JP2006047059A - 厚さ測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウエブをその走行方向の位置だけでなく、幅方向の位置も変化させてウエブの厚さを測定でき、しかも、ウエブが損傷することを防ぐことができる厚さ測定装置を提供する。
【解決手段】連続走行するウエブWの厚さTを測定する装置であって、装置が、ウエブWが巻き掛けられ、ウエブWの幅方向と平行な回転軸を有するベースロール2と、ベースロール2との間にウエブWを挟んでウエブWの厚さTを検出する厚さ検出部10とを備えており、厚さ検出部10が、検出部本体11と、移動機構5と、検出部本体11に設けられた、ベースロール2に対して接近離間可能に配設された接触部を有する移動部材12と、移動部材12に取り付けられたセンサ14と、移動部材12をベースロール2に向けて付勢する付勢手段13と、ウエブWの平均厚さを算出する厚さ算出部TCを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、厚さ測定装置に関する。紙や不織布、フィルム等のシート(以下、ウエブという)は、均一な厚さであることが理想であるが、ウエブが形成されたときの種々の条件によって厚さが変化するのが実状である。かかる厚さの変化を最小限に抑えるために、形成されたウエブの厚さを測定し、その測定値をフィードバック制御してウエブの形成状況を調整することが行われている。そして、ウエブの厚さの変化を抑えるためには、ウエブの厚さの測定精度を向上させることが重要である。
本発明は、ウエブ厚さを高精度に測定するための厚さ測定装置に関する。
従来から、シート等の厚さを測る装置として、シートを一対の部材によって表裏から挟み、一対の部材間の距離を測定することによってシートの厚さを検出するものがある(従来例1:特許文献1)。
図8に示すように、従来例1の装置は、磁性体ローラ36aと、この磁性体ローラ36aに当接するように配置された回転体を有する車輪ローラ37と、車輪ローラ37を支持するボビン38に巻かれたコイル45とを備えており、バネ40によって磁性体ローラ36aが車輪ローラ37に向けて付勢されている(図8(A))。
このため、磁性体ローラ36aと車輪ローラ37の回転体との間にシートPが進入すると、シートPの厚みに応じて、磁性体ローラ36aは、車輪ローラ37から少し離れるように移動する(図8(B))。すると、磁性体ローラ36aと車輪ローラ37の間で形成されている磁路が変化し、その変化がコイル45に生じるインダクタンス値の変化量として検出されるから、コイル45のインダクタンス値の変化量に基づいてシートPの厚みを検知することができる。よって、シートPのその走行方向の厚さの変化を、コイル45のインダクタンス値の変化量として測定することができる。
しかるに、シートPが紙や不織布等の場合、シートPの厚さは、その走行方向だけでなく幅方向でも変化し、しかも、シートPの表面は滑らかな面ではなく細かな凸凹が存在するため、シートPの厚さは、局所の厚さでは評価することはできず、その幅方向および走行方向の厚さを平均した厚さで評価しなければならない。
しかし、従来例1の装置では、磁性体ローラ36aと車輪ローラ37の回転体との間を通過するシートPの厚さしか測定できない。いいかえれば、シートPの幅方向の一定の位置におけるその走行方向に沿った厚さの変化しか測定することはできず、シートPの幅方向の厚さの変化を検出することはできないため、シートPの厚さの適切な評価ができない。
かといって、車輪ローラ37をシートPの幅方向に移動させればシートPの幅方向における厚さの変化も測定することができるが、車輪ローラ37の回転体は、その回転軸を磁性体ローラ36aと平行に保ったまま移動することになるため、回転体とシートPの間の摩擦が大きく、その摩擦によってシートPを傷つけてしまうおそれがある。
また、非接触式センサを2つ備えた測定器を使用し、各センサから、磁性体ローラまでの距離およびシートの表面までの距離をそれぞれ測定し、両者の測定値の差からシートの厚さを求める厚さ測定装置も開発されている(例えば、特許文献2〜4)。かかる測定装置であれば、シートの軸方向に測定器を移動させてもシートを傷つけることはなく厚さを測定することができる。
