JP3154608U - 携帯電話用コード巻取り器 - Google Patents

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Abstract

【課題】引き出したコードを巻き取るときに、コードを一々少し引っ張ってから戻す操作を不要とし、押しボタンを押すだけのワンタッチ操作で巻き取りができ、しかも最長から最短に至るまで複数段回に分けて長さ調節を行える携帯電話用コード巻き取り器を提供する。【解決手段】対面する左右の壁体2(2′・2′′)のうち、一方の壁体2′にゼンマイ4を収納した円筒型リール3を回転できるように軸5で取付け、その外底面に沿って傾斜段差部32を成形し、当該リールの内壁の約半周に渡ってコード収納ガイド6を設けてコード収納溝を形成し、収納溝にコードの中間部位を沿わせて収納し、その左右両側を同リールの円周面のコード引出し口7からコード13を引き出し、他方の壁体2′にリール3の傾斜段差部32に掛止する鉤針形ストッパー8とその当該段差部に掛脱させるための押しボタン11を設ける。【選択図】図3

Description

本考案は、携帯電話用コード巻取り器に関するもので、特に公知の同軸一リールを具えるイヤホーンコード収納巻取り器として、左右(又は上下)方向に同じ長さに均等に引き出されるコードを巻き取るときに、一気に最短長さに巻き取ることはもち論のこと、複数段階に分けて長さ調節して巻き取ることができるようにすることを目的とする。
従来公知のコードリールにあっては、同軸コードリールの改良装置に関し、特に公知の同軸二リールを具えるイヤホーンコード収納ボックスの改良装置として、上、下コードの繰出される長さを同等或いは近似にする同軸コードリールの改良装置に関するものが知られている。
上記考案の要旨は、同軸コードリールの改良装置において、その構造は、巻取りリールの中心孔を単一軸部に回転自在に挿通し、リールの外周面を、概ね左、右周面に区分し、ゼンマイバネの底端を軸部に連結し、外端をリールの外周面上に接続し、ケーブルの適当な長さを取ってリール外周面上に係止して、上、下コードを構成し、右壁体の内壁面に前述の軸部を固定し、軸部を左壁体に挿入装着し、左、右周面上にコード収納部を形成し、コード収納部に上、下コードを巻いて収納し、これによりリール内の上コードが引き出される長さと下コードが同時に繰出される長さが等しくなるようにした構成である。
実用新案登録第3102209号公報の考案
上記の特許文献1にあっては、その効果として、リール内の上コードが引き出される長さと、同時に放出される下コードの長さが同等或いは近似になり、応用範囲が拡大するとしている。
ところで、従来この種の巻取り器は、コードを引き出す場合は、一気に引き出すときはもち論こと、段階的に分けて行えるが、反対に引き出したコードを巻き取るときに、その長さを段階的に分けて調節できるものはなく、一気に最短に巻き取るものだけであった。
ところが、特許文献1のコードリールは、コードを引き出す場合において、当該コードの引出し後の位置決めは、円弧形の溝とボールが相互にスライドして位置決めするようになっていて、コードを引き出したときに暫時位置決めする構成であり、コードの全長を引き出して所定長さの位置で制止することが可能である。しかしながら、コードを巻き戻すときは、コードを一度引っ張ってから巻き戻す操作を必要とする。
そこで、本考案は携帯電話のイヤホーン等のコードの巻取り器において、引き出したコードを巻き取るときに、コードを一々少し引っ張ってから戻す操作を不要とし、押しボタンを押すだけのワンタッチ操作で巻き取りができ、しかも最長から最短に至るまで複数段回に分けて長さ調節を行えるようにとなることを目的とする。
本考案の第1は、携帯電話用コードの巻取り器において、対面する左右の壁体の一方の壁体にゼンマイを収納した有底の円筒型リールを回転できるように軸止めすると共にその外底円周の傾斜面に沿って傾斜段差部を成形し、且つ当該リールの円周内壁の約半周に渡ってコードの中間部位を沿わせて収納して両側を同リールの円周面の切欠き凹溝から引き出し、他方の壁体に円筒型リールの傾斜段差部に掛止するストッパー機構とその作動用押しボタンを設け、コードを引き出すために左右方向に引張力を与えたとき、円筒型リールがストッパーの作動により複数段階で停止できるようにし、引き出したコードを巻き取るために押しボタンを押すことにより、ストッパーの作動により複数段階で停止できるようにするものである。
本考案の第2は、第1の考案に係る携帯電話用コードの巻取り器において、対面する壁体のうち、他方の壁体の外面に円板状のバネ付きクリップを設けるものである。
本考案は上記の構成であるから、次の効果がある。すなわち、コード巻取器において、引き出したコードを巻き取るときに、コードを一々少し引っ張ってから戻す操作を不要となり、押しボタンを押すだけのワンタッチ操作で巻き取りができ、また、押しボタンを瞬時に押し離すだけのしかも最長から最短に至るまで間を複数段回に分けて行えるようになる。
また、巻取り器の押しボタンと反対側の壁体の外面に円板状のバネ付きクリップを一体に設けられていることにより、当該巻取り器を洋服やシャツの胸ポケットの開口縁辺や前身頃のボタン孔側の前立ての縁辺に挟持することがでいると共に、その巻取り器を安定した状態でイヤホーンコードと携帯電話側の差し込むプラグを簡単且つ容易迅速引き出し、または巻き取ることができる。
