JP2006030460A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 スーパーインポーズの表示部材とフォーカシングスクリーンを独立して持った一眼レフカメラのファインダーピント調整の簡易化とコストダウンが課題である。
【解決手段】 スーパーインポーズ表示用の表示部材と、フォーカシングスクリーンと、ピント板の位置調整用のピントワッシャーを有するカメラにおいて、ミラーボックスに対して表示部材、ピントワッシャー、フォーカシングスクリーンの順に配置され、ピント板を押圧するバネ部材で前記3つの部材を固定する。
【選択図】 図2
【解決手段】 スーパーインポーズ表示用の表示部材と、フォーカシングスクリーンと、ピント板の位置調整用のピントワッシャーを有するカメラにおいて、ミラーボックスに対して表示部材、ピントワッシャー、フォーカシングスクリーンの順に配置され、ピント板を押圧するバネ部材で前記3つの部材を固定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、一眼レフカメラ、デジタル一眼レフカメラ等で、特にスーパーインポーズ表示装置を有するカメラの改良に関するものである。
従来、一眼レフカメラ等に用いられるスーパーインポーズ方式で、スーパーインポーズの表示の為の表示手段をピント板と併設して設けたものがある。(例えば、特許文献1参照)
また、一眼レフカメラのファインダーは極めて高精度に製作されるが、それでも、ファインダーのピント位置とフィルム面(若しくは撮像面)の相対関係は、製品個々の個体差によるピントズレが生じる事は避けられない。
また、一眼レフカメラのファインダーは極めて高精度に製作されるが、それでも、ファインダーのピント位置とフィルム面(若しくは撮像面)の相対関係は、製品個々の個体差によるピントズレが生じる事は避けられない。
この為、一眼レフカメラのファインダーは通常一台ごとのピント調整が行われている。
上記従来例では、ファインダーユニットの取り付け部に敷き込むワッシャーの厚みを個々に変える事でピント調整を行っている。
特開平8−43916号公報
しかしながら、上記従来例では、次のような欠点があった。
特開平8-43916号公報の機構では、ファインダーピントを調整しようとすると、ファインダーユニットを一度取り外す必要があり、組み立て性やメンテナンス性に問題があった。
また、ファインダーユニット全体を上下させてピント調整を行うため、ファインダーの接眼側の光軸位置が調整に伴って変化してしまっていた。
特許請求範囲第一項記載のカメラはスーパーインポーズ表示用の表示部材と、フォーカシングスクリーンと、ピント板の位置調整用のピントワッシャーを有するカメラにおいて、ミラーボックスに対して表示部材、ピントワッシャー、フォーカシングスクリーンの順に配置され、ピント板を押圧するバネ部材で前記3つの部材を固定する事を特徴とする。
特許請求範囲第二項記載の発明のカメラでは、特許請求第一項記載のカメラにおいて、前記バネ部材が装着される前に少なくとも前記表示部材を保持する保持手段を有する事を特徴とする。
特許請求範囲第三項記載の発明のカメラでは、特許請求第二項記載のカメラにおいて、前記保持手段が、前記3つの部材をミラーボックス前面側より遮蔽する遮蔽部材である事を特徴とするカメラ。
特許請求範囲第一項の発明によれば、カメラのカバーを外す等しなくてもマウント開口部からピント調整が可能になると共に、ピント調整を行っても、スーパーインポーズ照明位置と表示位置の相対位置が変化しないので、照明範囲の精度に余裕が生じる効果が得られる。
特許請求範囲第二項記載の発明によれば、第一項の効果に加えて、ピント調整時に表示部材が外れてこないので、作業性が改善する効果が得られる。
特許請求範囲第三項記載の発明によれば、表示部材の保持用に専用の部品を必要としない効果が得られる。
(実施例1)
図1〜図4は本発明の第一の実施例を示す主要部分図で、一眼レフ型カメラのファインダー系に搭載した例を示す。
図1〜図4は本発明の第一の実施例を示す主要部分図で、一眼レフ型カメラのファインダー系に搭載した例を示す。
図1はカメラのマウント光軸での縦断面図である。
図1において、1は主ミラー、2はサブミラー、3はAFユニットである。
主ミラー1は中央部分がハーフミラーとなっており、撮影光束の一部がサブミラー2に進み、サブミラー2に反射してAFユニット3に導入される。
