JPH10337689A - 食肉スライサー - Google Patents
食肉スライサーInfo
- Publication number
- JPH10337689A JPH10337689A JP16795697A JP16795697A JPH10337689A JP H10337689 A JPH10337689 A JP H10337689A JP 16795697 A JP16795697 A JP 16795697A JP 16795697 A JP16795697 A JP 16795697A JP H10337689 A JPH10337689 A JP H10337689A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machine base
- piece
- meat
- sliced pieces
- slicer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 食肉スライサーの肉箱の連続運転と運転停止
の切換え操作をし易くすることにより、作業者の誤操作
とか操作の不慣れを解消する。 【解決手段】 刃物１に向けて往復する肉箱４の連続運
転と運転停止を切り換える切換え操作部１３を、機台Ｆ
の左側面、俎板８の上方に取り付けて、作業者Ｍがスラ
イス片を扱う方向と運転を切り換える操作方向が脇見を
することなく同じ方向に視線を向けたままでできるよう
にした。
の切換え操作をし易くすることにより、作業者の誤操作
とか操作の不慣れを解消する。 【解決手段】 刃物１に向けて往復する肉箱４の連続運
転と運転停止を切り換える切換え操作部１３を、機台Ｆ
の左側面、俎板８の上方に取り付けて、作業者Ｍがスラ
イス片を扱う方向と運転を切り換える操作方向が脇見を
することなく同じ方向に視線を向けたままでできるよう
にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、機台の一側に立
設されて回転する刃物と、刃物の回転面に前端面を沿わ
せて機台上を往復する肉箱とを備え、スライス片の連続
切りと運転停止とを切り換えられるようにした運転制御
回路を付設した食肉スライサーに関し、運転制御回路の
切換え操作を容易にできるようにしたことを特長とする
ものである。
設されて回転する刃物と、刃物の回転面に前端面を沿わ
せて機台上を往復する肉箱とを備え、スライス片の連続
切りと運転停止とを切り換えられるようにした運転制御
回路を付設した食肉スライサーに関し、運転制御回路の
切換え操作を容易にできるようにしたことを特長とする
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の食肉スライサーは、例えば実公昭
６２ー１８３９６号公報とか特開平８ー２５２７９５号
公報のように、運転切換え用の操作レバーを作業者が立
つ機台の手前側側面の左側上部に設けている。
６２ー１８３９６号公報とか特開平８ー２５２７９５号
公報のように、運転切換え用の操作レバーを作業者が立
つ機台の手前側側面の左側上部に設けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】食肉スライサーを使用
する作業者Ｍは、通常、図１中に虚線で示すように、機
台の手前側側面の左手において、厚み調節板の背面（図
示左側面）側から切り出されるスライス片を受け取る位
置に立ち、その手が届く範囲にある上記操作レバーを左
右に揺動して、スライサーの連続切り運転と運転停止の
切換え操作を行うようにしている。
する作業者Ｍは、通常、図１中に虚線で示すように、機
台の手前側側面の左手において、厚み調節板の背面（図
示左側面）側から切り出されるスライス片を受け取る位
置に立ち、その手が届く範囲にある上記操作レバーを左
右に揺動して、スライサーの連続切り運転と運転停止の
切換え操作を行うようにしている。
【０００４】上記のように使用されるスライサーは、ス
ライス片を処理する方向と運転を切り換える操作方向と
が作業者Ｍにとってほぼ直角の方向に当たるので、スラ
イサーの運転操作に際して脇見をしたり、ある程度操作
に習熟する必要がある。そして不慣れの人には誤操作を
する原因となって危険を生ずるおそれがある。そのため
にこの種の食肉スライサーにおいては運転切換え操作部
をより使い易く改良して、未習熟者にも操作し易くする
ことが解決すべき課題となっていた。
ライス片を処理する方向と運転を切り換える操作方向と
が作業者Ｍにとってほぼ直角の方向に当たるので、スラ
