JP2006036390A - 巻き取り装置 - Google Patents

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恵介 中山
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Abstract

【課題】 従来のコード巻き取り器では、装置内でコードが不自然な形に重なり合ってしまい、コードを引き出す際に絡まり易いという問題点があり、本発明は、コードの引き出し方向に応じて、装置内でコードを分けて整然と収納でき、引き出しの際のコードの繰り出しをスムーズに行うことができる巻き取り装置を提供する。
【解決手段】 開口周縁部に直径方向に相対して上段用導通口21及び下段用導通口22を備えたケース2と、直径方向にコード挿入用のスリット状の切り込み部12を備え、中心部に前記ケースに収納される軸部11が形成されケース2の開口周縁部に冠される蓋部1と、略円盤状で、軸部と係合する取り付け孔16と半径方向に形成された切り欠き部14とを備えたしきり板が、切り欠き部14と蓋部1の切り込み部12が同じ方向になるよう軸部11の中程に取り付けられている巻き取り装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コードやケーブルを巻き取って適切な長さに調節する巻き取り装置に係り、特にコードを引き出し方向別に分けて装置内に整然と収納して、巻き取り状態からのコードの繰り出しを容易に行うことができる巻き取り装置に関する。
各種電気製品の電源コードや接続コード、中継コード等は必要十分な長さとなっている場合が最も使い勝手がよく、長すぎる場合には邪魔になるため、余分な部分を折り返して束ねて、ゴムバンドや針金入りのリボンで縛っておくといったことが行われていた。
しかし、この方法では、コードを束ねたり縛ったりする作業が煩雑であり、更に、一旦束ねたコードを再び長くして使いたい場合にも同じくらいの手間がかかり、面倒であるという問題点があった。
そこで、従来技術として、余分なコードを容易に巻き取り、巻き戻しも容易に行うことができるコード巻き取り器が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1記載のコード巻き取り器は、有底筒型のシェルの開口周縁部に、切り欠き部を直径方向に相対して形成すると共に、底部中心に軸孔を穿設してなるシェルと、シェル内に回転可能に収納して中心部に筒軸を形成した巻き取りディスクと、筒軸に係合する軸部を中心に形成して軸部と一体の連結部を挟んで円盤体を直径方向で二分割して形成されるスリット開口からなるコード挿入溝を備えてシェルに冠する略円盤状の巻き取りキャップと、筒軸と軸部をシェルに回転可能に装着する抜止めキャップとから成るものであり、コード挿入溝と切り欠き部とを合わせてコードをはめ込み、巻き取りキャップを回転させてコード余長をシェル内に巻き取るものである。
特許公報 第2986458号公報(第2−5頁)
しかしながら、従来のコード巻き取り器では、単に巻き取りキャップを回転させてコードを軸に巻き付けるだけであったため、装置内でコードが不自然な形に重なり合ってしまい、切り欠き部から装置の両側に延びているコードを持って両側に引っ張って引き出す際に絡まり易いという問題点があった。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、コードの引き出し方向に応じて、装置内でコードを分けて整然と収納でき、引き出しの際のコードの繰り出しをスムーズに行うことができる巻き取り装置を提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、底面を備え、一端が開口した略円筒形で、開口周縁部に直径方向に相対するコード導通口を備えたケースと、略円柱状で、直径方向にコード挿入用のスリット状の切り込み部を備え、中心部にケースに収納される軸部が形成され、ケースの開口周縁部に冠される蓋部とを有する巻き取り装置であって、略円盤状の形状で、軸部が貫通し軸部と係合する取り付け孔と、半径方向に形成された切り欠き部とを備えたしきり板が、当該切り欠き部と蓋部に設けられた切り込み部とが同じ方向になるよう軸部の中程に取り付けられている巻き取り装置としており、しきり板によってケース内部の空間を二分して、コードをしきり板の上段と下段に分けて整然と収納することができ、また、コードを蓋部の切り込み部から装置内に押し込んで挿入する際に、しきり板の切り欠き部から下段に容易に落とし込むことができる。
