JP2006049584A - レーザ光発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安定した光共振状態を維持する。
【解決手段】 レーザ光源と、レーザ光を位相変調する位相変調器と、ミラー群と、ミラー群の一のミラーの位置を調整する調整素子と、ミラー群により反射されるレーザ光の波長を所定の波長に変換する波長変換素子とを有し、位相変調器により位相変調されたレーザ光をミラー群で反射し、当該反射光の波長を波長変換素子により所定の波長に変換し、高次のレーザ光を出射する光共振器と、光共振器から出射されたレーザ光に基づき、光共振器の共振長が所定の長さとなるように調整素子を制御する信号を生成する制御信号生成部と、光共振器から出射されたレーザ光のオフセット成分を検出するオフセット成分検出部と、オフセット成分検出部により検出されたオフセット成分に基づき、所定の信号を生成する信号生成手段と、制御信号生成部により生成された制御信号に、信号発生手段により生成された信号を加算する加算部とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、レーザ光源からの出射光に基づき、該出射光よりも短波長のレーザ光を発生するレーザ光発生装置に関する。
従来より、短波長のレーザ光を発生するための方法として、例えばレーザ光源の出力光を外部光共振器に結合及び/又は共振させ、その共振器内部に配置された波長変換素子により入力光の半分の波長となる出力光を発生させる光第2高調波発生(SHG)を利用する方法が知られている。
例えば、図11に電磁位置決め素子(VCM、Voice Coil Motor)を用いた光共振器の構成を示す。光共振長L(L1+L2+L3+L4)は、数十cmであり、温度変化等により数ミクロン程度緩やかに伸縮する。VCMは、温度変化等の緩やかな共振長変化成分と、外部振動による比較的短い周期の外乱(反射ミラー振動)の両方に対してVCMサーボが外れることなく光共振状態を持続し続ける必要がある。このような光共振状態を持続し続けるための方法が種々提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−286487号公報
ところで、従来は、図12に示すような構成のフィードバック回路を用いてVCMを駆動していた。そのため、温度変化等により共振長の伸縮量が大きくなると外部振動による外乱に対してVCMサーボが外れ易くなり、光共振器内の光共振パワーが低下してしまうという問題があった。
そこで、本発明では、温度変化等による共振長の伸縮量が大きくなってもVCMのサーボを外さず、光共振器内の光共振パワーを一定に保つことができるレーザ光発生装置を提供する。
本発明に係るレーザ光発生装置は、上述の課題を解決するために、レーザ光を出射するレーザ光源と、レーザ光を位相変調する位相変調器と、レーザ光を反射する複数のミラーが、所定の共振長となるように対向配置されてなるミラー群と、ミラー群の一のミラーの位置を調整する調整素子と、ミラー群により反射されるレーザ光の波長を所定の波長に変換する波長変換素子とを有し、位相変調器により位相変調されたレーザ光をミラー群で反射し、当該反射光の波長を波長変換素子により所定の波長に変換し、高次のレーザ光を出射する光共振器と、光共振器から出射されたレーザ光に基づき、光共振器の共振長が所定の長さとなるように調整素子を制御する信号を生成する制御信号生成部と、光共振器から出射されたレーザ光のオフセット成分を検出するオフセット成分検出部と、オフセット成分検出部により検出されたオフセット成分に基づき、所定の信号を生成する信号生成手段と、制御信号生成部により生成された制御信号に、信号発生手段により生成された信号を加算する加算部とを備え、調整素子は、加算部により加算された加算信号に基づき、ミラー群の一のミラーの位置を調整する。
本発明に係るレーザ光発生装置は、位置制御可能な反射ミラーを取り付けたVCMを用いて光共振状態を作り出す構造の光共振器において、S字信号なるVCMを制御するための信号に基づき、温度変化等により生じる共振器長伸縮による緩やかな周期の変動成分を検出し、当該検出した変動成分をVCM制御ループで生成されたVCM駆動信号に加算し、加算後の信号をVCM駆動部に入力することにより、安定した光共振状態を維持することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
