JP2006029398A - 制振合金及び免震装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 環境に負荷を与えずに従来と同等以上の特性を有する制振合金及び免震装置を得る。
【解決手段】 一対の連結板12、14の間に円筒状に形成されて弾性変形し得るゴム体16が配置される。ゴム体16の中心に存在する円形の穴部16Aに、円筒状に形成された制振部材26が嵌まり込むように配置される。この制振部材26に、双晶の金属材料で弾性変形可能な螺旋状のコイルスプリングの形に形成された制振合金22が内蔵される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、環境に負荷を与えずに従来と同等以上の特性を有する制振合金及び、このような制振合金を採用した免震装置に関する。
従来より、地震の揺れを低減する為に、建築物とこの建築物を支持する地盤との間に配置される免震装置が知られている。そして、この免震装置には、弾性体とされるゴム体だけでなく、揺れに伴う振動を抑える為の制振合金が内蔵されていて、これらの部材の複合的な作用で地震の揺れを低減し、建築物側に地震の揺れを伝達し難くしていた。
しかし、従来の免震装置の制振合金として、制振特性の面から一般に鉛材が使用されていたが、環境面への配慮が近年重要視されるのに伴い、他の材料に置き換えることが検討されるようになった。
特開昭58−44137号公報 特開昭61−200276号公報 特開昭63−125745号公報 特開平8−260755号公報 登録実用新案第3030228号公報 特開平9−264079号公報 特開平10−54441号公報 特開平10−238160公報
つまり、免震装置に採用される制振合金として、環境に負荷を与えずに従来の制振合金と同等以上の制振特性を有するものを開発する必要が生じていた。
本発明は上記事実を考慮し、環境に負荷を与えずに従来と同等以上の特性を有する制振合金及び、このような制振合金を採用した免震装置を提供することが目的である。
請求項1に係る制振合金は、双晶の金属材料で弾性変形可能なバネ状に形成され、予歪みが与えらて用いられることを特徴とする。
請求項1に係る制振合金の作用を以下に説明する。
本請求項によれば、双晶の金属材料で弾性変形可能なバネ状に制振合金が形成され、予歪みが与えらて用いられるので、単純な双晶の合金と比較して、バネ定数が低くなると共に減衰係数が高くなって、大きな制振特性を有するようになる結果、従来技術の制振合金と同等以上の制振特性を有するようになる。
一方、本請求項の制振合金は双晶の金属材料で弾性変形可能なバネ状に形成されたことで、鉛材を用いずとも上記のような制振特性を得られるようになる。この為、環境に負荷を与えることもなくなる。
請求項2に係る制振合金の作用を以下に説明する。
本請求項では請求項1と同様の構成を有して同様に作用するが、さらに、螺旋状のコイルスプリングとされたという構成を有している。
つまり、制振合金を螺旋状のコイルスプリングとしたことで、より確実に変形するようになるので、この制振合金に引張力や剪断力が加わった際に、より一層、バネ定数が低くなると共に減衰係数が高くなって、より大きな制振特性を有するようになる。
請求項3に係る制振合金の作用を以下に説明する。
本請求項では請求項1と同様の構成を有して同様に作用するが、さらに、Cu−Al−Mn合金、Mg−Zr合金、Mn−Cu合金、Mn−Cu−Ni−Fe合金、Cu−Al−Ni合金、Ti−Ni合金、Al−Zn合金、Cu−Zn−Al合金、Mg合金、Cu−Al−Co合金、Cu−Al−Mn−Ni合金、Cu−Al−Mn−Co合金、Cu−Si合金、Fe−Mn−Si合金、Fe−Ni−Co−Ti合金、Fe−Ni−C合金、Fe−Cr−Ni−Mn−Si−Co合金、Ni−Al合金の内の何れかを制振合金として使用するという構成を有している。
つまり、これらの合金の内の何れかを制振合金として使用することで、環境に負荷を与えずに従来と同等以上の特性を有する制振合金がより確実に得られるようになる。
請求項4に係る免震装置は、双晶の金属材料で弾性変形可能なバネ状に形成され且つ、予歪みが与えらている制振合金と、
制振合金と並列的に配置されて弾性変形し得るゴム体と、
を有したことを特徴とする。
請求項4に係る免震装置の作用を以下に説明する。
本請求項によれば、弾性変形可能なバネ状に形成された双晶の制振合金に、予歪みが与えらた状態とされ、さらに、この制振合金と並列的にゴム体が配置された免震装置となっている。
従って、本請求項では、双晶の金属材料により弾性変形可能なバネ状に形成された制振合金を採用し、この制振合金に予歪みが与えられているので、単純な双晶の合金と比較して、制振合金のバネ定数が低くなると共に減衰係数が高くなり、従来の制振合金と同等以上の大きな制振特性を有するようになる。