また、本発明は、相対するコード導通口が、ケースの開口周縁部から底面方向に向かって形成された切り欠きであり、一方は、蓋部を冠した状態でしきり板の位置まで形成された短い方のコード導通口であり、他方は、蓋部を冠した状態でしきり板の位置より底面方向に深く切り欠いて形成された長い方のコード導通口である巻き取り装置としており、短い方のコード導通口から装置内部に挿入されたコードをしきり板の上部の軸部に導いて上段に巻き取り、長い方のコード導通口から装置内に挿入されたコードをしきり板の下部の軸部に導いて下段に巻き取ることができ、コードを引き出し方向に応じて整然と巻き取ることができる。
また、本発明は、長い方のコード導通口が、ケース底面寄りの端部が、ケース底面の円周方向に沿って広がって形成されている巻き取り装置としており、長いコード導通口から挿入されるコードは、開口周縁部寄りの狭い部分よりも、広くなったケース底面寄りの部分を通り易いので、しきり板の下部に導くことができ、ケース下段に巻き取ることができる。
また、本発明は、しきり板の切り欠き部と同じ方向の軸部の側面にコードを導く溝部を設けた巻き取り装置としており、コードを溝部に沿って導いて軸部に巻き付き易くすることができ、また、コードの巻き始め部分が盛り上がるのを抑えてコードをコンパクトに収納することができる。
また、本発明は、底面を備え、一端が開口した略円筒形で、開口周縁部に直径方向に相対するコード導通口を備えたケースと、略円柱状で、直径方向にコード挿入用のスリット状の切り込み部を備え、中心部にケースに収納される軸部が形成され、ケースの開口周縁部に冠される蓋部とを有する巻き取り装置であって、略円盤状の形状で、軸部が貫通する貫通孔と、半径方向に形成された切り欠き部と、ケース内壁に係合する取り付け部とを備えたしきり板が、当該切り欠き部とケースに設けられたコード導通口とが同じ方向になるようケース内壁の中程に取り付けられている巻き取り装置としており、しきり板によってケース内部の空間を二分して、コードをしきり板の上段と下段に分けて整然と収納することができる。
また、本発明は、相対するコード導通口が、ケースの開口周縁部から底面方向に向かって形成された切り欠きであって、少なくとも一方が、しきり板の位置より底面方向に深く切り欠いて形成された長い方のコード導通口であり、しきり板が、切り欠き部と長い方のコード導通口とが同じ方向になるよう取り付けられている巻き取り装置としており、装置内に挿入されたコードをしきり板の切り欠き部から下段に落とし込んで、長いコード導入口に導くことができる。
また、本発明は、蓋部の切り込み部の一方の端部付近に「下」を示す文字若しくはマークを付し、又は/及び他方の端部付近に「上」を示す文字若しくはマークを付した巻き取り装置としており、しきり板の切り欠き部の位置または軸部の溝部の位置がすぐに分かるので、ケースのコード導通口に容易に合わせることができ、使い勝手を向上させることができる。
本発明によれば、軸部が貫通し軸部と係合する取り付け孔と、半径方向に形成された切り欠き部とを備えた略円盤状のしきり板が、当該切り欠き部と蓋部に設けられた切り込み部とが同じ方向になるよう軸部の中程に取り付けられている巻き取り装置としているので、しきり板によってケース内部の空間を二分して、コードをしきり板の上段と下段に分けて整然と収納することができ、また、コードを蓋部の切り込み部から装置内に押し込んで挿入する際に、しきり板の切り欠き部から下段に容易に落とし込むことができる効果がある。
また、本発明によれば、相対するコード導通口の一方は、しきり板の位置まで形成された短い方のコード導通口であり、他方は、しきり板の位置より底面方向に深く切り欠いて形成された長い方のコード導通口である巻き取り装置としているので、短い方のコード導通口から装置内部に挿入されたコードをしきり板の上部の軸部に導いて上段に巻き取り、長い方のコード導通口から装置内に挿入されたコードをしきり板の下部の軸部に導いて下段に巻き取ることができ、コードを引き出し方向に応じて整然と巻き取ることができ、引き出し時にコードが絡まるのを防ぎ、コードをスムーズに引き出すことができる効果がある。
また、本発明によれば、長い方のコード導通口が、ケース底面寄りの端部が、ケース底面の円周方向に沿って広がって形成されている巻き取り装置としているので、長いコード導通口から挿入されるコードは、開口周縁部寄りの狭い部分よりも、広くなったケース底面寄りの部分を通り易いので、しきり板の下部に導くことができ、ケース下段に巻き取ることができる効果がある。
また、本発明によれば、しきり板の切り欠き部と同じ方向の軸部の側面にコードを導く溝部を設けた巻き取り装置としているので、コードを溝部に沿って導いて軸部に巻き付き易くすることができ、また、コードの巻き始め部分が盛り上がるのを抑えてコードをコンパクトに収納することができる効果がある。
