JP2006033137A - 携帯端末の入金システムおよび携帯端末ならびにその管理方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 入金時のユーザの手間を低減することができる携帯端末の入金システムおよび携帯端末ならびにその管理方法を提供する。
【解決手段】 自動販売機100は紙幣投入口102に投入された入金額に応じて入金情報を生成する。また、自動販売機100は、ICタグリーダライタ103により、携帯電話200のICタグから携帯電話200の電話番号を読み取る。自動販売機100は、携帯電話200の電話番号を示す電話番号情報および入金情報を管理サーバ300へ送信する。管理サーバ300は電話番号情報および入金情報を受信し、携帯電話200の使用可能な残り通話度数を増加させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザが使用料金を予め入金してから使用するプリペイド(前払い)式の携帯端末の入金システムおよび携帯端末ならびにその管理方法に関する。
近年、プリペイド式の携帯端末(携帯電話等)が普及してきた。ユーザがプリペイド式の携帯端末を使用する場合には、販売店でプリペイドカードを購入し、サービスセンター(局)へ電話をかけ、プリペイドカードに記載されている番号(プリペイド番号)を携帯端末に入力する。サービスセンターにおいては、プリペイドカードの購入金額に応じて、携帯端末の使用可能な残り通話度数が増加される。これにより、ユーザは引き続いて携帯端末を使用することができるようになる。なお、特許文献1には、非接触ICカードを設けた携帯端末と、プリペイド機能の再入金に関する事項とが記載されている。
特開2001−223631号公報
しかし、従来の携帯端末において、使用可能な残り通話度数が少なくなった、あるいは全くなくなってしまった場合には、ユーザがプリペイドカードを購入してから電話をかけ、プリペイドカードの番号を入力しなければならず、これはユーザにとって面倒な作業であった。また、プリペイドカードを使用するため、そのコストおよび資源の無駄が発生していた。なお、特許文献1には、プリペイド機能の再入金を行うとする記載があるが、そのための具体的手段等は明示されておらず、上記の問題点を解決することはできなかった。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、入金時のユーザの手間を低減することができる携帯端末の入金システムおよび携帯端末ならびにその管理方法を提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、携帯端末と、該携帯端末の使用料金に係る入金を受け付けると共に、ユーザに対して各種サービスを提供可能な入金装置と、管理情報に基づいて前記携帯端末の使用料金を管理する管理サーバとを具備する携帯端末の入金システムであって、前記携帯端末は、自身の識別情報を前記入金装置へ送信する第1の送信手段を備え、前記入金装置は、入金を受け付け、入金額に応じて入金情報を生成する入金手段と、前記識別情報を前記携帯端末から受信する受信手段と、前記入金情報および前記識別情報を前記管理サーバへ送信する第2の送信手段とを備え、前記管理サーバは、前記入金情報および前記識別情報を前記入金装置から受信し、前記入金情報および前記識別情報に基づいて前記管理情報を更新することを特徴とする携帯端末の入金システムである。
請求項2に記載の発明は、携帯端末と、該携帯端末の使用料金に係る入金を受け付けると共に、ユーザに対して各種サービスを提供可能な入金装置と、管理情報に基づいて前記携帯端末の使用料金を管理する管理サーバとを具備する携帯端末の入金システムであって、前記携帯端末は、入金額に応じた入金情報を前記入金装置から受信する受信手段と、前記入金情報および自身の識別情報を前記管理サーバへ送信する第1の送信手段とを備え、前記入金装置は、入金を受け付け、入金額に応じて前記入金情報を生成する入金手段と、前記入金情報を前記携帯端末へ送信する第2の送信手段とを備え、前記管理サーバは、前記入金情報および前記識別情報を前記携帯端末から受信し、前記入金情報および前記識別情報に基づいて前記管理情報を更新することを特徴とする携帯端末の入金システムである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の入金システムにおいて、前記入金装置は、自動販売機、POSシステム、券売機、または遊具器であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、携帯端末の使用料金に係る入金を受け付けると共に、ユーザに対する各種サービスを提供可能な入金装置が、入金額に応じた入金情報および前記携帯端末の識別情報を、前記入金情報および前記識別情報に基づいて、前記携帯端末の使用料金の管理に係る管理情報を更新する管理サーバへ送信する携帯端末の入金システムで用いられる携帯端末であって、前記識別情報を前記入金装置へ送信する送信手段を具備することを特徴とする携帯端末である。
