JP2006040085A - 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザに最適なコンテンツを検索するコンテンツ検索において、コンテンツの検索結果の精度を向上させる。
【解決手段】 入力部21は、ユーザにより入力された、複数の検索キーと、複数の検索キー間の論理演算子とからなる論理演算式を制御部22に供給する。類似度計算部26は、特徴量抽出部24および特徴量DB25から供給されるコンテンツの特徴量に基づいて、検索キーによって指定されたキーコンテンツと複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を計算する。合成部28は、キーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度を用いて論理演算を行い、検索対象コンテンツごとの合成スコアを計算する。そして、合成スコアが大きい検索対象コンテンツが、ユーザに最適なコンテンツとして提示される。本発明は、例えば、コンテンツを検索する情報処理装置に適用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、ユーザに最適なコンテンツを検索するコンテンツ検索において、コンテンツの検索結果の精度を向上させる情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
テレビジョン放送やラジオ放送などの番組、映画、写真等の画像、楽曲(音声)、または、インターネット上のサイトなどに掲載されている、料理や旅行、ショッピングなどの各種の情報など様々なコンテンツにおいて、数多くのコンテンツのなかから、ユーザ自身の嗜好に合うコンテンツを検索することがある。
ユーザの嗜好に合うコンテンツを検索する方法としては、検索キーとなる1つの検索キーオブジェクト(コンテンツ)を入力し、その検索キーオブジェクトの特徴量と、特徴量格納・管理装置に格納されているオブジェクトの特徴量とから、両者の類似度を算出し、その類似度が所定の値以上のオブジェクトについて類似度の高い順に順序付けが行われて出力される類似オブジェクト検索装置がある(例えば、特許文献1参照)。
このような従来のコンテンツの検索方法では、コンテンツの検索条件となる検索キー(コンテンツ)が1つだけ与えられ、その検索キーを基に、ユーザに最適なコンテンツが検索されている。
特開平10−171826号公報
しかしながら、1つの検索キーのみの情報に基づいて、コンテンツを検索した場合、その検索キーが、ユーザの嗜好を完全に反映しているとは言い切れず、ユーザの嗜好に合わないコンテンツが検索(提示)されることがあった。即ち、コンテンツの検索結果の精度が高いとは言えない場合があった。
従って、検索条件となる検索キーを複数用いた方が、ユーザの嗜好をより正確に反映させることができ、コンテンツの検索結果の精度を向上させることができると考えられる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザに最適なコンテンツを検索するコンテンツ検索において、コンテンツの検索結果の精度を向上させることができるようにするものである。
本発明の情報処理装置は、複数のキーコンテンツのそれぞれを指定する複数の検索キーと、複数の検索キー間の論理演算子とからなる、複数の検索キーの論理演算式を入力する入力手段と、入力手段で入力された論理演算式の検索キーによって指定されたキーコンテンツと複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全てのキーコンテンツについて計算する類似度計算手段と、入力手段で入力された論理演算式の検索キーに代えて、その検索キーに対応するキーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度を用いて論理演算を行い、検索対象コンテンツごとの合成スコアを計算する合成スコア計算手段と、合成スコア計算手段により計算された合成スコアに基づいて、複数の検索対象コンテンツのなかから、ユーザに最適なコンテンツを提示する提示手段とを備えることを特徴とする。
類似度計算手段には、コンテンツの複数の特徴量を用いて、キーコンテンツと複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全てのキーコンテンツについて計算させることができる。
コンテンツの複数の特徴量のそれぞれを抽出する抽出手段をさらに設けることができる。
入力手段には、コンテンツの各特徴量に対する重みをさらに入力させ、類似度計算手段には、入力手段が入力した重みによって重み付けられたコンテンツの複数の特徴量を用いて、キーコンテンツと複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全てのキーコンテンツについて計算させることができる。
論理演算子は、and,or、またはnotの少なくとも1つとすることができる。
本発明の情報処理方法は、複数のキーコンテンツのそれぞれを指定する複数の検索キーと、複数の検索キー間の論理演算子とからなる、複数の検索キーの論理演算式を入力する入力ステップと、入力ステップの処理で入力された論理演算式の検索キーによって指定されたキーコンテンツと複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全てのキーコンテンツについて計算する類似度計算ステップと、入力ステップの処理で入力された論理演算式の検索キーに代えて、その検索キーに対応するキーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度を用いて論理演算を行い、検索対象コンテンツごとの合成スコアを計算する合成スコア計算ステップと、合成スコア計算ステップの処理により計算された合成スコアに基づいて、複数の検索対象コンテンツのなかから、ユーザに最適なコンテンツを提示する提示ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の記録媒体に記録されているプログラムは、複数のキーコンテンツのそれぞれを指定する複数の検索キーと、複数の検索キー間の論理演算子とからなる、複数の検索キーの論理演算式を入力する入力ステップと、入力ステップの処理で入力された論理演算式の検索キーによって指定されたキーコンテンツと複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全てのキーコンテンツについて計算する類似度計算ステップと、入力ステップの処理で入力された論理演算式の検索キーに代えて、その検索キーに対応するキーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度を用いて論理演算を行い、検索対象コンテンツごとの合成スコアを計算する合成スコア計算ステップと、合成スコア計算ステップの処理により計算された合成スコアに基づいて、複数の検索対象コンテンツのなかから、ユーザに最適なコンテンツを提示する提示ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、複数のキーコンテンツのそれぞれを指定する複数の検索キーと、複数の検索キー間の論理演算子とからなる、複数の検索キーの論理演算式を入力する入力ステップと、入力ステップの処理で入力された論理演算式の検索キーによって指定されたキーコンテンツと複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全てのキーコンテンツについて計算する類似度計算ステップと、入力ステップの処理で入力された論理演算式の検索キーに代えて、その検索キーに対応するキーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度を用いて論理演算を行い、検索対象コンテンツごとの合成スコアを計算する合成スコア計算ステップと、合成スコア計算ステップの処理により計算された合成スコアに基づいて、複数の検索対象コンテンツのなかから、ユーザに最適なコンテンツを提示する提示ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明においては、複数のキーコンテンツのそれぞれを指定する複数の検索キーと、複数の検索キー間の論理演算子とからなる、複数の検索キーの論理演算式が入力され、入力された論理演算式の検索キーによって指定されたキーコンテンツと複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度が、全てのキーコンテンツについて計算され、論理演算式の検索キーに代えて、その検索キーに対応するキーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度を用いて論理演算が行われ、検索対象コンテンツごとの合成スコアが計算される。そして、計算された合成スコアに基づいて、複数の検索対象コンテンツのなかから、ユーザに最適なコンテンツが提示される。