つまり、外部から応力がこの制振合金に付与された場合、予歪みが与えられていて応力歪み曲線中における双晶の変形が生じる領域まで既に変形されているこの制振合金が、さらに双晶の変形を大きくする形或いは、双晶の変形を小さくする形で、変形する。この為、バネ状に形成された双晶の制振合金に予歪みを与えたことにより、バネ定数の低減が図られ、応力歪み曲線中のヒステリシスで囲まれた範囲をより大きくできるようになる。そして、これに伴う効果的で良好な制振特性が得られるようになった。
さらに、制振合金に予歪みを与えていることで、免震装置に引張力が加わった場合でも、免震装置の両端部分から制振合金が離れることが防止されて、制振合金による制振効果が確実に発揮されるようになる。
これに伴い、本請求項に係る免震装置によれば、地震が生じた場合でも、制振合金と並列的に配置されて弾性変形するゴム体とこの制振合金との間の複合的な作用で地震の揺れを低減し、建築物側に地震の揺れが伝達し難くなる。
一方、本請求項の免震装置に用いられる制振合金は、双晶の金属材料で弾性変形可能なバネ状に形成されたことで、鉛材を用いずとも上記のような良好な制振特性を得られる。この為、本請求項の免震装置によれば環境に負荷を与えることもない。
請求項5に係る免震装置の作用を以下に説明する。
本請求項では請求項4と同様の構成を有して同様に作用するが、さらに、制振合金が螺旋状のコイルスプリングとされるという構成を有している。
つまり、制振合金を螺旋状のコイルスプリングとしたことで、制振合金がより確実に変形するようになるので、この制振合金に引張力や剪断力が加わった際に、より一層、バネ定数が低くなると共に減衰係数が高くなって、より良好な制振特性を有するようになる。
請求項6に係る免震装置の作用を以下に説明する。
本請求項では請求項4と同様の構成を有して同様に作用するが、さらに、制振合金が、ゴム材により覆われた形とされるという構成を有している。つまり、制振合金がゴム材に覆われたことで、ゴム体の変形により近似した形で制振合金が変形するようになるのに伴い、免震装置の両端部から制振合金がより確実に離れないようになる。
以上説明したように本発明の上記構成によれば、環境に負荷を与えずに従来と同等以上の特性を有する制振合金及び、このような制振合金を採用した免震装置を提供できるという優れた効果を有する。
本発明に係る制振合金及び免震装置の一実施の形態を、図1から図5に基づき説明する。図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る免震装置10の上下部分をそれぞれ円板状に形成された連結板12、14が構成している。この内の下側の連結板12が地盤と当接し、また上側の連結板14が建築物の下部に当接するような構造になっている。
また、これら一対の連結板12、14の間には、中心部分に円形の穴部16Aを有しつつ円筒状に形成されたゴム体16が配置されている。このゴム体16は、リング状に形成されて弾性変形し得るゴム製のゴムリング18と、リング状に形成されて剛性を維持する為の金属製の金属リング20とが、交互に複数枚ずつ配置された形の構造になっている。
一方、これら一対の連結板12、14は、ゴム体16の上下端にそれぞれ加硫接着されて取り付けられており、また、これら一対の連結板12、14の中心には、それぞれ途中に段部を有した円形の貫通穴12A、14Aが形成されている。但し、これら貫通穴12A、14Aに対応した大きさであって外周側にフランジを有した蓋材30が、ボルト32によるねじ止めによって、一対の連結板12、14にそれぞれ固定されることで、貫通穴12A、14Aがそれぞれ閉鎖されている。
このゴム体16の中心に存在する円形の穴部16Aには、円筒状に形成された制振部材26が嵌まり込むように、配置されており、また、この制振部材26には、双晶の金属材料で弾性変形可能な螺旋状のコイルスプリングの形に形成された制振合金22が内蔵されている。つまり、制振合金22の周囲にゴム材が加硫接着されて、このゴム材によって円筒状に形成された加硫ゴム部24で制振合金22が覆われた形とされている。
以上より、本実施の形態では、弾性変形し得るゴム体16が、双晶の金属材料で弾性変形可能なバネ状となるようにコイルスプリングの形に形成された制振合金22と、並列的に配置された構造になっている。
そして、図1に示すように、これらの内のゴム体16の大きさは、直径D1が例えば1.5m程度とされ、高さH1が40cm程度とされている。また、制振部材26の大きさは、直径D2が30cm程度とされ、高さH2が自由な状態でゴム体16の高さH1より大きくされている。この為、免震装置10に制振部材26が組み付けられた状態では、制振合金22も圧縮されて予歪みがこの制振合金22に与えられた形になっている。