イサーの運転操作に際して脇見をしたり、ある程度操作
に習熟する必要がある。そして不慣れの人には誤操作を
する原因となって危険を生ずるおそれがある。そのため
にこの種の食肉スライサーにおいては運転切換え操作部
をより使い易く改良して、未習熟者にも操作し易くする
ことが解決すべき課題となっていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、機台の
一側に立設されて回転する刃物と、刃物の回転面に前端
面を沿わせて機台上を往復する肉箱とを備えるととも
に、運転操作部の切換え操作によりスライス片の連続切
りと運転停止とが切り換えられるようにした運転制御回
路を備えた食肉スライサーにおいて、機台の左側でスラ
イス片が切り出される俎板の上方に、上記運転制御回路
の切換え操作部を取り付けたことを特徴とする食肉スラ
イサーを提供するものである。
一側に立設されて回転する刃物と、刃物の回転面に前端
面を沿わせて機台上を往復する肉箱とを備えるととも
に、運転操作部の切換え操作によりスライス片の連続切
りと運転停止とが切り換えられるようにした運転制御回
路を備えた食肉スライサーにおいて、機台の左側でスラ
イス片が切り出される俎板の上方に、上記運転制御回路
の切換え操作部を取り付けたことを特徴とする食肉スラ
イサーを提供するものである。
【０００６】本発明スライサーは、運転の切換え操作方
向がスライス片が切り出されてくる方向と一致して、作
業者には脇見をする必要がなくなり、視線をスライス片
を扱う時と同じ方向に向けたままで運転の切換え操作が
できる。したがって、誤操作が少なくなり、未習熟者に
も扱い易くなる。また、切換え操作レバーに不用意に接
触する危険も回避される。本発明は、以上のようにして
前記の課題を解決したものである。
向がスライス片が切り出されてくる方向と一致して、作
業者には脇見をする必要がなくなり、視線をスライス片
を扱う時と同じ方向に向けたままで運転の切換え操作が
できる。したがって、誤操作が少なくなり、未習熟者に
も扱い易くなる。また、切換え操作レバーに不用意に接
触する危険も回避される。本発明は、以上のようにして
前記の課題を解決したものである。
【０００７】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面について説明す
る。実施例は、本発明を従来公知の肉箱が水平往復型の
食肉スライサーに適用した場合のものである。図１に示
すように、この食肉スライサーＳは、機台Ｆの一側に立
設されて垂直に回転する丸刃形の刃物１を備え、機台Ｆ
上で回転するクランク２に駆動され、前後をレール３に
支承されつつ、刃物１の回転面に前端面を沿わせて往復
する肉箱４を備えている。
る。実施例は、本発明を従来公知の肉箱が水平往復型の
食肉スライサーに適用した場合のものである。図１に示
すように、この食肉スライサーＳは、機台Ｆの一側に立
設されて垂直に回転する丸刃形の刃物１を備え、機台Ｆ
上で回転するクランク２に駆動され、前後をレール３に
支承されつつ、刃物１の回転面に前端面を沿わせて往復
する肉箱４を備えている。
【０００８】肉箱４は、機台Ｆ内に設置した図示省略の
肉箱モーターに従動するクランク２の回転による往復と
共に、上下に付設した材料送りコンベア５，６を一方回
転させて、箱内に収容した食肉塊を送り出し、刃物１に
スライスさせる。
肉箱モーターに従動するクランク２の回転による往復と
共に、上下に付設した材料送りコンベア５，６を一方回
転させて、箱内に収容した食肉塊を送り出し、刃物１に
スライスさせる。
【０００９】刃物１に切断されるスライス片は、機台Ｆ
の左側の厚み調節板７の背面側に切り出され、俎板８上
に落ちる。一般に、作業者Ｍは図示のように機台Ｆの左
側の手前に立ち、落ちてくるスライス片を受け取り、１
枚ずつパイレス等に並べる。
の左側の厚み調節板７の背面側に切り出され、俎板８上
に落ちる。一般に、作業者Ｍは図示のように機台Ｆの左
側の手前に立ち、落ちてくるスライス片を受け取り、１
枚ずつパイレス等に並べる。
【００１０】このスライサーＳは、図２に示す駆動制御
回路Ｅ1 とモーター回路Ｅ2 を備えている。駆動制御回
路Ｅ1 は、それぞれ押釦型の停止スイッチ１０、連続運
転スイッチ１１、一枚切り用の運転停止スイッチ１２
と、シーケンサー９を介して肉箱駆動用のリレーＭＣ1
、刃物回転用のリレーＭＣ2 を接続し、モーター回路
Ｅ2 は、リレー接点ＭＣ1aを接続した肉箱駆動用モータ
ーＭ1 と、リレー接点ＭＣ2aを接続した刃物駆動用モー