請求項5に記載の発明は、携帯端末と、該携帯端末の使用料金に係る入金を受け付け、入金額に応じた入金情報を生成すると共に、ユーザに対して各種サービスを提供可能な入金装置と、前記入金情報および前記携帯端末の識別情報に基づいて、前記携帯端末の使用料金の管理に係る管理情報を更新する管理サーバとを具備する携帯端末の入金システムで用いられる携帯端末であって、前記入金情報を前記入金装置から受信する受信手段と、前記入金情報と前記識別情報とを前記管理サーバへ送信する送信手段とを具備することを特徴とする携帯端末である。
請求項6に記載の発明は、携帯端末の使用可否を管理する携帯端末の管理方法であって、ユーザに対して各種サービスを提供可能な入金装置が入金を受け付け、入金額に応じて入金情報を生成するステップと、前記入金情報に基づいて前記携帯端末の使用可否を管理するステップとを具備することを特徴とする携帯端末の管理方法である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の携帯端末の管理方法において、前記入金情報に基づいて前記携帯端末の使用可否を管理するステップは、前記入金装置が前記入金情報を管理サーバまたは前記携帯端末へ送信するステップと、前記管理サーバまたは前記携帯端末が前記入金情報を前記入金装置から受信するステップと、前記管理サーバまたは前記携帯端末が前記入金情報に基づいて、前記携帯端末の管理情報を更新するステップとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、入金時のユーザの手間を低減することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照し、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による入金システムの構成を示す概略構成図である。この入金システムは自動販売機100(入金装置)、携帯電話200、および管理サーバ300を備えている。自動販売機100は従来の商品販売機能と共に、ユーザから携帯電話200の使用料金に係る入金を受け付ける機能を有する。携帯電話200はICタグ付きのプリペイド式携帯電話である。管理サーバ300は、携帯電話200の使用可能な通話度数等の管理情報に基づいて、携帯電話200の使用可否を管理するセンターのサーバである。
自動販売機100において、表示部101、紙幣投入口102、ICタグリーダライタ103、およびタッチパネル104が図示されている。なお、硬貨投入口や釣銭返却口等は図示を省略している。表示部101は、タッチパネル104において、各種の情報が表示される領域である。ユーザは表示部101に表示される指示に従い、タッチパネル104を操作する。紙幣投入口102は、ユーザからの入金を受け付ける手段である。ICタグリーダライタ103は、携帯電話200に設けられたICタグから非接触で情報を読み取る機能を有する。
自動販売機100は図示せぬ制御手段としてのCPU(中央処理装置)を備え、このCPUが各部を制御して処理を行う。すなわち、自動販売機100はCPUの処理により、紙幣投入口102から入金された入金額の判別を行い、入金額に応じて入金情報を生成する機能や、ICタグリーダライタ103を介して携帯電話200と行う通信の制御機能等を有する。また、自動販売機100は、有線または無線の電話回線もしくはインターネット回線を通じてセンターの管理サーバ300と通信する機能も有している。
図2は、本実施形態による携帯電話200の構成を示すブロック図である。以下、図中の各構成について説明する。アンテナ1は通話あるいはデータ通信用のアンテナであり、図示せぬ基地局を介して他の通信装置と電波の送受信を行う。以下、アンテナ1を介して行う通信についての記載においては、基地局の記載を省略するものとする。無線部2は、アンテナ1によって受信された電波に基づいた受信信号の復調処理を行うと共に、アンテナ1によって電波に変換されて送信される送信信号の変調処理を行う。データ処理部3は、無線部2によって復調された受信信号の復号化処理や、送信信号の符号化処理等を行う。音声処理部4は通話時の音声に係る処理を行う。この音声処理部4は、通話時にデータ処理部3から出力された受信音声データに基づいて、音声を発生する図示せぬスピーカを駆動するための駆動信号を生成すると共に、音声が入力される図示せぬマイクから出力された音声信号に基づいて送信音声データを生成する。
