JP2006050288A - シフト回路、シフトレジスタ回路および表示装置 - Google Patents

シフト回路、シフトレジスタ回路および表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カレントミラー回路を基本とする回路構成を採る場合、VDD−CK,XCK間に常にリーク電流が流れることになるため消費電力が高くなる。
【解決手段】VSS−Vin振幅のクロックパルスCKをVSS−VDDの出力パルスOUTにレベルシフトするレベルシフト部11Aにおいて、NMOSトランジスタn11およびPMOSトランジスタp11からなる相補性回路21を基本回路とし、レベルシフト駆動時にNMOSトランジスタn11のゲートにはクロックパルスCKを与える一方、PMOSトランジスタp11のゲートには容量素子CapによるカップリングによってクロックパルスCKを電源電位Vdd側に相対的にシフトさせたクロックパルスを与えることで、NMOSトランジスタn11およびPMOSトランジスタp11がオフすべきタイミングでは確実にオフ状態にし、リーク電流が流れないようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、シフト回路、シフトレジスタ回路および表示装置に関し、特にレベルシフト機能付きシフト回路、当該シフト回路を複数段縦続接続してなるシフトレジスタ回路および当該シフトレジスタ回路を駆動回路の一部に用いた表示装置に関する。
シフトレジスタ回路の各転送段(シフト段)として用いられるシフト回路として、動作の基準となるクロックパルスを第1の振幅から第2の振幅にレベルシフト(レベル変換)するレベルシフト機能付きのシフト回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のシフトレジスタ回路は、表示装置や撮像装置に用いられるスキャナを構成するシフトレジスタ回路として用いられる。
図41は、レベルシフト機能付きシフト回路の構成の一例を示す回路図である。図41に示すように、本例に係るシフト回路100は、カレントミラー回路101を基本回路とする構成となっている。カレントミラー回路101は、ゲートが相互に接続されたNchMOSトランジスタ(以下、「NMOSトランジスタ」と略記する)n101,n102からなり、一方のNMOSトランジスタn101がゲートとドレインが共通接続されたダイオード接続となっている。NMOSトランジスタn101,n102の各ソースには、低電圧振幅(例えば、0[V]−3[V])の逆相のクロックCK,xCKがそれぞれ入力される。
カレントミラー回路101において、NMOSトランジスタn102のドレイン出力がVSS−VDDの高電圧振幅(例えば、0[V]−8[V])を有し、インバータ102で反転後転送パルスOUTとして出力される。NMOSトランジスタn101,n102の各ドレインと電源電位VDDとの間には、PchMOSトランジスタ(以下、「PMOSトランジスタ」と略記する)p101,p102がそれぞれ接続されている。
NMOSトランジスタn101のドレインと電源電位VSSとの間には、NMOSトランジスタn103,n104が直列に接続されている。NMOSトランジスタn103のゲートには、転送パルスINがインバータ103で反転されて与えられる。NMOSトランジスタn104のゲートには、NMOSトランジスタn102のドレイン出力が直接与えられる。
PMOSトランジスタp101のゲートで電源電位VDDとの間には、PMOSトランジスタp103,p104が直列に接続されている。PMOSトランジスタp102のゲートで電源電位VDDとの間には、PMOSトランジスタp105,p106が直列に接続されている。NMOSトランジスタn102のドレイン(PMOSトランジスタp102のドレイン)と電源電位VDDとの間には、PMOSトランジスタp107,p108が並列に接続されている。
PMOSトランジスタp103,p105,p107の各ゲートには、インバータ102で反転後のNMOSトランジスタn102のドレイン出力、即ち転送パルスOUTが与えられる。PMOSトランジスタp104,p106,p108の各ゲートには、転送パルスINが直接与えられる。
PMOSトランジスタp101のゲートには、互いに並列に接続されたNMOSトランジスタn105,n106を介してクロックパルスxCKが与えられる。PMOSトランジスタp102のゲートには、互いに並列に接続されたNMOSトランジスタn107,n108を介してクロックパルスCKが与えられる。NMOSトランジスタn105,n107の各ゲートには、転送パルスINが直接与えられる。NMOSトランジスタn106,n108の各ゲートには、転送パルスOUTが与えられる。
NMOSトランジスタn103のゲートと電源電位VDDとの間、NMOSトランジスタn102のドレイン(PMOSトランジスタp102のドレイン)と電源電位VDDとの間には、PMOSトランジスタp109,p110がそれぞれ接続されている。PMOSトランジスタp109,p110の各ゲートには、Lowアクティブのリセットパルスrstが与えられる。
上述した回路構成から明らかなように、本従来例に係るシフト回路100は、カレントミラー回路101を用いたカレントミラー型レベルシフト回路とクロック抜きシフト回路とを組み合わせた構成となっており、転送パルスINがHighまたは転送パルスOUTがHighのときに当該レベルシフト回路が動作するようになっている。
特開2002−287711号公報
上記構成の従来例に係るレベルシフト機能付きシフト回路100では、カレントミラー回路101を基本とする回路構成となっていることから、電源電位VDDとクロックパルスCK,XCKの間(図中点線の矢印で示した部分)にレベルシフト回路駆動時に常にリーク電流(貫通電流)が流れることになるため、このリーク電流が本シフト回路100の消費電力を高める原因となっていた。
また、VDD−CK,XCK間にリークがあることで、クロックパルスCK,xCKには当該リークを吸収するための出力能力が要求されるため、クロックパルスCK,xCKの負担が大きく、さらにはカレントミラー回路101を構成する対のNMOSトランジスタn101,n102の特性が同じである必要があるため、トランジスタ特性のばらつきに弱いという課題もある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、消費電力を低減できるとともに、トランジスタ特性のばらつきに強く、しかもクロックパルスへの負担が小さいシフト回路、当該シフト回路を複数段縦続接続してなるシフトレジスタ回路および当該シフトレジスタ回路を駆動回路の一部として搭載した表示装置を提供することにある。
本発明によるシフト回路は、制御パルスがアクティブ状態のときに、クロックパルスを第1の振幅から第2の振幅にレベルシフトして出力するレベルシフト手段と、前記制御パルスを発生する制御パルス発生手段とを備え、
前記レベルシフト手段が、
第1の電源電位と第2の電源電位との間に直列に接続された互いに逆導電型の第1,第2のトランジスタと、前記クロックパルスが入力されるクロック端子と、前記クロック端子と前記第1のトランジスタのゲートとの間に接続され、前記制御パルスがアクティブ状態のときにオン状態となる第1のスイッチ手段と、前記第2の電源電位と前記第2のトランジスタのゲートとの間に接続され、前記制御パルスがアクティブ状態のときにオフ状態となる第2のスイッチ手段と、前記クロック端子と前記第2のトランジスタのゲートとの間に接続された容量素子とを有する構成となっている。
上記構成のレベルシフト機能付きシフト回路において、制御パルスがアクティブ状態のときに、第1のスイッチ手段がオン状態になることにより、当該第1のスイッチ手段を通してクロック端子から第1のトランジスタのゲートにクロックパルスが与えられると同時に、第2のスイッチ手段がオフ状態となることにより、第2のトランジスタのゲートへの第2の電源電位の供給が遮断され、当該第2のトランジスタのゲートがフローティング状態となるとともに、第2のトランジスタのゲートに容量素子によるカップリングによってクロックパルスが伝達される。
