JP2006027303A - 着座センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 座席シートへの着座位置(状態)に応じて異なるレベルのセンス信号を周辺機器に供給できるように改良されたフィルム状の着座センサを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の着座センサによれば、複数のセンサセルA乃至Dが着座位置によっては不作動のセンサセルが発生するように分布配置され、センサ回路配線3、4、22及び複数のセンサセルA乃至Dが入出力端子部T1−T2間にセンサ回路を構成するように相互接続され、このセンサ回路に正常着座又は異常着座を含む着座位置の違いに応じて前記出力端子部T2の出力レベルが異なるように作用する複数のレベル設定素子AR、AR1、CR、CR1が接続されることによって着座位置に応じて異なるセンス信号レベルを周辺機器へ供給できるようにされている。
【選択図】図1

Description

本発明は着座センサに係り、特に、座席シートへの着座(位置)状態に応じて異なるレベルのセンス信号を周辺機器に供給できるように改良されたフレキシブルなフィルム状の着座センサに関する。
例えば自動車のシートベルト着用システムでは、その着用/未着用を表示する電装表示パネル及び座席のシート表皮裏側に内装されたフレキシブルなフィルム状の着座センサ等が備えられ、そのセンサは例えば着座有無に応じたセンス信号をパネル表示回路へ伝達する役割を持っている。
この種のフィルム状或いはシート状の着座センサに関する従来技術は既に知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来のセンサは、いずれも可撓性絶縁フィルム上に配線層を設けた1対の回路配線フィルム間に、複数のスイッチ用貫通孔を有する絶縁スペーサを介在させ、これらを重ね合わせて形成されている。前記各配線層は、互いにほぼ同一配線パターンとなっていて、前記貫通孔に面した各部分が接点セルとなっている。前記スペーサは、未着座時には相対向する前記各配線層の接点セル同士を離間させている(オフ状態)が、着座時には前記絶縁フィルムが押圧されて前記貫通孔内空間における前記接点セル同士が押圧接触される(オン状態)。
前記従来技術のセンサは、座席シートの広範な位置に接点セルを分布させ、着座の有無を広くセンスし、例えばシートベルト着用システムにセンサ信号を供給することができる。
特許第2909961号公報(特開平9−315199号公報)
ところで、自動車等の乗員(着座者)は、適切な正常着座状態として座席シートの左右中央位置に正面を向いて深く腰掛けることが望ましいが、その着座者の習性などによって座席シートの前半分の位置への着座(浅腰掛け)、左右斜め向き位置への着座などの不適切な異常着座状態が生じることがある。
この異常着座状態について何らかの対応処置を施して、着座者を正常着座状態に戻させることが望まれるが、前記従来技術のセンサは、着座者の習性などにより必ずしも一定しない座席シートへの着座位置までセンスする機能はもっていない。
本発明は、座席シートへのこのような着座位置をセンスできる着座センサを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明の着座センサは、座席シートのセンス範囲に対応配置される複数のセンサセルを有するセンサ部及びこれらセンサセルにセンサ回路配線を介して接続された入力端子部及び出力端子部を備えたフレキシブルな回路配線フィルムを用いて構成され、前記センサ部によって座席シートへの着座状態を電気的にセンスし、そのセンス信号を前記出力端子部から周辺回路機器へ伝達するための着座センサであって、前記複数のセンサセルは、着座位置によっては不作動のセンサセルが発生するように分布配置され、前記センサ回路配線及び前記複数のセンサセルは前記入出力端子部間にセンサ回路を構成するように相互接続され、このセンサ回路には、正常着座又は異常着座を含む着座位置の