JP2006038003A - 車両状態記憶装置 - Google Patents

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JP2006038003A
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Yoshio Asami
祥生 浅見
Koichi Ishizaka
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Bosch Corp
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Bosch Corp
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Abstract

【課題】データ書き込みのミスを減らす。
【解決手段】トランスミッション制御用コントローラがスタータ誤操作防止のスタータカット出力を持っている。このスタータカット出力を利用してデータ書き込みを行う。スタータカット出力はクラッチ接でかつインギヤの時に、スタータの誤操作防止を目的とする機能であり、スタータカット出力中は、スタータが作動することがないので、この状態の時にデータの書き込みを行う。前記カット出力条件が不成立になった場合でも、データの書き込みが終了するまでは、スタータカット出力のままとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の状態に関する各種データや、これまでのフェール情報等を保存する車両状態記憶装置に関するものである。
車両に搭載したコントロールユニットのメモリーに車両の各種状態が保存され、適宜消去、書き込みが行われて書き換えられるようになっている(特許文献1参照)。
例えば、トランスミッション制御用コントローラは、制御用の各入出力信号から車両の状態が把握でき、これらの情報や、学習値、これまでのフェール情報等がEEPROMにデータ保存されている。これらデータの保存は、イグニションキーをOFFにした直後に、電圧低下を検出し、バックアップ電源に切り換えてマイコン作動電源を一定時間確保した上で行われることが一般的である。
特開平11−141392号公報(第3−4頁、図3)
メモリーに保存したデータを書き換える場合に、イグニションキーをOFFにした直後にデータ保存を行うようにしていると、電源変動の電圧低下時に、キーがOFFになったと誤判定した場合、供給電源が変動している最悪条件で書き換えを開始し、書き換え作業が不安定になる。書き換え作動の中断や保存するデータや値が破損する可能性もあり、信頼性の低いデータになってしまう。書き込み作業が終了できても、データが破損していると、読み出しチェックでNG判定になり、保存データを破棄することになる。なお、イグニションキーOFF判断後、一定の時間を空けて開始する方法も考えられるが、イグニションキーをOFFにした直後に、再度スタートする可能性もあるので好ましくない。
本発明は、制御に必要なデータや車両の状態を記憶し、かつそのデータの書き換えが可能なメモリーを備えた車両状態記憶装置において、前記データの書き換えを、電源の状態変動を監視する手段により、その変動が所定範囲内であると判断されたタイミングで実行することを特徴とするものである。
電源変動の少ない状態で各種データの保存を行うようにしたので、保存データの書き込みの失敗を大幅に減らすことができる。
データの書き換えを電源変動の少ないタイミングで実行する、例えば、トランスミッション制御コントローラのスタータカット出力中にデータ保存を開始し、保存が完了するまではスタータカット出力を維持するという簡単な構成で、データの保存ミスを大幅に減らすと言う目的を達成する。
以下、本発明の一実施例について説明する。本発明の車両状態記憶装置は、EEPROM(メモリー)へのデータの書き込みを電源変動の少ないタイミングで行うために、車両の走行中やスタータカット出力中に実行するようにしている。この実施例では、電源変動中の書き込みを避けるため、トランスミッション制御コントローラのスタータカット出力中にデータ書き込みを行うようにした。トランスミッションコントローラは、制御用の各入出力信号から車両の状態が把握でき、スタータの誤操作防止のためのスタータカット出力を持っている。これら車両の状態情報からタイミングを判断し、スタータカット出力を利用してデータの書き込みを行うようにした。なお、前記電源変動が少ないタイミングとは、具体的には、電源の状態変動を監視する手段により検出した変動が所定範囲内であると判断されたタイミング等を言う。
前記データは、例えば、クラッチの初期位置から使用に伴いずれていく位置情報等の走行時の学習値や、車両搭載機器のこれまでの各種フェール情報等を含んでいる。また、例えば、ギヤシフトユニットを搭載している車両では、ギヤの位置、内部の電磁弁の開閉状態、走行距離のデータ等を含んでいる。
トランスミッション制御用コントローラのスタータカット出力中に、EEPROM(メモリー)に保存したデータの書き換えを行う制御内容について、以下のフローチャートにより説明する。図1は、スタータコントロールのフローチャートである。先ず、ステップ1(S1)でクラッチペダルを踏んでいるか否かを判断する。クラッチペダルを踏んでいない場合には、ステップ2(S2)で、ギアが入っていない状態か否か、つまりニュートラルであるか否かを判断する。クラッチペダルを踏まず、かつ、ニュートラルでもない状態つまりギアが入っている状態の時には、ステップ3(S3)でスタータ禁止にするつまりスタータカットリレーをONにする。