本発明によれば、ユーザに最適なコンテンツを検索するコンテンツ検索において、コンテンツの検索結果の精度を向上させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の情報処理装置は、
複数の検索対象コンテンツのなかから、ユーザに最適なコンテンツを検索する処理を行う情報処理装置(例えば、図1のコンテンツ提示装置11)において、
複数のキーコンテンツのそれぞれを指定する複数の検索キーと、前記複数の検索キー間の論理演算子とからなる、複数の検索キーの論理演算式を入力する入力手段(例えば、図1の入力部21)と、
前記入力手段で入力された論理演算式の前記検索キーによって指定されたキーコンテンツと前記複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全ての前記キーコンテンツについて計算する類似度計算手段(例えば、図1の類似度計算部26)と、
前記入力手段で入力された前記論理演算式の前記検索キーに代えて、その検索キーに対応するキーコンテンツと検索対象コンテンツとの前記類似度を用いて論理演算を行い、検索対象コンテンツごとの合成スコアを計算する合成スコア計算手段(例えば、図1の合成部28)と、
前記合成スコア計算手段により計算された前記合成スコアに基づいて、前記複数の検索対象コンテンツのなかから、前記ユーザに最適なコンテンツを提示する提示手段(例えば、図1の制御部22)と
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の情報処理装置は、
前記コンテンツの複数の特徴量のそれぞれを抽出する抽出手段(例えば、図1の特徴量抽出部24)をさらに備える
ことを特徴とする。
請求項6に記載の情報処理方法は、
複数の検索対象コンテンツのなかから、ユーザに最適なコンテンツを検索する処理を行う情報処理方法において、
複数のキーコンテンツのそれぞれを指定する複数の検索キーと、前記複数の検索キー間の論理演算子とからなる、複数の検索キーの論理演算式を入力する入力ステップ(例えば、図6のステップS1の処理)と、
前記入力ステップの処理で入力された前記論理演算式の前記検索キーによって指定されたキーコンテンツと前記複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全ての前記キーコンテンツについて計算する類似度計算ステップ(例えば、図7のステップS22の処理)と、
前記入力ステップの処理で入力された前記論理演算式の前記検索キーに代えて、その検索キーに対応するキーコンテンツと検索対象コンテンツとの前記類似度を用いて論理演算を行い、検索対象コンテンツごとの合成スコアを計算する合成スコア計算ステップ(例えば、図6のステップS6の処理)と、
前記合成スコア計算ステップの処理により計算された前記合成スコアに基づいて、前記複数の検索対象コンテンツのなかから、前記ユーザに最適なコンテンツを提示する提示ステップ(例えば、図6のステップS7の処理)と
を含むことを特徴とする。
請求項7に記載の記録媒体のプログラム、請求項8に記載のプログラムの各ステップの具体例も、請求項6に記載の情報処理方法の各ステップの発明の実施の形態における具体例と同様である。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用したコンテンツ提示システムの一実施の形態の構成例(機能ブロック図)を示している(第1実施の形態)。
図1のコンテンツ提示システムは、コンテンツ提示装置11とコンテンツサーバ12とから構成されている。
コンテンツ提示装置11は、コンテンツサーバ12のコンテンツDB(Data Base)41のなかから、ユーザに最適な(ユーザの好みの)コンテンツを検索し、ユーザに提示(推薦)する。
ここで、コンテンツとは、例えば、テレビジョン放送やラジオ放送などの番組、映画、写真等の画像、楽曲(音声)、または、インターネット上のサイトなどに掲載されている、料理や旅行、ショッピングなどの各種のカテゴリの情報を表す。但し、本実施の形態では、コンテンツは楽曲であるとして、ユーザが聴きたい楽曲を提示(検索)する例について説明する。また、コンテンツサーバ12のコンテンツDB(Data Base)41に記憶されているコンテンツのそれぞれを、以下では、検索対象コンテンツという。
コンテンツ提示装置11の入力部21では、ユーザが、複数の検索キーと、その複数の検索キー間の論理演算子とからなる、複数の検索キーの論理演算式を、図示せぬキーボードやマウスなどを用いて入力する。
ここで、ユーザが入力可能な論理演算子は、例えば、and,or,notなどである。また、ユーザが入力する検索キーは、コンテンツ(楽曲)を指定する情報であり、例えば、楽曲のタイトルや、楽曲の歌手名やアルバム名などとすることができる。なお、ユーザコンテンツDB23に記憶されている楽曲のタイトルのリストが図示せぬLCD (Liquid Crystal Display)などの表示部に表示されている場合などでは、リストのリスト番号(ID)などでも良い。
ユーザは、ユーザコンテンツDB23に記憶されている楽曲で、自分が気に入った曲のタイトルを検索キーとして入力部21で入力する。なお、ユーザが所有しているコンテンツ以外のコンテンツを入力(指定)することも可能である。
入力部21は、ユーザによって入力された、複数の検索キーと、複数の検索キーとその検索キー間の論理演算子とからなる論理演算式とを制御部22に供給する。
制御部22は、入力部21から供給される検索キーを特徴量抽出部24に供給するとともに、論理演算式を合成部28に供給する。
また、制御部22には、ソート部29から、後述する合成スコアSが大きい順にソートされている検索対象コンテンツのリストが供給される。制御部22は、ソート部29から供給される検索対象コンテンツのリストを基に、合成スコアSの一番大きい検索対象コンテンツ(以下、推薦コンテンツとも称する)を、外部I/F部30を制御することによりコンテンツサーバ12のコンテンツDB41から取得させ、ユーザコンテンツDB23に記憶させるとともに、コンテンツ再生部31にも供給させ、推薦コンテンツを再生(提示)させる。
ユーザコンテンツDB23には、ユーザがこれまでに取得したコンテンツ(楽曲)が記憶されている。ユーザコンテンツDB23に記憶されているコンテンツは、特徴量抽出部24またはコンテンツ再生部31に供給される。なお、ユーザコンテンツDB23には、上述したように、外部I/F30を介してコンテンツサーバ12から取得したコンテンツの他、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)や半導体メモリなどの所定の記録媒体(リムーバブルメディア)から、図示せぬドライブなどを介して取得したコンテンツも記憶させることができる。
特徴量抽出部24は、制御部22から供給される検索キーで指定されるコンテンツ(以下、キーコンテンツという)をユーザコンテンツDB23から取得し、そのキーコンテンツの特徴量を抽出して、類似度計算部26に供給する。制御部22からは、複数の検索キーが供給されるので、特徴量抽出部24は、複数のキーコンテンツの特徴量を抽出し、類似度計算部26に供給する。
また、特徴量抽出部24は、外部I/F部30を介してコンテンツDB41から供給される、検索対象コンテンツの特徴量を特徴量DB25に供給する。なお、コンテンツDB41に検索対象コンテンツの特徴量が記憶されていない場合には、特徴量抽出部24は、検索対象コンテンツそのものを外部I/F部30を介して取得し、そこから特徴量を抽出して、特徴量DB25に供給することができる。
特徴量DB25は、特徴量抽出部24から供給される検索対象コンテンツの特徴量を記憶し、必要に応じて、類似度計算部26に供給する。
