JP2006051444A - 熱交換装置 - Google Patents

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JP2006051444A JP2004234952A JP2004234952A JP2006051444A JP 2006051444 A JP2006051444 A JP 2006051444A JP 2004234952 A JP2004234952 A JP 2004234952A JP 2004234952 A JP2004234952 A JP 2004234952A JP 2006051444 A JP2006051444 A JP 2006051444A
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Masakatsu Okamoto
雅克 岡本
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Abstract

【課題】 蒸気エゼクタを用いることなく、一部の蒸気を熱交換器へ強制循環させて、効率良く熱交換することのできる熱交換装置を提供する。
【解決手段】 熱交換器1に蒸気供給管2と流体排出管3を接続する。蒸気供給管2に制御弁7と蒸気流量計8を取り付ける。流体排出管3を分岐して復水排出管11と循環管路12を接続する。復水排出管11には蒸気トラップ10を取り付ける。一方、循環管路12には気液分離器5と電動蒸気循環手段4と蒸気流量計14を介在させて蒸気供給管2と接続する。
蒸気供給管2から熱交換器1へ供給された蒸気の一部が凝縮して復水となり、一部の蒸気と混合流体となって流体排出管3内を流下する。循環管路12の気液分離器5で復水の分離された蒸気が電動蒸気循環手段4から熱交換器1内へ強制的に循環される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気を熱源として、熱交換器内で被加熱物を加熱する熱交換装置に関する。
熱交換装置は、熱交換器に蒸気供給管と流体排出管を接続して、熱交換器で熱交換によって蒸気の凝縮した復水を流体排出管から外部へ排出すると共に、流体排出管を介して蒸気エゼクタによって一部の蒸気を熱交換器へ再度循環させるものである。
この蒸気エゼクタを用いた熱交換装置においては、熱交換器での蒸気消費量が変動した場合に、熱交換器内の蒸気の圧力や温度が大きく変動してしまう問題点があった。通常、蒸気エゼクタの駆動蒸気量と吸引流体量の間には所定の関係があり、ある一定の吸引流体量を確保するためには所定量の駆動蒸気が必要となり、この必要駆動蒸気量よりも熱交換器の蒸気消費量が下回ってしまった場合には熱交換器内の蒸気の圧力や温度が大きく変動してしまうのである。
特開平2−213601号公報
解決しようとする課題は、蒸気圧力や温度の変動をもたらす蒸気エゼクタを用いることなく、一部の蒸気を熱交換器へ循環させることのできる熱交換装置を提供することである。
本発明は、熱交換器に蒸気供給管と流体排出管を接続して、当該蒸気供給管から供給した蒸気でもって熱交換を行い、熱交換によって蒸気が凝縮した復水を流体排出管から外部へ排出すると共に、一部の蒸気を流体排出管を介して熱交換器へ循環するものにおいて、蒸気を循環するための電動蒸気循環手段を流体排出管に取り付けると共に、蒸気供給管又は流体排出管に通過する蒸気量を計測することのできる蒸気流量計を取り付けたことを特徴とする。
本発明の熱交換装置は、流体排出管に電動蒸気循環手段を取り付けたことにより、この電動蒸気循環手段によって一部の蒸気を熱交換器内へ循環させることができる。また、蒸気供給管又は流体排出管に蒸気流量計を取り付けたことにより、供給蒸気量と循環蒸気量の比率を検知することができ、それぞれの熱交換器において最も加熱効率の良くなる比率とすることによって、効率良く熱交換することができる。
本発明は、電動蒸気循環手段を取り付けるものであり、この電動蒸気循環手段としては、蒸気ブロワーや蒸気コンプレッサー等、従来から使用されているものを用いることができる。
