JP2006050388A - 表示同期システム - Google Patents
表示同期システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006050388A JP2006050388A JP2004230464A JP2004230464A JP2006050388A JP 2006050388 A JP2006050388 A JP 2006050388A JP 2004230464 A JP2004230464 A JP 2004230464A JP 2004230464 A JP2004230464 A JP 2004230464A JP 2006050388 A JP2006050388 A JP 2006050388A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- document
- telephone
- display device
- synchronization system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
【課題】 ドキュメント情報によるコミュニケーションに利用される表示装置20と、通話情報によるコミュニケーションに利用される電話機40とを用いて、複数のユーザがドキュメント表示を同期させながらコミュニケーションを図ることができる環境を実現する。
【解決手段】 一方の表示装置20(EP)が操作部9からドキュメントIDの入力を受け付けると、自己の表示部2に該当するドキュメント画像を表示するとともに、当該ドキュメントIDを自己に接続された電話機40(MP)を介して送信する。他方の表示装置20(PC)が自己に接続された電話機40(FP)を介してドキュメントIDを受信し、該当するドキュメント画像を自己の表示部21に表示する。また、ドキュメントページを指定するページIDやドキュメント中にユーザが追記した追記データ等も同様に送信される。
【選択図】 図1
【解決手段】 一方の表示装置20(EP)が操作部9からドキュメントIDの入力を受け付けると、自己の表示部2に該当するドキュメント画像を表示するとともに、当該ドキュメントIDを自己に接続された電話機40(MP)を介して送信する。他方の表示装置20(PC)が自己に接続された電話機40(FP)を介してドキュメントIDを受信し、該当するドキュメント画像を自己の表示部21に表示する。また、ドキュメントページを指定するページIDやドキュメント中にユーザが追記した追記データ等も同様に送信される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ドキュメント画像を表示する表示装置間のデータ通信を電話機を介在させて行う技術に関し、特に、電話による通話通信を介してドキュメントの表示やページ切換え等といった処理を表示装置間で同期して行う技術に関する。
ドキュメントには文書、広告、地図等といった様々に種類があり、これらドキュメントは業務やプライベート等と言った様々な用途で情報の伝達に利用されている。
ドキュメントの閲覧は、一般に、ドキュメント画像をパーソナルコンピュータのディスプレイ画面に表示する、ドキュメント画像をプリンタによって紙媒体(用紙)に印刷すると言った方法で行われている。
また、ドキュメント自体の伝達は、パーソナルコンピュータ間でのデータ通信、ドキュメント画像のファクシミリ送信等と言った方法で行われている。
ドキュメントの閲覧は、一般に、ドキュメント画像をパーソナルコンピュータのディスプレイ画面に表示する、ドキュメント画像をプリンタによって紙媒体(用紙)に印刷すると言った方法で行われている。
また、ドキュメント自体の伝達は、パーソナルコンピュータ間でのデータ通信、ドキュメント画像のファクシミリ送信等と言った方法で行われている。
情報伝達の方法として、電話による通話通信も一般的に利用されている。電話による通話は、相手方とリアルタイムで情報交換をすることができるので、上記のようにドキュメント自体を伝達する方法に較べて即時性に優れ、コミュニケーションを図る方法として優れていると言える。
これに対して、ドキュメントは通話に較べて情報量が豊富であることに加えて、ドキュメントを閲覧する複数のユーザが同じ情報を共有することができるので、情報を余すことなく正確に伝達することができると言う利点がある。
これに対して、ドキュメントは通話に較べて情報量が豊富であることに加えて、ドキュメントを閲覧する複数のユーザが同じ情報を共有することができるので、情報を余すことなく正確に伝達することができると言う利点がある。
このような電話による通話とドキュメントの伝達との利点を利用して、一般に、複数のユーザがお互いに同じドキュメントを閲覧しながら、コミュニケーションを図るといった方法が行われている。
例えば、画面表示或いは用紙に印刷した同じドキュメントを二人のユーザが保持している状態で、一方が他方に電話をかけて通話し、それぞれのユーザがお互いに保持しているドキュメントを見ながら、当該ドキュメントの情報を利用して議論することが行われている。
例えば、画面表示或いは用紙に印刷した同じドキュメントを二人のユーザが保持している状態で、一方が他方に電話をかけて通話し、それぞれのユーザがお互いに保持しているドキュメントを見ながら、当該ドキュメントの情報を利用して議論することが行われている。
ここで、近年では、紙媒体である用紙にとって代わることが可能なドキュメント画像閲覧のための表示記録媒体として、ドキュメント画像を表示部に無電源状態で表示保持することができ且つ用紙の如く薄型で持ち運び自在である電子ペーパーが開発されている。
電子ペーパーは、無電源状態で画像を表示保持する表示部を有した表示装置であり、電子データに基づいて自己でドキュメント画像を表示部に書き込む機能を有している。また、電子ペーパーは、用紙と異なって表示部に表示保持した画像を消去したり上書きすることが可能であり、表示保持するドキュメント画像を更新したり消去して、繰り返し使用することができるので紙資源の節約等の観点からも利用促進が望まれている。
電子ペーパーは、無電源状態で画像を表示保持する表示部を有した表示装置であり、電子データに基づいて自己でドキュメント画像を表示部に書き込む機能を有している。また、電子ペーパーは、用紙と異なって表示部に表示保持した画像を消去したり上書きすることが可能であり、表示保持するドキュメント画像を更新したり消去して、繰り返し使用することができるので紙資源の節約等の観点からも利用促進が望まれている。
手書き入力タブレットやマイクロフィルムスキャナといった画像入力装置と、画像表示装置と、画像表示装置とを制御装置に接続し、これら各装置から入力された画像や音声を制御装置を介して伝達装置により相手方へ送信することで、画像と音声とによる情報伝達を行う発明が提案されている(特許文献1参照。)。
