JP2006052512A - 女性用防刃チョッキ - Google Patents

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【課題】防刃性、とくに鋭利な刃物及びアイスピックによる耐刺突き特性に優れ、防刃シートを女性の胸に対応した湾曲面を有する形状に形成することにより、女性の胸を強く押さえつけないことにより着用感が良く、着用者の運動機能を低下させない女性用防刃チョッキを提供すること。
【解決手段】アウター型又はインナー型のチョッキ本体における前身頃の内部に、アラミド繊維で形成された高密度平織り織布の前面全体に炭化珪素粒子又は炭化珪素粒子を主材料とする粒子が固定された防刃シート基材を素材とする、女性の胸部全体の広さに合わせた大きさを有し、女性の胸部の膨らみを被う高さの湾曲面が形成された、防刃カップが6枚以上重ね合わせて設けられ、更に最後方の防刃カップの内側に防刃カップと同じ形状に形成された1枚のクッションカップを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、チョッキ本体の前身頃の内部に、女性の胸部の体型に合わせた湾曲面が形成された6枚以上の防刃カップが設けられ、最後方の防刃カップの内側にクッションカップが設けられた、刃物にとる切りつけ、とくに鋭利な刃物及びアイスピックによる耐刺突き特性に優れた、女性の胸を圧迫させない着用感に優れた女性用防刃チョッキに関する。
防刃チョッキは、暴漢による刃物攻撃から身を守るチョッキであり、その着用方法の違いにより、衣服の外側から着用するアウター型のものと、衣服の内側に着用するインナー型の2種類のものがあり、ナイフや包丁による攻撃を受けても着用者の胸に届くまで切り裂かれない耐刃物特性と、鋭利な刃物及びによる刺突きを受けても、着用者の胸まで届かない耐刺突き特性を有する。
この耐刃物特性と耐刺突き特性は、防塵チョッキの防刃素材とその積層枚数の違いにより異なり、例えば、特開平4−14277号公報に記載の防弾防刃用防護具では、全芳香族ポリアミド繊維織物の積層体の内層又は外層に近接して、高硬度セラミックスを固着した全芳香族ポリアミド繊維織物を一層以上積層した素材が用いられている。
そして、従来の防刃チョッキは、防刃面が女性の胸の膨らみに対応した形状に形成されていなかった。
特開平4−14277号公報
しかしながら、特開平4−14277号公報に記載の防弾防刃用防護具では、高硬度セラミックスを固着していない全芳香族ポリアミド繊維織物を積層させた部分があるために、鋭利な刃物及びアイスピックによる耐刺突き特性が劣り、例えば、同公報に記載の「表2」によれば、アイスピック対する貫通試験では、20層まで貫通することが認められている。このため、鋭利な刃物及びアイスピックによる刺突きに対応させるためには、全体で20層以上の織物を積層させる必要があり、この結果、防刃用防護具が厚くなって着用感が悪く、着用者の運動機能を低下を招く原因になっていた。
そして、上述したように、従来の防刃チョッキは、略平坦な面、又は全体が若干反った形状に形成された防刃面を有しているため、女性が防刃チョッキを着用すると、防刃素材が女性の胸を強く圧迫するため、着用感が悪く、着用者の運動機能も低下させていた。
本発明はこのような課題を解決するために提案されたものであり、アラミド繊維による高密度平織り織布の前面に炭化珪素粒子を固定させた防刃シートを女性の胸の膨らみに対応した高さの曲面を有するカップ状に形成した防刃カップを6枚以上重ね合わせて設けることにより、防刃性、とくに鋭利な刃物及びアイスピックによる耐刺突き特性に優れ、防刃シートを女性の胸に対応した湾曲面を有する形状に形成することにより、女性の胸を強く押さえつけないことにより着用感が良く、着用者の運動機能を低下させない女性用防刃チョッキを提供することにより上述した課題を解決しようとするものである。
