積層して樹脂重ね部41を形成しているが、CF樹脂層40R、40G、40Bのうちいずれか2層を積層して樹脂重ね部41を形成してもよい。柱状スペーサ50の高さは、補助スペーサ層53の膜厚を変えることにより調整できる。
(実施例2)
次に、本実施の形態の実施例2による液晶表示装置について説明する。図10は、本実施例による液晶表示装置の共通電極基板4の3画素分の構成を示している。図11(a)は本実施例による液晶表示装置のTFT基板2の1画素分の構成を示し、図11(b)はTFT基板2の蓄積容量部近傍の構成を示している。図12は、図10のE−E線に対応する位置で切断した液晶表示装置の断面構成を示している。
図10乃至図12に示すように、共通電極基板4には、画素領域を画定するとともにTFT基板2側の蓄積容量部を遮光するBM48が、例えばクロム(Cr)で形成されている。各画素領域には、R、G、Bのいずれか1色のCF樹脂層40(40R、40G、40B)が形成されている。CF樹脂層40上の基板全面には、共通電極42が形成されている。共通電極42上には、液晶6の配向を規制する配向規制用構造物として、誘電体からなる突起45、47が形成されている。R画素及びG画素には、画素領域の2つの開口部にそれぞれ配置された点状の突起45と、BM48の蓄積容量部を遮光する領域に重なるとともに各開口部の双方にはみ出すように配置された突起47とが形成されている。B画素には、2つの開口部にそれぞれ配置された点状の突起45が形成されている。またB画素には、柱状スペーサ60の第2層として機能する樹脂層63が突起47に代えて形成されている。
TFT基板2側の画素領域の中央部には、蓄積容量バスライン18と蓄積容量電極19が形成され、ガラス基板10表面からの高さが周囲の開口部より高い蓄積容量部17が形成されている。蓄積容量部17は柱状スペーサ60の第1層として機能する。両基板2、4が貼り合わされると、蓄積容量部17と樹脂層63とは接触界面60aを介して接触する。蓄積容量部17の幅Wはほぼ一定である。また、樹脂層63の幅はほぼ一定であり、長さL2はL2≧W+2Y(ここで、Yは両基板2、4を貼り合わせる際の貼合せ精度である)の関係を満たしている。両基板2、4がずれなく貼り合わされた状態では、樹脂層63は蓄積容量部17の両側端部から例えば8μm(≧Y)ずつはみ出している。
基板2、4の貼合せずれが±5μm、樹脂層63の寸法ばらつきが±1μm、樹脂層63の共通電極基板4に対する重ね合せずれが±4μm生じるとすると、蓄積容量部17と樹脂層63との間には±6.5(=√(5+1+4))μm程度のずれが生じる可能性がある。樹脂層63の幅はほぼ一定であり、樹脂層63は蓄積容量部17の両側端部から8μmずつはみ出すように設計されているため、図11(b)の上下方向に±6.5μmのずれが生じたとしても、柱状スペーサ60の接触界面60aの面積は変化しない。また、蓄積容量部17の幅Wはほぼ一定であるため、図11(b)の左右方向に±6.5μmのずれが生じたとしても、柱状スペーサ60の接触界面60aの面積は変化しない。
本実施例によれば、貼合せ精度Yの範囲内で基板2、4間の貼合せずれが生じても、柱状スペーサ60の接触界面60aの面積が変化しない。また、長さL2をさらに長くすることによって、貼合せずれだけでなく、樹脂層63の寸法ばらつきや樹脂層63の重ね合せずれ等が生じても、柱状スペーサ60の接触界面60aの面積が変化しない。液晶表示パネルの硬さは接触界面60aの面積に依存するため、本実施例によれば、貼合せ精度Yや寸法精度、重ね合せ精度等を考慮しても、局所的なセル厚むらによる表示不良や耐加圧特性の低下等が生じることがない。したがって、高い製造歩留り及び良好な表示品質の得られる液晶表示装置を実現できる。
なお本実施例の構成では、樹脂層63が配向規制用構造物としても機能するようになっている。このため、樹脂層63はBM48から開口部にはみ出して配置されているものの、表示品質の低下がほとんど生じない。ただし、突起47と比較すると液晶6に対する配向規制力が強く、バックライトの光漏れが生じる場合があるため、樹脂層63はR、G、Bの3色のうち透過率の最も低いB画素に形成するのが望ましい。
また、本実施例では、樹脂層63は蓄積容量部17の両側端部から8μmずつはみ出すように設計されているが、製造ばらつきの大きさを考慮して8μmよりも小さくすることができる。例えば、基板2、4の貼合せずれが±4μm、樹脂層63の共通電極基板4に対する重ね合せずれが±3μm、樹脂層63の寸法ばらつきが±1μmの場合には、蓄積容量部17と樹脂層63との間には±5(=√(4+3+1))μm程度のずれが生じる可能性がある。したがってこの場合、樹脂層63が蓄積容量部17の両側端部からはみ出す長さを5μmずつとしてもよい。
(実施例3)
次に、本実施の形態の実施例3による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置について説明する。図13は、本実施例によるCOT構造のTFT基板の構成を示している。図14は図13のF−F線で切断した液晶表示装置の断面構成を示し、図15は同位置で切断したTFT基板の断面構成を示している。図16は、図13のG−G線で切断したTFT基板の断面構成を示している。
