JP2006042460A - 充電電流制御システム及び充電電流制御方法 - Google Patents

充電電流制御システム及び充電電流制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 充電と同時に機器が使用されても、2次電池に対する充電時間を短くすることができるようにする。
【解決手段】 充電回路13によってACアダプタ20からの供給電流から得られる充電電流を2次電池30へ供給して充電が行われ、さらに電源回路15によって機器内部の各負荷回路16へACアダプタ20からの供給電流から得られる負荷電流が供給されるとき、マイコン17により、電流検出回路12からの充電電流と負荷電流との合計値である電流値を常に監視し、充電電流の値を最適化して、充電回路13に対し急速充電を行わせるように制御するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、充電可能な2次電池に対する充電電流制御システム及び充電電流制御方法に係り、特に、機器本体の各負荷回路を動作させながら2次電池への充電を行わせるようにした充充電電流制御システム及び充電電流制御方法に関する。
カムコーダー、PDA、ノートPC、携帯電話、携帯液晶TV等の電子機器にあっては、充電可能な2次電池を内蔵しており、ACアダプタにより2次電池への充電を行うことで、場所を問わずに使用することができるようになっている。
ところで、2次電池への充電を行う場合、現在の仕様では、2次電池への充電と機器本体の充電以外の動作とは同時に行わせないようにするか、あるいは特許文献1に示されているように2次電池への充電と機器本体の充電以外の動作とを同時に行わせるとき、充電電流を大幅に下げるようにするか、のいずれかとなっている。
すなわち、前者は、2次電池への充電モードの起動条件として、機器本体の充電以外の動作モードに入ってないことを前提として充電に入るようにするか、又は充電中に他の動作モードに入る場合には充電を停止するようにしている。
一方、後者は、2次電池への充電中に他の動作モードの起動の命令が出されたとき、ACアダプタの許容電流と最大負荷モード時の消費電流との差に応じた充電電流値まで電流を下げて充電を続行させるようにしている。
特開平9−121317号公報
ところが、上述した前者の場合、充電モードの起動条件として、機器本体の充電以外の動作モードに入ってないことを前提としているため、上述した後者に比べて充電時間は短いものの、充電中はその機器を使用することができないという問題がある。
一方、上述した後者の場合、充電しながら、機器の使用は可能となるが、ACアダプタの電流容量と最大負荷モードでの電流との差分で充電させることになり、上述した前者に比べて充電時間が長くなってしまうという問題がある。
解決しようとする問題点は、充電時間を短くしようとすると、機器の使用ができなくなってしまい、充電と同時に機器の使用を可能とすると、充電時間が長くなってしまうという点である。
本発明の充電電流制御システムは、少なくとも電子機器に内蔵されている2次電池に対し外部のACアダプタからの供給電流により充電を行わせる充電電流制御システムであって、前記供給電流からの充電電流を前記2次電池へ供給して充電を行わせる充電手段と、前記供給電流からの負荷電流を機器内部の各負荷回路へ供給する電源供給手段と、前記充電電流と負荷電流との合計値を常に監視し、前記充電電流の値を最適化して、前記充電手段に対し急速充電を行わせるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、前記ACアダプタからの供給電流を検出する電流検出手段を有し、前記制御手段は、前記電流検出手段によって検出される検出値に基づき、前記各負荷回路への前記負荷電流の変動を判断し、前記電流検出手段によって検出される検出値と前記ACアダプタの許容電流とから、前記充電手段による前記2次電池への前記充電電流の値を最適値に可変するように制御するようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記充電電流が最適な値の範囲にあるか否かを判断し、最適な値より少ない場合は前記充電手段に対して前記充電電流を上げるように制御し、最適な値より多い場合は前記充電手段に対して前記充電電流を下げるように制御するようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記充電電流が最適な値の範囲を上回った期間が一定以上継続した場合、前記充電手段による充電と前記電源供給手段による電源供給とを停止させるように制御するようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記充電手段をオン/オフするマイコンと、前記充電電流と負荷電流との合計値と、三角波発振器からの三角波とをコンパレータにより比較し、その比較に応じたPWMパルスで前記充電手段を制御する充電電流制御回路とからなるようにすることができる。