また、本発明は、底面を備え、一端が開口した略円筒形で、開口周縁部に直径方向に相対するコード導通口を備えたケースと、略円柱状で、直径方向にコード挿入用のスリット状の切り込み部を備え、中心部にケースに収納される軸部が形成され、ケースの開口周縁部に冠される蓋部とを有する巻き取り装置であって、略円盤状の形状で、軸部が貫通する貫通孔と、半径方向に形成された切り欠き部と、ケース内壁に係合する取り付け部とを備えたしきり板が、当該切り欠き部とケースに設けられたコード導通口とが同じ方向になるようケース内壁の中程に取り付けられている巻き取り装置としており、しきり板によってケース内部の空間を二分して、コードをしきり板の上段と下段に分けて整然と収納することができ、コードを引き出し方向に応じて整然と巻き取ることができ、引き出し時にコードが絡まるのを防ぎ、コードをスムーズに引き出すことができる効果がある。
また、本発明は、相対するコード導通口が、ケースの開口周縁部から底面方向に向かって形成された切り欠きであって、少なくとも一方が、しきり板の位置より底面方向に深く切り欠いて形成された長い方のコード導通口であり、しきり板が、切り欠き部と長い方のコード導通口とが同じ方向になるよう取り付けられている巻き取り装置としているので、装置内に挿入されたコードをしきり板の切り欠き部から下段に落とし込んで、長いコード導入口に導くことができる効果がある。
また、本発明は、蓋部の切り込み部の一方の端部付近に「下」を示す文字若しくはマークを付し、又は/及び他方の端部付近に「上」を示す文字若しくはマークを付した巻き取り装置としているので、しきり板の切り欠き部の位置または軸部の溝部の位置がすぐに分かるので、ケースのコード導通口に容易に合わせることができ、使い勝手を向上させることができる効果がある。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の巻き取り装置は、開口周縁部の直径方向に相対する位置にコード導通口としての切り欠きを設けた円筒型のケースと、中心にコード巻き取り用の軸を備え、直径方向にスリット状の切り込み部が形成された蓋部とを備え、蓋部の軸がケース内部に収納される巻き取り器であって、コード導入口の一方を長く、他方を短く形成し、また、略扇形の切り欠き部を備えた仕切り板が、軸部の長さ方向の中程の位置に、当該切り欠き部が蓋部の切り込み部の一端と一致するよう取り付けられたものであり、仕切り板によってケース内の空間を底面にほぼ平行に2分することができ、蓋部の切り込み部の上からコードを押し込むと、コードの一方の部分は仕切り板の上を通ってケースの短いコード導通口から装置の外部に延び、他方の部分は仕切り板の切り欠き部からケースの底部付近まで下りて、ケースの長いコード導通口から装置の外部に延びるため、この状態でケース又は蓋部を円周方向に回転させると、軸を中心にしてコードの一方をしきり板の上部の軸部周囲に巻き取り、他方をしきり板の下部の軸部周囲に巻き取ることができ、コードを引き出し方向に応じてケース内に分けて整然と収納して、コードの一方の端部寄りの部分と他方の端部寄りの部分とを持って左右に引っ張って引き出す時にコードが絡まるのを防ぎ、スムーズな引き出しを可能とするものである。
図1は、本発明の実施の形態に係る巻き取り装置の斜視図である。
本実施の形態の巻き取り装置は、図1に示すように、略円筒形のケース2と、ケース2の上部を覆う蓋部1とから構成されている。ケース2及び蓋部1の材質は、特に制限はないものの、成型が容易なプラスチック等が考えられる。
蓋部1は、短円柱状の形状であり、コードを挿入する略V字のスリット状の切り込み部12が、直径方向に形成されている。また、蓋部1の中心には、コードを巻き取る略円柱状の軸部11が蓋部1と一体に形成されており、軸部11は、ケース2の内部に収納されるよう形成されている。そして、蓋部1の切り込み部12は、軸部11の長さ方向の中程まで達して形成されている。
これにより、使用時には、巻き取りを所望するコードを蓋部1の上部から切り込み部12に載せて、切り込み部12の両端のコードを持って切り込み部12から装置内部に押し込むことにより、コードを軸部11の中程まで容易に挿入することができるものである。
そして、図1では省略されているが、軸部11の長さ方向の中央部には、中心に軸部11が貫通する貫通孔が設けられた略円盤形のしきり板が取り付けられている。このしきり板がケース2内の空間を上下に(底面にほぼ平行に)2分割するものとなっている。しきり板については、図2を用いて後で説明する。
また、ケース2は、底面を備えた略円筒状の形状であり、開口部の周縁部には、直径方向に相対してコードを取り出す導通口21、22を備えている。上段用導通口21はケース2の開口周縁部から側面の半分程度の位置まで略U字型に切り欠いて形成されている。また、下段用導通口22は、上段用導通口21とはケース2の直径方向に相対する位置に設けられており、ケース2の開口部の縁から側面の半分程度の位置までは上段用導通口21と同様の幅で形成され、更にケース2の底面方向に延びて深く切り欠かれ、ケース2の底面に近い端部では、底面の円周方向に広がった形状に形成されている。
