JP2006035349A - 食肉スライサー - Google Patents
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Abstract
【課題】 肉箱の移動時のガタの発生が少なく、特に、柔らかい生肉や筋、皮などの多い食肉を、きちんと効果的に切り離すことができ、食肉スライサーからの振動や騒音などが少なく、駆動部に肉くずなどが入りこみ難く、運転障害や雑菌の繁殖、臭気発生などの衛生上の問題も少なく、肉箱内への原料のブロック肉の供給を容易に行なえる食肉スライサーを提供する。
【解決手段】 縦方向に延びる揺動軸2の回りに水平方向に往復揺動可能に肉箱Bが支承され、肉箱の反揺動軸側の前端面B′は揺動軸の軸心を中心とする円弧状面に形成されており、肉箱の前端面に対向してスライス厚みを規制する当板12が設けられ、揺動始端部に位置した肉箱の前端面位置に対応して縦方向に走行するバンドナイフ20が設けられている。
【選択図】 図2
【解決手段】 縦方向に延びる揺動軸2の回りに水平方向に往復揺動可能に肉箱Bが支承され、肉箱の反揺動軸側の前端面B′は揺動軸の軸心を中心とする円弧状面に形成されており、肉箱の前端面に対向してスライス厚みを規制する当板12が設けられ、揺動始端部に位置した肉箱の前端面位置に対応して縦方向に走行するバンドナイフ20が設けられている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、食肉スライサーに関する。より詳しくは、本発明は、現在最も数多く使用されている汎用型の食肉スライサーの改良に関する。
現在、最も一般的に使用されている汎用型食肉スライサーは、特許文献1(特開2003−170390号公報)の図1などに示されているように、丸刃物Aを垂直面内で水平軸回りに回転させ、丸刃物Aの回転面に肉箱Bの前端面B′を沿わせつつ、クランク機構1によって肉箱Bをレール2上を直線的に往復移動するようにした水平往復型のスライサーである。
クランク機構1は、特許文献1の場合は肉箱Bの直下に備えられているが、特許文献2(特開2002−239981号公報)の図4に示すように、刃物架台13の下部に配置したものもある。
食肉スライサーの切断部には、刃物を上下方向に往復移動させるものも提案されている(特許文献3(特開2004−195574号公報))が、従来、殆ど丸刃物が用いられている。本出願人は、柔らかい生肉をスライスするには、一方向に走行するバンドナイフが適していること(特許文献4(特開2004−34281号公報)の0003欄参照)に着目し、丸刃物に代えてバンドナイフ(帯状刃)を使用した食肉スライサーを大型機種では製品化し、汎用型についても開発、出願中である。
また、肉箱を吊り下げて前後に揺動させる食肉スライサー(特許文献5(特許第3074304号公報)図1参照)や、肉箱を水平から略45度付近で上下に揺動させる食肉スライサー(特許文献6(特開2003−311685号公報)図1)はある。
更に、丸刃物を水平方向に往復揺動させることは、広く使われている縦型ハムスライサーで公知である(特許文献7(特公昭51−620号公報)など)。
従来のレール上を直線的に往復移動する肉箱は、機構上、レールと肉箱の接当面との間にガタが発生し易い。しかも、ガタを少なくすると肉箱の動きが悪くなり易い。このため、肉箱Bの前端面と刃物の切断刃先との位置関係を一定に保持し難い。特に、柔らかい生肉や筋、皮などの多い食肉を、きちんと切り離すためには、肉箱Bの前端面に受刃面を構成して刃先をこの受刃面に接触させて切断することが効果的であるが、従来の直線的に往復移動する肉箱では、ガタによりそのような切断が困難である。
上述したガタの発生は、食肉スライサーからの振動や騒音などの誘因ともなり、作業環境を低下させる。
また、従来のレール上を直線的に往復移動する肉箱では、構造的にクランク部分等の駆動部の密閉が困難なので、駆動部に肉くずなどが入りこみ易く、運転障害や雑菌の繁殖、臭気発生などの衛生上の問題もある。
更に、従来の食肉スライサーでは、肉箱全体が一様に往復動するので、肉箱内に原料のブロック肉を供給する際には、食肉スライサーの運転をいちいち止めてから行わなくてはならず、原料供給作業が煩わしく、作業性も悪かった。
