JP2006026985A - ボックスファイル - Google Patents

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Yutaka Arai
裕 新井
Norifumi Marukawa
法文 丸川
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Abstract

【課題】この発明は、折りたたんだ状態から容易に組み立てることができ、且つ全体的に強度を有するボックスファイルを提供する。
【解決手段】この発明のボックスファイル10は、方形の底面板16の外周縁に立設板14,18が立設され、底面板16の上方において立設板14,18にて囲繞された内側に開口部12が形成されたボックスファイルであって、一の立設板14,18の内面に、一の立設板14,18に隣接する他の立設板22,24の連結片26が重ね合わされ、一の立設板14,18と他の立設板22,24とが連結され、一の立設板の開口端縁は、底面板16に立設された主板14A,18Aより延設された折り返し片14B,18Bが、収納部側に折り返され主板14A,18Aの内面に二重に重ね合わされ、且つ前記一の立設板14,18の内面に重ね合わされ、隣接する他の立設板22,24の連結片26の内側面に重ね合わされ固定されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、種々の書類やファイルなどを収納し、保管することができるボックスファイルに関し、特に例えば、運搬や不使用時には折り畳むことができ、且つ使用時には簡単に組み立てることができるボックスファイルに関する。
従来、梱包された状態で流通される時には折り畳まれ、使用時には折り畳まれた状態からワンタッチで箱体を形成するようにしたボックスファイルがある。
特許第2776254号公報 特許第2729597号公報
この従来のボックスファイルは、いずれもワンタッチの組み立て及びワンタッチの折り畳みが可能なものであるが、折り畳みを容易にするために、比較的軟質な素材をもって形成されている。
そのために、全体的にそれほど強固な構造とはならず、特に開口部近傍において湾曲したり折れ曲がったりしやすく、耐久性に乏しいというきらいがある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、折りたたんだ状態から容易に組み立てることができ、且つ全体的に強度を有するボックスファイルを提供することである。
この発明の請求項1にかかるボックスファイルは、方形の底面板の外周縁に立設板が立設され、底面板の上方において立設板にて囲繞された内側に開口部が形成されたボックスファイルであって、一の立設板の内面に、一の立設板に隣接する他の立設板の連結片が重ね合わされ、一の立設板と他の立設板とが連結され、一の立設板の開口端縁は、底面板に立設された主板より延設された折り返し片が、収納部側に折り返され主板の内面に二重に重ね合わされ、且つ前記一の立設板の内面に重ね合わされ、隣接する他の立設板の連結片の内側面に重ね合わされ固定された、ボックスファイルである。
この発明の請求項2にかかるボックスファイルは、方形の底面板の外周縁に、正面板と、該正面板と対向する背面板と、前記正面板と背面板との間に架設される側面板とが立設され、底面板の上方において正面板と、該正面板と対向する背面板と、前記正面板と背面板との間に架設される側面板にて囲繞された内側に開口部が形成されたボックスファイルであって、正面板および背面板の内面に、正面板および背面板に隣接する側面板の連結片が重ね合わされ、正面板および背面板と側面板とが連結され、正面板および背面板の開口端縁は、底面板に立設された主板より延設された折り返し片が、収納部側に折り返され主板の内面に二重に重ね合わされ、且つ前記正面板および背面板の内面に重ね合わされ、隣接する側面板の連結片の内側面に重ね合わされ固定された、請求項1に記載のボックスファイルである。
この発明の請求項3にかかるボックスファイルは、方形の底面板の外周縁に、第1側面板と、該第1側面板と対向する第2側面板と、前記第1側面板と第2側面板との間に架設される正面板及び該正面板と対向する背面板とが立設され、底面板の上方において第1側面板と、該第1側面板と対向する第2側面板と、前記第1側面板と第2側面板との間に架設される正面板及び該正面板と対向する背面板にて囲繞された内側に開口部が形成されたボックスファイルであって、第1側面板及び第2側面板の内面に、第1側面板及び第2側面板に隣接する正面板及び背面板の連結片が重ね合わされ、第1側面板及び第2側面板と正面板及び背面板とが連結され、第1側面板及び第2側面板の開口端縁は、底面板に立設された主板より延設された折り返し片が、収納部側に折り返され主板の内面に二重に重ね合わされ、且つ前記第1側面板及び第2側面板の内面に重ね合わされ、隣接する正面板及び/または背面板の連結片の内側面に重ね合わされ固定された、請求項1に記載のボックスファイルである。
この発明の請求項4にかかるボックスファイルは、正面板と底面板と背面板とを連設した第1箱部材と、前記正面板と背面板との間に架設されるための第1側面板および第2側面板と連結片とを具備する第2箱部材とを含み、前記第1箱部材は、正面板及び背面板と底面板との境界において、正面板及び背面板が底面板を挟んで正面板の内面と背面板の内面とが対向して立設するための折曲線が形成され、前記第2箱部材は、第1側面板及び第2側面板が、前記底面板と略同一の幅で少なくとも背面板側は前記背面板と略同一の高さに形成され、第1側面板及び第2側面板に延設された連結片が、正面側に折曲線を介して延設された正面連結片と、背面側に折曲線を介して延設された背面連結片と、底面側に折曲線を介して延設された底面連結片とを備え、前記底面連結片が、前記第1箱部材の底面板の主面に重ね合わせて固着され、且つ正面連結片が正面板側及び背面連結片が背面板側において、第1側面板及び第2側面板が正面板及び背面板の両側近傍であって外に大きくはみ出さない位置にて重ね合わせ、第1側面板及び第2側面板と正面板及び背面板と固着具で固着されるように形成された、請求項2に記載のボックスファイルである。
