JP2006049766A - 半導体リレー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は半導体リレー装置において、特性インピーダンスを改善することにより、その高周波特性を向上させることを目的とする。
【解決手段】 発光素子11と、発光素子からの光を受光する受光素子12と、受光によって生成された信号を受けて外部回路を動作させるスイッチ回路であるMOS素子13と、MOS素子13と外部回路とを接続する信号配線17a及び18aを有する半導体リレー装置10において、信号配線17a及び18aの特性インピーダンスを制御するグランド板を20信号配線17a及び18aに近接して、前記信号配線17a及び18aと直接接続することなく配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光結合を用いた半導体リレー装置に関する。
半導体リレー装置は、様々な機器に使用されている。中でも、最近、ICテスターのメカニカルリレーの置き換えとして使用されることが多くなってきた。測定されるICと測定系とを電気的に絶縁できること、無接点であることにより長寿命であることが主に使われる理由である。他の要求仕様として、高周波特性の向上が望まれている。
IC電子部品の動作速度が上がるにつれ、ICテスターで使用する信号の伝送速度も数百MHzあるいはGHzオーダレベルのものが要求されるようになった。これに対応して、半導体リレー装置に関しても、より高周波で伝送する必要がある。
半導体リレー装置は発光素子、受光素子及びスイッチング回路が主要な構成部品である。また、それらの内部部品及び内部部品と外部回路を接続する配線、端子等を有している。
上述の高速化の要求に対し、例えば、スイッチング素子に接続された入力信号配線及び出力信号配線と端子との間の曲げ回数を減少させる等の方法が示されている。(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、従来の半導体リレー装置の入力信号配線及び出力信号配線の特性インピーダンスは数百Ω以上になっている。このとき、実装基板の配線は一般的に50Ω程度の特性インピーダンスを有するため、特性インピーダンスの不連続部分で多重反射が発生する。高速動作になるほど、このような反射の影響によって、高周波特性としての波形の品質は劣化するという問題があった。
特開2003−8050号公報(第5ページ、第1図)
本発明は半導体リレー装置において、特性インピーダンスを改善することにより、その高周波特性を向上させる。
本発明の第1の態様は、半導体リレー装置として、発光素子と、前記発光素子からの光を受光する受光素子と、前記受光によって生成された信号を受けて外部回路を動作させるスイッチ回路と、スイッチ回路と前記外部回路とを接続する信号配線と、前記信号配線に近接して配置され、前記信号配線の特性インピーダンスを前記信号配線と直接接続することなく制御するグランド板とを有することを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、半導体リレー装置として、発光素子と、前記発光素子からの光を受光する受光素子と、前記受光によって生成された信号を受けて外部回路を動作させるスイッチ回路と、スイッチ回路と前記外部回路とを接続する信号配線と、前記信号配線に近接して配置され、前記信号配線の特性インピーダンスを前記信号配線と直接接続することなく制御するグランド板とを有する半導体リレーを複数個内蔵していることを特徴とする。
本発明によれば、グランド板を設けることにより、信号配線のインピーダンス特性を制御し、優れた高周波特性を有する半導体リレー装置を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本実施例の構造について説明する。図1は、本発明による半導体リレー装置の第1の実施例における外形を示す(a)外観図及び内部の部品配置を示す(b)斜視図である。
図1(a)に示すように本実施例の半導体リレー装置10は樹脂モールド10aによって内部の部品が覆われ、外部の回路等と接続する発光素子用リード端子15乃至16及び信号端子17乃至18が露出している。樹脂モールド10aは内部の各部品の固定、チップ等を外部環境から保護するために、耐湿性、耐熱性の良い材料で構成している。なお、発光素子用リード端子15乃至16及び信号端子17乃至18については後述する。
次に樹脂モールド10aの内部に配置された各部品について図1(b)を用いて説明する。半導体リレー装置10としての主要な部品は発光素子11、受光素子の集積体である受光素子アレイ12及びスイッチ回路である2個のMOS素子13である。発光素子11と受光素子アレイ12との間の光学的な伝送路には、例えば、エポキシ等の透明樹脂19が埋め込まれている。