電子ペーパーに関して、データを保持する記憶部を備えた電子ペーパー同士がデータ通信する発明が提案されている(特許文献2参照。)。
電子ペーパーに関して、データを保持する記憶部を備えた電子ペーパー同士がデータ通信する発明が提案されている(特許文献2参照。)。
また、電子ペーパーに関して、電子ペーパーを電子ペーパーファイルに着脱可能とし、着脱状態に応じて表示部への画像の表示処理を行う発明が提案されている(特許文献3参照。)。
また、予め関連付けた複数のデータを複数の電子ペーパーへ無線送信して、各電子ペーパーで画像を表示させる発明が提案されている(特許文献4参照。)。
また、送信用電子ペーパーと受信用電子ペーパーとを電子ペーパーファイルに装着して、電子ペーパー間でコンテンツを送信する発明が提案されている(特許文献5参照。)。
また、複数の電子ペーパーを装着することができるファイル装置から、各電子ペーパーへデータを無線して表示させる発明が提案されている(特許文献6参照。)。
また、ユーザの行動範囲に設けられた書き込み装置により、電子ペーパー等の表示装置を保持したユーザが書き込み装置近傍を通過する毎に表示装置が表示する内容を更新する発明が提案されている(特許文献7参照。)。
特開昭63―221757号公報
特開2003―150100号公報
特開2001―312227号公報
特開2002―91749号公報
特開2002―300333号公報
特開2003―22257号公報
特開2002―24865号公報
また、予め関連付けた複数のデータを複数の電子ペーパーへ無線送信して、各電子ペーパーで画像を表示させる発明が提案されている(特許文献4参照。)。
また、送信用電子ペーパーと受信用電子ペーパーとを電子ペーパーファイルに装着して、電子ペーパー間でコンテンツを送信する発明が提案されている(特許文献5参照。)。
また、複数の電子ペーパーを装着することができるファイル装置から、各電子ペーパーへデータを無線して表示させる発明が提案されている(特許文献6参照。)。
また、ユーザの行動範囲に設けられた書き込み装置により、電子ペーパー等の表示装置を保持したユーザが書き込み装置近傍を通過する毎に表示装置が表示する内容を更新する発明が提案されている(特許文献7参照。)。
ユーザがお互いに同じドキュメントを閲覧しながらコミュニケーションを図るといった従来の方法では、一方のユーザがファクシミリ送信や電子メール送信により相手のユーザへ予めドキュメントを送付しておき、見るべきドキュメント、複数ページのドキュメントであれば見るべきページ、ドキュメント中の見るべき箇所等の指示を、電話による通話によって相手に伝えて両者が同じドキュメントを閲覧している状態をする必要がある。
しかしながら、通話による指定では、相手方において見るべきドキュメントや箇所が判然としない場合がしばしば生じていた。
しかしながら、通話による指定では、相手方において見るべきドキュメントや箇所が判然としない場合がしばしば生じていた。
すなわち、パーソナルコンピュータや電子ペーパーといった装置は身近で簡易に利用できる表示装置であり、無線通信による携帯電話機や有線通信による固定電話機は身近で簡易に利用できる通話装置であるので、これら装置は日常的なコミュニケーションに利用されるにもかかわらず、上記のようなコミュニケーションの場面では、表示装置による表示情報と通話装置による通話情報との関連性が希薄となってしまい、円滑なコミュニケーションが図れないことがあった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたもので、ドキュメント情報によるコミュニケーションに利用される表示装置と、通話情報によるコミュニケーションに利用される電話機とを利用することにより、複数のユーザがドキュメント表示を同期させながらコミュニケーションを図ることができる環境を実現することを目的としている。
本発明は、携帯電話機や固定電話機等と言った通話通信を行う電話機と、パーソナルコンピュータや電子ペーパー等と言ったドキュメントデータに基づいてドキュメント画像を変更可能に表示する表示装置とを用いて実施される。
本発明では、一方の表示装置が、ユーザから操作入力を受け付け、当該操作入力データを自己に接続された電話機を介して送信し、他方の表示装置が、自己に接続された電話機を介して操作入力データを受信し、受信した操作入力データに応じた態様でドキュメント画像を表示することで、それぞれ電話機に接続された複数の表示装置間で、電話機による通信により表示装置が表示するドキュメント画像に係るデータを通信して、これら表示装置が表示しているドキュメント画像を同期させる。
本発明では、一方の表示装置が、ユーザから操作入力を受け付け、当該操作入力データを自己に接続された電話機を介して送信し、他方の表示装置が、自己に接続された電話機を介して操作入力データを受信し、受信した操作入力データに応じた態様でドキュメント画像を表示することで、それぞれ電話機に接続された複数の表示装置間で、電話機による通信により表示装置が表示するドキュメント画像に係るデータを通信して、これら表示装置が表示しているドキュメント画像を同期させる。
ここで、本発明では、典型的には、電話機を介して接続される両方の表示装置にドキュメント画像を表示するための同一のドキュメントデータを予め保持させた状態で、上記のような操作がなされる。
また、ドキュメント画像に係るデータとしては、表示すべきドキュメントを指定するドキュメント識別情報、表示すべきドキュメントページを指定するページ識別情報、表示されたドキュメント中の位置を指定するポインティング位置データ、表示されたドキュメント中にユーザが追記した追記データ、相手の表示装置を制御(電源のオン・オフ、パラメータ設定、ドキュメントの移動・削除・転記等)する制御データ等がある。
また、ドキュメント画像に係るデータとしては、表示すべきドキュメントを指定するドキュメント識別情報、表示すべきドキュメントページを指定するページ識別情報、表示されたドキュメント中の位置を指定するポインティング位置データ、表示されたドキュメント中にユーザが追記した追記データ、相手の表示装置を制御(電源のオン・オフ、パラメータ設定、ドキュメントの移動・削除・転記等)する制御データ等がある。
本発明に係る具体的なシステムでは、電話機は、回線接続するための回線接続手段と、表示装置とデータ通信接続するための接続通信手段とを備え、表示装置は、電話機とデータ通信接続するための接続通信手段と、ユーザからの操作入力を受け付ける操作手段と、操作手段により受け付けた操作入力データを自己に接続された電話機を介して送信し当該電話機を介して送信されてきた操作入力データを受信する操作処理手段と、ドキュメントデータを保持する記憶手段と、ドキュメント画像を表示する表示手段と、受信した操作入力データに応じた態様で記憶手段に保持するドキュメントデータに基づいて表示手段にドキュメント画像を表示する表示処理手段と、を備えている。
