JP2006043562A - スリットノズルおよびそれを用いた基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工精度を緩和しつつ処理液を高精度に吐出することができるスリットノズルおよびそれを用いた基板処理装置を提供する。
【解決手段】スリットノズル41は、基板の表面に処理液(たとえばレジスト液)の層を形成する。このスリットノズル41は、第1および第2本体部410,411と、これらの間に挟持されたシム板412および多孔質体415を有している。第1および第2本体部410,411は、処理液流通路としてのマニホールド411bを内部に有し、基板に対向すべきノズル面410f,411fに直線状に開口した吐出口45aを有し、マニホールド411bと吐出口45aとの間に隙間空間としてのランド411dを有する長尺なノズル本体を形成している。多孔質体415は、ランド411dに配置されている。
【選択図】 図4

Description

この発明は、直線状の吐出口から処理液を吐出するスリットノズルおよびそれを用いた基板処理装置に関する。
半導体装置の製造工程では、基板の表面にレジスト等の処理液を塗布する場合、スピンチャックによって基板を水平姿勢で保持して回転させるとともに、回転状態の基板の表面に処理液を供給するスピンコータが用いられる。
液晶表示装置の製造工程においても、ガラス基板の表面に処理液を塗布するために、同様なスピンコータが用いられてきた。しかし、最近では、処理対象の基板がきわめて大型化してきており、このような大型の基板を高速で回転させることは物理的に不可能な状況に立ち至っている。
そこで、直線状の吐出口を有するスリットノズルから処理液を吐出しつつ、スリットノズルを基板の表面に沿って移動させることで、基板の表面に処理液を塗布するスリットコータが用いられるようになってきている。
図6は、スリットコータに備えられるスリットノズルの一部の構成を説明するための一部破断斜視図である。このスリットノズル20は、処理対象の基板の一辺をカバーできる長さを有する長尺形状に形成されており、第1部分21および第2部分22に分割されたノズル本体23と、このノズル本体23の第1および第2部分21,22間に挟持されたシム板24とを有している。ノズル本体23の第1および第2部分21,22の間には、シム板24の下方に液だまり部25が形成され、さらにこの液だまり部25の下方に微小な隙間空間であるランド26が形成されている。このランド26はノズル本体23の下面であるノズル面(基板に対向する表面)において直線状に開口する吐出口27に連通している。
この構成により、液だまり部25に処理液を供給すると、この処理液がランド26において流路抵抗を受けて分散し、吐出口27から吐出されることになる。この吐出口27からの処理液の吐出量は、シム板24の厚さと、ランド26の長さ26Lとによって定まる。
特開2004−87797号公報
吐出口27からの処理液の吐出量を精密に制御し、かつ、吐出口27の長さ方向に関する処理液吐出量を高精度に均一化にして、処理液を高精度に均一塗布できるようにするためには、スリットノズル20の各部の加工精度を極限にまで高めなければならない。具体的には、基板に対向するノズル面の平面加工精度は5μm以下であることが要求され、ランド26の間隔(第1および第2部分21,22間に形成されるギャップ。幅50μm〜200μm程度)の平行/平面度は当該ギャップの幅の2%以下であることが要求される。
ところが、吐出口27の長さを長くして、より大きな基板に対するスリットコーティングに対応することが要求されており、それに伴って、スリットノズル20が大型化する傾向にある。つまり、ノズル本体23の長さが長くなり、その形状安定化のためにノズル本体23の断面積も大きくなり、ついには、スリットノズル20の重量は全体で百数十kgを超えるに至っている。このように長大な重量物に対して前述のような精度を求めるのは、実際上不可能である。