このとき、第1,第2のトランジスタの各ゲートに与えられるクロックパルスは同位相であるが、第2のトランジスタのゲートに与えられるクロックパルスの高レベル側の電位が第2の電源電位となり、第1のトランジスタのゲートに与えられるクロックパルスの高レベル側の電位を相対的にシフトさせたものとなる。また、クロックパルスの振幅は、第1,第2のトランジスタの閾値Vthよりも大きな値である。これにより、第1,第2のトランジスタは、オフすべきタイミングでは上記ゲート電位の関係から確実にオフ状態となる。したがって、第1,第2のトランジスタからなる相補性回路において、これらトランジスタのオフ時のリークを確実に防ぐことができる。
本発明によれば、レベルシフト部におけるオフ時のリークを確実に防ぐことができるため消費電力を低減でき、しかもカレントミラー回路を用いない回路構成を採っているためトランジスタ特性のばらつきに強いシフト回路を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るシフト回路の回路構成を示す回路図である。本実施形態に係るシフト回路10は、レベルシフト部11および制御パルス発生部12を有する構成となっている。
レベルシフト部11は、制御パルス発生部12から与えられる制御パルスNSWがアクティブ状態のときに、クロックパルスCKをVSS−Vin振幅(例えば、0[V]−3[V]振幅)からVSS−VDD振幅(例えば、0[V]−8[V]振幅)にレベルシフトして出力パルスOUTとして出力する。なお、クロックパルスCKのHigh電位Vinは、トランジスタの閾値Vthよりも大きい必要がある(VDD>Vin>Vth)。制御パルス発生部12は、クロックパルスCKの1周期分だけアクティブ状態になるパルスを発生し、レベルシフト部11に制御パルスNSWとして与える。
図2に、クロックパルスCK、制御パルス発生部12の入力パルスIN、制御パルスNSW、当該制御パルスNSWの逆相制御パルスPSWおよび出力パルスOUTのレベル関係およびタイミング関係を示す。
ここで、レベルシフト部11および制御パルス発生部12の各々の具体的な回路構成の実施例について説明する。先ず、レベルシフト部11について説明する。
(レベルシフト部11の実施例1)
図3は、実施例1に係るレベルシフト部(LS1)11Aの構成を示す回路図である。図3に示すように、本実施例1に係るレベルシフト部11Aは、相補性回路21、第1〜第3のスイッチ回路22〜24、容量素子Capおよびバッファ25を有するとともに、クロック端子26、制御端子27および出力端子28を備えた構成となっている。
相補性回路21は、電源電位VSSと電源電位VDDとの間に直列に接続された互いに逆導電型の第1,第2のトランジスタ、即ちNMOSトランジスタn11とPMOSトランジスタp11とから構成されている。これらNMOSトランジスタn11およびPMOSトランジスタp11の各ドレインは、バッファ25を介して回路出力端子28に接続されている。
第1のスイッチ回路22は、NMOSトランジスタn12によって構成されており、当該NMOSトランジスタn12のドレインがクロック端子26に、ソースがNMOSトランジスタn11のゲートに、ゲートが制御端子27にそれぞれ接続されている。クロック端子26は、VSS−Vin振幅(例えば、0[V]−3[V]振幅)のクロックパルスCKを入力とする。制御端子27は、制御パルス発生部12で発生される、クロックパルスCKの1周期分だけアクティブ状態(High電位=電源電位VDD)になる制御パルスNSWを入力とする。
第2のスイッチ回路23は、電源電位VDDとPMOSトランジスタp11のゲートとの間に接続され、制御パルスNSWをゲート入力とするPMOSトランジスタp12によって構成されている。この第2のスイッチ回路23は、制御パルスNSWがアクティブ状態(High電位)のときにオフ状態となることで、電源電位VDDとPMOSトランジスタp11のゲートとの電気的な接続を遮断し、PMOSトランジスタp11のゲートをフローティング状態にする。
第3のスイッチ回路24は、電源電位VDDとNMOSトランジスタn11のゲートとの間に接続され、制御パルスNSWをゲート入力とするPMOSトランジスタp15によって構成されている。この第3のスイッチ回路24は、制御パルスNSWがアクティブ状態のときにオフ状態となることで、電源電位VDDとNMOSトランジスタn11のゲートとの電気的な接続を遮断する。
容量素子Capは、クロック端子26とNMOSトランジスタn11のゲートとの間に接続されている。これにより、クロックパルスCKは、容量素子CapによるカップリングによってPMOSトランジスタp11のゲートに伝達されることになる。
バッファ25は、例えばインバータバッファ回路からなる。ただし、このバッファ25は必須のものではなく、必要に応じて配置されることになる。
続いて、上記構成の本実施例1に係るレベルシフト部11Aの回路動作について、図4のタイミングチャートを用いて説明する。
先ず、制御パルスNSWがLow電位(電源電位VSS)のとき、NMOSトランジスタn12がオフ状態、PMOSトランジスタp12,p13がオン状態となるため、クロックパルスCKの論理状態によらず、ノードA(PMOSトランジスタp11のゲート)の電位VAおよびノードB(NMOSトランジスタn11の)ゲートの電位VBは電源電位VDDである。したがって、PMOSトランジスタp11がオフ、NMOSトランジスタn11がオンとなるため、出力パルスOUTは電源電位VSSとなる。
制御パルスNSWがHigh電位(電源電位VDD)のとき、即ち本レベルシフト部11Aの駆動状態では、NMOSトランジスタn12がオン状態、PMOSトランジスタp12,p13がオフ状態となるため、ノードAはフローティング状態になり、容量素子Capを通してクロックパルスCKのカップリングを受ける。ノードBには、NMOSトランジスタn12を通してクロックパルスCKが与えられる。
ここで、制御パルスNSWがアクティブ状態(High電位)となるのは、クロックパルスCKの1周期分の期間であり、当該1周期分だけ本レベルシフト部11Aを駆動させることになる。この1周期におけるノードBのクロック振幅はVSS/Vin、ノードAのクロック振幅はVDD−Vin/VDDとなり、しかもノードA,Bに印加されるクロックが同位相である。
これにより、PMOSトランジスタp11およびNMOSトランジスタn11は、オフすべきタイミングでは、ノードA,Bの各電位VA,VBの関係から確実にオフ状態となる。したがって、PMOSトランジスタp11およびNMOSトランジスタn11からなる相補性回路21において、これらMOSトランジスタp11,n11のオフ時のリークを確実に防ぎつつ、クロックパルスCKをVSS−VDD振幅の出力パルスOUTにレベルシフト(レベル変換)することができる。
上述したように、VSS−Vin(例えば、0[V]−3[V])振幅のクロックパルスCKをVSS−VDD(例えば、0[V]−8[V])振幅の出力パルスOUTにレベルシフトするレベルシフト部11Aにおいて、NMOSトランジスタn11およびPMOSトランジスタp11からなる相補性回路21を基本回路とし、レベルシフト駆動時にNMOSトランジスタn11のゲートにはクロックパルスCKを与える一方、PMOSトランジスタp11のゲートには容量素子CapによるカップリングによってクロックパルスCKを電源電位VDD側に相対的にシフトさせたクロックパルスを与えることにより、NMOSトランジスタn11およびPMOSトランジスタp11がオフすべきタイミングでは確実にオフ状態になるため、相補性回路21にリーク電流が流れることはない。
このように、レベルシフト部11Aにリーク電流が流れなくなることにより、シフト回路10の低消費電力化を実現できる。また、逆導電型のトランジスタからなる相補性回路21を基本回路としていることにより、リーク電流がなく、常にトランジスタの飽和領域で駆動することになるため、カレントミラー回路を基本回路とする従来例に係るレベルシフト回路で見られるようなトランジスタ特性(閾値Vthやドレイン−ソース電流Ids等)のばらつきに強い、即ちトランジスタ特性のバラツキによる回路性能が大きく左右されないレベルシフト部11Aを実現できる。しかも、電源電位VDDとクロックパルスCKとの間にリークがないため、クロックパルスCKへの負担を軽減できる。
