JP2006034670A - 頭頸部用コーンビームx線ct撮影装置 - Google Patents

頭頸部用コーンビームx線ct撮影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来の旋回アームの移動手段として旋回駆動ユニット内に設けられたX/Y方向の水平方向移動手段とは別に、旋回軸と旋回アームの連結部に旋回軸位置可変機構を設け、旋回アームに対する旋回軸をX線の主線と平行方向に前後変位可能にすることにより、セファロ撮影等にも兼用可能な頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置を提供する。
【解決手段】 被検者を挟み、一端にコンビームX線を照射するX線発生器と、他端にFP型2次元センサーが対向配置され、旋回軸を中心に旋回してX線CT撮影を行う頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置において、旋回軸は、旋回アーム旋回用の旋回機構と、X軸移動機構と、Y軸移動機構とによって支承され、かつ、X線焦点と、旋回軸中心と、旋回軸位置可変機構と、それぞれの制御手段を設ける他、撮影時、センサーを被検者に大幅に近接させる手段を講じ、セファロ撮影等にも兼用可能な頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置の提供を図った。
【選択図】 図1

Description

本発明は、頭頸部領域のコーンビーム型X線CT装置の改良に関する。
更に詳しくは、限られた設置スペースの中で効率の良い画像再構成範囲が得られる頭頸部用コーンビーム型X線CT装置に関する。
従来、歯科用を含む頭頸部用コーンビーム型X線CT装置には、被検者の頭部を挟むように、旋回駆動ユニットから垂下する旋回アームの両端に、それぞれX線発生器と、4インチの有効視野のイメージインテンシファイア及びカメラ系からなる受像装置が対向配置され、旋回軸を中心に旋回しながら被検者の歯顎領域を含む頭頸部の関心部分に小径のコーンビームX線を照射し、被検者を透過したデーターの画像処理を行いCT画像を得る装置で、撮影中に旋回アームの旋回軸が、移動せずに回転のみで撮影を行い、一度の撮影で得られる画像再構成範囲が約φ38mm×H29mmの円柱状の範囲の撮影を行う局所照射X線CT撮影装置が公知である。
また、この装置とは別に同様に4インチの有効視野のイメージインテンシファイア及びカメラ系からなる受像装置を使用し、撮影時に必要に応じて旋回アームの旋回軸が回転しつつ、被検者の体軸に対して直交する水平方向に例えば、歯列弓に沿って時々刻々と適量連続的に移動させることにより、X線CT撮影時の再構成画像範囲をφ42mm×H40mmの円柱状の他に、一度の撮影で、顎関節を含む全歯列に及ぶ広い範囲の再構成画像エリアを得ることが出来るパノラマX線CT撮影装置が公知である。これらの装置の特徴は、一度の撮影に対する被検者に対するX線被曝線量が少ないことである。
一方、これらの装置とは別に、9インチ、あるいは12インチのイメージインテンシファイア及びカメラ系からなる受像装置を用いて、歯顎領域を含むより広い範囲の再構成画像エリアを得ることが出来る装置も公知で、この装置の場合の再構成画像エリアは、9インチのイメージインテンシファイア及びカメラ系からなる受像装置を用いた場合には、従来、一般にメディカルで用いられる手法の可変視野を採用し、その再構成画像エリアは、最大有効視野として、パノラマモードの場合、φ150mm、インプラントモードの場合、φ102.4mm、デンタルモードの場合、φ51.2mmの範囲の再構成画像エリアを、また、12インチのイメージインテンシファイア及びカメラ系からなる受像装置を用いた場合には、その再構成画像エリアは、最大有効視野として、パノラマモードの場合、φ190mm、インプラントモードの場合、φ150mm、デンタルモードの場合、φ100mmの範囲の再構成画像エリアを得ることが出来るとされている。この装置の特徴は、先の2機種に対して、可変視野であること。再構成画像エリアが大幅に広く得られる反面、再構成画像エリアの広さに比例して、一撮影当たりの被検者に対するX線被曝線量がかなり増加することが指摘されている。また、近年旋回アームの両端部において、X線発生器と、受像装置を前記旋回アームの旋回軸中心に対してそれぞれ可変できる装置が提案されているが、被検者への干渉等で有効に活用できない等の問題がある。
特開2000−139902 特開2002−219127 特開2003−175031 「歯顎顔面用コーンビームX線CT撮影装置 CB MercuRayの開発」 MEDIX VOL.37
従来これらの装置は、何れもその受像系としてイメージインテンシファイア及びカメラ系からなる受像装置を用いており、最大の再構成画像エリアを得ようとすると、球状となるため被検者の位置付け時に不便な場合もあることが知られている。また、カメラ系を含むイメージインテンシファイアの入出力軸方向の形状寸法が、旋回アームに取り付けられた状態で、撮影に際して被検者の頭部の回りを被検者に干渉することなく回転させるため、特に受像装置の下縁の部分が被検者の肩に干渉しないように配慮する必要があり、装置の回転半径に大きく影響すると同時に、9インチ、12インチのイメージインテンシファイアを用いた際の重量の影響も旋回アームの旋回軸に対する左右のバランス即ち、X線発生器側と、イメージインテンシファイア側とのバランスを取るために必要な要素となるため必然的に装置も大きくなると同時に、装置の性質上その機械的精度を維持するために重量も大幅に増加する傾向となる。また、装置の設置面積も必然的に拡大傾向にある。
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたもので、その受像系にフラットパネル型(以下FP型)2次元センサーを用い、この高価で敬遠されがちなFP型2次元センサーの限られた有効視野をできる限り有効に活用するために、従来の旋回アームとその旋回軸中心を被検者の撮影対象部位への移動手段として旋回駆動ユニット内に設けられたX/Y方向の水平方向移動手段とは別に、旋回駆動ユニットから垂下する旋回軸と旋回アームの連結部に旋回軸位置可変機構を設け、旋回アームに対する旋回軸の位置を、X線の主線に対して前記主線と平行方向に前後変位可能にすることを目的とする。