また、図では省略されているが、ケース2の底面の中央には、軸部11と係合するキャップが挿入される穴(固定穴)が設けられており、ケース2の底面の外側から挿入されたキャップと軸部11とが係合することにより、軸部11を含む蓋部1が、ケース2に回転摺動可能に固定されている。
次に、本装置のしきり板について図2を用いて説明する。図2は、本装置のしきり板13の平面図である。
図2に示すように、しきり板13は、中心部に軸部11が貫通する円形の貫通孔である取り付け孔16が設けられた円盤状の板であり、ケース2の内部に収納可能且つ軸部11と一体になってケース2内部で回転可能な大きさに形成されているものである。また、しきり板13の一部は略扇形に切り欠かれて、切り欠き部14が形成されている。切り欠き部14は、蓋部1の切り込み部12から装置内に挿入されたコードの一端側をしきり板13の下のケース下段に導くための穴となるものである。しきり板13は、プラスチック等の素材で形成され、弾性的に変形可能なものとなっている。
そして、しきり板13は、取り付け孔16に軸部11が挿入されて固定されることによって、軸部11に取り付けられるものであり、取り付け孔16の形状及び大きさは、軸部11の形状及び径の大きさに応じたものとなっている。
取り付け孔16の周縁部には、軸部11への取り付けを容易にするために、径方向に数ミリメートル長さの切り込みを複数備えた取り付け部17が設けられている。しきり板13は、切り込み部15によって軸部11に弾性的に係合することにより取り付け可能となるものである。尚、取り付け部17に数個のツメを形成し、軸部11側に当該ツメと嵌合する凹部を形成しておけば、しきり板13のツメを軸部11の凹部と嵌合させることにより、より確実に固定して取り付けられるものである。
尚、図2ではしきり板13の切り欠き部14の形状を略扇形としたが、コードが通る形状であればこれに限るものではなく、例えばやや幅の広いスリット状の切り欠きを半径方向に平行に形成してもよい。
次に、軸部11としきり板13との関係とケース2について図3を用いて説明する。図3(a)は、本装置のしきり板13を軸部11に取り付けた状態を示す斜視図であり、(b)は、ケース2の斜視図である。尚、図を見易くするために、図3(a)では本来軸部11の上部に一体に形成されている蓋部1を省略している。
図3(a)に示すように、軸部11の直径方向には、蓋部1と接合する端部から軸部11の長さ方向(図3では縦方向)に、蓋部1の切り込み部12につながってスリット状の切り込み部12′が形成されている。切り込み部12′は、軸部11の長さ方向の半分程度の位置まで形成されている。
また、軸部11の側面には、切り込み部12′の一端に接して逆Y字型の溝部15が形成されている。溝部15は、下段に巻き取られるコードを導く溝であり、コードの巻き取り時に、蓋部1の回転方向に応じて、Y字の脚の部分から二股になった溝の一方に沿ってコードが巻き取られるものである。
つまり、図3(a)の例では、軸部11と一体に形成された蓋部1(図示せず)が、時計回りに回された場合には、軸部11の回転方向も時計回りとなり、切り込み部12′から下方向に延びた巻き始めのコードは、二股に分かれた溝部15の向かって右側の溝に沿って巻き取られる。
反対に、蓋部1が反時計回りに回された場合には、軸部11の回転方向も反時計回りとなり、巻き始めのコードは溝部15の向かって左側の溝に沿って巻き取られることになる。
溝部15を設けることにより、下段に巻き取られるコードの巻き始め部分の盛り上がりを抑え、コードをコンパクトに収納可能とするものである。
尚、ここでは軸部11を円筒形状としているが、断面が円形でなくてもよく、例えば、円筒の一部を中心軸に平行な面で切断して切除した形状として、軸部11の厚さを小さくしても構わない。
また、軸部11の、切り込み部12′と反対の端部に近い側面上には、ケース2の底面から挿入されたキャップと係合する凸部である係合部11aが設けられている。
そして、図3(a)に示すように、しきり板13は、中央の取り付け孔16に軸部11を貫通させ、軸部11の長さ方向の中程で固定されて取り付けられている。ここで、しきり板13は、プラスチック等のたわむ素材で形成されているので、たわませながら軸部11に通すことが可能である。
また、しきり板13は、切り欠き部14が軸部11の溝部15に一致するような位置、つまり、溝部15が切り欠き部14の扇形の内側に入る位置に取り付けられている。これは、切り込み部12′に挿入されたコードを、しきり板13の切り欠き部14から、しきり板の下側(下段)に引き入れて、更に、そこから溝部15に沿って巻き取るためである。
また、図3(b)に示すように、ケース2の開口周縁部には、直径方向に相対する位置に、上段用導通口21と下段用導通口22とが設けられている。