違いに応じて前記センス信号レベルを異ならせるように作用する複数のレベル設定素子が接続されていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明の着座センサは、第1可撓性絶縁フィルムの一主面に複数の接点セルを有するセンサ回路配線層を設けることによって形成された第1回路配線フィルムと、前記第1可撓性絶縁フィルムの前記一主面に対向配置された第2可撓性絶縁フィルムの対向面に前記第1フィルムの各接点セルとそれぞれ対をなす複数の接点セルを有するセンサ回路配線層を設けることによって形成された第2回路配線フィルムと、前記第1回路配線フィルムと第2回路配線フィルムとの間に介在され前記各接点セルの対に対応する位置にスイッチ用貫通孔を有する絶縁スペーサと、前記第1及び第2回路配線フィルムの前記各センサ回路配線層及び各接点セルによって構成されるセンサ回路中に接続された複数のレベル設定素子とを備え、前記第1及び第2回路配線フィルムの前記各接点セルの対は、座席シ−トのセンス範囲において少なくとも四角形の4コーナーを構成する位置に分布され、前記センサ回路は前記レベル設定素子の作用によって正常着座又は異常着座を含む着座位置の違いに応じて異なるセンス信号レベルを出力するように構成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の着座センサにおいて、前記各センサセルはいずれも接点セル対で構成され、各対の接点セル同士は未着座時には相互離間されており着座時の荷重により相互接触するスイッチ機能を有することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一の請求項に記載の着座センサにおいて、前記複数のレベル設定素子は抵抗値が異なる複数種の抵抗素子で構成されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の着座センサにおいて、前記複数種の抵抗素子は、前記各セルの構成部材として抵抗性材料層が用いられていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の着座センサにおいて、前記複数種の抵抗素子は、前記各セルにそれぞれ対応して、前記センサ回路配線層内に直列に接続された抵抗性材料層を設けることによって構成されていることを特徴とするものである。
本発明の着座センサによれば、複数のセンサセルが着座位置によっては不作動のセンサセルが発生するように分布配置され、センサ回路配線及び複数のセンサセルが入出力端子部間にセンサ回路を構成するように相互接続され、このセンサ回路に正常着座又は異常着座を含む着座位置の違いに応じて前記出力端子部の出力レベルが異なるように作用する複数のレベル設定素子が接続されることによって、着座位置に応じて異なるセンス信号レベルを周辺機器へ供給できるという効果を奏する。
以下、本発明による着座センサの第1及び第2の実施形態について図1乃至図7を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施形態を示す着座センサの平面図、図2は図1に示された着座センサのX−X線に沿う断面図、図3はその着座センサの回路構成を示す等価回路図、図4は図1に示された着座センサの構成を分解して示す各部材の斜視図、図5は着座位置とセンサ出力抵抗との関係を示す図、図6は図5に示された参照番号no.1乃至4の組合せに関連した着座センサと着座位置との関係を示す模式図である。
まず、図1により前記着座センサの概略について説明すると、このセンサは、第1回路配線フィルム1の上に絶縁スペーサ10を重ね、更にその上に第2回路配線フィルム20を重ねて、これら相互を接着することにより一体化した構造となされている。これらの部材はいずれもフレキシブルな材料で構成され、外形構造としては、ほぼH字状パターンの左右両脚部のセンサ部SL、SR及びH字の橋桁中央部から延長されたI字状の引出部Iを有する。前記第1回路配線フィルム1には前記引出部Iに相当する部位に、第1端子部(入力端子部)T1及び第2端子部(出力端子部)T2が相互に離間して並設されている。
