JP2006028906A - 掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法において、掘削爪脱着作業にかかる作業者の負担を軽減でき、また、リテーナピンの製造工程を簡素化できるようにする。
【解決手段】 並設された複数のアダプタ62の内、一端部に位置しない所定のアダプタ62におけるリテーナピン65の挿脱に際し、一端部に位置するアダプタ62のピン孔64から棒状部材10を挿通させる第1のステップと、上記のピン孔64に挿通させた棒状部材10を介して、上記の所定のアダプタ62のピン孔64に対応するリテーナピン65を叩打して上記の所定のアダプタ62のピン孔64に対し挿脱する第2のステップとをそなえる。
【選択図】 図1
【解決手段】 並設された複数のアダプタ62の内、一端部に位置しない所定のアダプタ62におけるリテーナピン65の挿脱に際し、一端部に位置するアダプタ62のピン孔64から棒状部材10を挿通させる第1のステップと、上記のピン孔64に挿通させた棒状部材10を介して、上記の所定のアダプタ62のピン孔64に対応するリテーナピン65を叩打して上記の所定のアダプタ62のピン孔64に対し挿脱する第2のステップとをそなえる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、バケット本体の前縁部に固着されるアダプタに切削爪を雌雄嵌合させ、この雌雄嵌合部分に穿設されたピン孔にリテーナピンを挿入して上記切削爪を固定した掘削爪付きバケットにおいて、上記掘削爪の取り付け又は取り外しを行なう、掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法に関する。
建設機械の掘削用バケットでは、掘削爪(以下、チップともいう)が磨耗した際にチップを交換できるように、バケット本体にチップが着脱可能に固定されている。チップのバケット本体への固定は、例えば、バケット本体の先端に取り付けられたアダプタにチップを雌雄嵌合により組み付けるとともに、相互に嵌合されたアダプタとチップとにリテーナピンを横方向に通すことにより、アダプタとチップとの嵌合状態をロックすることにより行なわれる(特許文献1参照)。
以下、このようなチップの固定構造を、図9を参照して説明する。図示するチップ付きバケット6は、油圧ショベル等の建設機械のアーム先端に接続して土砂や岩石の掘削に用いるものであり、バケット本体61の前縁部に固定されこの前縁部に沿って複数並べられたアダプタ62にそれぞれ雌雄嵌合によりチップ63を組み付けて構成されている。
以下、上記の複数のアダプタ62を特に区別する場合には、図9中で左側より順に、アダプタ62−1,62−2,62−3,62−4,62−5といい、同様に、上記の複数のチップ63を特に区別する場合には、図9中で左側より順に、チップ63−1,63−2,63−3,63−4,63−5という。
以下、上記の複数のアダプタ62を特に区別する場合には、図9中で左側より順に、アダプタ62−1,62−2,62−3,62−4,62−5といい、同様に、上記の複数のチップ63を特に区別する場合には、図9中で左側より順に、チップ63−1,63−2,63−3,63−4,63−5という。
アダプタ62は、図10に示すように後部に二股状の部分をそなえおり、バケット本体61の底板61aの先端部をこの二股状部分で両側から挟むようにして差し込み、溶接により底板61aに固定されている。アダプタ62の前部には雄部62aが突設してあり、後方に開口する中空部63aを有するチップ63に対し、この中空部63a内に雄部62aを嵌合させることにより、アダプタ62とチップ63とは若干の隙間を有して雌雄嵌合する。
図11に示すように、アダプタ62とチップ63との雌雄嵌合部分には、チップ63とアダプタ62とを横方向に(前縁部に沿って)貫通する横ピン孔64が穿設してある。換言すれば、アダプタ62に横方向に貫通する横ピン孔64Aとチップ63に横方向に貫通する横ピン孔64Bとを一致させて上記横ピン孔64を形成するようにしてアダプタ62とチップ63とが雌雄嵌合される。
そして、この横ピン孔64にリテーナピン65を挿入することにより、チップ63とアダプタ62との嵌合状態はロックされる。また、符号66は、リテーナピン65を抜け止めするためのリテーナであり、アダプタ62の例えば図11中の右側面に横ピン孔64Aの開口部周縁を抉って形成した環状座64Aaに嵌入され、リテーナピン65を抜け止めするばね座金として機能する。