この発明の請求項5にかかるボックスファイルは、第1側面板と第2側面板との間に架設されるための正面板および背面板と底面連結片とを連設した第1箱部材と、第1側面板および第2側面板と底面板とを具備する第2箱部材とを含み、前記第1の箱部材は、正面板及び背面板と底面連結片との境界において、正面板及び背面板が底面連結片を挟んで正面板の内面と背面板の内面とが対向して立設するための折曲線が形成され、且つ連結片が、正面板及び背面板の側面板側に折曲線を介して延設された側面連結片と、底面側に折曲線を介して延設された底面連結片とを備え、前記第2の箱部材は、第1側面板と第2側面板とが、底面板との境界において、底面板を挟んで第1側面板と第2側面板の内面が対向して立設するための折曲線が形成され、前記底面連結片は、前記第2箱部材の底面板の主面に重ね合わせて固着され、且つ側面連結片は、第1側面板及び第2側面板の内側において、正面板及び背面板が第1側面板及び第2側面板の前後側近傍であって外に大きくはみ出さない位置にて重ね合わせ、第1側面板及び第2側面板と固着具で固着されるように形成された、請求項3に記載のボックスファイルである。
請求項1ないし3の発明によれば、折り畳んだ状態から容易に組み立てることができ、且つ全体的に強度があるボックスファイルを得ることができる。
請求項4及び5の発明によれば、折り畳んだ状態からより一層容易に組み立てることができ、且つ全体的に強度のあるボックスファイルを得ることができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
図1は、この発明の一実施の形態であるボックスファイルの斜視図解図である。
図2は、図1図示A−A断面図である。図3は、第1箱部材の平面図解図である。図4は、第2箱部材の平面図解図である。図5は、第1箱部材と第2箱部材とを組み合せた状態の斜視図解図である。図6は、ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。図7は、ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。図8は、ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。図9は、ボックスファイルの折り畳んだ状態を示す斜視図解図である。図10は、ボックスファイルの折り畳んだ状態を示す斜視図解図である。図11及び図12は、第1箱部材と第2箱部材との固定の方法を示す斜視図解図である。
このボックスファイル10は、その上部が開放された横長の箱型で上部開口部12よりボックスファイル10内に書類やファイルなどを入れることができるように構成されたものである。
このボックスファイル10は、立設板たる横長長方形状の正面板14と、該正面板14の下部に連設された立設板たる横長長方形状の底面板16と、該底面板16の背面側に連設され前記正面板14と平行に垂直方向に立設された横長長方形状の背面板18とを具備する第1箱部材20を含む。
更に、このボックスファイル10は、正面板14とそれと平行に設けられた背面板18との間に架設され、正面板14と背面板18の右端縁において立設板たる右側面板を構成する第1側面板22および正面板14と背面板18の左端縁において立設板たる左側面板を構成する第2側面板24と、該第1側面板22および第2側面板24と前記第1箱部材20の正面板14、底面板16および背面板18とを連結する連結片26とを具備する第2箱部材28を含む。第1側面板22及び第2側面板24は、正面視略五角形で正面側はその中央部分が正面板14より高く、背面側は背面板18と略々同一の高さを備え、前記底面板16と同一の幅を備えている。
第1箱部材20は、図18に示すように、正面板領域14Xと底面板領域16Xと背面板領域18Xとを有する芯材30と、前記芯材30の表面から裏面に亘って該芯材30をくるむように貼られた表装材32とからなり、表装材32の裏面側の端縁を覆うように芯材30の裏面に貼着された見返し紙34とを含む。
第1箱部材20は、正面板14および背面板18と底面板16との境界において折り曲げて、正面板14および背面板18が底面板16を挟んで正面板14の内面と背面板18の内面とが対向して立設するための直線状の折曲線36および直線状の折曲線38がそれぞれ平行となるように形成されている。
正面板14と底面板16との境界において形成された折曲線36および背面板18と底面板16との境界において形成された折曲線38は、第1箱部材20の幅方向において左端縁から右端縁に亘って連続して形成され、底面板16と正面板14および背面板18とを区画するとともに芯材30、表装材32および見返し紙34を折り曲げることができるように構成されている。
正面板14は、正面形状が組み立てられたときの正面板14と略々同一の形状の正面主板14Aと、該正面主板14Aの上部に折曲線14Cを介して延設された正面折り返し片14Bとを備えている。正面主板14Aと正面折り返し片14Bとは、同一の幅を有する長方形状で、正面主板14Aの左右の端縁と正面折り返し片14Bの左右の端縁とは一直線状に形成されている。
背面板18は、正面形状が組み立てられたときの背面板18と略々同一の形状の背面主板18Aと、該背面主板18Aの上部に折曲線18Cを介して延設された背面折り返し片18Bとを備えている。背面主板18Aと背面折り返し片18Bとは、同一の幅を有する長方形状で、正面主板14Aの左右の端縁と正面折り返し片14Bの左右の端縁とは一直線状に形成されている。
そして、折曲線14Cは、正面主板14A及び正面折り返し片14Bの左右の端縁と直交し、折曲線18Cは、背面主板18A及び背面折り返し片18Bの左右の端縁と直交して、芯材30、表装材32および見返し紙34を折り曲げることができるように構成されている。したがって、正面主板14Aの左右の端縁と正面折り返し片14Bの左右の端縁とは略重なり、また、背面主板18Aの左右の端縁と背面折り返し片18Bの左右の端縁とは略重なる。