以上の課題を解決するための手段である請求項1に記載の女性用防刃チョッキは、アウター型又はインナー型のチョッキ本体における前身頃の内部に、アラミド繊維で形成された高密度平織り織布の前面全体に炭化珪素粒子又は炭化珪素粒子を主材料とする粒子が固定された防刃シート基材を素材とする、女性の胸部全体の広さに合わせた大きさを有し、女性の胸部の膨らみを被う高さの湾曲面が形成された防刃カップが6枚以上重ね合わせて設けられ、最前方の防刃カップの前面又は最後方の防刃カップの内側のうちの少なくとも後者には、アラミド繊維不織布を素材とする防刃カップと同じ形状に形成された1枚のクッションカップが設けられていることを特徴とする。
本発明の女性用防刃チョッキは、着用者の胸部を、刃物による切りつけ、アイスピックによる刺突きから守るためにあり、防刃面は、高密度アラミド繊維の前面全体に、炭化珪素粒子を固定した防刃シートで形成された防刃カップを6枚以上重ね合わせたもので形成されている。
アラミド繊維は、100ヤーンの繊維を高密度に平織りした織布を用いることが好ましく、高密度は、10cm当たり、各105±2本の縦糸と横糸を平織りすることにより得られたものが好ましい。即ち、繊維をこの程度に高密度に平織りして、その前面全体に炭化珪素を固定させた防刃シートを用いると、繊維密度が高いために、アイスピックによる刺突きに対する通過が抑えられ、炭化珪素粒子による防刃機能を効果的に向上させる。炭化珪素粒子が形成された面が高い防刃機能を持つことは、上記従来技術の他、数多くの公知技術により知られている。上述した条件を満たすアラミド繊維による織布は、株式会社帝人による商品名「Twaron(登録商標)」、商品番号SR509である。
炭化珪素粒子は、上記織布の前面全体にコーティングにより固定させる。例えば、上記織布の片面に、450±40g/mの炭化珪素粒子を略均一に固定させる。また、防刃機能を更に向上させるために、炭化珪素粒子450±40g/mに対して、他の鉱物粒子を95g/mを均等に混入させて固定させてもよい。このような防刃シートを少なくとも6枚用いると、鋭利な刃物及びアイスピックによる刺突きから身を守ることができる防刃面になり、しかも女性の胸を強く圧迫しない。
このような防刃シートを用いて形成される女性用の防刃カップは、炭化珪素粒子が固定された面を前面に向けた、女性の胸部の膨らみを収容する程度の前方に向けた高さを有する1つの湾曲部を有する。即ち、防刃カップ全体に1つの大きな湾曲部を形成する。この湾曲部は極力緩やかな傾斜面を持つ略シェル形状にすることが好ましい。
この形状は、例えば、女性の胸部全体の広さに合わせた大きさに型抜きした防刃シートの左右の側縁の一部個所から内側に途中部に向けてそれぞれ横V字形状に切欠き、この切欠いたV字形状の縁に沿った部分を重ね合わせて接合させ、或いは突き合わせて接合することにより形成する。
このようにすると、女性の胸部の膨らみに対応した高さを有する曲面が容易に形成される。V字形状の縁に沿った部分を重ね合わせて接合させると、この部分が厚くなるので、接合部分からアイスピックなどの刃物が接合部分から侵入し難くなる。これらの接合方法は、鋲留め、ステープル留め、粘着テープを裏面で貼る方法などが挙げられる。突き合せた部分を接合させる方法には、粘着テープを裏面で貼る方法、アルミなど比較的柔らかい金属で形成された断面形状がH型の接合金具を利用してカシメ留める方法などが挙げられる。また、各防刃シートの一部の枚数を、接合部の位置をずらして形成して、重ね合わせた防刃シートの各接合部が全部同じ位置にならないようにして、防刃パネルの厚みを極力抑え、鋭利な刃物及びアイスピックによる刺突きに対して弱い部分を無くすようにしてもよい。
防刃カップは、6枚以上、好ましくは6〜10枚、最適には7枚重ねて、防刃面を形成し、その最後面を形成する防刃カップの背面に、アラミド繊維をニードルパンチ又は他の公知技術による固定方法で固定して製造した5mm厚程度の不織布を素材とする、防刃カップと同じ形状及び大きさのクッションカップ(保護カップ)を重ねて、これらを防刃チョッキの前身頃の表生地と裏生地の間に収容する。クッションカップは、防刃チョッキを着用したときに、防刃カップ、とくに防刃カップの周縁の部分が着用者の胸部に優しく接触するようにするためにある。