ただし、実施例1に係るレベルシフト部11Aの回路構成では、制御パルスNSWがLow電位で、ノードAが電源電位VDDに固定となるときにも、容量素子Capを通してクロックパルスCKのカップリングがノードAにおよぶ懸念がある。このカップリングの影響により、ノードAの電位VAが揺れ、その電位の揺れが出力パルスOUTに例えばヒゲ状のノイズとして現れる可能性がある。これを改善した回路構成が実施例2に係るレベルシフト部11Bである。
(レベルシフト部11の実施例2)
図5は、実施例2に係るレベルシフト部(LS2)11Bの構成を示す回路図であり、図3と同等部分には同一符号を付して示している。
本実施例2に係るレベルシフト部11Bは、実施例1に係るレベルシフト部11Aの構成要素に加えて、第4のスイッチ回路31および第5のスイッチ回路32を有する構成となっている。第4のスイッチ回路31は、クロック端子26と容量素子Capの一端との間に接続され、制御パルスNSWをゲート入力とするNMOSトランジスタn13によって構成されている。第5のスイッチ回路32は、電圧端子33と容量素子Capの一端との間に接続され、制御パルスNSWをゲート入力とするPMOSトランジスタp14によって構成されている。電圧端子33は、一定電圧Vinを入力とする。
続いて、上記構成の本実施例2に係るレベルシフト部11Bの回路動作について、図6のタイミングチャートを用いて説明する。基本的な回路動作は、実施例1に係るレベルシフト部11Aの回路動作と同じであるため、ここでは、新たに追加された第4,第5のスイッチ回路31,32の動作を中心に説明するものとする。
第4のスイッチ回路31において、NMOSトランジスタn13は、制御パルスNSWがアクティブ状態(High電位=電源電位VDD)のときにオン状態となってクロックパルスCKをノードC(キャパシタCapの一端)に供給する一方、制御パルスNSWが非アクティブ状態(Low電位=電源電位VSS)のときにはオフ状態となり、クロック端子26と容量素子Capとの間の電気的な接続を遮断することで、クロックパルスCKの影響がノードAにおよばないようにする。
また、第5のスイッチ回路32において、PMOSトランジスタp14は、制御パルスNSWがアクティブ状態のときにオフ状態となって電圧端子33とノードCとの間の電気的な接続を遮断する一方、制御パルスNSWが非アクティブ状態のときにはオン状態となり、電圧端子33とノードCとの間を電気的に接続することで、ノードCの電位VCを一定電位Vinに固定する。
上述したように、実施例2に係るレベルシフト部11Bでは、制御パルスNSWが非アクティブ状態のときに、クロック端子26とノードCとの間の電気的な接続を遮断するとともに、ノードCの電位VCを一定電位Vinに固定することにより、容量素子Capを通してクロックパルスCKのカップリングがノードAにおよぶのを阻止することができるため、ノードAの電位VAの揺れに起因するヒゲ状のノイズが出力パルスOUTに現れることはない。
ここで、NMOSトランジスタn12,n13のオン抵抗について考察する。NMOSトランジスタn12,n13は、制御パルスNSWがアクティブ状態のときにクロックパルスCKをノードB,Cに供給するためのスイッチである。このクロックパルスCKの供給期間はクロックパルスCKの1周期分に当たるため、スイッチ回路22,31には、クロックパルスCKのHigh側電位VinとLow側電位VSSを十分に供給するための能力が必要である。しかし、スイッチ回路22,31をNMOSトランジスタn12,n13単独で構成すると、オン時のゲート電圧VDDに対してクロックパルスCKのHigh側電位Vin時の方がオン抵抗が高くなってしまう。
続いて、ゲート−ドレイン間またはゲート−ソース間カップリングについて考察する。制御パルスNSWがアクティブ状態(電源電位VDD)から非アクティブ状態(電源電位VSS)に遷移するときに、ゲート−ドレイン間カップリングまたはゲート−ソース間カップリングがある。このカップリングによる飛込みによって回路が誤動作を起こす懸念がある。
このような、NMOSトランジスタn12,n13のオン抵抗およびゲート−ドレイン間またはゲート−ソース間カップリングに関する懸念を改善した回路構成が実施例3に係るレベルシフト部11Cである。
この実施例2に係るレベルシフト部11Bをレベルシフト部11として用いた場合のシフト回路10の構成を、第1実施形態の変形例1に係るシフト回路10Aとして図7に示す。
(レベルシフト部11の実施例3)
図8は、実施例3に係るレベルシフト部(LS3)11Cの構成を示す回路図であり、図5と同等部分には同一符号を付して示している。
本実施例3に係るレベルシフト部11Cは、スイッチ回路22,23,24,31,32をCMOSスイッチを用いて構成している点で本実施例2に係るレベルシフト部11Bと相違している。すなわち、スイッチ回路22は、互いに並列接続されたNMOSトランジスタn21およびPMOSトランジスタp21によって構成され、NMOSトランジスタn21のゲートに制御端子27を介して入力される制御パルスNSWが、PMOSトランジスタp21のゲートに制御端子34を介して入力される制御パルスNSWと逆相の制御パルスPSWがそれぞれ印加されるようになっている。
スイッチ回路23は、互いに並列接続されたNMOSトランジスタn22およびPMOSトランジスタp22によって構成され、NMOSトランジスタn22のゲートに逆相の制御パルスPSWが、PMOSトランジスタp22のゲートに正相の制御パルスNSWがそれぞれ印加されるようになっている。スイッチ回路24は、互いに並列接続されたNMOSトランジスタn23およびPMOSトランジスタp23によって構成され、NMOSトランジスタn23のゲートに逆相の制御パルスPSWが、PMOSトランジスタp23のゲートに正相の制御パルスNSWがそれぞれ印加されるようになっている。
スイッチ回路31は、互いに並列接続されたNMOSトランジスタn24およびPMOSトランジスタp24によって構成され、NMOSトランジスタn24のゲートに正相の制御パルスNSWが、PMOSトランジスタp24のゲートに逆相の制御パルスPSWがそれぞれ印加されるようになっている。スイッチ回路32は、互いに並列接続されたNMOSトランジスタn25およびPMOSトランジスタp25によって構成され、NMOSトランジスタn25のゲートに逆相の制御パルスPSWが、PMOSトランジスタp25のゲートに正相の制御パルスNSWがそれぞれ印加されるようになっている。
図9は、実施例3に係るレベルシフト部11Cの回路動作の説明に供するタイミングチャートである。本実施例3に係るレベルシフト部11Cの場合には、制御パルスNSWと逆相の制御パルスPSWが追加されることになる。
上述したように、実施例3に係るレベルシフト部11Cでは、スイッチ回路22,31をCMOSスイッチを用いて構成したことにより、当該スイッチ回路22,31をNMOSトランジスタ単独で構成した場合における当該NMOSトランジスタのオン抵抗に関する懸念、即ちオン時のゲート電圧VDDに対してクロックパルスCKのHigh側電位Vin時の方がオン抵抗が高くなるという懸念を、PMOSトランジスタp21,p24の作用によって解消することができる。
また、スイッチ回路23,24,32をCMOSスイッチで構成したことにより、当該スイッチ回路23,24,32をNMOSトランジスタ単独で構成した場合におけるゲート−ドレイン間またはゲート−ソース間カップリングに起因する懸念、即ちカップリングによる飛込みによって回路が誤動作を起こすという懸念を、PMOSトランジスタp22,p23,p25の作用によって解消することができる。
なお、本実施例3では、スイッチ回路22,23,24,31,32をCMOSスイッチで構成することで上記の各懸念を解消するとしたが、この解消策は必ず必要なものでなく、回路定数や駆動条件(各種電圧設定値)によって上記の各懸念に対する対策箇所の必要性を検討し、対策の有無を選択するようにすることも可能である。
この実施例3に係るレベルシフト部11Cをレベルシフト部11として用いた場合のシフト回路10の構成を、第1実施形態の変形例2に係るシフト回路10Bとして図10に示す。
次に、制御パルスNSW(逆相制御パルスPSW)を発生する制御パルス発生部12について説明する。
制御パルスNSWは、先述したクロックパルスCKの1周期分だけアクティブ(High電位)になるパルス信号である。このような制御パルスNSWを生成する方法として、次の2つの方法が考えられる。