正面板14及び背面板18の開口端縁は、底面板16に立設された正面主板14A及び背面主板18Aより延設された正面折り返し片14B及び背面折り返し片18Bが、収納部側に折り返され、正面主板14Aと正面折り返し片14Bの左右の端縁及び背面主板18Aと背面折り返し片18Bの左右の端縁がそれぞれ略直線状に揃うようにして正面主板14A及び背面主板18Aの内面に二重に重ね合わされるとともに、第1側面板22及び第2側面板24の正面連結片48及び背面連結片52の内側面に重ね合わされ、固定されることによって形成される。
第2箱部材28は、一方の側面板(右側面板)を構成する略々縦長五角形状の第1側面板22およびそれと対向する他方の側面板(左側面板)を構成する略々縦長五角形状の第2側面板24が、前記第1箱部材20の底面板16と略々同一の幅で、背面側は背面板18と略々同一の高さで、正面側に向けて同一で略3分の2程形成された水平の上端縁と、更に正面側に向けて低くなる、すなわち、該水平の上端縁より正面側に向かうにしたがって傾斜した傾斜端縁を備える略五角形に形成されている。そして、該傾斜端縁によって開口部12の正面側に向かうにしたがって広く開口して、正面板14の上部が広く開口するように構成されている。
連結片26は、第1側面板22および第2側面板24の正面側に折曲線46を介して連設された正面連結片48と、背面側に折曲線50を介して連設された背面連結片52と、底面側に折曲線54を介して連設された底面連結片56とを含み、第1側面板22と第2側面板24とは底面連結片56によって連結されている。
第1側面板22および第2側面板24の正面側に連設された正面連結片48は、第1側面板22および第2側面板24の高さ方向において第1側面板22および第2側面板24と同一の長さを備え、第1側面板22および第2側面板24の上端から下端に亘って連続して形成されている。
開口部12を形成する正面連結片48の上端縁48c及び48dは、その先端に向かうに従って下がる傾斜縁で、該上端縁と下端縁とは先端に向かうに従ってその幅が狭くなり、全体が略台形状に形成されている。
背面連結片52は、第1側面板22および第2側面板24とその高さ方向において略々同一の長さを備え、第1側面板22および第2側面板24の上端から下端に亘って連続して形成されている。開口部12を形成する背面連結片52の上端縁52c及び52dは、その先端に向かうに従って下がる傾斜縁で、該上端縁と下端縁とは先端に向かうに従ってその幅が狭くなり、全体が略台形状に形成されている。
底面連結片56は、第1側面板22の下部に折曲線54aを介して連設され且つ第2側面板24の下部に折曲線54bを介して連設されている。
底面連結片56は、底面板16の幅に対応する幅を有し、前記折曲線54に連続して背面側端縁56bより正面側端縁56aに亘って折曲線58が形成された、平面略長方形状の板体である。底面連結片56は、背面側端縁56bの折曲線54近傍から正面側端縁56aの中間部分に亘って、背面側端縁56bと略45°の角度を作る斜め折曲線58が形成されている。
底面連結片56は、直線状正面側端縁56aと直線状背面側端縁56bとが平行で、折曲線54aと折曲線54bとが直線状正面側端縁56a及び直線状背面側端縁56bと直交するように形成されている。
第1側面板22とそれに連設された正面連結片48(48a)との間の折曲線46(46a)は、折曲線54aと直交し、折曲線54aで折り曲げ第1側面板22を底面連結片56と直交するように立てたとき、第1側面板22の内面と正面板14の内面とが直交して正面連結片48aの外面と正面主板14Aの内面とが重ね合わされるように、内側に折り曲げ可能に形成されている。正面主板14Aの高さと、第1側面板22及び正面連結片48aの折曲線46a近傍の高さとは一致し、折曲線46aの長さと正面主板14Aの高さとは一致している。
また、第1側面板22に連設された底面連結片56に形成された折曲線58(58a)は、底面連結片56の内側面同士が対向して重ね合わされるように内側に折り曲げ可能に形成されている。
したがって、第1側面板22は、第1側面板22と正面連結片48(48a)との間に形成された折曲線46(46a)において内側に折り曲げ可能であり、且つ底面連結片56に形成された前記折曲線50(50a)に連続する折曲線58(58a)によって底面連結片56が内側に向けて底面連結片56の内側面が対向するように重ね、折り畳み可能であるので、第1の側面板22は正面板14と対向して重ね合わせることができる。
第2側面板24とそれに連設された正面連結片48(48b)との間の折曲線46(46b)は、折曲線54bと直交し、折曲線54bで折り曲げ第2側面板24を底面連結片56と直交するように立てたとき、第2側面板24の内面と正面板14の内面とが直交して正面連結片48bの外面と正面主板14Aの内面とが重ね合わされるように、内側に折り曲げ可能に形成されている。正面主板14Aの高さと、第2側面板24及び正面連結片48bの折曲線46b近傍の高さとは一致し、折曲線46bの長さと正面主板14Aの高さとは一致している。
また、第2側面板24に連設された底面連結片56に形成された折曲線58(58b)は、底面連結片56の内側面同士が対向して重ね合わされるように内側に折り曲げ可能に形成されている。
したがって、第2側面板24は、第2側面板24と背面連結片52(52b)との間に形成された折曲線50(50b)において内側に折り曲げ可能であり、且つ底面連結片56に形成された前記折曲線50(50b)に連続する折曲線58(58b)によって底面連結片56が内側に向けて底面連結片56の内側面が対向するように重ね、折り畳み可能であるので、第2側面板24は背面板18と対向して重ね合わせることができる。
第1側面板22とそれに連設された背面連結片52(52a)との間の折曲線50(50a)は、折曲線54aと直交し、折曲線54aで折り曲げ第1側面板22を底面連結片56と直交するように立てたとき、第1側面板22の内面と背面板18の内面とが直交して背面連結片52aの外面と背面主板18Aの内面とが重ね合わされるように、内側に折り曲げ可能に形成されている。背面主板18Aの高さと、第1側面板22及び背面連結片52aの折曲線50a近傍の高さとは一致し、折曲線50aの長さと背面主板18Aの高さとは一致している。
また、第1側面板22に連設された底面連結片56に形成された折曲線58(58a)は、底面連結片56の内側面同士が対向して重ね合わされるように内側に折り曲げ可能に形成されている。
