JP2006029404A - 止水機構付管および継手 - Google Patents

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聡 原田
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Abstract

【課題】 低コストであり平時において弁体が閉止方向に作用される自己シール構造を備えた管および継手を提供する。
【解決手段】 弾性材料より形成され、中心部が凸状に盛り上がっており、該凸状部分6の頂にスリット7が設けられている弁体2が、管または継手の末端付近に設置されており、弁体2の凸状部分6の内部は空洞8となっており、該空洞8に管または継手に接続される機器の接続端に設けた棒または管状部材を差し込むことでスリット7が開く構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、管および継手に接続されるセンサーや装置を交換する際に管内の流体が外部に漏れないように止水機構を設置した管および継手に関するものである。
内部に流体が充填されている管や継手に接続されたセンサーや装置等を交換する際には、管内の流体を抜いてから交換作業を行なう必要がある。
またはセンサーや装置の交換が生じることを考慮して、管と装置との間に予め止水栓を設けておき、装置の交換の際には止水栓を閉じて交換作業を行なっていた。
しかし、交換作業が頻繁に行なわれる場合には、止水栓の開閉操作が煩わしいものであることから、止水栓の開閉操作を不要とする逆止弁構造を内部に設けたソケットがある(例えば、特許文献1参照。)。
上記のソケットは、継手内部に浮子が設けられており、浮子の周縁部と継手内部に設けられた弁座が接触し、内部流体が外部に漏れない構造となっている。継手端部に設けられた牝ネジに接続される装置の牡ネジを螺入させると浮子が弁座から離れ、継手に接続される装置に継手内の流体が供給される構造となっている。
実開昭51−149199号公報 (第2頁 第3図)
上記の継手は、内部に弁座を形成するコストや、水平状態に設置したい場合には浮子を弁座に押圧するための付勢手段が必要となる問題があった。
そこで本発明では上記問題に鑑み、低コストであり平時において弁体が閉止方向に作用される自己シール構造を備えた管および継手を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、弾性材料より形成され、中心部が凸状に盛り上がっており、該凸状部分の頂にスリットが設けられている弁体が、管または継手の末端付近に設置されている止水機構付管および継手である。
請求項2記載の発明は、前記弁体の凸状部分の内部は空洞となっており、該空洞に棒または管状部材を差し込むことでスリットが開く請求項1記載の止水機構付管および継手である。
請求項3記載の発明は、前記弁体の凸状部分の根元にはフランジが形成されており、該フランジを管内または継手内の段部に係止され抜止め部材により固定されている請求項1記載の止水機構付管および継手である。
請求項4記載の発明は、前記止水機能付管および継手の末端内部に、他の装置や管と接続するための接続機構が設けられ、該接続機構に隣接して前記弁体が設置されている請求項1記載の止水機構付管および継手である。
請求項1記載の発明によれば、弾性材料を用いて弁体中心に形成された凸状部分の頂にスリットが設けられていることで凸状部分の外面から中心に向かって管内の流体圧力が作用することで、スリットのシール性が確保される効果を有する。
請求項2記載の発明によれば、前記弁体の凸状部分内部の空洞に棒または管状の部材を差し込むとこでスリットが開き、管内部から外部への流体の通過が可能となる。管や継手に接続される装置の接続部末端に前述の棒または管状の部材を設けることで、取付状態では弁体のスリットが開き、取外す際にはスリットが閉じられ、止水されるものである。
請求項3および4記載の発明によれば、弁体を管内に固定し、弁体に隣接して接続機構を設けたことで、該接続機構と接続される前述の接続部末端に棒または管状の部材が設置された装置等の取付け・取外しの作業によって弁体が開閉される効果を有する。
また本発明では、止水機構を構成する部品が弁体と、弁体を管内に固定するための抜止め部材の2点のみであるので大幅なコストダウンができる。さらに、本発明の止水機構は構成がシンプルであり既存の管や継手内部に若干の追加工を施すだけで設置可能である。
