JP2006030327A - 高性能自動調光遮熱ガラス調光層膜厚の決定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚を、(1)自動調光遮熱ガラスの可視光調光率(低温時の可視光透過率から高温時の可視光透過率を引いた差)が、正の値を取る膜厚の範囲、及び(2)低温時の可視光透過率が、調光膜の厚さの増加に対して低下しないか、もしくは、その低下率が10%以内にある膜厚の範囲、の両者を満足する範囲から選択することよりなる、自動調光遮熱ガラスの調光層の膜厚決定方法及び該方法に基づいて作製された調光遮熱ガラス。
【効果】 反射防止層を導入しなくても、可視光透過率が高く、かつ、可視光調光率が最大となる高性能自動調光遮熱ガラスを提供できる。
【選択図】 なし
Description
(1)透明基板表面に酸化バナジウム系調光膜を被膜した自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚を決定する方法であって、その膜厚を、
(a)自動調光遮熱ガラスの可視光調光率(低温時の可視光透過率から高温時の可視光透過率を引いた差)が、正の値を取る膜厚の範囲、及び、
(b)低温時の可視光透過率が、調光膜の厚さの増加に対して低下しないか、もしくは、その低下率が10%以内にある膜厚の範囲、
の両者を満足する範囲から選択することを特徴とする、反射防止膜の導入がなくても、高い可視光調光率と高い可視光透過率が得られる、酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚決定方法。
(2)自動調光遮熱ガラスの可視光調光率を、その最大値から選択することを特徴とする上記(1)に記載の酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚決定方法。
(3)透過率の値(T)が、下記の、数式7及び数式8に基づいて光学計算により求められること、及び系の可視光透過率の値(Tlum)が、数式9により求められることを特徴とする上記(1)に記載の酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚決定方法。
(4)二酸化バナジウム系調光膜が、酸化バナジウム、金属元素を添加した二酸化バナジウム、非金属元素を添加した酸化バナジウム、又は化合物を添加した酸化バナジウムである上記(1)に記載の酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚決定方法。
(5) 酸化バナジウム系調光膜が、金属バナジウム又は合金ターゲットを、反応性スパッタすること、又は酸化バナジウム化合物ターゲット又は他物質添加の酸化バナジウム化合物ターゲットを、反応性スパッタ又はスパッタすることにより作製されたものであることを特徴とする上記(1)に記載の酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚決定方法。
(6)酸化バナジウム系調光膜が、単層透明基板の、室内側或いは室外側のいずれかに形成されるか、又は、複層透明基板の、両内側或いは両外側のいずれかに形成されたものであることを特徴とする上記(1)に記載の酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚決定方法。
(7)透明基板表面に酸化バナジウム系調光膜を被膜した自動調光遮熱ガラスであって、酸化バナジウム系調光膜の膜厚が、
(a)自動調光遮熱ガラスの可視光調光率(低温時の可視光透過率から高温時の可視光透過率を引いた差)が、正の値を取る膜厚の範囲、及び、
(b)低温時の可視光透過率が、調光膜の厚さの増加に対して低下しないか、もしくは、その低下率が10%以内にある膜厚の範囲、
の両者を満足する範囲から選択されたことを特徴とする、反射防止膜の導入がなくても、高い可視光調光率と高い可視光透過率が得られる、酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラス。
(8)透過率の値(T)が、下記の、数式10及び数式11に基づいて光学計算により求められたこと、及び系の可視光透過率の値(Tlum)が、数式12により求められたこと特徴とする上記(7)に記載の酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラス。
本発明は、透明基板表面に酸化バナジウム系調光膜を被膜した自動調光遮熱ガラスの、調光膜の適切な膜厚の決定方法であって、薄膜系の光学原理及び調光膜の物性に基づいた、新しい、精密な、構造決定方法を提供するものである。本発明の決定方法によれば、複雑な実験操作を、多数回にわたり繰り返すことなく、適切な調光膜の膜厚を、簡便に決定することが可能であるばかりか、反射防止膜の導入がなくても、高い可視光調光率と高い可視光透過率が得られる、優れた自動調光遮光ガラスを提供することが可能である。本発明は、適切な調光膜の膜厚を決定することにより、可視光調効率を正の値に調整することが可能であり、しかも、低温時(半導体相)の可視光透過率が、調光膜の厚さの増加に対して低下しないか、もしくは、その低下率が10%以内にある、調光膜の膜厚の範囲が存在することを、基本とするものである。本発明の、薄膜系の光学原理及び調光膜の物性に基づいた決定方法が、実際の自動調光遮熱ガラスの作製に有用であることは、数多くの実験例に基づいて確認された。また、本発明の決定方法は、各種の透明基板上に設けた調光膜を有する自動遮光遮熱ガラスに広く適用できるものである。
(1) 調光膜の作製とその特性の測定、ならびに光学原理に基づく膜特性の光学計算