上段用導通口21は、蓋部1(軸部11を含む)をケース2に冠した際に、しきり板13によって仕切られるケース2内部の空間の内、上段に相当する位置だけに開口するよう、ケース2の周縁から側面の約半分の位置まで開口して形成されているものである。
また、図3(b)に示すように、ケース2の側面に設けられた下段用導通口22は、ケース2の底面近くで横方向(底面の円周方向)に広がった形状に形成されている。これは、コードを巻き取る際、蓋部1(軸部11を含む)を回転させると、軸部11の下段に巻き取られたコードが下段用導通口22から外に延びて、回転の方向に応じてコードが引っ張られることにより、導通口の縁にコードが触れて巻き取りを妨げるのを防ぎ、スムーズにコードを巻き取っていくことができるようにしているものである。
尚、本装置では下段用導通口22の広がった部分の形状は略楕円形としているが、これに限るものではなく、例えば、略円形であってもよい。また、細めのコードを巻き取ることを想定している場合等、コードの巻き取りに支障がないと考えられる場合には、下段用導通口22を上段用導通口21と同様のU字型に形成して、広がった部分を設けないようにしてもよい。
更に、本装置では上段用導通口21と下段用導通口22との形状を変えて、上段に巻き取られるコードが下段に落ちにくいよう好適な形状としているが、製造を簡略化するために、上段用導通口21と下段用導通口22とを同じ形状として、底面付近まで深く形成することも可能である。また、両方とも底面付近で広がった形状としても構わない。
このように上段用導通口21を下段用導通口22と同様の形状に形成すれば、使用時に蓋部1を回転してセットする際に、ケース2の下段用導通口22を意識することなくセットできるものである。
また、図3(b)に示すように、ケース2の底面には、中心に固定穴23が設けられている。固定穴23の径及び形状は、後で図6を用いて説明するが、ケース2の裏面から挿入されるキャップの脚部分が通過可能であり、且つキャップの頭部分は通過できない大きさ及び形状としている。
そして、本装置にコードを挿入する際には、図3(a)のように軸部11にしきり板13を取り付けた蓋部1をケース2の開口周縁部上に冠して用いるものであるが、このとき、蓋部1の切り込み部12の両端がケース2の上段用導通口21及び下段用導通口22と一致するように載せるものである。
これにより、蓋部1の切り込み部12の一端と、しきり板13の切り欠き部14と、ケース2の下段用導入口22とが同じ方向に重なって位置し、反対側では切り込み部12の他端と、ケース2の上段用導通口21とが同じ方向に重なって位置することになる。
この様子を、図4を用いて説明する。図4は、本装置を蓋部1の方向から見た上面図である。
図4に示すように、本装置を蓋部1の方向(上方向)から見ると、蓋部1と、しきり板13とケース2とが重なっており、軸部11の周囲にしきり板13が取り付けられ、且つ、しきり板13の切り欠き部14が蓋部1の切り込み部12の一方の端に一致するように取り付けられていることがわかる。図4では示されていないが、この部分に相当するケース2の側面に、下段用導通口22が設けられるようにセットするものである。
次に、本装置の組立方法について図5を用いて説明する。図5は、本装置の分解説明図である。
図5に示すように、本装置は、一体に形成された蓋部1及び軸部11と、軸部11の長さ方向の中程に、溝部15に切り欠き部14が一致するように取り付けられているしきり板13と、ケース2と、キャップ31とが上下方向に重なって組み立てられる。
軸部11にしきり板13が取り付けられた蓋部1をケース2の開口周縁部に冠すると、蓋部1と一体に形成された軸部11は、ケース2の内部に収納され、それに伴って、しきり板13がケース2内部の空間を上下に2分割するよう設置されることになる。
そして、最後に、ケース2の底面の裏面(外側)からキャップ31を挿入して、キャップ31の係合部31aを軸部11の係合部11aと弾性的に係合させることにより、軸部11と一体に形成された蓋部1が、ケース2に摺動回転可能に固定されるものである。
キャップ31は、プラスチック等の素材で形成されており、脚の部分はケース2の固定穴23を貫通可能で且つ軸部11と係合するように形成され、頭の部分は固定穴23の径よりも大きく形成されて、蓋部1がケース2から抜けないように固定できるようになっている。
次に、本装置の使用方法について図1及び図6を用いて説明する。図6は、本装置の使用状態を示した断面説明図である。
使用方法について説明する前に、ケース2の底面に設けられた固定穴23と、キャップ31との関係について説明する。
固定穴23は、図6に示すように、円形の貫通孔23aと、貫通孔23aの周縁部に設けられた円形の凹部23bとから形成されている。すなわち、円形の凹部23bの中に貫通孔23aが穿たれているものである。
