JP2006038616A - 角度調整装置 - Google Patents

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廣実 澤田
Naoki Kondo
直樹 近藤
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Abstract

【課題】
角度調整における信頼性を向上させること。
【解決手段】
上面8dと交わる軸a1周り方向と軸a1と交わる軸a2周り方向とに関して、上面8dに対する角度が調整自在な先端面8eを備えた角度調整治具10であって、平面部11aと、平面部11aと交わる軸a3を中心に回転自在に平面部11aにより支持され、上面8dが固定される取り付け部12と、軸a3と交わる軸a4を中心に円弧状に延在し、その円弧形状に沿って先端面8eを移動自在に支持するアーム13とを有する構成としたこと。
【選択図】 図1

Description

本発明は、角度調整装置に関する。
角度調整を要するものとして、例えば、三次元測定機に用いられる測定用プローブがある。
三次元測定機は、プローブを互いに直交する3軸方向に移動自在に支持するとともに、プローブの座標位置を検出する位置検出手段を各軸に備えている。三次元測定機は、ワークの測定部にプローブが当接したときのプローブの座標位置を演算することによって、ワークの測定部の形状を測定する。
図3は、三次元測定機の一例を示す斜視図である。測定機1は、ワークWを載置するテーブル2と、このテーブル2を三次元方向へ相対移動させる相対移動手段3とを有する。相対移動手段3は、テーブル2を前後方向(図3示Y軸方向)へ移動自在に支持したベース4と、このベース4の両側にわたって立設されたフレーム5と、このフレーム5の水平ビーム5Aに左右方向(図3示X軸方向)へ移動自在に支持されたXスライダ6と、このXスライダ6に上下方向(図3示Z軸方向)へ昇降自在に支持されたZスライダ7とから構成されている。このZスライダ7の下端には、中間部材8を介して、プローブ9が取り付けられている。このプローブ9は、図示しない操作棒(ジョイスティック)等により、所定の位置に移動されるようになっている。
図4は、中間部材8の構造を示す図である。
中間部材8は、ヘッド8aと、第1ステー8bと、第2ステー8cとから構成されている。
ヘッド8aは、ブロック形状を呈し、その上面8dにおいて、Zスライダ7の下端に固定されている。
第1ステー8bは、ヘッド8aの上面8dに直交する軸a1を中心に、ヘッド8aに回転自在に連結されている。なお、この第1ステー8bのヘッド8aに対する回転は、任意の位置において、ネジ(図示省略)によりロックできるようになっている。
第2ステー8cは、軸a1に直交する軸a2を中心に、第1ステー8bに回転自在に連結されている。なお、この第2ステー8cの第1ステー8bに対する回転も、任意の位置において、ネジ(図示省略)によりロックできるようになっている。
プローブ9は、第2ステー8cの先端面8eに固定されている。プローブ9は、ワークWの測定部に当接したときに電気信号が発生する電子プローブである。
このプローブ9を用いてワークWの測定部(ネジ穴等)の形状を測定する場合、その測定部の位置(向き)に合わせて、プローブ9の角度を調整する必要がある。この場合、中間部材8において、ヘッド8aに対する第1ステー8bの角度と、第1ステー8bに対する第2ステー8cの角度とを調整することで、プローブ9が固定される先端面8e(調整面)の上面8d(基準面)に対する角度が調整されていた(角度調整)。
ところで、上述した角度調整は、従来、分度器等を用いて、作業者が目視にて行っていた。この場合、角度調整を一定させることは、作業者の感覚が影響していることから、現実的には不可能であった。
したがって、基準面に対する調整面の角度をある値に間欠的に何回も調整する場合、調整がなされた後の角度が、その調整のたびにバラつくことになる。
つまり、作業者の目視による角度調整においては常に誤差がともなうことになり、その信頼性が高いとは言い難いものであった。