すなわち、リテーナ66は、アダプタ62にチップ63を嵌合させる前に環状座64Aaに嵌入され、アダプタ62にチップ63を嵌合させて横ピン孔64にリテーナピン65を挿入したときに、リテーナピン65を所定位置で係止する。本例の場合、リテーナピン65には、リテーナ66の係止位置に浅い環状溝65aが形成してあり、この環状溝65aにリテーナ66が密嵌合することにより、リテーナピン65が抜け止めされるようになっている。
リテーナピン65を横ピン孔64に挿入すると、リテーナピン65の先端部がリテーナ66を内側から拡開しながら進むが、リテーナピン65全体が横ピン孔64内に収まった時点で、環状溝65aにリテーナ66が密嵌合する。
そして、チップ63の取り付け/取り外し、即ちリテーナピン65の挿入/排出は、図12に示すように、作業者がハンマHにより、直接又はプッシュバーPを介してリテーナピン65を叩くことにより行なわれる。つまり、チップ63を取り外す場合には、リテーナピン65をプッシュバーPを介してハンマHで叩いてアダプタ62及びチップ63の横ピン孔64から押し出す。一方、チップ63を取り付ける場合には、チップ63とアダプタ62とを嵌合状態とした後、ハンマHで直接リテーナピン65を叩いて横ピン孔64に挿入するのである。
特開2000−319943号公報
そして、チップ63の取り付け/取り外し、即ちリテーナピン65の挿入/排出は、図12に示すように、作業者がハンマHにより、直接又はプッシュバーPを介してリテーナピン65を叩くことにより行なわれる。つまり、チップ63を取り外す場合には、リテーナピン65をプッシュバーPを介してハンマHで叩いてアダプタ62及びチップ63の横ピン孔64から押し出す。一方、チップ63を取り付ける場合には、チップ63とアダプタ62とを嵌合状態とした後、ハンマHで直接リテーナピン65を叩いて横ピン孔64に挿入するのである。
さて、上記の従来技術では、アダプタ62の内、特に内側のアダプタ62−2,アダプタ62−3,アダプタ62−4(即ち、左右両隣にアダプタ62が配設されたアダプタ)については、両隣するアダプタ62が邪魔となり、リテーナピン65を挿入する際、このリテーナピン65を真横から水平に叩くことができない。このため、図12に示すように、リテーナピン65を排出する場合には、斜めから、ハンマHによりプッシュバーPを介してリテーナピン65を叩くこととなる。また、図示しないが、リテーナピン65を挿入する場合には、斜めから、ハンマHにより直接リテーナピン65を叩くこととなる。
横ピン孔64に対するリテーナピン65の着脱は、リテーナピン65を軸方向(横方向)に移動させることにより行なわれ、リテーナピン65を斜めから叩いて、リテーナピン65にその軸方向に対し傾斜した角度により力を加えることは、リテーナピン65を軸方向に移動させるのに本来必要とされる力よりも大きな力が必要となり、これが、ハンマHを叩く作業者に余計な負担をかけてしまう。
このため、図11に示すように、リテーナピン65の横ピン孔64への挿脱時に抵抗となるバリを除去すべく、リテーナピン65の軸方向端部65bはグラインダーなどにより面取りされている。このような面取り作業が必要となるためリテーナピン65の加工に手間がかかる。
本発明はこのような課題に鑑み創案されたもので、掘削爪着脱作業にかかる作業者の負担を軽減でき、また、リテーナピンの製造工程を簡素化できるようにした、掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明の掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法は、バケット本体の前縁部に該前縁部に沿って並べられて固着された複数のアダプタと、上記の複数のアダプタのそれぞれに対し雌雄嵌合させて組み付けられる掘削爪と、上記の複数の掘削爪とアダプタとの各雌雄嵌合部分を該前縁部に沿ってそれぞれが同軸上に位置するように貫通するピン孔と、該ピン孔に挿入され該アダプタと該掘削爪を嵌合状態に固定するリテーナピンとをそなえた掘削爪付きバケットにおいて、該ピン孔に対し該リテーナピンを挿脱することにより、該バケット本体に対する該掘削爪の取り付け又は取り外しを行なう、掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法であって、上記の並設された複数のアダプタの内、一端部に位置しない所定のアダプタにおける該リテーナピンの挿脱に際し、該一端部に位置するアダプタの該ピン孔から棒状部材を挿通させる第1のステップと、上記のピン孔に挿通させた棒状部材を介して、上記の所定のアダプタのピン孔に対応するリテーナピンを叩打して上記の所定のアダプタのピン孔に対し挿脱する第2のステップとをそなえていることを特徴としている。