ここで、本実施の形態では、コンテンツを楽曲としているので、コンテンツの特徴量の種類としては、例えば、テンポ、ムード、および音の多さを採用する。また、コンテンツの特徴量の値は、0乃至1の範囲の数値となっており、これにより、その特徴の度合いを表す。例えば、テンポ(の特徴量)については、その楽曲が遅いテンポの曲であるか、または速いテンポの曲であるかが0乃至1の範囲の数値で表されている。また、ムード(の特徴量)については、その楽曲が暗いムードの曲であるか、または明るいムードの曲であるかが0乃至1の範囲の数値で表されている。さらに、音の多さ(の特徴量)については、その楽曲がソロの演奏による曲であるか、または多数の楽器を用いた演奏による曲であるかが0乃至1の範囲の数値で表されている。
なお、コンテンツの特徴量の種類の数は、上述の3つに限定されず、2以下でも、4以上でもよい。その他の楽曲の特徴量の種類としては、例えば、メロディー、コード進行などを採用することができる。
類似度計算部26には、複数のキーコンテンツの特徴量が特徴量抽出部24から供給されるとともに、全ての検索対象コンテンツの特徴量が特徴量DB25から供給される。類似度計算部26は、キーコンテンツと検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全てのキーコンテンツについて計算し、スコア計算部27に供給する。
ここで、キーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度を表す指標としては、例えば、テンポ、ムード、音の多さの特徴量それぞれを軸とする3次元空間における、キーコンテンツのベクトルと検索対象コンテンツのベクトルのユークリッド距離を採用することができる。
即ち、キーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度(距離)Dは、
D=sqrt{(検索対象コンテンツ.テンポ−キーコンテンツ.テンポ)2
+(検索対象コンテンツ.ムード−キーコンテンツ.ムード)2
+(検索対象コンテンツ.音の多さ−キーコンテンツ.音の多さ)2
・・・・・・・・・・・・(1)
と表すことができる。なお、式(1)において、検索対象コンテンツ.テンポは、検索対象コンテンツのテンポの特徴量の値を表し、検索対象コンテンツ.ムードは、検索対象コンテンツのムードを表し、検索対象コンテンツ.音の多さは、検索対象コンテンツの音の多さを表す。キーコンテンツについても同様である。また、sqrtは、平方根(√)を表す。
また、キーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度Dとしては、上述のユークリッド距離に限定されず、例えば、キーコンテンツおよび検索対象コンテンツそれぞれのベクトルの内積などを採用することもできる。
ここで、特徴量抽出部24から供給されるキーコンテンツの総数をn個、特徴量DB25から供給される検索対象コンテンツの総数をm個(n,mは、2以上の任意の整数)とした場合、1つのキーコンテンツに対して、m個の類似度Dが計算されることとなり、全部でn×m個の類似度Dがスコア計算部27に供給される。
スコア計算部27は、類似度計算部26から供給される、キーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度Dから、キーコンテンツと検索対象コンテンツとのスコアsを計算し、合成部28に供給する。従って、スコア計算部27においても、類似度計算部26と同様のn×m個のスコアsが計算され、合成部28に供給される。
スコア計算部27では、キーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度Dが高いほどスコアsが大きくなるようにスコアsが計算される。従って、類似度Dとして上述の式(1)で表される距離を用いた場合、距離が小さいほど類似度が高いことを表すので、スコアsは、例えば、式(2)のように計算することができる。
s=1÷(D+α)
・・・・・・・・・・・・(2)
式(2)において、αは、類似度Dがゼロの場合(キーコンテンツと検索対象コンテンツとが完全に一致する場合)でも分母がゼロとならないようにするための所定の定数を表す。
また、類似度を、その値が大きくなるほど、類似度が高くなるような指標を用いた場合には、類似度Dをそのままスコアsとすることができる。この場合、スコア計算部27は省略することができる。
合成部28は、スコア計算部27から供給されるn×m個のスコアsと、制御部22から供給される論理演算式とに基づいて、検索対象コンテンツごとの合成スコアSを計算する。即ち、合成部28は、論理演算式の検索キーに代えて、その検索キーに対応するキーコンテンツと検索対象コンテンツとのスコアsを用いて論理演算を行い、検索対象コンテンツごとの合成スコアSを計算する。従って、合成部28では、1つの検索対象コンテンツに対してn個のスコアsの論理演算が行われ、m個の検索対象コンテンツの合成スコアSが算出される。また、合成部28は、m個の検索対象コンテンツの合成スコアSをソート部29に供給する。
ソート部29は、合成部28から供給される各検索対象コンテンツの合成スコアSを、その合成スコアSの大きい順にソートする。そして、ソート部29は、合成スコアSが大きい順にソートされた検索対象コンテンツのリストを制御部22に供給する。従って、ソート部29から供給される検索対象コンテンツのリストでは、検索対象コンテンツのリストの上位にあるほど、即ち、合成スコアSが大きいほど、ユーザに最適な(ユーザの嗜好に合致する)コンテンツであることを表す。
外部I/F(Inter Face)部30は、例えば、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデムや、LAN (Local Area Network)カード等で構成され、インターネットなどの各種のネットワークとの間の通信インタフェースとして機能する。外部I/F部30は、制御部22の制御の下、図示せぬネットワークを介して、コンテンツサーバ12のコンテンツDB41から検索対象コンテンツ、または検索対象コンテンツの特徴量を取得し、ユーザコンテンツDB23または特徴量抽出部24に供給する。
コンテンツ再生部31は、制御部22の制御の下、ユーザコンテンツDB23から供給されるコンテンツを再生する。再生された楽曲は、図示せぬスピーカなどから出力される。
コンテンツサーバ12は、多数のコンテンツ(楽曲)を記憶しているコンテンツDB41を備え、ネットワークを介してコンテンツサーバ12にアクセスしてくるユーザの要求に応じて、コンテンツDB41に記憶されているコンテンツまたはコンテンツの特徴量を提供(供給)する。
以上のように構成される図1のコンテンツ提示システムでは、入力部21において、コンテンツを指定する複数の検索キーと、その複数の検索キー間の論理演算子とからなる論理演算式がユーザにより入力される。
特徴量抽出部24は、制御部22から供給される検索キーに対応するコンテンツ(キーコンテンツ)をユーザコンテンツDB23から取得し、その特徴量を抽出して類似度計算部26に供給する。類似度計算部26は、特徴量抽出部24から供給されるキーコンテンツの特徴量と、特徴量DB25から供給される、コンテンツサーバ12のコンテンツDB41に記憶されている検索対象コンテンツの特徴量とを用いて、キーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度Dを、全てのキーコンテンツについて計算する。
さらに、スコア計算部27において、キーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度Dがスコアsに変換され、合成部28において、入力部21で入力された論理演算式に対応する論理演算によって、検索対象コンテンツごとに、スコアsが合成される(合成スコアSが計算される)。そして、ソート部29から制御部22に合成スコアSが大きい順の検索対象コンテンツのリストが供給され、制御部22は、外部I/F部30に、合成スコアSが一番大きい(リストの最上位の)コンテンツを、コンテンツサーバ12のコンテンツDB41から取得させ、ユーザコンテンツDB23に記憶させるとともに、コンテンツ再生部31に再生させる。
なお、図1では、コンテンツ提示装置11と接続されている外部のサーバ(コンテンツサーバ)は、コンテンツサーバ12の1つだけであるが、コンテンツ提示装置11は、複数のサーバと接続して、そこに記憶されているコンテンツまたはコンテンツの特徴量を取得することができる。
次に、コンテンツ提示装置11の各部で計算されるデータについて説明する。
初めに、入力部21において、ユーザは、「コンテンツKB1andコンテンツKB2and・・・・・・andコンテンツKBn」のように論理演算式(検索キーと論理演算子)を入力したとする。入力されたコンテンツKB1,コンテンツKB2,・・,コンテンツKBnのそれぞれは、検索キーであり、ユーザコンテンツDB23に記憶されているコンテンツ(キーコンテンツ)のタイトルでもある。また、検索キーの間のそれぞれに、論理演算子としてandが入力されている。