そして、操作入力データがドキュメントを識別するためのドキュメントIDの場合は、受信側の表示装置では、表示処理手段が受信したドキュメントIDに該当するドキュメントデータに基づいて表示手段にドキュメント画像を表示して、送信側と同じドキュメントを表示する。
また、操作入力データがドキュメント中のページを識別するためのページIDの場合は、受信側の表示装置では、表示処理手段が受信したドキュメントページIDに該当するドキュメントデータに基づいて表示手段にドキュメントページ画像を表示して、送信側と同じドキュメントページを表示する。特に、音声に加えて、IDなどの軽いデータのみを送受信することによって、電話回線への負荷を低減した上で、音声とドキュメントの両方によるコミュニケーションを行うことが可能となる。
また、操作入力データがドキュメント中のページを識別するためのページIDの場合は、受信側の表示装置では、表示処理手段が受信したドキュメントページIDに該当するドキュメントデータに基づいて表示手段にドキュメントページ画像を表示して、送信側と同じドキュメントページを表示する。特に、音声に加えて、IDなどの軽いデータのみを送受信することによって、電話回線への負荷を低減した上で、音声とドキュメントの両方によるコミュニケーションを行うことが可能となる。
また、操作入力データが表示されているドキュメント画像中への手書き入力軌跡等の追記情報の場合は、受信側の表示装置では、表示処理手段が受信した追記情報に基づく追記画像を表示しているドキュメント画像中に表示して、送信側と同じ追記されたドキュメントを表示する。特に、音声に加えて、追記のストロークなどの軽いデータのみを送受信することによって、電話回線への負荷を低減した上で、音声とドキュメントの両方によるコミュニケーションを行うことが可能となる。
また、操作入力データが表示されているドキュメント画像中でのポインティング等の位置指定情報の場合は、受信側の表示装置では、表示処理手段が受信した位置指定情報に基づくカーソル等の位置指定画像を表示しているドキュメント画像中に表示して、送信側と同じ位置指定画像を含むドキュメントを表示する。
また、操作入力データが他方の表示装置の操作を制御する制御情報である場合には、受信側の表示装置では、受信した制御情報に応じて、電源のオン・オフ、パラメータ設定、ドキュメントの移動・削除・転記等を実行する。
また、操作入力データが表示されているドキュメント画像中でのポインティング等の位置指定情報の場合は、受信側の表示装置では、表示処理手段が受信した位置指定情報に基づくカーソル等の位置指定画像を表示しているドキュメント画像中に表示して、送信側と同じ位置指定画像を含むドキュメントを表示する。
また、操作入力データが他方の表示装置の操作を制御する制御情報である場合には、受信側の表示装置では、受信した制御情報に応じて、電源のオン・オフ、パラメータ設定、ドキュメントの移動・削除・転記等を実行する。
本発明では、表示装置と電話機とを接続する接続通信手段は、ケーブルを用いた有線接続手段であってもよく、また、電磁誘導通信や赤外線通信等のように近距離範囲で非接触式で通信接続する手段であってもよい。
また、表示装置と電話機とを接続する接続通信手段を、電磁誘導又は微弱電波により非接触式で通信接続する手段として、電話機が周辺に存在する複数の表示装置の内で、最も近距離に存する表示装置と通信接続するようにしてもよい。
なお、表示装置に特に限定はないが、ドキュメント画像を無電源状態で表示保持する表示部を備えた電子ペーパーを用いると、ファクシミリ受信や印刷出力されたドキュメント用紙を見ながら通話をしている如き作業環境を実現することができる。
また、表示装置と電話機とを接続する接続通信手段を、電磁誘導又は微弱電波により非接触式で通信接続する手段として、電話機が周辺に存在する複数の表示装置の内で、最も近距離に存する表示装置と通信接続するようにしてもよい。
なお、表示装置に特に限定はないが、ドキュメント画像を無電源状態で表示保持する表示部を備えた電子ペーパーを用いると、ファクシミリ受信や印刷出力されたドキュメント用紙を見ながら通話をしている如き作業環境を実現することができる。
本発明によると、電話機による通話通信を介して一方の表示装置から他方の表示装置へ表示装置が表示するドキュメントに係るデータを送信して、同期して表示させるようにしたため、ユーザが身近に簡単に利用することができる装置を用いて、ユーザ同士がドキュメント表示を同期させながらコミュニケーションを図ることができる。
本発明を一実施例に基づいて具体的に説明する。
まず、本発明において表示装置として用いることができる電子ペーパーの一例について、基本的な構成を図7〜図9を参照して説明する。
まず、本発明において表示装置として用いることができる電子ペーパーの一例について、基本的な構成を図7〜図9を参照して説明する。
図7(a)には自己書き込み型電子ペーパーEPを正面視して示し、同図(b)には当該自己書き込み型電子ペーパーEPを側面視で示してある。図示の電子ペーパーEPはドキュメント画像を表示保持する表示部2と本発明に係る通信や種々な処理を司る処理部3とを有しており、同図(a)には処理部3に内蔵されている諸機能部も表してある。
電子ペーパーEPは、例えばA4版の用紙のような大きさのフレキシブルな薄型表示装置であり、大部分の面積を占める表示部2の一片に処理部3が設けられている。なお、表示部2の大きさは用途に応じた大きさのものとされ、後述するように表示部2と処理部3とを着脱可能とした構成とすることもできる。
電子ペーパーEPは、例えばA4版の用紙のような大きさのフレキシブルな薄型表示装置であり、大部分の面積を占める表示部2の一片に処理部3が設けられている。なお、表示部2の大きさは用途に応じた大きさのものとされ、後述するように表示部2と処理部3とを着脱可能とした構成とすることもできる。
処理部3には、表示部2を駆動するドライバ4、外部とデータ通信するための通信部5、電子データを読み書き自在に保持するメモリ6、本発明に係る種々な処理を司るプロセッサ7、通信部5やプロセッサ7等の駆動電力を供給するバッテリ8、ユーザ操作入力を受け付けるボタン等の操作部9が設けられている。
電子ペーパーEPは、外部の通信機能を有する装置(本発明では、電話機)と接続通信部をなす通信部5で通信接続することにより、メモリ6に記憶する電子データ(ドキュメントデータ、ドキュメントID、ページID等)を送受信し、また、これら電子データをメモリ6に保持することができる。
電子ペーパーEPは、外部の通信機能を有する装置(本発明では、電話機)と接続通信部をなす通信部5で通信接続することにより、メモリ6に記憶する電子データ(ドキュメントデータ、ドキュメントID、ページID等)を送受信し、また、これら電子データをメモリ6に保持することができる。