チョッキ本体は、上記防刃カップ及びクッションカップを安定した姿勢で収容し、着用者の胸部に安定した姿勢で位置させることができるものであれば足り、ときにその形状については限定しない。使用する生地についても、とくに限定はしないが、メッシュ生地で形成すると、厚い季節には着用者の体が蒸れない。
また、最前方の防刃カップの前面に、アラミド繊維を素材とする不織布で形成された防刃カップを位置させて、防刃カップの前面をソフトな感触に仕上げてもよい。
以上のような構造を持つ女性用防刃チョッキは、女性が着用した場合には、女性の胸のふくらみを強く圧迫しないので、着用感が良い。また、各防刃シートが重ね合わせて防刃パネルを形成しているために、着用者の運動に対して若干の柔軟性もある点でも着用感が良く、着用者の運動機能を低下させない。また、この防刃チョッキを着用した上から上着を着用することも可能であり、上着を着用すると、防刃チョッキを着用していることが他の人からわからない程である。
そして、上記防刃カップを形成している防刃シートについて、財団法人日本紡績検査教会東部事業所に依頼して、次の耐刺突特性試験(NIJ−o115.00準拠)を行なった。
1. 使用刃物
▲1▼出刃包丁(新品の市販品) :刃渡り158mm、
▲2▼アイスピック :爪長 54mm
2. 防刃シート
1) 100ヤーンの繊維による10cm当たり、各105±2本の縦糸と横糸を平織りにした織物の表面にシリカ粒子をコーティングした0.4mm厚の防護シートを7枚、アラミド繊維をニードルパンチで固定した1400g/m、5mm厚の不織布(フェルト)よりなるクッションシートを1枚、重ね合わせたものを用いた。
3. 試験装置 :防刃性能試験機
4. 試験方法 :衝撃エネルギー 25J
1)刃物を含む落下物の重量 2.5kg
2)試験個所から刃先までの高さ 100cm
3)実験台に2cm前後のよくこねた粘土を置く。
4)次に粘度の上にアラミド繊維をニードルパンチで固定した1000g/m 5mm厚の不織布(フェルト)を敷く。
5)その上にクッションシートを置く。
6)上記条件にて試験個所へ自由落下させる。
5. 入射角 :90度の角度から衝撃を与える。
6. 試験個所
1)試験試料の端から51mm離れた個所
2)従前の衝撃試験個所から51mm以上離れた個所
7. 衝撃条件 :着用状態を想定し、ナイロン製加工生地で押さえ衝撃を与えた。
以上の試験の結果、25ジュール耐刃試験において、アイスピック・出刃包丁に耐刃できるという試験成績が得られた。
本発明を実施するための最良の形態は、次の実施例のとおりである。
図1は、本発明実施例の女性用防刃チョッキを広げて示した正面図、図2は、同じく背面図、図3は、本発明実施例の女性用防刃チョッキの着用形状を示した正面図、図4は、同じく背面図である。
これら各図に示すように、本発明実施例の女性用防刃チョッキ1は、いわゆるインナー型と呼ばれる、上着の下、或いはブラウスの下に着用できるタイプのものであり、チョッキ本体2は、表生地2aと上下2枚の裏生地2b,2cの一部を上下に重ね合わせた前身頃2Aと、後身頃2Bを有し、これらの各周囲をバイアステープ2dで縫合した。
このため、前身頃2Aには、表生地2aと上下2枚の裏生地2b,2cとにより、防刃カップ3と保護シート4を収容する袋部2Cが形成されている。
前身頃2Aの上縁部の中央は、着用者の首の動きを楽にする湾曲形状の丸首部分2fが形成されており、前身頃2Aの左右上端部には、上方に長く突出した肩掛けベルト部2h,2iが形成されており、左右の肩掛けベルト部2h,2iの先端面の裏面には面ファスナーが5,6が縫合により固定されている。そして、後身頃2Bの左右上部の外側面には、この左右の面ファスナー5,6が係止する面ファスナー7,8が縫合により固定されている。