たとえ可能であったとしても、ランド26の部分の高い平行/平面度を実現するためには、ノズル本体23の第1および第2部分21,22のランド26に対向する表面およびシム板24に対向する表面の平行/平面度を高め、かつ、シム板24をノズル本体23以上の加工精度で加工しなければならない。さらには、第1および第2部分21,22を締結する締結ボルト(図示せず)の締め付けトルクの精密な管理も必要になる。また、ランド26での流動抵抗を均一にし、ノズル面と基板との間隙での流動抵抗を均一にし、かつ、加工による流動への影響を最小にするためには、ランド26の内壁面およびノズル面を鏡面に加工しなければならない。
さらに、スリットノズル20のメンテナンスのためには、その分解洗浄が必要であるが、再度組み立てたときに、分解前の吐出状態を再現するのは容易ではない。すなわち、吐出状態は、洗浄度、ランド26の内壁面の傷、バリ、異物の状態等によって異なるので、塗布テストを行って、締結ボルトの締め付けトルクを調整し、ギャップの調整を行う必要がある。
また、前述のような長大な重量物で高精度の構造物を製作するための均一な組成で内部応力を抑えた剛性の高い部材の入手が困難であり、その加工のための大型で高精度な設備の確保もまた困難であるうえ、長大で大重量のスリットノズル20のメンテナンスには大きな困難を伴う。
また、スリットノズル20の大型化に伴って、処理液の供給流量を増加しなければならない一方で、処理液の吐出要求精度は同一レベルに維持しなければならない。そのため、大型で高精度の処理液供給系統が必要になる。
そこで、この発明の目的は、加工精度を緩和しつつ処理液を高精度に吐出することができるスリットノズルおよびそれを用いた基板処理装置を提供することである。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、処理液を吐出することによって、基板の表面に前記処理液の層を形成するためのスリットノズルであって、処理液流通路を内部に有し、前記基板に対向すべきノズル面に直線状に開口した吐出口を有し、前記処理液流通路と前記吐出口との間に前記処理液流通路から前記吐出口へと処理液を導く隙間空間を有する長尺なノズル本体と、このノズル本体の前記隙間空間内に、この隙間空間の全長範囲に渡って配置された多孔質体とを含むことを特徴とするスリットノズルである。
この構成によれば、ノズル本体の隙間空間内に、その全長に渡って多孔質体を配置してあるので、この多孔質体によって処理液の吐出を制御することができる。すなわち、多孔質体の流路抵抗は、その厚み、孔径および開口率等に依存するから、適切な多孔質体を選択することによって、吐出流量を正確に制御することができる。
これにより、ノズル本体に要求される加工精度が低くなる。すなわち、ノズル本体を高精度に加工しなくとも、多孔質体によって吐出流量を調整することができる。これにより、ノズル本体の製作時の加工が容易になる。さらには、ノズル本体に要求される加工精度が低くなることによって、ノズル本体の構成材料の選択の幅が広がるから、軽量の材料(比重の小さな材料)を用いることで、スリットノズル全体の軽量化を図ることができる。しかも、ノズル本体に要求される精度が低くなるので、ノズル本体に要求される剛性が低くなり、その結果、ノズル本体の断面積を小さくし、その小型化を図り、さらなる軽量化を図ることができる。そして、スリットノズル全体の小型化および軽量化を図ることができる結果として、その製作コストを削減することができる。
また、隙間空間を形成する壁面を鏡面に加工しなくとも、多孔質体によって、吐出流量を精密に制御することができる。
さらに、吐出流量を多孔質体によって調整できる構成であるので、補修部品の交換やメンテナンスのための分解洗浄の際にも、従前の吐出流量を容易に再現することができる。これにより、メンテナンスが容易になる。
また、吐出流量を多孔質体によって調整できるから、処理液供給系に高精度のものを用いる必要がない。したがって、処理液供給系の部品のコストを削減することができ、部品の選択肢の幅を広げることができる。
さらに、多孔質体に適切な性質のものを選択することによって、流路抵抗を変化させることができるから、前記隙間空間の長さ(ランド長)が一定でありながら、流路抵抗を様々に変化させ、それによって吐出流量を様々に変化させたスリットノズルを実現することができる。これにより、必要とされる吐出流量毎に異なる構成のスリットノズルを設計・製作する必要がなくなる。
請求項2記載の発明は、前記多孔質体は、樹脂製のフィルタ材料からなっていることを特徴とする請求項1記載のスリットノズルである。