ここでは、本実施形態に係るシフト回路10を例えばシフトレジスタ回路の各シフト段(転送段)として用いる場合を前提として説明するものとする。第1の方法は、シフトレジスタ回路における自身段入力と自身段出力とを利用する方法であり、これを実施例1として説明する。第2の方法は、シフトレジスタ回路における自身段入力と次段出力を利用する方法であり、これを実施例2,3,4として説明する。
(制御パルス発生部12の実施例1)
図11は、実施例1に係る制御パルス発生部(APGa)12Aの構成を示すブロック図である。
図11に示すように、本実施例1に係る制御パルス発生部12Aは、NOR回路41、インバータ回路42およびリセット回路43を有し、2つの入力端子44,45、2つの出力端子46,47およびリセット端子48を備えた構成となっている。入力端子44は、クロックパルスCKと同じパルス幅の入力パルスIN1を入力とする。この入力パルスIN1は、シフトレジスタ回路における自身段の入力パルスに相当する。入力端子45は、入力パルスIN1に対してクロックパルスCKの1/2周期だけ位相がずれた入力パルスIN2を入力とする。この入力パルスIN2は、シフトレジスタ回路における自身段の出力パルスに相当する。
NOR回路41は、入力パルスIN1と入力パルスIN2との否定論理和をとる。インバータ回路42は、NOR回路41の出力パルスを反転することで正相の制御パルスNSWを生成し、出力端子46を通して出力する。また、NOR回路41の出力パルスは、そのまま出力端子47を通して逆相の制御パルスPSWとして出力される。この逆相の制御パルスPSWは、レベルシフト部11が実施例3に係るレベルシフト部11Cの場合に必要となる。図12に、入力パルスIN1,IN2および制御パルスNSW,PSWのタイミング関係を示す。
リセット回路43は、電源電位VDDとNOR回路41の出力端(インバータ回路42の入力端)との間に接続され、リセット端子48を介して入力されるリセットパルスrstをゲート入力とするPMOSトランジスタp30によって構成されている。このリセット回路43では、リセットパルスrstがLow電位になることで、PMOSトランジスタp30がオン状態となってNOR回路41の出力端電位(インバータ回路42の入力端電位)を電源電位VDDにするリセット動作が行われる。
図13は、NOR回路41の構成の一例を示す回路図である。図13に示すように、本例に係るNOR回路41は、電源電位VDDと出力ノードNoutとの間に直列に接続され、入力パルスIN1,IN2をゲート入力とするPMOSトランジスタp31,p32と、出力ノードNoutと電源電位VSSとの間に並列に接続され、入力パルスIN1,IN2をゲート入力とするNMOSトランジスタn31,n32とによって構成されている。ただし、NOR回路41としてはこの構成に限られるものではない。
図14は、インバータ回路42の構成の一例を示す回路図である。図14に示すように、本例に係るインバータ回路42は、電源電位VDDと電源電位VSSとの間に直列に接続され、ゲート同士およびドレイン同士がそれぞれ共通に接続されたPMOSトランジスタp33およびNMOSトランジスタn33からなるCMOSインバータ構成となっている。ただし、インバータ回路42としてはこの構成に限られるものではない。
この実施例1に係る制御パルス発生部12Aは、第1実施形態に係るシフト回路10(図1)、その変形例1に係るシフト回路10A(図7)、その変形例2に係るシフト回路10B(図10)において、制御パルス発生部12として用いられる。
(制御パルス発生部12の実施例2)
図15は、実施例2に係る制御パルス発生部(APGb1)12B1の構成を示すブロック図である。
図15に示すように、本実施例2に係る制御パルス発生部12B1は、切り替え回路51、ラッチ回路52およびリセット回路53を有し、2つの入力端子54,55、2つの出力端子56,57およびリセット端子58を備えた構成となっている。入力端子54は、クロックパルスCKと同じパルス幅の入力パルスPRINを入力とする。この入力パルスPRINは、シフトレジスタ回路における自身段の入力パルスに相当する。入力端子55は、入力パルスIN1(PRIN)に対してクロックパルスCKの1周期だけ位相がずれた入力パルスNXINを入力とする。この入力パルスNXINは、シフトレジスタ回路における次段の出力パルスに相当する。
切り替え回路51は、電源電位VDDと電源電位VSSとの間に直列に接続されたPMOSトランジスタp41およびNMOSトランジスタn41と、インバータ回路511とを有する構成となっている。PMOSトランジスタp41のゲートには、入力パルスPRINがインバータ回路511で反転されて与えられる。NMOSトランジスタn41のゲートには、入力パルスNXINが直接与えられる。この切り替え回路51は、入力パルスPRIN/NXINによって制御パルスNSWのLow側電位VSSとHigh側電位VDDとの切り替えを行う。
ラッチ回路52は、一方の出力端子56(切り替え回路51の出力端)に入力端が、他方の出力端子57に出力端がそれぞれ接続されたインバータ回路521と、当該インバータ回路521に対して逆向きに並列接続されたインバータ回路522とによって構成されている。このラッチ回路52は、切り替え回路51の出力端電位をラッチすることで、Low側電位VSS/High側電位VDDを維持する。
切り替え回路51の出力端電位は、そのまま出力端子56から正相の制御パルスNSWとして出力されるとともに、ラッチ回路52を経由して出力端子57から逆相の制御パルスPSWとして出力される。この逆相の制御パルスPSWは、レベルシフト部11が実施例3に係るレベルシフト部11Cの場合に必要となる。図16に、入力パルスPRIN,NXINおよび制御パルスNSW,PSWのタイミング関係を示す。
リセット回路53は、切り替え回路51の出力端と電源電位VSSとの間に接続され、リセット端子58を介して入力されるリセットパルスrstをゲート入力とするNMOSトランジスタn42によって構成されている。このリセット回路53では、リセットパルスrstがHigh電位になることで、NMOSトランジスタn42がオン状態となって切り替え回路51の出力端電位を電源電位VSSにするリセット動作が行われる。
上記構成の実施例2に係る制御パルス発生部12B1では、ラッチ回路52を用いた構成を採っているために、制御パルスNSWのLow側電位VSSとHigh側電位VDDとの切り替えが起きる度に、切り替え回路51の出力端と出力端子56との間の信号線上において切り替え回路51の出力とラッチ回路52の出力との間で衝突が起きる。このことから、切り替えをスムーズに行うためには、切り替え回路51の出力がラッチ回路52の出力よりも大きい必要がある。したがって、本制御パルス発生部12B1を設計するに当たっては、この部分に注意した回路定数の決定が必要になる。
制御パルス発生部12における安定した駆動を実現するためには、切り替え回路51の出力とラッチ回路52の出力との衝突は回避した方が好ましい。そこで、切り替え回路51の出力とラッチ回路52の出力との衝突を回避するようにした回路構成が、実施例3,4に係る制御パルス発生部12B2,12B3である。
(制御パルス発生部12の実施例3)
図17は、実施例3に係る制御パルス発生部(APGb2)12B2の構成を示すブロック図であり、図中、図15と同等部分には同一符号を付して示している。
図17に示すように、本実施例3に係る制御パルス発生部12B2は、実施例2に係る制御パルス発生部12B1の構成要素に加えて、切り替え回路51の出力端とラッチ回路52の出力端との間にスイッチ回路59を有する構成となっている。
スイッチ回路59は、入力パルスPRIN,NXINを2入力とするNOR回路591と、NOR回路591の出力を反転するインバータ回路592と、切り替え回路51の出力端とラッチ回路52の出力端との間に接続されたスイッチ素子593とを有する構成となっている。スイッチ素子593は、互いに並列に接続され、NOR回路591の出力およびインバータ回路592の出力をゲート入力とするNMOSトランジスタn43およびPMOSトランジスタp43からなるCMOSスイッチ構成となっている。