しかし、かかる測定装置は、シート表面までの距離をレーザ光の反射を利用して測定しているため、その測定値がシート表面の性状に非常に敏感に反応して変化する。例えば、シート表面の細かな凸凹や材質等によっても大きく測定値が変化するため、紙や不織布等のように細かな凸凹が存在するシートを測定した場合には測定位置による測定値の差が大きくなり、紙等の平均厚さによる評価には適さない。しかも、メンテナンス等を行うには、高度な専門知識や装置、技術が必要となるため、ランニングコスト等の費用が高くなる。
特開2002−350108号 特開平5−231856号 特開平6−55614号 特開平11−351856号
本発明は上記事情に鑑み、ウエブをその走行方向の位置だけでなく、幅方向の位置も変化させてウエブの厚さを測定でき、しかも、ウエブが損傷することを防ぐことができる厚さ測定装置を提供することを目的とする。
第1発明の厚さ測定装置は、連続走行するウエブの厚さを測定する装置であって、該装置が、前記ウエブが巻き掛けられ、前記ウエブの幅方向と平行な回転軸を有するベースロールと、該ベースロールとの間に前記ウエブを挟んで該ウエブの厚さを検出する厚さ検出部とを備えており、該厚さ検出部が、前記ベースロールの回転軸方向に沿って移動自在に設けられた検出部本体と、該検出部本体を前記ベースロールの回転軸方向に沿って移動させる移動機構と、前記検出部本体に設けられた、前記ベースロールに対して接近離間可能に配設された接触部を有する移動部材と、該移動部材に取り付けられた、前記ベースロールの表面までの距離を非接触で測定するセンサと、前記ウエブが前記ベースロール巻き掛けられていない状態において、前記移動部材の接触部が前記ベースロールの表面に接触するように、該移動部材を前記ベースロールに向けて付勢する付勢手段と、前記ウエブが巻き掛けられていない状態において前記センサによって測定された複数の基準距離と、前記ウエブが巻き掛けられている状態において前記センサによって測定された複数の計測距離に基づいて、前記ウエブの平均厚さを算出する厚さ算出部を備えていることを特徴とする。
第2発明の厚さ測定装置は、第1発明において、前記厚さ算出部が、前記センサの温度に基づいて、該センサの測定値を補正する温度補正部を備えていることを特徴とする。
第3発明の厚さ測定装置は、第1または第2発明において、前記検出部本体が、前記ベースロールの回転軸方向に沿って、記ウエブの幅よりも外方まで移動するように調整されており、前記厚さ算出部が、前記検出部本体が前記ウエブよりも外方に配置された状態において前記センサが測定した測定値に基づいて、前記センサの測定値を較正する較正機能を備えていることを特徴とする。
第4発明の厚さ測定装置は、第1、2または第3発明において、前記移動部材が、その先端に前記接触部が設けられており、その基端部を支点として、前記検出部本体に対して揺動可能に設けられていることを特徴とする。
第5発明の厚さ測定装置は、第4発明において、前記付勢手段が、前記移動部材を前記ベースロールに向けて付勢するように配設されたバネ部材であり、前記移動部材の基端部を前記検出部本体に対して揺動可能に連結する連結部材が設けられており、該連結部材が、板バネであることを特徴とする。
第6発明の厚さ測定装置は、第1、2または第3発明において、前記接触部が、前記検出部本体に対して前記ベースロールの回転軸方向に揺動可能に保持された転動ローラであることを特徴とする。
第7発明の厚さ測定装置は、第6発明において、前記移動部材が、前記検出部本体によって、前記ベースロールの回転軸と交差する軸周りに回転可能に保持されており、前記センサが、前記移動部材の回転中心に配置されていることを特徴とする。
第1発明によれば、移動部材が、ベースロールにウエブが巻き掛けられていない状態において、接触部がベースロールの表面に接触するようにベースロールに向けて付勢されているから、その状態におけるセンサからベースロールまでの距離(以下、基準距離という)を測定することができる。そして、移動部材の接触部とベースロールとの間にウエブが配置されれば、移動部材がウエブの厚さの分だけベースロールから離間するので、その状態におけるセンサからベースロールまでの距離(以下、計測距離という)をセンサが測定すれば、その測定値は、基準距離にウエブの厚さを加えた値となる。すると、計測距離から基準距離を引けば、ウエブの厚さを測定することができる。よって、走行されるウエブの厚さを、移動機構によって検出部本体を移動させながら測定すれば、幅方向および走行方向の位置が異なる複数の測定点におけるウエブの厚さに基づいて、ウエブの平均厚さを求めることができる。しかも、センサが移動部材に取り付けられており、付勢手段によって移動部材の接触部がベースロールに向けて付勢されているから、ベースロールが変形していたり撓んでいたりしても、移動部材の接触部をウエブの表面から離れることなくベースロールの変形や撓みに倣って移動させることができる。このため、センサが測定する計測距離には、ベースロールの変形等は含まれず、常に、基準距離に対してウエブの厚さを加えた長さとすることができるから、ウエブの厚さを正確に測定することができる。また、ベースロールの変形等がウエブの厚さの測定精度に影響を与えないので、装置の製造・設置が容易になり、設備コストも削減することができる。さらに、レーザ等を利用した特殊なセンサを使用する必要がないので、メンテナンス等が容易になり、ランニングコストも低減することができる。
