JP2006038186A - コネクティングロッド軸受メタル確認装置 - Google Patents

コネクティングロッド軸受メタル確認装置 Download PDF

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Abstract

【課題】クランクシャフトにコネクティングロッドが取り付けられた状態で、クランクシャフトのクランクピンとコネクティングロッドのクランクピン孔との間に軸受メタルが装着されていることを確認できるコネクティングロッド軸受メタル確認装置を提供する。
【解決手段】コネクティングロッド110が組み付けられているクランクシャフト100を保持し、クランクピンの中心とピストンピン孔117の中心とを結ぶ直線に沿ってコネクティングロッド110を往復移動させ、その移動量を測定する。そして、測定した移動量が予め設定されている基準値よりも大きい場合に、軸受メタル120が未装着であると判断する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、クランクシャフトにコネクティングロッドが取り付けられた状態でクランクシャフトのクランクピン外周面とコネクティングロッドのクランクピン孔内周面との間に軸受メタルが装着されていることを確認するコネクティングロッド軸受メタル確認装置に関する。
例えば、従来より自動車用エンジンに用いられている水平対向型エンジンは、クランクケースから互いに左右に離反する方向に水平に各シリンダが突設されたエンジンブロックを有している。エンジンブロックは、クランクケースの中央部分でクランクシャフトの回転中心軸線に沿って左右に分割可能な構成を有しており、左右のエンジンブロックを合わせ面で互いに向かい合わせて接合することにより、クランクケース内にクランクシャフトを回転自在に支持するように形成されている。
図8は、水平対向型エンジンに用いられるクランクシャフト100とコネクティングロッド110の構成を説明する図、図9は、コネクティングロッド110のクランクシャフト100への組付方法を説明する斜視図である。
クランクシャフト100は、図8に示すように、軸方向両端部と、その両端部の間で軸方向に所定間隔をおいて同軸上に配置されてエンジンブロックに回転自在に支持される複数のメインジャーナル101と、各メインジャーナル101の端部からメインジャーナル101の径方向に突出して互いに対をなす複数組のリブ102と、対をなすリブ102の間に架け渡されてメインジャーナル101の中心から偏倚した位置に回転中心が設定されたクランクピン103とを有している。
コネクティングロッド110は、図9に示すように、クランクピン103に回転自在に支持される大端部111と、大端部111から延出するロッド部112と、ロッド部112の先端側でピストンピン孔117が穿設された小端部113とを備えている。大端部111は、ロッド部側114とキャップ部側115に二分割することができ、クランクシャフト100のクランクピン103に、その径方向外側から挟み込むことにより、クランクピン103に外嵌可能なクランクピン孔を形成するように構成されている。クランクシャフト100のクランクピン103の外周面とコネクティングロッド110のクランクピン孔内周面との間には、軸受メタル120が装着される。軸受メタル120は、クランクピン孔のキャップ部側115の半円凹部115aとロッド部側114の半円凹部114aにそれぞれ装着可能な断面が略円弧状の半割円筒形状を有している。
水平対向エンジンを組み立てる場合には、まず、クランクシャフト100に軸受メタル120を介してコネクティングロッド110を組み付けて、そのクランクシャフト100を間に介して、左右のエンジンブロックを合わせ面で互いに向かい合わせて接合し、クランクシャフト100をクランクケース内に回転自在に支持する。そして、シリンダヘッド側からシリンダボア内にピストンを挿入し、シリンダブロックの側面に穿設されたピストンピン取付孔から挿入したピストンピンにより、ピストンとコネクティングロッド110の小端部113とを連結することにより組み立てられる。
尚、従来より、エンジンブロックの軸受部の軸方向両側に形成された半円状凹部に組み付けられる一対の半円環状のスラストメタルの有無を確認するためのスラストメタル有無確認装置がある。このスラストメタル有無確認装置は、シリンダブロックのクランクケース内に形成されている半円凹状の軸受部に接離する検知フォーク部材を備えており、クランクシャフトをクランクケースに組み付ける前に、検知フォーク部材を軸受部に接近させ、軸受部に予め取り付けられている半円環状のスラストメタルに直接当接させることによって、スラストメタルの存在を確認する構成を有している(例えば、特許文献1参照)。