本発明の止水機構は、管や継手の末端付近に設置されるものであり、弁体が開いた場合でも小流量しが流出されないことから接続される機器は、小流量にて作動可能なセンサーや圧力計を設置することが好ましい。
以下、この発明の実施例を図1から図5を参照して説明する。図1は本発明の止水機構付管の断面図である。図2は図1の管内部に設置された弁体の流入側の外観図である。図3は図1の管に接続される圧力計の側面図(一部断面)である。図4は図1の管に図3の圧力計を取付けた状態の断面図である。図5は図3の圧力計の他の実施形態である。
本発明の止水機構付管は、図1に示すように管1、弁体2、抜止めリング3から構成される。
管1は内部に流体が充填されている。末端内周には他の機器や管、継手等と接続するための牝ネジ4が螺刻されている。牝ネジ4に隣接して抜止めリング3および弁体2が係止される溝5が刻設されている。
弁体2は、弾性材料から形成されており、断面V字状である中心が盛り上がった凸形状をしている。凸部分6の頂にはスリット7が設けられている。スリット7の形状は図2において直線形状をしているが、これに限らずY形状やX形状のスリットを設けることも可能である。
凸部分6の内側は空洞8となっており、スリット7は空洞8まで切込まれている。凸部分6の根元にはフランジ9が形成されている。フランジ9の外径は、前述の溝5の径より僅かに小径となっていて、溝5内にフランジ9が収容可能となっている。
抜止めリング3は、環状体であり、一部に切欠きが設けられていてもよい。前述のフランジ9を溝5内に固定するためにフランジ9と共に抜止めリング3も溝5内に設置される。
図1の状態において、弁体2の凸部分6の外面は常に管1内部の流体圧力を受けた状態であり、中心に向かって押圧された状態にある。ゆえにスリット7は閉鎖され、管1内部の流体が外部に漏れ出すことはない。
次に、上記に説明した止水構造付管に図3に示す圧力計を取付ける手順について説明する。
図3に示す圧力計10は、内部に図示しないブルドン管が設置されている。ブルドン管は、管1の牝ネジ4と螺合される牡ネジ11内の流路と連通している。牡ネジ11の先端には牡ネジ11の外径より小径な円筒部12が設けられている。
上記による圧力計10の牡ネジ11を、管1の牝ネジ4に螺入させていくと、円筒部12が弁体2の空洞8内に差込まれ、弾性材料から形成された弁体2は外側方向に変形してスリット7が開かれる(図4参照)。
スリット7が開かれると、管1内の流体は圧力計10の内部に流れて、管1内の流体の圧力値が指示される。
続いて圧力計を交換する場合の手順について説明する。
圧力計10の牡ネジ11を牝ネジ4から取外す方向に回転させ、圧力計10を管1より取外す。すると弁体2の空洞8内に差込まれていた円筒部12が抜かれ、弁体2が元の形状に戻りスリット7が閉止される。弁体2の凸部分6の外面には管1内部の流体圧力が作用して、スリット7を閉止する方向に圧力が作用される。
上記に説明した管の止水構造は、継手や接続される機器側にも同様に設置することが可能である。また図5に示すように、円筒部12が設けられていない汎用の圧力計20においても、円筒状のスリーブ21を介して管1に接続することで上記実施例と同様な効果を得ることができる。
本発明の止水機構付管の断面図 図1の管内部に設置された弁体の流入側の外観図 図1の管に接続される圧力計の側面図(一部断面) 図1の管に図3の圧力計を取付けた状態の断面図 図3の圧力計の他の実施形態
符号の説明
1 管
2 弁体
3 抜止めリング
4 牝ネジ
5 溝
6 凸部分
7 スリット
8 空洞
9 フランジ
10 圧力計
11 牡ネジ
12 円筒部

Claims (4)

  1. 弾性材料より形成され、中心部が凸状に盛り上がっており、該凸状部分の頂にスリットが設けられている弁体が、管または継手の末端付近に設置されていることを特徴とする止水機構付管および継手。
  2. 前記弁体の凸状部分の内部は空洞となっており、該空洞に棒または管状部材を差し込むことでスリットが開くことを特徴とする請求項1記載の止水機構付管および継手。
  3. 前記弁体の凸状部分の根元にはフランジが形成されており、該フランジを管内または継手内の段部に係止され抜止め部材により固定されていることを特徴とする請求項1記載の止水機構付管および継手。
  4. 前記止水機能付管および継手の末端内部に、他の装置や管と接続するための接続機構が設けられ、該接続機構に隣接して前記弁体が設置されていることを特徴とする請求項1記載の止水機構付管および継手。

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