この構成によれば、多孔質体が樹脂製のフィルタ材料からなっているため、多孔質体のの前記隙間空間への装着が容易である。また、フィルタ材料からなる多孔質体は、処理液中の異物を捕獲するから、基板の汚染を効果的に防止することができる。
前記多孔質体は、孔径が20μm以下の膜であることが好ましい。換言すれば、多孔質体は、微孔質膜以下の孔径を有するものであることが好ましい。微孔質膜とは、0.02〜約20μm(より一般的には約1μm)の孔径の微孔を持つ膜である。このような多孔質体は、たとえば、多孔質ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で構成することができる。多孔質体の孔径は、当該多孔質体を通過する微粒子の最大径である。このような多孔質体を用いることによって、処理液中の異物を確実に捕獲した状態で多孔質体から処理液を吐出させることができる。これにより、基板のパーティクル汚染を低減することができる。
多孔質体は、撥水性表面または撥油性表面(処理液を撥ねる性質の表面。撥処理液性表面)を有する材料で構成されてもよい。この多孔質体の場合において、「撥処理液性表面」とは、多孔質体の表面に対する処理液の接触角が、50度以上となる表面である。
撥水性表面を有する多孔質体は、たとえば、多孔質ふっ素樹脂、より具体的には多孔質PTFEで構成することができる。
多孔質体が撥処理液性を有することにより、吐出口付近において、処理液が表面張力によって凝集することによる液の偏りや、偏りによる落下を回避でき、処理液塗布性能を向上できる。
多孔質体として撥処理液性を有するものを用いない場合であっても、多孔質体において基板に対向する表面(基板対向面)に撥処理液処理(撥水処理または撥油処理)を施すことによって、同様の効果を得ることができる。
前記多孔質体は、前記処理液を通過させる一方、パーティクルの通過を阻止する濾過特性を有するフィルタ材料で構成することが好ましい。この構成によれば、多孔質体がパーティクルを捕獲するフィルタ材料からなっているため、処理液中のパーティクルをより確実に捕獲することができる。「パーティクル」とは、微小な異物粒子のことをいい、典型的には1μm以下の径を有する微粒子を指す。
請求項3記載の発明は、前記多孔質体が、焼結多孔質体(セラミック)からなっていることを特徴とする請求項1記載のスリットノズルである。
前記多孔質体は、焼結多孔質体で構成することもできる。
請求項4記載の発明は、基板に処理液を塗布するための基板処理装置であって、基板を保持する基板保持機構と、この基板保持機構に保持された基板の表面に前記処理液の層を形成するための前記請求項1ないし3のいずれかに記載のスリットノズルと、前記ノズル面を前記基板保持機構に保持された基板の表面に対向させた状態で、前記スリットノズルと前記基板保持機構に保持された基板とを相対移動させるノズル移動機構とを含むことを特徴とする基板処理装置である。
この構成により、基板の表面に高精度に均一に処理液を塗り延ばすことができる。処理液の吐出量の調整は、スリットノズルのノズル本体の前記隙間空間に配置された多孔質体によって高精度に行えるので、大型の基板に対応した長いスリットノズルを用いる場合でも、基板表面への処理液の塗布を高精度で均一に行うことができる。
前記基板処理装置は、前記スリットノズルに処理液を供給する処理液供給機構をさらに含むことが好ましい。スリットノズルからの処理液の吐出量を多孔質体によって調整することができるので、処理液供給機構には、高精度に流量を制御できるものを用いる必要はない。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る基板処理装置1の概略を示す斜視図である。図2は、基板処理装置1の本体2の側断面を示すとともに、レジスト塗布動作に関連する主要な構成要素を示す図解図である。図1に示すように、説明の便宜上、鉛直方向をZ軸方向で表し、互いに直交するX方向およびY方向によって水平面内での方向を表すこととする。