更に、自己書き込み型電子ペーパーEPは、メモリ6に保持したドキュメントデータ等に基づいてドライバ4が表示部2にドキュメント画像等を書き込むことことができ、ドライバ4の駆動電力を除去しても表示部2に画像情報を表示状態で保持し続ける機能を有している。
自己書き込み型電子ペーパーEPは、表示部2の断面構造を表す図9に示すように、複写機にトナーとして利用されている微細な着色粒子(図示の例では、白色粒子11と黒色粒子12)を少なくとも表面側が透明な表裏一対の電極13間に封入し、これを少なくとも表面側が透明な表裏一対のフィルム基板14で挟んだ構造となっている。着色粒子11、12が自由に移動できるように電極層13間は空気層となっており、また、マトリックス状の電極層13には着色粒子11、12との接触を防止する絶縁層15が設けられている。なお、カラーフィルターを用いることにより、簡単な構造でカラー表示を実現することも可能である。
自己書き込み型電子ペーパーEPは、表示部2の断面構造を表す図9に示すように、複写機にトナーとして利用されている微細な着色粒子(図示の例では、白色粒子11と黒色粒子12)を少なくとも表面側が透明な表裏一対の電極13間に封入し、これを少なくとも表面側が透明な表裏一対のフィルム基板14で挟んだ構造となっている。着色粒子11、12が自由に移動できるように電極層13間は空気層となっており、また、マトリックス状の電極層13には着色粒子11、12との接触を防止する絶縁層15が設けられている。なお、カラーフィルターを用いることにより、簡単な構造でカラー表示を実現することも可能である。
そして、自己書き込み型電子ペーパーEPは、表示部2の動作原理を表す図8に示すように、電極13に電圧を印加していない状態(但し、電極13は前回の駆動時の極性に帯電している)では、負(マイナス)に帯電した白色粒子11は裏面側に溜まる一方、正(プラス)に帯電した黒色粒子12は表面側に溜まり、表示部2を表面側から目視すると表示部2は黒色な状態となる。そして、メモリ6に記憶されたデータに基づいてドライバ4が動作して表示する画像情報に応じたマトリックスの所要部の電極極性を反転させると、白色粒子11と黒色粒子12との位置関係が入れ替わって、表示部2に白色粒子11と黒色粒子12とのコントラストによるドキュメント画像が表示される。なお、異なるデータに基づいてドライバ4を動作させることにより、白色粒子11と黒色粒子12とのコントラストにより表示部2に表示される画像情報を切り換えることができ、幾度も再使用することができる。
したがって、電子ペーパーEPは、紙のように薄く柔軟である性質に加えて、表示部2に表示した画像情報を無電源保持する性質があるので、あたかも用紙の如く用いることができる携帯可能な表示装置である。更に、本例の電子ペーパーEPは、接続通信機能、メモリ機能、制御処理機能等を備えることができるので、後述するように本発明に係るドキュメント画像の同期表示処理を行うことができる。
ここで、図18に示すように、通信部5、プロセッサ7、メモリ6等といった処理部3の機能部を選択的に纏めたクリップ装置10として、当該クリップ装置10を電子ペーパーの表示部2に着脱可能に接続して設けるようにしてもよい。
また、本発明は、上記のような形式以外の電子ペーパーも勿論適用することができる。また、電子ペーパーEPの表示部2としては、強誘電液晶に代表されるメモリ性のある液晶や、帯電された粒子を移動させて表示を切り替える電気泳動方式、帯電された粒子を回転させて表示を切り替える粒子回転方式、磁気により粒子を移動させて表示を切り替える磁気泳動方式、小型バッテリ駆動の薄型の液晶やEL素子を用いてもよい。
また、電子ペーパーEPに備えるバッテリ8は外部の装置からの起電力を保持するコンデンサとするようにしてもよい。
また、本発明は、上記のような形式以外の電子ペーパーも勿論適用することができる。また、電子ペーパーEPの表示部2としては、強誘電液晶に代表されるメモリ性のある液晶や、帯電された粒子を移動させて表示を切り替える電気泳動方式、帯電された粒子を回転させて表示を切り替える粒子回転方式、磁気により粒子を移動させて表示を切り替える磁気泳動方式、小型バッテリ駆動の薄型の液晶やEL素子を用いてもよい。
また、電子ペーパーEPに備えるバッテリ8は外部の装置からの起電力を保持するコンデンサとするようにしてもよい。
図1には、本例に係る表示同期システムの概要を示してある。
図示の例では、表示装置20として、電子ペーパーEPとパーソナルコンピュータPCとを用いており、電子ペーパーEPには上記のようにドキュメント画像を表示する表示部2やユーザ操作を受け付ける操作部9等が備えられ、パーソナルコンピュータPCにはドキュメント画像を表示するディスプレイ画面21及びキーボード22やマウス23のユーザ操作を受け付ける操作部等が備えられている。
図示の例では、表示装置20として、電子ペーパーEPとパーソナルコンピュータPCとを用いており、電子ペーパーEPには上記のようにドキュメント画像を表示する表示部2やユーザ操作を受け付ける操作部9等が備えられ、パーソナルコンピュータPCにはドキュメント画像を表示するディスプレイ画面21及びキーボード22やマウス23のユーザ操作を受け付ける操作部等が備えられている。
また、電話機40として、通信ネットワークNに無線により接続する携帯電話機MPと有線より接続する固定電話機FPとを用いており、携帯電話機MPが電子ペーパーEPに非接触方式で接続され、固定電話機FPがパーソナルコンピュータPCにケーブル24により有線接続される。
なお、表示装置20として、ノート型パーソナルコンピュータやPDAと言った電話機40に接続する機能とドキュメント画像を表示する機能とを備えた種々な情報処理装置を用いることができる。
なお、表示装置20として、ノート型パーソナルコンピュータやPDAと言った電話機40に接続する機能とドキュメント画像を表示する機能とを備えた種々な情報処理装置を用いることができる。
また、表示装置20の種類とこれに接続する電話機40の種類の組み合わせは任意であり、また、表示装置20と電話機40との接続は接触接続と非接触接続とのいずれを採用してもよい。
なお、表示装置20と電話機40とを無線接続する場合には、他の不要な表示装置20との混信を避けるため、例えば1メートル以内程度の近距離範囲で接続する方式を用いるのが好ましく、例えば、電磁誘導通信方式、微弱電波通信方式、赤外線通信方式等を採用するのが好ましい。
なお、表示装置20と電話機40とを無線接続する場合には、他の不要な表示装置20との混信を避けるため、例えば1メートル以内程度の近距離範囲で接続する方式を用いるのが好ましく、例えば、電磁誘導通信方式、微弱電波通信方式、赤外線通信方式等を採用するのが好ましい。