図1は、本発明の1実施例の構成図であって、熱交換器1と蒸気供給管2と流体排出管3と電動蒸気循環手段4、及び、蒸気流量計8,14とで熱交換装置を構成する。
熱交換器1へ加熱用の蒸気を供給する蒸気供給管2には、蒸気の供給量を制御するための制御弁7と、供給される蒸気量を計測する蒸気流量計8、及び、供給される蒸気の圧力を検出する圧力センサ6を介在して、熱交換器1の入口9と接続する。
蒸気供給管2から熱交換器1内へ供給される蒸気の一部は、図示しない被加熱物を加熱して凝縮すことにより復水となり、この復水と一部の蒸気の混合流体が流体排出管3内を流下する。
流体排出管3を分岐して一方に蒸気トラップ10を取り付けて復水排出管11とし、他方に気液分離器5と電動蒸気循環手段4と蒸気流量計14を取り付けて循環管路12とする。循環管路12の上端は蒸気供給管2と接続する。また、循環管路12には循環する蒸気量を制御する制御弁13を取り付ける。
気液分離器5は、蒸気と復水の質量の差を利用して両者を分離し、内蔵した蒸気トラップから分離した復水だけを外部へ排出することができるものである。また、電動蒸気循環手段4は、本実施例においては電動モータ15と蒸気ブロワー16を組み合わせたものを用いた例を示す。すなわち、蒸気ブロワー16の回転によって、循環管路12内の蒸気を流量計14を介して蒸気供給管2へ供給することができるものである。
流体排出管3を流下する復水と蒸気の混合流体の一部は、復水排出管11から蒸気トラップ10へ至り復水だけが外部へ排出され、混合流体の残りは循環管路12から気液分離器5を流下する間に蒸気と復水が分離され、分離された復水は気液分離器5内に設けた蒸気トラップから外部へ排出されると共に、復水の分離された蒸気だけが電動蒸気循環手段4へ吸引され、更に蒸気流量計14を通過して蒸気供給管2の蒸気と混合されて熱交換器1へ供給される。
このように、熱交換器1内の一部の蒸気を循環管路12を介して強制的に循環させることによって、熱交換器1内での加熱蒸気から被加熱物への熱伝達が促進され、被加熱物を効率良く加熱することができる。例えば、復水排出管11と蒸気トラップ10を介して復水だけを外部へ排出する場合と比較して、循環管路12から一部の蒸気を強制循環させる場合の方が、熱通過率あるいは総括熱伝達係数を1.5倍から3倍程度高めることができる。
蒸気流量計8によって蒸気供給管2から熱交換器1へ供給される蒸気量が計測され、一方、蒸気流量計14によって循環管路12から熱交換器1へ循環させる蒸気量が計測される。これらの蒸気量をそれぞれの制御弁7,13によって適宜制御することによって、熱交換器1で必要とする熱量を最適な熱通過率あるいは総括熱伝達係数でもって供給することができる。なお、蒸気供給管2からの供給蒸気量が一定である場合は、流量計8は不要であり、また、蒸気ブロワー16で通過蒸気量を任意にコントロールできる場合は、流量計14は不要である。
本実施例においては、蒸気圧力や温度の変動をもたらす蒸気エゼクタを用いることなく、電動蒸気循環手段4で蒸気を熱交換器1へ強制的に循環させることができ、熱交換器1の加熱効率を高めることができる。
本発明の熱交換装置の実施例を示す構成図。
符号の説明
1 熱交換器
2 蒸気供給管
3 流体排出管
4 電動蒸気循環手段
5 気液分離器
7 制御弁
8 蒸気流量計
11 復水排出管
12 循環管路
14 蒸気流量計
15 電動モータ
16 蒸気ブロワー

Claims (1)

  1. 熱交換器に蒸気供給管と流体排出管を接続して、当該蒸気供給管から供給した蒸気でもって熱交換を行い、熱交換によって蒸気が凝縮した復水を流体排出管から外部へ排出すると共に、一部の蒸気を流体排出管を介して熱交換器へ循環するものにおいて、蒸気を循環するための電動蒸気循環手段を流体排出管に取り付けると共に、蒸気供給管又は流体排出管に通過する蒸気量を計測することのできる蒸気流量計を取り付けたことを特徴とする熱交換装置。
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