JP2006032060A - 断線検知機能付ケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】 検知線の断線が、ケーブルの屈曲箇所によらず、或る一定の屈曲疲労で安定、一律に起こる断線検知機能付ケーブルを提供する。
【解決手段】 絶縁線14を複数本用いて、同心撚り構造とした繰り返し曲げ変形が加えられる断線検知機能付ケーブル1において、撚り中心の絶縁線を検知線14aとし、その検知線14aの屈曲寿命を他の絶縁線14よりも短くした断線検知機能付ケーブル1である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、屈曲運動が加わるケーブルに係り、特にそのケーブルの断線を予測可能な断線検知機能付ケーブルに関するものである。
従来、ロボットや自動車などの機器可動部に使用されるケーブルは、ケーブルに繰り返し屈曲運動が加わることにより、機器動作中などにケーブル中の線心が断線することも多く、このようなケーブルの断線を防ぐために、線心を撚り線構造としたケーブルが多数提案されている。
しかしながら、このような撚り線構造のケーブルにおいても、繰り返し屈曲運動が加わることによる断線を完全に無くすことは難しく、この線心の断線をいち早く予測することが必要となっている。
従来技術として、ケーブルに他の線心よりも屈曲寿命の短い検知線を入れ、その検知線の断線により、そのケーブルの屈曲寿命を予知する方法が提案されている。
検知線の構造としては、絶縁体の材質を他の線心と異なるものにしたものがある(特許文献1、2)。
導体の導体素線径を他の線心と異なるものにしたものもある(特許文献3)。
また、素線材料を他の線心と異なるものにしたものもある(特許文献4、5、6)。
また、素線数を他の線心と異なるものにしたものもある(特許文献7、8)。
図4に示したように従来技術の断線検知機能付ケーブル41は、導体61及び絶縁体62よりなる複数本の線心(絶縁線)64と、導体61とは導体素線径の異なる導体61a及び絶縁体62aよりなる断線を検知するための検知線64aとから構成され、この検知線64aと線心64とを撚り合わせて、撚り合わせた6本の線心64及び1本の検知線64aの外側をシース66で覆った構造である。
しかし、断線検知機能付ケーブル41は、この検知線64aの位置については、言及されていない。
実開平6−54142号公報 実開平6−54141号公報 実開平6−54137号公報 実開平6−54143号公報 実開平6−54138号公報 実開平6−54139号公報 実開平6−54135号公報 実開平6−54136号公報
しかしながら、従来技術では検知線64aとしてケーブル外周の線心を用いた場合、多数の線心64が撚ってあるケーブルでは、屈曲部での屈曲方向に対する線心の位置関係により、線心64ごとの屈曲寿命に差が生じる場合がある。そのため、検知線64aが屈曲部で屈曲方向に対してどの位置にあるかで、その検知線64aの屈曲寿命が変わってくる。
線心64が撚ってある場合、屈曲部での検知線64aを所望の位置に調整することは、非常に困難である。
その場合、その検知線64aの位置により屈曲寿命が大きく変わり、検知線64aよりも先に断線する線心64が発生したり、また、検知線64aが他の線心64よりもかなり早い段階で断線してしまう恐れがあるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、検知線の断線が、ケーブルの屈曲箇所によらず、或る一定の屈曲疲労の条件で一律に起こる断線検知機能付ケーブルを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、第1の発明は、絶縁線を複数本用いて、同心撚り構造とした繰り返し曲げ変形が加えられる断線検知機能付ケーブルにおいて、撚り中心の絶縁線を検知線とし、その検知線の屈曲寿命を他の絶縁線の屈曲寿命よりも短くした断線検知機能付ケーブルである。
第2の発明は、撚り中心の検知線の導体の導体素線径を、他の絶縁線の導体の導体素線径よりも太く形成し、検知線を、上記繰り返し曲げ変形によって他の絶縁線よりも早く断線するようにしたものである。
第3の発明は、上記絶縁線及び上記検知線は、導体及び絶縁体よりなる線心を2本対撚りした対撚り線で形成されるものである。
第4の発明は、上記検知線の屈曲寿命は、所定の信号を検知線に伝送させ、この信号の伝送状態を監視し、信号の伝送が不可能になったときに検知線の断線検知により検知するものである。