また、旋回アーム上でX線焦点−FP型2次元センサー入力面間寸法を変えることなく拡大率の変化に従った画像表示が可能とすることを目的の一つとする。
また、旋回アームに対する旋回軸の位置の変位による拡大率の変化を補正して拡大率を一定とするために、X線発生器の焦点と旋回アームの旋回軸中心間寸法、あるいは、旋回軸中心と、2次元センサーの入力中心間寸法の内の一方が設定されると、他方の寸法も合わせて自動的に可変移動可能とすることも目的の一つとする。
また、旋回軸と旋回アームの連結部に旋回軸位置可変機構に加えて、旋回アームと、FP型2次元センサーとの連結部にFP型2次元センサーが照射されるX線の主線方向に対して平行に摺動可能にFP型2次元センサー前後動機構と、前記2次元センサーが鉛直方向に摺動可能ならしめるFP型2次元センサーのZ軸移動機構のいずれか、あるいは両方を設けた装置の提供を目的の一つとする。
必要に応じて被検者の正中基準位置からの撮影対象とする関心領域即ち、撮影対象部位中心迄の左右(水平)方向への旋回軸中心位置の変位量の程度によって、一定の限られたX線焦点とFP型2次元センサー間寸法の中で、旋回アームの旋回軸中心と、FP型2次元センサーの入力面間の寸法あるいは、X線焦点間寸法を必要に応じて拡大率が小さくなる方向に、あるいはその逆に変化させることができる装置の提供を目的の一つとする。
また、必要に応じて旋回軸中心位置の変位量の程度によって生じる旋回アームの重量バランスの変化を補正する装置の提供を目的の一つとする。
また、撮影対象部位に対する撮影中心位置を正確に設定するために、少ないX線量で撮影され、表示手段に表示された正面、側面画像上で行う予備撮影画像による位置補正は、それぞれ表示された画面上のカーソルを目的とする位置に合わせることで旋回軸中心位置を自動的に正確に設定できる装置の提供を目的の一つとする。
このように、旋回アームと旋回軸の連結部分に旋回アームに対する旋回軸位置可変機構を、また旋回アームと、FP型2次元センサーとの連結部分あるいは、X線発生器との連結部に、後述する前後動機構、Z軸移動機構を、また、旋回アームの端部にバランス補正機構を設け、その一部あるいは全部を活用することによって、FP型2次元センサーの限られた有効視野を最大限有効利用し、再構成画像エリアを広げることができ、従来の撮影に加え、拡大撮影、セファロ撮影等の一般撮影に応用可能な装置の提供が可能となる。このことは再構成画像エリアを広げる一方で単純には装置の回転半径をおよそ数百ミリ縮めことができ、装置性能の向上および、小型化軽量化、ひいては、装置の設置面積が極力少なくてすむ、単純撮影、セファロ撮影装置としても応用可能な頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、被検者を挟むように一端にコンビームX線を照射するためのX線発生器と、他の一端に被検者を透過したX線を検知するためのFP型2次元センサーが対向に配置された旋回アームが、その旋回アームの旋回軸を中心に旋回して被検者の対象とする部位のX線CT撮影を行う、所謂、頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置に於いて、旋回駆動ユニットから垂下する旋回アームの旋回軸は、前記、旋回駆動ユニット内で、前記旋回アームを旋回させるための旋回機構と、同じく旋回アームを水平方向に任意に被検者の撮影対象の範囲を移動させるためのX軸移動機構と、Y軸移動機構とによって支承され、且つ、旋回軸と旋回アームとの連結部に、旋回アームに対向配置された前記X線発生器の焦点と、前記旋回軸中心と、前記FP型2次元センサーの入力中心を一本の線で結ぶ直線上の水平面で、前記直線に対して平行にX線発生器の焦点と旋回アームの旋回軸中心間の寸法を、任意に可変移動させるための、旋回軸位置可変機構と、それぞれの制御手段を有することを特徴とする。
前記、それぞれの制御手段とは、前記旋回アームを旋回させるための旋回機構と、同じく旋回アームを水平方向に任意に被検者の撮影対象の範囲を移動させるためのX軸移動機構と、Y軸移動機構と、前記旋回軸と旋回アームとの連結部に設けられた旋回アームの旋回軸位置可変機構とを中央演算処理装置からの指令によってアームローテーション制御モーター、X軸制御モーター、Y軸制御モーター、アーム旋回軸位置制御モーターを制御することを意味している。この様に制御することによって、FP型2次元センサーの限られた有効視野をできる限り有効に活用するために、必要に応じて被検者の正中基準位置からの撮影対象とする関心領域即ち、撮影対象部位中心迄の左右(水平)方向への旋回軸中心位置の変位量の程度によって、一定の限られたX線焦点とFP型2次元センサー間寸法の中で、旋回アームの旋回軸中心と、FP型2次元センサーの入力面間の寸法あるいは、X線焦点間寸法を必要に応じて拡大率が小さくなる方向に変化させることができ、後述の図5に示すように、図2〜図4と比較すると拡大率が(A+B)/A>((A+α) + (B−α))/(A+α)となり、撮影対象の画像エリアが拡大するため、一度の撮影での診断領域が増大することを特徴とする装置の提供を目的とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、旋回軸位置可変機構は、X線発生器の焦点と、FP型2次元センサーの入力面間の寸法を変えることなく、X線発生器の焦点と旋回アームの旋回軸中心間寸法を、任意に可変移動させるための、旋回軸位置可変機構を有することを特徴とする。
この場合の旋回軸位置可変機構は、X線発生器の焦点と、FP型2次元センサーの入力面間の寸法は一定で、旋回アームに対して旋回軸の位置を、任意に可変移動させるもので、別途図示で後述するが被検者の正中基準位置からの撮影対象とする関心領域即ち、撮影対象部位中心迄の左右(水平)方向の寸法によって変位量を変化させることで、被検者の正中基準位置での撮影の際の再構成画像エリアが拡大することができる。この場合の拡大率の変化に対しては、その変化量に対して再構成計算がなされることを特徴とする装置の提供を目的とする。但し再構成範囲が小さくて良い場合は、再構成画像エリアが縮小されることは勿論である。