そして、表示装置20と電話機40をこのような電磁誘導通信や微弱電波通信により非接触式で通信接続すると、図6に示すように、複数の表示装置20が存在する場合に、電話機20がこれら表示装置20の内の最も近距離に存する表示装置20と通信接続することができる。なお、このような択一的な接続を確実にするために、電話機20の接続方式として、接続が一旦確立すると他の接続を受け付けない機能を設けるのが好ましい。
特に、用紙と同様に扱える電子ペーパーEPにあっては、同じ場所に複数の電子ペーパーEPが存在することが想定されるため、このように最も近い表示装置20と通信接続するようにすれば、通話中に近くにある電子ペーパーEPを表示装置20として機能させることができる。
特に、用紙と同様に扱える電子ペーパーEPにあっては、同じ場所に複数の電子ペーパーEPが存在することが想定されるため、このように最も近い表示装置20と通信接続するようにすれば、通話中に近くにある電子ペーパーEPを表示装置20として機能させることができる。
本例のシステムでは、電子ペーパーEPとパーソナルコンピュータPCとによりドキュメント画像の同期表示を行う際に、これら電子ペーパーEPとパーソナルコンピュータPCとに通信ネットワークN上のドキュメントサーバSから必要なドキュメントを記憶させておく。
なお、この取得処理は、それぞれの電話機40を用いて行ってもよく、また、別途な手段により行ってもよい。
なお、この取得処理は、それぞれの電話機40を用いて行ってもよく、また、別途な手段により行ってもよい。
ドキュメントデータは、例えば図2に示すように、各ドキュメントデータがドキュメントIDにより識別され、更に、ドキュメントに含まれる各ページのデータがページIDにより識別されている。
したがって、これらIDにより指定することで、ドキュメントサーバSから必要なデータを取得することができ、また、電子ペーパーEPやパーソナルコンピュータPCに記憶保持されたドキュメントデータ及びドキュメントページデータを特定することができる。
したがって、これらIDにより指定することで、ドキュメントサーバSから必要なデータを取得することができ、また、電子ペーパーEPやパーソナルコンピュータPCに記憶保持されたドキュメントデータ及びドキュメントページデータを特定することができる。
図3には、本例に係る表示装置20と電話機40の機能的な構成を示してある。
表示装置20は、電話機40と接続するための接続通信部25、上記のようにドキュメントサーバS等から取得した必要なドキュメントデータを記憶保持するメモリ26、ユーザからの操作入力を受け付ける操作部27、ユーザ操作入力の通信処理を行う操作処理部28、ドキュメント画像を表示する表示部29、ユーザ操作入力に応じてメモリ26に記憶されたドキュメントデータを利用して表示部29へのドキュメント画像の表示処理を行う表示処理部30を備えている。
表示装置20は、電話機40と接続するための接続通信部25、上記のようにドキュメントサーバS等から取得した必要なドキュメントデータを記憶保持するメモリ26、ユーザからの操作入力を受け付ける操作部27、ユーザ操作入力の通信処理を行う操作処理部28、ドキュメント画像を表示する表示部29、ユーザ操作入力に応じてメモリ26に記憶されたドキュメントデータを利用して表示部29へのドキュメント画像の表示処理を行う表示処理部30を備えている。
接続通信部25は、上記のように接触式又は非接触式で電話機40とデータ通信可能に接続し、例えば、上記電子ペーパーEPでは通信部5により構成され、パーソナルコンピュータPCでは通信ケーブル端子や赤外線通信ポートにより構成される。
メモリ26は、電子データを読み書き自在に記憶し、例えば、上記電子ペーパーEPではメモリ6により構成され、パーソナルコンピュータPCではそのメモリにより構成される。
メモリ26は、電子データを読み書き自在に記憶し、例えば、上記電子ペーパーEPではメモリ6により構成され、パーソナルコンピュータPCではそのメモリにより構成される。
操作部27は、ユーザからのドキュメントID入力、ページID入力、手書き入力、ポインティング入力等を受け付け、例えば、上記電子ペーパーEPでは操作部9により構成され、パーソナルコンピュータPCではキーボード22やマウス23により構成される。
なお、手書き入力を受け付けるための操作部27として、例えば図4に示すように、ペン31による移動軌跡を入力するタッチパット32を表示装置20に外付けして設ける、或いは、透明なタッチパット32を表示部29上に重ねて設けて、表示部29に表示されたドキュメント画像中への手書き軌跡を受け付けるようにしてもよい。
なお、手書き入力を受け付けるための操作部27として、例えば図4に示すように、ペン31による移動軌跡を入力するタッチパット32を表示装置20に外付けして設ける、或いは、透明なタッチパット32を表示部29上に重ねて設けて、表示部29に表示されたドキュメント画像中への手書き軌跡を受け付けるようにしてもよい。
また、表示部29に表示されたドキュメント画像中でのポインティング位置は、マウス23によるクリック操作や、キーボード22や操作ボタン9によるカーソルの移動と決定操作により受け付けることができるが、タッチパット32上でのペン32のポインティング操作によっても受け付けることができる。
ここで、例えば図5に示すように、先端にタッチスイッチ31aを有したペンを用いて、タッチパット32の表面から数センチメートルの範囲でのペン32の移動軌跡を検出し、タッチスイッチ31aがタッチパット32の表面に押し付けられた位置を移動軌跡の終点やポインティング位置として受け付けるようにしてもよい。
また、特開2003−161603号公報や特願2003−2073号記載の3次元測定技法を用いてもよい。この場合は、空間全体の測定が可能となるので、その中から手書きを行う面を認識した上で測定を行う必要がある。
ここで、例えば図5に示すように、先端にタッチスイッチ31aを有したペンを用いて、タッチパット32の表面から数センチメートルの範囲でのペン32の移動軌跡を検出し、タッチスイッチ31aがタッチパット32の表面に押し付けられた位置を移動軌跡の終点やポインティング位置として受け付けるようにしてもよい。
また、特開2003−161603号公報や特願2003−2073号記載の3次元測定技法を用いてもよい。この場合は、空間全体の測定が可能となるので、その中から手書きを行う面を認識した上で測定を行う必要がある。
表示部29は、ドキュメント画像を書き換え可能に表示し、例えば、上記電子ペーパーEPでは表示部2により構成され、パーソナルコンピュータPCではディスプレイ装置21により構成される。
表示処理部30は、ユーザ操作入力に応じた態様で表示部29にドキュメント画像を表示し、例えば、上記電子ペーパーEPではプロセッサ7により構成され、パーソナルコンピュータPCではそのプロセッサにより構成される。
