JP2006043125A - 使い捨て吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 着用形態が着用者の体型に沿った立体的なものとなり、着用感に優れた使い捨て吸収性物品を提供すること。
【解決手段】 一対のレッグ切り欠き縁LHを有し、該レッグ切り欠き縁LH近傍に複数の弾性部材61a,61bが伸張状態で配されている使い捨て吸収性物品1であって、複数の弾性部材61a,61bのうち、レッグ切り欠き縁LHに近いものが、遠いものと比べて収縮力が強くなるように配されている。レッグ切り欠き縁LH近傍の領域のうち、該領域を着用者の大腿付根部から下腹部及び臀部に沿わせようとするときに、たるみの生じる部分において、弾性部材61a,61b相互の間隔が、それ以外の部分よりも広くなるように該弾性部材61a,61bが配されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 一対のレッグ切り欠き縁LHを有し、該レッグ切り欠き縁LH近傍に複数の弾性部材61a,61bが伸張状態で配されている使い捨て吸収性物品1であって、複数の弾性部材61a,61bのうち、レッグ切り欠き縁LHに近いものが、遠いものと比べて収縮力が強くなるように配されている。レッグ切り欠き縁LH近傍の領域のうち、該領域を着用者の大腿付根部から下腹部及び臀部に沿わせようとするときに、たるみの生じる部分において、弾性部材61a,61b相互の間隔が、それ以外の部分よりも広くなるように該弾性部材61a,61bが配されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、本発明は、着用形態が立体的なものとなる使い捨ておむつなどの使い捨て吸収性物品に関する。
背側のウエスト部に、幅方向へ弾性的に伸縮可能な一対の伸縮領域が形成された使い捨ておむつが知られている(特許文献1参照)。伸縮領域は褶襞部から構成されている。このおむつにおいては、テープファスナを摘持して背側のウエスト部を幅方向外方へ拡開すると、褶襞部が伸長してレッグ弾性部材が湾曲する。特許文献1によれば、レッグ弾性部材が湾曲することによって、着用者の大腿付根部がレッグ弾性部材で環状に取り囲まれるようになるとされている。
しかし、おむつの構成部材は平面的な材料であるのに対して着用者の体型は立体的であるから、平面的な材料からなるおむつを立体的な体型に沿わせようとすると、必然的にたるみが生じる。従って、着用者の大腿付根部がレッグ弾性部材で環状に取り囲まれたとしても、着用者の身体とおむつとは完全にフィットせず、着用中におむつの位置ずれが起きたり、更に位置ずれに起因して漏れが生じることがある。
従って本発明の目的は、前述した従来技術が有する種々の欠点を解消し得る使い捨ておむつなどの使い捨て吸収性物品を提供することにある。
本発明は、一対のレッグ切り欠き縁を有し、該レッグ切り欠き縁近傍に複数の弾性部材が伸張状態で配されている使い捨て吸収性物品であって、
複数の前記弾性部材のうち、前記レッグ切り欠き縁に近いものは遠いものと比べて収縮力が強くなるように配され、
前記レッグ切り欠き縁近傍の領域のうち、該領域を着用者の大腿部に沿わせようとするときに、たるみの生じる部分において、前記弾性部材相互の間隔が広くなるように該弾性部材が配されている使い捨て吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
複数の前記弾性部材のうち、前記レッグ切り欠き縁に近いものは遠いものと比べて収縮力が強くなるように配され、
前記レッグ切り欠き縁近傍の領域のうち、該領域を着用者の大腿部に沿わせようとするときに、たるみの生じる部分において、前記弾性部材相互の間隔が広くなるように該弾性部材が配されている使い捨て吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明の使い捨て吸収性物品は、着用形態が着用者の体型、特に大腿付根部から下腹部および臀部に沿った立体的なものとなるので、着用中に吸収性物品が部分的に緩すぎたり、逆にきつすぎたりすることがなく、着用感に優れたものとなる。また着用者の体型に対して、吸収性物品の構成部材の過不足な部分がないので、着用中に吸収性物品が位置ずれを起こしにくい。それに起因して漏れも起こりにくい。更に、レッグ切り欠き縁近傍に配された弾性部材による身体への押圧がレッグ部全体で均一に作用するので、部分的に締め付けが強い部分が発生しづらい。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の使い捨て吸収性物品の一実施形態の斜視図が示されている。図2には、図1に示すおむつを組み立てる前の状態の分解斜視図が示されている。図3には、図2におけるおむつの展開状態の平面図が示されている。