実開平3−33031号公報
しかしながら、図9に示すように、クランクシャフト100にコネクティングロッド110を取り付けた状態では、コネクティングロッド110のクランクピン孔の周辺は、クランクシャフト100のリブ102によって覆われており、外部から軸受メタル120の存在を確認することは困難である。したがって、クランクピン孔のキャップ部側115とロッド部側114の少なくとも一方に軸受メタル120を装着せずにクランクシャフト100にコネクティングロッド110を組み付けてしまった場合には、後で目視により軸受メタル120が未装着であることを確認することは困難である。軸受メタル120が未装着の状態でクランクシャフト100がエンジンに組み付けられてエンジン運転が行われると、クランクシャフト100等の異常摩耗を招き、エンジンに悪影響を及ぼすことが懸念される。
上記課題は、上述の水平対向型エンジンの場合に限られず、クランクケース内にクランクシャフトを組み付ける前に、予めコネクティングロッド110をクランクシャフト100に取り付けてから、クランクシャフト100をエンジンのクランクケース内に組み付けるエンジン組立方法を採る他の直列型やV字型等のエンジンにも同様に存在するものである。
また、軸受メタル120は、クランクピン103とコネクティングロッド110のクランクピン孔との間に介在されるので、従来の特許文献1に記載されたスラストメタル有無確認装置を用いても検知フォーク部材を軸受メタル120に直接当接させることはできず、軸受メタル120の欠品を確認することはできない。
本発明は、これらの問題に鑑み、従来技術の課題を解決すべくなされたものであり、その目的は、クランクシャフトにコネクティングロッドが取り付けられた状態で、クランクシャフトのクランクピン外周面とコネクティングロッドのクランクピン孔内周面との間に軸受メタルが装着されていることを確認できるコネクティングロッド軸受メタル確認装置を提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に記載の発明によるコネクティングロッド軸受メタル確認装置は、クランクシャフトにコネクティングロッドが組み付けられている状態で、クランクシャフトのクランクピン外周面と、コネクティングロッドのクランクピン孔内周面との間に軸受メタルが装着されていることを確認するコネクティングロッド軸受メタル確認装置において、クランクピンにコネクティングロッドが組み付けられたクランクシャフトを保持する保持手段と、コネクティングロッドの小端部のピストンピン孔に係合する係合手段と、係合手段をクランクピンの中心とピストンピン孔の中心との間を結ぶ直線に沿って往復移動させる移動手段と、移動手段により移動される係合手段の移動量を測定する測定手段と、測定手段により測定した移動量が予め設定されている基準値よりも大きい値であるときは軸受メタルが未装着であると判断する判断手段とを有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコネクティングロッド軸受メタル確認装置において、前記保持手段は、クランクシャフトを水平に保持し、コネクティングロッドがクランクピンから垂下する吊り下げ姿勢状態とし、係合手段は、コネクティングロッドの最下端に位置する小端部のピストンピン孔に係合し、移動手段は、係合手段を上下に往復移動させ、測定手段は、移動手段の上下方向の移動量を測定することを特徴とする。
請求項1の発明によると、クランクピンにコネクティングロッドが組み付けられたクランクシャフトを保持し、コネクティングロッドをクランクピンの中心とピストンピン穴の中心とを結ぶ直線に沿って往復移動させて、その移動量を測定することができる。そして、その測定した移動量が予め設定されている基準値よりも大きい値であるか否かに応じて軸受メタルの装着の有無を判断することができる。
したがって、コネクティングロッドがクランクシャフトに組み付けられた状態で、クランクピン外周面とクランクピン孔内周面との間に軸受メタルが装着されているか否かを容易に確認することができる。これにより、軸受メタルが装着されていないクランクシャフトがエンジンに組み付けられるのを防ぐことができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載した発明の一実施の形態を具体的に示したものであり、これによれば、クランクシャフトを水平に保持し、コネクティングロッドをクランクピンから吊り下げた姿勢状態とすることができる。そして、コネクティングロッドの最下端に位置する小端部のピストンピン孔に係合手段を係合させて上下に往復移動させることができる。
