JP2006044606A - ドアミラー - Google Patents

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Abstract

【課題】後方の視認以外の付加機能を持ち、かつ歩行者や自転車等が万一衝突した場合にも十分な安全性を確保できるドアミラー10を提供する。
【解決手段】車両用のドアミラー10であって、車両の後方の景色を写す主ミラー16と、主ミラー16を保持するミラーボデー12と、ミラーボデー12の素材よりも軟質な素材で形成された軟質部材18であって、少なくとも、ミラーボデー12の縁部202における車両の車幅方向の外側の部分204を覆うように、ドアミラー10における車両の後方側に設けられた軟質部材18と、車両の後方から入射する光を反射する車線視認用ミラー20及び反射部材22であって、軟質部材18に保持された車線視認用ミラー20及び反射部材22とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用のドアミラーに関する。
ドアミラーは、車両の車幅方向の最も外側に取り付けられる。そのため、駐車中の車両の側方を通過する歩行者や自転車等は、ドアミラーに衝突してしまう場合がある。そこで、近年、ドアミラーに、衝突を予防するための付加機能を持たせることが検討されている。例えば、ドアミラーの存在を車外後方に知らせるために、ドアミラーに反射板を設ける構成が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
また、従来、その他にも、ドアミラーに付加機能を持たせた構成が知られている。例えば、より広い視界を得るために、後方確認用のミラー部に加え、曲率半径の異なるサイドアンダー用のミラー部を設ける構成が知られている(例えば、特許文献3参照。)。
実開平5−26639号公報 特開平9−254713号公報 特開平8−188088号公報
ドアミラーにおいては、歩行者や自転車等が万一衝突した場合にも、十分な安全性を確保できることが望まれている。また、ドアミラーの意匠は、車両全体の意匠に大きな影響を与える。そのため、ドアミラーに付加機能を持たせる場合にも、ドアミラーは、車両全体のデザイン性を低下させない意匠を有することが望まれている。
そこで、本発明は、上記の課題を解決できるドアミラーを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を有する。
(構成1)車両用のドアミラーであって、車両の後方の景色を写すミラー部と、ミラー部を保持するミラーボデーと、ミラーボデーの素材よりも軟質な素材で形成された軟質部材であって、少なくとも、ミラーボデーの縁部における車両の車幅方向の外側の部分を覆うように、ドアミラーにおける車両の後方側に設けられた軟質部材と、車両の後方から入射する光を反射する反射部であって、軟質部材に保持された反射部とを備える。このように構成すれば、軟質部材により、歩行者や自転車等がドアミラーに衝突した場合の安全性を確保することができる。また、軟質部材を利用して、ドアミラーに付加機能を持たせることができる。
(構成2)軟質部材は、車両の前方からドアミラーを見た場合に、ミラーボデーの後ろに隠れる。このように構成すれば、前方から見た場合のドアミラーの意匠に、軟質部材及び反射部が影響を与えるのを防ぐことができる。そのため、ドアミラー及び車両全体のデザイン性を高めることができる。
(構成3)反射部は、樹脂で形成された樹脂ミラーである。このように構成すれば、歩行者や自転車等が衝突した場合にも割れにくい反射部を、低コストで設けることができる。
(構成4)複数の反射部を備え、第1の反射部は、車線を示すために道路上に描画された線を視認するための車線視認用ミラーであり、第2の反射部は、後方からの光に応じて所定の色の光を乱反射する反射部材であり、軟質部材は、車線視認用ミラーを、反射部材の鉛直方向下側に保持する。ここで、反射部材は、車両の後方に光を反射する。また、車線視認用ミラーは、車両の下方を写す。そのため、このように構成すれば、反射部材及び車線視認用ミラーを、それぞれの用途に適した位置に保持できる。また、ドアミラーにおける車両の後方側の面を有効に利用して、ドアミラーに、複数の付加機能を持たせることができる。
(構成5)軟質部材は、側面に、ミラーボデーの内面に向かって突出する凸部有し、ミラーボデーは、内面に、軟質部材の凸部と嵌合すべき凹部を有し、軟質部材は、凸部と凹部とを嵌合させて、ミラー部の一部を覆うように、ミラーボデーに取り付けられる。このように構成すれば、軟質部材を取り外した場合に目立つ形状をミラーボデーに設けることなく、軟質部材を固定することができる。
