JP2006049143A - カラー陰極線管 - Google Patents

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剛 南
Mitsuo Takahashi
光生 高橋
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博 青野
Hirokatsu Fujibe
弘勝 藤部
Shiro Ninomiya
士郎 二宮
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Abstract

【課題】 シャドウマスクを支持する第1および第2フレームを安定的にかつ短時間で溶接する。
【解決手段】 カラー陰極線管は、シャドウマスク14と、シャドウマスク14を支持する一対の第1フレーム5と、一対の第1フレーム5にそれぞれ溶接された一対の第2フレーム6とを備える。第1フレーム5及び第2フレーム6のうちの少なくとも一方のフレームは、他方のフレームに沿って延伸された板状の延伸部を備え、この延伸部の先端が溶融されることにより、第1フレーム5と第2フレーム6とが溶接されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、シャドウマスクを支持するフレームを備えたカラー陰極線管に関する。
図19は、従来のカラー陰極線管90の構成を示す一部切り欠き断面図である。カラー陰極線管90は、パネル31及びファンネル32からなる外囲器を備える。パネル31の内面には、青、緑、及び赤の蛍光体が塗布された蛍光体スクリーン33が形成される。ファンネル32のネック部34には、電子銃35が収納される。蛍光体スクリーン33と対向して色選別機構86が配置される。
図20は、色選別機構86の外観を示す斜視図である(例えば、特許文献1参照)。この色選別機構86は、シャドウマスク14と、シャドウマスク14を架張支持する一対の第1フレーム95と、一対の第1フレーム95を支持するもう一対の第2フレーム96とを備える。
図21は、色選別機構86に設けられた第1フレーム95と第2フレーム96との組立て状態を示す斜視図である。一対の第1フレーム95は、所定の間隔を空けて互いに平行に配置される。一対の第2フレーム96は、第1フレーム95に垂直な方向に沿って、所定の間隔を空けて互いに平行に配置され、一対の第2フレーム96の端部と一対の第1フレーム95の端部とがそれぞれ溶接される。このようにして一対の第1フレーム95及び一対の第2フレーム96は矩形枠状に接合される。
図22は、第1フレーム95の外観を示す斜視図である。第1フレーム95は、板状の金属板をプレス加工することにより形成され、シャドウマスク14をその端部で架張支持する側面部4と、側面部4から垂直に折り曲げられた底面部3と、底面部3から側面部4へ向かって折り曲げられた斜面部92と、斜面部92から側面部4に沿って折り曲げられ、側面部4と溶接された溶接部37とを備える。第1フレーム95は、その断面形状が、側面部4、底面部3及び斜面部92によって略三角形状となるように形成される。側面部4のシャドウマスク14が溶接され架張される端部は、底面部3側と反対側に向かって凸状の曲線に形成される。
この第1フレーム95の材料は、シャドウマスク14を架張支持するため、高い剛性を必要とし、例えば高張力鋼が使用される。このような材料から割れが生じないようにプレス成形して第1フレーム95を作ると、底面部3と斜面部92との間の折り曲げ部85は、その長手方向から見て鋭角ではなく丸みを有する形状となる。
第2フレーム96は、板状の金属板を断面が略コ字状になるようにプレス加工することにより形成され、第1フレーム95と重ね合わされる上面部97と、上面部97の両端縁に接続され、上面部97に対して折り曲げられた一対の側面部98とを有する。
特開2001−176420号公報