携帯電話用コード巻取り器の本体の対面する左右の壁体のうち、一方の壁体にゼンマイを収納した有底ドラムを回転できるように軸止めしておく。有底円筒型リールの外底の円周に沿って成形した傾斜面に傾斜段部を成形し、且つ当該リールの円周内壁の約半周に渡ってコードの中間部位を沿わせて収納して両側を同リールの円周面の切欠凹溝から引き出す。また、他方の壁体にドラムの傾斜段部に掛止するストッパー機構とその段部に掛脱するための押しボタンを設け、コードを引き出すために左右方向に引張力を与えたとき、リールがストッパーの作動により複数段階で停止できるようにする。引き出したコードを巻き取るために押しボタンを押すことにより、ストッパーの作動により複数段階で停止できるようにする。また、対面する他方の壁体の外面に円板状のクリップを設ける。
図において、1は携帯電話用コード巻取り器の本体、2はその本体を構成する壁体であり、二つ割りして対面する左右の壁体2′・2″のうち、一方の壁体2′にゼンマイ4を収納した有底円筒型リール3を回転できるように取付軸5で軸支すると共にその外底に円周面に沿って段部32付きの傾斜面31を成形してある。また、当該押しボタンの下面には、他方の壁体2″に掛止孔21″に掛止する脚片11′が成形されている。6は上記のリール3の円周内壁に沿って約半周にわたってコード収納溝61を成形したコードの収納ガイド、7はその円筒型リール3の直径方向の円周面に成形した切り欠き溝、8は他方の壁体2″に細い取付軸9で他方の壁体2″の浅底外面から内面に挿通し、回動できるように軸止めした鉤針形ストッパー、10はその鉤針形ストッパーの挿通溝、11はそのストッパー8を作動させるためのバネ付きの押しボタンであり、巻取り器本体1の他方の壁体32″の外径より小径の円盤形になっている。12はその押しボタン11を収納するための他方の壁体2″の外表面に成形した淺底の円形凹部、13は一端にイヤホーンを、他端に差込みプラグを有するコードであり、中央部をリール3の内周のガイド溝61に収納して切欠き溝7から引き出し、常時はゼンマイバネ4の巻締め力によってコードを同一方向に向けて巻き取らせるようになっている。当該コードの長さは巻取り器の大きさや形状により異なるが、図示例は約80cmであり一端にイヤホーン、他端に携帯電話に差し込むプラグがあらかじめ接続されている。15は押しボタン11の復元用バネ、16は一方の壁体2′の外面に設けたバネ17で挟持作用するクリップ、18はコードの一端に接するイヤホーン、19は携帯電話に差し込むプラグを示す。上記巻取り器本体1の対面する壁体2′・2″は、その内空部に円筒型リール3、当該リール内にゼンマイ4を収納し及びコード13を収納溝61に収納装着し、切欠き溝7から壁体ブリッジ2・2の開口14を通して引き出した後に当該ブリッジの接合部をピンとピン穴で連結した後、強力接着剤等で結合する。
「具体的使用例1」
(1) 図1は、全長約80cmのイヤホーンコード13を同一方向に円筒型リール3に沿って巻き取らすと共に、二つ割りに成形して対面する左右壁体2′・2″の長手方向の設けたブリッジ21・22の接合部設けた引出口14・14から左右(又は上下)方向に引き出し、当該コードを円筒型リール3に最短に長さになるまで巻き取らせてある。
(2) 図1の状態で、両端に接続しているイヤホーン18と差し込みプラグ19が接続されているコード13を左右(又は上下)方向に均等の力で、且つ長さで左右方向に引き出すと円筒型リール3が当該リールに収納してあるゼンマイバネ4の巻き解き向に作用する力に抗しながら引き出される(図2)。
(3) 上記(2)の状態でコード13を全長まで引き出しきる、又は全長の途中まで引き出したコード13の引き出す力を緩めると、ゼンマイバネ4の巻き締め方向に作用する力でコード13に巻き取られる作用が働くが、このとき有底円筒型リール外面の円周傾斜面31の段差部32に鉤針形ストッパー8の先端81が掛止してリール3は停止する。
(4) そして、上記(3)の状態で押しボタン11を瞬時に押し離すと、当該鉤針形ストッパー8の先端81がリールの段差部32の掛止が外れてリール3が巻き取り方向に回転する。1回転すると、再び当該鉤針形ストッパー8の先端81がリール3の段差部32に掛止してコード13の巻き取りが停止する。
なお、1回のコード13の引出し量は円筒型リール3の直径とストッパー8が掛止する段差部32の数に関係によって決まる。ちなみに本実施例の場合は、リールの直径18mm、1回のコード引出し量は、約60〜80mm、リールの段差部32は1個所に設定してある。これによって、コード巻き取りに際して、5段階に停止することが可能である。
(5) 巻取り器本体1の他方の壁板2″の外表面のバネ17付きクリップ16を上着やシャツのポケット開口縁部又は前身頃のボタン孔近傍の縁辺に挟持して使用する。
本考案にあっては、コード13の両端にイヤホーン18と携帯電話の差込口に差し込むプラグ19とを備えたものを示すが、これとは別に一端にiポット用差込みプラグと他端にパソコンに接続するUSBコネクタを接続して利用する等、コードの両端の端子の取付けは任意である。
イヤホーンコードを最短長さに巻き取った本考案に係る巻き取り器の斜視図である。 図1の状態から最長の長さの途中段階の長さまで引き出して停止したイヤホーンコード巻取り器の斜視図である。 携帯電話用イヤホーンコード巻取り器の3−3線に沿う拡大断面図である。 図2の4−4線に沿う拡大断面図である。 図1の押しボタンの内面図である。 押しボタンを取り外した他方の壁体の正面図である。 図6の内面図である。 クリップを有する壁体の背面図である。 図8の内面図である。 コードリールの外面図である。 図10の内面図である。 図10の側面図である。
1……巻取り器の本体
2(2′・2″)……巻取り器本体の壁体
3……有底円筒型リール
4……ゼンマイ
5……リール取付軸
6……コード収納ガイド
7……コード引出し用切欠き溝
8……鉤針形ストッパー
9……ストパーの軸受け
10……鉤針形ストッパーの挿通溝
11……押しボタン
12……浅底の円形凹部
13……コード
14……コード引出し口
15……押しボタン用バネ
16……挟持用クリップ
17……クリップ用バネ
18……イヤホーン
19……差込プラグ