本発明によれば、検知線の断線がケーブルの屈曲箇所によらず、或る一定の屈曲疲労で安定して起こり、この検知線の断線により線心の断線を予測可能な断線検知機能付ケーブルを得られる。
以下、本発明の好適実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の実施の形態を示す断線検知機能付ケーブル1の断面図である。
図示したように、導体11の外周に絶縁体12を被覆して絶縁線14を形成し、絶縁線14とは導体素線径の異なる導体11aの外周に絶縁体12aを被覆して断線検知のための検知線14aを形成する。
この検知線14aを撚り中心にして、検知線14aの外周に6本の絶縁線14を配して撚り合わせ、検知線14a及び絶縁線14を撚り合わせた外側をシース16で覆うことで、断線検知機能付ケーブル1が形成される。
このような絶縁線14を複数本用いて同心撚り構造とした断線検知機能付ケーブル1において、撚り中心に位置する絶縁線である検知線14aの導体11aの導体素線径は、絶縁線14の導体11の導体素線径よりも太くしてある。この導体素線径を太くしたことにより、繰り返し曲げ変形が加えられたときに、検知線14aは6本の絶縁線14よりも早く断線するような屈曲寿命に設定されている。
検知線14aを撚り中心とすることにより、断線検知機能付ケーブル1の外周の絶縁線14の有する各々の屈曲寿命と異なり、撚り中心にある検知線14aの有する屈曲寿命はその屈曲方向に依存しない。このため、この撚り中心にある検知線14aは、検知線14a単心で同一の屈曲半径で屈曲した場合の屈曲寿命と同等の屈曲寿命を有する。
この撚り中心に設けられる検知線14aの導体11aの導体素線径が、仮に他の絶縁線14の導体11の導体素線径と等しい場合には、繰り返し曲げ変形が加えられたとき外周にある絶縁線14は、その屈曲方向の位置により絶縁線14の屈曲寿命は大きく変わるが、検知線14aは一定の屈曲寿命となる。
そこで、繰り返し曲げ変形が加えられたときに外周の絶縁線14の中で、最も屈曲寿命の短くなる絶縁線14よりも更に検知線14aの屈曲寿命を短く設定し、その検知線14aの断線を検知することで、絶縁線14の断線の寿命を予測することができる。
このように、断線検知機能付ケーブル1が繰り返し曲げ変形を受け、検知線14aが絶縁線14より先に断線するようにその検知線14aの屈曲寿命を設定することで断線検知機能付ケーブル1の断線を予測することができる。
屈曲変形により生じる導体11、11aの歪と絶縁線14及び検知線14aの屈曲寿命との間には相関関係があるため、屈曲実験よりその相関関係を導くことが可能である。
断線検知機能付ケーブル1に使用する絶縁線14の導体素線径と検知線14aの導体素線径とを均しくして屈曲試験を行って、屈曲寿命評価を行う。
次に、ケーブルの外周の線心の屈曲寿命と、その屈曲試験での撚り中心の線心の屈曲半径(曲げ半径)を求め、屈曲試験により求めた絶縁線14の屈曲回数よりも少ない屈曲回数で撚り中心の検知線14aが断線するように相関関係により導体素線径を求める。
ここで一般的に屈曲により生じる歪εと導体素線径D2などとの関係は、次式で表される。
ε=D2/(2R+D1) ・・・・・・(1)
R:曲げ半径
D1:絶縁線外径
D2:導体素線径
また、この屈曲試験により導き出した歪εと屈曲寿命との関係を、図3のマスタカーブにより示す。
図3は、(1)式で曲げ半径Rを変えたときの各歪εと、屈曲寿命の関係を示し、縦軸は絶縁線に掛かる歪ε(歪εの対数をとったLogεで表す)を示し、横軸は絶縁線の導体が断線したときの屈曲回数Nすなわち屈曲寿命(屈曲寿命Nの対数をとったLogNで表す)を示したものである。
検知線14aの導体素線径の設定は、断線検知機能付ケーブル1の絶縁線14の導体素線径とその断線検知機能付ケーブル1に繰り返し加えられる屈曲の曲げ半径Rとが既知であるため、図3に示したマスタカーブをあらかじめ作成して絶縁線14の屈曲寿命Nを求め、その屈曲寿命Nより十分に短い屈曲寿命Nを決定すると共に、歪εを求め、その歪εより上記(1)式を基にして検知線14aの導体素線径D2を決定する。
断線検知機能付ケーブル1の撚り中心に設けた検知線14aの断線の検知には、検知線14aの信号の送受信状態や検知線14aの導体抵抗を常時検知するようにし、検知線14aにおける信号の伝送状態(送受信の有無)や検知線14aの導体抵抗の増加を監視して、信号の伝送が不可能になったときに検知線14aの断線検知により断線検知機能付ケーブル1の屈曲寿命を検知する。
これにより、ロボット、自動車などの使用者に対して断線検知機能付ケーブル1の断線を報知し、検知線14a以外の本来使用されている絶縁線14の断線前における断線検知機能付ケーブル1の交換を促すことができ、断線によるロボット、自動車などの急停止や誤動作を未然に防止できる。
