JP2006047336A - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 加圧ローラと圧接する定着ローラ1が、その長手方向に沿う第1配熱領域Aを加熱する第1ヒータ8と、第1配熱領域A以外の第2配熱領域Bを加熱する第2ヒータ9を内装し、ひとつの温度過昇検出手段11が、第1ヒータ8と第2ヒータ9による温度過昇を兼用して検出する画像形成装置の定着装置で、第2ヒータ9が、第2配熱領域Bの加熱に伴って、定着ローラ1の長手方向において、第1配熱領域Aと重複する領域Cを加熱する過昇検出用の補助ヒータ10を備え、ひとつの温度過昇検出手段11が、補助ヒータ10による加熱領域Cに対応する箇所に固定して設けられている。
【選択図】 図2
Description
この第1および第2ヒータが、異常動作などに起因して点灯状態を必要以上に継続すると、用紙の焼損や周辺部品への悪影響を招くおそれがあるため、従来、第1ヒータによる第1配熱領域と第2ヒータによる第2配熱領域に対応する箇所にそれぞれ温度過昇検出手段を設け、つまり、合計2つの温度過昇検出手段を設けて、各温度過昇検出手段が異常過熱を検出すると、それに対応するヒータへの通電を停止するように構成されていた。
ところが、ひとつの温度過昇検出手段を第1配熱領域と第2配熱領域との境界部分に設けたものでは、一方のヒータのみが過熱したとき、温度過昇検出手段が必ずしも適正に動作しないとの理由から、ひとつの温度過昇検出手段を第1配熱領域と第2配熱領域とにわたって移動可能に構成したものも提案された(例えば、特許文献1参照)。
そして、ひとつの温度過昇検出手段が、その補助ヒータによる加熱領域に対応する箇所に固定して設けられているので、ひとつの温度過昇検出手段が固定して設けられているにもかかわらず、第1ヒータによる過昇も第2ヒータによる過昇も、ひとつの温度過昇検出手段によって確実に検出することができる。
その結果、例えば、ひとつの温度過昇検出手段を機械的に移動可能に構成するものに比して、非常に簡単な構造で済み、しかも、ひとつの温度過昇検出手段によって第1と第2ヒータの温度過昇を確実に検出することができる。
そして、前記補助ヒータが、定着ローラの長手方向における第1配熱領域のほぼ中央部を加熱するように構成されているので、第1ヒータの過熱検出に関して、左右いずれか一方に偏ることなく的確に検出することができる。
この種の画像形成装置としては、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリなどがあり、通常、感光体ドラムに静電潜像を形成した後、その感光体ドラムにトナーを供給してトナー像を形成し、その後、感光体ドラムのトナー像を用紙に転写し、用紙に転写したトナーを定着装置により溶融すると同時に、用紙に定着するように構成されている。
定着ローラ1は、図2に詳しく示すように、その両端に断熱用樹脂軸受5が取り付けられ、その軸受5にベアリング6が外嵌されて、装置本体に対して回転自在に保持されている。
定着ローラ1には、さらに、回転駆動用のギヤ7も取り付けられ、定着ローラ1の内部には、2つの加熱用ヒータ8,9が内装されて、定着ローラ1を加熱するように構成されている。
他のひとつは、第1ヒータ8との協働の下で、大サイズ用紙に対応するための第2ヒータ9であり、定着ローラ1の長手方向に沿って、第1配熱領域A以外の第2配熱領域B、具体的には、第1配熱領域Aの両側に位置する第2配熱領域Bをそれぞれ加熱するように構成されている。
そして、ひとつの温度過昇検出手段としてのサーモスタット11が、その過昇検出領域Cに対応する箇所に固定して設けられ、さらに、温度制御用のサーミスタ12が、そのサーモスタット11の近傍に固定して設けられている。
定着装置の動作は、全て図外の制御装置によりサーミスタ12による温度検出下において制御され、ウォームアップ時には、第1ヒータ8と第2ヒータ9に通電されて、両ヒータ8,9が定着ローラ1の第1配熱領域Aと第2配熱領域Bを加熱するとともに、第2ヒータ9による第2配熱領域Bの加熱に伴って、補助ヒータ10が第1配熱領域Aのほぼ中央部を局部的に加熱する。
