JP2006038715A - 乗員検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 荷重センサの検出精度の信頼性が低下した状態で乗員判定することを回避することができる乗員検出装置を提供する。
【解決手段】 荷重センサ14は、シート本体に加わる荷重に応じた荷重検出電圧V2を出力してこれに基づき荷重情報信号を生成する。ECU20は、荷重センサ14に双方向通信可能に接続され、荷重センサ14からの荷重情報信号に基づいて乗員判定を行う。アナログ信号処理部22は、現在の荷重検出電圧V2と所定の荷重検出基準電圧とのずれ量に応じて荷重検出電圧V2を荷重検出基準電圧に調整する。ECU20は、アナログ信号処理部22による調整時ごとの荷重検出電圧V2と荷重検出基準電圧とのずれ量を荷重センサ14の単体調整時から積算した絶対変化量を演算する。メモリ25は、この絶対変化量を記憶する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、乗員検出装置に関するものである。
従来、自動車などの車両のシート本体に加わる荷重を検出して乗員判定を行う乗員検出装置として種々のものが提案されている(例えば特許文献1、2など)。こうした乗員検出装置において、例えば特許文献3に記載される歪みゲージ等を使って上記荷重を検出する荷重センサは、当該センサ単体でその荷重検出電圧(荷重検出値)と所定の荷重検出基準電圧(荷重検出基準値)とのずれ量(オフセット)がトリミングにて調整されるのが一般的である。
そして、単体でトリミング調整を行った荷重センサをシート本体に組み込んだり、そのシート本体を車両に組み込んだ場合に別途生じる前記荷重検出基準電圧からのずれ量は、例えば特許文献1、2のように乗員判定に係る電子制御装置(以下、ECU(Electronic Control Unit )という)側で管理・記憶する方法が採用されている。この場合、ECUは、荷重センサからの荷重検出電圧に対し、空席状態における前記荷重検出基準電圧からのずれ量の補正を加えて乗員判定を行うことにより、その精度の向上を図っている。
特開2001−21411号公報(第3−4頁、第3−4図) 特開2000−283834号公報 特開2002−39886号公報
しかしながら、上記したECU側で行うずれ量の補正は、当然ながら荷重センサ自体の荷重検出電圧と前記荷重検出基準電圧とのずれ量を補正(トリミング調整)するものではない。従って、荷重センサにおいて精度よく検出可能な荷重検出電圧の範囲が上記荷重検出基準電圧を基準に設定されていることから、同荷重検出電圧の範囲から上記ずれ量が除外される分、検出可能な荷重範囲が狭められてしまう。あるいは、荷重センサにおいて検出可能な荷重範囲を十分に確保するためには、ECU側で補正可能なずれ量の範囲を狭めることを余儀なくされる。
そこで、シート本体に組み込んだり、そのシート本体を車両に組み込んだ荷重センサであっても、空席状態においてその荷重検出電圧と荷重検出基準電圧とのずれ量(オフセット)をトリミングにて調整し得る発明が本出願人により提案されている(特願2004−190132号)。この発明によれば、ECU側で前述の荷重検出基準電圧からのずれ量の補正を行う必要がなくなり、前記荷重検出基準電圧を基準とした荷重検出電圧の範囲が一定に保持されることで荷重センサにおいて検出可能な荷重範囲も一定に保持される。
ところで、例えば歪みゲージ等を使って上記荷重を検出する荷重センサの場合、荷重センサの荷重検出電圧と前記荷重検出基準電圧とのずれ量をトリミングにて調整したとしても、同荷重センサは本来の荷重検出電圧に相当する機械的な歪み量を有することはいうまでもない。従って、上記ずれ量の調整を電気的に行ったとしても、荷重センサの機械的な歪み量が著しく大きくなっていると、それとは気づかずにその検出精度の信頼性が低下していることがある。そして、このように信頼性の低下した荷重センサを利用して乗員判定を行う場合、その精度も低減されてしまう。