したがって、コネクティングロッドをクランクピンの中心とピストンピン穴の中心とを結ぶ直線に沿って往復移動させることができ、クランクピンに対するコネクティングロッドの移動量を容易に測定することができる。
次に、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
図1は、コネクティングロッド軸受メタル確認装置1の正面図、図2は、右側面図、図3は、平面図、図4は、測定部3の要部を拡大して示した説明図、図5は、クランクシャフト保持部2の正面図、図6は、クランクシャフト保持部22の右側面図である。尚、クランクシャフト100は上述の[背景技術]で説明したものと同様の構成を有しているので、同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
コネクティングロッド軸受メタル確認装置1は、図1〜図6に示すように、コネクティングロッド110が取り付けられたクランクシャフト100を所定位置に保持するクランクシャフト保持部(保持手段)2と、所定位置に保持されたクランクシャフト100に取り付けられているコネクティングロッド110の移動量を測定する測定部3を有している。
クランクシャフト保持部2は、クランクシャフト100を搬送する搬送コンベアCの搬送方向途中位置に設けられているコネクティングロッド軸受メタル装着確認ステージに設置されており、搬送コンベアCの上を搬送されるパレットPの上からクランクシャフト100を持ち上げて、所定の高さ位置に保持するように構成されている。尚、クランクシャフト保持部2は、図1及び図3では、外形を破線で示すことにより省略している。
クランクシャフト100には既にコネクティングロッド110が組み付けられており、搬送パレットPの上にクランクシャフト100の回転中心軸線が水平に延在する姿勢状態で載置されて、その回転中心軸線が搬送コンベアCの搬送方向Fに沿うように搬送コンベアCによって搬送される。
クランクシャフト保持部2は、図5及び図6に示すように、搬送コンベアCの上方位置で略水平に延在するように設置されたベースプレート11と、ベースプレート11と搬送コンベアCとの間の高さ位置で略水平に延在してベースプレート11に上下方向に移動自在に支持されたリフトプレート12と、リフトプレート12を上下に移動させる昇降シリンダ13を有している。
リフトプレート12の下面には、搬送コンベアCの搬送方向Fに所定間隔をおいて対峙し、互いに接近及び離間する方向に移動自在に支持された一対の支持アーム14と、これら一対の支持アーム14を互いに接近及び離間する方向に移動させる保持シリンダ15が設けられている。そして、各支持アーム14の下端部には一対の支持アーム14を互いに接近する方向に移動させることによりクランクシャフト100をその軸方向両側から挟持して回転自在に保持するワークセンタ16がそれぞれ設けられている。また、一方の支持アーム14には、ワークセンタ16により保持したクランクシャフト100を所定回数だけ回転可能でかつ任意の回転角度位置に配置させるための回転モータ17が取り付けられている。
これにより、一対の支持アーム14を互いに離間させた状態でリフトプレート12を下降させて、下端で一対の支持アーム14を互いに接近する方向に移動させ、支持アーム14の下部に設けられているワークセンタ16によりクランクシャフト100の両端をその軸方向両側から挟持し、リフトプレート12の上昇によりクランクシャフト100を搬送パレットPから持ち上げて所定高さ位置に保持し、クランクシャフト100を所定回数だけ回転させた後に、各クランクピン103が同じ高さ位置となる回転角度位置に配置することができる。
本実施の形態では、クランクシャフト100を所定速度で2回転させ、回転モータ17の停止制御により、図1及び図3に示すように、各クランクピン103が同じ高さ位置でかつ#1コネクティングロッド110−1と#4コネクティングロッド110−2が測定部3から離間する側に配置され、#2コネクティングロッド110−2と#3コネクティングロッド110−3が測定部3に接近する側にセットする。そして、各コネクティングロッド110は、各クランクピン103に吊下支持され、小端部113が最下端に位置する姿勢状態とされ、大端部111を中心として小端部113を搬送コンベアCの搬送方向Fに直交する方向に揺動自在に支持される。尚、図中で符号18は、クランクシャフト100を上記回転停止位置に停止させるための回転停止位置検出センサである。
測定部3は、図1に示すように、搬送コンベアCの側方位置に配置され、クランクシャフト保持部2に対向して床面に固定される基台21を有している。