通常の作動時において、搬送されてくる用紙Pが大サイズであれば、両ヒータ8,9と補助ヒータ10が第1配熱領域Aと第2配熱領域Bを加熱制御している状態で、用紙Pが定着ローラ1と加圧ローラ2の間を通過し、トナーが溶融されて用紙P上に定着される。また、用紙Pが小サイズであれば、第2ヒータ9への通電が停止もしくは抑制され、主に第1ヒータ8のみが第1配熱領域Aを加熱制御している状態で、用紙Pが両ローラ1,2間を通過して、トナーが用紙P上に定着される。
同様に、第2ヒータ9による過熱が発生すると、補助ヒータ10も過熱して過昇検出領域Cの温度が過昇する。すなわち、第2ヒータ9による過熱を過昇検出領域Cに対応する箇所に位置するサーモスタット11が検出して少なくとも第2ヒータ9への通電を停止し、第2ヒータ9の異常加熱による悪影響を未然に防止するのである。
また、補助ヒータ10による単位長さ当たりの発熱量が第2ヒータ9による第2配熱領域の単位長さ当たりの発熱量にほぼ等しいか、それ以上に設定されているため、過昇検出領域C部が配熱領域よりも早く過昇する。したがって、軸受等の部品へのダメージを小さくすることができる。
(1)先の実施形態では、定着ローラ1の内部に第1ヒータ8と第2ヒータ9の2つのヒータが内装された例を示したが、定着ローラ1に内装されるヒータの数や配置関係については、従来より種々の形態のものが存在し、本発明は、それら種々の形態の定着装置に適用可能である。
その一例を示したのが図3で、この図3の別実施形態においては、先の実施形態で示した第1ヒータ8と第2ヒータ9に加えて、第3ヒータ13も内装されている。
この別実施形態では、第1ヒータ8が主に小サイズの用紙Pに対応して第1配熱領域Aを加熱し、第3ヒータ13が大サイズの用紙Pに対応して第1配熱領域Aと第2配熱領域Bを加熱するように構成され、そして、第2ヒータ9は、主にウォームアップ時に定着ローラ1の両端部近くを加熱して、迅速なウォームアップを図るように構成されている。
この別実施形態においても、補助ヒータ10が第1配熱領域Aのほぼ中央部に位置する過昇検出領域Cを局部的に加熱するように構成され、その過昇検出領域Cに対応する箇所にひとつのサーモスタット11が固定して設けられているので、第1〜第3ヒータ8,9,13のいずれのヒータによる過昇も確実に検出することができる。
(3)前記補助ヒータ10は、図4に示すように、第2配熱領域を加熱する主ヒータに並列接続して、全体として第2ヒータを構成するものであってもよい。
2 加圧ローラ
8 第1ヒータ
9 第2ヒータ
10 過昇検出用の補助ヒータ
11 温度過昇検出手段
A 第1配熱領域
B 第2配熱領域
C 補助ヒータによる加熱領域
Claims (3)
- 加圧ローラと圧接する定着ローラが、その長手方向に沿う第1配熱領域を加熱する第1ヒータと、その第1配熱領域以外の第2配熱領域を加熱する第2ヒータを内装し、ひとつの温度過昇検出手段が、前記第1ヒータと第2ヒータによる温度過昇を兼用して検出するように設けられている画像形成装置の定着装置であって、
前記第2ヒータが、その第2配熱領域の加熱に伴って、前記定着ローラの長手方向において、前記第1配熱領域と重複する領域を加熱する過昇検出用の補助ヒータを備え、前記ひとつの温度過昇検出手段が、前記補助ヒータによる加熱領域に対応する箇所に固定して設けられている画像形成装置の定着装置。 - 前記第2ヒータが、前記定着ローラの長手方向において、前記第1配熱領域の両側に位置する前記第2配熱領域を加熱するように構成され、前記補助ヒータが、前記定着ローラの長手方向における前記第1配熱領域のほぼ中央部を加熱するように構成されている請求項1に記載の画像形成装置の定着装置。
- 前記補助ヒータによる単位長さ当たりの発熱量が、前記第2ヒータによる前記第2配熱領域の単位長さ当たりの発熱量にほぼ等しいかそれ以上に設定されている請求項1または2に記載の画像形成装置の定着装置。
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JPS5938773A (ja) * | 1982-08-28 | 1984-03-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 加熱ロ−ル型定着装置 |
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