本発明の目的は、荷重センサの検出精度の信頼性が低下した状態で乗員判定することを回避することができる乗員検出装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、シート本体に設けられ、該シート本体に加わる荷重に応じた荷重検出値を出力して該荷重検出値に基づき荷重情報信号を生成する荷重センサと、前記荷重センサに双方向通信可能に接続され、該荷重センサからの荷重情報信号に基づいて乗員判定を行う制御装置とを備える乗員検出装置において、前記荷重センサに設けられ、現在の荷重検出値と所定の荷重検出基準値とのずれ量に応じて該荷重検出値を該荷重検出基準値に調整する調整手段と、前記調整手段による調整時ごとの前記荷重検出値と前記荷重検出基準値とのずれ量を該荷重センサの単体調整時から積算した絶対変化量を演算する演算手段と、前記荷重センサ及び前記制御装置の少なくとも一方に設けられ、前記絶対変化量を記憶する記憶手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の乗員検出装置において、前記演算手段は、前記記憶手段に記憶されている現在の絶対変化量に、現在の荷重検出値と前記荷重検出基準値とのずれ量を加算して前記絶対変化量を演算することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の乗員検出装置において、前記記憶手段は、前記荷重センサに設置されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の乗員検出装置において、前記演算手段は、前記制御装置に設置されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の乗員検出装置において、前記制御装置は、前記演算手段により演算された前記絶対変化量が所定範囲を超えたときに異常出力する出力手段を備えたことを要旨とする。
(作用)
請求項1又は2に記載の発明によれば、前記演算手段により、前記調整手段による調整時ごとの前記荷重検出値と前記荷重検出基準値とのずれ量を該荷重センサの単体調整時から積算した絶対変化量が演算され、前記記憶手段により該絶対変化量が記憶される。この絶対変化量は、前記荷重センサの単体調整時から積算した該荷重センサの機械的な歪み量の絶対量に相当する。従って、例えば前記制御装置において前記絶対変化量を管理することで、前記荷重センサの機械的な歪み量が著しく大きくその検出精度の信頼性が低下した状態での前記荷重情報信号に基づく乗員判定が回避される。つまり、前記調整手段による前記荷重検出値と前記荷重検出基準値とのずれ量の調整を何回行ったとしても、前記制御装置において前記絶対変化量を管理することで前記荷重センサの検出精度の信頼性が確認される。
請求項3に記載の発明によれば、前記記憶手段が前記荷重センサに設置されていることで、例えば前記制御装置のみを部品交換したとしても、当該荷重センサに係る前記絶対変化量が引き続き保持される。そして、前記荷重センサの検出精度の信頼性も交換前の状態を引き継いで確認される。
請求項4に記載の発明によれば、前記演算手段による前記絶対変化量の演算は前記制御装置側で行われるため、前記荷重センサは前記記憶手段により該絶対変化量を記憶して該制御装置との間でこれを送受さえできればよく、その回路構成が簡易化される。
請求項5に記載の発明によれば、例えば前記所定範囲を、前記荷重センサの検出精度の信頼性が保持される機械的な歪み量の範囲に相当する前記絶対変化量の範囲に設定しておく。この場合、前記絶対変化量が前記所定範囲を超えたときには、前記出力手段により異常出力されることで、該荷重センサの機械的な歪み量の外的な調整や荷重センサ自体の交換といった対処を迅速になし得る。
以上詳述したように、請求項1乃至5に記載の発明では、荷重センサの検出精度の信頼性が低下した状態で乗員判定することを回避することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、例えば自動車などの車両の助手席側に搭載されるシート本体1の骨格部を示す側面図である。なお、図1で示される骨格部は、シート本体1の幅方向(図1において紙面に直交する方向)で対をなして配設されており、ここでは車両の前方に向かって左側に配置された骨格部をシート外側から見た側面図を示している。車両の前方に向かって右側に配置される骨格部については同様の形状であるため、左側の骨格部を代表して以下に説明する。