本発明は、上述した従来のレール上を直線的に往復移動する肉箱を具備した食肉スライサーに付随する問題点を解決して、肉箱の移動時のガタの発生が少なく、肉箱の前端面と刃物の切断刃先との位置関係を一定に保持でき、特に、柔らかい生肉や筋、皮などの多い食肉を、きちんと効果的に切り離すことができ、ガタの発生に伴う、食肉スライサーからの振動や騒音などが少なく、駆動部に肉くずなどが入りこみ難く、運転障害や雑菌の繁殖、臭気発生などの衛生上の問題も少なく、肉箱内への原料のブロック肉の供給を容易に行なえる食肉スライサーを提供することを目的とする。
本発明においては、上記の目的を、肉箱が縦方向に延びる揺動軸の回りに水平方向に往復揺動可能に支承され、該肉箱の反揺動軸側の前端面は前記揺動軸の軸心を中心とする円弧状面に形成されており、該肉箱の前端面に対向してスライス厚みを規制する当板が設けられ、揺動始端部に位置した前記肉箱の前端面位置に対応して縦方向に走行するバンドナイフが設けられていることを特徴とする食肉スライサーにより達成する。本発明においては、実施例に示すように、揺動始端部に位置した肉箱の前端面の切り始め位置に対応してバンドナイフを走行させることが好ましく、より具体的には、肉箱の前端面の外側に前板が設けられ、前板には揺動始端部に位置した肉箱の前端面の切り始め位置に対応して上下方向に延びる細溝が形成され、細溝内をバンドナイフが走行するようにすることが好ましい。バンドナイフの刃先が、肉箱の前端面に構成された受刃面に接触しながら走行するように、また、肉箱の前端面円弧への接線に対してすくい角をなすように設定することが、肉の切断が良好に行なえ好ましい。
また、本発明においては、肉箱の円弧状前端面と当板との間隙が調整可能とすることにより、スライス厚みを容易に調整でき、好ましい。
特に、実施例に示すように、本発明は前記肉箱の揺動軸が垂直方向に延び、該肉箱が垂直な揺動軸の回りに水平面内で往復揺動することが好ましい。
本発明においては、定位置にあって縦方向に走行するバンドナイフに対して、送込み装置を有する肉箱を、始端部位置から切り終り位置までの間において、ほぼ水平方向に往復揺動させる。このように、肉箱を揺動軸で支持して、揺動軸の回りにほぼ水平方向に往復揺動させる構成にしているので、ガタの発生が少なく、肉箱の動きがスムーズである。
更に、本発明においては、揺動支点部分は定位置に有るから、この箇所の近傍から肉箱に肉を補給することにより、運転中にも肉箱へのブロック肉の補給が容易に行なえる。
更に、本発明においては、運転中に遠心力によってブロック肉が揺動支点部分から振り出されるので、ブロック肉の送り出しが容易となる。
また、従来のように肉箱B仝体がレール上を直線的に往復移動するものに比べると、本発明の揺動式食肉スライサーでは肉箱Bの前端部が揺動し、肉箱B全体としての運動量が少ないので所要動力が減少することが期待される。
本発明においては、クランクや駆動モーターなどの駆動装置を内装した密閉状態のボックスから、肉箱を支持し揺動させる揺動軸を突出させることが好ましい。駆動装置が、ボックス内に密閉的収納されることにより、肉くずや洗浄水などが駆動装置へ流入することが防止できる。
以下、本発明の実施例を図示した添付図面を参照して、本発明を詳細に説明する。図1は本実施例の右側面図、図2は平面図で、図3は切断部の拡大図である。
本実施例の食肉スライサーは、図1に示すように、概略、少なくとも周囲と天井部とが板材で囲われ密閉状ボックスに形成され且つ駆動装置を内蔵した本体1と、本体1の天井から回動自在に上向きに突出した肉箱Bを支承する揺動軸2と、揺動軸2先端(上端)に後底部を保持された肉箱Bと、本体1から一体的に延設されバンドナイフ20を保持するバンドナイフ支持枠3と、本体1と肉箱Bと間に配置されたボックス状の補助本体部4と、スライス肉の取出テーブル5とで構成されている。バンドナイフ支持枠3は、肉箱Bの前端面B′に一体的に設けられ、後述のようにバンドナイフ20の刃先が前端面B′に対向近接して縦方向に走行するようにバンドナイフ20を保持している。
肉箱Bは、搭載された食肉ブロックを、前方の刃物(バンドナイフ)側へ向かって送り出すベルトコンベア6を底部に備えている。ベルトコンベア6は、慣用手段に従い、肉箱Bの移動に応じて一方向にのみ回動される駆動軸にウォームとウォームホイル(共に図示せず)などを介在させて間欠的に送り方向へのみ回転させるか、または、サーボモーターを直接的に連結して間欠的に回転させるようになっている。