(構成6)ミラーボデーの内部に取り付けられるフレームであって、ミラー部を保持するフレームを更に備え、軟質部材は、ミラーボデーの内部に向かって窪む窪部を有し、窪部に収容されたネジによりフレームに固定されて、ドアミラーにおける車両の後方側の面の、ミラー部により覆われていない部分を覆うように取り付けられ、反射部は、窪部の開口部を覆うように取り付けられる。このように構成すれば、取り付けに用いるネジを隠しつつ、軟質部材をミラーボデーに確実に固定することができる。
本発明によれば、歩行者や自転車等が万一衝突した場合にも、十分な安全性を確保できるドアミラーを提供することができる。また、安全性を確保するための軟質部材を利用して、ドアミラーに付加機能を持たせることができる。また、ドアミラー及び車両全体のデザイン性を高めることができる。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態に係るドアミラー10の構成の一例を示す。図1(a)は、ドアミラー10の正面図であり、車両の前方から見たドアミラー10を示す。図1(b)は、ドアミラー10の背面図であり、車両の後方から見たドアミラー10を示す。図2(a)は、ドアミラー10の断面A−Aを示す断面図である。図2(b)は、ドアミラー10の断面B−Bを示す断面図である。本例は、後方の視認以外の付加機能を持ち、かつ歩行者や自転車等が万一衝突した場合にも十分な安全性を確保できるドアミラー10(マルチセーフティミラー)を、ドアミラー10及び車両全体のデザイン性を低下させることなく提供することを目的とする。
ドアミラー10は、ミラーサブアッシ26、ミラー調整装置30、フレーム28、ミラーボデー12、ミラーベース14、車線視認用ミラー20、反射部材22、及び軟質部材18を備える。ミラーサブアッシ26は、主ミラー16及びホルダーミラー24を有する。主ミラー16は、ミラー部の一例であり、車両の後方の景色を、車両の運転者が視認できるように写す。主ミラー16の大きさは、ドアミラー10における車両の後方側の面において、少なくとも過半を占める大きさであるのが好ましい。ホルダーミラー24は、主ミラー16の裏面及び側面を覆う樹脂部材であり、主ミラー16を保持しつつ、ミラー調整装置30に取り付けられる。
ミラー調整装置30は、ホルダーミラー24を挟んで主ミラー16と対抗するように、ミラーボデー12内に設けられている。そして、ミラー調整装置30は、ドアミラー10の外部から受け取る指示に応じて、ミラーサブアッシ26を駆動することにより、主ミラー16の向きを調整する。フレーム28は、ミラーボデー12の内部に取り付けられ、ミラー調整装置30を保持することにより、ミラー調整装置30及びホルダーミラー24を介して、主ミラー16を保持する。
ミラーボデー12は、フレーム28、ミラー調整装置30、及びミラーサブアッシ26を収容する筐体であり、例えばABS樹脂等で形成される。ミラーボデー12は、フレーム28を固定することにより、ミラー調整装置30及びホルダーミラー24を介してフレーム28に取り付けられている主ミラー16を、収容して保持する。ミラーベース14は、ドアミラー10において車体に取り付けられる部分である。また、ミラーベース14は、ミラーボデー12を、主ミラー16が車両の後方を向くようにして保持する。
車線視認用ミラー20及び反射部材22は、反射部の一例であり、車両の後方から入射する光を反射する。このように構成すれば、ドアミラー10に、後方の視認以外の付加機能を持たせることができる。
車線視認用ミラー20は、車線を示すために道路上に描画された線を視認するための補助ミラーである。車線視認用ミラー20は、主ミラー16よりも大きな曲率のミラーであってよい。また、車線視認用ミラー20は、非対称ミラーであってよい。
また、本実施形態において、車線視認用ミラー20は、樹脂ミラーである。このように構成すれば、例えば歩行者や自転車等がドアミラー10に衝突した場合にも、車線視認用ミラー20が割れるのを防ぐことができる。また、割れにくい車線視認用ミラー20を、低コストで形成することができる。
尚、ドアミラー10は、車線視認用ミラー20に代わる反射部として、その他の補助ミラーを備えてもよい。この補助ミラーは、主ミラー16の死角を写すのが好ましい。また、この補助ミラーは、主ミラー16よりも小さな曲率のミラーであってもよい。
反射部材22は、後方からの光に応じて所定の色の光を乱反射する反射ラベルである。このように構成すれば、車両を駐車している場合にも、後方から接近する歩行者や自転車等にドアミラー10の存在を早期に知らせ、ドアミラー10への衝突を予防することができる。