図1ないし図3に示すように、本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1は、液透過性の表面シート2、液不透過性又は撥水性の裏面シート3及び両シート2、3間に介在配置された液保持性の吸収性コア4を有する実質的に縦長の吸収体本体10と、該吸収体本体10の裏面シート3側に配置された外包材11とを備えている。
外包材11は、その両側縁が、長手方向中央部において内方に括れた一対のレッグ切り欠き縁LHを有しており、おむつの輪郭を画成している。外包材11はその長手方向において、着用者の腹側に配される腹側部Aと背側に配される背側部Bとその間に位置する股下部Cとに区分される。腹側部A及び背側部Bは、外包材11の長手方向前後端部に相当し、股下部Cは外包材11の長手方向中央部に相当する。外包材11は、その腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2とが互いに接合されて、おむつ1にはウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6が形成される。この接合によって、おむつ1の左右両側縁には一対のサイドシール部Sが形成される。この接合には例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール等が用いられる。ウエスト開口部5はおむつ1の着用時に着用者の腰部に位置する部分であり、レッグ開口部6は着用者の大腿付根部に位置する部分である。
表面シート2、裏面シート3及び吸収性コア4はそれぞれ矩形状であり、一体化されて縦長の吸収体本体10を形成している。表面シート2及び裏面シート3としては、従来この種のおむつに用いられているものと同様のものを用いることができる。また吸収性コア4は、高吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成されており、ティッシュペーパ(図示せず)によって被覆されている。
図2に示すように、吸収体本体10の長手方向の左右両側には、液抵抗性ないし撥水性で且つ通気性の素材から構成された側方カフス8,8が形成されている。各側方カフス8は、吸収体本体10の長手方向に沿って固定端部及び自由端部を有している。固定端部は、表面シート2に固定されている。更に、固定端部及び自由端部は、吸収体本体10の長手方向両端部(図3における上下方向の端部)において表面シート2に固定されている。一方、自由端部の近傍には、側方カフス弾性部材81が伸張状態で配されている。これにより、図1のように組み立てられたおむつ1を着用させる際には、弾性部材81が縮むことにより側方カフス8が起立して、吸収体本体10の幅方向への液の流出が阻止される。
外包材11は、少なくとも二枚の不織布、即ち外層不織布12と該外層不織布12の内面側に配された内層不織布13とを有している。外層不織布12はおむつ1の外面をなし、内層不織布13は外層不織布12の内面側に、ホットメルト粘着剤等の接着剤によって接合されている。
外包材11における前後端部には、前後端縁に沿って、複数のウエスト部弾性部材51,51がその幅方向に亘り配されている。各ウエスト部弾性部材51,51は、外層不織布12と内層不織布13とによって伸張状態で挟持固定されている。各ウエスト部弾性部材51,51は、おむつ1の腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2とを互いに接合させたときに、接合部分において両弾性部材51,51の端部同士が重なるように配されているか、又は接合部分の直近の位置に弾性部材51,51の端部が位置するように配置されている。これによって、図1に示すように、おむつ1のウエスト開口部5の付近には実質的に連続したリング状のウエストギャザーが形成される。