上記構成の実施例3に係る制御パルス発生部12B2では、入力パルスPRIN,NXINの否定論理和をNOR回路591でとり、その論理和演算の結果に基づいて切り替え回路51の出力端とラッチ回路52の出力端との間を電気的に接続/遮断する制御を行うことで、制御パルスNSWのLow側電位VSSとHigh側電位VDDとの切り替え時に、切り替え回路51の出力とラッチ回路52の出力との間で衝突が起きるのを回避することができる。図18に、入力パルスPRIN,NXIN、ノードA,Bの各電位VA,VBおよび制御パルスNSW,PSWのタイミング関係を示す。
(制御パルス発生部12の実施例4)
図19は、実施例4に係る制御パルス発生部(APGb3)12B3の構成を示すブロック図であり、図中、図17と同等部分には同一符号を付して示している。
図19に示すように、本実施例4に係る制御パルス発生部12B3は、実施例3に係る制御パルス発生部12B2のスイッチ回路59に代えて、2つのスイッチ回路59A,59Bを切り替え回路51の出力端とラッチ回路52の出力端との間に直列に接続した構成となっている。
スイッチ回路59Aは、互いに並列に接続されたNMOSトランジスタn43およびPMOSトランジスタp43からなるCMOSスイッチによって構成されており、入力パルスNXINがインバータ回路592で反転されてNMOSトランジスタn43のゲートに与えられるとともに、入力パルスNXINが直接PMOSトランジスタp43のゲートに与えられるようになっている。
スイッチ回路59Bは、互いに並列に接続されたNMOSトランジスタn44およびPMOSトランジスタp44からなるCMOSスイッチによって構成されており、入力パルスPXINがインバータ回路511で反転されてNMOSトランジスタn44のゲートに与えられるとともに、入力パルスPXINが直接PMOSトランジスタp44のゲートに与えられるようになっている。
上記構成の実施例4に係る制御パルス発生部12B3では、切り替え回路51の出力端とラッチ回路52の出力端との間に2つのスイッチ回路59A,59Bを直列に接続し、これらスイッチ回路59A,59Bを入力パルスNRINと入力パルスPXINとでオン/オフ制御することにより、制御パルスNSWのLow側電位VSSとHigh側電位VDDとの切り替え時に、切り替え回路51の出力とラッチ回路52の出力との間で衝突が起きるのを回避することができる。
上述したシフトレジスタ回路における自身段入力と次段出力を利用する方法を採用した制御パルス発生部12B(実施例2,3,4に係る制御パルス発生部12B1,12B2,12B3)も、シフトレジスタ回路における自身段入力と自身段出力を利用する方法を採用した制御パルス発生部12Aと同様に、シフト回路10においてその制御パルス発生部12として用いられる。
制御パルス発生部12Bを制御パルス発生部12として用いた場合において、実施例1に係るレベルシフト部11Aをレベルシフト部11として用いたシフト回路10の構成を第1実施形態の変形例3に係るシフト回路10Cとして図20に、実施例2に係るレベルシフト部11Bをレベルシフト部11として用いたシフト回路10の構成を第1実施形態の変形例4に係るシフト回路10Dとして図21に、実施例3に係るレベルシフト部11Cをレベルシフト部11として用いたシフト回路10の構成を第1実施形態の変形例5に係るシフト回路10Eとして図22にそれぞれ示す。
この変形例3,4,5に係るシフト回路10C,10D,10Eにおいて用いられるクロックパルスCK、入力パルスPRIN,NXIN、制御パルスNSW,PSWおよび出力パルスOUTのタイミング関係を図23に示す。
なお、変形例4,5に係るシフト回路10D,10Eでは、一定電圧Vinがレベルシフト部11B,11Cに与えられるようになっている点で、変形例3に係るシフト回路10Cと異なるが、一定電圧Vinを与える意義については実施例2に係るレベルシフト部11Bにおいて説明した通りであり、いずれのシフト回路10C,10D,10Eとも基本動作は同じである。
また、制御パルス発生部12Bには、実施例2,3,4に係る制御パルス発生部12B1,12B2,12B3の3種類あるが、基本的に同じ動作であるために、ここでは、制御パルス発生部12Bと実施例1,2,3に係るレベルシフト部11A,11B,11Cとの組み合わせの3パターンを例に挙げて示したが、実際には、実施例2,3,4に係る制御パルス発生部12B1,12B2,12B3と実施例1,2,3に係るレベルシフト部11A,11B,11Cとのそれぞれの組み合わせがあり、計9パターンの組み合わせが考えられる。
以上説明した、レベルシフト部11(11A,11B,11C)と、制御パルス発生部12(12A,12B1,12B2,12B3)との種々の組み合わせパターンからなるシフト回路10(10A,10B,10C,10D,10E)は、一般的なレベルシフト機能付きシフト回路として用いることができ、さらにはシフトレジスタ回路の各転送段(シフト段)として用いることができる。以下、シフトレジスタ回路の各シフト段に第1実施形態に係るシフト回路10(10A,10B,10C,10D,10E)を用いた応用例について説明する。
(応用例1)
図24は、本発明の応用例1に係るシフトレジスタ回路の構成を示すブロック図である。図24に示すように、本応用例1に係るシフトレジスタ回路61Aは、第1実施形態に係るシフト回路10またはその変形例1,2に係るシフト回路10A,10Bが多数段縦続接続され、各転送段にクロックパルスCKと逆相のクロックパルスxCKとが交互に与えられるとともに、初段のシフト段には入力パルスINとしてシフト動作の開始を指令するスタートパルスSTが与えられ、各転送段の出力パルスOUTが次段の入力パルスINとなるとともに、転送パルスo1,o2,o3,…として導出される構成となっている。
また、各転送段には、駆動時は常にHigh電位(電源電位VDD)となるリセットパルスrstおよび一定電圧Vinが共通に与えられるようになっている。ただし、第1実施形態に係るシフト回路10を各転送段として用いる場合には、一定電圧Vinを与える必要はない。図25に、クロックパルスCK,xCK、スタートパルスST、1段目、2段目の制御パルスNSWおよび各転送段の出力パルス(転送パルス)o1,o2,o3,o4,…のタイミング関係を示す。
(応用例2)
図26は、本発明の応用例2に係るシフトレジスタ回路の構成を示すブロック図である。図26に示すように、本応用例2に係るシフトレジスタ回路61Bは、第1実施形態の変形例3〜5に係るシフト回路10C〜10Eが2N(Nは自然数)段(偶数段)縦続接続され、各転送段にクロックパルスCKと逆相のクロックパルスxCKとが交互に与えられるとともに、初段のシフト段には入力パルスPRINとしてスタートパルスSTが与えられる。また、各転送段において、自身段の出力パルスOUTが次段の入力パルスPRINになるとともに、転送パルスo1,o2,o3,…として導出される。
また、各転送段には、駆動時は常にLow電位(電源電位VSS)となるリセットパルスrstおよび一定電圧Vinが共通に与えられるようになっている。ただし、変形例3に係るシフト回路10Cを各転送段として用いる場合には、一定電圧Vinを与える必要はない。
ここで、変形例3〜5に係るシフト回路10C〜10Eは、次段の出力パルスOUTを自身段の入力パルスNXINとして必要とする回路である。しかし、最終段(2N段)の転送段の場合には次段の転送段が存在しないことから、最終段の転送段には次段の出力パルスに代えてそれに相当するエンドパルスEDを外部から与えることになる。
図27に、クロックパルスCK,xCK、スタートパルスST、1段目、2段目、2N段目の制御パルスNSW、各転送段の出力パルス(転送パルス)o1,o2,o3,…,o2NおよびエンドパルスEDのタイミング関係を示す。
(応用例3)
図28は、本発明の応用例3に係るシフトレジスタ回路の構成を示すブロック図である。図28に示すように、本応用例3に係るシフトレジスタ回路61Cは、第1実施形態の変形例3〜5に係るシフト回路10C〜10Eが2N−1段(奇数段)縦続接続された構成となっており、応用例2に係るシフトレジスタ回路61Bとは、転送段の段数が奇数段であるか偶数段であるかの違いだけである。
図29に、クロックパルスCK,xCK、スタートパルスST、1段目、2段目、2N段−1目の制御パルスNSW、各転送段の出力パルス(転送パルス)o1,o2,o3,…,o2N−1およびエンドパルスEDのタイミング関係を示す。
(応用例4)