また、前記ステップ1(S1)でクラッチペダルを踏んでいるときには、ステップ4(S4)に移り、データ書き込み中か否かを確認する。データ書き込み中の場合には、ステップ3(S3)でスタータ操作を禁止する。また、ステップ2(S2)でギアが入っていないニュートラルの状態の時にも、ステップ4(S4)でデータ書き込み中か否かを確認し、書き込み中の場合には、同様にステップ3(S3)でスタータ操作を禁止する。一方、ステップ4(S4)でデータ書き込み中でない場合には、スタータの操作をしても問題がないので、ステップ5(S5)でスタータ操作を許可するつまりスタータカットリレーをOFFにする。
図2は、EEPROMへのデータ書き込みについてのフローチャートである。ここでは、先ず、ステップ11(S11)でスタータ操作が禁止状態か否か判断する。スタータ禁止状態の時には、ステップ12(S12)でデータの書き込みを開始する。また、スタータ禁止状態でないときには、ステップ11(S11)に戻り、データ書き込みは行われない。
ステップ12(S12)でデータ書き込みが開始した後は、ステップ13(S13)でスタータの操作を禁止する。その後、ステップ14(14)でデータの書き込みが完了したか否かを判断し、完了したときには、ステップ15(15)でスタータの禁止を解除する。また、ステップ14(S14)で書き込みが完了していないときには、ステップ13(13)のスタータ禁止状態に戻る。
スタータカット出力は、インギアでありかつクラッチが接の状態の時のスタータ誤操作防止を目的とする機能であり、スタータカット出力中はスタータが作動しない時間であるから、このときにデータの書き込みを開始する(ステップ11からステップ12)。また、スタータカット出力の条件が不成立になっても、データ書き込み中の場合は、データの書き込みが終了するまでスタータカット出力のままとする(ステップ1またはステップ2からステップ4、ステップ3)。そして、書き込みが完了した後、スタータの操作禁止を解除する(ステップ14からステップ15)。
この実施例のようにスタータ操作が禁止状態の時にデータの書き込みを開始し、書き込みが完了するまでの間はスタータ操作を禁止にしておくので、データ書き込み中にスタータが操作されてバッテリー電圧(コントローラへの供給電圧)が不安定になることがなく、データ書き込みミスを防止することができる。なお、データの書き込みは、前記のようなスタータカット出力中に限るものではなく、走行中等のように電源変動の少ないタイミングに行えばよい。
前記データの書き込みを行う場合には、データを種類、重要性、更新頻度によって分類し、メモリーのアドレスもタイミングも分けて書き込みを行うことが好ましい。このように分類して書き込みを行うことにより、書き込みの回数を抑え、書き込み不良時の被害を最少にすることができる。またデータを分割することにより書き込み所要時間を短縮することができる。しかも、メモリー自体の部分不良や破損で連続して書き込み不良が発生したときには、次回の書き込みアドレスを移動することによりメモリー不良に対応することができる。
EEPROMなどの外部メモリーは、書き込み限界回数があるので、不必要なアクセスはできるだけ避けることが好ましい。保存するデータのうち、学習値やフェール情報などは更新の頻度が少ないので、必要が生じたらその部分だけを書き換えるようにする。
車両状態記憶装置のデータ保存を行う際の、スタータコントロールの制御フローチャートである。(実施例1) 車両状態記憶装置のデータ保存を行う際の、EEPROMデータ書き込みの制御フローチャートである。

Claims (4)

  1. 制御に必要なデータや車両の状態を記憶し、かつそのデータの書き換えが可能なメモリーを備えた車両状態記憶装置において、
    前記データの書き換えを、電源の状態変動を監視する手段により、その変動が所定範囲内であると判断されたタイミングで実行することを特徴とする車両状態記憶装置。
  2. 車両の搭載されたエンジンを始動させるスタータの作動停止を行うスタータカット信号を出力することにより、前記スタータの作動を停止させ、これにより、前記変動を所定範囲内に収束させていることを特徴とする請求項1に記載の車両状態記憶装置。
  3. 前記データの書き換えを、前記スタータカット信号の出力中に開始し、書き込み完了までは前記スタータカット信号の出力を維持することを特徴とする請求項2に記載の車両状態記憶装置。
  4. 前記データは、クラッチ状態の初期位置から使用に伴いずれていく位置情報や車両搭載機器の各フェール情報を含んでいることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両状態記憶装置。
JP2004214894A 2004-07-22 2004-07-22 車両状態記憶装置 Pending JP2006038003A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007321786A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Bosch Corp 自動変速制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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