請求項3に記載の発明は、請求項1〜2に記載の発明に於いて、旋回軸位置可変機構は、絶えず、X線発生器の焦点と、旋回軸中心と、2次元センサーの入力面間の寸法が一定の拡大率となるように、X線発生器の焦点と旋回アームの旋回軸中心間寸法、あるいは、旋回軸中心と、2次元センサーの入力中心間寸法の内の一方が設定されると、他方の寸法も合わせて自動的に可変移動することを特徴とする。
拡大率が変化しないため再構成のための処理が単純となり、画像処理時間の短縮に効果を有する装置の提供を目的とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に記載の発明に於いて、旋回軸位置可変機構による基準変位量が、装置が設定した被検者の基準中心位置から、同様に装置が予め設定した水平方向の被検者の撮影部位中心迄の寸法であることを特徴とする。
旋回軸位置可変機構による基準変位量を、前記装置が設定した被検者の基準中心位置から、水平方向の被検者の撮影対象とする部位の中心迄の寸法と限定することによって、必要以上の可動範囲を必要としないため装置の更なる小型化を図った装置の提供を目的とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4に記載の発明に於いて、旋回軸位置可変機構による変位量が、中央演算処理回路を介し、操作部での撮影部位選択手段によって任意に選択された撮影部位に従って自動的に設定されることを特徴とする。
これは、旋回軸位置可変機構による変位量の制御法に関し、予め一定のアルゴリズムで設定されたプログラムに従って、前記操作部での撮影部位選択手段によって任意に選択された撮影部位に従って自動的に設定されるオートモード、あるいは、その都度X.Y方向の数値入力をするマニュアルモードが有り、その変位量の信号は、中央演算処理回路を介し、旋回軸位置可変機構制御用モーターに送られることを特徴とする装置の提供を目的とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5に記載の発明に於いて、予備撮影手段による被検者の正面及び、側面からの予備撮影の結果、撮影部位ずれを微調整するために表示手段に表示された予備撮影画像中心に対する目標位置までのカーソルの変位量に合わせて自動的に前記旋回アームの旋回軸中心位置の補正をするための旋回軸位置補正手段を有することを特徴とする。
この手法は、正規の撮影に際して事前に少量のX線量で被検者の関心領域即ち、撮影目標部位の中心部を正確に把握するために、予め外観上の撮影目標部位の中心位置を大まかに設定し、その部位に対して正面、側面からの撮影をおこないモニター上に並べて表示させて位置の確認と補正をおこなうもので、モニター上に表示されたX線画像に対して、そのウインドウ内のカーソルを移動させることにより、カーソルが移動した位置が撮影中心となるように自動的に旋回軸位置補正手段によって旋回アームの旋回軸中心位置の補正をすることが可能な装置の提供を目的とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6に記載の発明に於いて、旋回アームは、前記FP型2次元センサーが、照射されるX線の主線方向に対して平行に摺動可能にFP型2次元センサー前後動機構が設けられていることを特徴とする。
前記旋回アームが、被検者の撮影対象の範囲を移動させるためのX軸移動機構と、Y軸移動機構とによって支承され、かつ、旋回軸と旋回アームとの連結部に、旋回アームに対向配置された前記X線発生器の焦点と、前記旋回軸中心と、前記FP型2次元センサーの入力中心を一本の線で結ぶ直線上の水平面を、前記直線に対して平行にX線発生器の焦点と旋回アームの旋回軸中心間の寸法を、任意に可変移動させるための、旋回軸位置可変機構に加えて、旋回アームとFP型2次元センサーの連結部においてFP型2次元センサーが、照射されるX線の主線方向に対して平行に摺動可能にFP型2次元センサー前後動機構が設けられ、それぞれの制御手段を有することを特徴とする装置の提供を目的とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7に記載の発明に於いて、前記旋回アームは、旋回アームとFP型の2次元センサーの連結部に、前記2次元センサーが鉛直方向に摺動可能ならしめるFP型2次元センサーのZ軸移動機構が設けられていることを特徴とする。
前記旋回アームが、被検者の撮影対象の範囲を移動させるためのX軸移動機構と、Y軸移動機構とによって支承され、かつ、旋回軸と旋回アームとの連結部に、旋回アームに対向配置された前記X線発生器の焦点と、前記旋回軸中心と、前記FP型2次元センサーの入力中心を一本の線で結ぶ直線上の水平面を、前記直線に対して平行にX線発生器の焦点と旋回アームの旋回軸中心間の寸法を、任意に可変移動させるための、旋回軸位置可変機構に加えて、旋回アームとFP型2次元センサーの連結部にFP型2次元センサーが、照射されるX線の主線方向に対して平行に摺動可能ならしめるFP型2次元センサー前後動機構と、鉛直方向に摺動可能ならしめるFP型2次元センサーのZ軸移動機構が設けられていること設けられ、それぞれの制御手段を有する装置の提供を目的とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8に記載の発明に於いて、旋回駆動ユニットから垂下する旋回アームの旋回軸は、前記旋回駆動ユニット内で、前記旋回アームを旋回させるための旋回機構と、同じく旋回アームを水平面方向に任意に被検者の撮影対象の範囲で移動させるための、X軸移動機構と、Y軸移動機構とによって支承され、且つ、旋回軸と旋回アームとの連結部に、旋回アームに対向配置された前記X線発生器の焦点と、前記旋回軸中心と、前記FP型2次元センサーの入力中心とを一本の線で結ぶ直線上の水平面を、前記直線に対して平行にX線発生器の焦点と旋回アームの旋回軸中心間寸法を、任意に可変移動させるための、旋回軸位置可変機構を有し、基準位置である該旋回軸中心位置からの旋回軸位置可変機構による変化量を、また、FP型2次元センサーZ軸移動機構あるいは、FP型2次元センサー前後動機構によるFP型2次元センサーの変位量を比較演算処理部で基準値と比較の上、且つ拡大率に変化に応じて、再構成画像処理を行うことを特徴とする。