また、該ピン孔に対し該リテーナピンを挿入する際、該リテーナピンと該棒状部材との間にピンホルダを介在させて該リテーナピンを叩打することが好ましい。該ピンホルダは、該棒状部材の先端を嵌め込むための第1の凹所と、該リテーナピンの後端部を嵌め込むための第2の凹所とをそなえていることが好ましい。
さらに、該ピン孔に対し該リテーナピンを挿入する際、他端部に位置するアダプタから該一端部に位置するアダプタへ順に該掘削爪を取り付けることが好ましい。
さらに、該ピン孔に対し該リテーナピンを挿入する際、他端部に位置するアダプタから該一端部に位置するアダプタへ順に該掘削爪を取り付けることが好ましい。
また、該ピン孔から該リテーナピンを排出する(離脱させる)際、該一端部に位置するアダプタに取り付けられた掘削爪から、該他端部に位置するアダプタに取り付けられた掘削爪へ順に取り外すことが好ましい。
該ピン孔の該一端部側に、該リテーナピンを該ピン孔内の所定位置で係止する係止部材(リテーナ)がそなえられていることが好ましい。また、該ピン孔に該リテーナピンを挿入する際は、該ピン孔の該係止部材がそなえらた側(即ち一端部側)から該リテーナピンを挿入し、該ピン孔から該リテーナピンを排出する際は、該ピン孔の該係止部材がそなえられていない側(即ち他端部側)から排出することが好ましい。つまり、該ピン孔に対する該リテーナピンの挿入及び排出は、いずれの場合にも、該リテーナピンの一端部側から叩打されることにより行うことが好ましい。
該ピン孔の該一端部側に、該リテーナピンを該ピン孔内の所定位置で係止する係止部材(リテーナ)がそなえられていることが好ましい。また、該ピン孔に該リテーナピンを挿入する際は、該ピン孔の該係止部材がそなえらた側(即ち一端部側)から該リテーナピンを挿入し、該ピン孔から該リテーナピンを排出する際は、該ピン孔の該係止部材がそなえられていない側(即ち他端部側)から排出することが好ましい。つまり、該ピン孔に対する該リテーナピンの挿入及び排出は、いずれの場合にも、該リテーナピンの一端部側から叩打されることにより行うことが好ましい。
本発明の掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法によれば、一端部に位置しない所定のアダプタにおける該リテーナピンの挿脱に際し、該一端部に位置するアダプタの該ピン孔から棒状部材を挿通させ、この棒状部材を介して、上記の所定のアダプタのピン孔に対応するリテーナピンを叩打して所定のピン孔に対し挿脱するので、隣接するアダプタに邪魔されることなくピン孔に対し挿脱するための力をリテーナピンに効率よく加えることができる。また、所定のアダプタのピン孔よりも一端部側に位置してリテーナピンの挿入されていない各ピン孔に棒状部材を挿通させることにより自ずと棒状部材とリテーナピンとの位置あわせができるようになる。したがって、掘削爪の取り付け及び取り外し作業にかかる作業者の負担を軽減できる利点がある。
また、上述の通り、リテーナピンに効率よく力を加えることができるので、リテーナピンの面取作業を不要にでき、リテーナピンの製造工程を簡素化することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図8は本発明の一実施形態の掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法について説明するための図であり、図1〜図3は掘削爪の取り付け方法を説明するための図であって掘削爪取付部を一部破断して示す模式的な平面図、図4〜図6は掘削爪の取り外し方法を説明するための図であって掘削爪取付部を一部破断して示す模式的な平面図、図7はその変形例を説明するための図であって工具(バー)の後端を一部破断して示す模式的な平面図、図8は建設機械の全体構成を示す模式的な斜視図である。なお、従来技術の説明として既に説明した部品については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図1〜図8は本発明の一実施形態の掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法について説明するための図であり、図1〜図3は掘削爪の取り付け方法を説明するための図であって掘削爪取付部を一部破断して示す模式的な平面図、図4〜図6は掘削爪の取り外し方法を説明するための図であって掘削爪取付部を一部破断して示す模式的な平面図、図7はその変形例を説明するための図であって工具(バー)の後端を一部破断して示す模式的な平面図、図8は建設機械の全体構成を示す模式的な斜視図である。なお、従来技術の説明として既に説明した部品については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本発明の一実施形態にかかる建設機械は、図8に示すように、下部走行体1と、下部走行体1の上側に旋回可能に配設された上部旋回体2と、上部旋回体2に設けられ種々の作業を行なう作業装置3との3つの部分で構成されている。