基板処理装置1は、本体2と、この本体2を制御するための制御系6とを備えている。この基板処理装置1は、主に液晶表示装置の画面パネルを製造するための角形ガラス基板を被処理基板90(以下、単に「基板90」という。)として処理するためのものであり、基板90の表面に形成された電極層などを選択的にエッチングするプロセスにおいて、基板90の表面にレジスト液を均一に塗布する塗布装置として用いられる。したがって、この実施形態では、基板処理装置1に備えられたスリットノズル41は、レジスト液を吐出し、基板90の表面に均一に塗布するようになっている。この基板処理装置1は、液晶表示装置用のガラス基板だけでなく、一般に、フラットパネルディスプレイ用の種々の基板に処理液(薬液)を塗布する装置として変形利用することができる。
本体2は、ステージ3を備えており、このステージ3は、基板90を載置して保持するための保持台として機能するとともに、付属する各機構の基台としても機能する。ステージ3は直方体形状の一体の石製であり、基板90を保持する保持面30としての上面は、平坦面に加工されている。
保持面30は水平面とされている。保持面30には、多数の真空吸着口が分布して形成されており、基板90を処理する間、基板90を吸着し、所定の水平位置に保持する。また、保持面30には、図示しない駆動手段によって上下に昇降自在な複数のリフトピンLPが、適宜の間隔を開けて設けられている。リフトピンLPは、処理済みの基板90を搬出する際に、基板90を所定高さまで押し上げるために用いられる。
保持面30のうち基板90の保持エリア(基板90が保持される領域)を挟んだ両側部には、略水平方向に平行に延びる一対の走行レール31が固設されている。走行レール31は、スリットノズル41を含む架橋構造4のX軸方向への移動を案内する。より具体的には、走行レール31は、架橋構造4の両端部の最下方に固設された支持ブロック(図示せず)とともに、架橋構造4の移動を案内し、かつ、この架橋構造4を保持面30の上方に支持するリニアガイドを構成している。
架橋構造4は、ステージ3の上方において、このステージ3の両側部分から略水平に掛け渡された状態で設けられている。架橋構造4は、たとえばカーボンファイバ樹脂を骨材とするノズル支持部40と、その両端を支持する昇降機構43,44とを備えている。
ノズル支持部40には、スリットノズル41が取り付けられている。スリットノズル41は長尺に形成されており、その長手方向がY軸方向に沿っている。このスリットノズル41には、当該スリットノズル41にレジスト液を供給するための供給機構7(処理液供給機構)が接続されている。
スリットノズル41は、供給機構7からのレジスト液の供給を受けつつ、基板90の表面をX軸方向に走査することにより、基板90の表面の所定の領域である「レジスト塗布領域」にレジスト液を吐出し、このレジスト塗布領域に均一な層厚でレジスト液を塗り延ばす。レジスト塗布領域とは、基板90の表面のうちでレジスト液を塗布しようとする領域であって、通常、基板90の全面積から、端縁に沿った所定幅の領域を除いた内側の領域である。
昇降機構43,44は、スリットノズル41の両側に分かれてそれぞれ配置されており、ノズル支持部40によってスリットノズル41と連結されている。昇降機構43,44は、ACサーボモータ43a,44aおよび図示しないボールねじを備え、制御系6からの制御信号に基づいて架橋構造4を昇降させる。昇降機構43,44は、スリットノズル41を並進的に昇降させるために用いられるとともに、スリットノズル41のYZ平面内での姿勢を調整するためにも用いられる。ACサーボモータ43a,44aは、その回転量を検出して制御系6に出力する機能を有している。したがって、制御系6は、ACサーボモータ43a,44aから送られてくる回転量情報に基づいて、架橋構造4の両端の高さ(Z軸方向位置)をモニタすることができる。
架橋構造4の両端部には、ステージ3の両側の縁側に沿って、一対のACコアレスレニアモータ(以下、単に「リニアモータ」という。)50,51が、それぞれ固設されている。これらのリニアモータ50および51は、それぞれ、固定子(ステータ)50a,51aと移動子50b,51bとを備えている。また、架橋構造4の両端部には、それぞれスケール部と検出子とを備えたリニアエンコーダ52,53が、それぞれ固設されている。リニアエンコーダ52,53は、リニアモータ50,51の位置を検出し、その検出結果を制御系6に出力する。これにより、制御系6は、架橋構造4のX軸方向位置をモニタできる。