図13乃至図16に示すように、本実施例では、CF樹脂層40R、40G、40Bのうち隣接する2層が積層された樹脂重ね部41がドレインバスライン14上に形成されている。樹脂重ね部41は、ドレインバスライン14に沿って直線状に延び、ほぼ一定の幅Wを有している。樹脂重ね部41上には、補助スペーサ層53が形成されている。補助スペーサ層53は樹脂重ね部41にほぼ直交し、ゲートバスライン12に沿って延びている。樹脂重ね部41は柱状スペーサ50の第1層として機能し、補助スペーサ層53は柱状スペーサ50の第2層として機能する。補助スペーサ層53の幅はほぼ一定であり、長さL1はL1≧W+2X(ここで、Xは補助スペーサ層53をパターニングする際に用いる露光装置の重ね合せ精度である)の関係を満たしている。図15に示すように理想的にパターニングされた状態では、補助スペーサ層53は樹脂重ね部41のTFT20側の側端部から例えば長さ40μm(≧X)はみ出し、TFT20を覆うように配置される。また補助スペーサ層53は、樹脂重ね部41の他方の側端部から例えば長さ20μm(≧X)はみ出している。柱状スペーサ50の上底面50aは、共通電極基板4と貼り合わせたときに共通電極基板4表面に接触するようになっている。
本実施例では、補助スペーサ層53の幅がほぼ一定であり、かつ補助スペーサ層53は樹脂重ね部41の両側端部から露光装置の重ね合せ精度X以上の長さではみ出すように設計されているため、補助スペーサ層53に図13中左右方向の重ね合せずれが生じても、柱状スペーサ50の上底面50aの面積が変化しないようになっている。また、樹脂重ね部41の幅Wがほぼ一定であるため、補助スペーサ層53に図13中上下方向方向の重ね合せずれが生じても、柱状スペーサ50の上底面50aの面積は変化しない。したがって本実施例によれば、実施例1と同様に、局所的なセル厚むらによる表示不良や耐加圧特性の低下等が生じることがなく、高い製造歩留り及び良好な表示品質の得られる液晶表示装置を実現できる。
なお、本実施例では樹脂重ね部41がドレインバスライン14上に形成されているが、樹脂重ね部41をゲートバスライン12上及びドレインバスライン14上の双方に形成してもよい。この場合、補助スペーサ層53は、格子状の樹脂重ね部41の交点上に配置され、例えば正方形状に形成される。補助スペーサ層53のゲートバスライン12に平行な方向の幅(長さ)及びドレインバスライン14に平行な方向の幅(長さ)は、共に樹脂重ね部41の幅Wと、補助スペーサ層53をパターニングする際に用いる露光装置の重ね合せ精度Xの2倍との和以上にする。
(実施例4)
次に、本実施の形態の実施例4による液晶表示装置について説明する。図17は、本実施例による液晶表示装置の共通電極基板4の3画素分の構成を示している。図17に示すように、共通電極基板4は、液晶を配向規制する配向規制用構造物として、画素領域端部に対して斜めに延びる線状突起43と、線状突起43から分岐して画素領域端部に平行に延びる補助突起44とを有している。線状突起43及び補助突起44は、例えばポジ型レジストを用いて同時に形成されている。B画素の一部には、線状突起43に代えて、線状突起43にほぼ平行に延び、柱状スペーサ60の第2層として機能する樹脂層63が形成されている。樹脂層63は、例えばアクリル樹脂で形成されている。
図18はTFT基板2の3画素分の構成を示している。図18に示すように、TFT基板2上の画素電極16には、画素領域端部に対して斜めに延び、配向規制用構造物として機能するスリット46が形成されている。TFT基板2と共通電極基板4とを貼り合わせると、線状突起43及びスリット46が互いに半ピッチずれて並列して配置されるようになっている。またTFT基板2には、ガラス基板表面からの高さが周囲の開口部より高い蓄積容量部17が形成されている。蓄積容量部17は、柱状スペーサ60の第1層として機能する。蓄積容量部17の幅Wはほぼ一定である。また、樹脂層63の蓄積容量部17の延びる方向の幅W2はほぼ一定であり、蓄積容量部17の延びる方向に直交する方向の長さL2はL2≧W+2Y(ここで、Yは両基板2、4を貼り合わせる際の貼合せ精度である)の関係を満たしている。
図19(a)は、TFT基板2と共通電極基板4とがずれなく貼り合わされたときの樹脂層63及び蓄積容量部17の配置を示している。図19(a)に示すように、樹脂層63は、蓄積容量部17の両側端部から長さY1(例えば8μm以上)ずつはみ出している。図19(b)は、共通電極基板4がTFT基板2に対して図中矢印方向(左上方向)に8μm程度ずれて貼り合わされた状態を示している。本実施例の構成では、樹脂層63の幅W2はほぼ一定であり、樹脂層63は蓄積容量部17の両側端部から長さY1ずつはみ出すように設計されているため、図中上下方向に貼合せずれが生じたとしても、柱状スペーサ60の接触界面60aの面積は変化しない。また、蓄積容量部17の幅Wはほぼ一定であるため、図中左右方向に貼合せずれが生じたとしても、柱状スペーサ60の接触界面60aの面積は変化しない。すなわち、図19(b)に示すように斜め方向に貼合せずれが生じても、柱状スペーサ60の接触界面60aの面積は変化しない。基板2、4を貼り合わせる際に実際に生じるずれ量は8μm以下であるため、十分な貼合せマージンが確保される。本実施例によれば、局所的なセル厚むらによる表示不良や耐加圧特性の低下等が生じることがなく、高い製造歩留り及び良好な表示品質の得られる液晶表示装置を実現できる。