旋回アームの旋回機構および、旋回アームを水平面方向に任意に被検者の撮影対象の範囲を移動させるための、X軸移動機構と、Y軸移動機構とを除く、前記旋回アームの旋回軸位置可変機構あるいは、FP型2次元センサーZ軸移動機構、さらに、FP型2次元センサー前後動機構によるFP型2次元センサーの変位量の一部または、全部を比較演算処理部で基準値と比較の上、且つ拡大率に変化に応じて、再構成画像処理をおこなえる装置の提供を目的とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9記載の発明に於いて、前記、旋回アームは、その一端に、旋回軸位置及びFP型2次元センサーの位置の一方または両方の変化に伴う重量バランスの変化を補正するための重量バランス補正手段を設けたことを特徴とする。
FP型2次元センサーの採用によって、従来のイメージインテンシファイア及びカメラ系からなる受像装置と比較した場合、その容積率、重量共に大幅に小型化が進み、旋回アーム上でのバランスもFP型2次元センサー側が軽量となり、更にその位置を、旋回アームの旋回軸側に移動させた場合、FP型2次元センサーの重心位置の変化に伴うX線発生器側との重量バランスのずれが生じる。特に機械系の精度が要求されるこの種のコーンビームX線CT撮影装置にあっては、このバランスのずれの度合いに比例して振動、揺れ等の発生の要因の一つとなり即、装置の性能を左右する。従ってこれらの現象を押さえるためにFP型2次元センサーの移動方向と逆方向に作動する重量バランス補正手段を設けることで旋回アーム上でのFP型2次元センサーの位置の変化に伴う重量バランスの変化を補正をする重量バランス補正手段を設けたことで機械的精度の維持を図った装置の提供を目的としている。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10に記載の発明に於いて、前記旋回アームは、旋回アームと前記X線発生器との連結部に、該X線発生器がその照射されるX線の主線方向に対して平行に摺動可能ならしめるX線発生器前後動機構と、垂直方向に摺動可能ならしめるX線発生器Z軸移動機構の内のいずれか一方かまたは、その両方が設けられ、その変位量は、中央演算処理回路を介し、操作部での撮影部位選択手段によって、オートモードあるいは、マニュアルモードにより任意に選択された撮影部位に従って自動的に設定されることを特徴とする請求項1〜10に記載の頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置。
請求項11は、旋回アームに対する可動部分がFP型2次元センサー側ではなく、旋回アームと前記X線発生器との連結部に、該X線発生器がその照射されるX線の主線方向に対して平行に摺動可能ならしめるX線発生器前後動機構と、また、X線発生器を垂直方向に摺動可能ならしめるX線発生器Z軸移動機構の内のいずれか一方かまたはその両方が設けられ、その変位量は、中央演算処理回路を介し、操作部での撮影部位選択手段によって、オートモードあるいは、マニュアルモードにより任意に選択された撮影部位に従って自動的に設定し撮影することを目的としている。
請求項12記載の発明は、被検者を挟むように一端にコンビームX線を照射するためのX線発生器と、他の一端に被検者を透過したX線を検知するためのフラットパネル型(以下FP型)2次元センサーが対向に配置された旋回アームが、その旋回アームの旋回軸を中心に旋回して被検者の対象とする部位のX線CT撮影を行う、所謂、頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置において、旋回駆動ユニットから垂下する旋回アームの旋回軸は、前記、旋回駆動ユニット内で、前記旋回アームを旋回させるための旋回機構と、同じく旋回アームを水平方向に任意に被検者の撮影対象の範囲を移動させるためのX軸移動機構と、Y軸移動機構とによって支承され、かつ、旋回軸と旋回アームとの連結部に、旋回アームに対向配置された前記X線発生器の焦点と、前記旋回軸中心と、前記FP型2次元センサーの入力中心とを一本の線で結ぶ直線上の水平面を、前記直線に対して平行にX線発生器の焦点と旋回アームの旋回軸中心間の寸法を、任意に可変移動させるための、旋回軸位置可変機構を有し、該旋回アームは、FP型の2次元センサーとの連結部に、FP型2次元センサーが照射されるX線の主線方向に対して平行に摺動可能ならしめるFP型2次元センサー前後動機構と、前記2次元センサーが垂直方向に摺動可能ならしめるFP型2次元センサーのZ軸移動機構が設けられ、被検者に干渉することなく被検者の顔面近傍まで前記をFP型2次元センサーを近接させCT撮影以外の撮影も含め可能としたことを特徴とする。
FP型2次元センサーを被検者に干渉することなくできるだけ被検者の顔面近傍まで近づけて撮影をおこなうための工夫で、後述するように限られた有効視野のFP型2次元センサーを有効利用してCT撮影装置としては、ズーム撮影機能を持たせことができ、また従来の手法では被検者の肩等に干渉することを避けて、前記旋回アームの旋回軸中心間の寸法を十分にとって、受像装置の入力面の位置が設定されていたのに対して、FP型2次元センサーの採用と合わせて装置の操作部での撮影部位選択手段によって、オートモードあるいは、マニュアルモードにより任意に選択された撮影部位によっては、自動的に前記したFP型2次元センサーを被検者に干渉することなくできるだけ被検者の顔面近傍まで近づけて撮影をおこなうことを目標としている。
従って、本撮影装置によれば、FP型2次元センサーの採用による軽量化は当然のことながら、高価なFP型2次元センサーには、限られた有効視野を最大限に活用するための工夫と配慮がなされ、従来法に比べて一度の撮影での撮影領域を広げることができ、また、頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置専用機としてだけでなく、頭頸部を主とした単純撮影が容易となった他、セファロ撮影装置としても十分に利用できる装置の提供が可能となり、設置スペースが限られた一般的な歯科医院にも十分に設置可能な頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置である。
以下に、図面に従って本発明の実施態様について説明する。