リニアモータ50,51とリニアエンコーダ52,53とは、架橋構造4を走行レール31によって案内させつつステージ3上で移動させるための走行機構5を構成している。すなわち、走行機構5は、スリットノズル41を基板90の表面に沿ったほぼ水平方向(X軸方向)に、基板90に対して相対的に移動させるノズル移動機構として機能する。リニアエンコーダ52,53からの検出結果に基づいて、制御系6がリニアモータ50の動作を制御することにより、ステージ3上における架橋構造4の移動、すなわちスリットノズル41による基板90の走査が制御される。
本体2の保持面30において、基板90の保持エリアの(−X)方向側には、開口32が形成されている。この開口32は、スリットノズル41と同じくY軸方向に長手方向を有し、かつその長手方向長さはスリットノズル41の長手方向長さとほぼ同じである。また、図1および図2においては図示を省略するが、開口32の下方の本体2の内部には、待機ポットと、ノズル洗浄機構と、プリ塗布機構とが設けられている。これらの機構は、たとえば基板90へのレジスト液の塗布に先だって行われる予備的処理の際に用いられる。この場合の予備的処理とは、レジスト液供給処理、エア抜き処理、またはプリディスペンス処理などである。
スリットノズル41にレジスト液を供給する供給機構7は、図示しないバッファタンクに貯留されているレジスト液をスリットノズル41に供給する機能を有し、詳細は図示しないが、主にポンプ、配管およびバルブから構成される。
制御系6は、プログラムに従って各種データを処理する演算部60、プログラムや各種データを保存する記憶部61を内部に備える。また、前面には、オペレータが基板処理装置1に対して必要な指示を入力するための操作部62、および各種データを表示する表示部63を備えている。
制御系6は、図示しないケーブルにより本体2に付属する各機構と接続されており、操作部62および各種センサなどからの信号に基づいて、ステージ3、架橋構造4、昇降機構43,44、リニアモータ50,51などを制御する。
図3は、スリットノズル41を構成する主な部材を示す分解斜視図である。図4は、その長手方向に交差する切断面を示す横断面図である。スリットノズル41は、第1本体部410、第2本体部411、シム板412、複数のボルト413、および多孔質体415を備えている。第1および第2本体部410,411は、スリットノズル41のノズル本体を構成している。
第1本体部410には、複数のボルト413を挿通するための挿通穴群410aが形成されている。また、第1本体部410と対向するように配置される第2本体部411には、挿通穴群410aと対向する位置に複数のボルト413を螺入するためのねじ穴群411aが形成されている。この挿通穴群410aおよびねじ穴群411aは、ともにX軸方向に沿って形成されている。
シム板412は、第1本体部410と第2本体部411との間に配置される板状の部材であって、複数のボルト413が貫通するための穴が形成されている。シム板412は、第1および第2本体部410,411間に形成される隙間空間であるランド411dを避けて配置され、第1本体部410と第2本体部411との間に、所定の間隔を設けるためのスペーサとして機能する。
多孔質体415は、ランド411dの全長に渡って配置された長尺形状のもので、第1および第2本体部410,411によって挟持されることにより、ランド411dに固定されている。多孔質体415は、従来まずシム412によって構成される狭空間であった開口間隔を、ランド411dの部分に均一で連続した均一な圧力損失を有した流路を形成するものである。この多孔質体415は、樹脂製の厚膜の機能膜からなり、フィルタ材として用いられる材料で構成されている。たとえば、多孔質体415として、液晶表示装置等の製造工程で問題となる異物(パーティクル)は透過させないが、処理液(この実施形態ではレジスト液)を透過させることができる濾過性能を有するものを用いるとよい。より具体的には、孔径が0.02〜20μmの微孔質膜や、孔径が0.02μ未満の超微細孔質膜などの機能膜(すなわち、微孔以下の孔径を有する多孔質膜)を用いることができる。このような機能膜の具体例は、多孔質ふっ素樹脂膜であり、より具体的には、多孔質PTFE膜である。市販されている多孔質PTFE膜の例としては、ポール・コーポレーションの製品名エンフロンを挙げることができる。この製品は、フィルタ膜として用いることができる多孔質シートである。多孔質ふっ素樹脂膜の表面は疎水性表面であるため、レジスト液が吐出される吐出口41aにおいて、レジスト液の表面張力によってレジスト液が凝集することを回避することができ、レジストの凝集/液滴の落下が防止でき、基板面に均一に速くメニスカスが形成できる。
