JP2006036045A - シートベルト装置 - Google Patents

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Yuuki Hiraishi
勇気 平石
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Abstract

【課題】 摩擦抵抗の低減を図ると共に、シートベルトが幅方向にずれても、シートベルトの側縁の磨耗を確実に防止することが可能なシートベルト装置を提供することにある。
【解決手段】 リヤピラー1とトリム2との間隙3にシートベルト5を挿通させ、シートベルト5の端部をリヤピラー1の下部に設置したリトラクター4によって巻き取るようにしたシートベルト装置において、間隙3を画成するトリム2のシートベルト5の移動域にはベルトガイド10が設けられ、ベルトガイド10は、シートベルト5の作動方向に沿い、かつ頂面11bがシートベルト5の作動方向に湾曲して形成された複数の縦リブ11をシートベルト5の幅方向に間隔を置いて配設すると共に、先端面12aが縦リブ11の頂面11bとそれぞれ段差なく連続し、かつシートベルト5の幅方向中間部12bが縦リブ11の頂面11bの高さよりも低く形成された横リブ12を設けることによって構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シートベルト装置に関し、詳しくは、シートベルトのガイド構造に関する。
シートベルト装置においては、車室内側を覆うトリムに形成された孔を介して、シートベルトが車室内からピラーと該ピラーを覆うトリムとの間に挿入され、ピラーの下部に設置されたリトラクターに巻き取られている。
このようなシートベルト装置では、シートベルトがピラーとトリムとの間隙において、シートベルトの出し入れの際に、シートベルトがピラーまたはトリムに接触することになるので、これを起因として異音の発生、シートベルトの磨耗、シートベルトの操作性の低下を招来していた。そこで、従来、それらの現象を防止するために、シートベルトがピラーまたはトリムに直接接触しないように、リブによって形成されたベルトガイドが設けられている(例えば、特許文献1)。
このように、従来例に開示されたベルトガイドでは、コーナ部にR加工を施した上下方向へ延びる縦ガイドリブがトリムの端部に複数個立設されていると共に、それらの縦ガイドリブを補強するために、それらの間には、当該縦ガイドリブの中央部を結ぶ連結リブが立設されている。
特開平10−250527号公報(図2および図3)
しかしながら、上述した従来のシートベルト装置のベルトガイドでは、連結リブの高さが全長に亘って縦ガイドリブの高さと同じであるため、シートベルトは、その幅全面が縦ガイドリブおよび連結リブの先端面に当接することになり、摩擦抵抗の軽減にはあまり効果が期待できない。
また、仮に、連結リブの高さを縦ガイドリブのそれよりも単に低くした場合には、シートベルトが横方向にずれた際、シートベルトの側縁が縦ガイドリブの側面に引っ掛かり、それによって元の状態に復元されないおそれがある。しかも、シートベルトが長期に亘って縦ガイドリブと摺接することによって、シートベルトの側縁を磨耗させてしまうおそれがある。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、摩擦抵抗の低減を図ると共に、シートベルトが幅方向にずれても、シートベルトの側縁の磨耗を確実に防止することが可能なシートベルト装置を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明では、ピラーと該ピラーの車室内側に配設されるトリムとの間隙にシートベルトを挿通させ、該シートベルトの端部を前記ピラーの下部に設置したリトラクターによって巻き取るようにしたシートベルト装置において、前記間隙を画成するトリムのシートベルトの移動域にはベルトガイドが設けられ、該ベルトガイドは、前記シートベルトの作動方向に沿い、かつ頂面が前記シートベルトの作動方向に湾曲して形成された複数の縦リブを前記シートベルトの幅方向に間隔を置いて配設すると共に、先端面が前記縦リブの頂面とそれぞれ段差なく連続し、かつ前記シートベルトの幅方向中間部が前記縦リブの頂面の高さよりも低く形成された横リブを設けることによって構成されている。
本発明によれば、シートベルトは、ベルトガイドにおいて、縦リブの先端面の頂面部にのみ摺接するので、摩擦面が少なくなり、また、シートベルトが幅方向にずれても、横リブによってガイドされて元の状態に容易に復帰することになる。
したがって、シートベルトの摩擦抵抗の低減を図ることができ、シートベルトが幅方向にずれた場合にも、シートベルトの側縁が縦ガイドリブの側面に当接して、磨耗するということはなくなる。