凹部23aの径の大きさは、キャップ31の頭部分より大きく形成され、また、凹部23aの深さは、キャップ31の頭部分の厚さ程度としている。これにより、キャップ31の脚部分を、固定穴23の貫通孔23aを通して軸部11と係合させたときに、キャップ31の頭部分が、円形の凹部23bにはまって収納されるものである。
ここで、凹部23bの深さはキャップ31の頭部分の厚さ程度としているので、キャップ31がケース2の底面から突出せず、底面を平坦な形状とすることができ、装置を安定させることができるものである。
次に、本装置の使用方法について説明する。
まず、ユーザは、軸部11に取り付けられたしきり板13の切り欠き部14が下段用導通口22の方向と一致するように、蓋部1を回して切り込み部12の一端が下段用導通口22と一致するようセットする。こうすることにより、コードの一方を切り欠き部14を介して下段に誘導するものである。
尚、蓋部1の切り込み部12の端部付近に、しきり板13の切り込み部14がある方に「下」を示す文字またはマークを付しておくと、蓋部1を回してセットする際に、切り込み部12のどちらの端部を下段用導通口22に合わせればよいのか分かり易く、使い勝手を向上させることができる。つまり、ユーザは、切り込み部12や導通口21、22から覗いてみなくても、「下」を示す文字又はマークのついた端部を下段用導通口22に合わせればよい。また、反対の端部付近に「上」を示す文字又はマークを付しても構わない。
そして、ユーザは、巻き取りを所望するコードを、図1に示した本装置の蓋部1の上部から切り込み部12の上に置き、切り込み部12の両側のコードを持って、切り込み部12から装置内にコードを押し込む。
すると、コードは軸部11の切り込み部12′部分まで押し込まれ、軸部11を中心として一方の端部側のコードはしきり板13の上に載って上段用導通口21から装置の外に延びた状態となる。上段用導通口21から外に向かって延びているコードは、ケース2の上段に巻き取られるコードとなる。
また、挿入されたコードの内、軸部11を中心として他方の端部側のコードは、しきり板13の切り欠き部14から下段にまで押しこまれ、下段用導通口22の広くなった部分から装置の外に延びており、この部分はケース2の下段に巻き取られるコードとなる。
コードを装置内に挿入する際には、装置内の、軸部11と上段用導通口21又は下段用導通口22との間でコードがたるまないように注意する。たるみがあると、整然とコードを巻き取ることができず、コードを引き出す際に絡まりやすい。特に、下段に巻き取るコードがたるんで上段部分にまで盛り上がっていると、巻き取りの途中から上段に移って巻き取られることがあるので注意する。巻き始める前には装置内のコードがほぼ一直線に伸びていることが望ましい。また、下段用導通口22からコードを外部に出す際には、下段用導通口22の広がった部分までしっかりと落とし込むようにするとよい。
そして、この状態になったら、蓋部1又はケース2を任意の方向に摺動回転させる。すると、軸部11の回転に応じて、上段のコードは軸部11のしきり板13よりも上部に巻きつき、下段のコードは軸部11の下部に巻きつく。下段のコードは、軸部11の溝部15に沿うことにより軸部11に巻きつきやすくなっている(図6参照)。
図6に示すように、軸部11が回転して、コードが一旦巻き取られ始めると、上段のコードは、軸部11の上部と上段用導通口21によって保持されるため、継続して上段に重ねられて巻き取られていく。巻き始めから軸部11が180度回転すると、しきり板13の切り欠き部14が上段用導通口21に一致するところに来るが、上段用導通口21はしきり板13の上段に相当する位置までしか開口しておらず、また、上段に巻き取られつつあるコードは、軸部11と上段用導通口21との間にある程度の張力を持っているので、切り欠き部12から下段に落ち込むことはない。このため、一旦上段に入ったコードは順次上段だけに巻き取られていくものである。
同様に、一旦下段に巻き取られたコードは、軸部11の下部と下段用導通口22の広くなった部分によって保持されているので、軸部11の回転に伴って順次ケース2の下段に重ねられて引き込まれて巻き取られていく。図6の例は、軸部11と一体になった蓋部1を反時計回りに回転させた場合を示している。
そして、コードを引き出す際には、上段用導通口21及び下段用導通口22近くのコードを持って横方向に引っ張ることにより、軸部11が逆向きに回転して、上段に収納されているコードは上段用導通口21から装置の外に引き出され、下段に収納されているコードは下段用導通口22から装置の外に引き出される。つまり、反対方向に引き出されるコードは、ケース2の上段と下段に分かれて収納されているので、反対方向に引き出されるコードが互いに重なり合って絡まってしまうことがなく、スムーズに引き出すことができるものである。
このようにして、本装置が使用されるものである。