そして、前身頃2aにおける左右の縁の下部は、左右方向に突出さした形状を有し、この左右の突出部分2g,2kの各先端部には、両端に幅広いゴムテープ9,10の各一端部が縫合され、各ゴムテープ9,10の各他端部には、裏面に面ファスナー11,12が縫合された生地2L,2Rが接続され、後身頃2Bの外側面の中央下部には、これら面ファスナー11,12が係止する面ファスナー13が左右方向に幅広く縫合により固定されている。
チョッキ本体2はこのような形状を有し、図示するチョッキ本体2は、前身頃と後身頃がメッシュ生地で形成されているが、織布又は合成繊維シートなどで形成しても構わない。そして、防刃カップ3とクッションカップ4は、チョッキ本体2の前身頃2Aの裏生地2b,2bの上下に重ね合わせた部分を広げて形成した開口から、前身頃2Aの内部に収容する。防刃カップ3は7枚重ね合わせて収容され、最後方の防刃カップ3の内側にクッションカップ4が位置するように収容する。
図1及び図2を参照しつつ図3及び図4に示すように、この女性用防刃チョッキ1を着用時には、前身頃2Aと後身頃2Bの間に上半身を入れ、左右の肩掛けベルト部2h,2iの各先端部を肩から背中の方に向け、その先端部の面ファスナー5,6を、後身頃2Bの左右上部に位置する面ファスナー7,8の対応面に重ね合わせて係止させる。
そして、前身頃2Aの左右側部の突出部分2g,2kからその側方の各ゴムテープ9,10及び面ファスナー11,12が縫合された生地2L,2Rを後身頃2Bの後方にまわし、その先端の面ファスナー11,12を後身頃2Bの下部に位置する面ファスナー13に重ね合わせて係止させる。
このようにすると、女性用防刃チョッキ1は、女性の上半身に密着した状態で着用できる。
図5は、本発明実施例の女性用防刃チョッキ1に用いられている7枚の防刃カップ3とクッションカップ4を前後に間隔を設けて示した斜視図で示しており、この図に見られるように、防刃カップ3は、7枚重ね合わせて使用される。防刃カップ3の左右の縁部から対向方向に形成されている線3a,3bは、後述する重ね合わせにより形成された線である。そして、最後方の防刃カップ3の内側(背面側)に、防刃カップ3と同じ形状及び大きさに形成された5mm厚の不織布で形成されたクッションカップ4が1枚、重ね合わせて設けられる。
図6は、最前方の防刃カップ3の前面と最後方の防刃カップ3の内側にクッションカップ3,30を配置させた他の実施例を示しており、この図に見られるように、最前方の防刃カップ3の前面にクッションカップ30を設けると、女性用防刃チョッキを着用したときに、防刃カップ3の前面のザラザラした面がチョッキ本体の生地を通して手及び腕に触れることがない。
図7は、図5及び図6に示す防刃カップ3の中央縦断面図であり、この図に見られるように、防刃カップ3は、女性の胸部の膨らみを押さえつけないで被うことができる形状に形成されており、この形状は、防刃カップ3の上端から中央部に向けて緩やかな斜面で形成され、それ以外の周囲は、内側に向かうに従って大きな角度の傾斜面で形成され、前方に突出した部分2sは、同じ高さで左右に広く形成されており、防刃カップ3の前面に炭化珪素粒子Dが固定された面が位置する。
図8は、防刃カップ3を形成する前の防刃シート3Xを型抜きした形状を正面図で示しており、この図に見られるように、防刃シート3Xは、100ヤーンのアラミド繊維を10cm当たり、各105±2本の縦糸と横糸を平織りすることにより形成された高密度織布3Yの片面に炭化珪素粒子Dが固定された材料で形成されており、この防刃シート3Xをトムソン加工などの型抜き方法により、女性の胸部全体の広さ及び形状に合わせたシャツの前身頃の如く形状に型抜きし、同時に、その両縁の中央辺りの部分から対向方向に横V字形状の切欠き部V1,V2を形成する。横V字形状の切欠き部V1,V2に代えて、スリットを形成してもよい。