前述のように、シャドウマスク14を架張支持するため高い剛性を必要とする第1フレーム95の折り曲げ部85は、断面が丸みを有する形状になる。このため、第1フレーム95と第2フレーム96とを溶接する際には、溶接部の密着性を上げるために、図23に示すように、第1フレーム95の底面部3と第2フレーム96の上面部97とを重ね合わせて、第1フレーム95の折り曲げ部85と第2フレーム96の上面部97との間の楔状の凹部(隙間)に溶加材39を供給しながら、溶接電極38によりTIG溶接する手法が一般的に用いられている。
しかしながら、この方法では、折り曲げ部85と上面部97との間の楔状の凹部に溶加材39を正確に供給することが難しいため、溶接の安定性に欠けるという問題があった。また、溶加材39を溶かしながら溶接する必要があるため、溶接に時間がかかるという問題があった。
本発明の目的は、シャドウマスクを支持する第1フレーム及び第2フレームを安定的にかつ短時間で溶接することができるカラー陰極線管を提供することにある。
本発明のカラー陰極線管は、シャドウマスクと、前記シャドウマスクを支持する、断面が略三角形状の一対の第1フレームと、前記一対の第1フレームを支持する、断面が略コ字状の一対の第2フレームとを備える。
そして、前記第1フレーム及び前記第2フレームのうちの少なくとも一方のフレームは、他方のフレームに沿って延伸された板状の延伸部を備え、前記延伸部の先端が溶融されることにより、前記第1フレームと前記第2フレームとが溶接されていることを特徴とする。
本発明によれば、シャドウマスクを支持する第1フレーム及び第2フレームを安定的にかつ短時間で溶接することができるカラー陰極線管を提供することができる。
本発明に係るカラー陰極線管では、第1フレーム及び第2フレームのうちの少なくとも一方のフレームは、他方のフレーム沿って延伸された板状の延伸部を備え、延伸部の先端が溶融されることにより、第1フレームと第2フレームとが溶接されている。
延伸部は板状であり、他方のフレームに沿って延伸されているので、延伸部と他方のフレームとの密着性が向上する。また、延伸部の先端を溶融させて溶接しているので、TIG溶接における溶加材の供給が不要になる。即ち、従来の、丸みを有する折り曲げ部85と上面部97との間の楔状の凹部に溶加材を埋め込みながら溶接する必要がない。よって、溶接品質が安定し、短時間且つ低コストで第1フレームと第2フレームとを溶接することができる。
上記の本発明のカラー陰極線管において、前記第1フレームが、前記第2フレームと重ね合わされた底面部と、前記底面部に対してほぼ垂直な側面部と、前記底面部と前記側面部との間に架け渡された斜面部と、前記底面部と前記斜面部との間の折り曲げ部とを有し、前記延伸部が前記第1フレームに形成され、前記延伸部は、前記斜面部から前記第2フレームに沿って前記折り曲げ部の折り曲げ方向と異なる方向へ延伸されていても良い。これにより、第2フレームに沿って延伸する延伸部の先端で第1フレームと第2フレームとが溶接されるため、溶接の作業性が向上し、溶接部の密着性を一層向上させることができる。
この場合において、前記延伸部の先端にV字状の切り欠きが形成されていることが好ましい。これにより、溶接位置が折り曲げ部に接近し、且つ、延伸部の先端の周縁に沿った長さが長くなることにより溶接長が長くなるので、溶接強度が一層向上し、且つ安定する。
また、上記の本発明のカラー陰極線管において、前記第2フレームが、前記第1フレームと重ね合わされた上面部と、前記上面部に対してほぼ垂直な側面部と、前記上面部と前記側面部との間の折り曲げ部とを有し、前記延伸部が前記第2フレームに形成され、前記第2フレームに形成された前記延伸部は、前記上面部から前記第1フレームに沿って前記折り曲げ部の折り曲げ方向と異なる方向へ延伸されていても良い。これにより、第1フレームに沿って延伸する延伸部の先端で第1フレームと第2フレームとが溶接されるため、溶接の作業性が向上し、溶接部の密着性を一層向上させることができる。
この場合において、前記第2フレームに形成された前記延伸部が、前記側面部の一部を切り欠いて形成されていることが好ましい。これにより、1枚の金属平板から延伸部を備えた第2フレームをプレス成形により作成できる。従って、第2フレームとは別部材の延伸部を第2フレームに接続する場合に比べて、生産性が向上し、また、延伸部及び第2フレーム間に高い接続強度を確保できる。