図30は、本発明の応用例4に係るシフトレジスタ回路の構成を示すブロック図である。図30に示すように、本応用例4に係るシフトレジスタ回路61Dは、2N段(偶数段)の転送段からなり、1段目〜2N−1段目の転送段として第1実施形態の変形例3〜5に係るシフト回路10C〜10Eを用い、最終段(2N段目)の転送段として第1実施形態に係るシフト回路10またはその変形例1,2に係るシフト回路10A,10Bを用いた構成となっている。
このように、最終段の転送段として第1実施形態に係るシフト回路10またはその変形例1,2に係るシフト回路10A,10Bを配置することにより、最終段の転送段に対してエンドパルスEDを外部から与える必要がなくなるという利点がある。ここでは、転送段が偶数段の場合を例に挙げたが、転送段が奇数段(図28)の場合にも、その最終段の転送段として第1実施形態に係るシフト回路10またはその変形例1,2に係るシフト回路10A,10Bを配置することが可能である。
(応用例5)
図31は、本発明の応用例5に係るシフトレジスタ回路の構成を示すブロック図である。図31に示すように、本応用例5に係るシフトレジスタ回路61Eは、第1実施形態の変形例3〜5に係るシフト回路10C〜10Eが2N段(偶数段)縦続接続されてなり、最終段の転送段に対してエンドパルスEDの代わりに電源電位VSSを与えるとともに、TRN回路62を設けた構成となっている。
TRN回路62は、2N段目の転送段の出力パルスOUTを入力パルスINとするとともに、2N−1段目の転送段の入力パルスPRINを制御パルスCNTとして入力し、制御パルスCNTがHigh電位VDDのときにはLow電位VSSを出力し、制御パルスCNTがLow電位VSSのときには入力パルスIN、即ち2N段目の転送段の出力パルスOUTをスルーする回路である。このTRN回路62の出力パルスOUTは、2N−1段目の転送段にその入力パルスNXINとして与えられる。
最終段の転送段に対してエンドパルスEDの代わりに電源電位VSSを入力した場合、第1実施形態の変形例3〜5に係るシフト回路10C〜10Eからなる転送段の制御パルスNSWが一度High電位になってしまえば、リセットがかかるまでは各転送段がレベルシフト回路として働くことになる。したがって、最終段の出力o2Nは、クロックパルスCKをレベルシフトした波形となる。そこで、2N−1段目の制御パルスNSWとして正常な波形を生成するためにTRN回路62を設けることが重要となる。また、エンドパルスEDの代わりにスタートパルスSTを用いた場合はST=Highの度に最終段をリセットすることができる(o2n−1=HighからST=Highのみ最終段はレベルシフタとして駆動する)。この場合、TRN回路62は必要なくなる。
図32に、クロックパルスCK,xCK、スタートパルスST、1段目、2段目、2N段−1目の制御パルスNSWおよび各転送段の出力パルス(転送パルス)o1,o2,o3,…,o2N−1のタイミング関係を示す。
図33は、TRN回路62の構成の一例を示す回路図である。図34に、入力パルスIN、制御パルスCNTおよび出力パルスOUTのタイミング関係を示す。
図33に示すように、本例に係るTRN回路62は、入力端子621と電源電位VSSとの間に直列に接続され、ゲート同士が共通に接続されるとともに制御端子622に接続され、ドレイン同士が共通に接続されるとともに出力端子623に接続されたPMOSトランジスタp51およびNMOSトランジスタn51と、PMOSトランジスタp51に対して並列に接続されたNMOSトランジスタn52と、制御パルスCNTを反転してNMOSトランジスタn52のゲートに与えるインバータ回路624とを有する構成となっている。
このように、第1実施形態の変形例3〜5に係るシフト回路10C〜10Eが2N段(偶数段)縦続接続されてなるシフトレジスタ回路61Eにおいて、最終段の転送段付近にTRN回路62を設けるとともに、最終段の転送段に対して電源電位VSSを与える構成を採ることにより、最終段の転送段に対してエンドパルスEDを外部から与える必要がなくなるという利点がある。
なお、ここでは、転送段が偶数段の場合を例に挙げて説明したが、転送段が奇数段の場合にも、最終段(2N−1段)の転送段付近にTRN回路62を設けるとともに、最終段の転送段に対して電源電位VSSを与える構成を採ることで、同様に作用効果を得ることが可能である。
また、上記各応用例に係るシフトレジスタ回路61A〜61Eでは、転送パルス間にブランキング期間を持たない転送パルスo1,o2,o3,…を生成するものとしたが、第1実施形態の変形例3〜5に係るシフト回路10C〜10Eを転送段として用いたシフトレジスタ回路、即ち図26の応用例2に係るシフトレジスタ回路61Bおよび図31の応用例5に係るシフトレジスタ回路61Eにおいて、図35および図36の各タイミングチャートに示すように、クロックパルスCK,xCKのタイミングにブランキング期間を作ることで、転送パルス間にブランキング期間を設けることができる。
ここで、応用例1〜5に係るシフトレジスタ回路61A〜61Eにおいて用いられる一定電圧Vinを発生するVin電位発生回路について説明する。
応用例1〜5に係るシフトレジスタ回路61A〜61Eの各転送段に与える一定電位Vinは外部入力でも良いが、一定電位VinがクロックパルスCK,xCKのHigh電位であることから、図37に示す構成のVin電位発生回路71によって一定電圧Vinを発生することができる。
図37に示すように、Vin電位発生回路71は、クロックパルスCKを入力とするクロック端子711と出力端子713との間に接続されたPMOSトランジスタp61と、クロックパルスxCKを入力とするクロック端子712と出力端子713との間に接続されたPMOSトランジスタp62とを有し、クロックパルスxCKをPMOSトランジスタp61のゲートに、クロックパルスCKをPMOSトランジスタp62のゲートにそれぞれ与える構成となっている。
クロックパルスCK,xCKおよび一定電位Vinの出力OUTのタイミング関係を図38に示す。また、クロックパルスCK,xCKにブランキング期間を設けた場合のタイミング関係を図39に示す。クロックパルスCK,xCKにブランキング期間を設けた場合は、ブランキング期間以外で一定電位Vinを供給することができる。
上述したように、複数の転送段(シフト段)が縦続接続されてなるシフトレジスタ回路において、各転送段として、レベルシフト部11(11A,11B,11C)と、制御パルス発生部12(12A,12B1,12B2,12B3)との組み合わせパターンからなるシフト回路10(10A,10B,10C,10D,10E)を用いることにより、レベルシフト部11(11A,11B,11C)ではリーク電流が流れないことによって消費電力が少ないため、当該シフトレジスタ回路の低消費電力化を図ることができる。
上記応用例1〜5に係るシフトレジスタ回路61A〜61Eは、一般的なレベルシフト機能付きシフトレジスタ回路として用いることができる他、一例として、電気光学素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなる画素アレイ部を駆動する周辺駆動回路を当該画素アレイ部と同じ基板上に形成してなる駆動回路一体型の表示装置において、垂直ドライバや水平ドライバのスキャナを構成するシフトレジスタ回路として用いることができる。
(適用例)
図40は、本発明の適用例に係る表示装置の構成の一例を示すブロック図である。ここでは、表示装置として、画素の電気光学素子として液晶セルを用いてなるアクティブマトリクス型液晶表示装置を例に挙げて説明するものとする。
図40に示すように、本適用例に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置80は、画素アレイ部81、垂直ドライバ82および水平ドライバ83等を有し、垂直ドライバ82および水平ドライバ83等の周辺駆動回路が画素アレイ部81と同じ液晶パネル84上に一体的に形成された構成となっている。液晶パネル84は、2枚の絶縁基板、例えばガラス基板が一定の間隙をもって対向配置され、その間隙内に液晶材料が封入された構成となっている。
画素アレイ部81には、画素90がm行n列に2次元配置されている。また、この画素90の行列状配列に対して、行ごとに走査線85−1〜85−mが、列ごとに信号線86−1〜86−nがそれぞれ配線されている。画素90は、画素トランジスタであるTFT(Thin Film Transistor;薄膜トランジスタ)91と、このTFT91のドレイン電極に画素電極が接続された液晶セル92と、TFT91のドレイン電極に一方の電極が接続された保持容量93とを有する構成となっている。