電子タグ用アンテナ5は、電波を介して外部と信号の送受信を行うコイル状アンテナである。電子タグ用無線部6は、電子タグ用アンテナ5によって送受信される信号の送受信回路である。電子タグ用データ処理部7は、自局の電話番号(識別情報)が予め記録された図示せぬ記憶手段を備え、この記憶手段に格納された情報の読み取りや、記憶手段への情報の書き込み等の処理を行う。上記の電子タグ用アンテナ5、電子タグ用無線部6、および電子タグ用データ処理部7を備えたICタグは、携帯電話200の電池13から電力の供給を受けて動作してもよいし、携帯電話200が電源投入状態であるかどうかに依存せずに、電子タグ用アンテナ5において電磁誘導によって発生する電力によって動作してもよい。
メモリ8は、アンテナ1を介して受信された受信データや自局の電話番号等を記憶する。制御部9は、携帯電話200内の各部を制御する。表示部10は、情報を表示する液晶画面や液晶の駆動回路等を備えている。操作部11は、ユーザによって操作される各種のキーを備えており、ユーザによるキーの操作結果を示す信号を生成して制御部9へ出力する。
撮影部12は、光学レンズおよびCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を備え、光学レンズを介して撮像素子の撮像面上に結像した被写体の像を撮像素子によりアナログ信号に変換し、このアナログ信号をデジタル信号に変換して、画像データとして制御部9へ出力する。電池13は、携帯電話200の駆動用電源となる充電可能な電池である。電源回路14は、電池13の出力電圧に基づいて、携帯電話200内の各部へ駆動電力を供給する。
次に、本実施形態による入金システムの動作について説明する。図3は、この入金システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。以下、図3を用いて本実施形態の動作を説明する。ユーザ(利用者)は携帯電話200を持って、入金機能を備えた自動販売機100が設置された場所へ行き、入金を行う。ユーザは表示部101の表示を確認しながらタッチパネル104を操作し、入金作業を開始する。自動販売機100は通話度数選択に関する表示を表示部101に表示し、ユーザに対して希望度数の選択を促す(ステップS301)。
ユーザはタッチパネル104を操作し、通話度数を選択する。自動販売機100は、タッチパネル104から出力された信号に基づいて、ユーザによって選択された希望度数を判別する(ステップS302)。続いて、自動販売機100は、ユーザによって選択された希望度数に対応した金額を表示部101に表示する(ステップS303)。ユーザは表示部101の表示を確認し、要求された金額の紙幣を紙幣投入口102から投入する(あるいは硬貨投入口から硬貨を投入する)。自動販売機100は、投入された金額を判別し、入金額に応じた入金情報を生成する。この入金情報は入金額に対応した通話度数(通話可能量)を示す情報であるが、入金額自体を示す情報であってもよい(ステップS304)。
続いて、自動販売機100は、携帯電話200のICタグに記録された電話番号を読み取ることをユーザに通知するための表示を表示部101に表示する(ステップS305)。このとき、携帯電話200をICタグリーダライタ103に近づけることを指示する表示を行ってもよい。この表示を確認したユーザは、携帯電話200を自動販売機100のICタグリーダライタ103に近づけてかざす(ステップS306)。
ICタグリーダライタ103は、情報の読み取りを示す読み取り信号を携帯電話200へ送信する(ステップS307)。携帯電話200の電子タグ用アンテナ5は読み取り信号に基づいた電波を受信し、電気信号に変換して電子タグ用無線部6へ出力する。電子タグ用無線部6は、受信された読み取り信号の受信処理を行い、電子タグ用データ処理部7へ出力する。電子タグ用データ処理部7は、読み取り信号に基づいて、図示せぬ記憶手段に格納された自局の電話番号を読み取り、この電話番号を示す信号を生成し、電子タグ用無線部6へ出力する。
電子タグ用無線部6はこの信号の送信処理を行い、電子タグ用アンテナ5へ出力する。電子タグ用アンテナ5は、電子タグ用無線部6から出力された信号に基づいた電波を自動販売機100へ送信する。自動販売機100のICタグリーダライタ103はこの電波を受信して受信信号に変換し、この受信信号に基づいて携帯電話200の電話番号を取得する(ステップS308)。続いて、自動販売機100は、携帯電話200の電話番号の読み取りが終了したことをユーザに通知するための表示を表示部101に表示する(ステップS309)。この表示後、ユーザは携帯電話200をICタグリーダライタ103から遠ざけてもよい。