また、前記側面部の一部を切り欠くことにより前記側面部に形成された切り欠き部の管軸方向の開口幅L1は、前記側面部の管軸方向の高さH1の5%以上30%以下であることが好ましい。開口幅L1が高さH1の5%以上であることにより、側面部を含む面に対する延伸部の先端の突出長を十分に長く確保できるので、溶接電極を側面部から十分離して溶接できるため、溶接がより容易になる。但し、開口幅L1が高さH1の30%を超えると、延伸部を形成するための側面部の切り欠きが大きくなるため、側面部の強度が弱くなる。
また、上記の本発明のカラー陰極線管において、前記第2フレームが、前記第1フレームと重ね合わされた上面部と、前記上面部に対してほぼ垂直な側面部と、前記上面部と前記側面部との間の折り曲げ部とを有し、前記延伸部が前記第2フレームに形成され、前記第2フレームに形成された前記延伸部は、前記側面部から前記第1フレームに沿って前記折り曲げ部の折り曲げ方向と異なる方向へ延伸されていても良い。これにより、第1フレームに沿って延伸する延伸部の先端で第1フレームと第2フレームとが溶接されるため、溶接の作業性が向上し、溶接部の密着性を一層向上させることができる。
この場合において、前記第2フレームに形成された前記延伸部が、前記上面部の一部を切り欠いて形成されていることが好ましい。これにより、1枚の金属平板から延伸部を備えた第2フレームをプレス成形により作成できる。従って、第2フレームとは別部材の延伸部を第2フレームに接続する場合に比べて、生産性が向上し、また、延伸部及び第2フレーム間に高い接続強度を確保できる。
また、前記上面部の一部を切り欠くことにより前記上面部に形成された切り欠き部の前記第1フレームの長手方向の開口幅L2は、前記上面部の同方向の幅Wの5%以上30%以下であることが好ましい。開口幅L2が幅Wの5%以上であることにより、側面部を含む面に対する延伸部の先端の突出長を十分に長く確保できるので、溶接電極を側面部から十分離して溶接できるため、溶接がより容易になる。但し、開口幅L2が幅Wの30%を超えると、延伸部を形成するための上面部の切り欠きが大きくなるため、上面部の強度が弱くなる。
また、上記の本発明のカラー陰極線管において、前記第2フレームが、前記第1フレームと重ね合わされた上面部と、前記上面部に対してほぼ垂直な側面部と、前記上面部及び前記側面部に対してほぼ垂直な端面部とを有し、前記延伸部が前記第2フレームに形成され、前記第2フレームに形成された前記延伸部は、前記端面部から前記第1フレームに沿って延伸され、前記上面部に垂直な方向から見て、前記第2フレームに形成された前記延伸部の先端は前記端面部に対して突出していても良い。これにより、第1フレームに沿って延伸する延伸部の先端で第1フレームと第2フレームとが溶接されるため、溶接の作業性が向上し、溶接部の密着性を一層向上させることができる。
また、上記の本発明のカラー陰極線管において、前記第2フレームが、前記第1フレームと重ね合わされた上面部と、前記上面部に対してほぼ垂直な側面部と、前記上面部及び前記側面部に対してほぼ垂直な端面部とを有し、前記延伸部が前記第2フレームに形成され、前記第2フレームに形成された前記延伸部は、前記上面部から前記第1フレームに沿って延伸され、前記上面部に垂直な方向から見て、前記第2フレームに形成された前記延伸部の先端は前記端面部に対して突出していても良い。これにより、第1フレームに沿って延伸する延伸部の先端で第1フレームと第2フレームとが溶接されるため、溶接の作業性が向上し、溶接部の密着性を一層向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るカラー陰極線管100の構成を示す一部切り欠き断面図である。カラー陰極線管100は、パネル31及びファンネル32からなる外囲器を備える。パネル31の内面には、青、緑、及び赤の蛍光体が塗布された蛍光体スクリーン33が形成される。ファンネル32のネック部34には、電子銃35が収納される。蛍光体スクリーン33と対向して色選別機構36が配置される。