したがって、第1側面板22は、第1側面板22と背面連結片52(52a)との間に形成された折曲線50(50a)において内側に折り曲げ可能であり、且つ底面連結片56に形成された前記折曲線50(50a)に連続する折曲線58(58a)によって底面連結片56が内側に向けて底面連結片56の内側面が対向するように重ね、折り畳み可能であるので、第1の側面板22は背面板18と対向して重ね合わせることができる。
第2側面板24とそれに連設された背面連結片52(52b)との間の折曲線50(50b)は、折曲線54bと直交し、折曲線54bで折り曲げ第2側面板24を底面連結片56と直交するように立てたとき、第2側面板24の内面と背面板18の内面とが直交して背面連結片52bの外面と背面主板18Aの内面とが重ね合わされるように、内側に折り曲げ可能に形成されている。背面主板18Aの高さと、第2側面板24及び背面連結片52bの折曲線50b近傍の高さとは一致し、折曲線50bの長さと背面主板18Aの高さとは一致している。
また、第2側面板24に連設された底面連結片56に形成された折曲線58(58b)は、底面連結片56の内側面同士が対向して重ね合わされるように内側に折り曲げ可能に形成されている。
したがって、第2側面板24は、第2側面板24と背面連結片52(52b)との間に形成された折曲線50(50b)において内側に折り曲げ可能であり、且つ底面連結片56に形成された前記折曲線50(50b)に連続する折曲線58(58b)によって底面連結片56が内側に向けて底面連結片56の内側面が対向するように重ね、折り畳み可能であるので、第2側面板24は背面板18と対向して重ね合わせることができる。
第2箱部材28は、第1箱部材20の底面板16の内側面に、第2箱部材28の底面連結片56の外側面が重ね合わされて、鋲ないし接着剤によって固着されている。
この実施の形態においては、底面連結片56の折曲線58aと折曲線58bで囲繞された台形状の領域内に、4つの貫通孔82が穿設されている。そして、この4つの貫通孔82と該貫通孔82に対応した位置において背面板16に穿設された貫通孔80とを合わせ、該貫通孔80および貫通孔82に鋲84の足を嵌挿し、底面板16の内側面と底面連結片56の外側面とが鋲84の頭部をもって固定されて、第1箱部材20の底面板16と第2箱部材28の底面連結片56とが固着されている。
そして、第2箱部材28の背面連結片52(52a,52b)と第1箱部材20の背面板18とは固定され、且つ第2箱部材28の正面連結片48(48a,48b)と第1箱部材20の正面板14とが切り離された状態で折り畳まれる。
正面板14の右側縁近傍には、高さ方向に2箇所に分かれて適宜な間隔をおいて2つの貫通孔60aおよび62aが穿設され、且つ正面板14の左側縁近傍には、高さ方向に2箇所に分かれて適宜な間隔をおいて2つの貫通孔60bおよび62bが穿設されている。
また、正面板14の内側面に固定される正面連結片48にも、第1側面板22側は、その右側縁近傍において前記正面板14の貫通孔60aおよび62aと同様な位置(高さ方向の位置および幅方向の位置において正面板の貫通孔60aおよび62aと対応する位置)に貫通孔64aが穿設され、且つ第2側面板24側は、その左側縁近傍において前記正面板14の貫通孔60bおよび62bと同様な位置(高さ方向の位置および幅方向の位置において正面板の貫通孔60bおよび62bと対応する位置)に貫通孔64bが穿設されている。
背面板18の右側縁近傍には、高さ方向において適宜な間隔をおいて2つの貫通孔68aおよび貫通孔70aが穿設され、且つ左側縁近傍には、高さ方向において適宜な間隔をおいて2つの貫通孔68bおよび貫通孔70bが穿設されている。
また、背面板18の内側面に固着される背面連結片52にも、第1側面板22側は、その端縁近傍において前記背面板18の貫通孔68aおよび貫通孔70aと同様な位置(高さ方向の位置および幅方向の位置において背面板の貫通孔68aおよび70aと対応する位置)において、貫通孔72aが穿設され、且つ第2側面板24側は、その端縁近傍において前記背面板18の貫通孔68bおよび貫通孔70bと同様な位置(高さ方向の位置および幅方向の位置において背面板の貫通孔68bおよび70bと対応する位置)において、貫通孔72bおよびが穿設されている。
なお、この実施の形態においては、正面板14の貫通孔60a,62a,60b、62bおよび正面連結片48に形成された貫通孔64a,64bと背面板18の貫通孔68a,70a,68b,70bおよび背面連結片52に穿設された貫通孔72a,72bとは、高さ方向における位置および幅方向における位置が異なるように形成されている。
そして、このボックスファイル10を組み立てる時に、第1側面板22を第1箱部材20に取り付けるためには、第1箱部材20の正面主板14Aの内側面に第2箱部材28の正面連結片48aの外側面を重ね合わせ、且つ正面折り返し片14Bを折曲線14Cで折り曲げて正面連結片48aの内側面に重ね合わせ、正面主板14A、正面折り返し片14Bおよび正面連結片48aのそれぞれの表面を重ね合わせるとともに、正面板14の貫通孔60aおよび貫通孔62aと正面連結片48aの貫通孔64aとを合わせ、別途準備した固着具90によって第1側面板22が正面板14および背面板18の右側縁からはみ出さず揃う位置において固着する。
さらに、第2側面板24を第1箱部材20に取り付けるためには、第1箱部材20の正面板14の内側面に第2箱部材28の正面連結片48bの外側面を重ね合わせ、且つ正面折り返し片14Bを折曲線14Cで折り曲げて正面連結片48bの内側面に重ね合わせ、正面主板14A、正面折り返し片14Bおよび正面連結片48bのそれぞれの表面を重ね合わせるとともに、正面板14の貫通孔60bおよび貫通孔62bと正面連結片48bの貫通孔64bとを合わせ、別途準備した固着具90によって第2側面板24が正面板14および背面板18の左側縁からはみ出さず揃う位置において固着する。