第2発明によれば、センサの温度ドリフトが生じても、その温度ドリフトによる測定値の変化を温度補正部によって補正することができるから、温度ドリフトによって測定誤差が発生することを防ぐことができる。
第3発明によれば、検出部本体をウエブのない位置まで移動させれば、センサによって基準距離を再測定させることができるから、ウエブの走行中でも基準距離の較正を行うことができる。よって、接触部の摩耗等による基準距離の変化が生じても、その変化によってウエブ厚さに誤差が生じることを防ぐことができるから、ウエブの厚さを高精度で測定することができる。
第4発明によれば、移動部材がその基端を支点として揺動可能に設けられているから、先端部、つまり接触部をベースロールに対してスムースに接近離間させることができる。
第5発明によれば、ベースロールの撓みや変形が発生すれば、ベースロールから移動部材に対して、ベースロールの半径方向、つまり、移動部材を揺動させる方向に力が加わる。付勢手段はバネ部材であり、バネ部材は移動部材に加わる力を吸収するだけでなく吸収した力を再び移動部材に加えることになるが、このバネ部材から加わる力を板バネによって吸収させることができるから、移動部材の揺動に起因する測定誤差が発生することを防ぐことができる。また、板バネの弾性を移動部材を元の位置に復元させる力として作用させることもできるから、付勢手段の負担を軽減することができる。すると、付勢手段をコンパクトに構成することができるから、厚さ検出部をコンパクトにすることもできる。
第6発明によれば、転動ローラが検出部本体に対して、ベースロールの回転軸方向に揺動可能に保持されているから、検出部本体がベースロールの回転軸方向に移動したときに、転動ローラは、ウエブとの間に発生する摩擦抵抗が最も小さくなるように揺動する。このため、ベースロールの回転軸方向に沿ってウエブの厚さを測定する位置を変化させても、転動ローラとの間の抵抗によってウエブが損傷することを防ぐことができる。
第7発明によれば、移動部材が回転することによって転動ローラを揺動させることができる。しかも、移動部材の回転に起因するウエブの走行方向におけるベースロールとセンサの相対的な位置にズレが生じず、この位置のズレによる測定誤差が発生することを防ぐことができるから、ウエブの厚さを高精度で測定することができる。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本実施形態の厚さ測定装置1は、紙や不織布、フィルム等のシート(以下、ウエブWという)の厚さを測定するための装置であって、連続して走行するウエブWの平均厚さを測定するのに適している装置である。
図1は本実施形態の厚さ測定装置1の概略説明図である。図2は本実施形態の厚さ測定装置1の要部拡大図であり、(A)はウエブWがない状態であり、(B)はウエブWが存在する状態である。図3は本実施形態の厚さ測定装置1をウエブWを形成する設備に設置した状態の説明図であって、(A)は平面図であり、(B)は側面図である。
図2および図3において、符号Wはウエブを示している。また、図3において、符号MWは、例えば、抄紙設備の抄紙機や、フィルム製造設備のフィルム形成機等によって形成されたウエブWを排出するウエブ排出部を示しており、このウエブ排出部MWから連続して排出されたウエブWが巻き取りロールRに巻き取られるように構成されている。
図3に示すように、前記ウエブ排出部MWと巻き取りロールRとの間には、本実施形態の厚さ測定装置1が配設されている。この厚さ測定装置1のベースロール2は、その回転軸が、ウエブ排出部MWと巻き取りロールRの間におけるウエブWの幅方向と平行となるように配置されている。そして、ウエブ排出部MWから巻き取りロールRにウエブWが供給されている状態において、ベースロール2の表面がウエブWの下面と接触する位置に配設されている。いいかえれば、ウエブWがベースロール2に巻き掛けられた状態でウエブ排出部MWから巻き取りロールRに向って走行するように、ベースロール2は配設されているのである。