図1(a)および(b)は、本発明の頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置の一実施例の全体図である。 図中、1は支柱、2は旋回駆動ユニット、3は旋回アーム、4はX線発生器、5はFP型2次元センサー、6は電動椅子、7は頭部規格固定装置、8は操作部を兼ねたパーソナルコンピューターで、9は記憶装置、10は表示装置を、また、11はリモートコントローラーを示している。
図において、図2以降に示すように旋回駆動ユニット2内には、旋回アーム3を旋回させるためのアームローテーション制御モーター12aを含む旋回駆動機構12と、モーター出力軸または、旋回軸12b(以降旋回軸12b)と、同じく旋回アーム3を水平方向に任意に被検者の撮影対象部位に対して、旋回アーム3の旋回軸12b中心の位置を、被検者の正中ラインに対し、直交する水平方向に移動可能なX軸制御モーター13aを有するX軸移動機構13と、この動きと直交する水平方向に移動可能なY軸制御用モーター14aを有するY軸移動機構14と、前記旋回駆動機構12の旋回軸12bと、図示しないこれらの制御用コントローラーにより構成されている。撮影に際して被検者は、装置中央の電動椅子6に座った状態でその頭部を、頭部規格固定装置7で位置付けされ合わせて、その高さも椅子上下動機構および、頭部固定装置上下動機構で調整される。またこの上下同操作時の安全機構として電動椅子6と頭部規格固定装置7の間および、旋回アーム3の下面で、被検者の頭頂部が干渉する範囲に、また、FP型2次元センサー5の前面に干渉防止機構19が設けられている。
旋回駆動ユニット2より、水平動が自在なように支承された前記旋回駆動機構12の旋回軸12bは、旋回アーム3と連結されるが、この旋回軸12bと旋回アーム3との連結部には、旋回アーム3に対向配置された前記X線発生器4の焦点と、前記旋回軸中心と、前記FP型2次元センサー5の入力中心とを一直線に結ぶ線上を水平面内で、X線発生器4の焦点と旋回アーム3旋回軸中心間の寸法を、撮影に先立って任意に可変移動させるための、アーム旋回軸位置制御モーターと直動システムで構成される旋回軸位置可変機構15が設けられている。
従って、旋回アーム3の一端に配置された前記X線発生器4の焦点と、前記旋回軸12bと、この旋回軸12bの中心とを結ぶ延長線上に、被検者の頭頸部を挟み対向して配置されたFP型2次元センサー5の入力面中心の、それぞれ旋回軸12bの中心との相互間の位置的な関係は、前記したX軸移動機構13と、Y軸移動機構14とによる動きとは別に、X線発生器4の焦点−FP型2次元センサー5の入力面間寸法の寸法が一定の場合においても旋回アーム3に対する旋回軸12(b)の位置を、撮影されるX線画像の拡大率が変化可能に、前記旋回軸位置可変機構15を用いて変移可能とされている。図2〜図5は、その代表的な撮影時の各部の位置関係を示している。
まず、図2は、装置が設定した被検者の基準中心位置に位置づけされた被検者の撮影対象部位の中心が頭部の中心即ち、正中線上であるため、旋回アーム3の旋回軸12の中心位置も旋回軸位置可変機構15を作動させることなく、またX軸移動機構13と、Y軸移動機構14も装置の設定した基準位置に位置している。この場合のX線画像の拡大率は、C/Aとなる。
これに対して図3は、被検者の撮影対象部位の中心が被検者の左側顎関節を含む位置が選択された場合を示し、旋回アーム3の旋回軸12の中心位置は、旋回軸位置可変機構15を作動させることなく、前記X軸移動機構13の作動により所定の位置に設定される。この場合のX線画像の拡大率は、図2と同様にC/Aとなる。この時の旋回アーム3の旋回軸12の中心とFP型2次元センサー5の入力面間寸法の寸法”B”が被検者の特に肩等に撮影時に干渉しないように設定されるため、限られた前記FP型2次元センサー5等の受像面有効視野を効率よく利用するためには、幾何学的X線画像の拡大率が大きくなりがちとなる。
また図4は、図5と対称となる被検者の右側顎関節を含む位置が選択された場合を示し、前記X軸移動機構13の作動方向が対称となるだけである。図5は、図2から図4とは異なり、装置が設定した被検者の基準中心位置に位置づけされた被検者の撮影対象部位の中心が頭部の中心即ち、正中線上である場合に、X軸移動機構13と、Y軸移動機構14も作動することなく装置の設定した基準位置に位置しているのに対して、旋回アーム3に対する旋回軸12の中心位置を、旋回軸位置可変機構15を作動させことでX線画像の拡大率が小さくなる方向に撮影時に被検者の特に肩に干渉しないような位置まで移動させる。従ってこの時のX線画像の拡大率は、C/(A+α)となり、X線画像の拡大率は、C/Aより変位量の大きさに比例して小さくなる。
図6および図7は、更にその効果を高めるために、旋回アーム3と前記FP型2次元センサー5の連結部分にFP型センサー制御モーターと直動システムで構成されるFP型2次元センサー前後動機構16を設けたことを特徴としている。このことは、前記した旋回軸位置可変機構15だけでは、従来より旋回アーム3の回転半径が大きくなる可能性があるのに対して、回転半径を変えることなく必要に応じて更に効率よくFP型2次元センサー5を被検者に近接させることができるため撮影対象の画像エリアが拡大するため、一撮影での診断領域が増大することにつながる。
尚、図6では、装置が設定した被検者の基準中心位置に位置づけされた被検者の撮影対象部位の中心が頭部の中心即ち、正中線上である場合に、X軸移動機構13と、旋回アーム3に対して旋回軸位置可変機構15作動することなく、FP型2次元センサー前後動機構16のみを作動させた場合の位置関係を示しており、この場合の拡大率は((B−β)+A)/Aとなるのに対して、図7は、前記X軸移動機構13を作動させずに旋回アーム3に対して旋回軸位置可変機構15とFP型2次元センサー前後動機構16の両方を作動させた場合のそれぞれの位置関係をし、拡大率は((B−β)+(A+α)/(A+α)となる。
図8は、旋回アーム3と前記FP型2次元センサー5の連結部分にFP型センサー前後制御モーターと直動システムで構成されるFP型2次元センサー前後動機構16の作動による移動量が予めプログラムされたアルゴリズムによって拡大率が変化しないように、動作するようにされていることを特徴としている。各部の距離関係は、旋回アーム3の旋回軸12の中心位置からのX線発生器4の焦点迄の元の距離をAとして、プラス方向にαだけ変位したとするとその変化率は、m’=(A+α)/Aとなるため、旋回アーム3の旋回軸12の中心位置からFP型2次元センサー5の入力面迄の寸法は元の距離をBとした時、B×m’となり拡大率は常に一定となるように作動する。