図2は、色選別機構36の外観を示す斜視図である。この色選別機構36は、シャドウマスク14と、シャドウマスク14を架張支持する一対の第1フレーム5と、一対の第1フレーム5を支持する一対の第2フレーム6とを備える。一実施例では、シャドウマスク14の対角線に沿った長さは約76cm、第1フレーム5の長手方向の長さは約65cm、第2フレーム6の長手方向の長さは約39cmである。
図3は、第1フレーム5と第2フレーム6との組立て状態の概観を示す斜視図である。一対の第1フレーム5は、所定の間隔を空けて互いに平行に配置され、一対の第2フレーム6は、第1フレーム5に垂直な方向に沿って、所定の間隔を空けて互いに平行に配置される。そして、一対の第1フレーム5の端部と一対の第2フレーム6の端部とがそれぞれ溶接される。このようにして一対の第1フレーム5及び一対の第2フレーム6は矩形枠状に接合される。
図4は第1フレーム5と第2フレーム6との組立て状態を示す平面図であり、図5は第1フレーム5の外観を示す斜視図であり、図6は図4の断面VI−VIに沿った矢視断面図であり、図7は第1フレーム5と第2フレーム6との結合部を第1フレーム5側から見た斜視図である。
第1フレーム5は、板状の金属板をプレス加工することにより形成され、シャドウマスク14(図2参照)をその端部で架張支持する側面部4と、側面部4から直角に折り曲げられた底面部3と、底面部3から側面部4へ向かって折り曲げられた斜面部2と、斜面部2から側面部4に沿って折り曲げられ、側面部4と溶接された溶接部37とを備える。第1フレーム5は、その長手方向に垂直な断面に沿った断面形状が、側面部4、底面部3及び斜面部2によって略三角形状となるように形成される。側面部4のシャドウマスク14が溶接され架張される端部は、底面部3側と反対側に向かって凸状の曲線に形成される。
第2フレーム6は、長手方向に垂直な断面に沿った断面形状がコ字状になるように板状の金属板をプレス加工することにより形成され、第1フレーム5の底面部3と重ね合わされる上面部7と、上面部7の両端縁に接続され、上面部7に対して第1フレーム5とは反対側にほぼ垂直に折り曲げられた1対の側面部8とを有する。1対の側面部8は第2フレーム6の長手方向に沿って延設されている。
第1フレーム5及び第2フレーム6は、シャドウマスク14を張力を印加しながら架張支持するために、高い剛性を有する材料、例えば高張力鋼が使用される。このような材料を割れが生じることなくプレス成形で屈曲変形させることは一般に難しい。割れを生じさせないためには、鋭角状に折り曲げることは難しく、比較的大きな半径を有する丸みを持たせて折り曲げざるを得ない。例えば、第1フレーム5の底面部3と斜面部2との間には丸みを帯びて折り曲げられた折り曲げ部16が形成される。また、第1フレーム5の側面部4と底面部3との間には丸みを帯びて折り曲げられた折り曲げ部19が形成される。
第1フレーム5は、折り曲げ部16の折り曲げ方向とは異なる方向に、斜面部2から第2フレーム6の上面部7に沿って延伸された延伸部1を備える。延伸部1は底面部3を切り欠いて形成されている。延伸部1の先端15の端面の上面部7側の辺は、上面部7に接する。延伸部1の先端15を溶融して上面部7に溶接することにより、第1フレーム5と第2フレーム6とが接合される。延伸部1の先端15の端面は平面状であり、従来技術のように丸みを帯びた折り曲げ部ではないので、溶接部の密着性が向上する。
本実施の形態では、延伸部1は、1枚の金属平板をプレス加工することにより、底面部3を切り欠いて斜面部2と一体に形成されているが、延伸部1を第1フレーム5と別の部材で作成したのち第1フレーム5に溶接などにより接合してもよい。
図8は第1フレーム5と第2フレーム6との結合部を第2フレーム6側から見た斜視図であり、図9は第2フレーム6の端部の斜視図であり、図10は図4の断面X−Xに沿った矢視断面図である。
第2フレーム6の上面部7と側面部8との間には丸みを帯びて折り曲げられた折り曲げ部17が形成される。第2フレーム6は、折り曲げ部17の折り曲げ方向とは異なる方向に、上面部7から第1フレーム5の底面部3に沿って延伸された延伸部9を有する。延伸部9は、側面部8を切り欠いて形成されており、その結果、側面部8に切り欠き部11が形成されている。