表示処理部30は、ユーザ操作入力に応じた態様で表示部29にドキュメント画像を表示し、例えば、上記電子ペーパーEPではプロセッサ7により構成され、パーソナルコンピュータPCではそのプロセッサにより構成される。
一方、電話機40は、表示装置20と接続するための表示装置20と対応した形式の接続通信部33、通信ネットワークNと接続するための回線通信部34、これら通信処理を制御する通信制御部35、通信ネットワークNを介して相手方の電話機から受信した音声を出力するスピーカ36、通信ネットワークNを介して相手方の電話機へ送信する音声を入力するマイクロホン37を備えている。
図1に例示するシステムでは、電子ペーパーEPと携帯電話機MPとが近距離の非接触形式で接続し、パーソナルコンピュータPCと固定電話機FPとがケーブル24を介した接触形式で接続しており、これら電子ペーパーEPとパーソナルコンピュータPCのメモリ26には同 一のドキュメントデータが記憶されている。
このような状態で、これら携帯電話機MPと固定電話機FPとが通信ネットワークNを介して通話接続され、電子ペーパーEPとパーソナルコンピュータPCとのいずれか一方で操作部27からユーザ操作が入力されると、当該操作入力に応じて次のような表示同期処理がなされる。
このような状態で、これら携帯電話機MPと固定電話機FPとが通信ネットワークNを介して通話接続され、電子ペーパーEPとパーソナルコンピュータPCとのいずれか一方で操作部27からユーザ操作が入力されると、当該操作入力に応じて次のような表示同期処理がなされる。
まず、一方(例えば、電子ペーパーEP)の表示装置20において、操作部27からドキュメントIDが入力された場合、当該ドキュメントIDは操作処理部28により表示処理部30に入力され、表示処理部30がメモリ26から該当するドキュメントデータを読み出してドキュメント画像を表示部29に表示する。
これと同時に、ドキュメントIDは操作処理部28により接続通信部25を介して接続された電話機40(携帯電話機MP)に送信され、電話機40では、ドキュメントIDを接続通信部33で受信し、通信制御部35が当該ドキュメントIDを回線通信部34により通話情報とともに通信ネットワークNを介して送信する。
これと同時に、ドキュメントIDは操作処理部28により接続通信部25を介して接続された電話機40(携帯電話機MP)に送信され、電話機40では、ドキュメントIDを接続通信部33で受信し、通信制御部35が当該ドキュメントIDを回線通信部34により通話情報とともに通信ネットワークNを介して送信する。
他方(例えば、パーソナルコンピュータPC)の表示装置20に接続された電話機(固定電話機FP)は、回線通信部34により通話情報とともにドキュメントIDを受信し、通信制御部35が、通話情報はスピーカ36から出力し、ドキュメントIDは接続通信部33を介して接続された表示装置(パーソナルコンピュータPC)に送信する。
当該表示装置20では、接続通信部25によりドキュメントIDを受信し、操作処理部28が当該ドキュメントIDを表示処理部30へ入力する。表示処理部30は、入力されたドキュメントIDに該当するドキュメントデータをメモリ26から読み出してドキュメント画像を表示部29に表示する。
当該表示装置20では、接続通信部25によりドキュメントIDを受信し、操作処理部28が当該ドキュメントIDを表示処理部30へ入力する。表示処理部30は、入力されたドキュメントIDに該当するドキュメントデータをメモリ26から読み出してドキュメント画像を表示部29に表示する。
したがって、電話機40間で通話通信中に少なくともいずれか一方の表示装置20にドキュメントIDが入力されると、当該表示装置20に該当するドキュメント画像が表示され、これと同期して、他方の表示装置20にも同一のドキュメント画像が表示される。
これによって、ユーザが通話により相手に必要なドキュメントを指示せずとも、両者が同じドキュメントを迅速に閲覧することができる。
特に、一方が電話をかけて表示装置にドキュメントを表示するという簡単な動作を行うだけで、他方の表示装置に自動的に同一の
ドキュメントが表示されることや、一方が手書きを行うだけで、他方の表示装置のドキュメント上に手書きの筆跡が表示されるなどの操作手順に見られるように、特別な指示動作を行うことなく簡単で自然な動作によってコミュニケーションを図ることが可能となる。
これによって、ユーザが通話により相手に必要なドキュメントを指示せずとも、両者が同じドキュメントを迅速に閲覧することができる。
特に、一方が電話をかけて表示装置にドキュメントを表示するという簡単な動作を行うだけで、他方の表示装置に自動的に同一の
ドキュメントが表示されることや、一方が手書きを行うだけで、他方の表示装置のドキュメント上に手書きの筆跡が表示されるなどの操作手順に見られるように、特別な指示動作を行うことなく簡単で自然な動作によってコミュニケーションを図ることが可能となる。
また、一方の表示装置20において、操作部27からドキュメント中のページIDが入力された場合、上記と同様な処理手順がなされ、当該ページIDが電話機40間の通話通信により他方の表示装置20に送信され、両方の表示装置20において同一のドキュメントページ画像が表示部29に表示される。
したがって、電話機40間で通話通信中に少なくともいずれか一方の表示装置20にページIDが入力されると、当該表示装置20に該当するドキュメントページ画像が表示され、これと同期して、他方の表示装置20にも同一のドキュメントページ画像が表示される。
これによって、ユーザが通話により相手に必要なページを指示せずとも、ページ捲りが同期してなされ、両者が同じドキュメントページを迅速に閲覧することができる。
したがって、電話機40間で通話通信中に少なくともいずれか一方の表示装置20にページIDが入力されると、当該表示装置20に該当するドキュメントページ画像が表示され、これと同期して、他方の表示装置20にも同一のドキュメントページ画像が表示される。
これによって、ユーザが通話により相手に必要なページを指示せずとも、ページ捲りが同期してなされ、両者が同じドキュメントページを迅速に閲覧することができる。
また、一方の表示装置20において、操作部27からドキュメント画像中への手書き等による追記が入力された場合、上記と同様な処理手順がなされ、当該追記データが電話機40間の通話通信により他方の表示装置20に送信され、両方の表示装置20において、表示処理部30のドキュメント表示処理により、同一の追記画像を含んだドキュメント画像が表示部29に表示される。
したがって、電話機40間で通話通信中に少なくともいずれか一方の表示装置20に表示しているドキュメント画像中への追記が入力されると、当該表示装置20に追記を含んだ態様でドキュメント画像が表示され、これと同期して、他方の表示装置20にも同一の追記を含んだドキュメント画像が表示される。