外包材11は、吸収体本体10の前後端縁から外方に延出しており、延出した部分が吸収体本体10側に折り返されている。折り返された外包材11は、吸収体本体10の前後端部上(即ち吸収体本体10の前後端部における表面シート2上)を被覆している。なお、この構成に代えて、外包材11における外層不織布12のみを、外層不織布12と内層不織布13とによって各ウエスト部弾性部材51,51を挟持固定する部位よりも更に延出させ、延出した外層不織布12を吸収体本体10側に折り返させることもできる。
おむつ1においては、おむつ1の腹側部A及び背側部Bそれぞれにおけるウエスト開口部5とレッグ開口部6との間に、おむつ1の幅方向に延びる弾性部材71aが多数配されている。弾性部材71aが配されることによって、ウエスト開口部5とレッグ開口部6との間にはおむつ1の幅方向に延在する胴回り領域7が形成される。弾性部材71aは外層不織布12と内層不織布13とによって伸張状態で挟持固定されている。弾性部材71aは、おむつ1の腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2とを互いに接合させたときに、接合部分において腹側部Aの弾性部材71aと背側部Bの弾性部材71aとの端部同士が重なるように配されているか、又は接合部分の直近の位置に弾性部材71a,71aの端部が位置するように配置されている。これによって、図1に示すように、おむつ1の腹側部A及び背側部(図示せず)における胴回り領域7にはギャザーがそれぞれ形成される。
弾性部材71aは、おむつ1の左右両側縁(即ち外包材11の左右両側縁)と吸収性コア4の左右両側縁との間に亘って延在している。そして、吸収性コア4が存在している部位には、弾性部材71aは実質的に存在していない。その結果、胴回り領域7に形成されるギャザーは、おむつ1の左右両側縁と吸収性コア4の左右両側縁との間に位置しており、吸収性コア4が存在する位置にはギャザーが実質的に形成されていない。これにより、装着状態においても吸収性コア4が存在している部位は、弾性部材71aの収縮により外包材11が縮むことがなく、おむつ1は外観的にも、また吸収性能的にも良好なものとなる。
本実施形態のおむつ1における各弾性部材(後述するレッグ部弾性部材を含む)としてはそれぞれ、天然ゴム、ポリウレタン系樹脂、発泡ウレタン系樹脂、伸縮性不織布又はホットメルト系伸縮部材等の伸縮性素材を糸状(糸ゴム)、帯状(平ゴム)、ネット状(網状)又はフィルム状に形成したものが好ましく用いられる。
而して本実施形態のおむつ1においては、股下部Cの外包材11における左右両側のレッグ切り欠き縁LHの近傍の領域であるレッグ部6に、複数のレッグ部弾性部材61a,61bが並列状態で配されている。レッグ部弾性部材61aは、おむつ1の横中心線L2に対して腹側部A寄りに配されている。一方、レッグ部弾性部材61bは、おむつ1の横中心線L2に対して背側部B寄りに配されている。各レッグ部弾性部材61a,61bは、それぞれ3本ずつ配されている。各レッグ部弾性部材61a,61bは、外層不織布12と内層不織布13との間に配されており、所定の接合手段によって、両不織布12、13に伸張状態で固定されている。各レッグ部弾性部材61a,61bは、その一端どうしが股下部Cにおいて重なり合っている。一方、他端は腹側部A及び背側部Bの各側縁の下端部の位置において終端している。各レッグ部弾性部材61a,61bは、おむつ1の腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2とを互いに接合させたときに、接合部分において両弾性部材61a,61bの端部同士が重なるように配されているか、又は接合部分の直近の位置に弾性部材61a,61bの端部が位置するように配置されている。これによって、図1に示すように、おむつ1のレッグ開口部6、6の付近には実質的に連続したリング状のレッグギャザーが形成される。