図1に示されるように、このシート本体1は、図示しない車両フロアに対して前後方向に伸びるように固定された支持フレーム2を備えている。この支持フレーム2の上面には、前後一対のブラケット3が固着され、その前後一対のブラケット3に対してロアレール4が支持フレーム2に沿って支持固定されている。そして、このロアレール4には、その上方においてアッパレール5が前後方向に摺動可能に装着されている。
また、上記アッパレール5の上面には、前後一対のセンサ本体6を介して所定の間隔をおいてロアアーム7が支持されている。このロアアーム7は、シートクッション8の骨格をなすものである。なお、本実施形態では、前後で対をなすセンサ本体6は、反対側の分も含めて合計4個が配設されている。
図1に拡大して示したように、上記センサ本体6は、第1ブラケット11及び第2ブラケット12と、起歪体13と、荷重センサ14とを備えている。そして、上記荷重センサ14は、歪みゲージ15及び信号処理装置16を備えている。上記第1ブラケット11は、アッパレール5の先端部においてその上面に固定されており、基端側には上方に平坦に突出する支持部11aが形成されている。一方、上記第2ブラケット12は、ロアアーム7の先端部においてその下面に固定されており、先端側には下方に平坦に突出する支持部12aが形成されている。これら第1及び第2ブラケット11,12は、上記支持部11a,12aが互い違いに突出するように上下に対向している。
前記起歪体13は、第1及び第2ブラケット11,12の長手方向に沿って伸びる板状に形成されている。そして、上記起歪体13の一側端部及び他側端部はそれぞれ前記支持部11a,12aに固着されている。従って、上記起歪体13は、支持部11a側の端部を固定端として支持部12a側の端部からロアアーム7(シート本体1)に加わる荷重を受ける片持ち梁の形状を有しており、その中間部において撓み部13aを形成している。前記荷重センサ14の歪みゲージ15はこの撓み部13aの一側(図1の上側)端面に貼着されており、前記信号処理装置16は支持部11aに支持される起歪体13の一側端部の上面に搭載されている。上記起歪体13は、第2ブラケット12(支持部12a)から上下方向の荷重が加わることで、支持部11a側の端部を支点に曲がる。前記歪みゲージ15は、この起歪体13(撓み部13a)の曲げに伴う歪み量に応じてゲージ電圧を発生させるものである。このゲージ電圧は、基本的にシート本体に加わる荷重に応じてリニアに変動する。そして、後述するように上記信号処理装置16は、このゲージ電圧に基づきシート本体1に加わる荷重に応じた荷重情報の取得等をする。
なお、前記ロアアーム7にはECU20が支持されており、このECU20には全て(4個)のセンサ本体6に設けられた荷重センサ14(信号処理装置16)がそれぞれ信号線21を介してディジタル双方向通信可能に接続されている。このECU20は、これら荷重センサ14が取得した荷重情報に対応する荷重情報信号を受信して乗員判定等を行う。
次に、本実施形態における荷重センサ14及びECU20の電気的構成について、それぞれ図2及び図3のブロック図に基づき説明する。なお、以下では、便宜的に車両の前方に向かって右前側及び右後側に配置される荷重センサ14をそれぞれ荷重センサ14a,14bとし、左前側及び左後側に配置される荷重センサ14をそれぞれ荷重センサ14c,14dとして識別する(図3参照)。ただし、これら荷重センサ14a〜14dに共通する事項については荷重センサ14として代表して説明する。
図2に示されるように、前記荷重センサ14の信号処理装置16は、アナログ信号処理部22と、A/D(アナログ/ディジタル)変換部23と、ロジック回路を内蔵する制御部24と、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)よりなる書き換え可能な不揮発性のメモリ25とを備えている。そして、上記信号処理装置16は、制御部24において前記信号線21を介してECU20と接続されている。この制御部24は、ECU20との間での各種信号の送受、メモリ25に対する各種情報(データ)の書き込み・読み出し等を行う。