また、これらを電気的に接続する信号配線17a乃至18a等の配線、これらの配線の先端にあり、外部回路等と接続する端子として、発光素子用リード端子15乃至16及び信号端子17乃至18が配置されている。
更に、本実施例のポイントとなるグランド板20は信号配線17a乃至18aと近接するように、底面に配置されている。グランド板20は、例えば中央近傍に貼り合わせ接続或いはパンチング等で外部へ向けて凸部が形成されており、この部分の表面が外部に対して露出され、露出部20aとなっている。
図1(a)に示した本実施例の半導体リレー装置10をY−Y方向に向けて切断し、内部の各部品をX方向から眺めた場合の断面模式図を図2(a)に示す。発光素子11と受光素子アレイ12は透明樹脂19を介して対向するように配置され、MOS素子13は信号配線17aと接続している。グランド板20は信号配線17aに対して近接して配置され、その特性インピーダンスを制御するように距離等が定められる。また、グランド板20は、露出部によって外部に接地される。
図2(b)に本実施例の等価回路図を示す。先ず、発光素子11がある一次側と受光素子アレイ12及びそれと接続する電気回路が配置されている二次側は電気的に絶縁されている。一次側はアノード11aとカソード11bを有する発光素子11からなり、アノード11a、カソード11bは各々、リード端子15乃至16を介して外部と接続する。他方、二次側は、直列に多段接続した受光素子12aとMOSFETのゲート放電回路14を有した受光素子アレイ12及び2個のMOS素子13からなる。ここで、受光素子を多段に接続するのは、1個の受光素子12aが発生可能な電圧は比較的小さく、MOSFETの動作に必要なゲートに対するバイアス電圧まで大きくするためには、複数の受光素子が必要となるからである。
受光素子アレイ12は2個のMOS素子13のゲート13aと接続しており、また、MOS素子のソース13bは共にMOSFETのゲート放電回路14に、ドレイン17はそれぞれ、信号配線17a乃至18aを介して信号端子17乃至18に接続している。
信号配線17a乃至18aは外部配線32を介して外部出力電源34及び負荷33と接続し、外部回路へ信号を供給する。一般的に、外部配線32の特性インピーダンスは、例えば50Ωに設定されている。従って、高周波動作を安定して行うためには、信号配線17a乃至18aの特性インピーダンスを同様の値(この場合は例えば50Ω)に設定することが有効である。グランド板(図示せず)は、上記の各部品と直接の接続はないが、信号配線17a乃至18aに近接して配置される。また、グランド板のパラメータは、信号配線17a乃至18aの特性インピーダンスが、例えば50Ωになるように調整される。
次に、本実施例に示した半導体リレー装置の動作について説明する。
先ず、リード端子15乃至16の間に電流を流さない場合、発光素子11は発光しないので、受光素子アレイ12の電圧発生もない。その結果、2個のMOS素子13のゲート13aはバイアスされず、MOS素子13のソース13bとドレイン13cの間はオープン状態である。即ち、信号端子17に電圧信号を印加しても、信号端子18から電圧信号は出力されない。
一方、リード端子15に電圧を印加し、アノード11aから発光素子11へ電流を流した場合、発光素子11が発光し、受光素子アレイ12へ向けて光を放出する。この光を受けた受光素子アレイ12では電圧が発生する。その結果、MOS素子13のソース13bとドレイン13cの間が導通状態になり、信号端子17に入力した電圧信号は、MOS素子13を経由して信号端子18から出力される。
次に、信号波形の品質について議論する。先に述べたように、外部配線32の特性インピーダンスが50Ωの場合、信号配線17a乃至18aの特性インピーダンスを同様にして50Ωに設定することが波形の劣化は少なく、有効である。本実施例では、グランド板20により、信号配線17a乃至18aの特性インピーダンスを約50Ωに設定することがポイントである。
図3は、本実施例における信号配線の特性インピーダンスを説明する、(a)断面の模式図及び(b)特性インピーダンスデータである。図3(a)は、本実施例における入力の信号線17aとグランド板20との配置関係を示す断面図である。信号信配線17の幅(W)、厚さ(t)及びグランド板との距離(h)、樹脂モールド10の比誘電率により、特性インピーダンスが決定される。図3(b)は、Wが0.4mm、tが0.15mm、樹脂モールド10の比誘電率が4〜5程度で、hを0.1〜5.0mmまで変化させたときの特性インピーダンスの変化を表したものである。