図3に示すように、このベースロール2の上方には、ベースロール2の回転軸と平行となるように、移動機構5の案内レール7が配設されている。この案内レール7には、その軸方向(ベースロール2の回転軸方向)に沿って移動自在なスライダ6が設けられている。このスライダ6は、図示しないリニアガイド等によって案内レール7に沿って往復移動されるように構成されている。
図1に示すように、前記スライダ6の下面には、厚さ検出部10の検出部本体11が取り付けられている。この検出部本体11の下端には、連結部材17を介して、移動部材12が取付けられている。
連結部材17は、板バネであって、その一端が検出部本体11に取付けられ、その他端が移動部材12の基端部に取付けられている。そして、連結部材17に取り付けられた状態において、移動部材12は、その後端面12sが、検出部本体11の前面11sとの間に隙間g(0.5〜1.0mm)が形成されるように配設されている(図1(B))。よって、移動部材12は、連結部材17が撓むことによって、その基端部を支点として検出部本体11に対して上下方向にスムースに揺動できるのである。
前記移動部材12は、板状の部材であって、低摩擦係数の素材、例えば、MCナイロン等によって形成されている。そして、移動部材12は、その先端部下面が、平坦面かつ前記ベースロール2の軸方向と平行となるように形成されている。この移動部材12の先端部下面が、特許請求の範囲にいう接触部である。
なお、図5に示すように、移動部材12の先端にローラ16を設けてもよく、この場合には、後述するように移動部材12をウエブWに接触させたときに、ウエブWの走行方向における移動部材12とウエブWとの間の摩擦を軽減することができる。この場合には、ローラ16が、特許請求の範囲にいう接触部となる。
また、この移動部材12の先端には、前記ベースロール2表面までの距離を非接触で測定することができる、例えば、近接センサ等のセンサ14が設けられている。
なお、センサ14は近接センサに限られず、ベースロール2との間にウエブWが存在する状態においてもベースロール2の表面までの距離を非接触で測定することができるものであれば特に限定はなく、この条件を満たすセンサであれば、ウエブWの素材に合わせて最適なセンサを選択することができる。そして、ベースロール2は、厚さを測定するウエブWの素材や、センサの種類に応じて最適な素材を採択することができ、例えば、ウエブWが紙等であって、センサ14として近接センサを使用する場合にはベースロール2の素材には磁性体や、アルミ、ステンレス、真鍮等が適している。
さらになお、移動部材12に対するセンサ14の取付け状態は特に限定されず、センサ14が、ベースロール2の表面までの距離を非接触で測定できるように取付けられていればよい。
図1に示すように、前記センサ14は、配線Lによって厚さ算出部TCに接続されている。この厚さ算出部TCは、以下に示すように、センサ14が発信した測定信号に基づいて、ウエブWの厚さTを算出するものであり、各測定信号を測定データとして保存するデータ格納部と、測定信号およびデータ格納部に保存されている測定データに基づいてウエブWの厚さを算出する演算部を有している。
また、図1に示すように、検出部本体11の上部かつ、移動部材12の先端部の上方には、ブラケット11aが設けられている。このブラケット11aと移動部材12の上面との間には、移動部材12をベースロール2に向けて付勢する、例えばバネ等の付勢手段13が設けられている。なお、図1に示すように付勢手段13をブラケット11aに対して付勢力を調整する調整部13bを介して取り付ければ、ウエブWの材質等に合わせて付勢力を調整できるので、好適である。
上記のごとき構成であるから、本実施形態の厚さ測定装置1は、以下のようにしてウエブWの厚さを測定することができる。
まず、ウエブWがない状態においては、付勢手段13によって移動部材12がベースロール2に向けて付勢されており、移動部材12の下面がベースロール2の表面に直接接触した状態となる(図2(A))。この状態において、センサ14によってベースロール2までの距離を測定すれば、ウエブWがない状態におけるベースロール2の半径方向におけるセンサ14からベースロール2までの距離(以下、基準距離D1という)を測定することができる。このとき、センサ14は、基準距離D1に対応した測定信号を厚さ算出部TCに発信し、その測定信号は、基準距離データとして厚さ算出部TCのデータ格納部に保存される。