前記H字左方のセンサ部SLの上下端近傍にはセンサセルA及びBがそれぞれ設けられ、同様に右方のセンサ部SRの上下端近傍にはセンサセルC及びDがそれぞれ設けられている。
前記第1及び第2回路配線フィルム1、20には、更に前記入出力端子部T1、T2と複数の前記センサセルA、B、C、Dとを電気的に接続するための第1及び第2センサ回路配線層3、4及び中継用の第3センサ回路配線層22等のセンサ回路配線層が設けられ、このセンサは図3に示すような回路構成とされている。また、図1中、前記センサセルA及びCには網目の表示がされており、この表示は前記センサセルA及びCが高抵抗素子(その機能については後述する)を備えていることを示すものである。
なお、図1中には座席の上面図を2点鎖線にて添えて描いてあり、前記着座センサのセンサ部SL、SRはほぼ四角形状の座席シート31の1/3乃至2/3の面積を占める程度のセンス範囲に対応配置され、座席シ−ト表皮裏側に内装される。前記引出部Iは座席背当32付近に位置し、シート31のセンス範囲外に延びており、周辺回路機器へ接続される。
次に前記第1実施形態の着座センサの詳細構造について図4を参照して説明する。図4(c)に示された前記第1回路配線フィルム1においては、合成樹脂製の第1可撓性絶縁フィルム2は、ほぼH字状パターンに形成された両脚部のセンサ部SL1、SR1及びその橋桁中央部から延長されたI字状の引出部I1を有する。前記絶縁フィルム2の一主面において前記引出部I1の端部上には入出力端子としての第1及び第2端子部T1、T2が相互に離間して並置されている。
前記第1端子部T1に電気的に接続された第1センサ回路配線層3は、前記引出部I1から前記センサ部SL1(図中左側)に延在して第1可撓性絶縁フィルム2の一主面上に形成されており、前記H字の左半分の形状を構成するような配線パターンとなっている。この第1配線層3は、そのセンサ部SL1における配線パターンの縦線部分の両端位置近傍に第1接点セルA1及び第2接点セルB1を有し、この第1接点セルA1は、ここでは前記第1絶縁フィルム2の一主面上に高抵抗材料の例えばカーボン単一層を印刷することにより形成されている。この第1接点セルA1は高抵抗素子ARとしても機能するために、図中にはその参照符号としてA1(AR)の表示がなされている。
第2端子部T2に電気的に接続された第2センサ回路配線層4は、前記引出部I1から前記センサ部SR1(図中右側)に延在して第1可撓性絶縁フィルム2の一主面上に形成され、前記H字の右半分の形状を構成するような配線パターンとなっている。この第2配線層4は、そのセンサ部SR1における配線パターンの縦線部分の両端位置に第3接点セルC1及び第4接点セルD1を有し、この第3接点セルC1は、ここでは前記第1絶縁フィルム2の一主面上に例えばカーボン単一層を印刷することにより形成されている。この第1接点セルC1は高抵抗素子CRとしても機能するために、図中にはその参照符号としてC1(CR)の表示がなされている。
前記第1配線層3、第1及び第2接点セルA1及びB1は、前記第2配線層4、第3及び第4接点セルC1及びD1と左右対称の配線パターン関係にあり、これらの各配線層及び低抵抗の第2及び第4接点セルB1及びD1は、いずれも例えば回路印刷配線技術により、第1可撓性絶縁フィルム2上に良導電性の銀ペースト層及びこのペースト層をカバーするカーボン層による二重導電層を被着することにより形成される。このようにして、前記第1乃至第4接点セルA1、B1、C1、D1は座席シートのセンス範囲において少なくとも四角形の4コーナーを構成する位置に分布或いは分散されている。
ところで、前記高抵抗素子AR、CRは、前記二重導電層のうちのカーボン層形成工程において、その厚さが例えば5乃至15μm程度、抵抗値が0.5乃至5kΩ程度になるように形成されている。その際、セルA1及びC1部分ではその高抵抗化のために銀ペースト層は形成されていない。