ここで、本発明は、例えば、図1に示すような構成のレーザ光発生装置に適用される。このレーザ光発生装置1は、グリーンレーザ光を出射するレーザ光源2と、レーザ光源2からグリーンレーザ光が入射される位相変調器(EOM)3と、レーザ光源2からグリーンレーザ光が位相変調器3を介して入射される光共振器4と、光共振器4によるグリーンレーザ光の反射光を検出する光検出器5と、光検出器5による検出信号に基づいて、光共振器4の共振器長を可変して所定の共振器長に駆動する駆動回路6と、駆動回路6の動作を制御する制御回路7から構成されている。
レーザ光源2は、レーザ媒質として例えばNd:YAGレーザを用いた半導体レーザにより得られる波長1064nmのレーザ光を第2高調波発生(SHG、Second Harmonic Generation)素子により波長変換して得られる波長532nmのグリーンレーザ光を出射するようになっている。そして、このレーザ光源2から光共振器4に入射されるグリーンレーザ光の入射光路中に位相変調器3が設けられている。
位相変調器3は、駆動回路6に備えられている正弦波発生振器から供給される単一周波数例えば10MHzの位相変調信号により、レーザ光源2から入射されるグリーンレーザ光を位相変調する。この位相変調器3により位相変調されたグリーンレーザ光が光共振器4に入射される。
光共振器4は、4つのミラーM1〜M4より構成されており、内部に波長変換素子(SHG(Second Harmonic Generation)素子)8が設置されている。この光共振器4は、レーザ光源2から入射される波長532nmのグリーンレーザ光LGを波長変換素子8によって266nmの紫外線レーザ光LUVに波長変換して、紫外線レーザ光LUVを出射する。この光共振器4のミラーM2は、共振器長を微少変化させるための可動ミラーであって、電磁位置決め素子(VCM、Voice Coil Motor)9の駆動によりミラーM2が微少移動されるようになっている。VCM9は、駆動回路6によりサーボ制御されるようになっている。また、光共振器4は、共振器長を制御することによって、ある特定の周波数の光のみを内部に引き込み、それ以外の周波数の光はミラーM1によって反射するように動作する。
ここで、光共振器4の動作について説明する。上述したように、SHG素子8は、波長λ(nm)のレーザをλ/2(nm)に波長変換を行う素子である。通常、SHG素子による波長変換効率は、1%以下と低いことが知られている。そこで、供給されるレーザパワーに対してλ/2に波長変換された出力パワーをより大きな効率で取り出すために、光共振器4を使用して光増幅を行い、SHG素子への供給レーザパワーを増大させ、より大きな波長変換出力を得る方法が広く採用されている。
また、光の共振状態を維持するためには、光の波長λ(nm)の数百分の1程度の精度で共振長を安定に維持する必要がある。そのために、光共振器4を構成している各反射ミラーの位置をVCM9により制御する。
図2にVCM9の概略を示す。反射ミラーは、板バネで固定されている。コイルに流す電流がゼロの時は、板バネにより中点であるmの位置に保持される構造である。反射ミラーは、コイルに流す電流の方向により±Mμmの範囲まで可動可能である。また、反射ミラー面に対して垂直方向に正確に可動できる範囲Mは100μm程度以上である。
また、図3は、互いに対向する2枚の反射ミラー間を波長λのレーザが反射を繰り返すモデルを示している。図3(A)は、VCM9側の反射ミラーに入射するレーザの位相aと反射するレーザの位相bが異なる場合であり、光の共振は起こらない。一方、図3(B)は、VCM9側の反射ミラーへの入射するレーザの位相cと反射するレーザの位相dが同相の場合である。レーザ光は、図3(B)の同相状態を保ち続けることにより、光共振状態となり強度が増幅される。また、光の共振状態を持続するためには、光の位相関係を捉え(検出し)、VCM9を用いて光共振が持続できる方向に制御し続ける必要がある。