この画素構造において、各画素90のTFT91は、そのゲート電極が走査線85(85−1〜85−m)に接続され、そのソース電極が信号線86(86−1〜86−n)に接続されている。また、液晶セル92の対向電極および保持容量93の他方の電極は、コモン電圧VCOMが与えられるコモン線87に接続されている。
垂直ドライバ82は、シフトレジスタ回路等によって構成され、画素アレイ部81の各画素90を行単位で選択する。水平ドライバ83は、シフトレジスタ回路やサンプリングスイッチ等によって構成され、垂直ドライバ82によって選択された行の各画素90に対して、パネル外部から入力される映像信号を画素単位で順次に(点順次)、あるいは行単位で一斉に(線順次)に書き込む。
上記構成のアクティブマトリクス型液晶表示装置80において、垂直ドライバ82および水平ドライバ83の少なくとも一方を構成するシフトレジスタ回路として、先述した応用例1〜5に係るシフトレジスタ回路61A〜61Eが用いられる。
このように、垂直ドライバ82や水平ドライバ83を構成するシフトレジスタ回路として、シフトレジスタ回路61A〜61Eを用いることにより、これらシフトレジスタ回路61A〜61Eでは各転送段として、リーク電流がなく、消費電流が少ないレベルシフト部11(11A,11B,11C)を含むシフト回路10を用いているため、シフトレジスタ回路61A〜61Eでの消費で点力が少なく、その結果、本液晶表示装置80の低消費電力化を実現できる。
なお、上記適用例では、画素の電気光学素子として液晶セルを用いた液晶表示装置に適用した場合を例に挙げて説明したが、液晶表示装置への適用に限られるものではなく、画素の電気光学素子として例えばEL(electro luminescence) 素子を用いたEL表示装置等、シフトレジスタ回路を用いて構成される垂直ドライバや水平ドライバを画素アレイ部と同じ基板上に形成してなる表示装置全般に、さらにはシフトレジスタ回路を用いて構成されるスキャナを搭載した機器全般に適用可能である。
上記適用例に係る液晶表示装置に代表される表示装置は、特に携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)、ノートPC(Personal Computer)等の携帯機器の画面表示部として搭載して用いることができる。
本発明の第1実施形態に係るシフト回路の回路構成を示す回路図である。 クロックパルスCK、入力パルスIN、制御パルスNSW、逆相制御パルスPSWおよび出力パルスOUTのレベル関係およびタイミング関係を示すタイミングチャートである。 実施例1に係るレベルシフト部の構成を示す回路図である。 実施例1に係るレベルシフト部の回路動作の説明に供するタイミングチャートである。 実施例2に係るレベルシフト部の構成を示す回路図である。 実施例2に係るレベルシフト部の回路動作の説明に供するタイミングチャートである。 第1実施形態の変形例1に係るシフト回路の回路構成を示すブロック図である。 実施例3に係るレベルシフト部の構成を示す回路図である。 実施例3に係るレベルシフト部の回路動作の説明に供するタイミングチャートである。 第1実施形態の変形例2に係るシフト回路の回路構成を示すブロック図である。 実施例1に係る制御パルス発生部の構成を示すブロック図である。 実施例1に係る制御パルス発生部の回路動作の説明に供するタイミングチャートである。 NOR回路の構成の一例を示す回路図である。 インバータ回路の構成の一例を示す回路図である。 実施例2に係る制御パルス発生部の構成を示すブロック図である。 実施例2に係る制御パルス発生部の回路動作の説明に供するタイミングチャートである。 実施例3に係る制御パルス発生部の構成を示すブロック図である。 実施例3に係る制御パルス発生部の回路動作の説明に供するタイミングチャートである。 実施例4に係る制御パルス発生部の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の変形例3に係るシフト回路の回路構成を示すブロック図である。 第1実施形態の変形例4に係るシフト回路の回路構成を示すブロック図である。 第1実施形態の変形例5に係るシフト回路の回路構成を示すブロック図である。 変形例3,4,5に係るシフト回路の回路動作の説明に供するタイミングチャートである。 本発明の応用例1に係るシフトレジスタ回路の構成を示すブロック図である。 応用例1に係るシフトレジスタ回路の動作説明に供するタイミングチャートである。 本発明の応用例2に係るシフトレジスタ回路の構成を示すブロック図である。 応用例2に係るシフトレジスタ回路の動作説明に供するタイミングチャートである。 本発明の応用例3に係るシフトレジスタ回路の構成を示すブロック図である。 応用例3に係るシフトレジスタ回路の動作説明に供するタイミングチャートである。 本発明の応用例4に係るシフトレジスタ回路の構成を示すブロック図である。 本発明の応用例5に係るシフトレジスタ回路の構成を示すブロック図である。 応用例5に係るシフトレジスタ回路の動作説明に供するタイミングチャートである。 TRN回路の構成の一例を示す回路図である。 TRN回路の動作説明に供するタイミングチャートである。 転送パルス間にブランキング期間を設ける場合のタイミング関係を示すタイミングチャート(その1)である。 転送パルス間にブランキング期間を設ける場合のタイミング関係を示すタイミングチャート(その2)である。 Vin電位発生回路の構成の一例を示す回路図である。 Vin電位発生回路の動作説明に供するタイミングチャート(その1)である。 Vin電位発生回路の動作説明に供するタイミングチャート(その1)である。 本発明の適用例に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 レベルシフト機能付きシフト回路の従来例を示す回路図である。
符号の説明
10,10A〜10E…シフト回路、11,11A〜11C…レベルシフト部、12,12A,12B(12B1〜12B3)…制御パルス発生部、21…相補性回路、22〜24,31,32…スイッチ回路、41…NOR回路、42…インバータ回路、43,53…リセット回路、51…切り替え回路、52…ラッチ回路、59,59A,59B…スイッチ回路

Claims (23)

  1. 制御パルスがアクティブ状態のときに、クロックパルスを第1の振幅から第2の振幅にレベルシフトして出力するレベルシフト手段と、
    前記制御パルスを発生する制御パルス発生手段とを備えたシフト回路であって、
    前記レベルシフト手段は、
    第1の電源電位と第2の電源電位との間に直列に接続された互いに逆導電型の第1,第2のトランジスタと、
    前記クロックパルスが入力されるクロック端子と、
    前記クロック端子と前記第1のトランジスタのゲートとの間に接続され、前記制御パルスがアクティブ状態のときにオン状態となる第1のスイッチ手段と、
    前記第2の電源電位と前記第2のトランジスタのゲートとの間に接続され、前記制御パルスがアクティブ状態のときにオフ状態となる第2のスイッチ手段と、
    前記クロック端子と前記第2のトランジスタのゲートとの間に接続された容量素子とを有する
    ことを特徴とするシフト回路。
  2. 前記レベルシフト手段は、前記第2の電源電位と前記第1のトランジスタのゲートとの間に接続され、前記制御パルスがアクティブ状態のときにオフ状態となる第3のスイッチ手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1記載のシフト回路。
  3. 前記レベルシフト手段は、前記クロック端子と前記容量素子との間に接続され、前記制御パルスが非アクティブ状態のときに前記クロック端子と前記容量素子との間の電気的な接続を遮断する第4のスイッチ手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1記載のシフト回路。
  4. 前記レベルシフト手段は、前記制御パルスが非アクティブ状態のときに前記第4のスイッチ手段と前記容量素子との接続ノードの電位を一定電位に固定する手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項3記載のシフト回路。