既に説明したように検知線14aの導体11aの導体素線径は、絶縁線14の導体11の導体素線径とは異なるため、導体11の外周に被覆した絶縁体12の厚さと導体11aの外周に被覆した絶縁体12aの厚さとが等しい場合には、検知線14aの絶縁体12aの外径と絶縁線14の絶縁体12の外径とは異なり、結果として従来の断線検知機能付ケーブルとは外径が異なる場合が出てくる。
断線検知機能付ケーブル1の外径を従来の断線検知機能付ケーブルと同じ外径にするためには、検知線14aの導体素線径を決定、変更する際に検知線14aの絶縁体12aの厚さも(1)式との関係を考慮した上で、絶縁線14の絶縁線外径と同じになるように調整するとよい。
ここで、本実施の形態では、絶縁線14及び検知線14aの本数は計7本としたがこの本数に限らず、異なる導体素線径の検知線14aを撚り中心に有する構造であれば、絶縁線14の本数は問わない。
また、絶縁線14を形成する導体11の材料と、検知線14aを形成する導体11aの材料とは、同じ導電性材料を用いるとよく、絶縁線14を形成する絶縁体12の材料と、検知線14aを形成する絶縁体12aの材料とは、同じ絶縁性材料を用いるとよい。
図2は、本発明に係る断線検知機能付ケーブルの第2の実施の形態を示す断面図である。
図示したように、導体11の外周に絶縁体12を被覆して線心24を形成し、この線心24を2本撚り合わせて対撚りとし、この対撚りの外周をシールド13で覆って、対撚り線15を形成する。
同様に、対撚り線15とは導体素線径の異なる導体11bの外周に絶縁体12bを被覆した線心24bを形成し、この線心24bを2本撚り合わせて対撚りとし、この対撚りの外周をシールド13bで覆って、検知線15bを形成する。
この検知線15bを撚り中心にして、検知線15bの外周に6本の対撚り線15を配して計7本を撚り合わせ、検知線15b及び対撚り線15を撚り合わせた外側をシース16で覆うことで、断線検知機能付ケーブル21が形成される。
断線検知機能付ケーブル1の検知線14aの導体素線径を設定する場合と同様に、あらかじめ寿命評価用のケーブルにより屈曲寿命を測定し、導体11、11bが受ける歪と屈曲寿命との(1)式、図3に示す相関と同様の相関により、他の対撚り線15よりも屈曲寿命が短くなるように撚り中心の検知線15bの導体素線径を決定する。
対撚り線15を形成する導体11の材料と、検知線15bを形成する導体11bの材料とは、同じ導電性材料を用いるとよく、対撚り線15を形成する絶縁体12の材料と、検知線15bを形成する絶縁体12bの材料とは、同じ絶縁性材料を用いるとよい。
このような構造である断線検知機能付ケーブル21も、あらかじめ対撚り線15のみで構成される寿命評価用のケーブルを用いて屈曲寿命を測定し、図3及び(1)式と同様の屈曲寿命と歪との相関により対撚り線15よりも屈曲寿命が短くなるように中心の対撚り線である検知線15bの導体素線径を設定し、その導体素線径の設定された検知線15bを断線検知機能付ケーブル21の中心に設け、この検知線15bを断線検知用の線として用いることができる。
このため断線機能付ケーブル21も、図1に示した断線検知機能付ケーブル1と同様に対撚り線15よりも屈曲寿命の短い検知線15bの断線により、対撚り線15の屈曲寿命を予測することができる。
以上説明したように断線検知機能付きケーブルは、外部から繰り返し曲げ変形が加えられた際に、検知線の導体素線径が太いため検知線が最初に断線し、この検知線の断線の導通の有無を検知することで、絶縁線(若しくは、対撚り線)の断線をあらかじめ予測し、断線検知機能付きケーブルの交換等を早めに行うことができる。
この検知線は、導体の歪と屈曲寿命との間に図3に示す相関関係があることがあらかじめ行われた屈曲寿命の実験により分かっており、また、導体の歪と検知線の寸法との間に(1)式に示す関係があることが分かっていることから、図3及び(1)式を用いて所望の屈曲寿命となるように設定することができる。
また検知線は、撚り中心に設けてその外周に同心円状に絶縁線(若しくは、対撚り線)を配するように製造することが容易である。したがって、従来のように検知線の位置により屈曲寿命が大きく変わることがなくなり、検知線よりも先に断線する絶縁線、対撚り線が発生したり、また、検知線が他の絶縁線、対撚り線よりもかなり早い段階で断線してしまうという問題を解消し、或る一定の屈曲疲労で安定して検知線の断線が生じる。
なお、検知線の屈曲寿命は、検知線の導体素線径により設定したが、これに限らず、検知線の材質、材料、構成する素線数などを絶縁線とは異ならせて、検知線の屈曲寿命を設定することでもよい。