従来の半導体リレー装置は、グランド板20がなく、即ち、グランド板20との距離が5mmより大きい場合に相当する。従って、特性インピーダンスは少なくとも150Ω以上である。
本実施例では、信号配線17a乃至18aとグランド板20との距離を0.25mm程度に設定して特性インピーダンスをほぼ50Ωに設計した。
以上のようにして、特性インピーダンス50Ωの外部配線32と信号配線17a乃至18aの特性インピーダンスをマッチングさせることにより、その間の反射は従来に比べて大きく減少する。
図4は、従来の半導体リレー装置(グランド板なし)と本実施例の半導体リレー装置(グランド板有り)とを比較した電圧波形である。従来の半導体リレー装置の電圧波形と比較し、本実施例の半導体リレー装置の立ち上り時間が著しく短くなっており、半導体リレー装置の高周波特性が大きく改善されていることが明らかである。
また、従来の半導体リレー装置では、例えば、実装する基板に設けたグランドとの距離が装置によって異なる。これに対し、本発明ではグランド板20を設けることで特性インピーダンスが殆ど変化せず、安定した特性が得られるようになる。また、グランドを設けたことにより、ノイズの影響も受け難くなる。
以上のように、グランド板を設けることにより、半導体リレー装置の高周波特性を向上させ、また、ノイズ耐力も大きく、更に、放熱も改善できる。
本発明による半導体リレー装置の第2の実施例について、第1の実施例と異なる部分を中心に説明する。
本実施例の基本構造は第1の実施例と同様である。本実施例が第1の実施例と異なる点は以下である。第1の実施例のグランド板は全面に渡って均一な板である。一方、本実施例では、グランド板をメッシュ状に形成している。
本実施例の構造について説明する。本実施例の外形(図示せず)は図1(a)に示した第1の実施例の外観図と同様であり、樹脂モールドによって内部の部品を覆い、外部の回路等と接続する発光素子用リード端子及び信号端子が露出している。樹脂モールドは内部の各部品の固定、チップ等を外部環境から保護するために耐湿性、耐熱性の良い材料で構成している。なお、発光素子用リード端子及び信号端子については後述する。
次に樹脂モールドの内部に配置された各部品について図5を用いて説明する。図5は、本発明による半導体リレー装置の第2の実施例における内部の部品配置を示す斜視図である。
半導体リレー装置10としての主要な部品は発光素子11、受光素子の集積体である受光素子アレイ12及びスイッチ回路である2個のMOS素子13である。発光素子11と受光素子アレイ12との間の光学的な伝送路には例えば、エポキシ等の透明樹脂19が埋め込まれている。
また、これらを電気的に接続する信号配線17a乃至18a等の配線、これらの配線の先端にあり、外部回路等と接続する端子として、発光素子用リード端子15乃至16及び信号端子17乃至18が配置されている。
更に、本実施例のポイントとなるグランド板20は信号配線17a乃至18aと近接するように、底面に配置されている。グランド板20は、例えば中央近傍に貼り合わせ接続或いはパンチング等で外部へ向けて凸部が形成されており、この部分の表面が外部に対して露出され、露出部20aとなっている。更に、グランド板20には、規則的にメッシュ22が貫通して開口されている。
これにより、信号配線17a乃至18aの特定インピーダンスを制御する効果の他に、樹脂モールドとグランド板20との接続強度が大きくなり、例えば第1の実施例に比べ、温度変化或いは外部からの応力に対する影響が小さく、信頼性の高い半導体リレー装置が実現できる。
上述の効果は、開口部のパターンがメッシュ状に限ったものではなく、スリット或いは不規則な穴が形成されているものでも同様に得られる。従って、グランド板20とモールド樹脂との接続強度が向上するような形状であれば良い。
本発明による半導体リレー装置の第3の実施例について、第1の実施例と異なる部分を中心に説明する。
第3の実施例の基本構造は第1の実施例と同様である。本実施例が第1の実施例と異なる点は以下である。第1の実施例のグランド板は、例えば中央近傍にパンチング等で外部へ向けて凸部が形成されており、この部分の表面が外部に対して露出され、露出部となっている。一方、本実施例では、グランド板はリード端子23によって外部に接地されている。
本実施例の構造について説明する。本実施例の外形(図示せず)は図1(a)に示した第1の実施例の外観図と同様であり、樹脂モールドによって内部の部品を覆い、外部の回路等と接続する発光素子用リード端子及び信号端子が露出している。樹脂モールドは内部の各部品の固定、チップ等を外部環境から保護するために、耐湿性、耐熱性の良い材料で構成している。なお、発光素子用リード端子及び信号端子については後述する。