本発明の充電電流制御方法は、少なくとも電子機器に内蔵されている2次電池に対し外部のACアダプタからの供給電流により充電を行わせる充電電流制御方法であって、前記供給電流からの充電電流を前記2次電池へ供給して充電を行わせる工程と、前記供給電流からの負荷電流を機器内部の各負荷回路へ供給する工程と、前記充電電流と負荷電流との合計値を常に監視し、前記充電電流の値を最適化して、急速充電を行わせるように制御する工程とを有することを特徴とする。
また、前記ACアダプタからの供給電流を検出する工程を有し、前記検出される検出値に基づき、前記各負荷回路への前記負荷電流の変動を判断し、前記検出値と前記ACアダプタの許容電流とから、前記2次電池への前記充電電流の値を最適値に可変するように制御するようにすることができる。
また、前記充電電流が最適な値の範囲にあるか否かを判断し、最適な値より少ない場合は前記充電電流を上げるように制御し、最適な値より多い場合は前記充電電流を下げるように制御する工程を有するようにすることができる。
また、前記充電電流が最適な値の範囲を上回った期間が一定以上継続した場合、前記充電電流及び前記負荷電流の供給を停止させるように制御する工程を有するようにすることができる。
また、前記充電電流の供給をオン/オフする工程と、前記充電電流と負荷電流との合計値と、三角波発振器からの三角波とをコンパレータにより比較し、その比較に応じたPWMパルスで前記負荷電流を制御する工程とを有するようにすることができる。
本発明の充電電流制御システム及び充電電流制御方法では、充電手段によってACアダプタからの供給電流から得られる充電電流を2次電池へ供給して充電が行われ、さらに電源供給手段によって機器内部の各負荷回路へACアダプタからの供給電流から得られる負荷電流が供給されるとき、制御手段により、充電電流と負荷電流との合計値を常に監視し、充電電流の値を最適化して、充電手段に対し急速充電を行わせるように制御することができる。
本発明の充電電流制御システム及び充電電流制御方法によれば、充電手段によってACアダプタからの供給電流から得られる充電電流を2次電池へ供給して充電が行われ、さらに電源供給手段によって機器内部の各負荷回路へACアダプタからの供給電流から得られる負荷電流が供給されるとき、制御手段により、充電電流と負荷電流との合計値を常に監視し、充電電流の値を最適化して、充電手段に対し急速充電を行わせるように制御することができ、充電と同時に機器が使用されても、2次電池に対する充電時間を短くすることができる。
本実施形態では、充電手段によってACアダプタからの供給電流から得られる充電電流を2次電池へ供給して充電が行われ、さらに電源供給手段によって機器内部の各負荷回路へACアダプタからの供給電流から得られる負荷電流が供給されるとき、制御手段により、充電電流と負荷電流との合計値を常に監視し、充電電流の値を最適化して、充電手段に対し急速充電を行わせるように制御することにより、充電と同時に機器が使用されても、2次電池に対する充電時間を短くするようにした。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の充電電流制御システムの一実施形態を示すブロック図、図2及び図3は、図1の充電電流制御システムにおける充電電流制御方法を説明するためのフローチャート、図4は、図1の充電電流制御システムの構成を変えた場合の他の実施形態を示すブロック図である。
図1に示すように、機器本体10には、ACアダプタ20がコネクタ11を介して着脱自在に接続されるようになっている。また、機器本体10には、2次電池30が内蔵されている。ここで、機器本体10としては、カムコーダー、PDA、ノートPC、携帯電話、携帯液晶TV等の電子機器の本体である。また、2次電池30としては、リチウムイオンやニッケル水素等の電池を用いることができる。
機器本体10内部には、電流検出回路12、充電回路13、電源入力切替回路14、電源回路15、マイコン17が設けられている。
電流検出手段としての電流検出回路12は、ACアダプタ20からの供給電流を検出し、その検出した電流値を電圧値(CURRENT_DET)に変換してマイコン17へ出力する。ここで、電流検出回路12によって検出される電流値は、充電と同時に機器が使用される場合、2次電池30へ充電電流と各負荷回路16への負荷電流の合計値となる。
充電手段としての充電回路13は、充電制御IC13aを有し、充電制御IC13aにマイコン17からの充電制御(CHARGE_CTL)があると、2次電池30へ充電電流を供給して充電を行わせる。
電源入力切替回路14は、ACアダプタ20からの電力入力又は2次電池30からの電力入力のいずれかを切り替える。電源供給手段としての電源回路15は、機器本体10内部の各負荷回路16に対して5.0V,3.3V,1.5V等の動作電圧を供給する。
制御手段としてのマイコン17は、充電が開始されるときカウント動作を行う充電タイマー18を有し、電流検出回路12からの電圧値(CURRENT_DET)から、2次電池30への充電電流と各負荷回路16への負荷電流の合計値を常に監視し、充電電流の値を最適化して、充電回路13に対し急速充電を行わせるように制御する。この場合、電流検出回路12からの電圧値(CURRENT_DET)を基に電流量を判定し、ACアダプタ20の許容電流値と最大負荷モード時の消費電流との差分を求め、その差分に応じた充電制御(CHARGE_CTL)のためのフィードバック信号を、充電回路13の充電制御IC13aに出力する。ここで、フィードバック信号としては、DC電圧又はPWMパルス(DUTY可変)等とすることができる。
また、マイコン17は、制御信号(CHARGE_ON)をオン/オフすることで、充電回路13のオン/オフを制御する。また、マイコン17は、2次電池30の電圧を検出電圧信号(Batt_Volt_DET)として取り込む。また、マイコン17は、電源オン信号(P-ON)をH又はLとすることで、電源回路15をオン/オフする。
次に、充電電流制御方法について説明する。
まず、2次電池30に対して充電が開始される場合、マイコン17により、2次電池30の電圧が測定される(ステップS1,S2)。次いで、マイコン17から充電回路13の充電制御IC13aに対し、予備充電を行わせるための制御信号が出力される(ステップS3)。ここで、予備充電とは、2次電池30の内部の保護用FETがオンできる電圧まで上げることであり、数10mAの電流での充電が行われる。この数10mAの電流は、急速充電電流の1/10程度の値である。
また、その保護用FETがオンできる電圧は、1cell用で2.7V付近、2cell用で4.5V付近であるが、ここでは説明の都合上、2cell用の4.5Vとする。また、その4.5VをV1として説明する。
そして、充電回路13により2次電池30への予備充電が行われるとき、マイコン17内の充電タイマー18によるカウント動作が開始される(ステップS4)。ここで、マイコン17により、2次電池30の電圧がV1以上であるか否かが判断され(ステップS5)、V1以上でなければ充電タイマー18によるカウントがT1分経過したか否かが判断され(ステップS6)、T1分経過した場合は充電中止となる(ステップS7)。
すなわち、充電回路13により2次電池30への充電が開始されると、通常数分で電圧が上記のV1まで上昇するが、2次電池30や保護回路である保護用FETが故障等していると、電圧が上昇しないことがある。そのため、マイコン17内の充電タイマー18によるカウントにより、規定時間であるT1分経過しても電圧がV1に達しない場合は、充電を中止する。
一方、(ステップS5)において、2次電池30の電圧がV1以上となったと判断されると、予備充電が完了となり、マイコン17内の充電タイマー18をリセットして急速充電に移行するための再スタートが行われる(ステップS8)。
ここで、急速充電に移行するにあたり、各負荷回路16を動作させながら、ACアダプタ20の電流容量の限界まで電流を引き出して充電を行うように、マイコン17による以下の手順での充電電流の制御が行われる。
すなわち、マイコン17は、予めACアダプタ20の許容電流をIlmt として格納し、1つ前の周期での充電電流であるIdの初期値を0として格納する(ステップS9)。また、ACアダプタ20から機器本体10へ供給される電流は、電流検出回路12により電流値Iinとして検出されマイコン17へ送られる(ステップS10,S11)。なお、ここでの電流値Iinは、充電と同時に機器が使用される場合、上述した2次電池30への充電電流と各負荷回路16への負荷電流の合計値となる。
次いで、電流検出回路12からの電流値Iinが得られると、マイコン17により、下記の基本式から充電電流Icが算出される(ステップS12)。
基本式:Ic=Id−(Iin−Ilmt)
ここで、Idは、上述したように1つ前の周期での充電電流であり、Ilmt は上述したようにACアダプタ20の許容電流である。
そして、図3に示すように、充電電流Icで充電回路13による2次電池30への急速充電が開始される(ステップS13)。なお、基本式による充電電流Icの値がマイナスの場合は、充電回路13による2次電池30への充電が一時停止となる。
次いで、充電回路13による2次電池30への充電が行われ、基本式による充電電流Icの値のマイナスが10回以上続いたか否かが判断され(ステップS14)、10回以上続いた場合は2次電池30への充電が中止となる(ステップS15)。この場合、マイコン17からのP-ONがLとされることにより、電源回路15から各負荷回路16への電源供給も中止とされる。
すなわち、基本式による充電電流Icの値のマイナスが10回以上続いた場合、各負荷回路16側に短絡等の異常が発生したものと予測されるため、電源回路15から各負荷回路16への電源供給が中止とされる。これにより、過電流の発生が抑制されるため、ACアダプタ20、充電回路13、電源回路15等の破損等が防止される。なお、(ステップS14)での判断は、10回に限るものではなく、11回以上であっても、9回以下であってもよいことは勿論である。
これに対し、(ステップS14)において、基本式による充電電流Icの値のマイナスが10回以上続いていない場合は、Icの値をIdに置換えた後(Id=Ic)、2次電池30の電圧が急速充電の既定値であるV2(>V1)以上となったか否かが判断される(ステップS16,S17)。
ここで、V2以上でなければ充電タイマー18によるカウントがT2分経過したか否かが判断され(ステップS18)、T2分経過した場合は充電中止となる(ステップS19)。このように、T2分経過した場合に充電中止とすることで、2次電池30の急速充電能力の低下等による過充電を防止することができる。これに対し、T2分経過していなければ、図2の(ステップS10)の入力電流測定の処理に戻る。
このような急速充電により、電流検出回路12からの電流値IinはACアダプタ20の許容電流に略近い値になるが、各負荷回路16の負荷電流の増減等により変化する場合があるため、図2の(ステップS10)の入力電流測定の処理により常に電流検出回路12からの電流値Iinを測定し直すことで、(ステップS12)での基本式による最適な充電電流Icが得られることになる。
そして、(ステップS17)において、V2以上となったと判断されると、急速充電が完了となり、マイコン17内の充電タイマー18をリセットして定電圧充電モードに移行するための再スタートが行われる(ステップS20,S21)。
この場合、電流検出回路12からの電流値IinがA1mA 以下か否かが判断され(ステップS22)、A1mA 以下でなければ充電タイマー18によるカウントがT3分経過したか否かが判断され(ステップS23)、T3分経過した場合は充電中止となる(ステップS24)。このように、T3分経過した場合に充電中止とすることで、2次電池30の過充電を防止することができる。
これに対し、(ステップS22)において、電流値IinがA1mA 以下と判断されると、マイコン17から充電回路13の充電制御IC13aへの制御信号(CHARGE_ON) がオフされ、充電完了となる。
このように、本実施形態では、充電回路13によってACアダプタ20からの供給電流から得られる充電電流を2次電池30へ供給して充電が行われ、さらに電源回路15によって機器内部の各負荷回路16へACアダプタ20からの供給電流から得られる負荷電流が供給されるとき、マイコン17により、電流検出回路12からの充電電流と負荷電流との合計値である電流値Iinを常に監視し、充電電流Icの値を最適化して、充電回路13に対し急速充電を行わせるように制御するようにしたので、充電と同時に機器が使用されても、2次電池30に対する充電時間を短くすることができる。
この場合、負荷電流に応じて充電電流Icの大きさが変えられるため、各負荷回路16への負荷電流が小さくなるに従い、2次電池30に対する充電時間が短くなる。
また、本実施形態では、電流検出回路12により、充電電流と負荷電流との合計値である電流値Iinを検出するようにしているので、充電電流と負荷電流との合計値がACアダプタ20の許容電流であるIlmt を超えてしまうことによるACアダプタ20側の過電流シャットダウンを防止することができる。
また、本実施形態では、マイコン17により、充電電流が最適な値の範囲にあるか否かを判断し、最適な値より少ない場合は充電回路13の充電制御IC13aに対して充電電流を上げるように制御し、最適な値より多い場合は充電回路13の充電制御IC13aに対して充電電流を下げるように充電制御(CHARGE_CTL)のためのフィードバック信号で制御するようにしたので、従来の2次電池への充電中に他の動作モードの起動の命令が出されたとき、ACアダプタの許容電流と最大負荷モード時の消費電流との差に応じた充電電流値まで電流を下げて充電を続行させる場合に比べて大幅に充電時間を短くすることができ、特に、負荷電流が小さい場合には充電専用時での充電時間との差を短くすることができる。
また、本実施形態では、充電タイマー18によるカウントにより、マイコン17によって充電電流が最適な値の範囲を上回った期間を判断し、一定以上継続した場合、充電回路13による充電と電源回路15による電源供給とを停止させるように制御するようにしたので、過電流の発生が抑制されるため、ACアダプタ20、充電回路13、電源回路15等の破損等を防止することができる。
なお、本実施形態では、マイコン17により、充電回路13による2次電池30への充電を制御する場合について説明したが、この例に限らず、たとえば図4に示すように、充電電流制御回路19を別途設け、その充電電流制御回路19により充電回路13による2次電池30への充電を制御することも可能である。
すなわち、電流検出回路12からの電流値Iinと充電電流制御回路19の三角波発振器19aからの三角波とをコンパレータ19bにより比較し、その比較に応じたPWMパルスで充電回路13の充電制御IC13aを制御するようにすればよい。
この場合、電流検出回路12からの電流値Iinが少ないときはPWMパルスのDUTYをUPさせ、多いときはそのDUTYを下げるようにし、DUTY50%前後で安定させるようにする。また、マイコン17は、充電回路13のON−OFFのみを制御するようにすればよい。これにより、充電回路13の充電制御IC13aをたとえばDUTY50%前後で制御することができ、充電回路13の充電制御IC13aの制御の際のタイムラグが生じにくくなる。
2次電池を内蔵するカムコーダー、PDA、ノートPC、携帯電話、携帯液晶TV等の電子機器に適用可能である。また、外付け用の2次電池に対して充電を行う場合も適用可能である。
本発明の充電電流制御システムの一実施形態を示すブロック図である。 図1の充電電流制御システムにおける充電電流制御方法を説明するためのフローチャートである。 図1の充電電流制御システムにおける充電電流制御方法を説明するためのフローチャートである。 図1の充電電流制御システムの構成を変えた場合の他の実施形態を示すブロック図である。
符号の説明
12 電流検出回路
13 充電回路
13a 充電制御IC
15 電源回路
16 各負荷回路
17 マイコン
18 充電タイマー
19 充電電流制御回路
19a 三角波発振器
19b コンパレータ
20 ACアダプタ
30 2次電池

Claims (10)

  1. 少なくとも電子機器に内蔵されている2次電池に対し外部のACアダプタからの供給電流により充電を行わせる充電電流制御システムであって、
    前記供給電流からの充電電流を前記2次電池へ供給して充電を行わせる充電手段と、
    前記供給電流からの負荷電流を機器内部の各負荷回路へ供給する電源供給手段と、
    前記充電電流と負荷電流との合計値を常に監視し、前記充電電流の値を最適化して、前記充電手段に対し急速充電を行わせるように制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする充電電流制御システム。
  2. 前記ACアダプタからの供給電流を検出する電流検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記電流検出手段によって検出される検出値に基づき、前記各負荷回路への前記負荷電流の変動を判断し、前記電流検出手段によって検出される検出値と前記ACアダプタの許容電流とから、前記充電手段による前記2次電池への前記充電電流の値を最適値に可変するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の充電電流制御システム。
  3. 前記制御手段は、前記充電電流が最適な値の範囲にあるか否かを判断し、最適な値より少ない場合は前記充電手段に対して前記充電電流を上げるように制御し、最適な値より多い場合は前記充電手段に対して前記充電電流を下げるように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の充電電流制御システム。
  4. 前記制御手段は、前記充電電流が最適な値の範囲を上回った期間が一定以上継続した場合、前記充電手段による充電と前記電源供給手段による電源供給とを停止させるように制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の充電電流制御システム。
  5. 前記制御手段は、
    前記充電手段をオン/オフするマイコンと、
    前記充電電流と負荷電流との合計値と、三角波発振器からの三角波とをコンパレータにより比較し、その比較に応じたPWMパルスで前記充電手段を制御する充電電流制御回路とからなる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の充電電流制御システム。
  6. 少なくとも電子機器に内蔵されている2次電池に対し外部のACアダプタからの供給電流により充電を行わせる充電電流制御方法であって、
    前記供給電流からの充電電流を前記2次電池へ供給して充電を行わせる工程と、
    前記供給電流からの負荷電流を機器内部の各負荷回路へ供給する工程と、
    前記充電電流と負荷電流との合計値を常に監視し、前記充電電流の値を最適化して、急速充電を行わせるように制御する工程とを有する
    ことを特徴とする充電電流制御方法。
  7. 前記ACアダプタからの供給電流を検出する工程を有し、
    前記検出される検出値に基づき、前記各負荷回路への前記負荷電流の変動を判断し、前記検出値と前記ACアダプタの許容電流とから、前記2次電池への前記充電電流の値を最適値に可変するように制御する
    ことを特徴とする請求項6に記載の充電電流制御方法。
  8. 前記充電電流が最適な値の範囲にあるか否かを判断し、最適な値より少ない場合は前記充電電流を上げるように制御し、最適な値より多い場合は前記充電電流を下げるように制御する工程を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の充電電流制御方法。
  9. 前記充電電流が最適な値の範囲を上回った期間が一定以上継続した場合、前記充電電流及び前記負荷電流の供給を停止させるように制御する工程を有することを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の充電電流制御方法。
  10. 前記充電電流の供給をオン/オフする工程と、
    前記充電電流と負荷電流との合計値と、三角波発振器からの三角波とをコンパレータにより比較し、その比較に応じたPWMパルスで前記負荷電流を制御する工程とを有する
    ことを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の充電電流制御方法。
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