続いて、自動販売機100は携帯電話200の電話番号を示す情報および入金情報をセンターの管理サーバ300へ送信する処理を行う。以下、自動販売機100と管理サーバ300とが行う通信においては、電話回線による接続の場合には、DTMFトーンが使用され、インターネットによる接続の場合には、TCP/IPが使用される。自動販売機100は、センターと通信中であることをユーザに通知するための表示を表示部101に表示し(ステップS310)、センターへ電話をかける(ステップS311)。
以後、自動販売機100および管理サーバ300は、呼設定情報等を介して呼確立処理を行い、呼が確立したら、管理サーバ300はダイヤル接続の完了を自動販売機100に通知する(ステップS312)。通知を受けた自動販売機100は、携帯電話200の電話番号を示す電話番号情報を管理サーバ300へ送信する。管理サーバ300は電話番号情報を受信し、この情報によって示される電話番号に基づいて、携帯電話200を識別する(ステップS313)。続いて、管理サーバ300は、電話番号情報を受信したことを示す受信確認情報を自動販売機100へ送信する(ステップS314)。
自動販売機100は受信確認情報を受信し、続いて、入金額に応じた通話度数を示す入金情報を管理サーバ300へ送信する(ステップS315)。管理サーバ300は入金情報を受信し、受信確認情報を自動販売機100へ送信する。また、管理サーバ300は、入金情報に基づいて、携帯電話200を管理するための管理情報を更新する。すなわち、管理サーバ300は携帯電話200の使用可能な残り通話度数を増加させる(ステップS316)。
自動販売機100は受信確認情報を受信し、続いて、呼切断情報等を介して呼切断処理を行い(ステップS317)、呼が切断したら、入金(前払い)の手続が完了したことをユーザに通知するための表示を表示部101に表示する(ステップS318)。この表示後、ユーザは携帯電話200を持ってその場所から立ち去ってもよい。なお、上述した動作においては、自動販売機100が入金額に基づいて通話度数を算出しているが、自動販売機100が携帯電話200の電話番号および入金額を管理サーバ300に通知し、その入金額に基づいて管理サーバ300が通話度数を算出すると共に、管理情報を更新するようにしてもよい。
上述したように本実施形態によれば、ユーザはプリペイドカードの購入や、センターへの電話、プリペイド番号の入力等の面倒な作業を行う必要がなく、また、複雑な手順も必要ないので、入金時のユーザの手間を低減することができる。また、プリペイドカードを必要としないので、それに係るコストおよび資源の無駄が発生しない。さらに、携帯電話200にICタグを、自動販売機100にICタグリーダライタ103を設け、ICタグリーダライタ103がICタグから携帯電話200の識別情報を読み取るようにしたので、ICタグが外部から電波による給電を受けて動作する場合には、携帯電話200の電源状態に依存せずに入金手続を行うことができる。すなわち、携帯電話200が電源OFFの状態であっても、電池切れの状態であっても、残り通話度数の更新を行うことができる。
また、自動販売機100のように、ユーザにサービスを提供する機能を有する既存の装置に対して、入金に係る機能を付加し、入金時に上記のように動作させることにより、インフラ整備のコストを低減することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は、本実施形態による入金システムの構成を示す概略構成図である。本実施形態においては、自動販売機100にICタグ105が設けられ、自動販売機100はICタグ105に情報を書き込めるようになっている。このICタグ105は、電波送受信用のアンテナ、情報格納用の記憶手段、および無線通信用の回路等を備えている。また、後述するように、携帯電話200にICタグリーダライタが設けられており、携帯電話200は自動販売機100のICタグ105から非接触で情報を読み出せるようになっている。図示された他の構成については図1と同様である。
図5は、本実施形態による携帯電話200の構成を示すブロック図である。本実施形態においては、第1の実施形態におけるICタグに替えてICタグリーダライタが設けられている。このICタグリーダライタは電子タグ用アンテナ5、電子タグ用無線部6、および電子タグ用リーダライタ部15を備えている。電子タグ用リーダライタ部15は、自動販売機100のICタグ105から情報を読み出す際に、それに係る通信の制御等を行う。図示された他の構成については図2と同様である。
次に、本実施形態による入金システムの動作について説明する。図6は、この入金システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。以下、図6を用いて本実施形態の動作を説明する。ステップS601〜S603の動作は図3のステップS301〜S303の動作と同様であるので説明を省略する。続いて、ユーザは表示部101の表示を確認し、要求された金額の紙幣を紙幣投入口102から投入する。自動販売機100は、投入された金額を判別し、入金額に応じた通話度数を示す入金情報を生成し、ICタグ105に書き込む(ステップS604)。