延伸部9の先端18の端面の底面部3側の辺は、底面部3に接する。延伸部9の先端18を溶融して底面部3に溶接することにより、第1フレーム5と第2フレーム6とが接合される。延伸部9の先端18の端面は平面状であり、従来技術のように丸みを帯びた折り曲げ部ではないので、溶接部の密着性が向上する。
図10に示すように、上面部7に垂直な矢印D1の方向から見て、延伸部9の先端18は切り欠き部11が形成された側面部8を含む面に対して、上面部7とは反対側に突出していることが好ましい。延伸部9の先端18が側面部8を含む面に対して突出していることにより、溶接電極を側面部8から十分離して溶接できるため、溶接がより容易になる。
側面部8に形成された切り欠き部11の管軸方向の開口幅L1は、側面部8の管軸方向の高さH1の5%以上30%以下であることが好ましい。一実施例では開口幅L1は例えば2〜5mmである。
本実施の形態では、延伸部9は、1枚の金属平板をプレス加工することにより、側面部8を切り欠いて上面部7と一体に形成されているが、延伸部9を第2フレーム6と別の部材で作成したのち第2フレーム6に溶接などにより接合してもよい。
第2フレーム6は、側面部8及び上面部7に対してほぼ垂直な端面部12を有する。端面部12は、第2フレーム6の長手方向の両端に、該長手方向とほぼ直交して設けられている。第2フレーム6は、更に、この端面部12から第1フレーム5に沿って延伸した延伸部13を有する。延伸部13は、第1フレーム5の側面部4の表面と好ましくは45度以下の角度で斜交する方向に沿って、第1フレーム5の折り曲げ部19に接して延伸される。この結果、上面部7に垂直な方向から見て、延伸部13の先端23は端面部12から突出している。
延伸部13の先端23を溶融して側面部4(又は折り曲げ部19)に溶接することにより、第1フレーム5と第2フレーム6とが接合される。延伸部13の先端23の端面は平面状であり、従来技術のように丸みを帯びた折り曲げ部ではないので、溶接部の密着性が向上する。
本実施の形態では、延伸部13は、1枚の金属平板をプレス加工することにより、端面部12と一体に形成されているが、延伸部13を第2フレーム6と別の部材で作成したのち第2フレーム6に溶接などにより接合してもよい。
本実施の形態では、延伸部1の先端15、延伸部9の先端18、及び延伸部13の先端23をそれぞれ溶融させることにより、第1フレーム5と第2フレーム6とが溶接されているが、本発明ではこれら3つの延伸部1,9,13を全て備える必要はない。即ち、3つの延伸部1,9,13のうちの1つ又は2つのみを設け、その先端部を溶融して第1フレーム5と第2フレーム6とを溶接しても良い。
(実施の形態2)
図11は本発明の実施の形態2に係るカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第1フレームと第2フレームとの組立状態を示す平面図、図12は図11の断面XII−XIIに沿った矢視断面図であり、図13は、第1フレームと第2フレームとの結合部を第1フレーム側から見た斜視図である。実施の形態1で説明した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態2は、第1フレーム5に設けられた延伸部の構成に関して実施の形態1と異なる。即ち、本実施の形態2の第1フレーム5は、折り曲げ部16の折り曲げ方向とは異なる方向に、斜面部2から第2フレーム6の上面部7に沿って延伸された延伸部1Aを備える。延伸部1Aは底面部3を切り欠いて形成されている。実施の形態1の延伸部1と異なり、本実施の形態2の延伸部1Aは、斜面部2から第2フレーム6の上面部7まで真っ直ぐに延伸された後、上面部7の近傍で折り曲げられて上面部7に沿って延伸された上面延伸部22を有する。上面延伸部22の先端15Aを溶融して上面部7に溶接することにより、第1フレーム5と第2フレーム6とが接合される。上面部7に沿って延伸された上面延伸部22の先端15Aが上面部7と溶接されるため、溶接部の密着性が一層向上し、また、溶接作業が容易である。