基台21の上面には、搬送コンベアCの搬送方向に直交して水平に往復移動できるように第1スライドテーブル22が設けられている。そして、基台21内には、第1スライドテーブル22を搬送コンベアCに接近する前進方向及び搬送コンベアCから離間する後退方向に往復移動させるための第1スライドシリンダ23と、前進端に配置された第1スライドテーブル22を所定距離だけ後退方向に移動させて、予め設定された測定位置に位置決め配置するための位置決めシリンダ24が設けられている。
第1スライドシリンダ23は、第1スライドテーブル22の下面に沿って延在するように基台21にシリンダ本体23aが取り付けられており、シリンダロッド23bが第1スライドテーブル22に接続されている。
位置決めシリンダ24は、第1スライドシリンダ23の下側に沿って平行に延在し、基台21にシリンダ本体24aが取り付けられている。位置決めシリンダ24のシリンダロッド24bは、その先端が第1スライドテーブル22から下方に向かって延出する腕部22aに対向し、第1スライドテーブル22を前進端に配置した状態でシリンダ本体24aから突出させることにより、腕部22aに当接して第1スライドテーブル22を前進端から後退方向に所定距離だけ移動させることができるように構成されている。
第1スライドテーブル22の上部には、図2に示すように、第2スライドテーブル25が搬送コンベアCの搬送方向に沿って水平に往復移動自在に取り付け支持されており、その第2スライドテーブル25を往復方向に移動させて搬送コンベアCの搬送方向下流側に設定された待避位置と、搬送コンベアの搬送方向上流側に設定された係合位置とに選択的に配置可能な第2スライドシリンダ26が設けられている。
第2スライドテーブル25は、図1及び図3に示すように、基端部が第1スライドテーブル22に支持されており、その基端部から第1スライドテーブル22の前進方向に向かって水平に延在し、第1スライドテーブル22が前進端まで移動した場合に先端部が搬送コンベアCの上面に対向する位置まで突出する長さと、クランクシャフト100の#1クランクピン103−1から#4クランクピン103−4までの長さよりも若干長い横幅を有した平板形状を有している。
図3で符号61、62は、第2スライドテーブル25の移動位置を検出するための第2スライドテーブル移動位置検出センサであり、第2スライドテーブル移動位置検出センサ61は、待避位置にあることを検出し、第2スライドテーブル移動位置検出センサ62は、係合位置にあることを検知する。
第2スライドテーブル25の下部には、クランクシャフト保持部2に保持されたクランクシャフト100に吊り下げ状態で支持されている各コネクティングロッド110の小端部113に係合して、各コネクティングロッド110をクランクピン103の中心とピストンピン孔117の中心とを結ぶ直線に沿って上下に往復移動させるための揺動アーム31が各々設けられている。
揺動アーム31は、一定の高さ幅でかつ所定の厚みを有する帯状の板部材によって構成されており、図4に示すように、第1スライドテーブル22の移動方向に沿って延在し、一端部31aが第2スライドテーブル25の先端部から突出し、他端部31bが第2スライドテーブル25の基端部近傍に位置するように支持部27に支持されている。そして、#1〜#4の各コネクティングロッド110−1〜110−4の各停止位置にそれぞれ対応するように互いに搬送コンベアCの搬送方向に所定間隔をおいて平行に配置されている。
支持部27は、第2スライドテーブル25の下面に接面して固定される基板27aと、基板27aの両端縁でそれぞれ下方に向かって折曲されて対峙する一対の縦壁板27bと、一対の縦壁板27b間に亘って架設される支持軸27cとを有している。そして、揺動アーム31の中央部分に貫通形成された貫通孔32に支持軸27cを挿通することにより、一端部31a側と他端部31b側を上下方向に揺動自在に支持する構成を有している。
揺動アーム31の一端部31aには、コネクティングロッド110の小端部113のピストンピン孔117に係合可能な係合ピン(係合手段)33と、小端部113に当接して係合ピン33をピストンピン孔117に挿入する際に案内するための案内ピン34が設けられている。
係合ピン33は、揺動アーム31の一端部31aで第2スライドテーブル25の待避位置側から係合位置側に向かって突設されており、コネクティングロッド110の小端部113に設けられているピストンピン孔117に嵌入可能な円柱形状を有している。
係合ピン33は、第2スライドシリンダ26により第2スライドテーブル25を待避位置に移動させた状態(図3を参照)で第1スライドテーブル22を前進移動させた場合に、クランクシャフト保持部2に保持されたクランクシャフト100に吊り下げられているコネクティングロッド110の小端部113に対向し、第2スライドテーブル25を係合位置に移動させることによって小端部113のピストンピン孔117に嵌入して係合可能な位置に設けられている。