なお、前記カーボン層は例えばカーボン粒子をバインダーに分散したカーボンインクを印刷することにより形成され、前記第2接点セルB1及び第4接点セルD1は、ここでは格別に抵抗成分をもたせることなく前記配線層同様の前記二重導電層で形成されているが前記高抵抗素子との対比において低抵抗素子を有するセルと称してもよい。
このようにして、前記接点セルA1及びC1には高抵抗素子AR、CRが、また接点セルB1、D1には低抵抗素子がそれぞれ分布配置され、これらの高/低抵抗素子の組合せ配置は前記第2端子部T2の出力レベルを設定するための回路機能として作用する。
次に、図4(b)に示されたフィルム状の可撓性の絶縁スペーサ10は、その平面形状が、前記第1可撓性絶縁フィルム2とほぼ同一形状及び寸法に形成され、前記第1可撓性絶縁フィルム2と同様に、ほぼH字状の左右両脚部のセンサ部SL3、SR3及び橋桁中央部の引出部I3を有する。スペーサ10には、複数のスイッチ機能空間を構成するスイッチ用第1乃至第4貫通孔11a乃至11dが形成されており、これらの貫通孔11a乃至11dは前記第1可撓性絶縁フィルム2上の各接点領域A1、B1、C1、D1にそれぞれ対向する位置にてスイッチ機能空間を構成している。前記スペーサ10の引出部I3は、第1可撓性絶縁フィルム2の引出部I1の長さより短尺に形成され、引出部におけるフィルム剛性をできるだけ小さくして、外力に対するその部分の柔軟性を保ち易いようにしてある。
図4(a)は前記第2回路配線フィルム20を示すもので、平板状の第2可撓性絶縁フィルム21は、その平面形状が前記スペーサ10とほぼ同一形状及び寸法に形成され、ほぼH字状パターンの両脚部のセンサ部SL2、SR2及び橋桁中央部の引出部I2を有する。前記第2可撓性絶縁フィルム21の一主面(前記第1可撓性絶縁フィルム2の一主面に対向する面)には中継用の第3センサ回路配線層22が例えば回路印刷配線技術により形成されており、ここで第2可撓性絶縁フィルム21の一主面は紙面裏向きにした状態にあるため、第3配線層22は破線にて示されている。
また、第3配線層22は第1乃至第4接点セルA2、B2、C2、D2を有し、これらの接点セルA2、B2、C2、D2は第1可撓性絶縁フィルム2上に形成された各接点セルA1、B1、C1、D1にそれぞれ対向する関係位置に配置されている。この第3配線層22は、前記各接点セルを介して前記第1配線層3と第2配線層4との間をバースイッチのようにオン/オフさせるように作用する。可撓性絶縁フィルム21の引出部I2は、前記スペーサ10の引出部I3と同様の目的でほぼ同一寸法の短尺に形成されている。
そして、この第1実施形態における着座センサは、図4(c)に示された前記第1回路配線フィルム1の配線層等が設けられた面上に、図4(b)の前記スペーサ10を重ね、その上に、図4(a)の前記第2回路配線フィルム20の配線層等が設けられた面を前記スペーサ10に重ねてこれらを相互に接着して一体化することにより、図1の平面図及び図2の断面図に示すような形状に組立てられている。
ここでいずれもほぼH字状のパターンを有する第1可撓性絶縁フィルム2、スペーサ10及び第2可撓性絶縁フィルム21はそれらのパターンが一致するように重ね合わせられ、これら相互の重ね合わさった部分はほぼ全体に亘って例えばアクリル系樹脂を溶剤にて溶かした接着性コーティング膜からなる粘着剤層によって接着される。
以上のように、図1に示されたセンサ部SLは、前記第1及び第2回路配線フィルムの各センサ部SL1、SL2及びスペーサ10のセンサ部SL3の重ね合わせにより構成され、同様にセンサ部SRは、各センサ部SR1、SR2及びSR3の重ね合わせにより構成されている。また、図1に示されたセンサセルAは、スペーサ10のスイッチ用第1貫通孔11a内において、前記第1回路配線フィルム1の高抵抗素子ARとしての第1接点セルA1及び前記第2回路配線フィルム20の第1接点セルA2とを所定の間隔で離間対向させることによって構成される。