軟質部材18は、例えば、エラストマゴム等の、ミラーボデー12の素材よりも軟質な素材で形成された部材である。軟質部材18は、ドアミラー10における車両の後方側の面の一部を覆う被覆物であり、少なくとも、ミラーボデー12の縁部202における車両の車幅方向の外側の部分204を覆うように設けられる。ここで、縁部202は、ミラーボデー12における主ミラー16を囲む部分の端部であり、車両の後方を向いている。また、車幅方向の外側の部分204とは、例えば、ミラーボデー12において車幅方向外側から主ミラー16を覆う部分の縁部202である。外側の部分204は、ミラーボデー12における車幅方向の外側1/6程度の部分にある縁部202であってよい。
本実施形態において、軟質部材18は、外側の部分204を含めて、ミラーボデー12における、車幅方向の外側1/4程度の部分の全体を覆う。このように構成すれば、例えば歩行者や自転車等がドアミラー10に衝突した場合に、軟質部材18は、衝突の衝撃を緩和する。そのため、歩行者や自転車等の十分な安全性を確保することができる。
また、軟質部材18は、車線視認用ミラー20及び反射部材22を、ドアミラー10における車両の後方側の面上に保持する。このように構成すれば、安全性を高めるために設けた軟質部材18を利用して、主ミラー16と異なる機能を有する車線視認用ミラー20及び反射部材22を適切に取り付けることができる。そのため、付加機能を持ち、かつ十分な安全性を確保できるドアミラー10を、低コストで提供することができる。このように構成すれば、主ミラー16では見えない領域を運転者に視認させたり、ドアミラー10の存在を後方に知らせたりすることができる。
また、軟質部材18は、反射部材22を、車線視認用ミラー20の鉛直方向下側に保持する。このように構成すれば、ドアミラー10における車両の後方側の面を有効に利用して、ドアミラー10に、複数の付加機能を持たせることができる。
以下、軟質部材18の構造について、更に詳しく説明する。本実施形態において、軟質部材18は、ドアミラー10に後付けされるアタッチメント部品であり、主ミラー16の一部を覆うように、ミラーボデー12に、車線視認用ミラー20及び反射部材22とともに取り付けられる。このように構成すれば、ミラーサブアッシ26を交換することなく、軟質部材18、車線視認用ミラー20、及び反射部材22を、必要に応じて取り付けることができる。
軟質部材18は、軟質部材18の縁部をミラーボデー12の縁部202に引っ掛けるようにして、ミラーボデー12に固定される。本実施形態において、軟質部材18及びミラーボデー12は、嵌合部分302において、それぞれの縁部に、互いに嵌合する構成を有する。嵌合部分302は、ミラーボデー12の内面に軟質部材18が接する部分である。ミラーボデー12の内面とは、ミラーボデー12においてミラーサブアッシ26を囲む内側の面である。互いに嵌合する構成に代えて、軟質部材18及びミラーボデー12の一方は、縁部に、他方の縁部に係合する爪部を有してもよい。
本実施形態によれば、縁部202に引っ掛けるようにして固定されることにより、軟質部材18は、ドアミラー10における車両の前方側にはみ出すことなく、車両の後方側に固定される。そのため、軟質部材18は、車両の前方からドアミラー10を見た場合にミラーボデー12の後ろに隠れるように取り付けられる。
ここで、ドアミラー10の前方側において、ミラーボデー12は、走行時の空気抵抗を抑えるために、丸みを帯びた形状に形成される。これに対し、ドアミラー10の後方側において、ミラーボデー12は、主ミラー16を保持するために、後方側に突出した縁部202を有する。そのため、後方から車両に接近する歩行者や自転車等がドアミラー10に衝突した場合、歩行者や自転車等は、より強い衝撃を受けることとなる。そのため、ドアミラー10の十分な安全性を確保するため、ドアミラー10は、後方からの衝突に備えた構成を有するのが好ましい。また、ドアミラー10及び車両全体のデザイン性の観点から、ドアミラー10は、前方に、余分な構成を有さないことが好ましい。
本実施形態において、車両の前方から見たドアミラー10の外観は、軟質部材18を取り付けた場合にも変化しない。そのため、ドアミラー10本来の意匠に影響を与えることなく、ドアミラー10の安全性を高め、歩行者や自転車等の衝突に対し、十分な安全性を確保することができる。
更には、ドアミラー10及び車両全体の意匠の調和を崩すことなく、車線視認用ミラー20、及び反射部材22を取り付け、ドアミラー10に付加機能を持たせることができる。例えば、軟質部材18等を取り付けない状態におけるドアミラー10が対称性を生かした意匠を有している場合、この対称性を損なうことなく、軟質部材18、車線視認用ミラー20、及び反射部材22を取り付けることができる。
また、本実施形態において、反射部材22は、軟質部材18の表面に貼り付けられる。また、軟質部材18は、車線視認用ミラー20を取り付けるための穴部104を有しており、穴部104に車線視認用ミラー20を収容することにより、車線視認用ミラー20を保持する。