このとき、特徴量抽出部24は、ユーザコンテンツDB23からn個のコンテンツKB1乃至コンテンツKBnを取り出し、それらの特徴量を抽出して、類似度計算部26に供給する。
図2は、制御部22から供給される検索キーに対応して、特徴量抽出部24において抽出されたキーコンテンツ(コンテンツKB1乃至コンテンツKBn)の特徴量の例を示している。
具体的には、コンテンツKB1のテンポは0.5であり、コンテンツKB1のムードは0.3であり、コンテンツKB1の音の多さは0.6となっている。また、コンテンツKB2のテンポは0.9であり、コンテンツKB2のムードは0.4であり、コンテンツKB2の音の多さは0.2となっている。さらに、コンテンツKBnのテンポは0.2であり、コンテンツKBnのムードは0.8であり、コンテンツKBnの音の多さは0.5となっている。なお、コンテンツKB3乃至コンテンツKBn-1のデータについては図示が省略されている。
図2に示すキーコンテンツ(コンテンツKB1乃至コンテンツKBn)の特徴量が、特徴量抽出部24から類似度計算部26に供給される。また、類似度計算部26には、特徴量DB25から、全ての検索対象コンテンツの特徴量も供給される。
図3は、特徴量DB25に記憶されている全ての検索対象コンテンツの特徴量の例を示している。
具体的には、特徴量DB25に記憶されているコンテンツA1のテンポは0.4であり、コンテンツA1のムードは0.2であり、コンテンツA1の音の多さは0.8となっている。また、コンテンツA2のテンポは0.3であり、コンテンツA2のムードは0.5であり、コンテンツA2の音の多さは0.5となっている。さらに、コンテンツAmのテンポは0.4であり、コンテンツAmのムードは0.6であり、コンテンツAmの音の多さは0.1となっている。なお、コンテンツA3乃至コンテンツAm-1のデータについては図示が省略されている。
そして、類似度計算部26は、キーコンテンツと検索対象コンテンツそれぞれとの類似度Dを、全てのキーコンテンツについて計算する。例えば、図2と図3に示したキーコンテンツと検索対象コンテンツの特徴量のデータ例では、コンテンツKB1について、コンテンツKB1とコンテンツA1との類似度D1,1、コンテンツKB1とコンテンツA2との類似度D1,2、・・・・、およびコンテンツKB1とコンテンツAmとの類似度D1,mが、類似度計算部26において計算される。また、同様にして、コンテンツKB2乃至コンテンツKBnのそれぞれについても、各検索対象コンテンツ(コンテンツA1乃至コンテンツAm)との類似度Di,j(i=2乃至n,j=1乃至m)が計算される。
さらに具体的には、例えば、コンテンツKB1とコンテンツA1との類似度D1,1は、式(1)を用いて次のように計算される。
コンテンツKB1とコンテンツA1との類似度D1,1
=sqrt{(コンテンツA1.テンポ − コンテンツKB1.テンポ)2
+(コンテンツA1. ムード − コンテンツKB1. ムード)2
+(コンテンツA1. 音の多さ − コンテンツKB1. 音の多さ)2
=sqrt{(0.4−0.5)2+(0.2−0.3)2+(0.8−0.6)2
=sqrt{0.06}
≒0.245
また、このとき、スコア計算部27で計算される、コンテンツKB1とコンテンツA1とのスコアs1,1は、式(2)を用いて次のように求めることができる。
コンテンツKB1とコンテンツA1とのスコアs1,1=1÷(0.245+0.1)
≒2.9
なお、ここでは、式(2)における所定の定数αが、0.1として計算されている。
図4は、上述のように、スコア計算部27が、コンテンツKBi(キーコンテンツ)とコンテンツAj(検索対象コンテンツ)との類似度から、コンテンツKBiとコンテンツAjとのスコアsi,j(i=1乃至n,j=1乃至m)を計算した例を示している。
図4に示すように、コンテンツKB1については、コンテンツKB1とコンテンツA1とのスコアs1,1、コンテンツKB1とコンテンツA2とのスコアs1,2,・・・、およびコンテンツKB1とコンテンツAmとのスコアs1,mの、m個のスコアs1,1乃至s1,mが得られる。
また、コンテンツKB2についても、コンテンツKB2とコンテンツA1とのスコアs2,1、コンテンツKB2とコンテンツA2とのスコアs2,2,・・・、およびコンテンツKB2とコンテンツAmとのスコアs2,mの、m個のスコアs2,1乃至s2,mが得られる。
同様にして、コンテンツKB3乃至コンテンツKBnのそれぞれについても、それぞれm個のスコアが得られる。
従って、図4に示す、全てのコンテンツKBi(キーコンテンツ)についての、コンテンツKBiとコンテンツAjとのスコアsi,jが、スコア計算部27から合成部28に供給される。
合成部28において、各コンテンツKBi(キーコンテンツ)の(この後に計算される)合成スコアSに与える影響度を互いに等しくするために、コンテンツKBiごとにスコアsi,jの最大値を1とするスコアsi,jの正規化が行われる。なお、以下では、正規化されたスコアsi,jをs'i,jと表す。
また、合成部28は、図5に示すように、入力部21で入力された検索キーおよび論理演算子に対応して検索対象コンテンツごとの合成スコアS(コンテンツAjの合成スコアSj)を計算する。
具体的には、入力部21で入力された検索キーのコンテンツKBiが、コンテンツKBiとコンテンツAjとのスコアs'i,jに変換され、論理演算子and,or,notが、それぞれ、乗算(×)、加算(+)、減算(−)の演算に変換された式によって、コンテンツAjの合成スコアSjが演算される。
即ち、論理演算式「コンテンツKB1andコンテンツKB2and・・・・・・andコンテンツKBn」の入力に対しては、コンテンツA1の合成スコアS1は、コンテンツKB1とコンテンツA1とのスコアs'1,1×コンテンツKB2とコンテンツA1とのスコアs'2,1×・・・×コンテンツKBnとコンテンツA1とのスコアs'n,1で求められる。
また、コンテンツA2の合成スコアS2は、コンテンツKB1とコンテンツA2とのスコアs'1,2×コンテンツKB2とコンテンツA2とのスコアs'2,2×・・・×コンテンツKBnとコンテンツA2とのスコアs'n,2で求められる。
同様にして、コンテンツA3乃至Amについても、合成スコアS3乃至Smが求められる。
以上のようにして、コンテンツサーバ12のコンテンツDB41に記憶されている検索対象コンテンツ(コンテンツA1乃至Am)のすべてについて、合成スコアS1乃至Smが、それぞれ求められる。
そして、ソート部29において、合成スコアS1乃至Smが、その値の大きい順にソートされ、制御部22の制御の下、合成スコアSの一番大きい検索対象コンテンツ(推薦コンテンツ)がユーザに提示される。即ち、推薦コンテンツが、コンテンツサーバ12のコンテンツDB41からダウンロードされ、ユーザコンテンツDB23に記憶されるとともに、コンテンツ再生部31にも供給され、再生される。
なお、推薦コンテンツを、合成スコアSが一番大きい1つのコンテンツに限定せず、合成スコアSが大きい任意の数のコンテンツとして、その任意の数の推薦コンテンツを合成スコアSの大きい順に提示(再生)するようにしてもよい。
また、コンテンツ提示装置11では、推薦コンテンツをコンテンツサーバ12のコンテンツDB41からダウンロードして再生せずに、ソート部29から供給される検索対象コンテンツのリストを、表示部にそのまま表示するだけとして、再生するか否かについてはユーザに選択させるようにしても良い。
次に、図6のフローチャートを参照して、コンテンツ提示装置11のコンテンツ提示処理について説明する。
初めに、ステップS1において、入力部21は、複数の検索キーと論理演算子とからなる論理演算式がユーザにより入力されたか否かを判定する。ステップS1で、論理演算式が入力されたと判定されるまで、ステップS1の処理が繰り返される。
ステップS1で、論理演算式が入力されたと判定された場合、ステップS2に進み、制御部22は、入力部21から供給される論理演算式のなかの検索キーを特徴量抽出部24に供給する。また、ステップS2では、特徴量抽出部24は、ユーザコンテンツDB23に記憶されているコンテンツのなかから、検索キーに対応するコンテンツ(キーコンテンツ)を取り出し、そのキーコンテンツの各特徴量を抽出し、類似度計算部26に供給して、ステップS3に進む。