上面延伸部22の先端15には、V字形状にカットされた(切り欠かれた)Vカット部20、及びコーナーを面取りして形成されたCカット部21を形成することが好ましい。Vカット部20、Cカット部21を形成すると、溶接位置が折り曲げ部16に接近すること、及び、上面延伸部22の先端15Aの周縁に沿った溶接長がVカット部20及び/又はCカット部21がない場合に比べて長くなることになるため、より確実に溶接ができ、溶接強度が向上する。このため、シャドウマスクを架張した後に溶接部に応力が加わることによるねじれの発生を防止できる。
延伸部1Aを、斜面部2と一体に形成するのではなく、第1フレーム5と別の部材で作成したのち第1フレーム5に溶接などにより接合してもよいことは、実施の形態1と同様である。
(実施の形態3)
図14は本発明の実施の形態3に係るカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第2フレーム6の端部の斜視図、図15は本実施の形態3の第2フレーム6と第1フレーム5との接合部の、図4の断面X−Xに相当する断面での断面図である。実施の形態1で説明した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態3は、第2フレーム6に設けられ、第1フレーム5の底面部3に沿って延伸された延伸部の構成に関して実施の形態1と異なる。即ち、本実施の形態3の第2フレーム6は、折り曲げ部17の折り曲げ方向とは異なる方向に、側面部8から第1フレーム5の底面部3に沿って延伸された延伸部10を有する。即ち、延伸部10は、側面部8に対して、上面部7とは180°逆の方向に折り曲げられている。延伸部10は、上面部7を切り欠いて形成されており、その結果、上面部7に切り欠き部24が形成されている。
延伸部10の先端18Aの端面の底面部3側の辺は、底面部3に接する。延伸部10の先端18Aを溶融して底面部3に溶接することにより、第1フレーム5と第2フレーム6とが接合される。延伸部10の先端18Aの端面は平面状であり、従来技術のように丸みを帯びた折り曲げ部ではないので、溶接部の密着性が向上する。
図15に示すように、上面部7に垂直な矢印D1の方向から見て、延伸部10の先端18Aは側面部8を含む面に対して、上面部7とは反対側に突出していることが好ましい。延伸部10の先端18Aが側面部8を含む面に対して突出していることにより、溶接電極を側面部8から十分離して溶接できるため、溶接がより容易になる。
上面部7に形成された切り欠き部24の第1フレーム5の長手方向に沿った開口幅L2は、上面部7の同方向の幅Wの5%以上30%以下であることが好ましい。一実施例では、開口幅L2は例えば2〜5mmである。
延伸部10を、側面部8と一体に形成するのではなく、第2フレーム6と別の部材で作成したのち第2フレーム6に溶接などにより接合してもよいことは、実施の形態1と同様である。
(実施の形態4)
図16は本発明の実施の形態4に係るカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第2フレームの端部の斜視図、図17は本実施の形態4の第1フレームと第2フレームとの結合部を第2フレーム側から見た斜視図、図18は本実施の形態4の第2フレームと第1フレームとの接合部の、図4の断面VI−VIに相当する断面での断面図である。実施の形態1で説明した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態4の第2フレーム6は、実施の形態1の延伸部13に代えて、上面部7から第1フレーム5の底面部3に沿って延伸された延伸部25を備える。
延伸部25の先端26を溶融して第1フレーム5に溶接することにより、第1フレーム5と第2フレーム6とが接合される。先端26を溶融して得た金属が、第1フレーム5の丸みを有する折り曲げ部19と延伸部25との間の楔状の凹部を埋めるので、溶接部の密着性が向上する。また、第1フレーム5と第2フレーム6との接合部の外側の側面に溶接箇所が位置するので、溶接作業が容易である。