なお本実施例の構成では、樹脂層63が配向規制用構造物としても機能するようになっている。このため、樹脂層63はBM48から開口部にはみ出して配置されているものの、表示品質の低下がほとんど生じない。ただし、線状突起43と比較すると液晶6に対する配向規制力が強く、バックライトの光漏れが生じる場合があるため、樹脂層63はR、G、Bの3色のうち透過率の最も低いB画素に形成するのが望ましい。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では透過型の液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、反射型や半透過型等の他の液晶表示装置にも適用できる。
また、上記実施の形態では、チャネル保護膜型のTFTを備えた液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、チャネルエッチ型のTFTを備えた液晶表示装置にも適用できる。
さらに、上記実施の形態では、対向配置された一対の基板の対向面にそれぞれ電極が形成された液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、一対の基板の一方のみに電極が形成されたIPSモード等の液晶表示装置にも適用できる。
以上説明した実施の形態による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置は、以下のようにまとめられる。
(付記1)
対向配置される対向基板とともに液晶を挟持する基板と、
第1の方向に直線状に延びて前記基板上に形成され、前記第1の方向に直交する第2の方向の幅Wがほぼ一定である第1層と、前記第1層に一部が重なるように重ね合せ精度Xでパターニングされ、前記第1の方向の幅がほぼ一定であり、前記第2の方向の長さL1がL1≧W+2Xの関係を満たす第2層とを備え、前記対向基板との間のセルギャップを維持するために設けられた柱状スペーサと
を有することを特徴とする液晶表示装置用基板。
(付記2)
付記1記載の液晶表示装置用基板において、
前記第2層は、前記第2の方向に直線状に延びていること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
(付記3)
付記1又は2に記載の液晶表示装置用基板において、
前記第1層は、複数のカラーフィルタ層が積層された樹脂重ね部を含むこと
を特徴とする液晶表示装置用基板。
(付記4)
付記1乃至3のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板において、
絶縁膜を介して互いに交差して前記基板上に形成された複数のバスラインを有し、
前記第1層は、前記バスライン上に形成されていること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
(付記5)
付記4記載の液晶表示装置用基板において、
前記複数のバスラインの交差位置近傍に形成された薄膜トランジスタを有し、
前記第1層は、前記薄膜トランジスタを覆うように形成されていること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
(付記6)
付記1乃至5のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板において、
前記第2層はミラープロジェクション露光方式を用いてパターニングされ、
前記長さL1は、L1≧W+3μmの関係を満たすこと
を特徴とする液晶表示装置用基板。
(付記7)
付記1乃至5のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板において、
前記第2層はプロキシミティ露光方式を用いてパターニングされ、
前記長さL1は、L1≧W+6μmの関係を満たすこと
を特徴とする液晶表示装置用基板。
(付記8)
対向配置された一対の基板と、前記一対の基板間に封止された液晶とを備えた液晶表示装置であって、
前記一対の基板の一方に、付記1乃至7のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板が用いられていること
を特徴とする液晶表示装置。
(付記9)
貼合せ精度Yで貼り合わされた一対の基板と、
前記一対の基板間に封止された液晶と、
第1の方向に直線状に延びて前記一対の基板の一方に形成され、前記第1の方向に直交する第2の方向の幅Wがほぼ一定である第1層と、前記第1層に一部が重なるように前記一対の基板の他方に形成され、前記第1の方向の幅がほぼ一定であり、前記第2の方向の長さL2がL2≧W+2Yの関係を満たす第2層とを備え、前記一対の基板間のセルギャップを維持する柱状スペーサと
を有することを特徴とする液晶表示装置。
(付記10)
付記9記載の液晶表示装置において、
前記長さL2は、L2≧W+8μmの関係を満たすこと
を特徴とする液晶表示装置。