光検出器5は、光共振器4のミラーM1を透過したグリーンレーザ光LGを検出し、検出したグリーンレーザ光LGから所定の信号を生成し、生成した信号を駆動回路6と制御回路7に供給する。
駆動回路6は、光検出器5から供給された信号に基づき、光共振器4の共振長が所定の長さとなるようにVCM9を駆動するための駆動信号を生成する。
また、制御回路7は、光検出器5から供給された信号に基づき、オフセット成分を抽出し、抽出したオフセット成分に基づき駆動回路6を制御する制御信号を生成する。
ここで、駆動回路6及び制御回路7の詳細について図4(A)を用いて説明する。駆動回路6は、光検出器5から供給された信号に基づき、VCM9を駆動する駆動信号を生成する駆動信号生成部10と、駆動信号生成部10で生成された駆動信号と、後述する制御回路7から供給される信号を加算処理する加算部11と、加算部11により加算処理された後の信号に応じてVCM9を駆動する駆動部12を備えている。
制御回路7は、光検出器5から供給された信号から高域周波数成分を除去するLPF(Low Pass Filter)20と、高域成分が除去された信号をデジタル信号に変換するA/D変換部21と、A/D変換部21により変換されたデジタル信号に基づいて所定の演算を行うCPU22と、演算後のデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部23とを備える。
制御回路7は、光検出器5から供給された信号に基づき、光共振器4内のレーザ位相関係を表す信号であるS字信号を生成する。なお、図4(B)に本発明に係る特徴的な制御回路7を備えていない従来のVCMを駆動する駆動回路図を示す。
ここで、図5の波形にてS字信号について説明する。図5(A)は、VCM9を±数ミクロン駆動している信号波形である。光共振可能なミラー位相関係になる度に図5(B)のようなS字信号が得られる。
図5(C)は、図5(B)のS字信号の一部を拡大して示したものである。光の共振範囲に近づくと、点b、点c、点d、点e、点f、点g、点hが結ばれて形成されるS字信号領域が現れる。
S字信号のレーザ位相関係検出精度は、非常に高く、点d、点e、点fで形成される範囲内であれば光共振が可能である。しかしながら、振動等の各種外乱に対する制御時の余裕を考慮した場合、点eの位置が最も安定した制御中心ポイントである。また、点eに対して点d、点c、点bの方向を、レーザの位相が進んでいる状態(+φ)とすると、点f、点g、点hの方向は、レーザ位相が遅れている状態(−φ)となる。
レーザ光発生装置1は、VCM9を用いて一旦、光共振状態を作り出した後、共振状態を維持し続けるためには、常に、S字信号が図5(C)の点d、点e、点fの領域から外れないようにVCM9を制御し続ける必要がある。
図6は、S字信号の各点における光共振パワーの増幅度の分布を示す図である。光共振パワーの増幅度は、図6に示すように、点eの領域で最大パワーが得られる。また、点d及び点fの領域では、光共振状態が維持されるものの光パワー増幅度は点eに比較して低下している。
光共振器4は、光共振状態を安定に維持し続けると同時に、できるだけ大きな光共振パワーを得ることを目的としている。したがって、S字信号の中心である点eの領域で使用することが望ましい。
つぎに、図7(A)にVCM9の共振状態を作り出した時点(サーボON開始時)のVCM9位置を示す。VCM9が位置調整を行う反射ミラーM2は、VCM9の中心であるVc付近である。ここで、反射ミラー間距離Lstartと、波長λのレーザが反射ミラー間に入射する信号の周期Cycle_nを考える。なお、Cycle_n=Lstart/λとなる。
反射ミラーM2とVCM9間の距離は、周囲の温度の変化等によりミクロン単位で伸張する。図7(B)は、Lstartに対してD1だけ伸長した状態である。この状態で共振状態を維持し続けるには、VCM9の反射ミラーM2位置をVcの位置に対してD1の長さ分だけ移動し、共振長をLstartに保つ必要がある。
また、図7(C)は、Lstartに対してD2だけ収縮した状態である。この状態で共振状態を維持し続けるには、VCM9の反射ミラーM2位置を、D2の長さ分だけ移動し、共振長をLstartに保つ必要がある。