図9〜図12は、旋回アーム3と前記FP型2次元センサー5の連結部分にFP型センサー制御モーターと直動システムで構成されるFP型2次元センサー前後動機構16だけでなく、更に前記2次元センサー5が垂直方向に摺動可能ならしめるように、FP型センサーZ軸制御モーターと直動システムで構成されるFP型2次元センサー5のZ軸移動機構17が設けられていることを特徴としている。このように構成することにより、前記2次元センサー5の入力面を被検者に撮影時に干渉させずにより近づけることができるように構成できる。このことは頭頸部用コーンビームX線CT撮影は勿論、被検者頭頸部の一般撮影また、セファロ撮影への応用が可能となる。
図11は、特定部位の限られた範囲を撮影するために有効照射野を絞って撮影する場合のそれぞれの位置関係を示す一実施例で、撮影対象部位の撮影エリアの大きさに従って、照射されるコーンビームX線も絞られ、FP型2次元センサー5の入力範囲も限定されることで、必要以上のX線被曝を避ける意味でも有効である。図11は、局部の任意の拡大撮影時のそれぞれの位置関係を示す一実施例で、局部の微細構造の読映が可能となり、診断能の向上に寄与する。
図12は、セファロ撮影の代用となる準セファロ撮影のそれぞれの位置関係を示す一実施例で、図は、側面撮影を表しているが前記旋回駆動機構12の作動により、例えば正面撮影、45゜斜位撮影等、任意の方向からの撮影が可能である。また得られる画像データーがデジタルデーターのため表示に当たっては、従来多用されている拡大率1.1倍の擬似的画像として容易に表示が可能であることと、FP型2次元センサー5の入力面を被検者に限りなく近接させることによってセファロ撮影の代用として十分に活用できる頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置といえる。
図13は、前記した旋回アーム旋回軸位置制御モーターと直動システムで構成される旋回軸位置可変機構15あるいは、FP型2次元センサー前後動機構16の単独作動、または両方を作動させた時に生じる旋回軸12bの中心と旋回アーム3上での重量バランスのずれが大きくなると偏荷重による旋回アーム3の回転トラブルで色々な問題に発展し即装置の性能に影響するため、旋回アーム3の端部に設けられたバランス補正機構18を、前記した旋回軸位置可変機構15あるいは、FP型2次元センサー前後動機構16の作動時にその作動量に比例して予め設定されたプログラムのアルゴリズムに従ってバランスする方向に作動させるように構成されている。また、FP型2次元センサー5の前面には、従来パノラマX線撮影装置で公知の被検者に対する干渉防止機構19が設けられている。この干渉防止機構19は撮影時に一番被検者に近接しやすいFP型2次元センサーの前面に設けられており、旋回アームの回転中に被検者に前記干渉防止機構19がわずかでも触れるとCPUからの指令によって瞬時に旋回アームの回転が停止する。
図14は、図1〜図13で説明した各駆動機構を制御するための回路を示すブロック図である。 図において、特定の被検者に対してその撮影対象部位が決定されると操作部での撮影モード、撮影条件および、撮影部位選択手段によって任意に選択された撮影部位に従ってCPUを介し、その変位量信号が各制御モーターに送られ、各駆動機構によって位置決めされると共に、撮影条件に従った撮影がおこなわれる。
本発明は、旋回駆動ユニット内に設けられた、旋回アームを旋回させるための旋回機構と、該旋回アームを水平方向に任意に被検者の撮影対象部位に移動させるためのX軸移動機構とY軸移動機構とに加えて、旋回アームに対する旋回軸中心の移動をおこなうことを目的として旋回軸位置可変機構を設けたことを最大の特徴としている。
この様にすることによって例えば、CT撮影で被検者の頭部中心(正中ライン)部を撮影対象とした図5を例にすると、旋回アームに対し、旋回軸中心が、FP型2次元センサーの表面に被検者の肩に干渉しない位置迄移動する。従って、前記移動に伴って生じる変位量が拡大率の変化として再構成演算処理時に大きな問題となる。
従って、旋回駆動ユニットから垂下する旋回駆動機構の旋回軸と旋回アームとの連結部に設けられた旋回軸位置可変機構による旋回軸中心位置の基準位置からの変化量を、また、FP型2次元センサーZ軸移動機構あるいは、FP型2次元センサー前後動機構によるFP型2次元センサーの変位量をCPUからの指令に基づいて、比較演算処理部で予め設定されている基準値と比較の上、拡大率および有効照射野を演算し、その拡大率変化または、有効照射野の変化に応じた再構成画像処理がおこなわれるように設定される。その後、被検者の撮影対象部位に対して、CPUからの指令でX線発生器側の1次スリットで撮影エリア相当する範囲に絞られたコーンビームX線を照射しながら被検者の周囲を少なくとも180゜以上回転し得られた画像データーに基づき再構成画像処理をおこない表示手段に表示および、メモリ装置に元データーと共に保存される。
つぎに、被検者の頭部中心(正中ライン)部を撮影対象とし、CT撮影で拡大撮影をおこなう際の例の図11では、操作部で選択された撮影モード、CT撮影、拡大撮影および、撮影対象部位選択手段によって、頭部中心(正中ライン)部が選択され、その結果撮影部位に従って中央演算処理回路を介し、その変位量信号が各制御モーターに送られ、各駆動機構によって位置決めされた結果、拡大率((B+β)+(A−α))/(A−α)の拡大撮影が実施される。
また、被検者の頭部側面撮影対象としたセファロ撮影例の図12では、操作部で選択された撮影モード、セファロ撮影、撮影対象部位、側面が選択手段によって、選択され、その結果撮影部位に従ってCPUを介し、その変位量信号が各制御モーターに送られ、特に前記FP型2次元センサーのZ軸移動機構を含む各駆動機構によって位置決めされた結果、FP型2次元センサーが被検者に干渉することなく近接させての撮影が実施可能となる。勿論、これらの位置の微調整はリモートコントローラーを用いて被検者の近傍でおこなうことができる。
こうして得られた画像データーは、メモリ装置に保存されると共に図12に示すように従来法のセファロ撮影時の拡大率1.1倍でなく、そのままの拡大率として画像表示される場合の他、必要に応じて簡易的に撮影中心部の拡大率が1.1倍となるように比較演算処理部で予め設定されている基準値と比較演算処理がおこなわれ拡大率1.1倍のX線画像としての表示も可能である。