レッグ部6を構成する部材である外包材11は不織布からなる平面的な二次元の部材であるから、外包材11によって三次元の形状である着用者の大腿付根部から下腹部及び臀部を完全に覆おうとしても必然的にたるみが生じる。レッグ部6に弾性部材を配することでたるみを防止することができるが、レッグ部6の湾曲部に沿って均一に弾性部材を配した場合、弾性部材の収縮により形成されるレッグ開口部付近の形状は着用者の身体の立体形状に沿わないものであり、弾性部材の締め付けが部分的に緩すぎたり、逆に部分的にきつすぎたりする。その結果、着用感が低下し、そればかりでなく、レッグ部6の位置ずれが起こり、ひいてはレッグ部6からの漏れが生じやすくなる。このような不都合を解消するために、本実施形態のおむつ1においては、レッグ部6に配されているレッグ部弾性部材61a,61bの配し方を特徴的なものとしている。具体的には、レッグ部弾性部材61a,61bは、レッグ部6の構成部材である平面的な外包材11を大腿付根部から下腹部及び臀部に沿わせようとするときに、並べて配された3本のレッグ弾性部材が、レッグ部6の切り欠き縁LHに近いものは、遠いものと比べて収縮力が強くなるように配されている。更に、該外包材11におけるたるみの生じる部分において、弾性部材相互の間隔が広くなるように配されている。「たるみの生じる部分」とは、切り欠き縁LH近傍の領域のうち、該領域を着用者の大腿付根部から下腹部及び臀部に沿わせようとするときにたるみの生じる部分をいう。このようにレッグ部弾性部材61a,61bを配することで、外包材11におけるたるみの生じる部分が収縮し、あたかもその部分にダーツが形成されたかのような状態になる。その結果、レッグ開口部6はおむつ1の肌対向面側に立体的に湾曲した形状となる。
この立体的な湾曲形状は、従来のおむつにおけるレッグ部弾性部材の収縮によって形成されるレッグ開口部の湾曲形状とは全く相違する。具体的には、従来のおむつにおけるレッグ部弾性部材の収縮によって形成されるレッグ開口部の湾曲形状は、レッグ部6の湾曲部に沿って均一に弾性部材を配して収縮させることにより形成させたものであり、着用者の身体の立体形状に沿わないもので、その結果そのようなおむつを着用すると部分的に緩すぎたり、逆に部分的にきつすぎたりする。これに対して、上述のようにレッグ部弾性部材を配することで形成される立体的な湾曲形状は、着用者の身体、特に大腿付根部から下腹部及び臀部の立体形状にぴったりと沿うものである。つまり、おむつ1が着用されると、この立体的な湾曲形状は、同様に立体的である着用者の大腿付根部から下腹部及び臀部にぴったりと沿うようになる。換言すれば、部分的に緩すぎたり、逆にきつすぎたりすることがない。その結果、着用感が極めて良好になる。レッグ開口部付近が着用者の体型に沿わない場合には、緩い部分の余った素材が、きつくて素材が足りない部分へ移動しようとするので、レッグ部の位置ずれが起こりやすいが、本実施形態のおむつ1によれば、そのような素材の過不足状態がほとんど生じないので、レッグ部におけるおむつ1の位置ずれが起こりにくい。その結果として、レッグ部からの漏れが起こりにくくなる。その上、レッグ部弾性部材61a,61bによる大腿付根部への押圧がレッグ部全体で均一に作用するので、部分的に締め付けが強い部分が発生しづらい。つまり、レッグ部は着用者の大腿付根部に(線又は点でなく)面で当接し、しかもその面圧は低いものとなる。
本発明者らの検討の結果、本実施形態のおむつ1のレッグ部6においては、図3中、符号9a〜9dで示される4カ所の部分が、外包材11のたるみが生じる程度が大きいことが確認されている。これらの部分のうち、符号9a,9bで示される部分は、横中心線L2よりも腹側部A寄りの位置である、符号9c,9dで示される部分は、横中心線L2よりも背側部B寄りの位置である。符号9a,9bで示される部分は、横中心線L2と腹側部Aの側縁の下端部との中間より腹側部Aの側縁の下端部寄りに位置している。一方、符号9c,9dで示される部分は、横中心線L2と背側部Bの側縁の下端部とのほぼ中間に位置している。本実施形態のおむつ1においては、符号9a〜9dで示される領域において、レッグ部弾性部材61a,61bを、該弾性部材相互の間隔が、それ以外の領域よりも広くなるように配している。
更に本実施形態では、並べて配された3本のレッグ部弾性部材61a,61bのうち、レッグ部6の切り欠き縁LHに近いものは、遠いものと比べて収縮力が強くなるように配されている。レッグ部弾性部材61a,61bの収縮力の強さは、例えば弾性部材61a,61bを外包材11に配するときの伸張率を調整することによりコントロールできる。具体的には、収縮力を強くしたい、レッグ切り欠き縁LHに近いものを、切り欠き縁LHに遠いものに比較して高伸張率の状態にして、弾性部材61a,61bを外包材11に接合固定すればよい。この手段は、高伸張率で固定するほど収縮力が高くなることを利用している。