ステップS3において、類似度計算部26は、全ての検索対象コンテンツの特徴量を特徴量DB25から取得し、ステップS4に進む。
ステップS4において、類似度計算部26およびスコア計算部27は、スコア計算処理を行い、ステップS5に進む。ステップS4のスコア計算処理では、図4を参照して説明したように、コンテンツKBiとコンテンツAjとのスコアsi,jが求められる。なお、スコア計算処理の詳細は、図7を参照して後述する。
ステップS5において、合成部28は、コンテンツKBiごとにスコアsi,jを正規化して(正規化されたスコアs'i,jを求めて)、ステップS6に進む。
ステップS6において、合成部28は、制御部22から供給される論理演算式に従ってスコアs'i,jの論理演算を行うことにより、検索対象コンテンツごとの合成スコア(図5に示したコンテンツAjの合成スコアSj)を計算し、ソート部29に供給して、ステップS7に進む。
ステップS7において、ソート部29は、ステップS6で計算された合成スコアSjの大きい順に検索対象コンテンツをソートし、その結果得られる検索対象コンテンツのリストを制御部22に供給する。また、ステップS7では、制御部22は、ソート部29から供給される検索対象コンテンツのリストに基づいて、合成スコアの一番大きい検索対象コンテンツ(推薦コンテンツ)を、外部I/F部30にコンテンツサーバ12(のコンテンツDB41)から取得させ、ユーザコンテンツDB23に記憶させる。さらに、制御部22は、推薦コンテンツをユーザコンテンツDB23からコンテンツ再生部31に供給させ、再生させて、処理を終了する。
次に、図7のフローチャートを参照して、図6のステップS4におけるスコア計算処理について説明する。
初めに、ステップS21において、類似度計算部26は、キーコンテンツの数と検索対象コンテンツの数をカウントする変数iとjに1をセットして、ステップS22に進む。
ステップS22において、類似度計算部26は、式(1)を用いて、コンテンツKBi(キーコンテンツ)とコンテンツAj(検索対象コンテンツ)との類似度Di,jを計算し、スコア計算部27に供給して、ステップS23に進む。
ステップS23において、類似度計算部26は、変数jが検索対象コンテンツの総数mと同一の値であるか否かを判定する。ステップS23で、変数jが検索対象コンテンツの総数mと同一の値ではないと判定された場合、即ち、コンテンツKBiについて、全ての検索対象コンテンツAjとのスコアsi,jが計算されていない場合、ステップS24に進み、類似度計算部26は、変数jを1だけインクリメントして、ステップS22に戻る。
一方、ステップS23で、変数jが検索対象コンテンツの総数mと同一の値であると判定された場合、即ち、コンテンツKBiについては、全ての検索対象コンテンツAjとのスコアsi,jが計算された場合、ステップS25に進む。
ステップS25において、類似度計算部26は、変数iがキーコンテンツの総数nと同一の値であるか否かを判定する。
ステップS25で、変数iがキーコンテンツの総数nと同一の値ではないと判定された場合、即ち、全てのキーコンテンツについてスコアsi,jが計算されていない場合、ステップS26に進み、変数iを1だけインクリメントして、ステップS22に戻る。
一方、ステップS25で、変数iがキーコンテンツの総数nと同一の値であると判定された場合、即ち、全てのキーコンテンツについてスコアsi,jが計算された場合、ステップS27に進む。
ステップS27乃至S32のうち、ステップS28を除くステップS27、およびS29乃至S32は、類似度計算部26に代えてスコア計算部27が処理を行うことを除いて、上述したステップS21、およびS23乃至S26のそれぞれと同様の処理を行う。
ステップS28では、スコア計算部27は、式(2)を用いて、類似度計算部26から供給されるコンテンツKBiとコンテンツAjとの類似度Di,jから、コンテンツKBiとコンテンツAjとのスコアsi,jを計算し、合成部28に供給して、ステップS29に進む。
即ち、ステップS27乃至S32では、1つのキーコンテンツに対し全ての検索対象コンテンツとのスコアsが計算され、さらに、そのスコアsの計算が、全てのキーコンテンツに対して繰り返される。これにより、コンテンツKBiとコンテンツAjとのスコアsi,jが計算された後、処理を戻る。
以上のように、図6のコンテンツ提示処理によれば、入力部21で入力される論理演算式に従って、検索対象コンテンツのなかから、ユーザの嗜好に最も合致する(合成スコアSjの大きい)コンテンツを検出し、ユーザに提示することができる。即ち、ユーザに最適なコンテンツを提示することができる。
また、コンテンツ提示処理では、ユーザは、入力部21において、複数の検索キーと、その検索キー間の関係(論理演算)を表す論理演算子とからなる論理演算式を入力する。従って、1つの検索キー(キーコンテンツ)のみが指定され、その1つの検索キーに基づいてユーザに最適なコンテンツを提示する場合に比べて、ユーザの嗜好により近い(正確な)コンテンツを提示することができる。即ち、コンテンツの検索結果の精度を向上させることができる。
ところで、入力部21において、ユーザが論理演算式を入力する際、複数の検索キーなどに対して自分自身の好みを重みとして付加することができれば、検索結果として得られるコンテンツを、より自分の嗜好に合致させることができる、即ち、検索結果の精度をさらに向上することができると考えられる。
そこで、図8は、検索キーやコンテンツの特徴量に対して重み係数を指定することができるようにした、コンテンツ提示システムのその他の実施の形態の構成例を示している(第2実施の形態)。なお、図1と対応する部分については、同一の符号を付してあり、その説明を省略する。
即ち、図8のコンテンツ提示装置11では、図1の入力部21、制御部22、類似度計算部26、および合成部28に代えて、入力部81、制御部82、類似度計算部83、および合成部84が設けられている。
入力部81では、第1実施の形態と同様に、論理演算式がユーザによって入力される他に、各検索キーに対する重み係数、および各特徴量に対する重み係数も、ユーザにより入力される。
例えば、ユーザは、入力部81において、
「論理演算式:(コンテンツKB1 or コンテンツKB2) and コンテンツKB3
コンテンツKB1の重み係数:1.0、
コンテンツKB2の重み係数:0.5、
コンテンツKB3の重み係数:1.0、
テンポの重み係数:0.5、
ムードの重み係数:1.0、
音の多さの重み係数:0.5」
のように、論理演算式、各検索キーに対する重み係数、および各特徴量に対する重み係数を入力する。
この入力がなされた場合、ユーザは、検索キーについては、(重み係数が0.5である)コンテンツKB2よりも(重み係数が1.0である)コンテンツKB1とコンテンツKB3とを重視しており、コンテンツの特徴量については、(重み係数が0.5である)テンポおよび音の多さよりも(重み係数が1.0である)ムードを重視していることを表しており、コンテンツ提示装置11は、そのようなユーザの嗜好を反映した楽曲の検索を行う。
入力部81は、ユーザにより入力される、複数の検索キー、複数の検索キーおよび検索キー間の論理演算子からなる論理演算式、各検索キーに対する重み係数、並びに各特徴量に対する重み係数を制御部82に供給する。
制御部82は、入力部81から供給される各特徴量に対する重み係数を類似度計算部83に供給する。また、制御部82は、入力部81から供給される各検索キーに対する重み係数を合成部84に供給する。
なお、制御部82は、上述した第1実施の形態と同様の処理も行う。従って、特徴量抽出部24には、検索キーが供給され、合成部84には、論理演算式と各検索キーの重み係数とが供給される。
類似度計算部83には、第1実施の形態と同様に、検索キーに対応する複数のキーコンテンツの特徴量が特徴量抽出部24から供給される。また、類似度計算部83には、全ての検索対象コンテンツの特徴量も特徴量DB25から供給される。
さらに、類似度計算部83には、上述したように、各特徴量に対する重み係数が制御部82から供給される。即ち、テンポ、ムード、および音の多さそれぞれに対する重み係数が、制御部82から類似度計算部83に供給される。
類似度計算部83は、制御部82から供給される重み係数によって重み付けられたコンテンツの特徴量を用いて、キーコンテンツと検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全てのキーコンテンツについて計算し、スコア計算部27に供給する。
即ち、類似度計算部83では、上述の式(1)に代えて、次式(3)により、キーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度Dが計算される。