  5. 前記制御パルスは、前記クロックパルスの1周期分だけアクティブ状態になる
    ことを特徴とする請求項1記載のシフト回路。
  6. 制御パルスがアクティブ状態のときに、クロックパルスを第1の振幅から第2の振幅にレベルシフトして出力するレベルシフト手段と、
    前記制御パルスを発生する制御パルス発生手段とを備えたシフト回路が複数段縦続接続されてなるシフトレジスタ回路であって、
    前記レベルシフト手段は、
    第1の電源電位と第2の電源電位との間に直列に接続された互いに逆導電型の第1,第2のトランジスタと、
    前記クロックパルスが入力されるクロック端子と、
    前記クロック端子と前記第1のトランジスタのゲートとの間に接続され、前記制御パルスがアクティブ状態のときにオン状態となる第1のスイッチ手段と、
    前記第2の電源電位と前記第2のトランジスタのゲートとの間に接続され、前記制御パルスがアクティブ状態のときにオフ状態となる第2のスイッチ手段と、
    前記クロック端子と前記第2のトランジスタのゲートとの間に接続された容量素子とを有する
    ことを特徴とするシフトレジスタ回路。
  7. 前記レベルシフト手段は、前記第2の電源電位と前記第1のトランジスタのゲートとの間に接続され、前記制御パルスがアクティブ状態のときにオフ状態となる第3のスイッチ手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項6記載のシフトレジスタ回路。
  8. 前記レベルシフト手段は、前記クロック端子と前記容量素子との間に接続され、前記制御パルスが非アクティブ状態のときに前記クロック端子と前記容量素子との間の電気的な接続を遮断する第4のスイッチ手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項6記載のシフトレジスタ回路。
  9. 前記レベルシフト手段は、前記制御パルスが非アクティブ状態のときに前記第4のスイッチ手段と前記容量素子との接続ノードの電位を一定電位に固定する手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項7記載のシフトレジスタ回路。
  10. 前記制御パルス発生手段は、自身段の前記シフト回路の入力と自身段の前記シフト回路の出力とに基づいて前記制御パルスを発生する
    ことを特徴とする請求項6記載のシフトレジスタ回路。
  11. 前記制御パルス発生手段は、自身段の前記シフト回路の入力と次段の前記シフト回路の出力とに基づいて前記制御パルスを発生する
    ことを特徴とする請求項6記載のシフトレジスタ回路。
  12. 前記複数段のうち、1段目から最終段の1段前の段までの前記シフト回路における前記制御パルス発生手段は、自身段の前記シフト回路の入力と次段の前記シフト回路の出力とに基づいて前記制御パルスを発生し、
    最終段の前記シフト回路における前記制御パルス発生手段は、自身段の前記シフト回路の入力と自身段の前記シフト回路の出力とに基づいて前記制御パルスを発生する
    ことを特徴とする請求項6記載のシフトレジスタ回路。
  13. 前記複数段のうち、最終段の前記シフト回路における前記制御パルス発生手段には、次段の前記シフト回路の出力として電源電位を入力し、
    最終段の1段前の段の前記シフト回路の出力がアクティブ状態のときには前記電源電位を、非アクティブ状態のときには最終段の前記シフト回路の出力を、最終段の1段前の段の前記シフト回路に与える手段を有する
    ことを特徴とする請求項11記載のシフトレジスタ回路。
  14. 前記シフト回路の各々は、前記一定電位を高レベル側電位とする互いに逆相のクロックパルスに基づいてシフト動作を行い、
    前記互いに逆相のクロックパルスに基づいて前記一定電位を生成する手段を有する
    ことを特徴とする請求項9記載のシフトレジスタ回路。
  15. 電気光学素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなる画素アレイ部と、前記画素アレイ部の各画素を行単位で選択する垂直駆動手段と、前記垂直駆動手段によって選択された行に映像信号を書き込む水平駆動手段とを具備し、前記垂直駆動手段および水平駆動手段の少なくとも一方がシフトレジスタ回路によって構成されてなる表示装置であって、
    前記シフトレジスタ回路は、
    制御パルスがアクティブ状態のときに、クロックパルスを第1の振幅から第2の振幅にレベルシフトして出力するレベルシフト手段と、
    前記制御パルスを発生する制御パルス発生手段とを備えたシフト回路が複数段縦続接続されてなり、
    前記レベルシフト手段は、
    第1の電源電位と第2の電源電位との間に直列に接続された互いに逆導電型の第1,第2のトランジスタと、
    前記クロックパルスが入力されるクロック端子と、
    前記クロック端子と前記第1のトランジスタのゲートとの間に接続され、前記制御パルスがアクティブ状態のときにオン状態となる第1のスイッチ手段と、
    前記第2の電源電位と前記第2のトランジスタのゲートとの間に接続され、前記制御パルスがアクティブ状態のときにオフ状態となる第2のスイッチ手段と、
    前記クロック端子と前記第2のトランジスタのゲートとの間に接続された容量素子とを有する
    ことを特徴とする表示装置。
  16. 前記レベルシフト手段は、前記第2の電源電位と前記第1のトランジスタのゲートとの間に接続され、前記制御パルスがアクティブ状態のときにオフ状態となる第3のスイッチ手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項15記載の表示装置。
  17. 前記レベルシフト手段は、前記クロック端子と前記容量素子との間に接続され、前記制御パルスが非アクティブ状態のときに前記クロック端子と前記容量素子との間の電気的な接続を遮断する第4のスイッチ手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項15記載の表示装置。
  18. 前記レベルシフト手段は、前記制御パルスが非アクティブ状態のときに前記第4のスイッチ手段と前記容量素子との接続ノードの電位を一定電位に固定する手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項17記載の表示装置。
  19. 前記制御パルス発生手段は、自身段の前記シフト回路の入力と自身段の前記シフト回路の出力とに基づいて前記制御パルスを発生する
    ことを特徴とする請求項15記載の表示装置。
  20. 前記制御パルス発生手段は、自身段の前記シフト回路の入力と次段の前記シフト回路の出力とに基づいて前記制御パルスを発生する
    ことを特徴とする請求項15記載の表示装置。
  21. 前記複数段のうち、1段目から最終段の1段前の段までの前記シフト回路における前記制御パルス発生手段は、自身段の前記シフト回路の入力と次段の前記シフト回路の出力とに基づいて前記制御パルスを発生し、
    最終段の前記シフト回路における前記制御パルス発生手段は、自身段の前記シフト回路の入力と自身段の前記シフト回路の出力とに基づいて前記制御パルスを発生する
    ことを特徴とする請求項15記載の表示装置。
  22. 前記複数段のうち、最終段の前記シフト回路における前記制御パルス発生手段には、次段の前記シフト回路の出力として電源電位を入力し、
    最終段の1段前の段の前記シフト回路の出力がアクティブ状態のときには前記電源電位を、非アクティブ状態のときには最終段の前記シフト回路の出力を、最終段の1段前の段の前記シフト回路に与える手段を有する
    ことを特徴とする請求項20記載の表示装置。
  23. 前記シフト回路の各々は、前記一定電位を高レベル側電位とする互いに逆相のクロックパルスに基づいてシフト動作を行い、
    前記互いに逆相のクロックパルスに基づいて前記一定電位を生成する手段を有する
    ことを特徴とする請求項18記載の表示装置。
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