また、撮影対象部位に対する撮影中心位置を正確に設定する必要時に実施される、図示しない予備撮影画像による位置補正は、表示手段に表示された正面、側面画像上でおこなうもので、それぞれ表示された画面上のカーソルを目的とする位置に合わせることでその位置の信号がCPUに送られCPUからの指令で位置の制御がおこなわれる。
このように構成することで本発明の装置は、FP型2次元センサーの採用によって、従来のイメージインテンシファイア及びカメラ系からなる受像装置と比較した場合、その容積率、重量共に大幅に小型化が進み、旋回アーム上でのバランスもFP型2次元センサー側が軽量となり、更にその位置を、旋回アームの旋回軸側に移動させた場合、FP型2次元センサーの重心位置の変化に伴うX線発生器側との重量バランスのずれが生じる。特に機械系の精度が要求されるこの種のコーンビームX線CT撮影装置にあっては、このバランスのずれの度合いに比例して振動、揺れ等の発生の要因の一つとなり即、装置の性能を左右する。従ってこれらの現象を押さえるためにFP型2次元センサーの移動方向と逆方向に作動する重量バランス補正手段を設けることで旋回アーム上でのFP型2次元センサーの位置の変化に伴う重量バランスの変化を補正をする重量バランス補正手段を設けたことで機械的精度の維持を図ることが可能となった。また、本装置は旋回アームに対する可動部分がFP型2次元センサー側ではなく、旋回アームと前記X線発生器との連結部に、該X線発生器がその照射されるX線の主線方向に対して平行に摺動可能ならしめるX線発生器前後動機構と、また、X線発生器を垂直方向に摺動可能ならしめるX線発生器Z軸移動機構の内のいずれか一方かまたはその両方が設けられ、その変位量は、CPUを介し、操作部での撮影部位選択手段によって、オートモードあるいは、マニュアルモードで任意に選択された撮影部位に従って自動的に設定し撮影することができ、より幅広い撮影が可能となった。
本発明の頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置一実施例を示す全体図で、正面図および側面図。 本発明の実施例を示す部分図で、被検者の中心(正中)線上を回転中心として撮影する際の各部の位置関係例。 本発明の実施例を示す部分図で、被検者の左側顎関節を中心とした線上を回転中心として撮影する際の各部の位置関係例。 本発明の実施例を示す部分図で、被検者の右側顎関節を中心とした線上を回転中心として撮影する際の各部の位置関係例。 本発明の実施例を示す部分図で、被検者の中心(正中)線上を回転中心として撮影する際に、旋回アームの旋回軸中心位置を、旋回軸位置可変機構で移動させた時の各部の位置関係例。 本発明の実施例を示す部分図で、被検者の中心(正中)線上を回転中心として撮影する際に、更に旋回アームとFP型2次元センサーの連結部分にFP型センサー前後制御モーターと直動システムで構成されるFP型2次元センサー前後動機構を設けた時の各部の位置関係例。 本発明の実施例を示す部分図で、FP型2次元センサー前後動機構を作動させた時の各部の位置関係例。 本発明の実施例を示す部分図で、FP型2次元センサー前後動機構を図7と逆方向に作動させた時の各部の位置関係例。 本発明の実施例を示す部分図で、更に旋回アームとFP型2次元センサーの連結部分にFP型センサーZ軸制御モーターと直動システムで構成されるFP型2次元センサーZ軸移動機構を付加した時の各部の位置関係例。 本発明の実施例を示す部分図で、付加したFP型2次元センサーZ軸移動機構を作動し、有効照射野を絞った時の各部の位置関係例。 本発明の実施例を示す部分図で、拡大撮影時の各部の位置関係例。 本発明の実施例を示す部分図で、準セファロ撮影時の各部の位置関係例。 本発明の実施例を示す部分図で、旋回アーム3の端部に設けられたバランス補正機構の構成と、各部の位置関係例。 本発明の各駆動機構の制御回路実施例を示すブロック図。
符号の説明
1 支柱
2 旋回駆動ユニット
3 旋回アーム
4 X線発生器
5 FP型2次元センサー
6 電動椅子
7 頭部規格固定装置
8 パーソナルコンピューター
9 メモリ装置
10 表示装置
11 リモートコントローラー
12 旋回駆動機構
12a アームローテーション制御モーター
12b 旋回軸
13 X軸移動機構
13a X軸制御モーター
14 Y軸移動機構
14a Y軸制御モーター
15 旋回軸位置可変機構
16 FP型2次元センサー前後動機構
17 FP型2次元センサーZ軸移動機構
18 バランス補正機構
19 干渉防止機構

Claims (12)

  1. 被検者を挟むように一端にコーンビームX線を照射するためのX線発生器と、他の一端に被検者を透過したX線を検知するためのFP型2次元センサーが対向配置された旋回アームが、その旋回アームの旋回軸を中心に旋回して被検者の対象とする部位のX線CT撮影を行う、所謂、頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置において、旋回駆動ユニットから垂下する旋回アームの旋回軸は、前記旋回駆動ユニット内で、前記旋回アームを旋回させるための旋回機構と、同じく旋回アームを水平方向に任意に被検者の撮影対象の範囲を移動させるためのX軸移動機構と、Y軸移動機構とによって支承され、かつ、旋回軸と旋回アームとの連結部に、旋回アームに対向配置された前記X線発生器の焦点と、前記旋回軸中心と、前記FP型2次元センサーの入力中心を一本の線で結ぶ直線上の水平面を、前記直線に対して平行にX線発生器の焦点と旋回アームの旋回軸中心間の寸法を、任意に可変移動させるための、旋回軸位置可変機構と、それぞれの制御手段を有することを特徴とする頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置。
  2. 前記、旋回軸位置可変機構は、X線発生器の焦点と、FP型2次元センサーの入力面間の寸法を変えることなく、X線発生器の焦点と旋回アームの旋回軸中心間寸法を、任意に可変移動させるための、旋回軸位置可変機構を有することを特徴とする請求項1に記載の頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置。