ここで、前記歪みゲージ15は、シート本体1に加わる荷重に応じたその歪み量に応じてゲージ電圧V1を発生する。上記アナログ信号処理部22は歪みゲージ15に接続されており、上記ゲージ電圧V1を増幅して荷重検出値としての荷重検出電圧V2を出力する。上記A/D変換部23はアナログ信号処理部22に接続されており、上記荷重検出電圧V2をA/D変換して荷重情報信号を生成する。上記制御部24は、この荷重情報信号を入力することで荷重情報として前記メモリ25に書き込み・記憶する。これにより、上記荷重センサ14において荷重情報が取得される。従って、上記メモリ25には、制御部24による荷重情報の取得タイミングに合わせて最新の荷重情報が更新・記憶されている。
また、上記制御部24は、ECU20からの情報要求信号を受信すると、前記メモリ25に記憶された荷重情報を読み込んでこれを所定の送信用フォーマットに成形した荷重情報信号を生成し、同荷重情報信号をECU20に送信する。
さらに、上記制御部24は、ECU20からの調整要求信号を受信すると、現在の荷重検出電圧V2を荷重検出基準値としての所定の荷重検出基準電圧Aに調整するための制御信号を前記アナログ信号処理部22に対して出力する。後述するように、上記アナログ信号処理部22は、この制御信号を入力することで現在の荷重検出電圧V2と上記荷重検出基準電圧Aとのずれ量(差分)ΔVに応じて同荷重検出電圧V2を荷重検出基準電圧Aに調整する。この荷重検出基準電圧Aは、荷重センサ14において電気的に精度よく検出可能な荷重検出電圧の範囲を規定するものである。つまり、上記荷重検出電圧の範囲は、荷重検出基準電圧Aを基準に所定の範囲に設定されている。また、上記制御部24は、前記メモリ25に記憶されている後述する絶対変化量Abを読み込んでこれを所定の送信用フォーマットに成形した絶対変化量信号を生成し、同絶対変化量信号をECU20に送信する。この絶対変化量Abは、上述の調整時ごとの前記荷重検出電圧V2と前記荷重検出基準電圧Aとのずれ量ΔVを同荷重センサ14(センサ本体6)の単体調整時から積算したものであり、単体調整の直後において零に設定されている。これは、前記荷重検出電圧V2と前記荷重検出基準電圧Aとのずれ量ΔVが、荷重センサ14をシート本体1に組み込んだり、そのシート本体1を車両に組み込んだ場合で著しく、荷重センサ14の単体調整時でのずれ量は実質的に無視しうることによる。
ここで、上記アナログ信号処理部22による現在の荷重検出電圧V2の前記荷重検出基準電圧Aへの調整態様について図4に基づき説明する。なお、図4(a)はアナログ信号処理部22を示す回路図であり、図4(b)(c)はシート本体1に加わる荷重とゲージ電圧V1及び荷重検出電圧V2との関係をそれぞれ示すグラフである。
図4(a)に示されるように、上記アナログ信号処理部22は、オペレーションアンプ22aと、抵抗22b,22cとを備えた負帰還増幅回路を構成している。そして、オペレーションアンプ22aの一方の入力端子には、前記ゲージ電圧V1が入力されている。また、オペレーションアンプ22aの他方の入力端子には抵抗22bを介して仮想グラウンドVGが入力されており、オペレーションアンプ22aの出力端子は抵抗22cを介して同入力端子と接続されている。上記仮想グラウンドVGは、増幅の基準となる電圧である。
このような構成において、例えば荷重センサ14の単体調整直後の外的に無荷重に相当する荷重W0において、荷重検出電圧V2が荷重検出基準電圧Aに調整されているとする。そして、荷重センサ14において電気的に精度よく検出可能な荷重検出電圧V2の範囲が荷重検出基準電圧Aを基準にした所定の上限荷重検出電圧Vmaxまでの範囲であり、この上限荷重検出電圧Vmaxに対応する荷重が荷重W1とする。そして、この荷重検出電圧A〜Vmaxの範囲に対応する前記ゲージ電圧V1の範囲をゲージ電圧V1a〜V1maxとする。前記荷重検出電圧A〜Vmaxは、上記ゲージ電圧V1a〜V1maxに前記抵抗22b,22cにより決定される増幅率を乗じたものであることはいうまでもない。
ここで、例えば上記荷重センサ14をシート本体1に組み込むことで、空席状態に関わらず上記荷重W0に対応する基準のゲージ電圧V1aがずれ量ΔV1だけずれ、上記荷重検出基準電圧Aがずれ量ΔVだけずれたとする。このとき、荷重に対して上記荷重検出電圧V2は全体的にずれ量ΔVだけずれることになる。従って、前記上限荷重検出電圧Vmaxまでの範囲が狭められる分、前記荷重W0〜W1の範囲が狭められることになる。