図9は、曲面状に形成した完成状態の防刃カップ3を背面図で示しており、図8に示す如き形状に型抜きした防刃シート3Xに形成されている左右の切欠き部V1,V2の縁部11t,11pの周辺面を図9に示すように重ね合わせて、この重ね合わせた部分G1,G2をスレープルT,Tで止める。この重ね合わせる向きは、切欠き部V1,V2の上方の面が前面に向けられるようにして、刃物及びアイスピックの先端部が引っ掛かり難くようにすることが好ましい。このようにすると、曲面を持つ防刃カップ3が出来上がる。図5及び図6に示すクッションカップ3,30も同様の方法で防刃カップ3と同じ形状に形成する。
図10は、図8に示す防刃シートに形成されているV字形状の切欠き部V2,V2の縁部11t、11pを重ね合わせて固定する他の方法を示した防刃カップ3の背面図であり、この図に見られるように、重ね合わせた部分G1,G2の背面から粘着テープK,Kで固定して、防刃カップ3の形状が維持されるようにしても良い。
図1は、本発明実施例の女性用防刃チョッキを広げて示した正面図である。 図2は、同じく背面図である。 図3は、本発明実施例の女性用防刃チョッキの着用形状を示した正面図である。 図4は、同じく背面図である。 図5は、本発明実施例の女性用防刃チョッキに用いられている7枚の防刃カップとクッションカップを前後に間隔を設けて示した斜視図である。 図6は、最前方の防刃カップの前面と最後方の防刃カップの内側にクッションカップを配置させた他の実施例を示した斜視図である。 図7は、図5及び図6に示す防刃カップの中央縦断面図である。 図8は、防刃カップを形成する前の防刃シートを型抜きした形状を正面図である。 図9は、曲面状に形成した完成状態の防刃カップを示した背面図である。 図10は、図8に示す防刃シートに形成されているV字形状の切欠き部の縁部を重ね合わせて固定する他の方法を示した防刃カップの背面図である。
符号の説明
1 女性用防刃チョッキ
2 チョッキ本体
2A 前身頃
2B 後身頃
2C 袋部
3 防刃カップ
3X 防刃シート
5 面ファスナー
6 面ファスナー
7 面ファスナー
8 面ファスナー
9 ゴムテープ
10 ゴムテープ
11 面ファスナー
12 面ファスナー
13 面ファスナー
30 クッションカップ
D 炭化珪素粒子
G1,G2 重ね合わせた部分
V1,V2 切欠き部
T ステープル
K 粘着テープ

Claims (3)

  1. アウター型又はインナー型のチョッキ本体における前身頃の内部に、アラミド繊維で形成された高密度平織り織布の前面全体に炭化珪素粒子又は炭化珪素粒子を主材料とする粒子が固定された防刃シート基材を素材とする、女性の胸部全体の広さに合わせた大きさを有し、女性の胸部の膨らみを被う高さの湾曲面が形成された、防刃カップが6枚以上重ね合わせて設けられ、最前方の防刃カップの前面又は最後方の防刃カップの内側のうちの少なくとも後者には、アラミド繊維不織布を素材とする防刃カップと同じ形状に形成された1枚のクッションカップが設けられていることを特徴とする女性用防刃チョッキ。
  2. 前記防刃カップの湾曲面は、女性の胸全体の広さに合わせて型抜きされて形成された防刃シート基材の、左右の側縁の一部個所から横中央方向の途中個所向けてスリット又は横V字形状の切欠きを形成し、このスリット又は切欠きの縁に沿った部分を重ね合わせて接合し、或いは突き合わせて接合することにより形成されている請求項1に記載の女性用防刃チョッキ。
  3. 前記防刃シートが7枚重ね合わせて用いられている請求項1又は2に記載の女性用防刃チョッキ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009091705A (ja) * 2007-10-12 2009-04-30 Tottori Prefecture ひざ当て
CN102538588A (zh) * 2011-11-29 2012-07-04 北京雷特新技术实业公司 一种适合女性穿着的防弹衣

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