次に実施例1を説明する。
断線検知機能付ケーブル1は、導体11及び絶縁体12よりなる6本の絶縁線14が断線検知のための検知線14aを撚り中心に撚ってあり、その外側をシース16で覆った構造である。
絶縁線14の導体素線径はφ0.08mm、絶縁線外径D1はφ5mmである。
検知線14aの導体素線径の調整にあたっては、あらかじめ全ての絶縁線14及び検知線14aの導体素線径がφ0.08mmと同一である他は、断線検知機能付ケーブル1と同じ構造である単心ケーブルを線心とする寿命評価用のケーブルを用いて、断線検知機能付ケーブル1の撚り中心の線心(すなわち、検知線14a)以外の絶縁線14の屈曲寿命を評価した。
具体的には、寿命評価用のケーブルにより屈曲半径40mmで繰り返し屈曲試験を行ったところ、42万回の屈曲寿命であった。
そこで、この導体素線径φ0.08mmの絶縁線14の屈曲寿命42万回に対して、検知線14aの屈曲寿命を30万回になるように設定し、単心ケーブルの実験により導き出した図3のマスタカーブ及び(1)式により、検知線14aの導体素線径D2をφ0.13mmとした。
実際に、撚り中心の検知線14aの導体素線径D2をφ0.13mmとして、その他の絶縁線14の導体素線径をφ0.08mmとした断線検知機能付ケーブル1で屈曲試験を行ったところ、検知線14aは屈曲回数32万回で断線し、その後他の絶縁線14の6本の内1本が39万回で断線した。
断線検知機能付ケーブル21は、導体11および絶縁体12よりなる線心24が対撚りとなっており、その外周をシールド13で覆って対撚り線15とし、検知線15bを撚り中心として、検知線15bの外周に対撚り線15を撚り、その外側をシース16で覆った構造のケーブルである。
あらかじめ、屈曲寿命を測定し、歪と屈曲寿命の相関式により対撚り線15よりも屈曲寿命が短くなるように撚り中心の対撚り線の導体素線径を調整し、その線を検知線15bとして用いる。
具体的には、寿命評価用のケーブルにより導体素線径D2φ0.08mm、絶縁線外径D1φ12mm、屈曲半径40mmで繰り返し屈曲試験を行ったところ、24万回の屈曲寿命であった。
そこで、この導体素線径D2φ0.08mmの対撚り線15の屈曲寿命24万回に対して、検知線15bの屈曲寿命を20万回になるように設定し、単心ケーブルの実験により導き出したマスタカーブ及び(1)式と同様の相関式により、導体素線径D2をφ0.18mmとした。
実際に、撚り中心の検知線15bの導体素線径D2をφ0.18mmとして、その他の対撚り線15の導体素線径をφ0.08mmとした断線検知機能付ケーブル21で屈曲試験を行ったところ、検知線15bは屈曲回数19万回で断線し、その後他の対撚り線15の6本の内1本が26万回で断線した。
本発明の第1の実施の形態である断線検知機能付ケーブルを示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態である断線検知機能付ケーブルを示す断面図である。 本発明において、断線検知機能付ケーブルにかかる歪と屈曲寿命の関係を示す図である。 従来の断線検知機能付ケーブルを示す断面図である。
符号の説明
1 断線検知機能付ケーブル
11 導体
11a 導体
11b 導体
12 絶縁体
12a 絶縁体
12b 絶縁体
13 シールド
13b シールド
14 絶縁線
14a 検知線
15 対撚り線
15b 検知線
21 断線検知機能付ケーブル
24 線心
24b 線心

Claims (4)

  1. 絶縁線を複数本用いて、同心撚り構造とした繰り返し曲げ変形が加えられる断線検知機能付ケーブルにおいて、撚り中心の絶縁線を検知線とし、その検知線の屈曲寿命を他の絶縁線の屈曲寿命よりも短くしたことを特徴とする断線検知機能付ケーブル。
  2. 撚り中心の検知線の導体の導体素線径を、他の絶縁線の導体の導体素線径よりも太く形成し、検知線を、上記繰り返し曲げ変形によって他の絶縁線よりも早く断線するようにした請求項1記載の断線検知機能付ケーブル。
  3. 上記絶縁線及び上記検知線は、導体及び絶縁体よりなる線心を2本対撚りした対撚り線で形成される請求項1または2記載の断線検知機能付ケーブル。
  4. 上記検知線の屈曲寿命は、所定の信号を検知線に伝送させ、この信号の伝送状態を監視し、信号の伝送が不可能になったときに検知線の断線検知により検知する請求項1〜3いずれか記載の断線検知機能付ケーブル。
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