もっとも、親水性の多孔質材料を用いる場合であっても、吐出口41aにおいて基板90に対向することになる表面(基板対向面)45aに対して撥水処理や撥油処理等の表面処理を施しておくことにより、同様の効果がもたらされる。
多孔質体415としては、他にも、焼結多孔質体(セラミック)を用いることもできる。
図5は、第2本体部411の一部の構成を示す正面図である。第2本体部411は、Y軸方向の中心位置を対象面とした対称構造を有し、図5では(−Y)方向片側部分のみが示されている。
第2本体部411の第1本体部410と対向する対向面は、所定の位置に窪みが形成されており、それらの窪みがマニホールド(拡散溝)411bとランド411dとを形成している。また、前述の対向面のうち、マニホールド411bおよびランド411dを形成しない部分は、第2本体部411が第1本体部410と結合することにより、シム板412を介して相互の拘束応力が作用する相互拘束面Sを形成する。
マニホールド411bは、処理液としてのレジスト液が流通する処理液流通路を形成しており、ランド411dは、マニホールド411bから吐出口41aヘレジスト液を導く通路を形成している。
マニホールド411bは、ランド411dに比べて(−X)方向に深い溝として形成されており、スリットノズル41の内部においてレジスト液の流路を形成し、スリットノズル41の隙間空間の一部を構成している。スリットノズル41には、中央部付近に設けられた図示しない供給口からレジスト液が供給される。マニホールド411bは、この供給口から供給されたレジスト液をY軸方向に拡散させる働きを有する。なお、多孔質体415の流路抵抗によって、吐出口41aからのレジスト液の吐出量をその長手方向に渡って均一化できるので、レジスト液の供給口は必ずしもスリットノズル41の中央付近に設ける必要はなく、スリットノズル41の長手方向に離隔配置した複数の供給口からレジスト液を供給する構成とすることもできる。
図5に示されたマニホールド411bは、供給されたレジスト液を両端部に速やかに拡散させるために、スリットノズル41の両端部に向かって傾斜して形成されているが、スリットノズル41の長手方向(すなわち水平方向)に沿って形成されていてもよい。
図4に示されているように、ランド411dは、マニホールド411bに連通する隙間空間として形成されている。すなわち、ランド411dは、マニホールド411bによってY軸方向に拡散されたレジスト液が吐出口41aに向けて流れる流路となっている。また、ランド411dの(−Z)側の端部は、外部に対して下方に開口しており、スリットノズル41の吐出口41aを形成している。この吐出口41aは、スリットノズル41の長手方向(Y軸方向)に沿って、スリットノズル41のほぼ全長に渡って延びる直線状の開口である。Dは、吐出口41aのX軸方向の幅であり開口間隔を表す。
第1および第2本体部410,411の下面には、吐出口41aに沿って、下方に突出した突条410e,411eが形成されている。これらの突条410e,411eの下面は、基板90の表面に対向するノズル面410f,411fを成している。レジスト液塗布時の流動抵抗をスリットノズル41の長手方向に関して均一にするために、これらのノズル面410f,411fは鏡面に加工しておくことが好ましい。
前述のとおり、ランド411dには、前述の多孔質体415がその長手方向の全長に渡って配置されている。したがって、マニホールド411bから供給されるレジスト液は、多孔質体415を通過して吐出口41aから吐出されることになる。そのため、ランド411dにおける流動抵抗は、主として多孔質体の流路抵抗によって定まるから、ランド411dに対向する第1および第2本体部410,411の各表面は、必ずしも鏡面に加工する必要はない。