ついで、ウエブ排出部MWから巻き取りロールRにウエブWが供給されれば、ベースロール2の外周面にウエブWが巻き掛けられるため、ベースロール2と移動部材12の下面との間にはウエブWが配置される。この状態では、移動部材12の下面はウエブWの表面に接触し、かつ、ベースロール2との間にウエブWを挟んだ状態となるから、(図2(B))、移動部材12は、ウエブWの厚さTの分だけ上方に移動し、ベースロール2から離間する。この状態において、センサ14によってベースロール2までの距離を測定すれば、センサ14は、基準距離D1にウエブWの厚さTを加えた距離(以下、計測距離D2という)を測定することができる。そして、計測距離D2を測定したときに、センサ14は、計測距離D2に対応した測定信号を厚さ算出部TCに発信し、その測定信号は、計測距離データとして厚さ算出部TCのデータ格納部に保存される。
そして、データ演算部が基準距離データと計測距離データとを演算すれば(具体的には、計測距離データから基準距離データを減算する処理を行えば)、計測距離D2から基準距離D1を引いた長さであるウエブWの厚さTを算出することができる。なお、基準距離データと計測距離データからウエブWの厚さTを求めることができれば、データ演算部における処理は減算処理に限られない。
また、センサ14が移動部材12とともに移動するように取り付けられており、付勢手段13によって移動部材12の下面がベースロール2に向けて付勢されているから、ベースロール2が変形していたり撓んでいたりしても、移動部材12の下面をウエブWの表面から離れることなくベースロール2の変形や撓みに倣って移動させることができる。すると、センサ14が測定する計測距離D2には、ベースロール2の変形等は含まれず、常に、基準距離D1に対してウエブWの厚さTを加えた長さとすることができる。よって、ベースロール2や移動部材12の設計・設置精度をそれほど高くしなくても、ウエブWの厚さを正確に測定でき、装置の製造・設置が容易になり、設備コストも削減することができる。
ここで、付勢手段13はバネ部材である場合には、付勢手段13は、移動部材12をベースロール2に付勢するだけでなく、ベースロール2から移動部材12に加わる力を吸収するからこそ、移動部材12の下面をベースロール2の変形や撓みに倣って移動させることができる一方、吸収した力を再び移動部材12に加わえるようにも作動する。すると、再び移動部材12に加わる力によって移動部材12に振動が発生し、その振動が大きくなると、その振動によってセンサ14の測定精度が影響を受ける可能性がある。しかし、移動部材12は板バネである連結部材17を介して検出部本体11に連結されており、上記のごとく、その後端面12sと検出部本体11の前面11sとの間に隙間g(0.5〜1.0mm)が形成されるように配設されているから、この付勢手段13から加わる力を連結部材17によって吸収させることができるから、移動部材の揺動に起因する測定誤差が発生することを防ぐことができる。しかも、連結部材17の弾性を移動部材12を元の位置に復元させる力として作用させることもできるから、付勢手段13の負担を軽減することができる。すると、付勢手段13をコンパクトに構成することができるから、厚さ検出部1をコンパクトにすることもできる。
図4(A)に示すように、移動機構5によって検出部本体11をベースロール2の回転軸方向に移動させれば、移動部材12の下面がウエブWと接触する位置はウエブWの走行方向に沿って斜めに移動する。すると、ウエブWの厚さTを測定する位置、つまり測定点MPがウエブWの走行方向に沿って斜めに移動することになるから、計測距離D1を、連続してまたは複数個所で測定することができる。すると、連続してまたは複数個所で測定された測定距離データに基づいて、ウエブWの幅方向や走行方向におけるウエブWの厚さTの変動や、異なる測定点MPにおけるウエブWの厚さTを算出することができるから、そのウエブWの厚さTの平均値を求めることができる、よって、ウエブWが長さLだけ走行する間にウエブWの幅だけ検出部本体11が移動するように調整しておけば、その間に測定された複数の測定点MPにおけるウエブWの厚さTの平均値を厚さ算出部TCによって算出すれば、長さLの区間において、走行方向の厚さの変化だけでなく、幅方向の厚さの変化も含んだウエブWの平均的な厚さを求めることができるから、ウエブWの厚さを適切に評価することができる。よって、ウエブWの平均的な厚さに基づくウエブWの厚さの評価をウエブWの製造工程に対するフィードバックすれば、ウエブWの厚さTのバラツキを小さくすることができる。とくに、厚さ算出部TCによってウエブWの厚さの評価を数値化するようにしておけば、厚さ算出部TCからの信号によって、ウエブWの厚さの評価を自動的にウエブWの製造工程にフィードバックすることも可能である。