ここで、主ミラー16よりも曲率が大きな局面状の車線視認用ミラー20を、反射部材22と同様に、軟質部材18の表面に貼り付けようとすれば、車線視認用ミラー20が軟質部材18の表面から大きく突出することとなる。そして、車線視認用ミラー20が軟質部材18から突出しているとすれば、例えば歩行者や自転車等がドアミラーに衝突した場合に、衝突の衝撃を受け、軟質部材18から外れてしまうおそれがある。また、突出している部分が、衝突の相手に引っ掛かってしまうおそれもある。しかし、本実施形態によれば、車線視認用ミラー20を、軟質部材18から突出させずに、適切に保持することができる。
尚、歩行者や自転車等は、路肩側のドアミラー10に対して衝突しやすい。そのため、軟質部材18は、路肩側となる助手席側ののドアミラー10に取り付けられるのが好ましい。このように構成すれば、更に、運転者は、車線視認用ミラー20により路肩の様子を視認することができる。
また、軟質部材18は、後付けのアタッチメントではなく、ビルトインされた部材として、ドアミラー10に備え付けられていてもよい。ドアミラー10に備え付けられている場合、軟質部材18は、例えば、主ミラー16と重ならないように、ミラーボデー12の一部を覆う。
図3は、軟質部材18とミラーボデー12との嵌合部分302を詳細に示す部分拡大図である。本実施形態において、軟質部材18は、側面(リップ部)に、ミラーボデー12の内面に向かって突出する凸部304を有する。また、ミラーボデー12は、内面に、軟質部材18の凸部304と嵌合すべき凹部306を有する。そして、軟質部材18は、凸部304と凹部306との嵌合により、主ミラー16の一部を覆うように、ミラーボデー12に取り付けられる。

このように構成すれば、凹部306をミラーボデー12側に形成しているため、例えば凸部304をミラーボデー12側に形成する場合と比べ、軟質部材18を取り外した場合に、軟質部材18を取り付けるための嵌合機構を目立たなくできる。そのため、軟質部材18を取り外した場合に目立つ形状をミラーボデー12に設けることなく、軟質部材18を固定することができる。また、ドアミラー10及び車両全体のデザイン性を低下させることなく、軟質部材18を取り付けることができる。尚、凸部304及び凹部306は、軟質部材18とミラーボデー12の内面とが接する部分の全周に形成されてもよく、部分的に形成されてもよい。
図4は、本発明の第2の実施形態に係るドアミラー10の構成の一例を示す分解斜視図である。尚、以下に説明する点を除き、図1〜3に示した構成と同一又は同様の機能を有する構成は、図1〜3と同じ符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態において、ドアミラー10は、交換可能なミラーサブアッシ26又はミラーサブアッシ36を備える。ミラーサブアッシ26は、ドアミラー10における車両の後方側の面のほぼ全体を覆う大きさをの主ミラー16と、主ミラー16を保持するホルダーミラー24とを有する。
ミラーサブアッシ36は、軟質部材18を取り付ける場合専用の小型サブミラーアッシーであり、主ミラー16よりも小面積な主ミラー32と、主ミラー32を保持するホルダーミラー34とを有する。主ミラー32は、ドアミラー10における車両の後方側の面の一部を覆う大きさを有する。ホルダーミラー34は、主ミラー32を保持しつつ、ミラー調整装置30及びフレーム28により、ミラーボデー12に取り付けられる。
そして、ミラーサブアッシ36がミラーボデー12に取り付けられる場合、軟質部材18は、ミラーサブアッシ36と重ならないようにミラーボデー12に取り付けられ、ドアミラー10における車両の後方側の面の、主ミラー32により覆われていない部分を覆う。このように構成すれば、主ミラー32の面積が小さいため、主ミラー32の向きを調整した場合でも、主ミラー32と軟質部材18との干渉が生じない。そのため、本実施形態によれば、軟質部材18と共に用いる主ミラー32の向きの調整の自由度を高めることができる。
図5は、軟質部材18を取り付けた場合のドアミラー10の断面図を示す。図5(a)は、ドアミラー10の断面A−Aを示す断面図である。図5(b)は、ドアミラー10の断面B−Bを示す断面図である。
本実施形態において、軟質部材18は、反射部材22及び車線視認用ミラー20の裏側に、ミラーボデー12の内部に向かって窪む窪部106を有し、窪部106に収容されたネジ108によりフレーム28に固定される。反射部材22及び車線視認用ミラー20のそれぞれは、ネジ108をネジ止めした後に、窪部106のの開口部を覆うように取り付けられる。このように構成すれば、取り付けに用いるネジ108を隠しつつ、軟質部材18をミラーボデー12に確実に固定することができる。