D=sqrt{
((検索対象コンテンツ.テンポ−キーコンテンツ.テンポ)×テンポの重み係数)2
+((検索対象コンテンツ.ムード−キーコンテンツ.ムード)×ムードの重み係数)2
+((検索対象コンテンツ.音の多さ−キーコンテンツ.音の多さ)×音の多さの重み係数)2
・・・・・・・・・・・・(3)
例えば、テンポに対する重み係数、ムードに対する重み係数、および音の多さに対する重み係数を、それぞれ上述の0.5,1.0,0.5として、図2と図3を参照して説明したコンテンツKB1とコンテンツA1との類似度D1,1を、式(3)を用いて計算すると次のようになる。
コンテンツKB1とコンテンツA1との類似度D1,1
=sqrt{((コンテンツA1.テンポ − コンテンツKB1.テンポ)×テンポの重み係数)2
+((コンテンツA1. ムード − コンテンツKB1. ムード)×ムードの重み係数)2
+((コンテンツA1. 音の多さ − コンテンツKB1. 音の多さ)×音の多さの重み係数)2
=sqrt{((0.4−0.5)×0.5)2+((0.2−0.3)×1.0)2+((0.8−0.6)×0.5)2
=sqrt{(-0.5)2+(-1.0)2+(0.2×0.5)2
≒1.125
また、このとき、スコア計算部27で計算される、コンテンツKB1とコンテンツA1とのスコアs1,1は、式(2)を用いて次のように求めることができる(ただし、α=0.1とする)。
コンテンツKB1とコンテンツA1とのスコアs1,1=1÷(1.125+0.1)
≒0.8
合成部84には、スコア計算部27から、コンテンツKBiとコンテンツAjとのスコアsi,jが供給されるとともに、制御部82から、論理演算式と各検索キーに対する重み係数とが供給される。
合成部84は、重み係数により重みが付加された検索キーを用いて、検索対象コンテンツごとの合成スコアを計算する。即ち、合成部84は、論理演算式の検索キーに代えて、その検索キーに対応する重みが付加された、コンテンツKBiとコンテンツAjとのスコアsi,jを用いて論理演算を行い、検索対象コンテンツごとの合成スコアS(コンテンツAjの合成スコアSj)を計算する。
以上のように構成される図8のコンテンツ提示システムでは、入力部81において、論理演算式(複数の検索キーと複数の検索キー間の論理演算を指定する論理演算子)、各検索キーに対する重み係数、および各特徴量に対する重み係数がユーザにより入力される。即ち、入力部81では、各検索キーおよびコンテンツの各特徴量について、ユーザの好みに応じた重みが入力される。
特徴量抽出部24は、制御部82から供給される検索キーによって指定されるコンテンツ(キーコンテンツ)をユーザコンテンツDB23から取得し、その特徴量を抽出して類似度計算部83に供給する。類似度計算部83は、制御部82から供給される各特徴量に対する重み係数により重み付けられたコンテンツの特徴量を用いて、キーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度Dを計算し、スコア計算部27に供給する。
そして、スコア計算部27において、キーコンテンツと検索対象コンテンツとの類似度Dがスコアsに変換され、合成部84において、入力部81で入力された論理演算式と各検索キーに対する重み係数とに従い、検索対象コンテンツごとにスコアsが合成される(検索対象コンテンツごとの合成スコアSが計算される)。そして、ソート部29から制御部82に合成スコアSが大きい順の検索対象コンテンツのリストが供給され、制御部82は、外部I/F部30に、合成スコアSが一番大きい(リストの最上位の)コンテンツを、コンテンツサーバ12のコンテンツDB41から取得させ、ユーザコンテンツDB23に記憶させるとともに、コンテンツ再生部31に再生させる。
図9は、入力部81において、論理演算式(複数の検索キーおよび論理演算子)の他に、各検索キーに対する重み係数が入力された場合の合成スコアSの計算例を示している。なお、ユーザが入力した論理演算式は、図5で示した例と対応している。
即ち、図9に示すように、入力部81において、第1実施の形態と同様に、「コンテンツKB1andコンテンツKB2and・・・・・・andコンテンツKBn」の論理演算式がユーザにより入力されている。さらに、入力部81では、コンテンツKB1,コンテンツKB2,・・・、およびコンテンツKBnの検索キーに対して、それぞれ、WKB1,WKB2,・・・・、およびWKBnの重み係数が入力されている。
この場合、コンテンツAjの合成スコアSjは、コンテンツKBiの重み係数WKBiが乗算されたスコアs'i,jを、論理演算子andに対応して互いに乗算することにより求めることができる。
即ち、コンテンツA1の合成スコアS1は、図9に示すように、(コンテンツKB1とコンテンツA1とのスコアs'1,1×コンテンツKB1の重み係数WKB1)×(コンテンツKB2とコンテンツA1とのスコアs'2,1×コンテンツKB2の重み係数WKB2)×・・・×(コンテンツKBnとコンテンツA1とのスコアs'n,1×コンテンツKBnの重み係数WKBn)で求められる。
また、コンテンツA2の合成スコアS2は、(コンテンツKB1とコンテンツA2とのスコアs'1,2×コンテンツKB1の重み係数WKB1)×(コンテンツKB2とコンテンツA2とのスコアs'2,2×コンテンツKB2の重み係数WKB2)×・・・×(コンテンツKBnとコンテンツA2とのスコアs'n,2×コンテンツKBnの重み係数WKBn)で求められる。
同様にして、コンテンツA3乃至Amについても、各検索キーの重みを考慮した合成スコアS3乃至Smが求められる。
次に、入力部81において、論理演算式内の所定の論理演算にカッコを付すことにより、論理演算の合成順序を指定した場合の合成スコアSの計算について説明する。
例えば、入力部81において、論理演算式、および各検索キーに対する重み係数が、図10に示すように入力されたとする。
即ち、入力部81において、ユーザは、論理演算式を、「(コンテンツKB1 and コンテンツKB2 and コンテンツKB3 )orコンテンツKB4」と入力している。また、ユーザは、コンテンツKB1乃至KB4の重み係数を、それぞれWKB1乃至WKB4と入力している。
この入力がなされた場合、合成部84は、論理演算式による絞込みを正しく行うために、換言すれば、各検索キーに対する重みを正しく検索結果に反映するために、カッコ内の論理演算を先に行う。また、カッコの組の数が複数ある場合には、内側のカッコが先に計算される。
従って、合成部84は、初めに、(コンテンツKB1 and コンテンツKB2 and コンテンツKB3 )のスコアs1_2_3,jを計算する。具体的には、合成部84において、次式の計算が行われる。
1_2_3,1=s1,1×s2,1×s3,1
1_2_3,2=s1,2×s2,2×s3,2


1_2_3,m=s1,m×s2,m×s3,m
ここで、スコアs1,j×s2,j×s3,jの計算の結果得られる(コンテンツKB1 and コンテンツKB2 and コンテンツKB3)のスコアs1_2_3,jは、スコアs1,j,s2,j,またはs3,jそれぞれの値により、コンテンツKB4のスコアs4,jに対して、大きくなったり、小さくなる可能性がある。この場合、(コンテンツKB1 and コンテンツKB2 and コンテンツKB3)とコンテンツKB4とは、演算を対等な関係として行うことができなくなる。
このため、合成部84は、スコアs1_2_3,1乃至s1_2_3,mのなかの最大値を1としてスコアs1_2_3,jを正規化したスコアs’1_2_3,jを求める。また、コンテンツKB4のスコアsi,jについても同様に、正規化されたスコアs'i,jが求められる。これにより、(コンテンツKB1 and コンテンツKB2 and コンテンツKB3)のスコアs’1_2_3,jとコンテンツKB4のスコアs'4,jとは、互いに対等なor演算を行うことができる。
次に、合成部84は、スコアs’1_2_3,jの重み係数WKB1_2_3を求める。重み係数WKB1_2_3は、例えば、WKB1乃至WKB3の平均により求めることができる。即ち、WKB1_2_3=(WKB1×WKB2×WKB3)/3とすることができる。
そして、合成部84は、重み係数WKB1_2_3が乗算されたスコアs’1_2_3,jと、重み係数WKB4が乗算されたスコアs'4,jとを、論理演算子orに対応する演算を行う(加算する)ことにより、検索対象コンテンツごとの合成スコアSを計算する。
即ち、コンテンツA1の合成スコアS1は、図10に示すように、スコアs’1_2_3,1×WKB1_2_3+s'4,1×WKB4で求められる。