Claims (2)

  1. 対面する左右の壁体2(2′・2″)のうち、一方の壁体(2′)にゼンマイ(4)を収納した有底円筒型リール(3)を回転できるように軸(5)に取付けると共に、その外底円周の傾斜面(31)に傾斜段差部(32)を成形し、且つ当該リールの内周壁の約半周近くに渡ってコード収納ガイド(6)を成形してコード収納溝(6′)を形成し、当該収納溝にコードの中間部位を沿わせて収納し、且つその左右両側を同リールの円周面の切欠凹溝(7)から引き出し、他方の壁体にリールの傾斜段差部(32)に掛止する鉤針形ストッパー(8)とその作動用押しボタン(11)を設け、コードを引き出すために左右方向に引張力を与えたとき、リール(3)が鉤針形ストッパー(8)を瞬時に押し離す作動により全長の長さを複数段階に分けた長さで停止できるようにし、又は引き出したコード(13)を巻き取るための押しボタン(11)を押し続けることにより、鉤針形ストッパー(8)の掛止解除作動により最短に巻き取るようにすることを特徴とする携帯電話用コード巻取り器。
  2. 対面する壁体2(2′・2″)のうち、他方の壁体(2″)の外面に円板状のバネ付きクリップ(14)を設ける構成の請求項1記載の携帯電話用コード巻取り器。
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