JP2006030121A - プローブヘッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 基部と、可撓性基板と、前記基部と前記可撓性基板との間に挟持される多孔質弾性体と、前記可撓性基板の前記多孔質弾性体に当接する第一面の裏側の第二面上に形成され先端部が検体の電極に接触する導線と、を備えることを特徴とするプローブヘッド。
【選択図】 図1
Description
特許文献1、2には、プローブが形成された可撓性基板と基部との間にウレタンゴムなどで構成されている弾性部材が挟持されているプローブヘッドが記載されている。
特許文献3には、基板の先端から導線を突出させ、導線の突出部位がシリコンゴムなどの弾性部材で支持されているプローブヘッドが記載されている。
特許文献1,2,3に記載されたプローブヘッドが装着されたプローバでは、プローブヘッドの導線を検体の電極に接触させてから、確実な導通を得るため、さらにプローブカードとテーブルとを互いに接近させる所謂オーバドライブを実施する。オーバードライブが実施されると、それらの弾性部材は圧縮される。
前記多孔質弾性体は、前記可撓性基板の前記第一面の全体に接してもよい。
前記多孔質弾性体は、前記可撓性基板の前記第一面と前記導線の前記先端部近傍の裏側部位で部分的に接してもよい。
(第一実施例)
図1は、本発明の第一実施例によるプローブヘッドを示す側面図である。図2は、そのプローブヘッドの使用状態を示す側面図である。
図1に示すように、本発明の第一実施例によるプローブヘッド1は、基部としての取付ブロック10と、可撓性基板20と、取付ブロック10と可撓性基板20との間に挟持される多孔質弾性体30と、可撓性基板20の多孔質弾性体30に当接する第一面22の裏側の第二面24上に所定の間隔で配列されその先端部42が検体の電極と接触する複数の導線40とを備える。
可撓性基板20は、ジルコニアなどのセラミックス、樹脂、金属、ガラスや、それらの積層物からなる。
検体の電極5と導線40の先端部42とにかかる負荷を低減できることにより、第一に、導線40の磨耗速度を低下させることができるため、プローブヘッド1の寿命を向上させることができる。第二に、検体及びその電極5や、導線40及び可撓性基板20の破損を防止できる。特に、検体またはその電極5上にある異物に導線40の先端部42が接触し、その異物によって電極5と導線40の先端部42とに局所的な負荷がかかった場合、その負荷を多孔質弾性体30の弾性変形によって緩和できるため、プローブヘッド1及び検体の破損を防止できる。
なお導線40と検体の電極5との接触角θは、多孔質弾性体30の上述の作用を十分に機能させる45°以下にすることが望ましい。
図3は、本発明の第二実施例によるプローブヘッド及びその使用状態を示す側面図である。
図3に示すように、第二実施例によるプローブヘッド2では、導線40の先端近傍部位に検体の電極5と接触するバンプ44が形成されている。バンプ44は、導線40の可撓性基板20と接する面の裏面に形成されている。
プローブヘッド2を検体の検査に用いる場合、電極5の表面に対して導線40の長手方向軸線が傾斜するようにバンプ44と検体の電極5とを接触させてもよいし、または電極5の表面と導線40の長手方向軸線が平行になるようにバンプ44と検体の電極5とを接触させてもよい。
図4は、本発明の第三実施例によるプローブヘッド及びその使用状態を示す側面図である。
図4に示すように、第三実施例によるプローブヘッド3では、多孔質弾性体30が可撓性基板20の第一面22と導線40の先端部42側で部分的に接合されている。これに伴って取付ブロック10の切り欠き12は、多孔質弾性体30が接合される部位12aと、可撓性基板20及び導線40が接合される部位12bとに分かれて階段状に形成されている。可撓性基板20は、厚さ500μm以下のジルコニア基板であることが望ましい。
プローブヘッド3を検体の検査に用いる方法は、第一実施例に準ずる。
以上、プローブヘッドの構成及び使用方法について説明した。
多孔質弾性体は、孔を多く有する疎な構造であるため、孔がつぶれることで大きく変形することができる性質を有する。多孔質弾性体は、シリコンゴムなどの緻密な構造を有する弾性体に比べてヤング率が低いため、図5に示すように変位量に対する荷重の変化が小さい。一方シリコンゴムは緻密な構造を有するため、特定の変位量(約0.6mm)を限界として剛性が急激に高くなり、大きな荷重を加えてもそれ以上変位しなくなる。
変位量の変化に対して荷重の変化が小さい多孔質弾性体を取付ブロックと可撓性基板との間に挟持することにより、プローブヘッドと検体との間の複数の導線の配列方向に対する相対的な傾きを多孔質弾性体の弾性変形によって補正したときに、多孔質弾性体の変位量が導線の配列方向で異なっても導線の先端部と検体の電極との接触圧の導線間による差を小さくすることができる。
図5及び図6に示すように、多孔質弾性体を基部と可撓性基板との間に挟持する本発明の実施例によるプローブヘッドは、シリコンゴムを基部と可撓性基板との間に挟持する比較例によるプローブヘッドに比べて、オーバードライブ量に対する荷重の変化が小さい。つまり本発明の実施例によれば、オーバードライブ量を大きくしても検体の電極と導線の先端部とにかかる負荷の増大を抑制することができる。検体の電極と導線の先端部とにかかる負荷を低減できることにより、検体及びその電極や、導線及び可撓性基板の破損を防止でき、また導線の磨耗速度を低下させることができる。
Claims (4)
- 基部と、
可撓性基板と、
前記基部と前記可撓性基板との間に挟持される多孔質弾性体と、
前記可撓性基板の前記多孔質弾性体に当接する第一面の裏側の第二面上に形成され先端部が検体の電極に接触する導線と、
を備えることを特徴とするプローブヘッド。 - 前記多孔質弾性体のヤング率は0.2kgf/mm2以下であることを特徴とする請求項1に記載のプローブヘッド。
- 前記多孔質弾性体は、前記可撓性基板の前記第一面の全体に接することを特徴とする請求項1又は2に記載のプローブヘッド。
- 前記多孔質弾性体は、前記可撓性基板の前記第一面と前記導線の前記先端部近傍の裏側部位で部分的に接することを特徴とする請求項1又は2に記載のプローブヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004212781A JP2006030121A (ja) | 2004-07-21 | 2004-07-21 | プローブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004212781A JP2006030121A (ja) | 2004-07-21 | 2004-07-21 | プローブヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006030121A true JP2006030121A (ja) | 2006-02-02 |
Family
ID=35896648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004212781A Pending JP2006030121A (ja) | 2004-07-21 | 2004-07-21 | プローブヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006030121A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101704459B1 (ko) * | 2015-08-20 | 2017-02-22 | 초이스테크닉스 주식회사 | 전기 신호 연결용 컨택터 |
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2004
- 2004-07-21 JP JP2004212781A patent/JP2006030121A/ja active Pending
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KR101704459B1 (ko) * | 2015-08-20 | 2017-02-22 | 초이스테크닉스 주식회사 | 전기 신호 연결용 컨택터 |
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