尚、反射部材22は、軟質部材18上への裏面の接着により固定される。また、車線視認用ミラー20は、拡大図に示すように、軟質部材18の突出部110により保持される。突出部110は、軟質部材18の表面からドアミラー10の外側へ突出する筒状部分であり、車線視認用ミラー20の側面を挟み込むように保持する。このように構成すれば、車線視認用ミラー20の取り付けを容易に行うことができる。車線視認用ミラー20の側面は、筒状の突出部110の内面に接着されてよい。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明は、例えば車両用のドアミラーに好適に利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るドアミラー10の構成の一例を示す図である。 図1(a)は、ドアミラー10の正面図である。 図1(b)は、ドアミラー10の背面図である。 ドアミラー10の構成の一例を示す図である。 図2(a)は、ドアミラー10の断面A−Aを示す断面図である。 図2(b)は、ドアミラー10の断面B−Bを示す断面図である。 軟質部材18とミラーボデー12との嵌合部分302を詳細に示す部分拡大図である。 本発明の第2の実施形態に係るドアミラー10の構成の一例を示す分解斜視図である。 軟質部材18を取り付けた場合のドアミラー10の断面図を示す。 図5(a)は、ドアミラー10の断面A−Aを示す断面図である。 図5(b)は、ドアミラー10の断面B−Bを示す断面図である。
符号の説明
10・・・ドアミラー、12・・・ミラーボデー、14・・・ミラーベース、16・・・主ミラー、18・・・軟質部材、20・・・車線視認用ミラー、22・・・反射部材、24・・・ホルダーミラー、26・・・ミラーサブアッシ、28・・・フレーム、30・・・ミラー調整装置、32・・・主ミラー、34・・・ホルダーミラー、36・・・ミラーサブアッシ、104・・・穴部、106・・・窪部、108・・・ネジ、110・・・突出部、202・・・縁部、204・・・部分、302・・・嵌合部分、304・・・凸部、306・・・凹部

Claims (6)

  1. 車両用のドアミラーであって、
    前記車両の後方の景色を写すミラー部と、
    前記ミラー部を保持するミラーボデーと、
    前記ミラーボデーの素材よりも軟質な素材で形成された軟質部材であって、少なくとも、前記ミラーボデーの縁部における前記車両の車幅方向の外側の部分を覆うように、前記ドアミラーにおける前記車両の後方側に設けられた軟質部材と、
    前記車両の後方から入射する光を反射する反射部であって、前記軟質部材に保持された反射部と
    を備えることを特徴とするドアミラー。
  2. 前記軟質部材は、前記車両の前方から前記ドアミラーを見た場合に、前記ミラーボデーの後ろに隠れることを特徴とする請求項1に記載のドアミラー。
  3. 前記反射部は、樹脂で形成された樹脂ミラーであることを特徴とする請求項1又は2に記載のドアミラー。
  4. 複数の前記反射部を備え、
    第1の前記反射部は、車線を示すために道路上に描画された線を視認するための車線視認用ミラーであり、
    第2の前記反射部は、後方からの光に応じて所定の色の光を乱反射する反射部材であり、
    前記軟質部材は、前記車線視認用ミラーを、前記反射部材の鉛直方向下側に保持することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のドアミラー。
  5. 前記軟質部材は、側面に、前記ミラーボデーの内面に向かって突出する凸部有し、
    前記ミラーボデーは、内面に、前記軟質部材の前記凸部と嵌合すべき凹部を有し、
    前記軟質部材は、前記凸部と前記凹部とを嵌合させて、前記ミラー部の一部を覆うように、前記ミラーボデーに取り付けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のドアミラー。
  6. 前記ミラーボデーの内部に取り付けられるフレームであって、前記ミラー部を保持するフレームを更に備え、
    前記軟質部材は、前記ミラーボデーの内部に向かって窪む窪部を有し、前記窪部に収容されたネジにより前記フレームに固定されて、前記ドアミラーにおける前記車両の後方側の面の、前記ミラー部により覆われていない部分を覆うように取り付けられ、
    前記反射部は、前記窪部の開口部を覆うように取り付けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のドアミラー。
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