本発明の一実施の形態による液晶表示装置の第1の基本構成を示す図である。 本発明の一実施の形態による液晶表示装置の第2の基本構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の実施例1による液晶表示装置用基板の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の実施例1による液晶表示装置用基板の構成を示す断面図である。 補助スペーサ層に重ね合せずれの生じた液晶表示装置用基板の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態の実施例1による液晶表示装置用基板の製造方法を示す図である。 本発明の一実施の形態の実施例1による液晶表示装置用基板の製造方法を示す図である。 本発明の一実施の形態の実施例1による液晶表示装置用基板の製造方法を示す図である。 本発明の一実施の形態の実施例1による液晶表示装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の一実施の形態の実施例2による液晶表示装置の共通電極基板の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の実施例2による液晶表示装置のTFT基板の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の実施例2による液晶表示装置の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態の実施例3による液晶表示装置用基板の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の実施例3による液晶表示装置の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態の実施例3による液晶表示装置用基板の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態の実施例3による液晶表示装置用基板の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態の実施例4による液晶表示装置用基板の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の実施例4による液晶表示装置用基板の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の実施例4による液晶表示装置の樹脂層及び蓄積容量部の配置を示す図である。 従来の液晶表示装置の対向基板の構成を示す図である。 従来の液晶表示装置の対向基板の構成を示す断面図である。 補助スペーサ層に重ね合せずれの生じた対向基板の構成を示す断面図である。 従来の他の液晶表示装置の構成を示す図である。 従来の他の液晶表示装置の構成を示す断面図である。 貼合せずれの生じた液晶表示装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
2 TFT基板
3、5 基板
4 共通電極基板
12 ゲートバスライン
14 ドレインバスライン
16 画素電極
17 蓄積容量部
18 蓄積容量バスライン
19 蓄積容量電極
20 TFT
21 ドレイン電極
22 ソース電極
23 チャネル保護膜
24 開口部
25 接続電極
26 コンタクトホール
27 動作半導体層
30 絶縁膜
32 保護膜
40、40R、40G、40B CF樹脂層
41 樹脂重ね部
42 共通電極
43 線状突起
44 補助突起
45、47 突起
46 スリット
48 BM
50、60 柱状スペーサ
50a 上底面
51、61 第1層
52、62 第2層
53 補助スペーサ層
60a 接触界面
63 樹脂層

Claims (5)

  1. 対向配置される対向基板とともに液晶を挟持する基板と、
    第1の方向に直線状に延びて前記基板上に形成され、前記第1の方向に直交する第2の方向の幅Wがほぼ一定である第1層と、前記第1層に一部が重なるように重ね合せ精度Xでパターニングされ、前記第1の方向の幅がほぼ一定であり、前記第2の方向の長さL1がL1≧W+2Xの関係を満たす第2層とを備え、前記対向基板との間のセルギャップを維持するために設けられた柱状スペーサと
    を有することを特徴とする液晶表示装置用基板。
  2. 請求項1記載の液晶表示装置用基板において、
    前記第2層はミラープロジェクション露光方式を用いてパターニングされ、
    前記長さL1は、L1≧W+3μmの関係を満たすこと
    を特徴とする液晶表示装置用基板。
  3. 対向配置された一対の基板と、前記一対の基板間に封止された液晶とを備えた液晶表示装置であって、
    前記一対の基板の一方に、請求項1又は2に記載の液晶表示装置用基板が用いられていること
    を特徴とする液晶表示装置。
  4. 貼合せ精度Yで貼り合わされた一対の基板と、
    前記一対の基板間に封止された液晶と、
    第1の方向に直線状に延びて前記一対の基板の一方に形成され、前記第1の方向に直交する第2の方向の幅Wがほぼ一定である第1層と、前記第1層に一部が重なるように前記一対の基板の他方に形成され、前記第1の方向の幅がほぼ一定であり、前記第2の方向の長さL2がL2≧W+2Yの関係を満たす第2層とを備え、前記一対の基板間のセルギャップを維持する柱状スペーサと
    を有することを特徴とする液晶表示装置。
  5. 請求項4記載の液晶表示装置において、
    前記長さL2は、L2≧W+8μmの関係を満たすこと
    を特徴とする液晶表示装置。
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