センサセルBは、第2貫通孔11b内において、相対向して配置された各回路配線フィルムの対となる第2接点セルB1とB2との組合せにより構成されている。同様に、センサセルCは、第3貫通孔11c内で対向する各第3接点セルC1(CR)、C2の組合せ、センサセルDは、第4貫通孔11d内で対となる各第4接点セルD1、D2の組合せにより構成されている。
次に、シートベルト着用確認のための着座センサとして利用する場合のスイッチング機能について説明する。未着座時においては、前記第1回路配線フィルム1の第1乃至第4接点セルA1乃至D1とこれに対向する第2回路配線フィルム20の第3配線層22の第1乃至第4接点セルA2乃至D2との間はいずれもスペーサ10によって所定の間隔で離間されているので、中継用の第3配線層22によるスイッチングが得られず、第1端子部T1と第2端子部T2との間はオフ状態になる。
また、正しい姿勢(正常着座位置)で着座された際には、その際の荷重により第1可撓性絶縁フィルム2及び第2可撓性絶縁フィルム21は、スペーサ10の各スイッチ用貫通孔11a乃至11dの位置において撓み、第3配線層22の各接点セルA2乃至D2が、前記第1回路配線フィルム1の各接点セルA1乃至D1にそれぞれ押圧接触され、第1端子部T1と第2端子部T2との間は電気的に導通してオン状態になる。そのオン状態の信号がシートベルト着用確認システムへ伝達される。
このような第1実施形態の着座センサは平面形状ほぼH字状のシンプルな形状であるため、その製作が容易であり座席シートへの装着等の取扱いが簡便である。また、前記第1乃至第4のセンサセルA、B、C及びD層は、前記H字パターンの4つの頂点位置(座席シートのセンス範囲において少なくとも四角形の4コーナーを構成する位置)に配置され、利用者の標準的な臀部面積内の出来るだけ広い範囲に分布又は分散させることによって確実な着座検知ができるようになされている。また、センサセルの数を用途に応じて検知確度をより高めるために多くするも自由である。
前記各配線層3、4、22としては一例として印刷技術により形成された銀ペースト及びこの上に重ねられたカーボン層が使用され、第1及び第2可撓性絶縁フィルム2、21及びスペーサ10としてはポリエチレンテレフタレート(PET)やポリエチレンナフタレート(PEN)等の樹脂が使用されている。
次に図3は前記着座センサの回路構成を示すものであり、図中前記センサの各部材に対応する回路要素には同一符号を付し、ここでは、その回路機能について説明すると、第1端子部T1は入力端子部として、例えば14V程度の電源電位が印加される。第2端子部T2は出力端子部としてシートベルト着用確認システムなどの周辺回路機器に電気的に接続され、前記着座センサの電気的動作状態に応じたセンス信号を周辺回路機器に伝達するように使用される。
そして、前記センサセルA乃至Dは、ここでは、前述のように着座/未着座に対応するオン/オフスイッチであり、セルA及びCは高抵抗素子AR及びCRをそれぞれ有する高抵抗セル、セルB及びDは低抵抗セルとなっている。また、前記第1端子部T1と第2端子部T2との間には、センサセルA及びBの並列回路とセンサセルC及びDの並列回路との直列回路からなるセンサ回路が構成されるように、前記第1配線層3、第2配線層4及び第3配線層22等のセンサ回路配線層が接続されている。
従って、このようなセル抵抗の高低分布が与えられた前記センサセルA乃至Dは、着座時にあっても着座姿勢(位置)によってはオンするセル(作動)やオンしないセル(不作動)が存在する場合があり、どのセルがオンするかによって前記第1端子部T1と第2端子部T2との間の出力合成抵抗が異なることになる。そのために、第1端子部T1に対する入力電位に対して第2端子部T2の出力電位レベル(センス信号レベル)が前記合成抵抗の違いに応じて異なった値となって、それぞれのレベルの出力電位或いは出力電流がセンス信号として周辺回路機器へ伝達される。
次に、前記第1実施形態の着座センサを座席シート31のセンス範囲に設置した場合の着座位置と前記着座センサのセンサセルA乃至Dのオン/オフ状態との関係について、図5及び図6を参照して説明する。
