JP2006029195A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁本体を大きくすることなく弁本体内部に設けたフィルタの有効流路面積を大きくできる燃料噴射弁を得る。
【解決手段】中空筒状の弁本体3と、弁本体3の下流側の端部に設けられて噴射孔4を有する弁座5と、弁本体3の内部を移動し弁座5に離接して噴射孔4を開閉するニードル弁6と、ニードル弁を案内するガイド7とを備えた燃料噴射弁において、弁本体3の内周面とニードル弁6の外周面との間に形成された燃料の流路内に、円筒状のフィルタ9を配置し、フィルタ9の上流側を弁本体3の内周面に固定し、下流側をガイド7の上流側の面の燃料通路7bより内側に設けた凹部7cに固定して構成した。
【選択図】図2

Description

この発明は、内部に異物捕集用のフィルタを備える内燃機関用の電磁式燃料噴射弁に関するものである。
内燃機関用の電磁式燃料噴射弁においては、噴射弁本体の燃料入口のほかに噴射弁本体の内部流路にも燃料中の異物を捕らえるためのフィルタを設ける技術が知られている。この内部に設けるフィルタは、燃料噴射弁の製造過程において噴射弁本体に発生したり紛れ込んだりした異物を捕捉して、異物の弁座部への噛み込み等の不具合をなくするためのものである。弁座部に異物が噛み込むと、燃料漏れの原因となる。
内部フィルタを備えた従来の技術としては、次のようなものが提案されている。弁部材(ニードル弁)外周とノズル本体内周との間に燃料通路を形成したものでは、例えば、筒形の弁座支持体の内部に設けた弁座体の上流側端面に弁ニードル案内用の案内ディスクを設け、この案内ディスクに打ち抜きやエッチングにより細孔の加工を施してフィルタ機能を持たせている。この案内ディスクは、複数個所で弁座体に点溶接により固定されている(例えば、特許文献1参照)。
また、弁座部上流に燃料に旋回力を与える燃料旋回子を配置した電磁駆動式の燃料噴射弁において、燃料旋回子の上端面にフィルタを配置し、このフィルタは中央に弁体を通す孔(但し、弁体とは接触しない)があけられ、フィルタの外周寄りの部分が燃料旋回子外周とノズルボディ内周間に確保された燃料通路の上端開口に位置するように構成されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−89191号公報(第2頁、図2−図5) 特開2003−129922号公報(第2頁、図1−図3)
弁部材の外回り(弁部材の外周とノズル本体内周との間)に燃料通路を確保する燃料噴射弁では、上記のようにフィルタを弁座体の上流側の端面に配置する場合は、フィルタの中央には、弁部材(ニードル弁)を貫通させ案内させるための中央孔を設けている。この中央孔の孔径(フィルタ内周)と弁部材外周との間は、隙間があると異物が通過してしまうので、ほとんど隙間がないようにして異物がこの間から通過するのを防ぐ必要がある。そのため、中央孔の孔径に厳しい寸法管理が要求される。また中央孔は摺動部を兼ねているのでガイド長さおよび剛性を確保するため、フィルタの板厚を厚くしたり、耐磨耗性に優れた材料を使用する等の配慮が必要であり、コストアップの要因となっていた。
そこで、上記課題に対し、特許文献2に示す技術では、弁体を燃料旋回子の中央孔でガイドさせて、フィルタの内周とは接触させないように構成している。しかしながら、特許文献2の技術の場合は、フィルタの実効的な流路面積は燃料旋回子を貫通する燃料通路の流路面積以上は確保できない。フィルタ部の圧力損失による影響を小さくするためフィルタの流路面積を拡大するには、燃料旋回子を貫通する燃料通路を大きくする必要があるが、このためにはノズルボディの外径を大きくする必要がある。通常は、燃料噴射弁の大きさに制約があることから、燃料通路を自由に大きくすることは困難であった。
また、フィルタの実効的な流路面積が十分に大きくないと、弁の開閉に起因して弁座部で発生する燃圧脈動がフィルタで反射されるため、同一開弁時間における一回当たりの噴射量が燃料噴射弁の駆動周波数によって変動しやすいという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、弁本体内径部と弁部材(弁体)の外周との間に燃料通路を形成した燃料噴射弁において、弁本体を大きくすることなくフィルタの有効流路面積を大きくできる燃料噴射弁を得ることを目的とする。
この発明に係わる燃料噴射弁は、中空筒状の弁本体と、弁本体の下流側の端部に設けられ燃料の噴射孔を有する弁座と、弁本体の内部を移動し弁座に離接して噴射孔を開閉するニードル弁と、弁座の上流側の面に当接して設けられてニードル弁を案内する中心孔を有すると共に中心孔より外周側に軸方向に貫通する複数の燃料通路を有するガイドとを備えた燃料噴射弁において、弁本体の内周面とニードル弁の外周面との間に形成された燃料の流路内に、ニードル弁の外径より大きい内径を有する円筒状のフィルタを配置し、フィルタの上流側を弁本体の内周面に固定し、下流側をガイドの上流側の面の燃料通路より内側に設けた凹部に固定したものである。
この発明の燃料噴射弁によれば、ガイドの上流側の燃料流路に、ニードル弁の外径より大きい内径の円筒状のフィルタを配置し、フィルタの上流側を弁本体の内周面に、下流側をガイドの燃料通路より内側の凹部に固定したので、フィルタの流路面積は、弁本体の外径等の制約とは無関係に、フィルタの全長を長くすることで拡大できるため、必要な流路面積を容易に得ることができる。従って、フィルタによる圧力損失の影響を小さくすることができ、また噴射量に対する燃圧脈動の影響を受けにくい燃料噴射弁を提供できる。
実施の形態1.
