JP2007285576A - 熱交換器 - Google Patents

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JP2007285576A
JP2007285576A JP2006112434A JP2006112434A JP2007285576A JP 2007285576 A JP2007285576 A JP 2007285576A JP 2006112434 A JP2006112434 A JP 2006112434A JP 2006112434 A JP2006112434 A JP 2006112434A JP 2007285576 A JP2007285576 A JP 2007285576A
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Yuichi Fujikawa
雄一 藤川
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TLV Co Ltd
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TLV Co Ltd
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Abstract

【課題】 熱交換容器の表面温度を最高温度状態に維持することのできる熱交換器を得ること。
【解決手段】 蒸気供給管2に複数の熱交換容器1を接続する。熱交換容器1の下流側に復水排出管3と気液分離タンク10を介して蒸気トラップ4を取り付ける。気液分離タンク10の上部に分岐管7の上端部を接続して、分岐管7の下端部を冷却部5と接続する。冷却部5には冷却管20を取り付ける。
熱交換容器1内の蒸気と復水は、復水排出管3から気液分離タンク10へ流下して、蒸気が冷却部5に吸引されることによって、熱交換容器1内の蒸気が強制的に対流され、熱交換容器1の表面温度を最高温度状態に維持することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気を熱源として被加熱物を加熱する熱交換器に関する。
従来の熱交換器は、多数のシリンダ・ドライヤに蒸気を供給する蒸気供給管と蒸気の凝縮した復水を排出する排出管をそれぞれ接続して、この蒸気供給管と復水排出管に蒸気分離器を介して接続し、それぞれの蒸気分離器に蒸気トラップを取り付けたもので、多数のシリンダ・ドライヤから復水を排除することができるものである。ここで、蒸気トラップ(スチームトラップとも言う)とは、蒸気と復水の気液二相流体の内から復水だけを自動的に外部へ排出し、蒸気は外部へ排出することのない自動弁の一種である。
上記従来の熱交換器では、多数のシリンダ・ドライヤの表面温度を、その装置における最高温度状態に維持することができない問題があった。これは、シリンダ・ドライヤ内部の加熱用の蒸気が十分に対流していないためと考えられる。
実開昭60−40499号公報
解決しようとする課題は、シリンダ・ドライヤ内部での加熱用蒸気の対流を促進することによって、シリンダ・ドライヤ等の熱交換容器の表面温度を最高温度状態に維持することのできる熱交換器を得ることである。
本発明は、複数の熱交換容器に蒸気供給管と復水排出管を接続して、蒸気供給管から供給した蒸気で被加熱物を加熱すると共に、復水排出管から蒸気が熱を奪われて凝縮した復水を系外へ排出するものにおいて、複数の復水排出管に蒸気トラップを取り付けて、当該蒸気トラップの入口側から分岐管を接続して、当該複数の分岐管の端部を、冷却流体を供給することによって蒸気を冷却する冷却部と接続したものである。
本発明は、復水排出管に取り付けた蒸気トラップの入口側と冷却部とを、分岐管で接続したことにより、冷却部内で蒸気が冷却されて凝縮することによって、その体積が急激に減少して大気圧以下の減圧状態となり、分岐管を介して熱交換容器内の蒸気を強制的に吸引し対流させることができ、熱交換容器の表面温度を最高温度状態に維持することことができる。
本発明は、複数の分岐管で蒸気トラップの入口側と冷却部とを接続するものであるが、冷却部側の分岐管は、それぞれ複数の分岐管を個別に冷却部と接続することも、あるいは、複数の分岐管を1本にまとめて冷却部と接続することもできる。
図1において、被加熱物と熱交換する複数の熱交換容器1と、熱交換容器1へ蒸気を供給する蒸気供給管2と、熱交換容器1内の復水を排出する復水排出管3と、それぞれの復水排出管3に取り付けた蒸気トラップ4と、蒸気トラップ4の入口側と冷却部5とを接続する分岐管7とで熱交換器を構成する。
蒸気供給管2には、複数の熱交換容器1へ供給する蒸気圧力を所定値に制御するための制御弁8を取り付ける。熱交換容器1は本実施例においては円筒状のロールであって、ロール1の外表面を図示しない長尺状の紙や繊維等の被加熱物が通過する間に、ロール1内部の蒸気によって所定温度まで加熱されるものであり、ロール1内部で熱を奪われて凝縮した復水は復水排出管3及び蒸気トラップ4から系外へ排出されるものである。
復水排出管3の蒸気トラップ4入口側に気液分離タンク10を取り付けて、この気液分離タンク10の上部に分岐管7の上端部を接続し、分岐管7の下端部を冷却部5と接続する。分岐管7には、それぞれバルブ11,12を取り付ける。
気液分離タンク10は、熱交換容器1から流下してきた蒸気と復水の混合流体が一旦溜まり、復水がその下部に位置し、蒸気がその上部に位置するものである。気液分離タンク10内の復水は、下流側の蒸気トラップ4から外部へ排出される。
冷却部5は円筒状容器6で形成し、中心部に円筒状容器6よりも小径の円筒パイプ9を下端に隙間13を設けて取り付ける。円筒パイプ9の下部に円筒パイプ9よりも更に小径の液体排出管14を取り付ける。液体排出管14はパイプ15とバルブ16を介して図示しない復水回収先と接続する。
液体排出管14の上端は円筒パイプ9の下端よりも所定長さだけ上部に位置するように取り付ける。液体排出管14の外周と円筒パイプ9の内外周及び円筒状容器6の下部内周とで液溜め部17を形成する。円筒パイプ9の上端にはバルブ18と管路19を取り付けて、バルブ18を開弁することによって大気と連通できるようにする。
円筒状容器6の内部上方に冷却管20を取り付ける。冷却管20は円筒パイプ9の外周を螺旋状に取り巻いたもので、冷却流体供給管21から冷却流体を供給して、円筒状容器6内の蒸気を冷却する。冷却して温度上昇した冷却流体は、管路22から所定の温水使用箇所へ供給される。
分岐管7から流下してきた蒸気は、冷却部5の円筒状容器6内へ流入する。円筒状容器6内で、蒸気が冷却管20によって冷却され凝縮することにより、その体積が急激に減少して円筒状容器6内は大気圧以下の減圧状態となり、熱交換容器1内の蒸気を吸引することができる。このように、熱交換容器1内の一部の蒸気を冷却部5の吸引作用によって強制的に対流させることによって、熱交換容器1での伝熱効率を向上させ、熱交換容器1の表面温度を最高温度状態に維持することができる。
本発明の熱交換器の実施例を示す構成図。
符号の説明
1 熱交換容器
2 蒸気供給管
3 復水排出管
4 蒸気トラップ
5 冷却部
6 円筒状容器
7 分岐管
9 円筒パイプ
10 気液分離タンク
14 液体排出管
20 冷却管
21 冷却流体供給管
22 管路

Claims (1)

  1. 複数の熱交換容器に蒸気供給管と復水排出管を接続して、蒸気供給管から供給した蒸気で被加熱物を加熱すると共に、復水排出管から蒸気が熱を奪われて凝縮した復水を系外へ排出するものにおいて、複数の復水排出管に蒸気トラップを取り付けて、当該蒸気トラップの入口側から分岐管を接続して、当該複数の分岐管の端部を、冷却流体を供給することによって蒸気を冷却する冷却部と接続したことを特徴とする熱交換器。
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