次に樹脂モールドの内部に配置された各部品について図6を用いて説明する。図6は、本発明による半導体リレー装置の第3の実施例における内部の部品配置を示す斜視図である。半導体リレー装置10としての主要な部品は発光素子11、受光素子の集積体である受光素子アレイ12及びスイッチ回路である2個のMOS素子13である。発光素子11と受光素子アレイ12との間の光学的な伝送路は、例えば、エポキシ等の透明樹脂19が埋め込まれている。
また、これらを電気的に接続する信号配線17a乃至18a等の配線、これらの配線の先端にあり、外部回路等と接続する端子として、発光素子用リード端子15乃至16及び信号端子17乃至18が配置されている。
更に、本実施例のポイントとなるグランド板20は信号配線17a乃至18aと近接するように、底面に配置されている。グランド板20にはリード端子23が接続されており、それにより外部に接地される。
これにより、信号配線17a乃至18aの特定インピーダンスを制御する効果の他に次のような効果がある。
グランド板のグランド電位を、グランド板に接続したリード端子をパッケージ端子として設けているため、従来の半導体リレー装置と同様のパッケージ形状のまま、高周波特性を向上した半導体リレーを実現できる。
本発明による半導体リレー装置の第4の実施例について、第3の実施例と異なる部分を中心に説明する。
本実施例の基本構成は第3の実施例と同様である。本実施例が第3の実施例と異なる点は以下である。即ち、本実施例の半導体リレー装置では、発光素子がパッケージ底面側、受光素子がパッケージ上部へ配置した構造をとっている。2次側に設けるグランド板はグランド板に接続するリード端子を介して、外部グランド電位と接続する。
本実施例の構造について説明する。本実施例の外形(図示せず)は図1(a)に示した第1の実施例の外観図と同様であり、樹脂モールドによって内部の部品を覆い、外部の回路等と接続する発光素子用リード端子及び信号端子が露出している。樹脂モールドは内部の各部品の固定、チップ等を外部環境から保護するための材料から構成されている。なお、発光素子用リード端子及び信号端子については後述する。
次に樹脂モールドの内部に配置された各部品について図7を用いて説明する。図7は、本発明による半導体リレー装置の第4の実施例における内部の部品配置を示す斜視図である。
半導体リレー装置10としての主要な部品は発光素子11、受光素子の集積体である受光素子アレイ12及びスイッチ回路である2個のMOS素子13である。発光素子11と受光素子アレイ12との間の光学的な伝送路は、例えば、エポキシ等の透明樹脂19が埋め込まれている。
第3の実施例と異なり、本実施例では、発光素子11が受光素子アレイ12の下部にある。また、これらを電気的に接続する信号配線17a乃至18a等の配線、これらの配線の先端にあり、外部回路等と接続する端子として、発光素子用リード端子15乃至16及び信号端子17乃至18が配置されている。
更に、本実施例のポイントとなるグランド板20は信号配線17a乃至18aと近接するように、上面に配置されている。グランド板20にはリード端子23が接続されており、それにより外部に接地される。
これにより、信号配線17a乃至18aの特定インピーダンスを制御する効果の他に次のような効果がある。
グランド板のグランド電位を、グランド板に接続したリード端子をパッケージ端子として設けているため、従来の半導体リレー装置と同様のパッケージ形状のまま、高周波特性を向上した半導体リレーを実現できる。
更に、この構造の場合、グランド電位がシールド効果を持ち、外部からのノイズの影響を受けにくい半導体リレー装置を実現できる。
本実施例では、単一の半導体リレーを複数個集積した半導体リレー装置について説明する。
図8(a)は半導体リレーを2個、図8(b)は4個それぞれ集積した半導体リレー装置の外形を示す外観図である。
半導体リレーとしては、例えば、図1に示したものと同様なものを用いる。従って、半導体リレー40についての説明は省く。
以上のように、グランド板を設けた半導体リレーにより、高周波特性を向上させ、また、ノイズ耐力も大きく、更に、放熱も改善できる。
半導体リレー装置40aは半導体リレー40を2個集積し、2チャンネルの切り替えに利用される。一方、半導体リレー装置50aは半導体リレー40を4個集積し、更に多機能化され、4チャンネルの切り替えに利用される。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
グランド板の形状および寸法は図1に示した信号配線の近くにあれば良く、パッケージから露出する場所、形状、数を限定するものではない。例えば、グランド板を信号配線の近傍だけに配してグランド板の露出部分を多数配置しても大きな効果が得られることは言うまでも無い。