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、角度調整における信頼性を向上させることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明にて講じた技術的手段は、請求項1に記載の様に、である。基準面と交わる第1軸周り方向と該第1軸と交わる第2軸周り方向とに関して、前記基準面に対する角度が調整自在な調整面を備えた角度調整装置であって、平面部と、該平面部と交わる第1調整軸を中心に回転自在に前記平面部により支持され、前記基準面が固定される第1部材と、前記第1調整軸と交わる第2調整軸を中心に円弧状に延在し、その円弧形状に沿って前記調整面を移動自在に支持する第2部材とを有する構成としたことである。
好ましくは、請求項2に記載の様に、前記第2部材の円弧形状に沿って移動自在に前記第2部材により支持され、前記調整面が固定される第3部材を有すると良い。
本発明によれば、まず、第1軸及び第2軸が、第1調整軸及び第2調整軸にそれぞれ一致するように、基準面及び調整面を第1部材及び第2部材にそれぞれ取り付ける。この状態で、第1調整軸を中心に第1部材を回転させると、この回転させた分だけ、基準面に対する調整面の角度が、第1軸周り方向に関して変化する。そして、第2部材に取り付けられた調整面を、第2部材の円弧形状に沿って移動させると、この移動させた分だけ、基準面に対する調整面の角度が、第2軸周り方向に関して変化する。
この場合、第1調整軸を中心とする第1部材の回転と、第2部材の円弧形状に沿った調整面の移動とを組み合わせることで、基準面に対する調整面の角度を、所望の値に常に正確に調整できる。
したがって、基準面に対する調整面の角度をある値に間欠的に何回も調整する場合であっても、調整がなされた後の角度がその調整のたびにバラつくことがなく、角度調整における信頼性を向上できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を基に説明する。
本発明に係る角度調整治具10は、例えば、図3に示す様な三次元測定機に用いられるプローブの角度を調整するためのものである。
図3は、三次元測定機の一例を示す斜視図である。測定機1は、ワークWを載置するテーブル2と、このテーブル2を三次元方向へ相対移動させる相対移動手段3とを有する。相対移動手段3は、テーブル2を前後方向(図3示Y軸方向)へ移動自在に支持したベース4と、このベース4の両側にわたって立設されたフレーム5と、このフレーム5の水平ビーム5Aに左右方向(図3示X軸方向)へ移動自在に支持されたXスライダ6と、このXスライダ6に上下方向(図3示Z軸方向)へ昇降自在に支持されたZスライダ7とから構成されている。このZスライダ7の下端には、中間部材8を介して、プローブ9が取り付けられている。このプローブ9は、図示しない操作棒(ジョイスティック)等により、所定の位置に移動されるようになっている。
図4は、中間部材8の構造を示す図である。
中間部材8は、ヘッド8aと、第1ステー8bと、第2ステー8cとから構成されている。
ヘッド8aは、ブロック形状を呈し、その上面8d(基準面)において、Zスライダ7の下端に固定されている。
ヘッド8aには、マーキング8mが設けられている。このマーキング8mの位置がZスライダ7に設けられたマーキング7mの位置に合うように、ヘッド8aがZスライダ7に固定される。これにより、測定機1のZスライダ7に対するヘッド8aの位置(向き)が決まる。
また、ヘッド8aの上面8dには、凹状を成す嵌合溝8fが設けられている。この嵌合溝8fについては後述する。
第1ステー8bは、ヘッド8aの上面8dに直交する軸a1(第1軸)を中心に、ヘッド8aに回転自在に連結されている。なお、この第1ステー8bのヘッド8aに対する回転は、任意の位置において、ネジ(図示省略)によりロックできるようになっている。
第2ステー8cは、軸a1に直交する軸a2(第2軸)を中心に、第1ステー8bに回転自在に連結されている。なお、この第2ステー8cの第1ステー8bに対する回転も、任意の位置においてネジ(図示省略)によりロックできるようになっている。