ターＭ2 とを接続している。
回路Ｅ1 とモーター回路Ｅ2 を備えている。駆動制御回
路Ｅ1 は、それぞれ押釦型の停止スイッチ１０、連続運
転スイッチ１１、一枚切り用の運転停止スイッチ１２
と、シーケンサー９を介して肉箱駆動用のリレーＭＣ1
、刃物回転用のリレーＭＣ2 を接続し、モーター回路
Ｅ2 は、リレー接点ＭＣ1aを接続した肉箱駆動用モータ
ーＭ1 と、リレー接点ＭＣ2aを接続した刃物駆動用モー
ターＭ2 とを接続している。
【００１１】上記停止スイッチ１０、連続運転スイッチ
１１、一枚切り用の運転停止スイッチ１２は、図１に示
すように、機台Ｆの左側、俎板８の上方に設けた切換え
操作部１３に横に並設され、機台Ｆの左側の手前に立つ
作業者Ｍがスライス片を受け取る方向と同じ方向に伸ば
す手の届く高さに操作可能に位置されている。
１１、一枚切り用の運転停止スイッチ１２は、図１に示
すように、機台Ｆの左側、俎板８の上方に設けた切換え
操作部１３に横に並設され、機台Ｆの左側の手前に立つ
作業者Ｍがスライス片を受け取る方向と同じ方向に伸ば
す手の届く高さに操作可能に位置されている。
【００１２】このスライサーＳは、連続運転スイッチ１
１を押せば連続してスライスを行い、運転停止スイッチ
１２を押せば肉箱４が１往復して自動的に手前停止す
る。運転停止スイッチ１２は、主としてスライス片を１
枚ずつ丁寧にパイレス等に並べる場合に肉箱１往復毎に
頻繁に使用される。なお、停止スイッチ１０は連続運転
を停止する場合に用いる。また、図中１４は機台Ｆの手
前側側面の左側上部に設けた非常停止用のスイッチであ
る。
１を押せば連続してスライスを行い、運転停止スイッチ
１２を押せば肉箱４が１往復して自動的に手前停止す
る。運転停止スイッチ１２は、主としてスライス片を１
枚ずつ丁寧にパイレス等に並べる場合に肉箱１往復毎に
頻繁に使用される。なお、停止スイッチ１０は連続運転
を停止する場合に用いる。また、図中１４は機台Ｆの手
前側側面の左側上部に設けた非常停止用のスイッチであ
る。
【００１３】この実施例は運転の切換え操作部材として
上記のように押釦型スイッチを使用しているが、本発明
の実施に際し、切換え操作部１３に前述従来機種のよう
な操作レバーを取り付けること、スライサーの連続運転
と手前停止を切り換える切換え操作部材を取り付けるこ
となどは任意である。また、本発明を採用する機種は、
図示のような肉箱水平往復型のスライサーに限定されな
い。
上記のように押釦型スイッチを使用しているが、本発明
の実施に際し、切換え操作部１３に前述従来機種のよう
な操作レバーを取り付けること、スライサーの連続運転
と手前停止を切り換える切換え操作部材を取り付けるこ
となどは任意である。また、本発明を採用する機種は、
図示のような肉箱水平往復型のスライサーに限定されな
い。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、本発明は、機台の左側で
スライス片が切り出される俎板の上方に、スライサーの
運転制御回路の切換え操作部を取り付けたので、スライ
サーの運転を切り換える際の操作方向がスライス片が切
り出されてくる方向と一致して、作業者には脇見をする
必要がなくなり、視線をスライス片を扱う時と同じ方向
に向けたままで運転操作ができる。したがって正確な操
作が容易にでき、誤操作を少なくするとともに未習熟者
にも扱い易くなる。また、切換え操作レバーに不用意に
接触する危険も回避されるなど多くの利点がある。本発
明には以上のように優れた効果がある。
スライス片が切り出される俎板の上方に、スライサーの
運転制御回路の切換え操作部を取り付けたので、スライ
サーの運転を切り換える際の操作方向がスライス片が切
り出されてくる方向と一致して、作業者には脇見をする
必要がなくなり、視線をスライス片を扱う時と同じ方向
に向けたままで運転操作ができる。したがって正確な操
作が容易にでき、誤操作を少なくするとともに未習熟者
にも扱い易くなる。また、切換え操作レバーに不用意に
接触する危険も回避されるなど多くの利点がある。本発
明には以上のように優れた効果がある。
【図１】図１は本発明の実施例を示す一部切欠正面図
【図２】図２はスライサーの運転制御回路とモーター回
路の構成図である。
路の構成図である。
Ｓ スライサー Ｆ 機台 Ｍ 作業者 １ 刃物 ２ クランク ３ レール ４ 肉箱 ５ コンベア ６ コンベア ７ 厚み調節板 ８ 俎板 Ｅ1 駆動制御回路 Ｅ2 モーター回路 ９ シーケンサー １０ 停止スイッチ １１ 連続運転スイッチ １２ 停止スイッチ １３ 切換え操作部 Ｍ1 肉箱駆動用モーター Ｍ2 刃物駆動用モーター ＭＣ1 リレー ＭＣ2 リレー ＭＣ1a リレー接点 ＭＣ2a リレー接点