前記センサセルA乃至Dのオン/オフ組合せは、理論上は図5に示すように参照番号no.1乃至no.16の16通りが考えられるが、実際の着座状態との現実的な組合せ形態を検討した結果、no.1乃至4の組合せについて対応すれば充分である。
図6は前記参照番号no.1乃至4の組合せについて着座センサと着座位置との関係を模式図として示したものであり、図中の楕円形囲い線Pは着座者臀部の範囲を概略的に示し、各センサセルに関連して印された○印はオン状態を、×印はオフ状態を、△印はセルのオン/オフが着座位置との係わりが薄いことをそれぞれ示している。
図6(a)は前記no.1に相当する深掛着座位置(適切/正常)、図6(b)は前記no.2に相当する左斜め向き着座位置(不適切/異常)、図6(c)は前記no.3に相当する右斜め向き着座位置(不適切/異常)、図6(d)は前記no.4に相当する前方(浅掛)着座位置(不適切/異常)の各状態を示している。
ここで、センサセルA及びCに関連する高抵抗素子の高抵抗レベルをH、そのレベルHの抵抗値をR、センサセルB及びDに関連する低抵抗レベルをL、そのレベルLの抵抗値をrとそれぞれ表現すると、第1及び第2端子部T1、T2相互間のオン状態での出力合成抵抗は、次のケース(1)乃至(4)毎に次のようになる。
ケース(1):深掛着座位置(適切/正常);全セルがオンするが、高抵抗のセルA及びCがオン或いはオフに拘わらず、主として低抵抗のセルB及びDの直列成分により出力合成抵抗レベルは「低抵抗レベルL」となる。このとき出力合成抵抗値は2rR/(r+R)と表せる。
ケース(2):左斜め向き着座位置(不適切/異常);セルDが着座されず不作動(オフ)であり、高抵抗のセルAのオン或いはオフに拘わらず、主として高抵抗のセルC及び低抵抗のセルBとの直列成分により「高抵抗レベルH」となる。このとき出力合成抵抗値はR(1+r/(r+R))と表せる。
ケース(3):右斜め向き着座位置(不適切/異常);セルBが着座されず不作動(オフ)であり、高抵抗のセルCのオン或いはオフに拘わらず、主として高抵抗のセルA及び低抵抗のセルDとの直列成分により「高抵抗レベルH」となる。このとき出力合成抵抗値は前記ケース(2)と同じくR(1+r/(r+R))と表せる。
ケース(4):前方(浅掛)着座位置(不適切/異常);セルB及びDが着座されず不作動(オフ)であり、いずれも高抵抗のセルA及びCの直列成分により約2倍の「高抵抗2倍レベルHH」となる。このとき出力合成抵抗値は2Rと表せる。
そこで、前記出力端子部T2のセンス信号としての出力電位レベルなどをケース毎に示すと、ケース(1)では、電圧降下が最も小さく、最も高い出力電位及び電流となり、ケース(4)では電圧降下が最も大きく、最も低い出力電位及び電流となる。ケース(2)及び(3)は、共にケース(1)と(4)との中間の出力電位及び電流となり、ここではケース(2)、(3)によるセンス信号レベルは互いに同一として取り扱うことになる。
ところで、前述のように図6(b)、図6(c)に係わる前記ケース(2)とケース(3)は着座位置が左右の斜め向きに対し同一の検出結果となり、左右の区別なしに単に斜め向きであることを検出することになるが、後述の着座姿勢の矯正に際して何ら支障はない。
次にこのような着座センサを周辺回路機器に応用した場合の利点について説明する。前記センサの出力端子部を、例えば警告音又は警告音声発生回路や光学的警告表示回路等の警報回路装置に接続すれば、センサ出力レベルに応じて警報を発し着座者へ不適切な着座状態にあることの注意を喚起することができる。前記ケース(2)乃至(4)の場合は、いずれのケースでも単一の例えば音量にて警報するなど共通の単一の表現で警報が行われるようにしても良いし、これらケース毎に異なるセンサ出力レベルに応じて、警報音量を異ならせるなど異なった警報表現を行わせることもできる。このように警報を発することにより、着座者に正常な着座姿勢をとるよう矯正を促すことができる。