プローブ9は、第2ステー8cの先端面8e(調整面)に固定されている。プローブ9は、ワークWの測定部に当接したときに電気信号が発生する電子プローブである。ワークWの測定部にプローブ9が当接したときのプローブの座標位置を演算することによって、ワークWの測定部の形状が測定される。なお、図4は、プローブ9が基準位置にある状態を示している。
図1は、本発明に係る角度調整治具10(角度調整装置)の構造を概略的に示す斜視図である。
角度調整治具10は、ベース11と、取り付け部12と、アーム13とを備えている。
ベース11は、平面部11aを有するプレート状のものである。ベース11の平面部11aにおける中ほどには、軸部11bが設けられている。軸部11bは、装置上下方向(図1示A方向)、つまり、平面部11aに直交する方向に延在している。また、ベース11の平面部11aには、複数の刻み部11cが、軸部11bを中心に円弧を成すように設けられている(同図においては、1つのみ符番を付す)。各刻み部11cは、平面部11a上において、その円弧の中心を成す軸部11bに関して、互いに5°ずつの間隔が隔てられる様に配置されている。
取り付け部12(第1部材)は、その一端12aの側において、ピン等(図示省略)を介して、ベース11の軸部11bに回転自在に支持されている。取り付け部12の他端12bの側には、突起12cが設けられている。突起12cは、ベース11の平面部11aに設けられた刻み部11cに係脱自在となっている。刻み部11cは、上述した様に、ベース11の平面部11a上において、その円弧の中心を成す軸部11bに関して、互いに5°ずつの間隔が隔てられる様に配置されている。つまり、取り付け部12は、ベース11の平面部11aに直交し、軸部11bを貫通する軸a3(第1調整軸)を中心に5°ずつの間隔で回転自在となるように、ベース11の平面部11aにより支持されている。
また、取り付け部12には、凸状を成す位置決め部12dが設けられている。位置決め部12dには、中間部材8のヘッド8aの上面8dに設けられた嵌合溝8f(図4参照)が嵌合される。嵌合溝8fが位置決め部12dに嵌合された時点で、軸a1と軸a3とが一致する。つまり、取り付け部12には、中間部材8のベース8aの上面8dが、位置決め部12d及び嵌合溝8fを介して固定される構造となっている。
アーム13(第2部材)は、ベース11の平面部11aに設けられている。アーム13の基部13aは、ベース11の平面部11aにおいて、装置左右方向(図1示B方向)における一方の側端11dに固定されている。そして、アーム13の先端部13bは、基部13aを起点として、円弧を成すように延在している。このアーム13の円弧形状は、装置前後方向(図1示C方向)に平行な軸、つまり、軸a3に直交する軸a4(第2調整軸)を中心に形成されている。なお、以上に述べた装置上下方向、装置左右方向、及び装置前後方向は、それぞれが互いに直交する方向となっている。また、アーム13には、複数の刻み部13cが、その円弧形状に沿って設けられている(同図においては、1つのみ符番を付す)。各刻み部13cは、アーム13において、その円弧形状の中心を成す軸a4に関して、円弧形状に沿って互いに5°ずつの間隔が隔てられる様に配置されている。
また、アーム13には、支持部材13d(第3部材)が設けられている。アーム13は、支持部材13dを、その円弧形状に沿って移動自在に支持している。
支持部材13dにおいて一端13fの側には、凹状を成す位置決め部13hが設けられている。位置決め部13hには、中間部材8における第2ステー8cの先端面8eの側(図4参照)が嵌合される。第2ステー8cの先端面8eの側が位置決め部13hに嵌合された時点で、軸a2と軸a4とが一致する。つまり、支持部材13dには、中間部材8の第2ステー8cの先端面8eが、位置決め部13hを介して固定される構造となっている。