図18に示すように、上面部7に垂直な矢印D1の方向から見て、延伸部25の先端26は端面部12に対して、第2フレーム6の長手方向に突出している。延伸部25の先端26の端面部12に対する突出長L3は、溶接前の状態で例えば1〜5mmである。
延伸部25を、上面部7と一体に形成するのではなく、第2フレーム6と別の部材で作成したのち第2フレーム6に溶接などにより接合してもよいことは、実施の形態1と同様である。
本発明は、シャドウマスクを支持するフレームを備えたカラー陰極線管に適用することができる。
本発明の実施の形態1に係るカラー陰極線管の構成を示す一部切り欠き断面図 本発明の実施の形態1に係るカラー陰極線管の色選別機構の外観を示す斜視図 本発明の実施の形態1に係るカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第1フレームと第2フレームとの組立て状態の概観を示す斜視図 本発明の実施の形態1に係るカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第1フレームと第2フレームとの組立状態を示す平面図 本発明の実施の形態1に係るカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第1フレームの外観を示す斜視図 図4の断面VI−VIに沿った矢視斜視図 本発明の実施の形態1に係るカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第1フレームと第2フレームとの結合部を第1フレーム側から見た斜視図 本発明の実施の形態1に係るカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第1フレームと第2フレームとの結合部を第2フレーム側から見た斜視図 本発明の実施の形態1に係るカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第2フレームの端部の斜視図 図4の断面X−Xに沿った断面図 本発明の実施の形態2に係るカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第1フレームと第2フレームとの組立状態を示す平面図 図11の断面XII−XIIに沿った矢視断面図 本発明の実施の形態2に係るカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第1フレームと第2フレームとの結合部を第1フレーム側から見た斜視図 本発明の実施の形態3に係るカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第2フレームの端部の斜視図 本発明の実施の形態3に係るカラー陰極線管の色選別機構の第1フレームと第2フレームとの接合部の断面図 本発明の実施の形態4に係るカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第2フレームの端部の斜視図 本発明の実施の形態4に係るカラー陰極線管の第1フレームと第2フレームとの結合部を第2フレーム側から見た斜視図 本発明の実施の形態4に係るカラー陰極線管の色選別機構の第1フレームと第2フレームとの接合部の断面図 従来のカラー陰極線管の構成を示す一部切り欠き断面図 従来のカラー陰極線管に設けられた色選別機構の外観を示す斜視図 従来のカラー陰極線管の色選別機構に設けられた第1フレームと第2フレームとの組立て状態を示す斜視図 従来のカラー陰極線管に設けられた色選別機構を構成する第1フレームの外観を示す斜視図 従来のカラー陰極線管の色選別機構を構成する第1フレームと第2フレームとの溶接方法を説明するための側面図
符号の説明
1 延伸部
1A 延伸部
2 斜面部
3 底面部
4 側面部
5 第1フレーム
6 第2フレーム
7 上面部
8 側面部
9 延伸部
10 延伸部
11 切り欠き部
12 端面部
13 延伸部
14 シャドウマスク
15 延伸部の先端
15A 延伸部の先端
16 折り曲げ部
17 折り曲げ部
18 延伸部の先端
18A 延伸部の先端
19 折り曲げ部
22 上面延伸部