これによって、ユーザが通話により相手に加筆内容等を伝達せずとも、当該内容を正確に相手に伝えることができる。
したがって、電話機40間で通話通信中に少なくともいずれか一方の表示装置20に表示しているドキュメント画像中への追記が入力されると、当該表示装置20に追記を含んだ態様でドキュメント画像が表示され、これと同期して、他方の表示装置20にも同一の追記を含んだドキュメント画像が表示される。
これによって、ユーザが通話により相手に加筆内容等を伝達せずとも、当該内容を正確に相手に伝えることができる。
また、一方の表示装置20において、操作部27からドキュメント画像中へのポインティング等による位置指定が入力された場合、上記と同様な処理手順がなされ、当該位置指定データが電話機40間の通話通信により他方の表示装置20に送信され、両方の表示装置20において、表示処理部30のドキュメント表示処理により、同一の位置指定画像を含んだドキュメント画像が表示部29に表示される。
したがって、電話機40間で通話通信中に少なくともいずれか一方の表示装置20に表示しているドキュメント画像中へのポインティングが入力されると、当該表示装置20に位置指定画像を含んだ態様でドキュメント画像が表示され、これと同期して、他方の表示装置20にも同一の位置指定画像を含んだドキュメント画像が表示される。
これによって、ユーザが通話により相手にドキュメント中の必要箇所を伝達せずとも、当該箇所を正確に相手に伝えることができる。
したがって、電話機40間で通話通信中に少なくともいずれか一方の表示装置20に表示しているドキュメント画像中へのポインティングが入力されると、当該表示装置20に位置指定画像を含んだ態様でドキュメント画像が表示され、これと同期して、他方の表示装置20にも同一の位置指定画像を含んだドキュメント画像が表示される。
これによって、ユーザが通話により相手にドキュメント中の必要箇所を伝達せずとも、当該箇所を正確に相手に伝えることができる。
また、一方の表示装置20において、操作部27からドキュメントを消去する等の制御処理指示が入力された場合、上記と同様な処理手順がなされ、当該制御処理指示データが電話機40間の通話通信により他方の表示装置20に送信され、両方の表示装置20において、ドキュメント消去等の同一の制御処理がなされる。
したがって、電話機40間で通話通信中に少なくともいずれか一方の表示装置20に制御処理指示が入力されると、両方の表示装置20の表示装置20が同期して指示された制御処理を実行する。
したがって、電話機40間で通話通信中に少なくともいずれか一方の表示装置20に制御処理指示が入力されると、両方の表示装置20の表示装置20が同期して指示された制御処理を実行する。
EP:電子ペーパー(表示装置)、
PC:パーソナルコンピュータ(表示装置)、
MP:携帯電話機、 FP:固定電話機、
2:表示部、 3:処理部、
4:ドライバ、 5:通信部、
6:メモリ、 7:プロセッサ、
8:バッテリ、 9:操作部、
20:表示装置、 25:接続通信部、
26:メモリ、 27:操作部、
28:操作処理部、 29:表示部、
30:表示処理部、 33:接続通信部、
34:回線通信部、 35:通信制御部、
36:スピーカ、 37:マイクロホン、
40:電話機、
PC:パーソナルコンピュータ(表示装置)、
MP:携帯電話機、 FP:固定電話機、
2:表示部、 3:処理部、
4:ドライバ、 5:通信部、
6:メモリ、 7:プロセッサ、
8:バッテリ、 9:操作部、
20:表示装置、 25:接続通信部、
26:メモリ、 27:操作部、
28:操作処理部、 29:表示部、
30:表示処理部、 33:接続通信部、
34:回線通信部、 35:通信制御部、
36:スピーカ、 37:マイクロホン、
40:電話機、
Claims (11)
- それぞれ電話機に接続された複数の表示装置間で、電話機による通信により表示装置が表示するドキュメント画像に係るデータを通信する表示同期システムであって、
前記電話機は、
回線接続するための回線接続手段と、
表示装置とデータ通信接続するための接続通信手段と、を備え、
前記表示装置は、
電話機とデータ通信接続するための接続通信手段と、
ユーザからの操作入力を受け付ける操作手段と、
当該操作手段により受け付けた操作入力データを前記電話機を介して送信し、当該電話機を介して送信されてきた操作入力データを受信する操作処理手段と、
ドキュメントデータを保持する記憶手段と、
ドキュメント画像を表示する表示手段と、
前記受信した操作入力データに応じた態様で、前記記憶手段に保持するドキュメントデータに基づいて前記表示手段にドキュメント画像を表示する表示処理手段と、を備えたことを特徴とする表示同期システム。 - 請求項1に記載の表示同期システムにおいて、
前記操作入力データは、ドキュメントを識別するための情報であり、
前記表示処理手段は、受信したドキュメント識別情報に該当するドキュメントデータに基づいて前記表示手段にドキュメント画像を表示することを特徴とする表示同期システム。 - 請求項1に記載の表示同期システムにおいて、
前記操作入力データは、ドキュメント中のページを識別するための情報であり、
前記表示処理手段は、受信したドキュメントページ識別情報に該当するドキュメントデータに基づいて前記表示手段にドキュメントのページ画像を表示することを特徴とする表示同期システム。 - 請求項1に記載の表示同期システムにおいて、
前記操作入力データは、表示されているドキュメント画像中への追記情報であり、
前記表示処理手段は、受信した追記情報に基づく追記画像を表示しているドキュメント画像中に表示することを特徴とする表示同期システム。 - 請求項1に記載の表示同期システムにおいて、
前記操作入力データは、表示されているドキュメント画像中での位置指定情報であり、
前記表示処理手段は、受信した位置指定情報に基づく位置指定画像を表示しているドキュメント画像中に表示することを特徴とする表示同期システム。 - 請求項1に記載の表示同期システムにおいて、
前記操作入力データは、他方の表示装置の操作を制御する制御情報であることを特徴とする表示同期システム。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の表示同期システムにおいて、
前記表示装置と電話機に設けられた接続通信手段は、近距離範囲で非接触式で通信接続する手段であることを特徴とする表示同期システム - 請求項7に記載の表示同期システムにおいて、
前記表示装置と電話機に設けられた接続通信手段は、電磁誘導又は微弱電波により非接触式で通信接続する手段であり、