続いて、自動販売機100は、ICタグ105に記録された入金情報を携帯電話200に読み取らせることをユーザに指示するための表示を表示部101に表示する(ステップS605)。この表示を確認したユーザは、携帯電話200を自動販売機100のICタグ105に近づけてかざす(ステップS606)と共に、操作部11を操作し、購入手続モードの起動を指示する(ステップS607)。
操作部11から出力された、ユーザの操作結果を示す信号に基づいて、制御部9は、購入手続モードの起動が指示されたと判断し、購入手続モードに従った各部の制御を開始すると共に、自動販売機100から入金情報を読み取ることを指示する信号を電子タグ用リーダライタ部15へ出力する。電子タグ用リーダライタ部15は、この信号に基づいて、読み取り信号を生成し、電子タグ用無線部6へ出力する。電子タグ用無線部6は読み取り信号の送信処理を行い、電子タグ用アンテナ5へ出力する。電子タグ用アンテナ5は、電子タグ用無線部6から出力された信号に基づいた電波を自動販売機100へ送信する(ステップS608)。
自動販売機100のICタグ105はこの電波を受信し、入金情報を示す電波を携帯電話200へ送信する。携帯電話200の電子タグ用アンテナ5はこの電波を受信し、電気信号に変換して電子タグ用無線部6へ出力する。電子タグ用無線部6は、受信された信号の受信処理を行い、電子タグ用リーダライタ部15へ出力する。電子タグ用リーダライタ部15は、この信号に基づいて入金情報を取得し、制御部9へ入金情報を出力する。制御部9は入金情報をメモリ8に格納する。以上により、入金額に応じた通話度数が自動販売機100から携帯電話200に通知されたことになる(ステップS609)。
続いて、自動販売機100は、入金の完了をユーザに通知するための表示を表示部101に表示する(ステップS610)。この表示後、ユーザは携帯電話200をICタグ105から遠ざけてもよく、また、携帯電話200を持ってその場所から立ち去ってもよい。続いて、携帯電話200は、センターの管理サーバ300に自局の電話番号、および入金額に基づいた通話度数を通知する動作を行う。携帯電話200は、アンテナ1を介した管理サーバ300との通信により、呼確立処理を行う。
この場合のダイヤル接続は、使用料金が発生する通常のダイヤル接続ではなく、入金による通信機能の復帰・継続を目的とした手続き上のダイヤル接続である。そのため、携帯電話200は、呼設定情報等の通信制御情報を管理サーバ300へ送信する際に、通信機能の復帰・継続に係る特殊目的の通信であることを示す情報を通信制御情報に付加し、管理サーバ300へ送信する。管理サーバ300は、携帯電話200から特殊目的の通信であることを示す情報を受信した場合には、携帯電話200の使用可能な度数が0であった場合でも、携帯電話200と呼接続を行う(ステップS611)。
呼が確立すると、管理サーバ300はダイヤル接続の完了を携帯電話200に通知する(ステップS612)。通知を受けた携帯電話200において制御部9は、メモリ8から自局の電話番号を読み出し、その電話番号を示す電話番号情報をデータ処理部3へ出力する。データ処理部3は電話番号情報に符号化処理を行い、無線部2へ出力する。無線部2はデータ処理部3から出力された電話番号情報に変調処理を行い、アンテナ1を介して管理サーバ300へ電話番号情報を送信する。管理サーバ300は電話番号情報を受信し、この情報によって示される電話番号に基づいて、携帯電話200を識別する(ステップS613)。
続いて、管理サーバ300は電話番号情報を受信したことを示す受信確認情報を携帯電話200へ送信する(ステップS614)。携帯電話200においてアンテナ1は受信確認情報を受信し、無線部2へ出力する。無線部2は、受信された受信確認情報に復調処理を行い、データ処理部3へ出力する。データ処理部3は、無線部2から出力された受信確認情報に復号化処理を行い、制御部9へ出力する。制御部9は受信確認情報を確認し、続いて、入金額に応じた通話度数を示す入金情報をメモリ8から読み出し、データ処理部3へ出力する。以下、上記の動作と同様にして、入金情報は管理サーバ300へ送信される(ステップS615)。