また、シートベルト着用システムに応用する場合は、そのシステムにシートベルト張力制御回路を組込み、この制御回路に種々の張力制御信号を発生させるための閾値レベルを前記センサ出力信号により供給することによって、前記各ケースに応じたシートベルトの張力の制御ができる。例えば正常着座に係る前記ケース(1)のセンサ出力レベルを標準的閾値レベルの信号として前記制御回路に供給し、標準張力をシートベルトに与える。不適切な着座状態であるケース(2)、(3)及び(4)についてはそれぞれの出力レベルに応じた閾値レベルを前記制御回路に供給して、シートベルトの張力を大きくすることにより、着座者に強制的に正常着座に着かせるように矯正することができる。
前記センサ出力信号は、電位レベル及び電流レベルのいずれかをもって、周辺回路機器に対してその機能に応じて供給される。
図7は本発明の第2実施形態の着座センサを説明するための図であり、図7(a)はその回路図で、図7(b)はそのセンサを構成する第1回路配線フィルムの斜視図である。前記第1の実施形態においては、レベル設定素子としての高抵抗素子AR及びCRが接点セルA1及びC1に重ねて被着され、スイッチ接点セルとしての機能を兼用しているのに対して、この第2の実施形態では、図7(a)に示されているように、高抵抗素子AR1及びCR1が接点セルA1及びC1にそれぞれ関連する位置において、第1及び第2センサ回路配線層3、4に直列に接続されている。
そしてこれら高抵抗素子AR1及びCR1は、図7(b)に示されているように、第1可撓性絶縁フィルム2のセンサ部SL1及びSR1の表面に高抵抗材料としての例えばカーンボン粒子をバインダーに分散したカーボンインクを印刷することによって形成されている。このような高抵抗素子AR1及びCR1はその抵抗値をより高くしたい場合などの要求に応じて抵抗値設定がより一層容易になり、また、接点セルにおけるような繰返し押圧接触はないので、所定の抵抗値を、より長い時間維持し易い。
センサを構成する他の部材としては、前記第1実施形態における図4(a)及び図4(b)に示された第2センサ回路配線フィルム20及びスペーサ10を使用してよい。但し、スペーサ10に関しては、前記高抵抗素子AR1及びCR1に対向する部分にこれら抵抗素子の外形寸法よりも大きな空隙(図示せず)を形成し、前記各フィルム及びスペーサを接着する粘着剤層が接触しないようにすれば、前記高抵抗素子の粘着剤による経時変化を軽減あるいは回避することができる。
次に更に他の実施形態について説明すると、前記第1実施形態における高抵抗素子AR及びCRの代わりに第2回路配線フィルム20に設けられた接点セルA2及びC2として高抵抗素子用の高抵抗材料層を形成してもよく、或いは、このような高抵抗材料層を前記接点セルA1、A2、C1、C2の全てに形成してより高い抵抗値を与えることによって出力レベル差を大きくしてもよい。
前記第2実施形態において、高抵抗素子AR1及びCR1は第1回路配線フィルム1の第1及び第2センサ回路配線層3、4に直列に接続されているが、この代わりに第2回路配線フィルム20の接点セルA2及びC2に関連して第3配線層22に直列に高抵抗素子を接続してもよく、また、これらの高抵抗素子をこれら配線層3、4及び22に共に設けても良い。
前記各抵抗素子は、電気的にはレベル設定素子としての機能をもち、前記センサセルA乃至Dに係わる各抵抗素子の異なる抵抗値の種々の組合せパターンによって種々のセンサ出力レベルを設定できるように機能するものであり、前記センサのどの構成部材に設けるかは自由に選択できる。
本発明の第1の実施形態に係る着座センサを示す一部切欠平面図である。 図1のX−X線に沿う断面で、矢印方向に見た着座センサを示す拡大断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る着座センサの回路構成を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る着座センサを分解して示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る着座センサへの着座位置とこのセンサの出力抵抗との関係を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る着座センサへの着座位置とこのセンサのセンサセルのオン/オフ動作関係を示す梗概平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る着座センサを説明するための図である