本装置によれば、一端が開口した略円筒形で、開口周縁部に直径方向に相対してコードを導通する上段用導通口21及び下段用導通口22を備えたケース2と、略円柱状で、直径方向にスリット状の切り込み部12を備え、中心部にコードを巻き取る細円柱状の軸部11が一体に形成され、ケース2の開口部に冠される蓋部1とから成る巻き取り装置であって、軸部11の中程に、略扇形の切り欠き部14を備えたしきり板13が取り付けられた巻き取り装置としているので、長すぎるコードを簡単に装置内に巻き取って収納することができ、また、ケース2内の空間を底面に平行に2分割して、蓋部1の切り込み部12と、しきり板13の切り欠き部14と、ケース2の下段用導通口22とが同じ方向に位置するようにセットして、切り込み部12の上からコードを本装置内に押し込むと、一方の端部側のコードは、切り欠き部14からケース2のしきり板13の下側(下段)に挿入されて下段用導通口22から外に延び、他方の端部側のコードは、しきり板13の上に載って、ケース2の上段に挿入されて上段用導通口21から外に延びるため、軸部11と一体になった蓋部1をケース2に相対的に回動させると、上段用導通口21から装置内に導入されるコードはケース2の上段に巻き取られ、下段用導通口22から導入されるコードは下段に巻き取られるので、コードをケース2内で方向別に分けて整然と収納することができ、装置の両端のコードを引っ張ってコードを引き出す際に、反対方向に引き出されるコード同士が重なることがないため、装置内でコードが絡まるのを防ぎ、スムーズに引き出すことができる効果がある。
また、本装置によれば、上段用導通口21を、ケース2の開口周縁部から上段に相当する位置まで切り欠いて形成しているので、上段用導通口21から導入されるコードを順次上段に巻き取ることができ、コードを整然と収納することができる効果がある。
また、本装置によれば、下段用導通口22を、ケース2の開口周縁部から上段に相当する位置までは細長く形成して、下段に相当する位置で底面の円周方向に広がった形状に切り欠いて形成しているので、下段用導通口22から導入されるコードを上段側に移りにくくして、順次下段に巻き取ることができ、コードを整然と収納することができる効果がある。
また、本装置によれば、軸部11の、しきり板13の切り欠き部14側の側面に、逆Y字型の溝部15を形成しているので、コードの巻き取り始めの際に、下段に巻かれるコードを溝に沿って導くことができ、更に、巻き始めのコードの盛り上がりを抑え、コンパクトに収納可能とする効果がある。
更にまた、本装置によれば、しきり板の切り欠き部14がある方の、蓋部1の切り込み部12の端部付近に「下」を示す文字又はマークを付けるようにしているので、ユーザが本装置を使用する際には、「下」のマークがついた切り込み部12の一端を、ケース2の下段用導通口22一致させるように蓋部1を回転させてセットすればよく、セットが容易になり、使い勝手を向上させることができる効果がある。
更に、本装置では、しきり板13を軸部11に係合させて固定するものを示したが、しきり板13をより大きく形成して、しきり板13の外縁部をケース2の内壁に係合させて固定するようにしてもよい。その場合、しきり板13の中心部の穴は軸部11と係合させず、その直径は軸部11の直径よりも大きく形成して、軸部11の回転を妨げないようにする。そして、しきり板13は、切り欠き部14の位置が下段用導通口22と一致するようにケース2の内壁に取り付けられるものである。
取り付け方としては、ケース2の内壁側に数個の凹部を設け、しきり板の外縁部には取り付け部としてケース2側の凹部に係合する凸部を設けておき、しきり板の凸部をケース2内壁の凹部に弾性的に係合させることにより取り付ける方法がある。
このように、しきり板13を軸部11ではなくケース2内壁に取り付けた場合でも、ケース2内の空間を2分することができ、また、コード挿入時に軸部11と一体に形成された蓋部1を回転させて、切り込み部12と、ケース2に固定されたしきり板13の切り欠き部14とが同じ方向にくるようにセットすれば、軸部11の溝部15もその方向にくるため、コードの一端側が溝部15を通ってしきり板13の切り欠き部14からケース2の下段用導通口22に導かれ、また、コードの他端側はしきり板13の上から上段用導通口21に導かれるので、上述した装置と同様に、コードの引き出し方向に応じて、装置内でコードを分けて整然と収納することができ、引き出し時にコードが絡まるのを防ぎ、スムーズに引き出すことができる効果がある。
また、本装置によれば、コードが挿入された部分を中心に、上段と下段で軸部11を中心として、しきり板13によって上下に軸に対して垂直に重ね巻き取られていくようになるため、上段と下段で巻き取られるコードの長さが同じにできる効果がある。