図1は実施の形態1による燃料噴射弁の全体構成を示す縦断面図である。まず燃料噴射弁の全体の構成から説明する。
図において、燃料は燃料噴射弁1内を図の上方から下方に流れるので、図の上方を上流側、下方を下流側と呼ぶことにする。図に示すように、燃料噴射弁1は、その先端部に弁装置2を備えており、この弁装置2は、小径円筒部3aおよび大径円筒部3bを有する段付中空円筒形の弁本体3と、弁本体3の下流側の端部に固着されて噴射孔4を有する弁座5と、弁本体3の内部の中心軸上を軸方向に移動し一端が弁座5に離接して噴射孔4を開閉するニードル弁6と、弁座5の上流側の面に当接して設けられニードル弁6を案内するガイド7と、弁本体3の上流側にあってニードル弁6の移動を規制するストッパープレート8とを備えている。更に、弁本体3の内周面とニードル弁6の外周面と間に形成された燃料の流路内に、後述するフィルタ9を設けている。
ニードル弁6の上流側の端部には磁気回路の可動鉄心部分であるアマチュア10が溶接等により固着されており、ニードル弁6と一体で移動する。ニードル弁6およびアマチュア10の軸線上にアマチュア10と対向し所定の間隔を保って中空円筒状のコア11が配置されている。コア11は磁気回路の固定鉄心部分である。このコア11の中空部11aにはスリーブ12が位置調整されて固定されている。そして、スリーブ12に一端を係止した圧縮ばね13によって、ニードル弁6を噴射孔4へ押圧する方向に付勢している。ニードル弁6は、下流側はガイド7との摺動部S2で、上流側はS1部で摺動動作し、開弁状態ではニードル弁6のフランジ上面がストッパープレート8の下面と当接するようになっている。
また、コア11の周囲にはボビン14に巻回されたコイル15とコネクタ16とを備えたソレノイド装置17が配置されている。
そして、アマチュア10の外周と所定の間隙を保ってヨーク18が設けられており、この上流側は、ボビン14とコイル15とを収納しコア11に接続され、コア11と一体で磁気回路を構成する。ヨーク18の下流側には、ストッパープレート8を介して弁本体3の大径円筒部3bが挿入されており、ヨーク18の先端に設けた結合部18aを大径円筒部3bと小径円筒部3aとの肩部に折り曲げてかしめることにより弁本体3を固定している。このように、ヨーク18は弁本体3,アマチュア10,コア11,ボビン14およびコイル15等を収納するハウジングも兼ねている。ヨーク18と同軸上に、コア11とコネクタ16部とを収納するハウジング19が設けられており、このハウジング19の上流側は図示しない燃料供給管に接続され、燃料フィルタ20を介してコア11の中空部11aに燃料が導入されるようになっている。
弁装置2の下流側先端部の構造について、更に詳細に説明する。図2は弁装置2の下流側先端部の拡大断面図であり、図3は図2の矢印III−IIIから見た断面図である。図に示すように、弁本体3の内径部は先端側から大径内径部3cと小径内径部3dの段付に形成されている。ガイド7は、中央部にニードル弁6を摺動させながら案内する中心孔7aを有し、この中心孔7aより外周側には軸方向に貫通する複数の燃料通路7bを有している。そして、ガイド7の上流側の面で燃料通路7bより内側に、フィルタ9を嵌合させるための凹部7cを設けている。更に、下流側の弁座5と当接する端面には図3に示すように燃料通路7bと連通し中心に向けて旋回するように形成された複数のガイド溝7dを備えている。
なお、燃料通路7bは図のような貫通孔とする以外にも、例えば、ガイド7の外周の一部を弓形に切り欠いて、この切欠部分と弁本体3の内径部との隙間を燃料通路としたものでも良い。
ガイド7の上流側で、弁本体3の内周面とニードル弁6の外周面と間に形成された燃料の流路内に、略円筒形状のフィルタ9を配置し固定しているが、この取付方法について説明する。まず、フィルタ9の下流側端部をガイド7の凹部7cに圧入し、次に、ガイド7ごと弁本体3の大径内径部3cに圧入する。フィルタ9の上流側は弁本体3の小径内径部3dに嵌合する大きさに形成されているので、フィルタ9は図のように上流側が弁本体3の小径内径部3dに、下流側がガイド7の凹部7cに圧入された状態で固定される。ガイド7を圧入後、弁座5を弁本体3の大径内径部3cへガイド7に密着するまで圧入し、溶接部5aを溶接して結合する。ニードル弁6と弁座5とは接離部5bで接離し弁としての作用をする。なお、フィルタ9の下流側の内径Dは、ニードル弁6の外形dより大きくしている。