支持部材13dにおいて他端13gの側には、突起13eが設けられている。突起13eは、アーム13に設けられた刻み部13cに係脱自在となっている。刻み部13cは、上述した様に、アーム13において、その円弧の中心を成す軸a4に関して、互いに5°ずつの間隔(所定の距離)が隔てられる様に配置されている。つまり、アーム13は、中間部材8の第2ステー8cの先端面8e(図4参照)が軸a4を中心に5°ずつの間隔で回転自在となるように、第2ステー8cの先端面8eを、支持部材13dを介して、その円弧形状に沿って移動自在に支持する構造となっている。
なお、以上の説明においては、刻み部11c及び刻み部13cが、各々の円弧形状の中心に関して、互いに5°ずつの間隔を隔てて配置される例を示したが、これに限定されない。例えば、測定対象の複数のワークWにおける測定部の位置(向き)に応じて、その間隔を所望の値(10°等)に設定すれば良い。
また、アーム13が、ベース11の平面部11aにおいて、装置左右方向における一方の側端11dに固定される例を示したが、これに限定されない。例えば、アーム13が、ベース11の平面部11aにおいて、装置前後方向における一方の側端11eに固定される構造であっても良い。この場合、アーム13の円弧形状の中心を成す軸a4の方向を、装置左右方向に対応させれば良い。
また、中間部材8において、軸a1がヘッド8aの上面8dに直交し、この軸a1に軸a2が直交する例を示したが、これに限定されず、軸a1がヘッドの上面8dに交わり、この軸a1に軸a2が交わる構造であっても良い。そして、これに対応して、角度調整治具10においても、軸a3がベース11の平面部11aに交わり、この軸a3に軸a4が交わる構造とすれば良い。
以下、本発明に係る角度調整治具10を用いてプローブ9の角度を調整する手順について、図2(a)乃至図2(c)を参照して説明する。
図2(a)乃至図2(c)は、角度調整治具10を用いたプローブの角度調整の態様を模式的に示す図である。なお、ここでは、基準位置にあるプローブ9(図4示)を、軸a1を中心にI方向から見て時計回りに45°、且つ軸a2を中心にII方向から見て時計回りに45°回転させた角度に調整する場合について説明する。
まず、図2(a)に示す様に、ベース11に回転自在に支持された取り付け部12に、中間部材8のヘッド8aの上面8dを固定すると共に、アーム13の支持部材13dに、中間部材8の第2ステー8cの先端面8eを固定する。この時点で、中間部材8の軸a1が角度調整治具10の軸a3に一致し、且つ、中間部材8の軸a2が角度調整治具10の軸a4に一致した状態となっている(図1及び図4参照)。そして、取り付け部12が、ベース11の平面部11a上において装置左右方向(図1参照)に沿って配置された状態とし、且つ、中間部材8の第1ステー8b及び第2ステー8cが、装置上下方向(図1参照)に沿って配置された状態にしておく(中間部材8、取り付け部12及び支持部材13dの初期位置)。
この状態で、図2(b)に示す様に、中間部材8のヘッド8aが固定された取り付け部12を、軸a3を中心に反時計回りに45°回転させると、同図中2点鎖線で示す様に、中間部材8において、ヘッド8aに対して第1ステー8b(図4参照)が45°回転した状態となる。この場合、取り付け部12の突起12cが、その初期位置から数えて9番目の刻み部11cの位置に到達した時点で、取り付け部12の突起12cをこの刻み部11cに係合させることになる(5°×9=45°)(図1参照)。そして、ヘッド8aに対して第1ステー8bが45°回転した状態において、ヘッド8aに対して第1ステー8bがさらに回転できないように、これら部材を互いにロックする。以上により、図4において、中間部材8に取り付けられるプローブ9が、軸a1を中心にI方向から見て時計回りに45°回転した角度に調整されたことになる。