また、第1箱部材20の背面主板18Aの内側面に第2箱部材28の背面連結片52(52a)の外側面を重ね合わせ、且つ背面折り返し片18Bを折曲線18Cで折り曲げて、背面主板18Aの内側面及び背面連結片52(52a)の内側面に背面板18の外側面を重ね合わせるとともに、背面板18の貫通孔68aおよび貫通孔70aと背面連結片52aの貫通孔72aとを合わせ、第1側面板22の右端縁が背面板18の右端縁よりはみ出さず揃う位置において、貫通孔68aおよび貫通孔70aと貫通孔72aとに固着具90を嵌挿して、背面主板18Aと背面連結片52aと背面折り返し片18Bを固着する。
さらに、第1箱部材20の背面板18の内側面に第2箱部材28の背面連結片52(52b)の外側面を重ね合わせ、且つ背面折り返し片18Bを折曲線18Cで折り曲げて、背面主板18Aの内側面及び背面連結片52(52b)の内側面に背面板18の外側面を重ね合わせるとともに、背面板18の貫通孔68bおよび貫通孔70bと背面連結片52bの貫通孔72bとを合わせ、第2側面板24の左端縁が背面板18の左端縁よりはみ出さず揃う位置において、貫通孔68bおよび貫通孔70bと貫通孔72bとに固着具90を嵌挿して、背面主板18Aと背面連結片52bと背面折り返し片18Bとを固着する。
固着具90は、図13ないし16において示すように、平面円形状で半球状の頭部92の中央より円柱状脚部94が突出され、脚部94の先端に2つ割りになった先端を有する球状の膨出部96が形成された鋲98と、該鋲98の脚部94に嵌合される固着片100とからなる。
固着片100は、その中央に前記鋲98の膨出部96より小さな径の貫通孔102が形成され、膨出部96の2つ割り状になった部位の間隔を縮めるようにして貫通孔102に膨出部96を嵌挿し、固着具90の脚部94に嵌め込むように構成されている。
嵌挿された鋲98の膨出部96は、固着片100の貫通孔102の周縁の台座104に固定される。
この実施の形態においては、折り畳み時には、第1箱部材20の底面板16と第1側面板22の底面連結片56aおよび第2側面板24の底面連結片56bとを鋲84で固着し、且つ、第1箱部材20の背面板18(背面主板18Aおよび背面折り返し片18B)と第1側面板22の背面連結片52aおよび第2側面板24の背面連結片52bとが固着具90で固着されており、第1箱部材20の正面板14(正面主板14Aおよび正面折り返し片14B)と第1側面板22の正面連結片48aおよび第2側面板24の正面連結片48bとが分離された状態に組み立てられたノックダウン型とされている。
折り畳み時には、第2箱部材28の斜め折曲線58a,58bを内折り、すなわち、第1側面板22および第2側面板24が背面板18に重ね合わされるように折り曲げ、且つ第1箱部材20の正面板14と底面板16との間に折曲線36を内折り、すなわち、正面板14の内面を底面板16の内面とが対向するように折り曲げて、コンパクトな形状とする。
一方、使用者が折り畳み状態にあるボックスファイル10を組み立てて用いるときは、第1側面板22および第2側面板24を手前に引き、背面板18を起こして、底面板16より垂直に立てる。
そして、前記したように、正面板14(正面主板14Aおよび正面折り返し片14B)と正面連結片48aおよび48bとを固着具90で固着すれば、ボックス型となり、組み立てが完了する。
次に、この第1箱部材20および第2箱部材28の製法について、主として図17ないし図20に基づいて説明する。
まず、第1箱部材20について説明すると、第1箱部材20を構成する正面板14に対応した正面板領域14X、底面板16に対応した底面板領域16Xおよび背面板18に対応した背面板領域18Xを合わせた形状のチップボール製芯材30を準備する(図17参照)。
そして、その芯材30の表面に綿生地からなり芯材30より外側に同一の幅ではみ出る略長方形の(芯材30と相似形の)表装材32を準備し、該表装材32を芯材30の表面に接合接着し、且つ芯材30の周縁より裏面に亘って芯材30をくるむように表装材32の端縁近傍を折り返し、芯材30の裏面に貼着する(図18参照)。
さらに、表装材32は、芯材30の端縁よりわずかに内側に入った位置にまで貼られているので、芯材30の裏面側と表装材32の外周縁とを覆うように、見返し紙34を表装材32の裏面側を含め貼着する(図19参照)。
次に、芯材30を正面板14と底面板16と背面板18とに区画するために、折曲線36および折曲線38をそれぞれが平行となるように入れるとともに貫通孔60a,62a,60b,62bを穿設する。
折曲線36および38は、表装材32が貼着された芯材30の表面側から裏面側に向けて、トムソン刃110によって型押しして細い筋を凹設することにより、比較的硬質の芯材30を内側(裏面側)に折り曲げるための折曲線36および38が形成される(図20参照)。
而して、第1箱部材20が完成する。
第2箱部材28は、プラスチック板により製造するが、第1側面板22および第2側面板24と底面連結片56とを合わせた大きさよりも大きなプラスチック板を準備する。
そして、プラスチック板をトムソン加工によって第1側面板22、第2側面板24及び底面連結片56を合わせた大きさに裁断するとともに、正面連結片48、背面連結片52及び底面連結片56を形成するために、折曲線46,50および54を入れるトムソン加工を施すとともに貫通孔64a,64b,72a,72bおよび82を穿設する穿孔加工も同時に施す。
折曲線46,50および54は、プラスチック板の表面側から裏面側に向けて、トムソン刃110によって型押しして細い筋を凹設することにより、比較的硬質のプラスチック板を内側(裏面側)に折り曲げるための折曲線46,50および54が形成される。
この前記の形態においては、底面連結片56は、一体的に形成されたが、第1側面板24側に第1の底面連結片56aと第2側面板24側に第2の底面連結片56bとが成形され、第1箱部材20の底面板16の中央付近で底面連結片56の内側端縁が向き合うようにして、底面板16の内側面に固着されるようにしてもよい。
したがって、底面板16は、その内側面をほぼ前面に亘って重ね合わされた底面連結片56とによる二重底を構成している。
そのために、より底面板16が強固となり、多少重量のあるものをこのボックスファイル10に収容してもその重量に耐えることができる。
この発明は、前記実施の形態に限らず、この発明の思想に基づき種々変形することが可能である。
図21は、この発明の一実施の形態であるボックスファイルの斜視図解図であり、図22は図21図示ボックスファイルを背面から見た斜視図解図である。