このような状態で、前記アナログ信号処理部22が制御部24からの制御信号を受けると、同アナログ信号処理部22は前記ずれ量ΔV1を増幅の基準となる仮想グラウンドVGとして変更・設定(トリミング調整)する。これにより、上記荷重W0に対応するゲージ電圧V1がゲージ電圧V1aに復帰し、荷重検出電圧V2は荷重検出基準電圧Aに復帰する。そして、前記荷重W0〜W1の範囲も当初の範囲に広がる。つまり、上記アナログ信号処理部22は、ゲージ電圧V1aに対する現在のゲージ電圧V1の相対的なずれ量ΔV1、即ち荷重検出基準電圧Aに対する現在の荷重検出電圧V2の相対的なずれ量ΔVに基づき同荷重検出電圧V2を荷重検出基準電圧Aに調整する。換言すれば、上記荷重検出基準電圧Aへの調整は、その調整回数に関係なく常に荷重検出基準電圧Aに対する現在の荷重検出電圧V2の相対的なずれ量ΔVに基づいており、前記絶対変化量Abはこのような調整態様による相対的なずれ量ΔVを絶対量として管理するためのものである。
図3に示されるように、ECU20は、中央演算処理装置(以下、CPU(Central Processing Unit )という)31と、電源回路32と、判定出力回路33と、通信回路34とを備えている。また、ECU20は、各種プログラム及びマップ等を記憶したROM、各種データ等の読み書き可能なRAM(ランダムアクセスメモリ)、例えばEEPROMよりなる書き換え可能な不揮発性のメモリ等を一体的に備えている。そして、ECU20は、CPU31において前記信号線21を介して全荷重センサ14a〜14d(制御部24)と個別に接続されている。
CPU31は、上記電源回路32を介して車載バッテリ41のプラス極と接続されており、電源回路32において生成された所定レベル(例えば5V)を有する電源電圧Vccが供給されている。そして、車載バッテリ41のマイナス極は、ECU20のアース端子20aに接続されている。
さらに、CPU31は、上記判定出力回路33を介してエアバッグECU43と接続されている。CPU31は、上記判定出力回路33を介してエアバッグECU43に対し各種判定情報を出力する。
また、CPU31は、上記通信回路34を介して検査器44と接続される。この検査器44は、工場出荷時やディーラーでの修理時などにおいて前記荷重センサ14等を検査するためのツールである。CPU31は、上記通信回路34を介して検査器44から所定の検査要求信号を受信することで所定の検査処理を実行し、その検査結果を検査器44に出力する。
ここで、CPU31を主体としたシート本体1に着座する乗員等の判定態様について図5のフローチャートに基づき説明する。この処理において、CPU31はS(ステップ)101の判断による一定時間の経過を待ってS102に移行し、各荷重センサ14a〜14dに対し荷重情報要求を行う。具体的には、CPU31は、前記信号線21を介して各荷重センサ14a〜14dの制御部24に情報要求信号を出力する。このとき、各制御部24は、CPU31からの情報要求信号を受信することで、前記メモリ25に記憶された荷重情報を読み込んでこれを所定の送信用フォーマットに成形した荷重情報信号を生成し、同荷重情報信号をCPU31に送信することは既述のとおりである。
従って、CPU31は、S103において各荷重センサ14a〜14dからの荷重情報取得を行う。具体的には、CPU31は、各荷重センサ14a〜14dが応答する前記荷重情報信号を受信する。これにより、CPU31は、これら荷重情報信号に含まれる荷重情報を取得する。そして、S104においてCPU31は、取得したこれら荷重情報に基づき荷重演算を実行する。そして、S105においてCPU31は、演算した荷重に基づき乗員判定を行い、その後の処理を一旦終了する。具体的には、シート本体1が空席状態にあること、大人又は子供が着座していることなどを判定する。なお、CPU31は、この乗員判定情報を上記判定出力回路33を介してエアバッグECU43へと出力するようになっている。エアバッグECU43は、取得した乗員判定情報に基づきエアバッグの作動を好適に制御する。