作業装置3は、下端を上部旋回体2に上下揺動自在に連結されるブーム4と、このブーム4の先端部に前後揺動自在に連結されるアーム5と、アーム5の先端部に前後揺動自在に連結される掘削爪付きバケット(以下、単にバケットという)6と、上記ブーム4を作動させるためのブームシリンダ4Aと、上記アーム5を作動させるためのアームシリンダ5Aと、上記バケット6を作動させるためのバケットシリンダ6Aとをそなえて構成されている。
作業装置3は、下端を上部旋回体2に上下揺動自在に連結されるブーム4と、このブーム4の先端部に前後揺動自在に連結されるアーム5と、アーム5の先端部に前後揺動自在に連結される掘削爪付きバケット(以下、単にバケットという)6と、上記ブーム4を作動させるためのブームシリンダ4Aと、上記アーム5を作動させるためのアームシリンダ5Aと、上記バケット6を作動させるためのバケットシリンダ6Aとをそなえて構成されている。
バケット6は、上記従来技術と同様に構成され、図9及び図10に示すように、相互に同一形状の複数のアダプタ62が、バケット本体61の前縁部にその先端を合わせるようにして横並びに(上記前縁部に沿って)固定され、これらアダプタ62のそれぞれに、相互に同一形状のチップ63がその先端を合わせるようにして組み付けられている。このため、図1〜図6に示すように、アダプタ62とチップ63との各雌雄嵌合部分を横方向に(上記前縁部に沿って)貫通する横ピン孔64(64A,64B)が、同一軸心線CL上に並ぶこととなる。
本発明では、図1〜図6に示すように、同一軸心線CL上に並ぶ横ピン孔64に丸棒形状のバー(棒状部材)10を挿通させ、このバー10を介してリテーナピン65を叩打することにより、横ピン孔64に対するリテーナピン65の挿入又は排出を行なうようになっている。
なお、バー10の径は、横ピン孔64に挿入することから当然ながら横ピン孔64の径よりも小さく設定されるが、横ピン孔64内で上記軸心線CLに沿って移動できる範囲内において、できるだけ大きいほうが(上記の横ピン孔64の径に近いほうが)、横ピン孔64内におけるバー10のガタが少なくなる点、また、リテーナピン65の軸心部をバー10により確実に叩けるようになる点から好ましい。
なお、バー10の径は、横ピン孔64に挿入することから当然ながら横ピン孔64の径よりも小さく設定されるが、横ピン孔64内で上記軸心線CLに沿って移動できる範囲内において、できるだけ大きいほうが(上記の横ピン孔64の径に近いほうが)、横ピン孔64内におけるバー10のガタが少なくなる点、また、リテーナピン65の軸心部をバー10により確実に叩けるようになる点から好ましい。
さて、チップ63の着脱は、以下の手法(本発明の掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法の一実施形態)により行なわれる。
先ず、チップ63の取り付け方法について図1〜図3を参照して説明する。図1は、先ず初めに行なわれるアダプタ(所定のアダプタ)62−1へのチップ63−1の取り付けを行なう様子を模式的に示している。各アダプタ62に対するチップ63の取り付けは、アダプタ62の並び順に行なわれる。ここでは、図1中の最も左側(他端部)のアダプタ62−1から、アダプタ62−2,アダプタ62−3,アダプタ62−4,アダプタ62−5の順にチップ63の取り付けが行なわれる。
先ず、チップ63の取り付け方法について図1〜図3を参照して説明する。図1は、先ず初めに行なわれるアダプタ(所定のアダプタ)62−1へのチップ63−1の取り付けを行なう様子を模式的に示している。各アダプタ62に対するチップ63の取り付けは、アダプタ62の並び順に行なわれる。ここでは、図1中の最も左側(他端部)のアダプタ62−1から、アダプタ62−2,アダプタ62−3,アダプタ62−4,アダプタ62−5の順にチップ63の取り付けが行なわれる。
アダプタ62−1に対するチップ63−1の取り付けでは、まず、アダプタ62−1にリテーナ66を取り付ける。前述した図11を用いて説明すると、アダプタ62−1の図1中の右側面(一端部側の面)には、横ピン孔64Aの開口部周縁を抉って形成された環状座64Aaが設けられており、この環状座64Aaにリテーナ66が嵌入される。リテーナ66はリテーナピン65を抜け止めするばね座金として機能する。すなわち、リテーナ66を環状座64Aaに嵌入した後アダプタ62−1にチップ63−1を嵌合させて横ピン孔64Aにリテーナピン65を挿入したときにリテーナピン65を所定位置で係止するようになっている。一方、リテーナピン65には、リテーナ66の係止位置に浅い環状溝65aが形成してあり、この環状溝65aにリテーナ66が密嵌合することにより、リテーナピン65が抜け止めされるようになっている。