肉箱Bの上部には、食肉ブロックがスライスされる際に、食肉ブロックを上から押圧してベルトコンベア6の上面とで保持する押圧具7が設けられている。抑圧具7は、必要に応じて慣用手段に従い歯付きローラーやコンベアベルトなどを用いて底部のベルトコンベア6と関連回転させて、食肉ブロックをより確実に送り出すようにしてもよい。
図2において、肉箱Bの左右には、従来の装置と同様に、一対の壁板8が、また、中間部には仕切板9が備えられていて、詳細構成については記載してないが、肉箱Bの側部に設けられた調節ハンドル10により、肉箱Bに搭載された食肉ブロックの巾寸法に合わせて仕切板9の左右位置が調節できるようになっている。
本実施例における肉箱Bの反揺動軸側の前端面B′は、図2に示す平面視において、揺動軸2を中心とする円弧状に形成されており、少なくとも底部と切り終わり側部には、刃物の刃先と近接する受刃面11を構成している。
肉箱Bの前端面B′との対向位置には、略ブロック肉の送り出し方向に出退してスライス厚みを規制する当板12が、従来公知の手段(図示なし)でもって、補助本体部4に取り付けられ、側方に延長して設けられたつまみ13を回転させることにより、当板12は前後方向に自由にスライドできるようになっている。
なお、本実施例の当板12の形状は、従来の平板状ではなく、少なくとも肉箱Bの前端面B′との対向面側は、肉箱Bの前端面B′に沿うように肉箱Bの揺動と同心の円弧状に形成される。勿論、当板12の反肉箱側(外側)については自由に直線状などに形成できる。
肉箱Bの後方底部を適宜補強して、揺動軸2の先端部と合致するフランジ面を形成しボルトなどで両者を一体的に締結している。揺動軸2は先端に固着したフランジで肉箱Bを保持し、揺動軸2の下方に延長された下端部は軸受14などで回動自在に支承される。本実施例では、本体1から保持筒15を一体的に突設して揺動軸2の上部付近を支承するようにしているが、保持筒15を省いて、本体2の天井板に直接軸受部を設け揺動軸2の中間部を支承するようにしてもよい。
揺動軸2の本体ボックス1内の適宜箇所に、アーム16のボス部を嵌め込み、キーなどで揺動軸2に固着する。ボックス1内に据え付けた駆動モーター17の出力軸にクランクアーム18を取り付け、クランクアーム18の先端とアーム16の先端とは、ロッド19によって連結されており、モーター17を駆動することにより、これらのクランク機構を介して、肉箱Bを揺動始端位置(図2の実線参照)と揺動終端位置(同二点鎖線参照)との間の一定範囲内で揺動させることができるように構成している。この際、モーター17の出力軸にクランクアーム18を直結しないで、慣用となっているように、チエンやベルトなど適宜な伝導装置を介在させる方法をとってもよい。
また、本実施例においては、肉箱Bを水平方向に往復揺動させるように構成したが、肉箱Bの底部に備えたベルトコンベア6上面の後部(反前端面側)を若干持ち上げて前方が低い傾斜状にしたり、当板12、肉箱B仝体および揺動軸2やクランク機構などの関係位置を保ったままで若干前下がり状態に傾けてブロック肉の送りを良くすることも可能である。
本発明の刃物には、無端状の帯刃、即ちバンドナイフが使用される。実施例においてはバンドナイフ20は、巾13mm、厚み0、5mm程度の帯状の工具鋼を用いており、片側端面には鋭利な刃付けを施している。刃先は各種の鋸歯状としてもよいが、柔らかい生肉においては、鋸歯状刃では切断したスライス肉を引きずることがあるので、直線状のままとし、両側または片側から斜面に削ぎおとして、先端を山形に尖った刃先にすることが望ましい。
図2に実線で示した揺動始端部に位置した肉箱Bの前端面B′の切り始め位置に対応してバンドナイフ20が、縦方向に走行し、その刃先が肉箱Bの前端面B′に近接するよう配置するが、刃先と肉箱Bの前端面B′I構成された受刃面11とはできるだけ接近していることが望ましく、軽く接触する状態が最良である。この際に、図3の平面視に示すように、前端面円弧への接線に対して刃物断面が20〜30度程度のすくい角を持つようにすることが望ましい。