管理サーバ300は入金情報を受信し、受信確認情報を携帯電話200へ送信する。また、管理サーバ300は、入金情報に基づいて、携帯電話200を管理するための管理情報を更新する。すなわち、管理サーバ300は携帯電話200の使用可能な残り通話度数を増加させる(ステップS616)。携帯電話200は受信確認情報を受信し、続いて、呼切断情報等を介して呼切断処理を行う(ステップS617)。制御部9は呼切断を確認した後、入金(前払い)の手続が完了したことをユーザに通知するための表示情報を生成し、表示部10へ出力する。表示部10は、表示情報に基づいて、手続きの完了を示す表示を行う(ステップS618)。
表示を確認したユーザが操作部11を操作して、表示の確認が入力されると、携帯電話200は待受け状態となり、表示部10には待受け時の画像が表示される(ステップS619)。この後、ユーザは電話をかける等のことをしてもよい。上記の説明のように本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、入金時のユーザの手間を低減することができる
なお、ステップS609において、自動販売機100と携帯電話200とが行う通信によって、自動販売機100から携帯電話200に通話度数が通知されているが、以下のようにしてもよい。すなわち、自動販売機100は、入金情報を示す2次元コードを表示部101に表示する。携帯電話200の撮影部12はその2次元コードを撮影し、画像データを生成して制御部9へ出力する。制御部9は、画像データから2次元コードを検出し、2次元コードから入金情報を読み取る。以上のような方法によっても、携帯電話200がユーザの入金額に基づいた通話度数を知ることができる。また、ステップS611以後において、電源切断等により購入手続きモードが解除された場合には、携帯電話200が再度購入手続きモードとなった時点で手続きを再開すればよい。
次に、本実施形態の変形例について説明する。この変形例においては、管理サーバ300を設けず、携帯電話200自体が自局の通話度数を管理する。通話度数を示す管理情報はメモリ8に格納され、制御部9がこれを管理する。すなわち、通話が行われた場合には制御部9は、通話量に応じて通話度数を減らし、ユーザによって入金が行われた場合には以下のように、入金額に応じて通話度数を増加させる。
図7は、この変形例における動作のシーケンスを示すシーケンス図である。図7において、ステップS701〜S710の動作は図6のステップS601〜S610の動作と同様である。ただし、ステップS709において、携帯電話200の制御部9は、自動販売機100から受信された入金情報に基づいて、メモリ8中の管理情報を更新し、自局の使用可能な通話度数を増加させる。ステップS710に続くステップS711〜S712の動作は図6のステップS618〜619の動作と同様である。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、上述した実施形態においては、図1および図4に示される入金システムをプリペイド式携帯電話の前払いに用いるとしているが、上記の記載は、この入金システムを通常の携帯電話の使用料金の支払い(後払い)に適用することを妨げるものではない。また、上述した実施形態による携帯電話200は、PHS(Personal Handyphone System)またはPDA(Personal Digital Assistance)等の、通信機能を備えた携帯端末であってもよい。
また、上述した実施形態において自動販売機100と携帯電話200との間で行われる通信は、ICタグとICタグリーダライタとを用いた無線通信であるが、通信形態はこれに限定されない。例えば、ブルートゥース等の無線通信や、IrDA(Infrared Data Association)等の赤外線通信、シリアルインタフェースまたはUSB(Universal Serial Bus)インタフェースを用いた通信等でもよい。本発明の実施形態とは通信デバイスが異なっても、同様の通信シーケンスで通信を行えばよい。
また、上述した実施形態による自動販売機100は、ユーザに対するサービス提供機能を備えた装置であればよく、例えば、店舗等に設置され、商品の販売情報を管理するPOS(Point of Sales)システム、様々な施設等に設置される券売機や遊具器(パチンコ等)であってもよい。
本発明の第1の実施形態による入金システムの構成を示す概略構成図である。 第1の実施形態による携帯端末の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態による入金システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態による入金システムの構成を示す概略構成図である。 第2の実施形態による携帯端末の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態による入金システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。 第2の実施形態の変形例に係る動作シーケンスを示すシーケンス図である。