また、本実施形態では、リテーナピン65は、アダプタ62−1のリテーナ66が嵌入された側(図1中、右側。一端部側)から横ピン孔64に挿入される。このため、バー10を、図1中の最も右側(一端部)のアダプタ62−5の横ピン孔64Aに挿入し、アダプタ62−4の横ピン孔64A,アダプタ62−3の横ピン孔64A,アダプタ62−2の横ピン孔64Aに順に挿入させていく。つまり、バー10は、アダプタ62−1よりも右側(一端部側)に位置して未だリテーナピン65が挿入されていないアダプタ62−2,アダプタ62−3,アダプタ62−4,アダプタ62−5の各横ピン孔64Aに挿入されている。
また、ここでは、リテーナピン65がある程度まで横ピン孔64に挿入されてリテーナピン65の姿勢が安定するまで、バー10とリテーナピン65とはピンホルダ11を介してセットされる。ピンホルダ11は、略円柱形状であって、両側端面(円柱軸心線と交叉する面)の中央に凹所11aがそれぞれ設けられており、一方の凹所11aにバー10の先端10aを嵌め込むとともに、他方の凹所11aにリテーナピン65の後端部を嵌め込むことにより、リテーナピン65とのセッティングを安定して保持できるようにしている。なお、リテーナピン65が横ピン孔64に所定量挿入されその姿勢が安定したら、ピンホルダ11を外してもよい。
そして、図1に示す状態において、バー10の後端10bをハンマHで真横から叩くことにより、リテーナピン65が、アダプタ62−1の横ピン孔64A及びチップ63−1の横ピン孔64Bに挿入され、リテーナピン65の環状溝65aがリテーナ66に嵌合することで、アダプタ62−1へのチップ63−1の取り付けが完了する。
ここで、バー10の長さLBは、アダプタ62−1の内側面(図1中、右側面)とアダプタ62−5の外側面(図1中、右側面)との相互間距離L1以上に設定されている(LB≧L1)。このようにバー10の長さLBが設定されているため、特に、バー10の挿入方向最下流側のアダプタ62−1にチップ63−1を取り付ける場合、リテーナピン65が横ピン孔64に完全に収まるまでバー10の後端10bはアダプタ62−5よりも外側(図1中のアダプタ62−5よりも右側であって、他のアダプタ62が配置されていない側)に突出することとなる〔すなわち、バー10が、図1中、最も右側(一端部)にあるアダプタ62−5よりも突出する〕。したがって、何れのアダプタ62にチップ63を取り付ける場合においても、アダプタ62−5よりも外側にバー後端10bが突出するので、このバー後端10bを叩打してリテーナピン65を横ピン孔64に挿入することができる。
ここで、バー10の長さLBは、アダプタ62−1の内側面(図1中、右側面)とアダプタ62−5の外側面(図1中、右側面)との相互間距離L1以上に設定されている(LB≧L1)。このようにバー10の長さLBが設定されているため、特に、バー10の挿入方向最下流側のアダプタ62−1にチップ63−1を取り付ける場合、リテーナピン65が横ピン孔64に完全に収まるまでバー10の後端10bはアダプタ62−5よりも外側(図1中のアダプタ62−5よりも右側であって、他のアダプタ62が配置されていない側)に突出することとなる〔すなわち、バー10が、図1中、最も右側(一端部)にあるアダプタ62−5よりも突出する〕。したがって、何れのアダプタ62にチップ63を取り付ける場合においても、アダプタ62−5よりも外側にバー後端10bが突出するので、このバー後端10bを叩打してリテーナピン65を横ピン孔64に挿入することができる。
そして、上記と同様にして、アダプタ62−2,アダプタ62−3,アダプタ62−4,アダプタ62−5についてもバー10を用いて順にチップ63を取り付けていく。ただし、アダプタ62−2,アダプタ62−3,アダプタ62−4,アダプタ62−5へのチップ63の取り付け作業において同じ長さのバー10を用いて行うと、バー10がアダプタ62−5よりも外側に必要以上に突出してしまう場合が生じる。例えば、アダプタ62−3へのチップ63−3の取り付け作業時にはバー10がアダプタ62−5よりも外側に大きく突出するため、この場合には、図2に示すようにバー10の半分程度の長さのバー10を使用してもよい。また、例えば、図1中の最も右側にあるアダプタ62−5へのチップ63−5の取り付け作業時には、図3に示すように、さらに短いバー10を使用してもよい。このように、予め、長さの異なるバー10を何本か用意しておき、作業のしやすさに応じて適宜選択して使用すれば、バー後端10bをより容易に且つ安定して叩打することが可能になる。また、アダプタ62−5へのチップ63−5の取り付け時には、バー10やピンホルダ11を用いずに、ハンマHで直接リテーナピン65を叩打して横ピン孔64に挿入するようにしてもよい。
