JP2006035313A - 変形加工された局所的補強シート金属部品を製造する方法、及び対応するシート金属部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 変形加工された局所的補強シート金属部品を製造する特に信頼性のある方法、及び対応するシート金属部品を提供する。
【解決手段】 変形加工された局所的補強シート金属部品(10)を製造する方法であって、変形プロセスの前又はその最中に、金属補強シート(14)が、ろう付け接合部(16)によって、金属ベースシート(12)に固着される方法において、ニッケルベースのろう付け材料が、ろう付け接合部(16)を形成することに用いられることを特徴とする方法が用いられる。
【選択図】 図1
【解決手段】 変形加工された局所的補強シート金属部品(10)を製造する方法であって、変形プロセスの前又はその最中に、金属補強シート(14)が、ろう付け接合部(16)によって、金属ベースシート(12)に固着される方法において、ニッケルベースのろう付け材料が、ろう付け接合部(16)を形成することに用いられることを特徴とする方法が用いられる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、請求項1の前文に記載の変形加工された局所的補強シート金属部品を製造する方法であって、変形プロセスの前又はその最中に、金属補強シートが、ろう付け接合部によって、金属ベースシートに固着される方法に関する。
さらに、本発明は、請求項9の前文に記載のシート金属部品に関する。
冒頭に記載された形式の方法及びシート金属部品は、すでに知られている。一例を挙げれば、特許文献1は、変形加工された局所的補強シート金属部品を製造する方法であって、金属補強シートが、ろう付けによって、金属ベースシートに接合される方法を開示している。
独国特許出願公開第100 49 660 A1号明細書
本発明の目的は、変形加工された局所的補強シート金属部品を製造する特に信頼性のある方法を提案することにある。
本発明の他の目的は、対応するシート金属部品を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、請求項1の特徴を有する方法を提案する。本発明による方法は、ニッケルベースのろう付け材料が、ろう付け接合部を形成することに用いられることを特徴とする。ニッケルベースのろう付け材料は、銅及び銅合金、ニッケル及びニッケル合金、コバルト及びコバルト合金、特殊鋼を含む任意の所望の鋼、及びいくつかの特殊金属及びそれらの合金をろう付けすることに特に適している。このろう付け材料は、ろう付け接合部が形成された後、変形加工プロセスが施される局所的補強シート金属部品を形成するように、2つの金属シート間に安定した接合部を形成することに特に適している。これは、それ自体が知られている「パッチワーク技術」であり、この技術によって、金属補強シートは、例えば、ろう付け接合部によって、金属ベースシートに固着され、次いで、この局所的補強シート金属部品は、適切な変形加工具によって、変形加工され得る。ニッケルベースのろう付け材料を用いるこのろう付け接合部の安定性によって、対応する局所的補強された、すなわち、「継ぎ当て」されたシート金属部品に対して、正確な変形プロセスを実施することができる。
好ましい変形形態によれば、ニッケルベースのろう付け材料は、14%のクロムと、10.1%のリンと、残部としてニッケルを含む。必要に応じて、このニッケルベースのろう付け材料は、微量のケイ素、ホウ素、鉄、及び炭素を付加的に含んでもよい。この場合、上記の百分率は、±10%だけ変化してもよい。この種のニッケルベースのろう付け材料は、接合後、それに続く変形プロセスを受けねばならない局所的補強シート金属部品を形成するように、金属シートを接合することに特に適していることがわかっている。
ニッケルベースのろう付け材料の融点は、好ましくは、略890℃であり、ニッケルベースのろう付け材料のろう付け温度は、好ましくは、略980℃である。従って、ニッケルベースのろう付け材料の融点よりも高い変形温度で接合される金属シート(金属ベースシート、金属補強シート)の適切な熱変形加工中に、これらの金属シート間の安定したろう付け接合部、及び必要に応じて、シート金属部品の十分な耐食性を得ることができる。従って、この種の変形形態において、2つの金属シート間のろう付け接合部の形成及び2つの金属シートを変形するプロセスは、単一の製造工程段階中に、達成され得る。
ニッケルベースのろう付け材料は、金属ベースシート及び/又は金属補強シートに、ペーストの形態で、又は噴霧又はスクリーン印刷によって、塗布され得る。適切な実施形態の確定は、とりわけ、シート金属材料及び/又はその表面状態に依存する。