図23は、図21図示B−B断面図であり、図24は図21図示C−C断面図である。図25は、第1箱部材の平面図解図である。図26は、第2箱部材の平面図解図である。図27は、第1箱部材と第2箱部材とを組み合せた状態の斜視図解図である。図28は、ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。図29は、ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。図30は、ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。図31は、ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。図32は、ボックスファイルの折り畳んだ状態を示す斜視図解図である。図33は、ボックスファイルの折り畳んだ状態を示す斜視図解図である。図34は、ボックスファイルの折り畳んだ状態を示す斜視図解図である。
このボックスファイル210は、その上部が開放された縦長の箱型で後部よりも前部の方が背が低く開口部部分を広くした箱型であり、上部開口部212よりボックスファイル210内に書類やファイルなどを入れることができるように構成されたものである。
このボックスファイル210は、立設板たる横長長方形状の正面板214と、該正面板214の下部に連設された立設板たる縦長長方形状の底面板216と、該底面板216の背面側に連設され前記正面板214と平行に垂直方向に立設された縦長長方形状の背面板218を具備する第1箱部材220を含む。第1箱部材220は、立設板たる右側面板を構成する第1側面板222および立設板たる左側面板を構成する第2側面板224と正面板214、底面板216および背面板218とを連結する連結片226を具備する。
正面板214は、背面板218の高さと比して約5分の1程度の高さである。
更に、このボックスファイル210は、正面板214とそれと平行に設けられた背面板218との間に架設され、正面板214と背面板218の右端縁において右側面板を構成する第1側面板222および正面板214と背面板218の左端縁において左側面板を構成する第2側面板224を具備する第2箱部材228を含む。
第1側面板222及び第2側面板224は、正面視略五角形でボックスファイル210の正面側は正面板214と略同一の高さで、ボックスファイル210の背面側は背面板218と略々同一の高さを備え、且つ前記底面板216と同一の幅を備えている。
第1箱部材220は、正面板214および背面板218と底面板216との境界において折り曲げて、正面板214および背面板218が底面板216を挟んで正面板214の内面と背面板218の内面とが対向して立設するための直線状の折曲線236および直線状の折曲線238がそれぞれ平行となるように形成されている。
正面板214と底面板216との境界において形成された折曲線236および背面板218と底面板216との境界において形成された折曲線238は、第1箱部材220の幅方向において左端縁から右端縁に亘って連続して形成され、底面板216と正面板214および背面板218とを区画するように構成されている。正面板214は、略横長長方形で、底面板216は、略縦長長方形で、背面板218は、略縦長長方形であり、正面板214と底面板216と背面板218とは、折曲線236および折曲線238を介して連続しており、底面板216の右端縁216aと底面板216の左端縁216bとは平行で、折曲線236および折曲線238は該右端縁216aおよび左端縁216bと直交している。
そして、底面板216の右端縁216aおよび底面板216の左端縁216bに略々直線状に連続する正面板214および背面板218の右端縁および左端縁は、連結片226が連設されている。
一方の側面板(右側面板)を構成する第1側面板222と、それと対向する他方の側面板(左側面板)を構成する第2側面板224とは、略同一の形状であり、正面板214と連結する正面辺222a及び224aと、底面板216に連続する底面辺222b及び224bと、背面板218に連結する背面辺222c及び224cと、正面辺222a及び224aの上端から背面辺222c及び224cの上端に連結する開口辺222d及び224dとを備え、開口辺222d及び224dは、背面辺222c及び224cから内側に向けて底面辺222b及び224bに平行な水平辺222e及び224eと水平辺222e及び224eに続き正面辺222a及び224a迄連続する斜行辺222f及び224fとを有する。
そして、開口辺222d及び224dの斜行辺222f及び224fには、略三角形状の第1側面折り返し片222B及び第2側面折り返し片224Bが連結して形成されている。
第1側面板222及び第2側面板224とそれに連続する第1側面折り返し片222B及び第2側面折り返し片224Bとは、それぞれが、折曲線222C及び224Cを介して連結された全体が平面正方形の板状体を構成し、前記折曲線222C及び224Cが第1側面板222及び第2側面板224の開口辺222d及び224dの斜行辺222f及び224fを形成している。
第1側面折り返し片222Bは、第1側面主板222Aの正面辺222aに続く直線状第1端縁222gと、第1側面主板222Aの水平辺222eに続く直線状第2端縁222hとを備え、折曲線222Cを底辺とする直角二等辺三角形を形成するように構成されている。
而して、折曲線222Cで第1側面折り返し片222Bを折り返したとき、第1端縁222gは第1側面主板222Aの背面辺222cと平行で、第2端縁222hは直線状の折曲線258aと平行となる。
また、第2側面折り返し片224Bは、第2側面主板224Aの正面辺224aに続く直線状第1端縁224gと、第2側面主板224Aの水平辺224eに続く直線状第2端縁224hとを備え、折曲線224Cを底辺とする直角二等辺三角形を形成するように構成されている。
而して、折曲線224Cで第2側面折り返し片224Bを折り返したとき、第1端縁224gは第2側面主板224Aの背面辺224cと平行で、第2端縁224hは直線状の折曲線258bと平行となる。