次に、チップ63の取り外し方法について図4〜図6を参照して説明する。チップ63の取り外しは、端のチップ63からその並び順に(バケット本体の前縁部に沿って)行なわれる。ここでは、図4中の最も右側のアダプタ62−5から、アダプタ62−4,アダプタ62−3,アダプタ62−2,アダプタ62−1の順にチップ63の取り外しが行なわれる。
チップ63の取り外しは、横ピン孔64に挿入されているリテーナピン65を横ピン孔64から排出することにより行なわれ、チップ63の取り付けと同様にハンマHによりバー10を介してリテーナピン65を叩いて行なわれる。
図4は、先ず初めに行なわれるアダプタ62−5からのチップ63−5の取り外しを行なう様子を模式的に示している。本実施形態では、リテーナピン65は、アダプタ62のリテーナ66が嵌入された側(図4中、右側。一端部側)から叩かれて、アダプタ62のリテーナ66が嵌入されていない側(図4中、左側。他端部側)から押し出される。具体的には、図4に示すアダプタ62−5に対するチップ63−5の取り外しでは、バー先端10aを、アダプタ62−5及びチップ63−5の横ピン穴64に挿入されているリテーナピン65の端面に当て、バー後端10bを真横からハンマHで叩いてリテーナピン65を図4中の左側へ押し出してチップ63−5の固定を解除し、その後、チップ63−5をアダプタ62−5から取り外す。なお、このとき、前述したように、作業のしやすさに応じて適宜の長さのバー10を用いてもよい。
図4は、先ず初めに行なわれるアダプタ62−5からのチップ63−5の取り外しを行なう様子を模式的に示している。本実施形態では、リテーナピン65は、アダプタ62のリテーナ66が嵌入された側(図4中、右側。一端部側)から叩かれて、アダプタ62のリテーナ66が嵌入されていない側(図4中、左側。他端部側)から押し出される。具体的には、図4に示すアダプタ62−5に対するチップ63−5の取り外しでは、バー先端10aを、アダプタ62−5及びチップ63−5の横ピン穴64に挿入されているリテーナピン65の端面に当て、バー後端10bを真横からハンマHで叩いてリテーナピン65を図4中の左側へ押し出してチップ63−5の固定を解除し、その後、チップ63−5をアダプタ62−5から取り外す。なお、このとき、前述したように、作業のしやすさに応じて適宜の長さのバー10を用いてもよい。
図5は、アダプタ(所定のアダプタ)62−4からのチップ63−4の取り外しを行なう様子を模式的に示している。アダプタ62−4からのチップ63−4の取り外しでは、バー10をアダプタ62−5の横ピン孔64Aに挿入し、バー先端10aを、アダプタ62−4及びチップ63−4の横ピン孔64に挿入されているリテーナピン65の端面に当て、バー後端10bを真横からハンマHで叩いてリテーナピン65を図5中の左側へ押し出してチップ63−4の固定を解除し、その後、チップ63−4をアダプタ62−4から取り外す。同様にして、アダプタ62−3,アダプタ62−2のチップ63をバー10を用いて順に取り外していく。なお、このとき、前述したように、作業のしやすさに応じて適宜の長さのバー10を用いてもよい。
図6は、アダプタ62−1からのチップ63−1の取り外しを行なう様子を模式的に示している。最後に行われるアダプタ62−1からのチップ63−1の取り外しでは、バー10をアダプタ62−5,アダプタ62−4,アダプタ62−3,アダプタ62−2の横ピン孔64Aに順に挿入していき、バー先端10aを、アダプタ62−1及びチップ63−1の横ピン孔64に挿入されているリテーナピン65の端面に当て、バー後端10bを真横からハンマHで叩いてリテーナピン65を図6中の左側へ押し出してチップ63−1の固定を解除し、その後、チップ63−1をアダプタ62−1から取り外す。上述したように、バー10の長さLBは、アダプタ62−1の右側面とアダプタ62−5の右側面との相互間距離L1以上に設定されている(図1参照)が、ここでは、さらに上記の相互間距離L1よりも長い距離であって、図6中の最も左側(他端部)に組み付けられるアダプタ62−1の外側面(図6中、左側面)と、図6中の最も右側(一端部)に組み付けられるアダプタ62−5の外側面(図6中、右側面)との相互間距離L2以上に設定されている(LB≧L2)。これにより、バー先端10aがアダプタ62−1の外側面(図6中、左側面)に到達してリテーナピン65をアダプタ62−1及びチップ63−1の横ピン孔64から完全に抜けるまでは、ハンマHで叩かれるバー後端10bがアダプタ62−5よりも外側(図6中、右側)に突出した状態となる(つまり、バー10の挿入方向最下流側のアダプタ62−1及びチップ63−1に挿入されているリテーナピン65を押し出すのに十分な長さに設定されている)。