23 延伸部の先端
24 切り欠き部
25 延伸部
26 延伸部の先端
100 カラー陰極線管

Claims (11)

  1. シャドウマスクと、前記シャドウマスクを支持する、断面が略三角形状の一対の第1フレームと、前記一対の第1フレームを支持する、断面が略コ字状の一対の第2フレームとを備えたカラー陰極線管であって、
    前記第1フレーム及び前記第2フレームのうちの少なくとも一方のフレームは、他方のフレームに沿って延伸された板状の延伸部を備え、
    前記延伸部の先端が溶融されることにより、前記第1フレームと前記第2フレームとが溶接されていることを特徴とするカラー陰極線管。
  2. 前記第1フレームが、前記第2フレームと重ね合わされた底面部と、前記底面部に対してほぼ垂直な側面部と、前記底面部と前記側面部との間に架け渡された斜面部と、前記底面部と前記斜面部との間の折り曲げ部とを有し、
    前記延伸部が前記第1フレームに形成され、
    前記延伸部は、前記斜面部から前記第2フレームに沿って前記折り曲げ部の折り曲げ方向と異なる方向へ延伸されている請求項1に記載のカラー陰極線管。
  3. 前記延伸部の先端にV字状の切り欠きが形成されている請求項2に記載のカラー陰極線管。
  4. 前記第2フレームが、前記第1フレームと重ね合わされた上面部と、前記上面部に対してほぼ垂直な側面部と、前記上面部と前記側面部との間の折り曲げ部とを有し、
    前記延伸部が前記第2フレームに形成され、
    前記第2フレームに形成された前記延伸部は、前記上面部から前記第1フレームに沿って前記折り曲げ部の折り曲げ方向と異なる方向へ延伸されている請求項1又は2に記載のカラー陰極線管。
  5. 前記第2フレームに形成された前記延伸部が、前記側面部の一部を切り欠いて形成されている請求項4に記載のカラー陰極線管。
  6. 前記側面部の一部を切り欠くことにより前記側面部に形成された切り欠き部の管軸方向の開口幅L1は、前記側面部の管軸方向の高さH1の5%以上30%以下である請求項5に記載のカラー陰極線管。
  7. 前記第2フレームが、前記第1フレームと重ね合わされた上面部と、前記上面部に対してほぼ垂直な側面部と、前記上面部と前記側面部との間の折り曲げ部とを有し、
    前記延伸部が前記第2フレームに形成され、
    前記第2フレームに形成された前記延伸部は、前記側面部から前記第1フレームに沿って前記折り曲げ部の折り曲げ方向と異なる方向へ延伸されている請求項1又は2に記載のカラー陰極線管。
  8. 前記第2フレームに形成された前記延伸部が、前記上面部の一部を切り欠いて形成されている請求項7に記載のカラー陰極線管。
  9. 前記上面部の一部を切り欠くことにより前記上面部に形成された切り欠き部の前記第1フレームの長手方向の開口幅L2は、前記上面部の同方向の幅Wの5%以上30%以下である請求項8に記載のカラー陰極線管。
  10. 前記第2フレームが、前記第1フレームと重ね合わされた上面部と、前記上面部に対してほぼ垂直な側面部と、前記上面部及び前記側面部に対してほぼ垂直な端面部とを有し、
    前記延伸部が前記第2フレームに形成され、
    前記第2フレームに形成された前記延伸部は、前記端面部から前記第1フレームに沿って延伸され、
    前記上面部に垂直な方向から見て、前記第2フレームに形成された前記延伸部の先端は前記端面部に対して突出している請求項1又は2に記載のカラー陰極線管。
  11. 前記第2フレームが、前記第1フレームと重ね合わされた上面部と、前記上面部に対してほぼ垂直な側面部と、前記上面部及び前記側面部に対してほぼ垂直な端面部とを有し、
    前記延伸部が前記第2フレームに形成され、
    前記第2フレームに形成された前記延伸部は、前記上面部から前記第1フレームに沿って延伸され、
    前記上面部に垂直な方向から見て、前記第2フレームに形成された前記延伸部の先端は前記端面部に対して突出している請求項1又は2に記載のカラー陰極線管。
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