次に、CPU31を主体とした荷重検出電圧V2の荷重検出基準電圧Aへの調整態様について図6のフローチャートに基づき説明する。この調整は、荷重センサ14をシート本体1に組み込んだり、そのシート本体1を車両に組み込んだ場合の空席状態において、CPU31に通信回路34を介して検査器44を接続して行われる。そして、CPU31によるこの処理は、検査器44が送信した所定の検査要求信号を通信回路34を介して受信することによる割り込み処理で実行される。なお、この処理は、各荷重センサ14a〜14dごとにそれぞれ実行されるものであり、以下では1つの荷重センサ14を代表して説明する。
処理がこのルーチンに移行すると、S111においてCPU31は、荷重検出電圧差分演算を実行する。具体的には、CPU31は、前述の荷重情報取得(S103)に準じて荷重センサ14のメモリ25に記憶されている現在の荷重情報を取得して、この荷重情報に対応する現在の荷重検出電圧V2を演算する。そして、CPU31は、この荷重検出電圧V2から前記荷重検出基準電圧Aを減算してずれ量ΔVを演算する。
次に、S112においてCPU31は、荷重センサ14のメモリ25に記憶されている現在の絶対変化量Abの読み出し処理を実行する。具体的には、CPU31は、前記信号線21を介して荷重センサ14の制御部24に所定の情報要求信号を出力する。このとき、制御部24は、CPU31からの情報要求信号を受信することで、前記メモリ25に記憶されている現在の絶対変化量Abを読み込んでこれを所定の送信用フォーマットに成形した絶対変化量信号を生成し、同絶対変化量信号をCPU31に送信する。これにより、CPU31は、現在の絶対変化量Abを取得する。
そして、S113においてCPU31は、前記ずれ量ΔVと取得した現在の絶対変化量Abを加算して新たな絶対変化量Abを算出する。続いて、S114においてCPU31は、更新した絶対変化量Abが所定のずれ調整範囲内か否かを判断する。このずれ調整範囲は、検出精度の信頼性を確保し得る荷重センサ14(センサ本体6)の機械的な歪み量(荷重センサ14の単体調整時から積算した歪み量)に相当する荷重検出電圧V2の絶対変化量に相当する。
ここで、上記絶対変化量Abが所定のずれ調整範囲内と判断されると、荷重センサ14の検出精度の信頼性が確保されていることからCPU31は、S115に移行して荷重センサ14に対しトリミング命令を行う。具体的には、CPU31は、前記信号線21を介して荷重センサ14の制御部24に調整要求信号を出力する。このとき、制御部24は、CPU31からの調整要求信号を受信することで、現在の荷重検出電圧V2を荷重検出基準電圧Aに調整するための制御信号を前記アナログ信号処理部22に対して出力することは既述のとおりである。これにより、上記アナログ信号処理部22は、前述の態様で現在の荷重検出電圧V2を荷重検出基準電圧Aに調整する。
続いてCPU31は、S116において荷重センサ14に対し絶対変化量の記憶命令を行う。具体的には、CPU31は前記信号線21を介して荷重センサ14の制御部24に、S113において演算した絶対変化量Abを前記メモリ25に更新・記憶する命令信号を送信するとともにこの絶対変化量Abに対応する絶対変化量信号を送信する。このとき、制御部24は、CPU31からの命令信号及び絶対変化量信号を順次受信することで、前記メモリ25に新たな絶対変化量Abを書き込む。
そして、CPU31は、S117において正常出力処理を行う。具体的には、CPU31は、前記通信回路34を介して検査器44に正常判定信号を出力する。一方、S114において前記絶対変化量Abが所定のずれ調整範囲外と判断されると、荷重センサ14の検出精度の信頼性が低下していることからCPU31は、S118において異常出力処理を行う。具体的には、CPU31は、前記通信回路34を介して検査器44に異常判定信号を出力する。S117若しくはS118のいずれかの出力処理を行ったCPU31は、その後の処理を終了する。なお、検査器44では、CPU31からの判定信号に基づき、荷重センサ14の検出精度の信頼性の如何が確認されるようになっている。