係合ピン33の先端部分は、ピストンピン孔117に嵌入する際に、係合ピン33の中心位置とピストンピン孔117の中心位置との偏移を吸収して係合ピン33をピストンピン孔117に嵌入することができるように、先端部分が基端に向かって移行するにしたがって漸次拡径されるテーパコーン形状を有している。
案内ピン34は、係合ピン33と同様に揺動アーム31の先端でかつ係合ピン33の他端側近傍位置にて第2スライドテーブル25の待避位置側から係合位置側に向かって突設されている。そして、第2スライドシリンダ26により第2スライドテーブル25を待避位置に移動させた状態(図3を参照)で第1スライドテーブル22を前進移動させた場合に、コネクティングロッド110の小端部113に当接してコネクティングロッド110を揺動させることができ、また、クランクピン103を中心として揺動するコネクティングロッド110の小端部113に当接させてピストンピン孔117の位置決めを行うことができるように構成されている。
一方、第2スライドテーブル25の上面には、各揺動アーム31をそれぞれ独立して上下方向に揺動させる揺動シリンダ機構(移動手段)40と、揺動アーム31の揺動によるコネクティングロッド110の移動量を測定するデジタルゲージ(測定手段)43が設けられている。
揺動シリンダ機構40は、2個の揺動シリンダ41、42を上下に連結したものを各揺動アーム31に対して各々設けることによって構成されており、第2スライドテーブル25の中央部に立設された支持台28に取付支持されている。
支持台28は、第2スライドテーブル25の中央部に立設された支柱部28aの上端に支持板28bを水平に取り付けることによって構成されており、その支持板28bの上面に上側揺動シリンダ41のシリンダ本体41aが上下方向に延在するように固定されている。上側揺動シリンダ41のシリンダロッド41bは、支持板28bよりも下方に向かって突出し、先端部分が下側揺動シリンダ42のシリンダ本体42aに連結されている。
下側揺動シリンダ42のシリンダ本体42aは、上側揺動シリンダ41と同軸上で上下方向に延在し、下側揺動シリンダ42のシリンダロッド42bは、先端部分が第2スライドテーブル25に形成されている開口孔25aを通過して下方に向かって突出し、揺動アーム31の他端部31b側にピン結合されている。
そして、揺動アーム31を略水平に延在する基本姿勢状態と、係合ピン33によってコネクティングロッド110の小端部113をクランクピン103から離間する方向に揺動させる引張方向傾斜姿勢状態と、コネクティングロッド110の小端部113をクランクピン103に接近する方向に揺動させる圧縮方向傾斜姿勢状態に姿勢変化させることができるように構成されている。
具体的には、上側揺動シリンダ41のシリンダロッド41aを収縮させかつ下側揺動シリンダ42のシリンダロッド42aを伸長させることにより基本姿勢状態とすることができる。そして、基本姿勢状態から下側揺動シリンダ42のシリンダロッド42bを収縮させて揺動アーム31の他端部31b側を上方に持ち上げると共に一端部31a側を下方に移動させることによって引張方向傾斜姿勢状態とすることができる。また、基本姿勢状態から上側揺動シリンダ41のシリンダロッド41bを伸長させて揺動アーム31の他端部31b側を下方に押し下げると共に一端部31a側を上方に移動させることによって圧縮方向傾斜姿勢状態とすることができる。尚、本実施の形態では、小端部113の中心と大端部111の中心とを結ぶ長さが若干異なる2種類のコネクティングロッド110に対応できるように、揺動アーム31に上下方向に延在するように穿設された長孔35にピン結合されており、コネクティングロッド110の種類に応じて異なる小端部113の高さ位置を吸収できるように構成されている。
デジタルゲージ43は、図4に示すように、本体43aが第2スライドテーブル25の上面でかつ揺動アーム31の他端部31bに対応する位置に取り付けられており、接触子43bが本体43aから第2スライドテーブル25に形成された開口孔25bを通過して下方に向かって突出し、本体43aに上下方向に移動自在に支持されている。揺動アーム31の他端部31bには、第2スライドテーブル25の開口孔25bに対応する位置に上方に向かって突出するように当接部36が設けられており、接触子43bは、揺動アーム31が引張方向傾斜姿勢状態とされた場合に当接部36によって上方に移動され、圧縮方向姿勢状態とされた場合に当接部36と共に下方に移動される。デジタルゲージ43は、接触子43bの上下方向の移動量を測定信号として出力する構成を有している。