とくに、検出部本体11の移動量が、ベースロール2の回転角度に比例するように調整しておけば、検出部本体11を移動させたときに、センサ14は、検出部本体11の移動方向およびベースロール2の軸方向における位置および検出部本体11の移動方向が同じであれば、常に同じベースロール2の表面までの距離を測定することになる。すると、ウエブWの厚さTを測定する前に、基準距離D1を、検出部本体11を移動させながら複数点測定しておけば、同じベースロール2の表面までの測定したときの基準距離D1を使用してウエブWの厚さTを算出できる。すると、ベースロール2等の変形等がウエブWの厚さTに与える影響をより一層小さくすることができるので、ウエブWの厚さTの測定精度を高くすることができる。
そして、図4(B)に示すように、移動機構5によって、厚さ検出部10が往復する場合、ウエブWと移動部材12との間の摩擦によるウエブWの損傷が問題となるが、移動部材12を上記のごとき低摩擦係数の素材によって形成することによって、ウエブWの損傷を抑えているが、長期間使用すれば、移動部材12の摩耗が生じる可能性があり、また、摩耗が生じなくても温度膨張等が発生する可能性がある。すると、摩耗等による移動部材12の厚さや形状の変化などに起因する基準距離D1の変化が発生する可能性がある。そこで、厚さ検出部10が往復させるときに、ウエブWのない位置RP(以下、較正位置RPという)まで移動してから反転するように制御すれば、較正位置RPにおいて、基準距離D1の再測定をすることができる。すると、較正位置RPにおいて測定された基準距離D1に基づいて、移動部材12の摩耗等による基準距離D1の変化を較正することができる。よって、現実の基準距離D1と、事前に測定されている基準距離D1の差に起因するウエブWの厚さTの測定誤差が発生することを防ぐことができ、ウエブWの厚さを高精度で測定することができる。
なお、較正位置RPにおける基準距離D1の較正は毎回行わなくてもよく、所定の回数往復してから較正するようにしてもよい。
また、測定作業を長時間行えば、センサ14の温度が上昇し、その温度上昇に伴う温度ドリフトに起因する測定値の変化が生じ、ウエブWの厚さの測定誤差が生じる可能性があるが、上記の較正位置RPにおける基準距離D1の較正を行うことによって、温度ドリフトに起因する測定値の変化も補正することができる。とくに、厚さ算出部TCに温度補正部を設け、この温度補正部に、較正位置RPにおいて図示しない温度センサによって測定されたセンサ14の温度を送信するようにしておけば、較正位置RPにおける基準距離D1の較正とは別に、センサ14の温度ドリフトに起因する測定値の変化を温度補正部によって補正することができる。すると、温度ドリフトに起因する測定値の変化が誤差範囲を超える時間間隔が、移動部材12の摩耗等による基準距離D1の変化が誤差範囲を超える時間よりも短い場合には、基準距離D1の較正を行わなくても温度ドリフトに起因する測定値の変化をだけを補正することも可能である。そして、温度ドリフトに起因する測定値の変化と、移動部材12の摩耗等による基準距離D1の変化を別々に認識できるので、移動部材12等の交換時期を判断する目安とすることもできる。
つぎに、他の実施形態の厚さ測定装置1Bを説明する。
なお、他の実施形態の厚さ測定装置1Bは、厚さ検出部20の構成以外は、厚さ測定装置1と実質的同様の構成を有するので、厚さ検出部20の構成のみを説明する。
図6は他の実施形態の厚さ測定装置1の概略説明図である。同図に示すように、前記スライダ6には、固定部材6a,6bを介して厚さ検出部20の検出部本体21が取り付けられている。この検出部本体21は、下端が開口した中空な円筒状空間21aを備えており、この円筒状空間21aの軸方向がベースロール2の半径方向と一致するように配設されている。
この検出部本体21の円筒状空間21aには、その下端の開口部から、円筒状の移動部材22が挿入されている。この移動部材22は、その中心軸が円筒状空間21aの中心軸と一致するように配置されており、円筒状空間21aの軸方向に沿って移動自在、かつ円筒状空間21aの中心軸まわりに、いいかえれば、移動部材22自身の中心軸まわりに回転自在に取り付けられている。そして、移動部材22の下端部には、前記ベースロール2外周面までの距離を非接触で測定することができる、例えば、近接センサ等のセンサ24が設けられている。