従来技術では、内側の(即ち、両横隣にアダプタ62が配置された)アダプタ62−2,アダプタ62−3,アダプタ62−4へのチップ63の挿脱については、隣のアダプタ62に邪魔されて真横からリテーナピン65を叩くことができなかった。これに対し、本方法によれば、ハンマHによりバー10を介してリテーナピン65が叩かれ、このハンマHにより叩かれるバー10の後端10bはアダプタ62−5よりも外側に突出しているので、何れのチップ63についても、アダプタ62に邪魔されることなくリテーナピン65の挿脱を効率的に行なえる利点がある。
また、バー10の端面中央を真横から叩くことができる。即ち、横ピン孔64の軸心線CLに沿って効率よくリテーナピン65に横ピン孔64へ挿入又は横ピン孔64から排出するための力を加えることができるのである。したがって、横ピン孔64へ挿入する際又は横ピン孔64から押し出す際に抵抗となるバリがリテーナピン65にあったとしても横ピン孔64への挿入又は横ピン孔64からの押し出しが可能となるので、バリを取るためのリテーナピン65の面取加工を不要にすることが可能となる。この結果、リテーナピン65の製造工程を簡素化できるようになる。
また、リテーナピン65の着脱の際、バー10は横ピン孔64へ挿入されるが、バー10を横ピン孔64へ挿入することは、リテーナピン65が挿入される横ピン孔64の軸心線CL上又はその極近傍にバー10を配置することである。このため、バー10を横ピン孔64へ挿入することにより、バー10の軸心線とリテーナピン65の軸心線との位置あわせが自動的にできるようになる利点がある。
本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、図7に示すように、バー後端10bを叩打する際に、バー後端10bに当て金12を当てて、この当て金12を介してバー10を叩打してもよい。当て金12は、金属製の円柱(又は角柱)形状のもので、叩打面と反対側の面にバー10の外径よりも僅かに大きな内径の凹所12aが形成されており、この凹所12aにバー後端10bを嵌め込むようにして当て金12がバー10にセットされる。当て金12の叩打面の大きさは、バー10の後端面の大きさよりも十分に大きく設定されており、ハンマHによる叩打を安定して行なえるようになる。なお、当て金12をバー10に予め固設しておいてもよい。
例えば、図7に示すように、バー後端10bを叩打する際に、バー後端10bに当て金12を当てて、この当て金12を介してバー10を叩打してもよい。当て金12は、金属製の円柱(又は角柱)形状のもので、叩打面と反対側の面にバー10の外径よりも僅かに大きな内径の凹所12aが形成されており、この凹所12aにバー後端10bを嵌め込むようにして当て金12がバー10にセットされる。当て金12の叩打面の大きさは、バー10の後端面の大きさよりも十分に大きく設定されており、ハンマHによる叩打を安定して行なえるようになる。なお、当て金12をバー10に予め固設しておいてもよい。
1 下部走行体
2 上部旋回体
3 作業装置
4 ブーム
4A ブームシリンダ
5 アーム
5A アームシリンダ
6 掘削爪付きバケット
6A バケットシリンダ
10 バー(棒状部材)
10a バーの先端
10b バーの後端
11 ピンホルダ
11a ピンホルダの凹所
12 当て金
12a 当て金の凹所
61 バケット本体
61a 底板
62,62−1,62−2,62−3,62−4,62−5 アダプタ
62a 雄部
63,63−1,63−2,63−3,63−4,63−5 チップ(掘削爪)
63a 中空部
64 横ピン孔
64A アダプタの横ピン孔
64Aa 環状座
64B チップの横ピン孔
65 リテーナピン
65a 環状溝
65b 端部
66 リテーナ(係止部材)
H ハンマ
P プッシュバー
2 上部旋回体
3 作業装置
4 ブーム
4A ブームシリンダ
5 アーム
5A アームシリンダ
6 掘削爪付きバケット
6A バケットシリンダ
10 バー(棒状部材)
10a バーの先端
10b バーの後端
11 ピンホルダ
11a ピンホルダの凹所
12 当て金
12a 当て金の凹所
61 バケット本体
61a 底板
62,62−1,62−2,62−3,62−4,62−5 アダプタ
62a 雄部