エリプソメトリを用いて二酸化バナジウム薄膜の複素屈折率の決定を行った。更に、低温半導体相と高温金属相の複素屈折率を求めるために、試料温度の制御を行い、低温半導体相測定は20℃で、高温金属相測定は90℃で行った。
二酸化バナジウムの半導体相及び金属相の可視光透過率(Tlum)の、膜厚(dvo2)依存性を、計算値、実測値の別に図2に示すが、両者は一致した値を示している(図2において、破線及び実線の曲線は計算値を示し、四角形の点は実測値を示す。)。太陽光スペクトル(AM1.5)で積分した太陽光透過率の膜厚依存性を、半導体相及び金属相別に図2の右上に示す。可視光領域では、透過率の膜厚依存性が、半導体相と金属相で大きく違っていて、膜厚が約80nm付近で、その差、すなわち、可視光調光率がほぼ最大となる。また、約50〜90nmの範囲では、厚さが増加しても、半導体相可視光透過率の低下がほとんどない。図4に、厚さ約80nmの二酸化バナジウム薄膜の分光透過率スペクトルを示す。半導体相の透過率が可視光範囲をはじめ、ほぼ全波長範囲で金属相のそれをはるかに上回る。夏では透過率の低い金属相により過剰の日射が遮蔽され、冬では透過率の高い半導体相により積極的に日射を室内に取り入れることで、快適性と省エネルギー効果が期待される。
従来型の最適膜厚が正確に決まっていない、二酸化バナジウム薄膜の分光透過率スペクトルを、厚さ50nmの例として図5に示す。赤外部分では半導体相の透過率が金属のそれより高いものの、太陽エネルギー割合の半分を示す可視光(380〜760nm)では、逆に金属相の透過率が高く、すなわち、負の調光率を示す。調光率の低下は、省エネルギー効果と、快適性両方に悪い影響をもたらすことは言うまでもない。
I0:入射光
T:透過率
R:反射率
n:膜の屈折率
s:半導体相
m:金属相
(図2について)
Tlum:可視光透過率
ΔTlum:可視光調光率
Tlum−S:可視光半導体相透過率
Tlum−M:可視光金属相透過率
Tsol:太陽光透過率
Tsol−S:太陽光半導体相透過率
Tsol−M:太陽光金属相透過率
dvo2:膜厚
Claims (8)
- 透明基板表面に酸化バナジウム系調光膜を被膜した自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚を決定する方法であって、その膜厚を、
(1)自動調光遮熱ガラスの可視光調光率(低温時の可視光透過率から高温時の可視光透過率を引いた差)が、正の値を取る膜厚の範囲、及び、
(2)低温時の可視光透過率が、調光膜の厚さの増加に対して低下しないか、もしくは、その低下率が10%以内にある膜厚の範囲、
の両者を満足する範囲から選択することを特徴とする、反射防止膜の導入がなくても、高い可視光調光率と高い可視光透過率が得られる、酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚決定方法。 - 自動調光遮熱ガラスの可視光調光率を、その最大値から選択することを特徴とする請求項1に記載の酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚決定方法。
- 透過率の値(T)が、下記の、数式1及び数式2に基づいて光学計算により求められること、及び系の可視光透過率の値(Tlum)が、数式3により求められることを特徴とする請求項1に記載の酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚決定方法。
- 酸化バナジウム系調光膜が、酸化バナジウム、金属元素を添加した酸化バナジウム、非金属元素を添加した酸化バナジウム、又は化合物を添加した酸化バナジウムである請求項1に記載の酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚決定方法。
- 酸化バナジウム系調光膜が、金属バナジウム又は合金ターゲットを、反応性スパッタすること、又は酸化バナジウム化合物ターゲット又は他物質添加の酸化バナジウム化合物ターゲットを、反応性スパッタ又はスパッタすることにより作製されたものであることを特徴とする請求項1に記載の酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚決定方法。
- 酸化バナジウム系調光膜が、単層透明基板の、室内側或いは室外側のいずれかに形成されるか、又は、複層透明基板の、両内側或いは両外側のいずれかに形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラスの調光膜の膜厚決定方法。
- 透明基板表面に酸化バナジウム系調光膜を被膜した自動調光遮熱ガラスであって、酸化バナジウム系調光膜の膜厚を、
(1)自動調光遮熱ガラスの可視光調光率(低温時の可視光透過率から高温時の可視光透過率を引いた差)が、正の値を取る膜厚の範囲、及び、
(2)低温時の可視光透過率が、調光膜の厚さの増加に対して低下しないか、もしくは、その低下率が10%以内にある膜厚の範囲、
の両者を満足する範囲から選択されたことを特徴とする、反射防止膜の導入がなくても、高い可視光調光率と高い可視光透過率が得られる、酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラス。 - 透過率の値(T)が、下記の、数式4及び数式5に基づいて、光学計算により求められたこと、及び系の可視光透過率の値(Tlum)が、数式6により求められたことを特徴とする請求項7に記載の酸化バナジウム系自動調光遮熱ガラス。
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