以下、本発明に係るシートベルト装置を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るシートベルト装置の一部を概念的に示す断面図、図2は本発明の実施の形態に係るシートベルト装置の要部であるベルトガイドを示す斜視図、図3はそのベルトガイドとシートベルトとの関係を示す断面図である。
図1に示すようなシートベルト装置では、リヤピラー1と、該リヤピラー1の車室内8側を覆うトリム2との間隙3の下部にリトラクター4が設けられている。そして、シートベルト5は、一端部がリトラクター4に巻回され、他端部がスルーリング6を介して、トリム2に形成された孔7より車室内8側に導かれることによって配置されている。なお、スルーリング6は、間隙3の上方に設置した支持パネル9に取付けられている。
また、このシートベルト装置では、シートベルト5の移動域であって、間隙3を画成するトリム2の面2aにベルトガイド10が立設されている。
ベルトガイド10は、図2に示すように、上下方向(シートベルト5の出し入れ方向)に延設された複数(本実施の形態では3つ)の縦リブ11が車両前後方向に間隔を置きながら起立した状態でそれぞれ配設されている。これら縦リブ11は、その先端面(自由端面)11aが支持パネル9側へ向かって突出しながら上下方向に湾曲して形成されている。
また、ベルトガイド10の縦リブ11間には、横リブ12が起立した状態でそれぞれ架設されている。この横リブ12の先端面(自由端)12aは、トリム2の面2a側へ向かって凹みながらシートベルト5の幅方向に湾曲して形成されている。横リブ12の先端面12aと縦リブ11の頂面11bとの会合部は、縦リブ11の頂面11bとそれぞれ段差なく連続し、中間部12bが縦リブ11の高さよりも低くなるように設定されている。ここで、縦リブ11の頂面11bとは、シートベルト5のベルト面5aが摺接する面をいう。
したがって、このように構成されたベルトガイド10では、図3に示すように、シートベルト5のベルト面5aが縦リブ11の頂面11bに摺接するようになっている。
このベルトガイド10では、シートベルト5が幅方向(図3において左右方向)にずれても、横リブ12の存在によって、縦リブ11の側面に当接することなく、かつ先端面12aの湾曲面によって案内されるため、元の状態(図3に示した状態)に円滑に復帰することになる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、既述の実施の形態では、横リブ12の先端面12aを湾曲して形成しているが、図4(a)に示すように、平面視でV字状に形成してもよく、あるいは、図4(b)に示すように、平面視で皿状に形成してもよい。
また、既述の実施の形態では、縦リブ11が、その先端面11aの全長に亘って湾曲面状に形成されているが、頂面11bのみが湾曲していれば、他の部分の形状は問わない。
本発明の実施の形態に係るシートベルト装置の一部を概念的に示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るシートベルト装置の要部であるシートベルトガイドを示すもので、図1におけるA方向から見た部分斜視図である。 シートベルトガイドとシートベルトとの関係を示すもので、図2におけるB−B線断面図である。 (a)、(b)は本発明の実施の形態の変形例に係るシートベルトガイドを示す斜視図である。
符号の説明
1 リヤピラー
2 トリム
2a 面
3 間隙
4 リトラクター
5 シートベルト
5a ベルト面
6 スルーリング
7 孔
8 車室内
9 支持パネル
10 ベルトガイド
11 縦リブ
11a 先端面
11b 頂面
12 横リブ
12a 先端面
12b 中間部

Claims (1)

  1. ピラーと該ピラーの車室内側に配設されるトリムとの間隙にシートベルトを挿通させ、該シートベルトの端部を前記ピラーの下部に設置したリトラクターによって巻き取るようにしたシートベルト装置において、前記間隙を画成するトリムのシートベルトの移動域にはベルトガイドが設けられ、該ベルトガイドは、前記シートベルトの作動方向に沿い、かつ頂面が前記シートベルトの作動方向に湾曲して形成された複数の縦リブを前記シートベルトの幅方向に間隔を置いて配設すると共に、先端面が前記縦リブの頂面とそれぞれ段差なく連続し、かつ前記シートベルトの幅方向中間部が前記縦リブの頂面の高さよりも低く形成された横リブを設けることによって構成されていることを特徴とするシートベルト装置。
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