また、図6に示すように、本装置によれば、上段用導通口21及び下段用導通口22のガイドによって軸部11を中心に同軸上に、コードの上にコードが重ね巻きされるようになっているので、コードが曲がったりせず、コードのよれ、折れを防止できる効果がある。
また、本装置によれば、上段と下段でコードを巻き取るようにしているので、装置自体をコンパクトにすることができる効果がある。
本発明は、コードを引き出し方向別に分けて装置内に整然と収納して、コードを引き出す際に、装置内でコードが絡まるのを防ぎ、コードの引き出しを容易に行うことができる巻き取り装置に適している。
本発明の実施の形態に係る巻き取り装置の斜視図である。 本装置のしきり板13の平面図である。 (a)は、本装置のしきり板13を軸部11に取り付けた状態を示す斜視図であり、(b)は、ケース2の斜視図である。 本装置を蓋部1の方向から見た上面図である。 本装置の分解説明図である。 本装置の使用状態を示した断面説明図である。
符号の説明
1…蓋部、 2…ケース、 11…軸部、 11a…係合部、 12、12′…切り込み部、 13…しきり板、 14…切り欠き部、 15…溝部、 16…取り付け孔、 17…取り付け部、 21…上段用導通口、 22…下段用導通口、 23…固定穴、 23a…貫通孔、 23b…凹部、 31…キャップ

Claims (8)

  1. 底面を備え、一端が開口した略円筒形で、開口周縁部に直径方向に相対するコード導通口を備えたケースと、略円柱状で、直径方向にコード挿入用のスリット状の切り込み部を備え、中心部に前記ケースに収納される軸部が形成され、前記ケースの開口周縁部に冠される蓋部とを有する巻き取り装置であって、
    略円盤状の形状で、前記軸部が貫通し前記軸部と係合する取り付け孔と、半径方向に形成された切り欠き部とを備えたしきり板が、当該切り欠き部と前記蓋部に設けられた切り込み部とが同じ方向になるよう前記軸部の中程に取り付けられていることを特徴とする巻き取り装置。
  2. 相対するコード導通口が、ケースの開口周縁部から底面方向に向かって形成された切り欠きであり、一方は、蓋部を冠した状態でしきり板の位置まで形成された短い方のコード導通口であり、他方は、蓋部を冠した状態でしきり板の位置より底面方向に深く切り欠いて形成された長い方のコード導通口であることを特徴とする請求項1記載の巻き取り装置。
  3. 長い方のコード導通口は、ケース底面寄りの端部が、ケース底面の円周方向に沿って広がって形成されているコード導通口であることを特徴とする請求項2記載の巻き取り装置。
  4. しきり板の切り欠き部と同じ方向の軸部の側面にコードを導く溝部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の巻き取り装置。
  5. 底面を備え、一端が開口した略円筒形で、開口周縁部に直径方向に相対するコード導通口を備えたケースと、略円柱状で、直径方向にコード挿入用のスリット状の切り込み部を備え、中心部に前記ケースに収納される軸部が形成され、前記ケースの開口周縁部に冠される蓋部とを有する巻き取り装置であって、
    略円盤状の形状で、前記軸部が貫通する貫通孔と、半径方向に形成された切り欠き部と、前記ケース内壁に係合する取り付け部とを備えたしきり板が、当該切り欠き部と前記ケースに設けられたコード導通口とが同じ方向になるよう前記ケース内壁の中程に取り付けられていることを特徴とする巻き取り装置。
  6. 相対するコード導通口が、ケースの開口周縁部から底面方向に向かって形成された切り欠きであって、少なくとも一方が、しきり板の位置より底面方向に深く切り欠いて形成された長い方のコード導通口であり、
    前記しきり板が、切り欠き部と前記長い方のコード導通口とが同じ方向になるよう取り付けられていることを特徴とする請求項5記載の巻き取り装置。
  7. 蓋部に設けられた切り込み部の一端と同じ方向の軸部の側面にコードを導く溝部を設けたことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の巻き取り装置。
  8. 蓋部の切り込み部の一方の端部付近に「下」を示す文字若しくはマーク、又は/及び他方の端部付近に「上」を示す文字若しくはマークを付したことを特徴とする請求項1乃至請求項7記載の巻き取り装置。
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JP2008150190A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Yukito Miura コード巻取り具
CN107381237A (zh) * 2017-09-01 2017-11-24 南京工业职业技术学院 一种电线存放装置

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