AFユニット3は位相差検知式のAF検出系である。
4はフォーカシングスクリーン、5はピントワッシャー、6は測距枠がマイクロプリズムとして形成されている測距枠スクリーンで、測距枠スクリーン6が請求範囲記載の表示部材に対応している。36は押さえバネである。
7はペンタプリズム、8はG1レンズ、9はG2レンズ、10はG3レンズである。
フォーカシングスクリーン4に結像したファインダー像は、測距枠スクリーン6、ペンタプリズム7、G1レンズ8、G2レンズ9、G3レンズ10を通して観察される。
11は第一の視野枠、12は第二の視野枠、13はバックライト付の液晶パネルで構成される情報表示手段、14は反射プリズムである。
第一の視野枠11はフォーカシングスクリーン4に結像したファインダー像のうち、撮影が保証される範囲を示し、その領域の光を透過している。
第二の視野枠12は情報表示手段13を観察するにあたり不要な光をカットし、情報表示範囲のみを透過している。
情報表示手段13の表示は反射プリズム14により光路が折り曲げられ、ファインダー像の下部に表示される。
第一の視野枠11は、ファインダー光路中で反射プリズム14の占有する領域を利用する事で、第一の視野枠11とフォーカシングスクリーン4の間隔を短縮し、フォーカシングスクリーン4に対する第一の視野枠11の視度ズレを軽減している。
15は交換レンズと結合するマウント、16はミラーボックス本体、17は交換レンズと信号の授受を行う接点、18はカバー、19はショック吸収用のモルトプレーン、20は主ミラー1を保持する主ミラー受け板、21はサブミラー2を保持するサブミラー受け板である。
22はファインダーレンズホルダーで、G1レンズ8を保持している。
23はG2レンズホルダーで、G2レンズ9を保持している。
G2レンズホルダー23はガイドバー24によりファインダーレンズホルダー22に対し、光軸方向に進退可能に保持されているとともに、不図示のバネにより視度調整カム25に押し付けられ、視度調整カム25は視度調整ダイヤル26に連動し回転する。
視度調整ダイヤル26を回転すると、視度調整カム26が連動回転し、それに伴ってG2レンズホルダー23とG2レンズ9が光軸方向に移動し、視度調整が行われる。
27はアイピースカバーで、G3レンズ10を保持している。
28は測光ベースで、測光ベース28には測光レンズ29、投光レンズ30が接着固定されている。
31は遮光板で、測光レンズ29とファインダー系(G1〜G3)の間の遮光を行っている。
32は測光センサーホルダーで、測光センサーホルダー32には、赤外カットフィルター33と、測光センサー34が保持されている。
測光センサーホルダー32は固定バネ35により測光ベース28に押圧固定されている。
投光レンズ30はスーパーインポーズ用の光を前記測距枠スクリーン6に投射する。投射された光は、測距枠スクリーン6にマイクロプリズムで構成された全反射面でファインダーの接眼レンズ方向に反射され、指定された測距点がスーパーインポーズ表示として観察される。
上記構成において、製品状態ではフォーカシングスクリーン4、ピントワッシャー5、測距枠スクリーン6はミラーボックス本体16に対し押さえバネ36により押し付けられて保持されている。
投光レンズ30から出るスーパーインポーズ用の光束は、測距枠スクリーン6を斜め方向から照射するので、測距枠スクリーン6のピント方向の位置が変化すると、光束がずれた位置にあたってしまう。本発明では、投光レンズ30が取り付けられるミラーボックス本体16に測距枠スクリーン6が密着し、ピント調整はフォーカシングスクリーン4の単独で行われるので、光束の照射位置が変化する事は無い。
図2は図1のA部詳細図、図3は図1のB-B断面図、図4はフォーカシングスクリーン4関連部品の分解斜視図である。
測距枠スクリーン6は後端部に第一の突出部6aが一体的に形成され、第一の突出図6aがミラーボックス本体16に形成された第一の位置決め部16aに入り込む。第一の突出部6aと第一の位置決め部16aは左右方向は嵌合関係にあり、上下方向は所定のガタを持っている。
6b,6cは測距枠スクリーン6に突出して設けられた突き当て部で、ミラーボックス本体16に設けられている突き当て部16b,16cと当接する。
6d,6eは測距枠スクリーン6の第一の突出部6aと反対側に2つ突出した第二の突出部である。