また、図6に示すように、移動部材22の上端と、検出部本体21の上端内面との間には、移動部材22をベースロール2に向けて付勢する、例えばバネ等の付勢手段23が設けられている。一方、移動部材22の下端には、ブラケット25を介して転動ローラ26が取り付けられている。この転動ローラ26は、その回転軸が前記ベースロール2の回転軸を含む面と平行であって、かつ、移動部材22の軸方向において、その下端が移動部材12の下端よりも下方に位置するように配設されている。
このため、ウエブWがない状態においては、付勢手段23によって移動部材22がベースロール2に向けて付勢されると、転動ローラ26の外周面がベースロール2の外周面に直接接触した状態となるから(図7(A))、ウエブWがない状態において、ベースロール2の半径方向におけるセンサ24からベースロール2までの距離(以下、基準距離D1という)を測定することができる。
そして、ウエブ排出部MWから巻き取りロールRにウエブWが供給されるときには、ベースロール2の外周面にウエブWが巻き掛けられるため、ベースロール2と転動ローラ26の間にウエブWが配置される。この状態では、転動ローラ26はウエブWの表面に接触し、かつ、ベースロール2との間にウエブWを挟んだ状態となる(図7(B))。すると、転動ローラ26はウエブWの厚さTの分だけベースロール2に対して上方に移動するから、転動ローラ26とともに移動部材22もウエブWの厚さTの分だけ上方に移動し、ベースロール2から離間する。この状態においては、センサ24は、基準距離D1にウエブWの厚さTを加えた距離(以下、計測距離D2という)を測定することになるから、計測距離D2から基準距離D1を引けば、ウエブWの厚さTを測定することができる。
上記の転動ローラ26が、特許請求の範囲にいう接触部である。
なお、転動ローラ26とウエブWの接触する位置はセンサ24の中心軸と一致しておらず、ベースロール2の外周方向に沿って若干のズレがあるため、そのズレに起因するウエブWの厚さTの測定誤差が生じるおそれがある。通常のこのズレに起因するウエブWの厚さTの測定誤差は非常に小さく、センサ24の測定誤差の範囲内にあると考えられるが、このズレ量は事前に把握できるので、そのズレに基づいて測定されたウエブの厚さTを補正するようにしておけば、ウエブWの厚さTをより正確に把握することができる。
また、移動部材22が検出部本体21に対してその中心軸周りに回転自在であるから、検出機構5によって検出部本体21がベースロール2の回転軸方向に移動したときに、転動ローラ26は、ウエブWとの間に発生する摩擦抵抗が最も小さくなるように揺動することができる。このため、ウエブWの厚さTを測定する位置をベースロール2の回転軸方向に沿って変化させても、転動ローラ26との間の抵抗によってウエブWが損傷することを防ぐことができる。
そして、センサ24をその中心軸が移動部材22の中心軸に一致するように配設しておけば、移動部材22が回転しても、センサ24の中心軸は、ベースロール2に対して、ウエブWの走行方向における相対的な位置は変化しない。つまり、検出部本体21がベースロール2の回転軸方向に移動したときに、センサ24の中心軸は、ベースロール2の回転軸に沿って真っ直ぐに移動する。すると、センサ24が測定する計測距離D2を、常に、基準距離D1に対してウエブWの厚さTを加えた長さとすることができるから、検出部本体21が移動させたことによる計測距離D2の測定誤差が発生することを防ぐことができ、ウエブWの厚さを高精度で測定することができる。
なお、移動部材22が回転することによって、転動ローラ26がウエブWと接触する位置が変化するため、その変化に起因するウエブWの厚さTの測定誤差が生じるおそれがある。通常、このズレに起因するウエブWの厚さTの測定誤差は非常に小さく、センサ24の測定誤差の範囲内にあると考えられるが、このズレ量は、移動部材22の回転角度を辺出すれば把握できるので、そのズレに基づいて測定されたウエブの厚さTを補正するようにしておけば、ズレ量の誤差があっても、ウエブWの厚さTをより正確に把握することができる。
さらになお、移動部材22は検出部本体21に対して回転できないように取り付けてもよく、この場合には、転動ローラ26を支持するブラケット25を、移動部材22に対して、その中心軸周りに揺動できるように取り付ければよい。