符号の説明
1 第1回路配線フィルム
2 第1可撓性絶縁フィルム
3 第1センサ回路配線層
4 第2センサ回路配線層
10 絶縁スペーサ
11a乃至11d スイッチ用第1乃至第4貫通孔
20 第2回路配線フィルム
21 第2可撓性絶縁フィルム
22 第3センサ回路配線層
A乃至D 第1乃至第2センサセル
A1乃至D1、A2乃至D2 接点セル
AR、AR1、CR、CR1 レベル設定素子(高抵抗素子)
I 引出部
SL、SR センス部
T1 第1端子部
T2 第2端子第1配線層

Claims (6)

  1. 座席シートのセンス範囲に対応配置される複数のセンサセルを有するセンサ部及びこれらセンサセルにセンサ回路配線を介して接続された入力端子部及び出力端子部を備えたフレキシブルな回路配線フィルムを用いて構成され、前記センサ部によって座席シートへの着座状態を電気的にセンスし、そのセンス信号を前記出力端子部から周辺回路機器へ伝達するための着座センサであって、前記複数のセンサセルは着座位置によっては不作動のセンサセルが発生するように分布配置され、前記センサ回路配線及び前記複数のセンサセルは前記入出力端子部間にセンサ回路を構成するように相互接続され、このセンサ回路には、正常着座又は異常着座を含む着座位置の違いに応じて前記センス信号レベルを異ならせるように作用する複数のレベル設定素子が接続されていることを特徴とする着座センサ。
  2. 第1可撓性絶縁フィルムの一主面に複数の接点セルを有するセンサ回路配線層を設けることによって形成された第1回路配線フィルムと、前記第1可撓性絶縁フィルムの前記一主面に対向配置された第2可撓性絶縁フィルムの対向面に前記第1フィルムの各接点セルとそれぞれ対をなす複数の接点セルを有するセンサ回路配線層を設けることによって形成された第2回路配線フィルムと、前記第1回路配線フィルムと第2回路配線フィルムとの間に介在され前記各接点セルの対に対応する位置にスイッチ用貫通孔を有する絶縁スペーサと、前記第1及び第2回路配線フィルムの前記各センサ回路配線層及び各接点セルによって構成されるセンサ回路中に接続された複数のレベル設定素子とを備え、前記第1及び第2回路配線フィルムの前記各接点セルの対は、座席シ−トのセンス範囲において少なくとも四角形の4コーナーを構成する位置に分布され、前記センサ回路は前記レベル設定素子の作用によって正常着座又は異常着座を含む着座位置の違いに応じて異なるセンス信号レベルを出力するように構成されていることを特徴とする着座センサ。
  3. 請求項1に記載の着座センサにおいて、前記各センサセルはいずれも接点セル対で構成され、各対の接点セル同士は未着座時には相互離間されており着座時の荷重により相互接触するスイッチ機能を有することを特徴とする着座センサ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一の請求項に記載の着座センサにおいて、前記複数のレベル設定素子は抵抗値が異なる複数種の抵抗素子で構成されていることを特徴とする着座センサ。
  5. 請求項4に記載の着座センサにおいて、前記複数種の抵抗素子は、前記各セルの構成部材として抵抗性材料層が用いられていることを特徴とする着座センサ。
  6. 請求項4に記載の着座センサにおいて、前記複数種の抵抗素子は、前記各セルにそれぞれ対応して、前記センサ回路配線層内に直列に接続された抵抗性材料層を設けることによって構成されていることを特徴とする着座センサ。


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