次に、CPU31を主体とした荷重検出電圧V2の荷重検出基準電圧Aへの調整態様について図7のタイムチャートに基づき説明する。同図では、荷重センサ14(センサ本体6)の単体調整直後からの推移を示しており、従って初期状態での荷重検出電圧V2は荷重検出基準電圧Aに調整され、対応する絶対変化量Abも零に設定されている。そして、時刻t1において、シート本体1への荷重センサ14(センサ本体6)の組み付けに伴い、荷重検出基準電圧Aに対する現在の荷重検出電圧V2の相対的なずれ量(差分)ΔVがずれ量Bであったとする。このとき、ずれ量Bと現在の絶対変化量Ab(=0)とを加算して新たな絶対変化量C(=B+0)が算出される。そして、このときの絶対変化量Cが前述のずれ調整範囲内であることが確認されると、時刻t2においてトリミング調整が実施される。これに伴い、現在の荷重検出電圧V2は荷重検出基準電圧Aに調整される。また、これに併せて、上記絶対変化量Cが絶対変化量Abとして荷重センサ14のメモリ25に更新・記憶される。
次に、時刻t3において、車両へのシート本体1の組み付けに伴い、荷重検出基準電圧Aに対する現在の荷重検出電圧V2の相対的なずれ量ΔVがずれ量Dであったとする。このとき、ずれ量Dと現在の絶対変化量Ab(=C)とを加算して新たな絶対変化量E(=D+C)が算出される。そして、このときの絶対変化量Eが前述のずれ調整範囲内であることが確認されると、時刻t4においてトリミング調整が実施される。これに伴い、現在の荷重検出電圧V2は荷重検出基準電圧Aに調整される。また、これに併せて、上記絶対変化量Eが絶対変化量Abとして荷重センサ14のメモリ25に更新・記憶される。一方、このときの絶対変化量Eが前述のずれ調整範囲外であることが確認されると、前述の異常判定が実行される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、CPU31により、アナログ信号処理部22等による調整時ごとの前記荷重検出電圧V2と前記荷重検出基準電圧Aとのずれ量ΔVを荷重センサ14の単体調整時から積算した絶対変化量Abが演算され、メモリ25により絶対変化量Abが記憶される。この絶対変化量Abは、前記荷重センサ14の単体調整時から積算した同荷重センサ14の機械的な歪み量の絶対量に相当する。従って、例えばECU20(CPU31)において前記絶対変化量Abを管理することで、前記荷重センサ14の機械的な歪み量が著しく大きくその検出精度の信頼性が低下した状態での前記荷重情報信号に基づく乗員判定が回避される。つまり、アナログ信号処理部22等による前記荷重検出電圧V2と前記荷重検出基準電圧Aとのずれ量ΔVの調整を何回行ったとしても、ECU20において前記絶対変化量Abを管理することで前記荷重センサ14の検出精度の信頼性を確認することができる。
(2)本実施形態では、メモリ25が前記荷重センサ14に設置されていることで、例えばECU20のみを部品交換したとしても、当該荷重センサ14に係る前記絶対変化量Abを引き続き保持することができる。そして、前記荷重センサ14の検出精度の信頼性も交換前の状態を引き継いで確認することができる。
(3)本実施形態では、前記絶対変化量Abの演算はECU20(CPU31)側で行われるため、前記荷重センサ14(信号処理装置16)はメモリ25により絶対変化量Abを記憶してECU20との間でこれを送受さえできればよく、その回路構成が簡易化される。例えば信号処理装置16の制御部24として、CPUに比べて廉価なロジックICを採用することができ、コストを削減することができる。
(4)本実施形態では、前記絶対変化量Abが前記ずれ調整範囲を超えたときには、CPU31により異常出力処理(S118)されることで、該当する荷重センサ14(センサ本体6)の機械的な歪み量の外的な調整や荷重センサ14自体の交換といった対処を迅速になし得る。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態においては、荷重センサ14(センサ本体6)の単体調整の直後における絶対変化量Abを零に設定したが、適宜の初期値を設定してもよい。また、この初期値が上記単体調整時において取得した前記荷重検出電圧V2と前記荷重検出基準電圧Aとのずれ量ΔVであってもよい。
・前記実施形態においては、絶対変化量Abを、メモリ25に代えて、若しくはメモリ25に加えて、ECU20側の不揮発性メモリに記憶させてもよい。