符号の説明
1・・・アンテナ、2・・・無線部、3・・・データ処理部、4・・・音声処理部、5・・・電子タグ用アンテナ、6・・・電子タグ用無線部、7・・・電子タグ用データ処理部、8・・・メモリ、9・・・制御部、10・・・表示部、11・・・操作部、12・・・撮影部、13・・・電池、14・・・電源回路、15・・・電子タグ用リーダライタ部、100・・・自動販売機、101・・・表示部、102・・・紙幣投入口、103・・・ICタグリーダライタ、104・・・タッチパネル、105・・・ICタグ、200・・・携帯電話、300・・・管理サーバ。

Claims (7)

  1. 携帯端末と、該携帯端末の使用料金に係る入金を受け付けると共に、ユーザに対して各種サービスを提供可能な入金装置と、管理情報に基づいて前記携帯端末の使用料金を管理する管理サーバとを具備する携帯端末の入金システムであって、
    前記携帯端末は、
    自身の識別情報を前記入金装置へ送信する第1の送信手段を備え、
    前記入金装置は、
    入金を受け付け、入金額に応じて入金情報を生成する入金手段と、
    前記識別情報を前記携帯端末から受信する受信手段と、
    前記入金情報および前記識別情報を前記管理サーバへ送信する第2の送信手段とを備え、
    前記管理サーバは、前記入金情報および前記識別情報を前記入金装置から受信し、前記入金情報および前記識別情報に基づいて前記管理情報を更新する
    ことを特徴とする携帯端末の入金システム。
  2. 携帯端末と、該携帯端末の使用料金に係る入金を受け付けると共に、ユーザに対して各種サービスを提供可能な入金装置と、管理情報に基づいて前記携帯端末の使用料金を管理する管理サーバとを具備する携帯端末の入金システムであって、
    前記携帯端末は、
    入金額に応じた入金情報を前記入金装置から受信する受信手段と、
    前記入金情報および自身の識別情報を前記管理サーバへ送信する第1の送信手段とを備え、
    前記入金装置は、
    入金を受け付け、入金額に応じて前記入金情報を生成する入金手段と、
    前記入金情報を前記携帯端末へ送信する第2の送信手段とを備え、
    前記管理サーバは、前記入金情報および前記識別情報を前記携帯端末から受信し、前記入金情報および前記識別情報に基づいて前記管理情報を更新する
    ことを特徴とする携帯端末の入金システム。
  3. 前記入金装置は、自動販売機、POSシステム、券売機、または遊具器であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯端末の入金システム。
  4. 携帯端末の使用料金に係る入金を受け付けると共に、ユーザに対する各種サービスを提供可能な入金装置が、入金額に応じた入金情報および前記携帯端末の識別情報を、前記入金情報および前記識別情報に基づいて、前記携帯端末の使用料金の管理に係る管理情報を更新する管理サーバへ送信する携帯端末の入金システムで用いられる携帯端末であって、
    前記識別情報を前記入金装置へ送信する送信手段を具備する
    ことを特徴とする携帯端末。
  5. 携帯端末と、該携帯端末の使用料金に係る入金を受け付け、入金額に応じた入金情報を生成すると共に、ユーザに対して各種サービスを提供可能な入金装置と、前記入金情報および前記携帯端末の識別情報に基づいて、前記携帯端末の使用料金の管理に係る管理情報を更新する管理サーバとを具備する携帯端末の入金システムで用いられる携帯端末であって、
    前記入金情報を前記入金装置から受信する受信手段と、
    前記入金情報と前記識別情報とを前記管理サーバへ送信する送信手段と、
    を具備することを特徴とする携帯端末。
  6. 携帯端末の使用可否を管理する携帯端末の管理方法であって、
    ユーザに対して各種サービスを提供可能な入金装置が入金を受け付け、入金額に応じて入金情報を生成するステップと、
    前記入金情報に基づいて前記携帯端末の使用可否を管理するステップと、
    を具備することを特徴とする携帯端末の管理方法。
  7. 前記入金情報に基づいて前記携帯端末の使用可否を管理するステップは、
    前記入金装置が前記入金情報を管理サーバまたは前記携帯端末へ送信するステップと、
    前記管理サーバまたは前記携帯端末が前記入金情報を前記入金装置から受信するステップと、
    前記管理サーバまたは前記携帯端末が前記入金情報に基づいて、前記携帯端末の管理情報を更新するステップと、
    を具備することを特徴とする請求項6に記載の携帯端末の管理方法。

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