また、コンテンツA2の合成スコアS2は、スコアs’1_2_3,2×WKB1_2_3+s'4,2×WKB4で求められる。
同様にして、コンテンツA3乃至Amについても、検索キー間の論理演算に優先順位(合成順序)が指定され、各検索キーに対する重みが考慮された合成スコアS3乃至Smを求めることができる。
次に、図11のフローチャートを参照して、入力部81において図10に示す入力が行われたときの、コンテンツ提示装置11のコンテンツ提示処理について説明する。
初めに、ステップS51で、論理演算式、および各検索キーに対する重み係数がユーザにより入力されたか否かを判定する。ステップS51で、論理演算式、および各検索キーに対する重み係数が入力されたと判定されるまで、ステップS51の処理が繰り返され、論理演算式、および各検索キーに対する重み係数が入力されたと判定された場合、ステップS52に進む。
ステップS52乃至S54は、図6のステップS2乃至S4の処理と同様であるので、その説明を省略する。また、ステップS54のスコア計算処理は、図7を参照して説明した処理と同様である。なお、ステップS51において、各特徴量に対する重み係数も入力されている場合には、上述した図7のステップS22の、コンテンツKBiとコンテンツAjとの類似度Di,jの計算において、コンテンツKBiとコンテンツAjの特徴量どうしの差分値に、対応する特徴量の重み係数が乗算される。
ステップS54の後、ステップS55に進み、合成部84は、(コンテンツKB1 and コンテンツKB2 and コンテンツKB3)のスコアs1_2_3,jを計算し、さらにスコアs1_2_3,jを正規化したスコアs’1_2_3,jを求める。また、ステップS55では、合成部84は、WKB1乃至WKB3の平均からスコアs’1_2_3,jに対する重み係数WKB1_2_3を求める。
さらに、ステップS55において、合成部82は、コンテンツKB4のスコアs4,jを正規化したスコアs'4,jを求め、ステップS56に進む。
ステップS56において、合成部84は、重み係数WKB1_2_3が乗算されたスコアs’1_2_3,jと、重み係数WKB4が乗算されたスコアs'4,jとを、論理演算子orに対応する演算を行う(加算する)ことにより、検索対象コンテンツごとの合成スコア(図10に示したコンテンツAjの合成スコアSj)を計算して、ステップS57に進む。
ステップS57では、図7のステップS7と同様の処理が行われる。即ち、ソート部29は、ステップS56で計算されたコンテンツAjの合成スコアSjの大きい順に検索対象コンテンツをソートし、その結果得られる検索対象コンテンツのリストを制御部82に供給する。また、ステップS57では、制御部82は、ソート部29から供給される検索対象コンテンツのリストに基づいて、合成スコアSjの一番大きい検索対象コンテンツ(推薦コンテンツ)を、外部I/F部30に、コンテンツサーバ12(のコンテンツDB41)から取得させ、ユーザコンテンツDB23に記憶させる。さらに、制御部82は、推薦コンテンツをユーザコンテンツDB23からコンテンツ再生部31に供給させ、再生させて、処理を終了する。
図11のコンテンツ提示処理によれば、図9または図10に示したように、論理演算式とともに、各検索キーに対する重み係数、または各特徴量に対する重み係数が入力された場合、その重み係数を反映してコンテンツを検索し、ユーザに最適なコンテンツとしてユーザに提示することができる。
従って、例えば、テンポ、ムード、音の多さの3つの特徴量のうち、ムードに対する重みを大きく、テンポと音の多さの2つに対する重みを小さく設定した場合、ムードを重視した楽曲の検索およびユーザへの提示が可能となる。
なお、上述した実施の形態では、入力部21(入力部81)においてユーザが入力する論理演算式のうちの検索キーを、ユーザ自身が保有しているコンテンツ(ユーザコンテンツDB23)のなかから指定し、検索対象コンテンツを、ユーザ自身が保有していないコンテンツ(コンテンツサーバ12のコンテンツDB41)から検索する例で説明したが、検索キー(キーコンテンツ)および検索対象コンテンツは、その特徴量が既知であれば、ユーザ自身が保有しているか、外部のサーバが保有しているかを問わない。
例えば、検索キー(キーコンテンツ)および検索対象コンテンツの両方を、コンテンツ提示装置11のユーザコンテンツDB23に記憶されているコンテンツとすることができる。この場合、図7および図11のコンテンツ提示処理は、ユーザコンテンツDB23に記憶されているコンテンツを、そのユーザの嗜好が強い順にユーザに提示する、コンテンツのパーソナライズ(個人化)機能として作用する。
具体的には、入力部81において、ユーザコンテンツDB23に記憶されている多数の楽曲(コンテンツ)のなかの、既にユーザが聴いた楽曲のいくつかをキーコンテンツとし、そのキーコンテンツの各楽曲に対して、例えば、大好きから大嫌いまでの嗜好の度合いを1.0乃至−1.0で割り当て、検索キーに対する重み係数とする。また、入力部81において、検索キー間の論理演算子を全てor演算とする。
例えば、ユーザは、「論理演算式:楽曲1or楽曲2or楽曲3、楽曲1の重み係数:0.3、楽曲2の重み係数:1.0、楽曲3の重み係数:−0.5」のように、入力部21において入力する。
このように入力された場合、コンテンツ提示装置11は、楽曲1、楽曲2、および楽曲3についてのユーザの嗜好を基に、ユーザコンテンツDB23に記憶されている各検索対象コンテンツをユーザの嗜好に合わせて最適化する(パーソナライズする)。
また、論理演算子and,or,notに対応する演算としては、上述した乗算(×)、加算(+)、減算(−)以外の演算を採用することが可能である。例えば、コンテンツPとコンテンツQの2つのコンテンツの論理演算において、(コンテンツP and コンテンツQ)の演算をコンテンツPとコンテンツQのスコアのうちの小さいスコアとし、(コンテンツP or コンテンツQ)の演算をコンテンツPとコンテンツQのスコアのうちの大きいスコアとし、(コンテンツP not コンテンツQ)の演算をコンテンツQのスコアがある閾値以上である場合をゼロ、それ以外の場合をコンテンツPのスコアとした結果などを採用することが可能である。
さらに、上述した実施の形態では、類似度およびスコアの計算を、コンテンツごとに行うようにしたが、さらに細かく、テンポやムードなどのコンテンツの特徴量ごとに行うようにしても良い。
また、上述した実施の形態では、入力部21においてユーザが入力する検索キーを、楽曲のタイトルとしたが、入力部21には、その他、テンポの速い曲などのコンテンツの特徴を検索キーとして入力することもできる。この場合、コンテンツ提示装置11では、例えば、テンポ(コンテンツの特徴量)が所定の値以上の楽曲(コンテンツ)を検索キーとして与えられたことと同様の処理を行うことができる。
上述した一連の処理は、専用のハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアによって行う場合、例えば、その一連の処理は、図12に示されるような(パーソナル)コンピュータにプログラムを実行させることにより実現することができる。
図12において、CPU(Central Processing Unit)301は、ROM(Read Only Memory)302に記憶されているプログラム、または記憶部308からRAM(Random Access Memory)303にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM303にはまた、CPU301が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU301は、例えば、図1のコンテンツ提示装置11の制御部22、特徴量抽出部24、類似度計算部26、スコア計算部27、合成部28、およびソート部29の処理を行う。
CPU301、ROM302、およびRAM303は、バス304を介して相互に接続されている。このバス304にはまた、入出力インタフェース305も接続されている。
入出力インタフェース305には、キーボード、マウスなどよりなる入力部306、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部307、ハードディスクなどより構成される記憶部308、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部309が接続されている。通信部309は、インターネットなどのネットワークを介しての通信処理を行う。