この第2箱部材228は、前記第1箱部材220と同様に、第1側面板222と第2側面板224の第1側面主板222Aおよび第2側面主板224Aと第1側面主板222Aおよび第2側面主板224Aとを構成する領域を有する芯材230と、前記芯材230の表面から裏面に亘って該芯材230をくるむように貼られた表装材232とからなり、第2箱部材228の芯材230側の表面には表装材232の裏面側端縁を覆うように見返し紙234が貼着されている。
第1箱部材220の連結片226は、正面板214における第1側面板222および第2側面板224と接続される左右側縁に直線状の折曲線246を介して連設された正面連結片248と、背面板218における第1側面板222および第2側面板224と接続される左右側縁側に直線状の折曲線250を介して連設された背面連結片252とを含む。
正面連結片248は、第1側面板222に接続される第1正面連結片248aと、第2側面板224に接続される第2正面連結片248bとを含み、折曲線(正面板と側面連結片との間)246は、正面板214と第1正面連結片248aとの間の折曲線246aと、正面板214と第2正面連結片248bとの間の折曲線246bとを含む。
背面連結片252は、第1側面板222に接続される第1背面連結片252aと、第2側面板224に接続される第2背面連結片252bとを含み、折曲線(背面板と側面連結片との間)250は、背面板218と第1背面連結片252aと、背面板218と第2正面連結片252bとの間の折曲線250bとを含む。
折曲線246a及び折曲線250aは、底面板216の右端縁216aと略々直線状に連続し、折曲線246b及び折曲線250bは、底面板216の左端縁216bと略々直線状に連続している。
正面板214の第1側面板222および第2側面板224に接続される側に連設された正面連結片248は、第1側面板222および第2側面板224の高さ方向において第1側面板222および第2側面板224の正面辺222a及び224aと同一の長さを備え、正面板214の上端から下端に亘って連設されている。
背面板218の第1側面板222及び第2側面板224に接続される側に連設された背面連結片252は、第1側面板222および第2側面板224の略高さ方向において第1側面板222および第2側面板224の背面辺222c及び224cと同一の長さを備え、背面板218の上端から下端に亘って連設されている。
正面連結片248は、垂直の前端縁と該垂直の前端縁より後側に向かうにしたがって高くなるように傾斜した開口部212を形成する傾斜端縁を備え、該傾斜端縁により開口部212の後側より前側に向かうにしたがって広く開口して、正面板214より後方が広く開口するように構成されている。
背面連結片252は、垂直の後端縁と該垂直の後端縁より後側に向かうにしたがって高くなるように傾斜した開口部212を形成する傾斜端縁を備え、該傾斜端縁により開口部212の後側より前側に向かうにしたがって広く開口して、正面板214より後方が広く開口するように構成されている。
第1正面連結片248aにおける開口部を形成する傾斜端縁248cは、第1背面連結片252aにおける開口部を形成する傾斜端縁252cと、底面板216に対する傾き角度が同一で、傾斜端縁248cの延長線が傾斜端縁252cに重なるように形成されている。
また、第2正面連結片248bにおける開口部を形成する傾斜端縁248dは、第2正面連結片252bにおける開口部を形成する傾斜端縁252dと、底面板216に対する傾き角度が同一で、傾斜端縁248dの延長線が傾斜端縁252dに重なるように形成されている。
底面板216は、正面板214および背面板218の下部に連設されている。
底面板216は、底面板216の幅に対応する幅を有し、前記折曲線238に連続して第2側面板224側端縁より第1側面板222側端縁に亘って折曲線254が形成された、平面略長方形状の板体である。(底面板の)折曲線254は、第2側面板224側の端縁の折曲線238近傍から第1側面板222側の端縁の中間部分に亘って、側面板側端縁及び折曲線246及び250と略45°の角度をなす直線状で、正面板214側の第1斜め折曲線254aと背面板218側の第2斜め折曲線254bとを含み、第1斜め折曲線254aと第2斜め折曲線254bとは直角をなす。
第1側面板222は、側面形状が組み立てられたときの側面板と略々同一の形状の側面主板222Aと該側面主板222Aの上部に折曲線222Cを介して延設された側面折り返し片222Bとを備えている。
第2側面板224は、側面形状が組み立てられたときの側面板と略々同一の形状の側面主板224Aと該側面主板224Aの上部に折曲線224Cを介して延設された側面折り返し片224Bとを備えている。
また、第1側面板222は、直線状の折曲線258aを介して底面連結片256と連設され、第2側面板224は、直線状の折曲線258bを介して底面連結片256と連設されている。
底面連結片256は、右端縁256a及び左端縁256bが直線状で、右端縁256aと左端縁256bとはそれぞれ平行で、右端縁256a及び左端縁256bと直線状の折曲線258a及び直線状の折曲線258bとは直交するように形成されている。
第1側面板222及び第2側面板224は、底面連結片256に立設された第1側面主板222A及び第2側面主板224Aより延設された第1側面折り返し片222B及び第2側面折り返し片224Bが、収納部側に折り返され、第1側面主板222A及び第2側面主板224Aの内面に二重に重ね合わされるとともに、正面板214の正面連結片248及び背面板218の背面連結片252の内側面に重ね合わされ、固定されるように構成されている。
正面板214とそれに連設された正面連結片248(第1正面連結片248a)との間の折曲線246(246a)は直線状で、正面板214と直交し正面連結片248(第1正面連結片248a)の内面と第1側面板224の内面とが対向して重ね合わされるように、内側に折り曲げ可能に形成されている。
したがって、正面板214は、正面板214と正面連結片248(第1正面連結片248a)との間に形成された折曲線246(246a)において内側に折り曲げ可能であり、且つ底面板216に形成された前記折曲線236に連続する折曲線254(第1斜め折曲線254a)によって底面板216が内側に向けて底面板216の内側面が対向するように重ね、折り畳み可能であるので、正面板214は、第1側面板222と対向して重ね合わせることができる。