63,63−1,63−2,63−3,63−4,63−5 チップ(掘削爪)
63a 中空部
64 横ピン孔
64A アダプタの横ピン孔
64Aa 環状座
64B チップの横ピン孔
65 リテーナピン
65a 環状溝
65b 端部
66 リテーナ(係止部材)
H ハンマ
P プッシュバー
Claims (1)
- バケット本体の前縁部に該前縁部に沿って並べられて固着された複数のアダプタと、上記の複数のアダプタのそれぞれに対し雌雄嵌合させて組み付けられる掘削爪と、上記の複数の掘削爪とアダプタとの各雌雄嵌合部分を該前縁部に沿ってそれぞれが同軸上に位置するように貫通するピン孔と、該ピン孔に挿入され該アダプタと該掘削爪を嵌合状態に固定するリテーナピンとをそなえた掘削爪付きバケットにおいて、該ピン孔に対し該リテーナピンを挿脱することにより、該バケット本体に対する該掘削爪の取り付け又は取り外しを行なう、掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法であって、
上記の並設された複数のアダプタの内、一端部に位置しない所定のアダプタにおける該リテーナピンの挿脱に際し、該一端部に位置するアダプタの該ピン孔から棒状部材を挿通させる第1のステップと、
上記のピン孔に挿通させた棒状部材を介して、上記の所定のアダプタのピン孔に対応するリテーナピンを叩打して上記の所定のアダプタのピン孔に対し挿脱する第2のステップとをそなえている
ことを特徴とする、掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004209978A JP2006028906A (ja) | 2004-07-16 | 2004-07-16 | 掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004209978A JP2006028906A (ja) | 2004-07-16 | 2004-07-16 | 掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006028906A true JP2006028906A (ja) | 2006-02-02 |
Family
ID=35895596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004209978A Pending JP2006028906A (ja) | 2004-07-16 | 2004-07-16 | 掘削爪付きバケットの掘削爪の取り付け及び取り外し方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006028906A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102825575A (zh) * | 2011-06-17 | 2012-12-19 | 越后商事株式会社 | 作业机械铲斗的横销拆卸工具以及横销拆卸工具组件 |
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GB2518619A (en) * | 2013-09-25 | 2015-04-01 | G E & R Hellen Ltd | Removing a retaining pin |
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JPH0350651U (ja) * | 1989-09-19 | 1991-05-16 |
-
2004
- 2004-07-16 JP JP2004209978A patent/JP2006028906A/ja active Pending
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JPH0350651U (ja) * | 1989-09-19 | 1991-05-16 |
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A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060921 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091020 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20100316 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |