JP2006041167A - 半導体装置の検査方法および検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 BGAパッケージの多ピン化に伴い、はんだボール接合部の検査回数が増加することを抑え、はんだボール接合部の状態の認識が良く、検査時間を短縮する。
【解決手段】 基板1の電極2と接続されるBGAパッケージ5のはんだボール6の接合部を検査するに際して、BGAパッケージ5の一方の側面側に配置されBGAパッケージのはんだボール6の接合部の間隙に光線16を照射する光源部12と、一方の側面に相対する他方の側面側に配置された光線16を受光する受光素子13とを備えた。はんだボール6の接合部の間隙にレーザ等の光線16を照射し、間隙を通過した光線16を受光素子13で検出することで、光線16の透過状態によりはんだボール6の接合部のショートや位置ずれ等の接合状態を認識することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 基板1の電極2と接続されるBGAパッケージ5のはんだボール6の接合部を検査するに際して、BGAパッケージ5の一方の側面側に配置されBGAパッケージのはんだボール6の接合部の間隙に光線16を照射する光源部12と、一方の側面に相対する他方の側面側に配置された光線16を受光する受光素子13とを備えた。はんだボール6の接合部の間隙にレーザ等の光線16を照射し、間隙を通過した光線16を受光素子13で検出することで、光線16の透過状態によりはんだボール6の接合部のショートや位置ずれ等の接合状態を認識することができる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、BGA(Ball Grid Array)パッケージを基板に実装した際のBGAパッケージのはんだボールと基板の電極との接合状態の検査に関するもので、特に光源部を用いてはんだボールの接続異常を判別する半導体装置の検査方法および検査装置に関するものである。
近年、半導体装置の小型・高機能化に伴い、半導体パッケージの小型化および外部接続端子数の多ピン化が進んでいる。このため、リードフレームタイプのパッケージと比較してパッケージサイズが小さくかつ外部接続端子数の多ピン化に対応できる、はんだボールを用いて基板と電気的に接続するBGA(Ball Grid Array)あるいはCSP(Chip Size Package)タイプのパッケージが増加し、これに伴うパッケージの基板への実装技術の開発が進んでいる。
以下、従来のGBAタイプのパッケージの実装方法について図面を参照しながら説明する。
従来のBGAパッケージの実装方法を図9に示した。
BGAパッケージを実装する場合は他の実装部品と同様に、まず図9(a)に示すように、BGAパッケージのはんだボールと実装基板の電極材料とのはんだ濡れ性を向上させるために実装基板1上のパッケージを接続する電極2にスクリーンマスク3を用いてクリームはんだ4を印刷する。
そして図9(b)に示すように、BGAパッケージ5のはんだボール6と基板1の電極2との位置合せを行ない、クリームはんだ4とはんだボール6を接触させる。
図9(c)に示すように、電極2上にBGAパッケージ5を載せた基板1をリフロー炉に入れてヒーター8によりはんだの溶融温度まで加熱して基板1の電極2上のクリームはんだ4とBGAパッケージ5のはんだボール6を溶融結合させる。
最後に図9(d)に示すように、X線検査装置9によって、X線発生機10より発生させたX線がBGAパッケージ6を搭載した基板1を透過して検出器11で検出することではんだボール6同士のショートの検出を行い接続状態の検査を行う。
以上のようにBGAパッケージは基板に実装されている。このように、BGAタイプのパッケージの実装検査は接合部がパッケージと基板に挟まれた部分で、目視による検査が困難であるためX線検査装置が多用されている(例えば特許文献1,2)。
特開平10−170445号公報
特開平11−44524号公報
しかし、上述した接合部の検査方法においては下記に示すような課題があった。
課題は、X線検査装置を用いた検査においてはX線画像の画像認識によりはんだバンプのショート部の検出を行うため、パッケージのピン数が増加するにつれて画像認識の領域が増加する。また、パッケージの高機能化に伴いパッケージのはんだボールを有する反対の面に金属製の放熱板を有するパッケージにおいては、金属性の放熱基板によりX線の透過状態が悪くなりはんだボールの接続状態の認識が悪くなり、検査時間が増大してしまう。
したがって、この発明の目的は、BGAパッケージの多ピン化に伴い、はんだボール接合部の検査回数が増加することを抑え、はんだボール接合部の状態の認識が良く、検査時間を短縮することができる半導体装置の検査方法および検査装置を提供することである。
前記課題を解決するためにこの発明の請求項1記載の半導体装置の検査方法は、BGAパッケージを基板に実装した際に、前記基板の電極と接続されるBGAパッケージのはんだボールの接合部の間隙に光線を照射する工程と、前記光線を受光素子により受光する工程と、前記光線を前記受光素子により受光することによって前記はんだボールの接合部のショートや位置ずれを判断する工程とを含む。
請求項2記載の半導体装置の検査装置は、基板の電極と接続されるBGAパッケージのはんだボールの接合部を検査する半導体装置の検査装置であって、前記BGAパッケージの一方の側面側に配置され前記BGAパッケージのはんだボールの接合部の間隙に光線を照射する光源部と、前記一方の側面に相対する他方の側面側に配置された前記光線を受光する受光素子とを備えた。
請求項3記載の半導体装置の検査装置は、基板の電極と接続されるBGAパッケージのはんだボールの接合部を検査する半導体装置の検査装置であって、前記BGAパッケージの一方の側面側に配置され前記BGAパッケージのはんだボールの接合部の間隙に光線を照射する光源部と、前記一方の側面に相対する他方の側面側に配置された前記光線を投影するスクリーンと、前記スクリーンの映像を撮影するカメラおよび撮影した画像を検出する画像認識装置とを備えた。
請求項4記載の半導体装置の検査装置は、請求項2または3記載の半導体装置の検査装置において、前記光源部が光ファイバよりなる。
請求項5記載の半導体装置の検査装置は、請求項2記載の半導体装置の検査装置において、前記光源部と前記BGAパッケージの間あるいは前記BGAパッケージと前記受光素子との間の少なくとも一方にプリズムが装着されている。
請求項6記載の半導体装置の検査装置は、請求項3記載の半導体装置の検査装置において、前記光源部と前記BGAパッケージの間あるいは前記BGAパッケージと前記スクリーンとの間の少なくとも一方にプリズムが装着されている。
請求項7記載の半導体装置の検査方法は、BGAパッケージを基板に実装した際に、前記基板の電極と接続されるBGAパッケージのはんだボールの接合部の間隙に光線を照射する工程と、前記光線をスクリーンに投影し、投影された映像をカメラにより撮影する工程と、前記映像を画像認識装置により処理して前記はんだボールの接合部のショートや位置ずれを判断する工程とを含む。
この発明の請求項1記載の半導体装置の検査方法によれば、BGAパッケージを基板に実装した際に、基板の電極と接続されるBGAパッケージのはんだボールの接合部の間隙に光線を照射する工程と、光線を受光素子により受光する工程と、光線を受光素子により受光することによってはんだボールの接合部のショートや位置ずれを判断する工程とを含むので、パッケージのピン数の増加においては、はんだボール接合部の間隙や位置ずれを光線の透過状態で判定するため、X線検査のようにはんだボールを有する領域を面状で検査する(面に対して直交方向に検査する)のではなく線状で検査する(面に沿った方向に検査する)ため検査時間が短縮できる。また、X線が透過しにくい金属製の放熱板を有するパッケージにおいても、はんだボールの接合部を直接検査するため、金属製の放熱板の影響を受けずに検査が可能となり検査時間が増加しない。
この発明の請求項2記載の半導体装置の検査装置によれば、BGAパッケージの一方の側面側に配置されBGAパッケージのはんだボールの接合部の間隙に光線を照射する光源部と、一方の側面に相対する他方の側面側に配置された光線を受光する受光素子とを備えているので、はんだボールの接合部の間隙にレーザ等の光線を照射し、間隙を通過した光線を受光素子で検出することで、光線の透過状態によりはんだボールの接合部のショートや位置ずれ等の接合状態を認識することができる。また、請求項1と同様にパッケージのピン数の増加においては、X線検査のようにはんだボールを有する領域を面状で検査するのではなく線状で検査するため検査時間が短縮できる。また、X線が透過しにくい金属製の放熱板を有するパッケージにおいても、金属製の放熱板の影響を受けずに検査が可能となり検査時間が増加しない。
この発明の請求項3記載の半導体装置の検査装置によれば、BGAパッケージの一方の側面側に配置されBGAパッケージのはんだボールの接合部の間隙に光線を照射する光源部と、一方の側面に相対する他方の側面側に配置された光線を投影するスクリーンと、スクリーンの映像を撮影するカメラおよび撮影した画像を検出する画像認識装置とを備えているので、はんだボールの接合部の間隙にレーザ等の光線を照射し、間隙を通過した光線をカメラおよび画像認識装置で検出することで、光線の透過状態によりはんだボールの接合部のショートや位置ずれ等の接合状態を認識することができる。また、請求項1と同様にパッケージのピン数の増加においては、X線検査のようにはんだボールを有する領域を面状で検査するのではなく線状で検査するため検査時間が短縮できる。また、X線が透過しにくい金属製の放熱板を有するパッケージにおいても、金属製の放熱板の影響を受けずに検査が可能となり検査時間が増加しない。
請求項4では、請求項2または3記載の半導体装置の検査装置において、光源部が光ファイバよりなること望ましい。光ファイバにより光線の照射方向を屈曲させることで、所定のはんだボールの接合部の間隙に照射することが可能となる。
請求項5では、請求項2記載の半導体装置の検査装置において、光源部とBGAパッケージの間あるいはBGAパッケージと受光素子との間の少なくとも一方にプリズムが装着されていることが望ましい。プリズムにより光線の照射方向を屈曲させることで、所定のはんだボールの接合部の間隙に照射することが可能となり、また間隙を通過した光線を所定位置に配置された受光素子に照射することが可能となる。
請求項6では、請求項3記載の半導体装置の検査装置において、光源部とBGAパッケージの間あるいはBGAパッケージとスクリーンとの間の少なくとも一方にプリズムが装着されていることが望ましい。プリズムにより光線の照射方向を屈曲させることで、所定のはんだボールの接合部の間隙に照射することが可能となり、また間隙を通過した光線を所定位置に配置されたスクリーンに照射することが可能となる。
この発明の請求項7記載の半導体装置の検査方法によれば、BGAパッケージを基板に実装した際に、基板の電極と接続されるBGAパッケージのはんだボールの接合部の間隙に光線を照射する工程と、光線をスクリーンに投影し、投影された映像をカメラにより撮影する工程と、映像を画像認識装置により処理してはんだボールの接合部のショートや位置ずれを判断する工程とを含むので、請求項1と同様の効果が得られる。
この発明の第1の実施の形態の半導体装置の検査装置および検査方法を図1〜図5に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明の第1の実施形態の検査装置の基本構成の例である。なお、従来例と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図1および図2において、12は光源部、13は受光素子、14は光ファイバ、15はプリズムである。この検査装置は、基板1の電極2と接続されるBGAパッケージ5のはんだボール6の接合部を検査するに際して、BGAパッケージ5の一方の側面側に配置されBGAパッケージ5のはんだボール6の接合部の間隙に光線16を照射する光源部12と、一方の側面に相対する他方の側面側に配置された光線16を受光する受光素子13とを備えている。光線16は点状の範囲に光源部12より照射される。
図1(a)は、第1の実施形態における光源部と受光素子より構成された検査装置の側面図、(a1)は平面図である。BGAパッケージ5をはんだボール6により接続した基板1を光源部12と受光素子13との間でかつ、はんだボール6の間隙に光源部12の光線16が通過する位置に設置されている。
図1(b)は、第1の実施形態における光ファイバを接続した光源部と受光素子より構成された検査装置の側面図、(b1)は平面図である。光源部12からの光線が光ファイバ14を介して照射され、照射された光線16を受光素子13で検出する検査装置になっている。
図1(c)は、第1の実施形態における光ファイバを接続した光源部と光ファイバを接続した受光素子より構成された検査装置の側面図、(c1)は平面図である。光源部12から光線16が光ファイバ14を介して照射され、さらに照射された光線が光ファイバ14を通って受光素子13で検出する検査装置になっている。
また、図1(b)、(c)における光ファイバの代わりにプリズムを用いてもよい。すなわち図2(a)は、第1の実施形態におけるプリズムを用いた光源部と受光素子より構成された検査装置の側面図、(a1)は平面図である。光源部12から光線16がプリズム15を介して照射され、さらに照射された光線がプリズム15を通って受光素子13で検出する検査装置になっている。
図2(b)は、第1の実施形態における複数個の光源部と複数個の受光素子より構成された検査装置の側面図、(b1)は平面図である。2個以上の平行に並べられた光源部12から光線16が照射され、光源部12と幅が同等の受光素子13で検出する検査装置になっている。
図3は、第1の実施形態における光源部より線状の範囲に光線が照射される検査装置である。図3(a)は線状光源部と受光素子より構成された検査装置の側面図、(a1)は平面図である。BGAパッケージ5をはんだボール6により接続した基板1の一側縁に配置された線状光源部12と、線状光源部12と同等以上の幅をもつ受光素子13を備えた検査装置になっている。
図3(b)は複数の光ファイバを用いた光源部と受光素子より構成された検査装置の側面図、(b1)は平面図である。線状光源部の代わりに光源部12に接続した複数の光ファイバ14が線状の範囲に並べられたものである。この場合、受光素子13に接続される複数の光ファイバ14を線状の範囲に並べ、光源部12の光ファイバ14と同等以上の幅をもつようにしている。この検査装置では、線状光源部12または複数の光ファイバ14より、BGAパッケージ5と基板1の間の線状の範囲に光線16が照射される。
次に上記検査装置を用いた検査方法について説明する。
図4および図5に、図1に示した検査装置を用いた検査方法を示す。図4(a)は四角形のBGAパッケージ5の第1の角部17から第2の角部18へ光源部12を移動させる検査工程である。光源部12の移動速度に合わせて受光素子13を第4の角部20から第3の角部19へ移動させて光源部12からの光線16を受光する。このとき、BGAパッケージ5のX軸方向のはんだボール6の接続状態の検査を行う。
図4(b)は図4(a)に示した動作の後に、四角形のBGAパッケージ5の第2の角部18から第3の角部19へ光源部12を移動させる検査工程である。光源部12の移動速度に合わせて受光素子13を第4の角部20から第1の角部18へ移動させて光源部12からの光線16を受光する。このとき、BGAパッケージ5のY軸方向のはんだボール6の接続状態の検査を行う。
図5(a)にはんだボールの接続部にショートが発生した場合を示した。はんだボール6のショート発生部21においては光源部12からの光線16が通過しないため、受光素子13で光線16が検出されない。このため、はんだボール6にショートが発生したと判定される。
図5(b)にはんだボールの接続部に位置ずれが発生した場合を示した。光源部12を移動させる際に、基板1上の基準位置22と基板1上のBGAパッケージ5のはんだボール6と接続するための電極2の位置と光源部12から照射された光線の受光素子13で受光した位置との位置関係によりはんだボール6のずれ量を検出し、ずれ判定を行う。図5(b)において、30は正常位置、31はずれ位置、32は位置ずれ量である。
また、光源部12より線状の範囲に光線を照射した場合の検査方法においても、光源部12より、パッケージ5の1辺よりも幅が広い線状の範囲に照射された光線がはんだボール6の間隙を透過して受光素子13で検出された状態ではんだボール6の接合状態を判定する。
この発明の第2の実施の形態の半導体装置の検査装置および検査方法を図6〜図8に基づいて説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態の検査装置の基本構成の例である。なお、従来例と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図6において、12は光源部、13は受光素子、14は光ファイバ、15はプリズム、23はスクリーン、24はカメラ、25は画像認識装置である。この検査装置は、基板1の電極2と接続されるBGAパッケージ5のはんだボール6の接合部を検査するに際して、BGAパッケージ5の一方の側面側に配置されBGAパッケージ5のはんだボール6の接合部の間隙に光線16を照射する光源部12と、一方の側面に相対する他方の側面側に配置された光線16を投影するスクリーン23と、スクリーン23の映像を撮影するカメラ24および撮影した画像を検出する画像認識装置25とを備えている。スクリーン23に投影された光源部12により照射された光線16をカメラ24で撮影して、撮影した画像を画像認識装置25で解析を行う。
図6(a)は、第2の実施形態における光源部とスクリーンおよびカメラが設置された検査装置の側面図である。この検査装置は、光源部12と、光源部12より照射され、はんだボール6の間隙を通過した光線16を投影させるためのスクリーン23とがあり、また投影した映像を撮影するカメラ24と、カメラ24が撮影した映像を解析するための画像認識装置25とからなる。光源部12、スクリーン23およびカメラ24は同一直線状に設置されている。
図6(b)は、第2の実施形態における光源部とスクリーンおよびカメラが設置されるとともにプリズムを介在させた検査装置の側面図である。この検査装置は、BGAパッケージ5のはんだボール6の間隙部を通過した光源部12より照射された光線16を屈折するためのプリズム15があり、さらに光線16を投影するスクリーン23があり、スクリーン23に投影された光線16を撮影するカメラ23と、カメラ24で撮影した映像を解析するための画像認識装置25とからなる。
図6(c)は、第2の実施形態における光源部とスクリーンおよびカメラが設置されるとともに光ファイバを介在させた検査装置の側面図である。この検査装置は、BGAパッケージ5のはんだボール6の間隙部を通過した光源部12より照射された光線16の光路を変更する光ファイバ14と、光ファイバ14を通過した光線16を投影するためのスクリーン23、さらに投影された光線16を撮影するためのカメラ23と、カメラ23が撮影した画像を解析する画像認識装置25とからなる。
図6(a)、(b)、(c)における光源部12においては、点状の範囲に光線を照射するものでも、線状の範囲に光線を照射するものでもどちらでも良い。
次に上記検査装置を用いた検査方法について説明する。
図7(a)は四角形のBGAパッケージ5の第1の角部17から第2の角部18の間に光源部12より光線16を照射させる検査工程である。光源部12から照射した光線16がはんだボール6の間隙を通過してスクリーン23に投影される。この投影された光線16をカメラ24が撮影して、カメラ24の画像を画像認識装置25により、BGAパッケージ5のX軸方向のはんだボール6の接続状態の検査を行う。
図7(b)は図7(a)に示した動作の後に、四角形のBGAパッケージ5の第2の角部18から第3の角部19の間に光源部12より光線16を照射する検査工程である。光源部12のから照射した光線16がはんだボール6の間隙を通過してスクリーン23に投影される。この投影された光線16をカメラ24が撮影して、カメラ24の画像を画像認識装置25により、BGAパッケージ5のY軸方向のはんだボール6の接続状態の検査を行う。
図8(a)にはんだボールの接続部にショートが発生した場合を示した。はんだボール6のショート発生部21においては光源部12からの光線16が通過しないためにスクリーン23上のはんだボール6による影領域26で幅が広い影領域27が発生する。画像認識装置25は幅が広い影領域27の状態を識別してはんだボール6のショートの判定を行う。
図8(b)にはんだボールの接続部に位置ずれが発生した場合を示した。スクリーン23上のはんだボール6の影領域の基準位置28と実際の影領域の位置29との位置のずれを画像認識装置25により認識してはんだボール6のずれ量の判定を行う。
本発明にかかる半導体装置の検査装置および検査方法は、多ピン化や放熱性を要求した金属板による放熱構造が求められるため、高機能化により多ピン化や金属性の放熱板を有するBGAパッケージにおいてはんだボール接合の検査を迅速かつ低コストで行う検査技術として有用である。
1 基板
2 電極
3 スクリーンマスク
4 クリームはんだ
5 BGAパッケージ
6 ボールはんだ
7 リフロー炉
8 ヒーター
9 X線検査装置
10 X線発生機
11 検出器
12 光源部
13 受光素子
14 光ファイバ
15 プリズム
16 光線
17 第1の角部
18 第2の角部
19 第3の角部
20 第4の角部
21 ショート発生部
22 基準位置
23 スクリーン
24 カメラ
25 画像認識装置
2 電極
3 スクリーンマスク
4 クリームはんだ
5 BGAパッケージ
6 ボールはんだ
7 リフロー炉
8 ヒーター
9 X線検査装置
10 X線発生機
11 検出器
12 光源部
13 受光素子
14 光ファイバ
15 プリズム
16 光線
17 第1の角部
18 第2の角部
19 第3の角部
20 第4の角部
21 ショート発生部
22 基準位置
23 スクリーン
24 カメラ
25 画像認識装置
Claims (7)
- BGAパッケージを基板に実装した際に、前記基板の電極と接続されるBGAパッケージのはんだボールの接合部の間隙に光線を照射する工程と、前記光線を受光素子により受光する工程と、前記光線を前記受光素子により受光することによって前記はんだボールの接合部のショートや位置ずれを判断する工程とを含む半導体装置の検査方法。
- 基板の電極と接続されるBGAパッケージのはんだボールの接合部を検査する半導体装置の検査装置であって、前記BGAパッケージの一方の側面側に配置され前記BGAパッケージのはんだボールの接合部の間隙に光線を照射する光源部と、前記一方の側面に相対する他方の側面側に配置された前記光線を受光する受光素子とを備えた半導体装置の検査装置。
- 基板の電極と接続されるBGAパッケージのはんだボールの接合部を検査する半導体装置の検査装置であって、前記BGAパッケージの一方の側面側に配置され前記BGAパッケージのはんだボールの接合部の間隙に光線を照射する光源部と、前記一方の側面に相対する他方の側面側に配置された前記光線を投影するスクリーンと、前記スクリーンの映像を撮影するカメラおよび撮影した画像を検出する画像認識装置とを備えた半導体装置の検査装置。
- 前記光源部が光ファイバよりなる請求項2または3記載の半導体装置の検査装置。
- 前記光源部と前記BGAパッケージの間あるいは前記BGAパッケージと前記受光素子との間の少なくとも一方にプリズムが装着されている請求項2記載の半導体装置の検査装置。
- 前記光源部と前記BGAパッケージの間あるいは前記BGAパッケージと前記スクリーンとの間の少なくとも一方にプリズムが装着されている請求項3記載の半導体装置の検査装置。
- BGAパッケージを基板に実装した際に、前記基板の電極と接続されるBGAパッケージのはんだボールの接合部の間隙に光線を照射する工程と、前記光線をスクリーンに投影し、投影された映像をカメラにより撮影する工程と、前記映像を画像認識装置により処理して前記はんだボールの接合部のショートや位置ずれを判断する工程とを含む半導体装置の製造方法。
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2004
- 2004-07-27 JP JP2004218662A patent/JP2006041167A/ja active Pending
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