図7は、コネクティングロッド軸受メタル確認装置1の制御系統を説明する説明図である。制御部60は、コネクティングロッド軸受メタル装着確認ステージに設置された制御盤(図示せず)内に設けられており、シーケンスプログラムコンピュータやリレー回路等のハードウエアと、シーケンスプログラムコンピュータにインストールされて所定の処理を実行するソフトウエアプログラムによって構成されている。
制御部60の入力側には、回転停止位置検出センサ18、第2スライドテーブル移動位置検出センサ61、62、デジタルゲージ43−1〜43−4が各々接続されており、出力側には、昇降シリンダ13や第1スライドシリンダ23等にそれぞれ圧縮空気を供給するための電磁弁63a〜63g、回転モータ17を駆動するためのモータドライバ64、測定結果を表示する表示部65等が各々接続されている。
制御部60は、その内部機能により、デジタルゲージ43から入力された値に基づいて、コネクティングロッド110の移動量を算出し、予め設定されてシーケンスプログラムコンピュータの内部記憶手段に記憶されている基準値と比較し、算出した移動量が基準値よりも大きい場合に、クランクシャフト100のクランクピン103とコネクティングロッド110のクランクピン孔116との間に軸受メタル120が装着されていない(未装着である)と判断する判断手段が構成されている。
また、回転停止位置検出センサ18等の各種センサからの検出信号に基づき、各電磁弁63a〜63gの切換制御を行い、第1スライドシリンダ23や第2スライドシリンダ26等の各シリンダに圧縮空気を供給して各部の駆動を行う。
次に、上記構成を有するコネクティングロッド軸受メタル確認装置1を用いた軸受メタル120の確認方法について以下に説明する。
まず、コネクティングロッド110が組み付けられたクランクシャフト100を搬送パレットPに載置し、搬送コンベアCによって軸受メタル装着確認ステージに搬送し、図示していない停止手段により、予め設定されている停止位置に停止させる。
そして、クランクシャフト保持部2によりクランクシャフト100を搬送パレットPから持ち上げて予め設定された保持位置に保持する。クランクシャフト保持部2では、リフトプレート12が上方位置に配置されかつ一対の支持アーム14が互いに離間する位置に配置された状態とされており、搬送パレットPが停止位置に停止することにより、まず、リフトプレート12を下方位置に移動させる。リフトプレート12の下方位置への移動は、電磁弁63aの切換制御により昇降シリンダ13を駆動することにより行う。
リフトプレート12の下方位置への移動により、クランクシャフト100の両端部にワークセンタ16、16を対向配置させると、一対の支持アーム14、14を互いに接近する方向に移動させて、ワークセンタ16、16によりクランクシャフト100をその軸方向両側から挟持する。支持アーム14、14の接近方向への移動は、電磁弁63bの切換制御により保持シリンダ15を駆動することにより行う。
ワークセンタ16、16によりクランクシャフト100を挟持すると、リフトプレート12を上昇させて、クランクシャフト100を予め設定された保持高さ位置に保持する。そして、回転モータ17の回転駆動により、ワークセンタ16を介してクランクシャフト100を所定回数だけ回転させ、回転停止位置検出センサ18からの検出信号に基づいて、クランクシャフト100を予め設定された回転停止位置に停止させる。クランクシャフト100は、回転停止位置への停止制御により、#1〜#4クランクピン103が同じ高さ位置でかつ、#1クランクピン103−1と#4クランクピン103−4が第1スライドテーブル22から離間する側に位置し、#2クランクピンと#3クランクピンが第1スライドテーブル22に接近する側に位置するように保持される。
クランクシャフト100を回転停止位置に停止した状態で保持すると、次に、測定部3の測定動作処理を行う。まず、第1スライドテーブル22をその前進端まで移動させる。第1スライドテーブル22の移動は、電磁弁63cの切換制御により第1スライドシリンダ23を駆動することにより行う。
揺動アーム31は、第1スライドテーブル22の前進端への移動により、一端部31aがコネクティングロッド110の小端部113に対向する位置まで移動する。これにより、案内ピン34を小端部113に衝突させ、小端部113が第1スライドテーブル22の前進方向に沿って移動するようにコネクティングロッド110を揺動させることができる。
コネクティングロッド110は、その自重により再び測定部3側に揺り戻され、案内ピン34に当接し、小端部113の中心が大端部111の中心よりも第1スライドテーブル22の前進側に位置する若干傾斜した姿勢状態に保持される。それから、位置決めシリンダ24の駆動により、第1スライドテーブル22を所定距離だけ後退させ、クランクピン103の中心とピストンピン孔117の中心とを結ぶ直線が鉛直方向に延在する位置にコネクティングロッド110を位置決めし、係合ピン33を小端部113のピストンピン孔117と略同一軸上に配置する。