別法として、弾性部材61a,61bの径(糸ゴムの場合)や幅(平ゴムの場合)を調整して引張応力を異ならせる方法を用いることもできる。具体的には、例えば弾性部材61a,61bが糸ゴムからなる場合には、収縮力を強くしたい、レッグ切り欠き縁LHに近いものの径を、切り欠き縁LHに遠いものの径よりも大きくすればよい。弾性部材61a,61bが平ゴムからなる場合には、収縮力を強くしたい、レッグ切り欠き縁LHに近いものの幅を、切り欠き縁LHに遠いものの幅よりも大きくすればよい。この手段は弾性部材61a,61bの引張応力が大きいほど収縮力が高くなることを利用している。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されるものではない。例えば前記実施形態においては、レッグ部弾性部材61a,61bは3本ずつ並べて配されていたが、2本でもよく、4本以上でもよい。
また、レッグ部弾性部材61a,61bの間隔を広げて配置する領域の形成位置や数は、着用状態でのレッグ部の形態が着用者の大腿付根部から下腹部及び臀部の立体形状に沿う限りにおいて制限はない。
また前記実施形態においては、外包材11にレッグ部弾性部材61a,61bが配されていたが、これに代えて、液透過性の表面シート及び液不透過性又は撥水性の裏面シートを備え、表面シート及び/又は裏面シートがおむつの輪郭を画成している使い捨ておむつにおいて、表面シート及び/又は裏面シートにレッグ部弾性部材を配してもよい。
また、前記実施形態のおむつはパンツ型のものであったが、本発明は他のタイプのおむつにも同様に適用することができる。具体的には、長手方向の一端部の左右両側部にテープファスナが取り付けられている展開型のおむつや、長手方向の一端部の左右両側部からそれぞれ側方に延出し且つ着用者の身体の前側で互いに係止可能な一対の固定用ベルトが取り付けられているタイプのおむつにも同様に適用することができる。
1 パンツ型使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収性コア
5 ウエスト開口部
6 レッグ開口部
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収性コア
5 ウエスト開口部
6 レッグ開口部
Claims (6)
- 一対のレッグ切り欠き縁を有し、該レッグ切り欠き縁近傍に複数の弾性部材が伸張状態で配されている使い捨て吸収性物品であって、
複数の前記弾性部材のうち、前記レッグ切り欠き縁に近いものは遠いものと比べて収縮力が強くなるように配され、
前記レッグ切り欠き縁近傍の領域のうち、該領域を着用者の大腿付根部から下腹部及び臀部に沿わせようとするときに、たるみの生じる部分において、前記弾性部材相互の間隔が、それ以外の部分よりも広くなるように該弾性部材が配されている使い捨て吸収性物品。 - 液透過性の表面シート、液不透過性又は撥水性の裏面シート及び両シート間に介在配置された液保持性の吸収性コアを備えた吸収体本体と、該吸収体本体における裏面シート側に配置され且つ吸収性物品の輪郭を画成する外包材とを有し、該外包材に前記弾性部材が配されている請求項1記載の使い捨て吸収性物品。
- 液透過性の表面シート及び液不透過性又は撥水性の裏面シートを備え、表面シート及び/又は裏面シートに前記弾性部材が配されている請求項1記載の使い捨て吸収性物品。
- 長手方向前後端部の左右両側部どうしが互いに接合されているパンツ型のものである請求項1ないし3の何れかに記載の使い捨て吸収性物品。
- 長手方向の一端部の左右両側部にテープファスナが取り付けられている展開型のものである請求項1ないし3の何れかに記載の使い捨て吸収性物品。
- 長手方向の一端部の左右両側部からそれぞれ側方に延出し且つ着用者の身体の前側で互いに係止可能な一対の固定用ベルトが取り付けられている請求項1ないし3の何れかに記載の使い捨て吸収性物品。
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2004
- 2004-08-04 JP JP2004228383A patent/JP2006043125A/ja active Pending
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