更に、グランド板の材料は銅、コバール、タングステン、種々の合金等、導電性の材料からなるものであればその他の材料でも良いことは言うまでもない。
また、信号配線の特性インピーダンスを50Ωと設定したが、これは外部配線となる、例えば、実装基板の配線の特性インピーダンスが一般的に50Ωであるため、それに合わせて設計したものである。例えば、実装基板の配線の特性インピーダンスが他の値であれば、それに合わせた特性インピーダンスを有する信号配線となるように設計すれば良いことは勿論である。
また、ICテスター装置の実装基板上に多数の半導体リレーを搭載した場合、グランド板により放熱性が向上し、使用温度のマージンを広げられる。
また、本発明は、以下の付記に記載されるような構成が考えられる。
付記1として、前記グランド板がメッシュ状の穴を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体リレー装置。
付記2として、半導体リレーを2個或いは4個有することを特徴とする請求項5に記載の半導体リレー装置。
付記3として、前記グランド板が上面側に設置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の半導体リレー装置。
本発明による半導体リレー装置の第1の実施例における外形を示す(a)外観図及び内部の部品配置を示す(b)斜視図。 本発明による半導体リレー装置の第1の実施例における内部構造を示す(a)断面の模式図及び部品間の電気的接続を示す(b)等価回路図。 本発明による半導体リレー装置の第1の実施例における信号配線の特性インピーダンスを説明する(a)断面の模式図及び(b)データ。 本発明による半導体リレー装置の第1の実施例におけるグランド板の効果を示す電圧特性データ。 本発明による半導体リレー装置の第2の実施例における内部の部品配置を示す斜視図。 本発明による半導体リレー装置の第3の実施例における内部の部品配置を示す斜視図。 本発明による半導体リレー装置の第4の実施例における内部の部品配置を示す斜視図。 本発明による半導体リレー装置の第5の実施例における半導体リレーが複数個集積した外形を示す外観図。
符号の説明
10、40、50 半導体リレー装置
10a 樹脂モールド
11 発光素子
11a アノード
11b カソード
12 受光素子アレイ
13 MOS素子
13a ゲート
13b ソース
13c ドレイン
14 MOSゲート放電回路
15、16 発光素子用リード端子
17、18 信号端子
17a、18a 信号配線
19 透明樹脂
20 グランド板
20a 露出部
22 メッシュ
23 リード端子
32 外部配線
33 負荷
34 外部回路
40a 半導体リレー

Claims (5)

  1. 発光素子と、
    前記発光素子からの光を受光する受光素子と、
    前記受光によって生成された信号を受けて外部回路を動作させるスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路と前記外部回路とを接続する信号配線と、
    前記信号配線に近接して配置され、前記信号配線の特性インピーダンスを前記信号配線と直接接続することなく制御するグランド板と
    を有することを特徴とする半導体リレー装置。
  2. 前記グランド板の一部が外部に露出して接地されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体リレー装置。
  3. 前記グランド板がリード端子を介して外部と接地していることを特徴とする請求項1に記載の半導体リレー装置。
  4. 前記グランド板と前記信号配線とを間隙を介して積層してなり、前記信号配線の特性インピーダンスは前記グランド板と前記信号配線との間隙量によって制御されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体リレー装置。
  5. 発光素子と、
    前記発光素子からの光を受光する受光素子と、
    前記受光によって生成された信号を受けて外部回路を動作させるスイッチ回路と、
    スイッチ回路と前記外部回路とを接続する信号配線と、
    前記信号配線に近接して配置され、前記信号配線の特性インピーダンスを前記信号配線と直接接続することなく制御するグランド板と
    を有する半導体リレーを複数個内蔵していることを特徴とする半導体リレー装置。
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