そして、第2スライドテーブル25を待避位置から係合位置に移動させ、揺動アーム31の係合ピン33を小端部113のピストンピン孔117に嵌入して係合させる。第2スライドテーブル25の移動は、電磁弁63dの切換制御によって第2スライドシリンダ26を駆動することにより行う。
揺動アーム31の係合ピン33を小端部113のピストンピン孔117に嵌入して係合させると、次に、揺動シリンダ機構40により揺動アーム31を上下方向に揺動させて、コネクティングロッド110をクランクピン103の中心とピストンピン孔117の中心とを結ぶ直線に沿って引張方向と圧縮方向に付勢し、その移動量を測定する。
ここでは、まず、電磁弁63f、63gの切換制御によって上側揺動シリンダ41と下側揺動シリンダ42の各シリンダロッド41b、42bを共に収縮させ、揺動アーム31の他端部31b側を上方に持ち上げて、揺動アーム31を基本姿勢状態から引張方向傾斜姿勢状態となる方向に付勢する。これにより、コネクティングロッド110を引張方向に付勢し、かかる付勢状態で揺動アーム31の他端部31bの高さ位置をデジタルゲージ43により検出して制御部60に記憶する。
ここで、例えばクランクピン孔116のキャップ部側115の半円凹部115aに軸受メタル120が未装着であった場合には、揺動アーム31は軸受メタル120の厚さ分だけより大きく引張方向傾斜姿勢方向に傾斜することとなる。したがって、揺動アーム31の他端部31bは、軸受メタル120が適切に装着されている場合よりも高い位置まで移動することとなり、その高さ位置が制御部60に記憶される。
次に、上側揺動シリンダ41と下側揺動シリンダ42の各シリンダロッド41b、42bを共に伸長させ、揺動アーム31の他端部31b側を下方に押し下げて、揺動アーム31を圧縮方向傾斜姿勢状態となる方向に付勢する。これにより、コネクティングロッド110を圧縮方向に付勢し、かかる付勢状態で揺動アーム31の他端部31bの高さ位置をデジタルゲージ43により検出し、制御部60に記憶する。
ここで、例えばクランクピン孔116のロッド部側114の半円凹部114aに軸受メタル120が未装着であった場合には、揺動アーム31は軸受メタル120の厚さ分だけより大きく圧縮方向傾斜姿勢方向に傾斜することとなる。したがって、揺動アーム31の他端部31bは、軸受メタル120が適切に装着されている場合よりも低い位置まで移動することとなり、その高さ位置が制御部60に記憶される。
制御部60は、揺動アーム31を引張方向傾斜姿勢状態となる方向に付勢してデジタルゲージ43により検出した揺動アーム31の他端部31bの高さ位置の値と、揺動アーム31を圧縮方向傾斜姿勢状態となる方向に付勢してデジタルゲージ43により検出した揺動アーム31の他端部31bの高さ位置の値とに基づき、クランクピン103に対するコネクティングロッド110の移動量を算出する。
そして、その移動量と予め記憶されている基準値とを比較し、移動量が基準値よりも大きい場合には、クランクピン孔116のキャップ部側115の半円凹部115aとロッド部側114の半円凹部114aの少なくとも一方に軸受メタル120が未装着であると判断する。そして、表示部65に測定結果として軸受メタル120が未装着であることを表示させるための信号を出力する。
一方、測定した移動量が基準値以下である場合には、クランクピン孔116のキャップ部側115の半円凹部115aとロッド部側114の半円凹部114aの両方に軸受メタル120がそれぞれ適切に装着されていると判断する。そして、表示部65に測定結果として軸受メタル120が適切に装着されていることを表示させるための信号を出力する。
制御部60は、各コネクティングロッド110の移動量を測定すると、第2スライドテーブル25を係合位置から待避位置に移動させて、小端部113のピストンピン孔117と係合ピン33との係合を解除する。そして、第1スライドテーブル22を前進位置から後退位置に移動させて、揺動アーム31を搬送コンベアCの側方位置に移動させる。
それから、リフトプレート12を下降させてクランクシャフト100を搬送パレットPの上に載置し、一対の支持アーム14を互いに離間する方向に移動させてクランクシャフト100の保持を解除する。そして、軸受メタル装着確認後のクランクシャフト100は、搬送パレットPと共に軸受メタル装着確認ステージから搬出させる。
上記構成を有するコネクティングロッド軸受メタル確認装置1によれば、コネクティングロッド110が組み付けられたクランクシャフト100を水平に保持し、クランクピン103から吊り下がるように支持されているコネクティングロッド110を上下方向に往復移動させることができる。