本発明の厚さ測定装置は、紙や不織布等のように、表面に細かな凹凸が存在し、また、長さ方向幅方向の厚さの変化を平均値として評価することが好ましいウエブの厚さ測定に適している。
本実施形態の厚さ測定装置1の概略説明図である。 本実施形態の厚さ測定装置1の要部拡大図であり、(A)はウエブWがない状態であり、(B)はウエブWが存在する状態である。 本実施形態の厚さ測定装置1をウエブWを形成する設備に設置した状態の説明図であって、(A)は平面図であり、(B)は側面図である。 本実施形態の厚さ測定装置1による厚さ測定を説明した図である。 移動部材12にローラ16を設けた厚さ測定装置1の概略説明図である。 他の実施形態の厚さ測定装置1Bの概略説明図である。 他の実施形態の厚さ測定装置1Bの要部拡大図であり、(A)はウエブWがない状態であり、(B)はウエブWが存在する状態である。 従来の厚さ測定装置の一例を示した図である。
符号の説明
1 厚さ測定装置
2 ベースロール
5 移動機構
10 厚さ検出部
11 検出部本体
12 移動部材
13 付勢手段
14 センサ
17 連結部材
TC 厚さ算出部
W ウエブ

Claims (7)

  1. 連続走行するウエブの厚さを測定する装置であって、
    該装置が、
    前記ウエブが巻き掛けられ、前記ウエブの幅方向と平行な回転軸を有するベースロールと、
    該ベースロールとの間に前記ウエブを挟んで該ウエブの厚さを検出する厚さ検出部とを備えており、
    該厚さ検出部が、
    前記ベースロールの回転軸方向に沿って移動自在に設けられた検出部本体と、
    該検出部本体を前記ベースロールの回転軸方向に沿って移動させる移動機構と、
    前記検出部本体に設けられた、前記ベースロールに対して接近離間可能に配設された接触部を有する移動部材と、
    該移動部材に取り付けられた、前記ベースロールの表面までの距離を非接触で測定するセンサと、
    前記ウエブが前記ベースロール巻き掛けられていない状態において、前記移動部材の接触部が前記ベースロールの表面に接触するように、該移動部材を前記ベースロールに向けて付勢する付勢手段と、
    前記ウエブが巻き掛けられていない状態において前記センサによって測定された複数の基準距離と、前記ウエブが巻き掛けられている状態において前記センサによって測定された複数の計測距離に基づいて、前記ウエブの平均厚さを算出する厚さ算出部を備えている
    ことを特徴とする厚さ測定装置。
  2. 前記厚さ算出部が、前記センサの温度に基づいて、該センサの測定値を補正する温度補正部を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の厚さ測定装置。
  3. 前記検出部本体が、前記ベースロールの回転軸方向に沿って、前記ウエブの幅よりも外方まで移動するように調整されており、
    前記厚さ算出部が、
    前記検出部本体が前記ウエブよりも外方に配置された状態において前記センサが測定した測定値に基づいて、前記センサの測定値を較正する較正機能を備えている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の厚さ測定装置。
  4. 前記移動部材が、
    その先端に前記接触部が設けられており、
    その基端部を支点として、前記検出部本体に対して揺動可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の厚さ測定装置。
  5. 前記付勢手段が、前記移動部材を前記ベースロールに向けて付勢するように配設されたバネ部材であり、
    前記移動部材の基端部を前記検出部本体に対して揺動可能に連結する連結部材が設けられており、
    該連結部材が、板バネである
    ことを特徴とする請求項4記載の厚さ測定装置。
  6. 前記接触部が、前記検出部本体に対して前記ベースロールの回転軸方向に揺動可能に保持された転動ローラである
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の厚さ測定装置。
  7. 前記移動部材が、前記検出部本体によって、前記ベースロールの回転軸と交差する軸周りに回転可能に保持されており、
    前記センサが、前記移動部材の回転中心に配置されている
    ことを特徴とする請求項6記載の厚さ測定装置。
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