金属ベースシートと金属補強シートは、1種類の鋼又は異なる鋼、必要に応じて、他の材料から作製され得る。従って、金属ベースシート及び/又は金属補強シートは、軽金属から作製されてもよい。これは、ニッケルベースのろう付け材料が、「パッチワーク技術」の一部として多用途的に用いられ、各場合に課せられる接合及び/又は変形加工の要求を満足することを意味している。
さらに、上記の目的は、請求項9の特徴を有するシート金属部品によって、達成される。シート金属部品は、特に、車体用の構造部品であってもよい。高い信頼性で、かつ再生可能に得られる接合部の品質によって、ニッケルベースのろう付け材料は、特に、局所的補強シート金属部品の連続製造に用いられるのに適している。
本発明のさらに他の利点は、詳細な説明から明らかになるだろう。
好ましい例示的実施例に基づき、及び概略図を参照して、本発明をさらに詳細に説明する。
図1は、金属ベースシート12と、金属補強シート14とを備える局所的補強シート金属部品10の概略的透視図である。金属補強シート14は、ろう付け接合部16によって、金属ベースシート12に固着される。ろう付け接合部16は、図2の概略的断面図においても示されている。例示された実施形態において、ろう付け接合部16は、好ましくは、金属補強シート14の連続的な縁領域18に沿って延在する。
好ましくは、14%のクロムと、10.1%のリンと、残部としてのニッケル、さらに微量のケイ素、ホウ素、鉄、及び炭素を含むニッケルベースのろう付け材料が、ろう付け接合部16を形成することに用いられる。
居所的補強シート金属部品10は、それ自体が知られている、いわゆる「パッチワーク技術」を含んでいる。「パッチワーク技術」にニッケルベースのろう付け材料を新規に用いることによって、金属ベースシート12と金属補強シート14との間に特に安定した接合部を形成し、それによって得られるシート金属部品10には、適切な変形加工具によって、変形プロセスが施され得る。必要に応じて、半田接合部が、変形プロセスの前ではなく、変形プロセス中に形成されてもよい。この場合、変形プロセスは、十分に高い変形温度を含む適切な熱変形プロセスでなければならない。
金属ベースシート12と金属補強シート14は、同一の材料であってもよいし、又は異なる材料であってもよい。特に、金属ベースシート12と金属補強シート14は、鋼から成ってもよいし、又は他の金属(例えば、軽金属)から成ってもよい。
ニッケルベースのろう付け材料を用いるろう付けプロセスは、特に、真空又は遮蔽ガス雰囲気内において行われる。
10 局所的補強シート金属部品
12 金属ベースシート
14 金属補強シート
16 ろう付け接合部
18 縁領域
12 金属ベースシート
14 金属補強シート
16 ろう付け接合部
18 縁領域
Claims (9)
- 変形加工された局所的補強シート金属部品(10)を製造する方法であって、変形プロセスの前又はその最中に、金属補強シート(14)が、ろう付け接合部(16)によって、金属ベースシート(12)に固着される方法において、
ニッケルベースのろう付け材料が、前記ろう付け接合部(16)を形成することに用いられることを特徴とする方法。 - 前記ニッケルベースのろう付け材料は、14%のクロム、10.1%のリン、及び残部としてのニッケルを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記ニッケルベースのろう付け材料は、微量のケイ素、ホウ素、鉄、及び炭素を付加的に含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 前記ニッケルベースのろう付け材料の融点は、略890℃であり、前記ニッケルベースのろう付け材料のろう付け温度は、略980℃であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ニッケルベースのろう付け材料は、前記金属ベースシート(12)及び/又は前記金属補強シート(14)に、ペーストの形態で、又は噴霧又はスクリーン印刷によって塗布されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記金属ベースシート(12)及び前記金属補強シート(14)は、一種類の鋼から作製されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記金属ベースシート(12)及び前記金属補強シート(14)は、異なる金属から作製されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記金属ベースシート(12)及び/又は前記金属補強シート(14)は、軽金属から作製されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法によって製造されたシート金属部品(10)。
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