続いて、図2(c)に示す様に、中間部材8の第2ステー8cが取り付けられたアーム13の支持部材13dを、第2ステー8cが軸a4を中心に時計回りに45°回転するように、アーム13の円弧形状に沿って移動させる。この移動により、同図中2点鎖線で示す様に、中間部材8において、第1ステー8bに対して第2ステー8cが45°回転した状態となる。この場合、支持部材13の突起13eが、その初期位置から数えて9番目の刻み部13cの位置に到達した時点で、支持部材13dの突起13eをこの刻み部13cに係合させることになる(5°×9=45°)(図1参照)。そして、第1ステー8bに対して第2ステー8cが45°回転した状態において、第1ステー8bに対して第2ステー8cがさらに回転できないように、これら部材を互いにロックする。以上により、図4において、中間部材8に取り付けられるプローブ9が、軸a1を中心にI方向から見て時計回りに45°回転した角度に調整され、且つ、軸a2を中心にII方向から見て時計回りに45°回転した角度に調整されたことになる。
以上説明した様に、本発明の角度調整治具10によれば、まず、軸a1及び軸a2が、軸a3及び軸a4にそれぞれ一致するように、中間部材8におけるヘッド8aの上面8d及び第2ステー8cの先端面8eを、取り付け部12及びアーム13の支持部材13dにそれぞれ固定する。この状態で、軸a3を中心に取り付け部12を回転させると、この回転させた分だけ、中間部材8において上面8dに対する先端面8eの角度が、軸a1周り方向に関して変化する。そして、中間部材8の先端面8eが固定された支持部材13dを、アーム13の円弧形状に沿って移動させると、この移動させた分だけ、中間部材8において上面8dに対する先端面8eの角度が、軸a2周り方向に関して変化する。
この場合、軸a3を中心とする取り付け部12の回転と、アーム13の円弧形状に沿った支持部材13dの移動とを組み合わせることで、中間部材8において上面8dに対する先端面8eの角度を、所望の値に常に正確に調整できる。
したがって、中間部材8において上面8dに対する先端面8eの角度をある値に間欠的に何回も調整する場合であっても、調整がなされた後の角度がその調整のたびにバラつくことがなく、角度調整における信頼性を向上できる。
その結果、中間部材8の先端面8eに固定されるプローブ9の角度を、ワークWの測定部の位置(向き)に合わせて、常に正確に調整できる。これにより、ワークWの測定部における測定を複数回行う場合に、各回の測定を同じ条件のもとで行うことができ、プローブ9を用いた一連の測定における信頼性を高めることができる。
さらに、ワークWの測定部の位置(向き)に合わせてプローブ9の角度が常に正確に調整されるので、例えば、測定部が深穴で、プローブ9を深穴の奥まで挿入する必要がある場合でも、プローブ9の軸心と深穴の軸心とを正確に一致させることができる。したがって、プローブ9を深穴に挿入する際に、プローブ9が深穴の壁部分に干渉することがなく、この干渉によって深穴に傷がついたり、プローブ9が破損したりする事態を防止できる。また、不十分なプローブ9の角度調整に起因する測定のやり直し等の発生もなくなり、測定作業の効率を向上できる。
本発明に係る角度調整治具の構造を概略的に示す斜視図。 角度調整治具を用いたプローブの角度調整の態様を模式的に示す図。 三次元測定機の一例を示す斜視図。 中間部材の構造を示す図。
符号の説明
a1 軸(第1軸)
a2 軸(第2軸)
a3 軸(第1調整軸)
a4 軸(第2調整軸)
8d 上面(基準面)
8e 先端面(調整面)
10 角度調整治具(角度調整装置)
11a 平面部
12 取り付け部(第1部材)
13 アーム(第2部材)
13d 支持部材(第3部材)

Claims (2)

  1. 基準面と交わる第1軸周り方向と該第1軸と交わる第2軸周り方向とに関して、前記基準面に対する角度が調整自在な調整面を備えた角度調整装置であって、
    平面部と、
    該平面部と交わる第1調整軸を中心に回転自在に前記平面部により支持され、前記基準面が固定される第1部材と、
    前記第1調整軸と交わる第2調整軸を中心に円弧状に延在し、その円弧形状に沿って前記調整面を移動自在に支持する第2部材と
    を有することを特徴とする角度調整装置。
  2. 前記第2部材の円弧形状に沿って移動自在に前記第2部材により支持され、前記調整面が固定される第3部材を有することを特徴とする請求項1に記載の角度調整装置。
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