当該電話機は、複数の表示装置の内の最も近距離に存する表示装置と通信接続することを特徴とする表示同期システム。 - 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の表示同期システムにおいて、
前記表示装置は、表示手段としてドキュメント画像を無電源状態で表示保持する表示部を備えた電子ペーパーであることを特徴とする表示同期システム。 - それぞれ電話機に接続された複数の表示装置間で、電話機による通信により表示装置が表示するドキュメント画像に係るデータを通信する表示同期方法であって、
一方の表示装置が、ユーザから操作入力を受け付け、当該操作入力データを自己に接続された電話機を介して送信し、
他方の表示装置が、自己に接続された電話機を介して操作入力データを受信し、受信した操作入力データに応じた態様でドキュメント画像を表示することを特徴とする表示同期方法。 - 請求項10に記載の表示同期方法において、
前記一方と他方の表示装置に、ドキュメント画像を表示するための同一のドキュメントデータを予め保持させていることを特徴とする表示同期方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004230464A JP2006050388A (ja) | 2004-08-06 | 2004-08-06 | 表示同期システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004230464A JP2006050388A (ja) | 2004-08-06 | 2004-08-06 | 表示同期システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006050388A true JP2006050388A (ja) | 2006-02-16 |
Family
ID=36028399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004230464A Pending JP2006050388A (ja) | 2004-08-06 | 2004-08-06 | 表示同期システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006050388A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007132513A1 (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Fujitsu Limited | 情報表示システム及び情報表示方法 |
JP2009146182A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 通信方式制御システム |
-
2004
- 2004-08-06 JP JP2004230464A patent/JP2006050388A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007132513A1 (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Fujitsu Limited | 情報表示システム及び情報表示方法 |
JPWO2007132513A1 (ja) * | 2006-05-15 | 2009-09-17 | 富士通株式会社 | 情報表示システム及び情報表示方法 |
JP2009146182A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 通信方式制御システム |
US8312156B2 (en) | 2007-12-14 | 2012-11-13 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Communication method control system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102082417B1 (ko) | 이동 단말기 및 그 제어 방법 | |
US20200150917A1 (en) | Method and device for sharing content | |
CN103577066B (zh) | 电子装置和使用电子装置的电子笔记系统 | |
EP1785818A2 (en) | Apparatus and method for recognizing and transmitting handwritten data in a mobile communication terminal | |
KR20160041693A (ko) | 이동 단말기 | |
KR20140095635A (ko) | 커버, 이를 이용하는 전자 장치 및 그 동작 방법 | |
US20220005241A1 (en) | Content Editing Method and Terminal | |
CN104133632B (zh) | 用于保护所显示的对象的便携式终端和方法 | |
KR101641424B1 (ko) | 단말기 및 그 동작 방법 | |
KR20150092560A (ko) | 이동단말기 및 그 제어방법 | |
KR101667727B1 (ko) | 이동 단말기 및 이의 제어방법 | |
KR101672215B1 (ko) | 휴대 단말기 및 그 동작 방법 | |
KR20170069597A (ko) | 화상형성장치, 휴대용 디스플레이 장치, 인쇄 제어 방법 및 디스플레이 방법 | |
JP2006050388A (ja) | 表示同期システム | |
JP2005267173A (ja) | 電子ペーパーシステム | |
JP2003256190A (ja) | 情報処理装置 | |
JP2005227899A (ja) | 情報通信端末 | |
KR101699742B1 (ko) | 메시지 송수신기능을 구비한 전자 장치, 그 시스템 및 그 동작 제어방법 | |
JP2002335172A (ja) | 携帯表示装置 | |
KR20150137436A (ko) | 이동단말기 및 그 제어방법 | |
KR20160073679A (ko) | 이동 단말기 및 그 제어 방법 | |
JP2006065600A (ja) | コンテンツ提供システム | |
JP2006039834A (ja) | フォルダ型データ処理装置 | |
KR20150135931A (ko) | 이동 단말기 및 그 제어방법 | |
KR20170087357A (ko) | 이동 단말기 및 그 제어 방법 |