Claims (1)
- 【請求項１】 機台の一側に立設されて回転する刃物
と、刃物の回転面に前端面を沿わせて機台上を往復する
肉箱とを備えるとともに、運転操作部の切換え操作によ
りスライス片の連続切りと運転停止とが切り換えられる
ようにした運転制御回路を備えた食肉スライサーにおい
て、機台の左側でスライス片が切り出される俎板の上方
に、上記運転制御回路の切換え操作部を取り付けたこと
を特徴とする食肉スライサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16795697A JPH10337689A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 食肉スライサー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16795697A JPH10337689A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 食肉スライサー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10337689A true JPH10337689A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15859170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16795697A Pending JPH10337689A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 食肉スライサー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10337689A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100352626C (zh) * | 2001-02-02 | 2007-12-05 | 全仙礼 | 食用肉切片机 |
| JP2010247314A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Nihon Career Ind Co Ltd | 食肉スライサー |
| CN109497124A (zh) * | 2018-11-13 | 2019-03-22 | 赵田斌 | 一种自动剁肉机 |
-
1997
- 1997-06-09 JP JP16795697A patent/JPH10337689A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100352626C (zh) * | 2001-02-02 | 2007-12-05 | 全仙礼 | 食用肉切片机 |
| JP2010247314A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Nihon Career Ind Co Ltd | 食肉スライサー |
| CN109497124A (zh) * | 2018-11-13 | 2019-03-22 | 赵田斌 | 一种自动剁肉机 |
| CN109497124B (zh) * | 2018-11-13 | 2021-01-15 | 湖南童记三利和食品有限公司 | 一种自动剁肉机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040420 |
|
| RD12 | Notification of acceptance of power of sub attorney |
Effective date: 20060123 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7432 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070116 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070611 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071015 |