入力部306は、例えば、コンテンツ提示装置11の入力部21として、記憶部208は、例えば、コンテンツ提示装置11のユーザコンテンツDB23および特徴量DB25として機能する。また、通信部309は、例えば、コンテンツ提示装置11の外部I/F部30として機能する。
入出力インタフェース305にはまた、必要に応じてドライブ310が接続され、磁気ディスク321、光ディスク322、光磁気ディスク323、或いは半導体メモリ324などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部308にインストールされる。
なお、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明を適用したコンテンツ提示システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 キーコンテンツの特徴量の例を示す図である。 特徴量DB25に記憶されている特徴量の例を示す図である。 スコア計算部27によるスコアの計算を説明する図である。 合成部28によるスコアの合成を説明する図である。 コンテンツ提示処理を説明するフローチャートである。 スコア計算処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用したコンテンツ提示システムのその他の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 合成部84によるスコアの合成を説明する図である。 合成部84によるスコアの合成を説明する図である。 コンテンツ提示処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
11 コンテンツ提示装置, 12 コンテンツサーバ, 21 入力部, 22 制御部, 23 ユーザコンテンツDB, 24 特徴量抽出部, 25 特徴量DB, 26 類似度計算部, 27 スコア計算部, 28 合成部, 29 ソート部, 81 入力部, 82 制御部, 83 類似度計算部, 84 合成部

Claims (8)

  1. 複数の検索対象コンテンツのなかから、ユーザに最適なコンテンツを検索する処理を行う情報処理装置において、
    複数のキーコンテンツのそれぞれを指定する複数の検索キーと、前記複数の検索キー間の論理演算子とからなる、複数の検索キーの論理演算式を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力された前記論理演算式の前記検索キーによって指定されたキーコンテンツと前記複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全ての前記キーコンテンツについて計算する類似度計算手段と、
    前記入力手段で入力された前記論理演算式の前記検索キーに代えて、その検索キーに対応するキーコンテンツと検索対象コンテンツとの前記類似度を用いて論理演算を行い、検索対象コンテンツごとの合成スコアを計算する合成スコア計算手段と、
    前記合成スコア計算手段により計算された前記合成スコアに基づいて、前記複数の検索対象コンテンツのなかから、前記ユーザに最適なコンテンツを提示する提示手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記類似度計算手段は、コンテンツの複数の特徴量を用いて、前記キーコンテンツと前記複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全ての前記キーコンテンツについて計算する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記コンテンツの複数の特徴量のそれぞれを抽出する抽出手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記入力手段は、前記コンテンツの各特徴量に対する重みをさらに入力し、
    前記類似度計算手段は、前記入力手段が入力した前記重みによって重み付けられた前記コンテンツの複数の特徴量を用いて、前記キーコンテンツと前記複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全ての前記キーコンテンツについて計算する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記論理演算子は、and,or、またはnotの少なくとも1つである
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 複数の検索対象コンテンツのなかから、ユーザに最適なコンテンツを検索する処理を行う情報処理方法において、
    複数のキーコンテンツのそれぞれを指定する複数の検索キーと、前記複数の検索キー間の論理演算子とからなる、複数の検索キーの論理演算式を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップの処理で入力された前記論理演算式の前記検索キーによって指定されたキーコンテンツと前記複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全ての前記キーコンテンツについて計算する類似度計算ステップと、
    前記入力ステップの処理で入力された前記論理演算式の前記検索キーに代えて、その検索キーに対応するキーコンテンツと検索対象コンテンツとの前記類似度を用いて論理演算を行い、検索対象コンテンツごとの合成スコアを計算する合成スコア計算ステップと、
    前記合成スコア計算ステップの処理により計算された前記合成スコアに基づいて、前記複数の検索対象コンテンツのなかから、前記ユーザに最適なコンテンツを提示する提示ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 複数の検索対象コンテンツのなかから、ユーザに最適なコンテンツを検索する処理を行うプログラムであって、
    複数のキーコンテンツのそれぞれを指定する複数の検索キーと、前記複数の検索キー間の論理演算子とからなる、複数の検索キーの論理演算式を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップの処理で入力された前記論理演算式の前記検索キーによって指定されたキーコンテンツと前記複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全ての前記キーコンテンツについて計算する類似度計算ステップと、
    前記入力ステップの処理で入力された前記論理演算式の前記検索キーに代えて、その検索キーに対応するキーコンテンツと検索対象コンテンツとの前記類似度を用いて論理演算を行い、検索対象コンテンツごとの合成スコアを計算する合成スコア計算ステップと、
    前記合成スコア計算ステップの処理により計算された前記合成スコアに基づいて、前記複数の検索対象コンテンツのなかから、前記ユーザに最適なコンテンツを提示する提示ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  8. 複数の検索対象コンテンツのなかから、ユーザに最適なコンテンツを検索する処理を行うプログラムにおいて、
    複数のキーコンテンツのそれぞれを指定する複数の検索キーと、前記複数の検索キー間の論理演算子とからなる、複数の検索キーの論理演算式を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップの処理で入力された前記論理演算式の前記検索キーによって指定されたキーコンテンツと前記複数の検索対象コンテンツそれぞれとの類似度を、全ての前記キーコンテンツについて計算する類似度計算ステップと、
    前記入力ステップの処理で入力された前記論理演算式の前記検索キーに代えて、その検索キーに対応するキーコンテンツと検索対象コンテンツとの前記類似度を用いて論理演算を行い、検索対象コンテンツごとの合成スコアを計算する合成スコア計算ステップと、
    前記合成スコア計算ステップの処理により計算された前記合成スコアに基づいて、前記複数の検索対象コンテンツのなかから、前記ユーザに最適なコンテンツを提示する提示ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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