第二の突出部6d,6eはカバー18に一体的に設けられている保持部18a,18bに対応した位置にある。
組み立て時に測距枠スクリーン6の第一の突出部6aをミラーボックス本体16の第一の位置決め部にさしこんで、測距枠スクリーン6の突き当て部6b,6cとミラーボックス本体の突き当て部16b,16cを突き当てて位置だしをした状態でカバー18をミラーボックス本体16に取り付けると、カバー18の保持部18a,18bと測距枠スクリーン6の第二の突出部6d,6eが嵌る。
この状態で、測距枠スクリーン6は左右方向は位置だしされ、上下と前後方向には所定のガタを持って保持されている。
次にピントワッシャー5、フォーカシングスクリーン4が重ねられ、押さえバネ36で前記3部品(フォーカシングスクリーン4,ピントワッシャー5、測距枠スクリーン6)がまとめてミラーボックス本体16におしつけられ保持される。
この時、押さえバネ36に設けられた片寄せ部36a,36bで測距枠スクリーン6の突き当て部6b,6cがミラーボックス本体16の突き当て部16b,16cに当接し、測距枠スクリーンの前後方向の位置も固定される。
上記構成によれば、ピント調整時に押さえバネ36を外すとフォーカシングスクリーン4とピントワッシャー5のみが外れてきて、着脱の必要の無い測距枠スクリーン6は本体に仮保持されたままであり、作業性に優れている。
また、組み立て後はフォーカシングスクリーン4、ピントワッシャー5、測距枠スクリーン6は全てミラーボックス本体16に押し付けられて保持されており、正確な位置だしが行われると共に、密閉性が確保されている。
ピント調整は、フォーカシングスクリーン4のみが上下するだけなので、調整後にファインダーの接眼光軸高さが変化しない。また、スーパーインポーズ用の投光光束位置と測距枠スクリーン6の相対関係が変化してしまうことも無い。
4 フォーカシングスクリーン
5 ピントワッシャー
6 測距枠スクリーン
7 ペンタプリズム
16 ミラーボックス本体
18 カバー
36 押さえバネ
5 ピントワッシャー
6 測距枠スクリーン
7 ペンタプリズム
16 ミラーボックス本体
18 カバー
36 押さえバネ
Claims (3)
- スーパーインポーズ表示用の表示部材と、フォーカシングスクリーンと、フォーカシングスクリーンの位置調整用のピントワッシャーを有するカメラにおいて、ミラーボックスに対して表示部材、ピントワッシャー、フォーカシングスクリーンの順に配置され、ピント板を押圧するバネ部材で前記3つの部材を固定する事を特徴とするカメラ。
- 特許請求第一項記載のカメラにおいて、前記バネ部材が装着される前に少なくとも前記表示部材を保持する保持手段を有する事を特徴とするカメラ。
- 特許請求第二項記載のカメラにおいて、前記保持手段が、前記3つの部材をミラーボックス前面側より遮蔽する遮蔽部材である事を特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004207220A JP2006030460A (ja) | 2004-07-14 | 2004-07-14 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004207220A JP2006030460A (ja) | 2004-07-14 | 2004-07-14 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006030460A true JP2006030460A (ja) | 2006-02-02 |
Family
ID=35896915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004207220A Withdrawn JP2006030460A (ja) | 2004-07-14 | 2004-07-14 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006030460A (ja) |
-
2004
- 2004-07-14 JP JP2004207220A patent/JP2006030460A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071002 |