多孔質体415としては、必要とされる吐出流量に対応した流路抵抗に応じて、適切な厚み(Z軸方向の厚み。10〜50mm)、孔径および開孔率を有するものを選択して用いられる。多孔質体415の厚みは、ランド411dの長さΔと一致している必要はなく、専ら、要求される吐出流量に応じて定めればよい。X軸方向の厚みは幅Dにより規定されるが、本実施形態では、幅Dはシム412のX軸方向の厚みと等しく形成される。
多孔質体415によって流路抵抗の調整(吐出流量の調整)を行うことができるので、吐出口41aの幅(スリット幅)Dを大きくとることができ、たとえば、0.5〜2.0mmとすることができる。この場合、スリット幅の精度は±5μm程度で十分である。また、シム板412に要求される加工精度も低く抑えることができる。さらに、ノズル面410f,411fに要求される平面度も低くなり、たとえば、スリットノズル41の全長L(図3参照)が900〜2200mmである場合に、10〜20μmで足りる。さらには、流路抵抗の調整を多孔質体415によって行うことができるので、ランド411dの長さΔを長くとる必要がなく、たとえば、30mm程度で十分である。しかも、多孔質体415の材料を適切に選択することによって、吐出流量の調整が可能なので、多孔質体415を交換するだけで、複数種類の吐出流量に対応することができる。したがって、共通の設計のスリットノズル41を用いて複数種類の吐出流量に対応することができる。
このように、多孔質体45によって吐出流量を調整する構成により、基板90の表面に、レジスト液を均一に塗り延ばすことができる。しかも、第1および第2本体部410,411等に要求される精度を抑えることができるので、第1および第2本体部410,411およびシム板412の材料選択の幅が広がり、たとえば、アルミニウム等の軽量(比重の小さい)の材料を適用することができる。これにより、スリットノズル41の軽量化を図ることができるので、その材料の調達が容易になり、また、製作コストを抑えることができる。また、第1および第2本体部410,411に要求される精度を抑えることができる結果として、これらに要求される剛性を抑えることができるから、これらの断面積を大きくする必要がない。これにより、第1および第2本体部410,411の小型化を図ることができるから、一層の軽量化が可能になる。
また、第1および第2本体部410,411およびシム板412に要求される精度が低いので、補修部品の交換や分解洗浄等のメンテナンス後には、容易に、所望の吐出流量を再現することができる。これにより、メンテナンスが格段に容易になる。
また、吐出流量を多孔質体45によって制御できるので、レジスト液を供給する供給機構7には、高精度のものを用いる必要がない。さらには、供給機構7がレジスト液の脈動を生じるものであっても、その影響を多孔質体45における流路抵抗によって吸収することができる。
次に、基板処理装置1の動作について簡単に説明する。なお、以下の基板処理装置1の動作は、とくに明示しない限り、制御系6の制御に基づいて行われるものである。
基板処理装置1では、オペレータまたは図示しない搬送機構により、所定の位置に基板90が搬送されてくると、ステージ3が保持面30上の所定の位置に基板90を吸着して保持する。続いて、制御系6からの制御信号に基づいて、昇降機構43,44が、ノズル支持部40をZ軸方向に移動させ、スリットノズル41を適正姿勢に調整する。適正姿勢とは、スリットノズル41とレジスト塗布領域との間隔がレジスト液を塗布するために適切な間隔となる、スリットノズル41のYZ平面における姿勢である。
さらに、リニアモータ50,51が架橋構造4をX方向に移動させ、スリットノズル41を吐出開始位置に移動させる。吐出開始位置とは、レジスト塗布領域の一辺(たとえば、図1においてX方向下流側端部の一辺)にスリットノズル41がほぼ沿う位置である。
スリットノズル41が吐出開始位置まで移動すると、制御系6が制御信号をリニアモータ50,51に与える。その制御信号に基づいて、リニアモータ50,51が架橋構造4を(−X方向)に移動させることで、スリットノズル41が基板90の表面を走査する。
このとき、供給機構7からのレジスト液の供給を受けて、スリットノズル41がレジスト塗布領域にレジスト液を吐出する。これにより、基板90の表面上にレジスト液の層(薄膜)が形成される。