次に、本実施の形態に係る免震装置10の製造を以下に説明する。
この免震装置10を作製する際には、まずコイルスプリングの形の制振合金22を作製し、Mn−Cu−Ni−Fe合金の場合は、850℃程度の温度で1時間程度保持した後、空冷により徐冷し、また、Cu−Al−Mn−Co合金の場合は、900℃程度の温度で5分間程度保持した後、急冷後再加熱し200℃で15分間程度保持した後、空冷することで、双晶の制振合金22とすることができる。さらに、この制振合金22の周囲にゴム材を加硫接着することで、円筒状の制振部材26を作製する。
これとは別に、ゴムリング18と金属リング20とが積層されて形成されるゴム体16を作製するが、この際に、ゴム体16の上下に一対の連結板12、14を加硫接着してそれぞれ取り付けておくことにする。但し、このゴム体16の高さH1を制振部材26の高さH2より小さくするように、ゴム体16を作製する。
この後、連結板12、14の貫通穴12A、14Aを通過させて、ゴム体16の穴部16A内にこの制振部材26を挿入すると共に、これら連結板12、14に蓋材30をそれぞれ取り付けてねじ止めすることにより、免震装置10が完成される。このとき、ゴム体16の高さH1より高く形成されている制振部材26が、蓋材30のねじ止に伴って、ゴム体16と同じ高さとなるように圧縮されることで、制振合金22も圧縮されて予歪みが制振合金22に与えらた状態となる。
次に、本実施の形態に係る制振合金22及び免震装置10の作用を以下に説明する。
本実施の形態によれば、弾性変形可能な螺旋状のコイルスプリングとされた双晶の制振合金22が、加硫ゴム部24により覆われた形とされるだけでなく、この制振合金22に予歪みが与えらた状態とされており、さらに、この制振合金22と並列的にゴム体16が配置された構造の免震装置10となっている。
従って、本実施の形態では、双晶の金属材料により弾性変形可能なバネ状に形成された制振合金22を採用し、この制振合金22に予歪みが与えられているので、単純な双晶の合金22と比較して、制振合金22のバネ定数が低くなると共に減衰係数が高くなり、従来の制振合金22と同等以上の大きな制振特性を有するようになる。
つまり、外部から応力がこの制振合金22に付与された場合、予歪みが与えられていて図3の応力歪み曲線中における双晶の変形が生じる領域F1内の点Pまで既に変形されているこの制振合金22が、さらに双晶の変形を大きくする形或いは、双晶の変形を小さくする形で、双晶の変形が生じる領域F1内において、矢印Eのように変形することになる。
このことから、バネ状に形成された双晶の制振合金22に予歪みを与えたことにより、バネ定数の低減が図られ、図3の応力歪み曲線中の領域F1を含んでいるヒステリシス線Fで囲まれた範囲をより大きくできるようになる。そして、これに伴う効果的で良好な制振特性が得られるようになった。
さらに、制振合金22に予歪みを与えていることで、免震装置10に引張力が加わった場合でも、蓋材30から制振部材26が容易に離れることがないのに合わせて、免震装置10の上下の両端部分から制振合金22が離れることが防止されて、制振合金22による制振効果が確実に発揮されるようになる。
これに伴い、本実施の形態に係る免震装置10によれば、地震が生じた場合でも、制振合金22と並列的に配置されて弾性変形するゴム体16とこの制振合金22との間の複合的な作用で地震の揺れを低減し、建築物側に地震の揺れが伝達し難くなる。
一方、本実施の形態の免震装置10に用いられる制振合金22は、双晶の金属材料で弾性変形可能なバネ状に形成されたことで、鉛材を用いずとも上記のような良好な制振特性を得られる。この為、本実施の形態の免震装置10によれば環境に負荷を与えることもない。
他方、本実施の形態では、制振合金22が螺旋状のコイルスプリングとされたことで、制振合金22がより確実に変形するようになるので、この制振合金22に引張力や剪断力が加わった際に、より一層、バネ定数が低くなると共に減衰係数が高くなって、より良好な制振特性を有するようになる。
さらに、本実施の形態では、制振合金22がゴム材により覆われた形とされたことで、ゴム体16の変形により近似した形で制振合金22が変形するようになるのに伴い、免震装置10の両端部から制振合金22がより確実に離れないようになる。
また、本実施の形態では、制振合金22として例えば、Cu−Al−Mn合金、Mg−Zr合金、Mn−Cu合金、Mn−Cu−Ni−Fe合金、Cu−Al−Ni合金、Ti−Ni合金、Al−Zn合金、Cu−Zn−Al合金、Mg合金、Cu−Al−Co合金、Cu−Al−Mn−Ni合金、Cu−Al−Mn−Co合金、Cu−Si合金、Fe−Mn−Si合金、Fe−Ni−Co−Ti合金、Fe−Ni−C合金、Fe−Cr−Ni−Mn−Si−Co合金、Ni−Al合金の内の何れかの合金を使用することが考えられる。