燃料はフィルタ9の内径とニードル弁6の外径との隙間からフィルタメッシュ部を通過し燃料通路7bへと矢印のように流れる。フィルタ9の実効的な流路面積は、フィルタ9の長さLを適当な寸法に設定することにより調節できる。
ガイド7の中心孔7aは、弁座5の接離部5bに対するニードル弁6の径方向の非同軸度(振れ)を規制する役割を担っており、このためクリアランスはなるべく小さく設定するのが好ましく、ニードル弁6の耐久磨耗を許容限度以内とするため、例えば、10μm以下(片側隙間5μm以下)程度としている。
次に、フィルタ9の詳細について説明する。図4はフィルタ9の詳細図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のB−Bから見た側面断面図、(c)は(a)のC−Cから見た平面断面図である。図のように、フィルタの本体部分は例えば樹脂製のフィルタメッシュ21を用い、このフィルタメッシュ21と、例えば真鍮等の金属からなる上部リング22と、同じく真鍮製の下部リング23とをインサートモールドにより成形し、このときフレーム24も同時に成形して図のような形状に製作する。
なお、フィルタメッシュ21の材料はステンレス等の金属性でも良い。また、各部材はインサートモールドによらずに、例えば接着や溶接等で組み立てても良い。
次に、燃料噴射弁の動作について説明する。例えばエンジンの制御装置から燃料噴射弁1の駆動回路に動作信号が送られると、燃料噴射弁1のコイル15に電流が通電され、アマュア10、コア11、ヨーク18で構成される磁気回路に磁束が発生し、アマチュア10はコア11側へ吸引動作し、アマチュア10と一体構造であるニードル弁6が弁座5との接離部5bから離れて間隙が形成される。これにより、高圧の燃料は燃料噴射弁本体内部のコア11の中空部11aから弁本体3の内周面とニードル弁6の外周面との隙間を通り、更にフィルタ9を通過し、ガイド7の燃料通路7bからガイド溝7dへ流入して旋回エネルギーが付与され、接離部5bの隙間を通り最後に噴射孔4からエンジンの燃焼室内に噴射される。次に、エンジンの制御装置から燃料噴射弁1の駆動回路に動作の停止信号が送られると、コイル15の電流の通電が停止し、磁気回路中の磁束が減少し、圧縮ばね13によりニードル弁6が下方に押圧され接離部5bの隙間は閉じられて燃料噴射が終了する。
これら一連の動作において、燃料噴射弁1内に異物が混入していた場合、燃料がフィルタ9を通過する過程で、フィルタ9により捕捉される。燃料噴射弁1の上流端部に設けた燃料フィルタ20は、燃料噴射弁に流入する燃料中に含まれる異物を捕捉するが、フィルタ9は、特に、燃料噴射弁の製造過程において噴射弁本体に発生したり紛れ込んだりした異物を捕捉するものである。
以上のように、本実施の形態の発明によれば、弁本体の内周面とニードル弁の外周面との間に形成された燃料の流路に、ニードル弁の外径より大きい内径を有する円筒状のフィルタを配置し、フィルタの上流側を弁本体の内周面に固定し、下流側をガイドの上流側の面の燃料通路より内側に設けた凹部に固定したので、フィルタの流路面積は、弁本体の外径等の制約とは無関係に、フィルタの全長を長くすることで拡大できるため、必要な流路面積を容易に得ることができる。従って、フィルタによる圧力損失の影響を小さくすることができ、また、噴射量に対する燃圧脈動の影響を受けにくい燃料噴射弁を提供することができる。
また、フィルタメッシュと金属製の上部ガイド及び下部ガイドとをインサートモールドにより成形してフィルタを製作したので、高精度なフィルタを低コストで提供できる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2による燃料噴射弁に使用するフィルタ部の詳細を示す図であり、(d)は正面図、(e)は(d)のE−Eから見た側面断面図、(f)は(d)のF−Fから見た平面断面図である。燃料噴射弁全体の構成は、実施の形態1で説明した図1と同等であり、また、弁装置2の下流側先端部も図2と同等なので説明は省略し、実施の形態1と相違する部分を中心に説明する。また、以下の説明で同等部分を引用するときは同一符号を引用して説明する。