バンドナイフ20は、肉箱Bの前端面B′の底部位置に構成された受刃面から押圧具7が最上端に達した位置までの範囲において、肉箱Bに搭載されたブロック肉をスライスする切断作用部分として作用する。肉箱Bの揺動範囲を覆う前板21がバンドナイフ支持枠3から垂直方向に延設されており、前板21の端面に上下方向に延びる細溝21aが刻設されており、細溝21aにバンドナイフ20を、刃先側を残して反刃先側を嵌め込みガイドするようになっている(図3)。
バンドナイフ20は、上記の切断作用部分以外の範囲においては、フリーに走行できるようにバンドナイフ支持枠3に回転可能に取り付けられた複数のガイドプーリー22、23に掛け回されている。
最下端部に配置された駆動用のプーリ23は、バンドナイフ20と十分な接触面積を確保して確実にバンドナイフ20を移動させることができるように他のプーリー22よりもやや大径とする。プーリー23と同軸上に入力プーリー24を取り付けている。本体1内に駆動モーター25を据え付けている。駆動モーター25の出力プーリー26と入力プーリー24とを伝導ベルト27によって連結し、駆動モーター25から動力を伝達する。
また、いずれかのガイドプーリー22をスライド式にするなどして、バンドナイフ20を緊張させる装置としている。さらにバンドナイフ20はカバー3aを開けて簡単に着脱できるように構成することが望ましい。
バンドナイフ20の走行径路に沿い適宜箇所に刃先の研摩装置や刃面を清掃するスクレーパーなど(共に図示せず)が設けられている。研磨装置はバンドナイフの刃先の傾斜に沿った状態のままの姿勢で、バンドナイフの刃面に接離可能な一対の砥石を回転可能に設けている。また、スクレーパーはバンドナイフの表面に接触する樹脂材料製の複数の板状の切片とバンドナイフの表面に向けて洗浄水やエアーを吹き付けるノズルとからなる。
バンドナイフ20は、前板21に刻設された細溝21aに沿い定位置を走行し、肉箱Bが揺動軸2の回りに揺動することにより肉箱Bの前端面B′から突出した肉をバンドナイフ20がスライスする。
肉箱Bの前端面B′に対向して配置された当板12の刃先側端面と、前板12の端面の細溝12aに嵌め込まれて縦方向に走行するバンドナイフ20の刃先線とで形成されるスライス肉の切り出し部Cを含んで機体前方の肉箱Bの底部より下方位置に、切り出されるスライス肉を受け止めるためのスライス肉の取出テーブル5が設けられている。取出テーブル5は、図2に示すように、前端面の円弧にならって円弧状に形成し、左右端面を揺動中心線に平行な形状としている。取出テーブル5はバンドナイフ20の脱着時や各部のメンテナンスを行う場合に簡単に脱着できることが望ましい。
また、本実施例においては、図2に示すように平面視において、実線で示す肉箱Bの揺動始端部位置で、肉箱Bを構成する切り終わり側の壁板8と略平行となるように本体1の側壁laを配置して、慣用されているように、側壁面に連続運転と間欠運転との切り替えスイッチ28などの操作スイッチ類を配置している。なお、本体1(補助本体部4)の側壁とバンドナイフ20の走行ラインとは平面視においては平行になるよう構成すると製作上都合がよい。
上述のように、本実施例では、平面視で、肉箱Bの揺動始端位置において、肉箱Bの切り終わり側の壁板と略平行して本機の側壁を配置し、側壁面に操作スイッチ類を置いたので、作業者は、肉箱に近い位置(図2のW位置)に立ち肉箱内の監視をしながらスライス肉の取り出しや機械の操作が可能で、ブロック肉の補給も楽にできる。
スライス肉片の取り出し口側には、取出テーブル5以外に何もない状態とし、しかも前壁面を、少なくとも、作業者側(図2のW側)は外に張り出した円弧状に形成し、取出テーブル5も、図2に示すように前壁面の円弧にならって円弧状に形成し、左右端面を揺動中心線に平行な形状とすることにより、作業者の作業が容易となる。
スライス肉は、通常、機体の前方左側位置(図2に示すW位置)に立った作業者により一枚ずつ取り出されるが、従来の丸刃物を使用したスライサーのように、スライス肉の取り出し位置付近を刃物台が占有することがなく、しかも、作業者が立つ側の前側壁面が円弧に形成されているので、手が届き易く作業がやり易くなった。
また、取出テーブル5も、前端部が円弧状とされ、左右端部も作業者の邪魔にならないよう本体側壁に対して遠ざかる方向に形成されるので、より作業性が向上した。
1 本体
2 揺動軸
3 バンドナイフ支持枠
4 補助本体部
5 取出テーブル
6 ベルトコンベア
7 押圧具
8 壁板
9 仕切板
20 バンドナイフ
B 肉箱
B′ 前端面