つまり、これらの合金の内の何れかを使用することで、環境に負荷を与えずに従来と同等以上の特性を有する制振合金22がより確実に得られるようになる。
例えば、Mn−Cu合金、Mn−Cu−Ni−Fe合金等のマンガン系の合金を使用した場合、800℃〜930℃の温度で0.5時間から2時間程度の時間保持して、10時間から20時間程度の時間をかけて徐冷することで、双晶の制振合金が得られる。
また、Cu−Al−Mn合金、Cu−Al−Ni合金、Cu−Zn−Al合金、Cu−Al−Co合金、Cu−Al−Mn−Ni合金、Cu−Al−Mn−Co合金、Cu−Si合金等の銅系の合金を使用した場合、約900℃の温度で5分から1時間程度の時間保持し、急冷した後、約200℃の温度に再加熱して15分から30分程度の時間保持することで、双晶の制振合金が得られる。
次に、双晶とすることによる制振合金の変形のメカニズムを以下に説明する。
図4(A)に示す金属の原子が均一に整列したマルテンサイト相に横方向から応力を加えることで、図4(B)に示すように変形が始まる。さらに、応力が加わり続けると図4(C)に示すような形に変形する。そして、この図4(C)に示す状態では寸法Sの変形量が生じたことになる。
これに対して、図5(A)に示す一般的な金属では原子が均一に整列しているものの、横方向から応力を加えた場合、図5(B)に示すように原子の配列にずれが生じて、欠陥が発生する。つまり、一般的な金属において原子の配列にずれが生じると、塑性変形することになるので、図5(B)に示す状態に一旦成ると、図5(A)に示す状態に戻ることはない。
以上より、一般的な金属と異なり、双晶の制振合金では、比較的小さな応力で変形が開始するものの、図4(C)に示す状態まで変形しても塑性変形することが無いので、応力を逆にかければ図4(A)に示す状態に戻るようになる。更に、制振合金の断面積を小さくして全体へかかる応力が低い段階から変形が発生するようにすることで、全体へかかる応力歪み曲線におけるヒステリシスのバネ定数が上昇しないようになる。
尚、上記実施の形態では、制振合金22が螺旋状のコイルスプリングとなっているが、制振合金22は単にバネ状になっていれば良いので、他の種類のバネ構造としても良い。また、上記実施の形態では、制振合金22の周囲にゴム材を加硫接着したが、必要な特性が得られれば、ゴム材の替わりに合成樹脂で制振合金22の周囲を覆っても良い。
本発明の実施の形態に係る免震装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る免震装置の断面図である。 本発明の実施の形態に係る制振合金の応力歪み曲線を表すグラフの図である。 本発明の実施の形態に係る制振合金の原子配列を表す説明図であって、(A)はマルテンサイト相を表す図であり、(B)はマルテンサイト相に変形が始まった状態を表す図であり、(C)はマルテンサイト相の変形が終わった状態を表す図である。 一般的な金属の原子配列を表す説明図であって、(A)は原子が均一に整列した状態を表す図であり、(B)は原子の配列の一部にずれが生じた状態を表す図である。
符号の説明
10 免震装置
16 ゴム体
22 制振合金

Claims (6)

  1. 双晶の金属材料で弾性変形可能なバネ状に形成され、予歪みが与えらて用いられることを特徴とする制振合金。
  2. 螺旋状のコイルスプリングとされたことを特徴とする請求項1記載の制振合金。
  3. Cu−Al−Mn合金、Mg−Zr合金、Mn−Cu合金、Mn−Cu−Ni−Fe合金、Cu−Al−Ni合金、Ti−Ni合金、Al−Zn合金、Cu−Zn−Al合金、Mg合金、Cu−Al−Co合金、Cu−Al−Mn−Ni合金、Cu−Al−Mn−Co合金、Cu−Si合金、Fe−Mn−Si合金、Fe−Ni−Co−Ti合金、Fe−Ni−C合金、Fe−Cr−Ni−Mn−Si−Co合金、Ni−Al合金の内の何れかを使用したことを特徴とする請求項1記載の制振合金。
  4. 双晶の金属材料で弾性変形可能なバネ状に形成され且つ、予歪みが与えらている制振合金と、
    制振合金と並列的に配置されて弾性変形し得るゴム体と、
    を有したことを特徴とする免震装置。
  5. 制振合金が螺旋状のコイルスプリングとされたことを特徴とする請求項4記載の免震装置。
  6. 制振合金が、ゴム材により覆われた形とされることを特徴とする請求項4記載の免震装置。
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