ここで、温度変化等により光共振器4の共振長に伸縮成分D1、D2が生じた場合に、図4(B)に示すような従来のVCMを駆動する駆動回路により当該伸張成分D1、D2を吸収する例を図7とともに示す。なお、図8(A)は、図7(B)と対応し、図8(B)は、図7(A)に対応し、図8(C)は、図7(C)に対応する。
図8(A)に示すような領域でVCM9の制御を行った場合、VCM9の反射ミラーM2を伸張成分D1の位置に保つためには、+V1の電圧が必要であり、また、S字信号における点d’の位置に相当する電圧が必要となる。振動等の外乱を吸収する余裕は、c方向には、点d’〜点dまでしかない。
同様に、図8(C)に示すような領域でVCM9の制御を行った場合、VCM9の反射ミラーM2を伸張成分D2の位置に保つためには、−V1の電圧が必要でありS字信号における点f’の位置に相当する電圧が必要となる。振動等の外乱を吸収する余裕は、g方向には、点f’〜点fまでしかない。
結果としてわずかの振動等でサーボが外れやすく、また、不安定な系になってしまう。以下、サーボを外れやすくする+V1や−V1の電圧を「オフセット電圧」と呼ぶ。
つぎに、本発明に係るレーザ光発信装置により伸縮成分D1、D2を吸収する例を図8とともに示す。なお、図9(A)は、図7(B)と対応し、図9(B)は、図7(A)に対応し、図9(C)は、図7(C)に対応する。
図9に示すように、温度変化等により生じる反射ミラー間とVCM間の伸縮変化は緩やかな変化である。本発明に係るレーザ光発生装置1では、駆動回路6によりオフセット電圧+V1、V_0及び−1Vを検出し、制御回路7により平均的なオフセット電圧成分+V2、V_00及び−V2を検出する。
図9(A)〜(C)では、振動等の外乱成分は、S字信号の中心である点e付近で制御していることを示す図である。図9(A)においてVCM9の反射ミラーM2を伸縮成分D1の位置に保つためにVCM9のところで+V2とVc1を加算している。また、図9(C)においては、VCM9の反射ミラーM2を伸縮成分D2の位置に保つためにVCM9のところで−V2とVc3を加算している。
また、図4(A)、(B)中に示したS1〜S6の各点の信号波形を図10に示す。図10に示すとおり、各S1〜S6から供給される信号には、温度変化による共振長の伸縮が発生していない領域(以下、オフセット無し領域という。)と、共振長の伸縮が発生している領域(以下、オフセット発生領域という。)がある。また、信号が小刻みに振動しているのは、外部振動成分の影響であり、さらに、オフセット発生領域の信号波形が階段状に変化しているのは、温度変化などによる緩やかなオフセット成分の影響である。
従来のレーザ光発生装置1では、オフセット無し領域において、S1(光検出器)から供給される信号(電圧)は、S字信号の中心付近eである。なお、S3から供給される信号は、VCM9を駆動する電圧であり、小刻みに振動している信号振幅がS1から供給される信号振幅に比べて大きいのは、サーボの周波数特性(F特)補償により周波数成分の高い成分の増幅度が高いためである。
また、従来のレーザ光発生装置1では、オフセット発生領域において、S1から供給される信号は、S字信号の点dの領域に階段状に接近し、点eから遠ざかってしまう。このように、オフセットによって信号が点d又は、点fの領域を超えてしまうと共振状態を維持できなくなってしまう。
一方、本発明に係るレーザ光発生装置1では、S2(光検出器5)から供給される信号にオフセットが発生していない場合には、S1から供給される信号と変わらず、また、S6から供給されるVCM9を駆動する信号もS3から供給される信号と変わらない。
ところが、本発明に係るレーザ光発生装置1では、S2から供給される信号にオフセットが発生している場合には、A/D変換器によりS2から供給される信号に基づいてオフセット成分(電圧)を検出し、検出したオフセット成分をCPUにより平均化を行い、平均化された信号をD/A変換器によりアナログ信号に変換することにより、S2から供給される信号のオフセット成分がS字信号の点eの電圧(オフセット無し状態)になるまでS5から供給される信号を駆動回路6の加算部に出力し続ける。なお、オフセット成分は、S5から供給される信号に表れる。また、S4から供給される信号とS5から供給される信号は、加算部で加算される。また、S6から供給される信号は、従来のS3と等価である。