図において、フィルタ25の外形形状は実施の形態1の図4と略同等である。図4での説明と同様に弁装置2の弁本体3に組み込む場合は、フィルタ25の下流側をガイド7の凹部7cに圧入し、次に、ガイド7ごと弁本体3の大径内径部3cに圧入する。フィルタ25の上流側は弁本体3の小径内径部3dに嵌合するようになっているので、フィルタ25は下流側が凹部7cに、上流側が弁本体3の小径内径部3dに圧入され固定される。実施の形態1と相違する点は、本実施の形態のフィルタ25は、多孔質部材により一体成形して製作されている点である。
多孔質部材の材料としては、例えば、ステンレスや各種合金の線材をワインド加工し焼結した多孔質焼結金属を使用する。または、ステンレスメッシュを多層に重ねて焼結したものでも良い。この場合は、金網のメッシュと積層数によって濾過孔を調節することができる。
また、多孔質部材の材料として、多孔質プラスチックを使用しても良い。多孔質プラスチックとしては、例えば、粉末の熱可塑性プラスチック材料の粒子を焼結成形した製品が知られているので、それらの技術を適用すれば良い。
あるいは、多孔質部材の材料として、多孔質セラミックを使用しても良い。多孔質セラミックは、例えば、セラミック原料粉末に、中空ポリマー粒子のような造孔剤を添加混合して得られるセラミック組成物を成形・乾燥した後、焼成して作ることができる。
以上のように、実施の形態2の発明によれば、フィルタを多孔質部材の単一部材により一体成形して製作したので、コスト低減が図られ、また、継ぎ目等がないため、フィルタの信頼性が向上する。
また、フィルタを多孔質焼結金属で形成したので、高精度でかつ強度的に優れたフィルタを提供できる。
また、フィルタを多孔質プラスチックで形成したので、高精度でかつ耐食性に優れたフィルタを提供できる。
更にまた、フィルタを多孔質セラミックで形成したので、高精度でかつ耐食性および耐熱性に優れたフィルタを提供できる。
自動車エンジン等の内燃機関のように、燃焼室内に直接燃料を噴射する筒内噴射型の内燃機関に使用される燃料噴射弁に適用して効果を上げることができる。
この発明の実施の形態1における燃料噴射弁の全体構成を示す縦断面図である。 図1の弁装置2の下流側先端部の拡大断面図である。 図2のIII−IIIから見た断面図である。 図1のフィルタ9の詳細図である。 この発明の実施の形態2における燃料噴射弁に使用するフィルタの詳細図である。
符号の説明
1 燃料噴射弁 2 弁装置
3 弁本体 4 噴射孔
5 弁座 6 ニードル弁
7 ガイド 7a 中心孔
7b 燃料通路 7c 凹部
9,25 フィルタ 21 フィルタメッシュ
22 上部リング 23 下部リング。

Claims (6)

  1. 中空筒状の弁本体と、上記弁本体の下流側の端部に設けられ燃料の噴射孔を有する弁座と、上記弁本体の内部を移動し上記弁座に離接して上記噴射孔を開閉するニードル弁と、上記弁座の上流側の面に当接して設けられて上記ニードル弁を案内する中心孔を有すると共に上記中心孔より外周側に軸方向に貫通する複数の燃料通路を有するガイドとを備えた燃料噴射弁において、
    上記弁本体の内周面と上記ニードル弁の外周面との間に形成された燃料の流路内に、上記ニードル弁の外径より大きい内径を有する円筒状のフィルタを配置し、上記フィルタの上流側を上記弁本体の内周面に固定し、下流側を上記ガイドの上流側の面の上記燃料通路より内側に設けた凹部に固定したことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 請求項1記載の燃料噴射弁において、上記フィルタは、フィルタメッシュと金属製の上部ガイド及び下部ガイドとをインサートモールドにより成形して製作したことを特徴とする燃料噴射弁。
  3. 請求項1記載の燃料噴射弁において、上記フィルタは、多孔質部材により一体成形して製作したことを特徴とする燃料噴射弁。
  4. 請求項3記載の燃料噴射弁において、上記多孔質部材は、多孔質焼結金属から成っていることを特徴とする燃料噴射弁。
  5. 請求項3記載の燃料噴射弁において、上記多孔質部材は、多孔質プラスチックから成っていることを特徴とする燃料噴射弁。
  6. 請求項3記載の燃料噴射弁において、上記多孔質部材は、多孔質セラミックから成っていることを特徴とする燃料噴射弁。
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