2 揺動軸
3 バンドナイフ支持枠
4 補助本体部
5 取出テーブル
6 ベルトコンベア
7 押圧具
8 壁板
9 仕切板
20 バンドナイフ
B 肉箱
B′ 前端面
Claims (8)
- 縦方向に延びる揺動軸の回りに水平方向に往復揺動可能に肉箱が支承され、該肉箱の反揺動軸側の前端面は前記揺動軸の軸心を中心とする円弧状面に形成されており、該肉箱の前端面に対向してスライス厚みを規制する当板が設けられ、揺動始端部に位置した前記肉箱の前端面位置に対応して縦方向に走行するバンドナイフが設けられていることを特徴とする食肉スライサー。
- 揺動始端部に位置した前記肉箱の前端面の切り始め位置に対応して前記バンドナイフを走行させるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の食肉スライサー。
- 前記肉箱の前端面の外側に前板が設けられ、該前板には揺動始端部に位置した前記肉箱の前端面の切り始め位置に対応して上下方向に延びる細溝が形成され、該細溝内を前記バンドナイフが走行することを特徴とする請求項1に記載の食肉スライサー。
- 前記バンドナイフの刃先が、前記肉箱の前端面に構成された受刃面に接触しながら走行することを特徴とする請求項2または3に記載の食肉スライサー。
- 前記バンドナイフの刃先が、前記肉箱の前端面円弧への接線に対してすくい角をなしていることを特徴とする請求項2、3または4に記載の食肉スライサー。
- 肉箱の円弧状前端面と当板との間隙が調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の食肉スライサー。
- 前記肉箱の揺動軸が垂直方向に延び、該肉箱が垂直な揺動軸の回りに水平面内で往復揺動することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の食肉スライサー。
- 密閉状態のボックス内に駆動装置を内装し、該ボックスから前記揺動軸を突出させたことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の食肉スライサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004216478A JP2006035349A (ja) | 2004-07-23 | 2004-07-23 | 食肉スライサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004216478A JP2006035349A (ja) | 2004-07-23 | 2004-07-23 | 食肉スライサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006035349A true JP2006035349A (ja) | 2006-02-09 |
Family
ID=35900881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004216478A Pending JP2006035349A (ja) | 2004-07-23 | 2004-07-23 | 食肉スライサー |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006035349A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113967517A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-01-25 | 安徽佳源油脂有限公司 | 一种摆动式动物脂肪撕碎机 |
-
2004
- 2004-07-23 JP JP2004216478A patent/JP2006035349A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113967517A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-01-25 | 安徽佳源油脂有限公司 | 一种摆动式动物脂肪撕碎机 |
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