ゆえに、本発明に係るレーザ光発生装置1は、S2から供給される信号にオフセットが発生してもS字信号の中心付近eで動作し続けるため、外部振動に対してサーボが外れにくい構成となる。さらに、図6のS字信号eの位置で動作するため光パワーは、最も効率の良い位置(最大共振パワー)で動作させ続けることが可能である。
また、本発明に係るレーザ光発生装置1は、図2に示したVCM9のミラー移動可能範囲(±Mμm)までの領域の共振長の変化に対して、安定したVCM制御を行うことができる。また、レーザ光発生装置1は、VCM9を制御するS字制御信号の平均電圧をS字信号の中心位置eに維持することが可能になる。
これにより、外部振動などの短周期の外乱に対して最も安定に動作するサーボ信号電圧の中心付近でVCM9のフードバック制御が可能になる。結果として外部振動にてサーボが外れにくくなるだけでなく、最大共振パワーを発生できる制御ポイントにて光共振器を動作させることができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施例に限定されるものではなく、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な変更、置換又はその同等のものを行うことができることは勿論である。
本発明に係るレーザ光発生装置の構成を示すブロック図である。 VCMの構成を示す図である。 反射ミラー間の共振器長のずれにより生ずる位相ずれについての説明に供する図である。 駆動回路及び制御回路の構成を示すブロック図である。 S字信号についての説明に供する図である。 波長λの光パワー出力特性を示す図である。 光共振器の共振器長が変化した場合における反射ミラー間距離の相違についての説明に供する図である。 共振器長の変化に応じて生じた伸張成分を、従来のVCMを駆動する駆動回路により吸収する様子についての説明に供する図である。 共振器長の変化に応じて生じた伸張成分を、本発明に係るレーザ光発生装置により吸収する様子についての説明に供する図である。 図4中のS1〜S6の各点における信号波形を示す図である。 光共振器の構造を示す図である。 従来のVCMを駆動する駆動回路の構成を示す図である。
符号の説明
1 レーザ光発生装置、2 レーザ光源、3 位相変調器(EOM)、4 光共振器、5 光検出器、6 駆動回路、7 制御回路、8 波長変換素子(SHG素子)、9 VCM、10 駆動信号生成部、11 加算部、12 駆動部、20 LPF(Low Pass Filter)、21 A/D変換部、22 CPU、23 D/A変換部

Claims (1)

  1. レーザ光を出射するレーザ光源と、
    上記レーザ光を位相変調する位相変調器と、
    レーザ光を反射する複数のミラーが、所定の共振長となるように対向配置されてなるミラー群と、上記ミラー群の一のミラーの位置を調整する調整素子と、上記ミラー群により反射されるレーザ光の波長を所定の波長に変換する波長変換素子とを有し、上記位相変調器により位相変調された上記レーザ光を上記ミラー群で反射し、当該反射光の波長を上記波長変換素子により所定の波長に変換し、高次のレーザ光を出射する光共振器と、
    上記光共振器から出射されたレーザ光に基づき、上記光共振器の共振長が所定の長さとなるように上記調整素子を制御する信号を生成する制御信号生成部と、
    上記光共振器から出射されたレーザ光のオフセット成分を検出するオフセット成分検出部と、
    上記オフセット成分検出部により検出されたオフセット成分に基づき、所定の信号を生成する信号生成手段と、
    上記制御信号生成部により生成された制御信号に、上記信号発生手段により生成された信号を加算する加算部とを備え、
    上記調整素子は、上記加算部により加算された加算信号に基づき、上記ミラー群の一のミラーの位置を調整することを特徴とするレーザ光発生装置。
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