そして、コネクティングロッド110のクランクピン103に対する移動量を測定し、予め設定されている基準値と比較し、移動量の方が大きい場合には、そのコネクティングロッド110とクランクピン103との間に軸受メタル120が装着されていない(未装着である)と判断することができる。
また、係合ピン33をピストンピン孔117に係合させる前に、第1スライドテーブル22の前進端への移動により、案内ピン34を小端部113に衝突させてコネクティングロッド110を回転方向に揺動させることができ、クランクシャフト100に対するコネクティングロッド110の回転不良を検知することができる。
例えば、軸受メタル120とクランクピン103との間に切り粉等の異物が混入する等によってコネクティングロッド110に回転不良が生じており、コネクティングロッド110が揺動後に自重によって再度クランクシャフト100から吊り下げられた正常な姿勢状態に復帰することができない場合には、第2スライドテーブル25を待避位置から係合位置に移動させたときに、係合ピン33を小端部113のピストンピン孔117に嵌入して係合することができない。
このため、未係合の状態で揺動アーム31が揺動され、デジタルゲージ43によって所定値以上の移動量が検出される。したがって、表示部にエラー表示を出力し、コネクティングロッド110に回転不良が生じていることを警報することができる。
尚、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
コネクティングロッド軸受メタル確認装置の正面図である。 同じく、右側面図である。 同じく、平面図である。 測定部の要部を拡大して示す説明図である。 クランクシャフト保持部の正面図である。 クランクシャフト保持部の右側面図である。 コネクティングロッド軸受メタル確認装置の制御系統を説明する図である。 クランクシャフトとコネクティングロッドの構成を説明する図である。 コネクティングロッドのクランクシャフトへの組み付け方法を説明する斜視図である。
符号の説明
1 コネクティングロッド軸受メタル確認装置
2 クランクシャフト保持部(保持手段)
33 係合ピン(係合手段)
40 揺動シリンダ機構(移動手段)
43 デジタルゲージ(測定手段)
60 制御部(判断手段)
100 クランクシャフト
103 クランクピン
110 コネクティングロッド
113 小端部
116 クランクピン孔
117 ピストンピン孔
120 軸受メタル

Claims (2)

  1. クランクシャフトにコネクティングロッドが組み付けられている状態で、前記クランクシャフトのクランクピン外周面と、前記コネクティングロッドのクランクピン孔内周面との間に軸受メタルが装着されていることを確認するコネクティングロッド軸受メタル確認装置において、
    前記クランクピンに前記コネクティングロッドが組み付けられた前記クランクシャフトを保持する保持手段と、
    前記コネクティングロッドの小端部のピストンピン孔に係合する係合手段と、
    該係合手段を前記クランクピンの中心とピストンピン孔の中心との間を結ぶ直線に沿って往復移動させる移動手段と、
    該移動手段により移動される前記係合手段の移動量を測定する測定手段と、
    該測定手段により測定した前記移動量が予め設定されている基準値よりも大きい値であるときは前記軸受メタルが未装着であると判断する判断手段と、
    を有することを特徴とするコネクティングロッド軸受メタル確認装置。
  2. 前記保持手段は、前記クランクシャフトを水平に保持し、前記コネクティングロッドが前記クランクピンから垂下する吊り下げ姿勢状態とし、
    前記係合手段は、前記コネクティングロッドの最下端に位置する小端部のピストンピン孔に係合し、
    前記移動手段は、前記係合手段を上下に往復移動させ、
    前記測定手段は、前記移動手段の上下方向の移動量を測定することを特徴とする請求項1に記載のコネクティングロッド軸受メタル確認装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7412949B1 (en) 2007-03-14 2008-08-19 James A. Cillessen Dual head piston engine
CN109702448A (zh) * 2019-02-26 2019-05-03 潍柴动力扬州柴油机有限责任公司 一种主轴瓦、连杆瓦和缸盖垫的自动选配装置及选配方法

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