・前記実施形態において、CPU31を主体とした荷重検出電圧V2の荷重検出基準電圧Aへの調整処理(S111〜S116)を検査器44で実行するようにしてもよい。この場合、当該調整処理に関して検査器44が制御装置としての機能を有することになり、このときのCPU31は荷重センサ14と検査器44との間で各種信号の送受を仲介するのみに機能する。
・前記実施形態において、荷重センサ14による荷重情報の取得は、ECU20からの情報要求信号で開始してもよい。この場合、荷重センサ14は、ECU20からの情報要求信号に応答して荷重情報信号を生成・送信すればよいため、荷重情報をメモリ25に記憶するための処理を割愛してもよい。
・前記実施形態において、メモリ25としてフラッシュメモリ(フラッシュEEPROM)を採用してもよい。
・前記実施形態において、荷重検出値や荷重検出基準値として電圧(荷重検出電圧V2、荷重検出基準電圧A)を利用したが、例えば電流やその他の変換値など電圧に一定の関係を有する適宜の電気的な物理量を利用してもよい。
・前記実施形態において、荷重センサ14の個数は4個に限定されるものではなく、自然数であればよい。
・前記実施形態において、歪みゲージ15は撓み部13aの下面に貼着してもよい。
・前記実施形態において、センサ本体6の構造は一例であって、シート本体1に加わる荷重を検出し得るのであればその他の構造を採用してもよい。
本発明の一実施形態が適用されるシート本体の骨格を示す側面図。 荷重センサの電気的構成を示すブロック図。 ECUの電気的構成を示すブロック図。 (a)はアナログ信号処理部を示す回路図であり、(b)(c)は荷重とゲージ電圧及び荷重検出電圧との関係を示すグラフ。 同実施形態の乗員判定態様を示すフローチャート。 同実施形態のトリミング調整態様を示すフローチャート。 同実施形態のトリミング調整態様を示すタイムチャート。
符号の説明
1…シート本体、14,14a〜14d…荷重センサ、15…歪みゲージ、16…信号処理装置、20…制御装置としてのECU、21…信号線、22…調整手段を構成するアナログ信号処理部、24…調整手段を構成する制御部、25…記憶手段としてのメモリ、31…演算手段及び出力手段を構成するCPU、34…出力手段を構成する通信回路、44…検査器。

Claims (5)

  1. シート本体に設けられ、該シート本体に加わる荷重に応じた荷重検出値を出力して該荷重検出値に基づき荷重情報信号を生成する荷重センサと、
    前記荷重センサに双方向通信可能に接続され、該荷重センサからの荷重情報信号に基づいて乗員判定を行う制御装置とを備える乗員検出装置において、
    前記荷重センサに設けられ、現在の荷重検出値と所定の荷重検出基準値とのずれ量に応じて該荷重検出値を該荷重検出基準値に調整する調整手段と、
    前記調整手段による調整時ごとの前記荷重検出値と前記荷重検出基準値とのずれ量を該荷重センサの単体調整時から積算した絶対変化量を演算する演算手段と、
    前記荷重センサ及び前記制御装置の少なくとも一方に設けられ、前記絶対変化量を記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とする乗員検出装置。
  2. 請求項1に記載の乗員検出装置において、
    前記演算手段は、前記記憶手段に記憶されている現在の絶対変化量に、現在の荷重検出値と前記荷重検出基準値とのずれ量を加算して前記絶対変化量を演算することを特徴とする乗員検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の乗員検出装置において、
    前記記憶手段は、前記荷重センサに設置されていることを特徴とする乗員検出装置。
  4. 請求項3に記載の乗員検出装置において、
    前記演算手段は、前記制御装置に設置されていることを特徴とする乗員検出装置。
  5. 請求項4に記載の乗員検出装置において、
    前記制御装置は、前記演算手段により演算された前記絶対変化量が所定範囲を超えたときに異常出力する出力手段を備えたことを特徴とする乗員検出装置。
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