スリットノズル41が吐出終了位置(たとえば、図1のレジスト塗布領域において(−X)方向下流側端部の一辺)まで移動すると、制御系6が制御信号を昇降機構43,44、走行機構5および供給機構7に与える。その制御信号に基づいて、昇降機構43,44および走行機構5が、スリットノズル41を待機位置に移動させるとともに、供給機構7がレジスト液の供給を停止することにより、スリットノズル41からのレジスト液の吐出が停止する。吐出終了後にスリットノズル41を基板90から離間する。このとき、吐出口41aでレジスト液の凝集が発生してランド411Dに気泡が逆流してくるが、多孔質415があることで、多孔質415の表面張力によって、気泡がスリットノズル41内へ逆流してくることを防止できる。
このスリットノズル41の移動動作と並行して、ステージ3は基板90の吸着を停止し、リフトピンLPが基板90を持ち上げる。その後、オペレータまたは搬送機構が、基板90を保持面30から取り上げ、次の処理工程に搬送する
他に処理すべき基板90が存在すれば、前述の処理が繰り返される。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は他の形態で実施することも可能である。たとえば、上記の実施形態では、第1および第2本体部410,411の間にシム板412が介装されているが、シム板412を設けずに第1および第2本体部410,411のみでノズル本体を構成してもよい。ただし、第1および第2本体部410,411の間にシム板412を挟む構成の方が、板厚の異なる種々のシム板412を選択して用いることによってスリット幅Dを調整することができるので好ましい。
また、前述の実施形態では、基板90の表面にレジスト液を塗布する装置を例にとって説明したが、この発明は、他にも、基板の表面にカラーフィルタ液(カラーレジスト液)を塗布する構成や、レジスト以外の処理液を基板表面に塗布する構成にも適用が可能である。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
本発明の一実施形態に係る基板処理装置の概略を示す斜視図である。 基板処理装置の本体の側断面を示すとともに、レジスト塗布動作に関連する主要な構成要素を示す図解図である。 スリットノズルを構成する主な部材を示す分解斜視図である。 スリットノズルの長手方向に交差する切断面を示す横断面図である。 スリットノズルを構成する本体部の一部の構成を示す正面図である。 従来のスリットノズルの一部の構成を説明するための一部破断斜視図である。
符号の説明
1 基板処理装置
2 本体
3 ステージ
4 架橋構造
5 走行機構
6 制御系
7 供給機構
30 保持面
31 走行レール
40 ノズル支持部
41 スリットノズル
41a 吐出口
43,44 昇降機構
45 多孔質体
50,51 リニアモータ
90 基板
410 第1本体部
410f ノズル面
411 第2本体部
411f ノズル面
411b マニホールド
412 シム板
415 多孔質体

Claims (4)

  1. 処理液を吐出することによって、基板の表面に前記処理液の層を形成するためのスリットノズルであって、
    処理液流通路を内部に有し、前記基板に対向すべきノズル面に直線状に開口した吐出口を有し、前記処理液流通路と前記吐出口との間に前記処理液流通路から前記吐出口へと処理液を導く隙間空間を有する長尺なノズル本体と、
    このノズル本体の前記隙間空間内に、この隙間空間の全長範囲に渡って配置された多孔質体とを含むことを特徴とするスリットノズル。
  2. 前記多孔質体は、樹脂製のフィルタ材料からなっていることを特徴とする請求項1記載のスリットノズル。
  3. 前記多孔質体は、焼結多孔質体からなっていることを特徴とする請求項1記載のスリットノズル。
  4. 基板に処理液を塗布するための基板処理装置であって、
    基板を保持する基板保持機構と、
    この基板保持機構に保持された基板の表面に前記処理液の層を形成するための前記請求項1ないし3のいずれかに記載のスリットノズルと、
    前記ノズル面を前記基板保持機構に保持された基板の表面に対向させた状態で、前記スリットノズルと前記基板保持機構に保持された基板とを相対移動させるノズル移動機構とを含むことを特徴とする基板処理装置。
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