  3. 前記、旋回軸位置可変機構は、絶えず、X線発生器の焦点と、旋回軸中心と、FP型2次元センサーの入力面間寸法が一定の拡大率となるように、X線発生器の焦点と旋回アームの旋回軸中心間寸法、あるいは、旋回軸中心と、2次元センサーの入力中心間寸法の内の一方が設定されると、他方の寸法も合わせて自動的に可変移動することを特徴とする請求項1〜2に記載の頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置。
  4. 前記、旋回軸位置可変機構による基準変位量は、装置が設定した被検者の基準中心位置から、水平方向の被検者の撮影部位中心迄の寸法であることを特徴とする請求項1〜3に記載の頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置。
  5. 前記、旋回軸位置可変機構による変位量は、中央演算処理回路を介し、操作部での撮影部位選択手段によって任意に選択された撮影部位に従って自動的に設定されることを特徴とする請求項1〜4に記載の頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置。
  6. 予備撮影手段による被検者の正面及び、側面からの予備撮影の結果、撮影部位ずれを微調整するために表示手段に表示された予備撮影画像中心に対する目標位置までのカーソルの変位量に合わせて自動的に前記旋回アームの旋回軸中心位置の補正をするための旋回軸位置補正手段を有することを特徴とする請求項1〜5に記載の頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置。
  7. 前記、旋回アームは、FP型の2次元センサーとの連結部において、FP型2次元センサーが照射されるX線の主線方向に対して平行に摺動可能にFP型2次元センサー前後動機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜6に記載の頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置。
  8. 前記、旋回アームは、FP型の2次元センサーとの連結部において、前記2次元センサーが鉛直方向に摺動可能ならしめるFP型2次元センサーのZ軸移動機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜7に記載の頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置。
  9. 旋回駆動ユニットから垂下する旋回アームの旋回軸は、前記旋回駆動ユニット内で、前記旋回アームを旋回させるための旋回機構と、同じく旋回アームを水平面方向に任意に被検者の撮影対象の範囲を移動させるための、X軸移動機構と、Y軸移動機構とによって支承され、且つ、旋回軸と旋回アームとの連結部に、旋回アームに対向配置された前記X線発生器の焦点と、前記旋回軸中心と、前記FP型2次元センサーの入力中心とを一本の線で結ぶ直線上の水平面を、前記直線に対して平行にX線発生器の焦点と旋回アームの旋回軸中心間寸法を、任意に可変移動させるための、旋回軸位置可変機構を有し、該旋回軸中心位置の基準位置からの旋回軸位置可変機構による変化量を、また、FP型2次元センサーZ軸移動機構あるいは、FP型2次元センサー前後動機構によるFP型2次元センサーの変位量を比較演算処理部で基準値と比較の上、且つ拡大率の変化に応じて、再構成画像処理を行うことを特徴とする頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置。
  10. 前記、旋回アームは、その一端に、旋回軸位置及びFP型2次元センサーの位置のいずれか一方または両方の変化に伴う重量バランスの変化を補正するための重量バランス補正手段を設けたことを特徴とする請求項1〜9に記載の頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置。
  11. 前記旋回アームは、旋回アームとX線発生器との連結部に、該X線発生器がその照射されるX線の主線方向に対して平行に摺動可能なX線発生器前後動機構と、垂直方向に摺動可能ならしめるX線発生器Z軸移動機構の内のいずれか一方かまたは、その両方が設けられ、その変位量は、中央演算処理回路を介し、操作部での撮影部位選択手段によって、オートモードあるいは、マニュアルモードにより任意に選択された撮影部位に従って自動的に設定されることを特徴とする請求項1〜10に記載の頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置。
  12. 被検者を挟むように一端にコンビームX線を照射するためのX線発生器と、他の一端に被検者を透過したX線を検知するためのFP型2次元センサーが対向に配置された旋回アームが、その旋回アームの旋回軸を中心に旋回して被検者の対象とする部位のX線CT撮影を行う、所謂、頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置において、旋回駆動ユニットから垂下する旋回アームの旋回軸は、前記、旋回駆動ユニット内で、前記旋回アームを旋回させるための旋回機構と、同じく旋回アームを水平方向に任意に被検者の撮影対象の範囲を移動させるためのX軸移動機構と、Y軸移動機構とによって支承され、かつ、旋回軸と旋回アームとの連結部に、旋回アームに対向配置された前記X線発生器の焦点と、前記旋回軸中心と、前記FP型2次元センサーの入力中心を一本の線で結ぶ直線上の水平面を、前記直線に対して平行にX線発生器の焦点と旋回アームの旋回軸中心間の寸法を、任意に可変移動させるための、旋回軸位置可変機構を有し、該旋回アームは、FP型の2次元センサーとの連結部に、FP型2次元センサーが照射されるX線の主線方向に対して平行に摺動可能ならしめるFP型2次元センサー前後動機構と、前記2次元センサーが鉛直方向に摺動可能ならしめるFP型2次元センサーのZ軸移動機構が設けられ、被検者に干渉することなく被検者の顔面近傍まで前記をFP型2次元センサーを近接させCT撮影以外の撮影をも可能とした頭頸部用コーンビームX線CT撮影装置。
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