背面板218とそれに連設された背面連結片252(第1背面連結片252a)との間の折曲線250(250a)は直線状で、背面板218と直交し背面連結片252(第1背面連結片252a)の内面と第1側面板222の内面とが対向して重ね合わされるように、内側に折り曲げ可能に形成されている。
したがって、背面板218は、背面板218と背面連結片252(第1背面連結片252a)との間に形成された折曲線250(250a)において内側に折り曲げ可能であり、且つ底面板216に形成された前記折曲線238に連続する折曲線254(第2斜め折曲線254b)によって底面板216が内側に向けて底面板216の内側面が対向するように重ね、折り畳み可能であるので、背面板218は、第1側面板222と対向して重ね合わせることができる。
第1箱部材220は、第2箱部材228の底面連結片256の内側面に、第1箱部材220の底面板216の外側面が重ね合わされて、鋲ないし接着剤によって固着されている。
この実施の形態においては、底面板216は、第1斜め折曲線254aと第2斜め折曲線254bより中央よりのそれらに囲繞された台形状の固定部に4つの貫通孔280が穿設されている。そして、この4つの貫通孔280と該貫通孔280に対応した位置において底面連結片256に穿設された貫通孔282とを合わせ、該貫通孔280および貫通孔282に鋲84の足を嵌挿し、底面板216の内側面と底面連結片256の外側面とが鋲84の頭部をもって固定されて、第1箱部材220の底面板216と第2箱部材228の底面連結片256とが固着されている。
したがって、底面板216は、その内側面をほぼ全面に亘って重ね合わされた底面連結片256とによる二重底を構成している。
そのために、より底面板216が強固となり、多少重量のあるものをこのボックスファイル210に収容してもその重量に耐えることができる。
そして、第1箱部材220の正面連結片248(第1正面連結片248a)及び背面連結片252(252a)と第2箱部材228の第1側面板222の側面主板222Aとは固定され、且つ第1箱部材220の正面連結片248(第2正面連結片248b)及び背面連結片252(第2背面連結片252b)と第2箱部材228の第2側面板224とが分離された状態で折り畳まれる。
正面板214の第1正面連結片248aの右側縁近傍には、貫通孔260aが穿設され、且つ正面板214の第2正面連結片248bの左側縁近傍には、貫通孔260bが穿設されている。
背面板218の第1背面連結片252aの右側縁近傍には、高さ方向に分かれて適宜な間隔をおいて2つの貫通孔266aおよび貫通孔268aが穿設され、且つ背面板218の第2背面連結片252bの左側縁近傍には、高さ方向に分かれて適宜な間隔をおいて2つの貫通孔266bおよび貫通孔268bが穿設されている。
また、第1側面板222は、折曲線222Cを挟んで2箇所に分かれ、側面主板222Aの正面辺222a近傍においておよび側面折り返し片222Bの正面辺222a近傍において貫通孔262aおよび貫通孔262bが穿設され、且つ第2側面板224は、折曲線224Cを挟んで2箇所に分かれ、側面主板224Aの正面辺224a近傍及び側面折り返し片222Bの正面辺224a近傍において貫通孔264aおよび貫通孔264bが穿設されている。
貫通孔262aは、底面辺222bより適宜な高さ位置に形成され、貫通孔262bは、折曲線222Cで側面折り返し片222Bを折り返したとき前記貫通孔262aと重なり合う位置に形成されている。
すなわち、貫通孔262aと262bとを結ぶ線は折曲線222eと直交し、貫通孔262a及び貫通孔262bは、貫通孔262aと262bとを結ぶ線と折曲線222Cとの交点から等距離にある。
また、貫通孔264aは、底面辺224bより適宜な高さ位置に形成され、貫通孔264bは、折曲線224Cで側面折り返し片224Bを折り返したとき前記貫通孔264aと重なり合う位置に形成されている。
すなわち、貫通孔264aと264bとを結ぶ線は折曲線224Cと直交し、貫通孔264a及び貫通孔264bは、貫通孔264aと264bとを結ぶ線と折曲線224Cとの交点から等距離にある。
第2箱部材228は、第1側面板222Aの背面辺222c近傍において、その高さ方向に適宜な間隔をおいて2箇所に分かれ貫通孔270aと貫通孔270bとが形成され、且つ側面折り返し片222Bの第2端縁222hの近傍において、その高さ方向に適宜な間隔をおいて2箇所に分かれ貫通孔272aと貫通孔272bとが形成されている。
すなわち、貫通孔270aと貫通孔272aとを結ぶ線は折曲線222Cと直交し、貫通孔270a及び貫通孔272aは、貫通孔270aと貫通孔272aとを結ぶ線と折曲線222Cとの交点から等距離にある。
また、貫通孔270bと貫通孔272bとを結ぶ線は、折曲線222Cと直交し、貫通孔270b及び貫通孔272bは、貫通孔270bと貫通孔272bとを結ぶ折曲線222Cとの交点から等距離にある。
同様に、第2箱部材228は、第2側面板224Aの背面辺224c近傍において、その高さ方向に適宜な間隔をおいて2箇所に分かれ貫通孔274aと貫通孔274bとが形成され、且つ側面折り返し片224Bの第2端縁224hの近傍において、その高さ方向に適宜な間隔をおいて2箇所に分かれ貫通孔276aと貫通孔276bとが形成されている。
すなわち、貫通孔274aと貫通孔276aとを結ぶ線は折曲線224Cと直交し、貫通孔274a及び貫通孔276aは、貫通孔274aと貫通孔276aとを結ぶ線と折曲線224Cとの交点から等距離にある。
また、貫通孔274bと貫通孔276bとを結ぶ線は、折曲線224Cと直交し、貫通孔274b及び貫通孔276bは、貫通孔274bと貫通孔276bとを結ぶ折曲線224Cとの交点から等距離にある。
そして、組み立てられたとき、第1箱部材220の背面連結片252aの貫通孔266a及び268aは、第2箱部材228の第1側面板222Aの貫通孔270a及び270bと重なり合う位置に形成され、且つ、折り返された第1側面折り返し片222Bの貫通孔272a及び272bと重なり合う位置に形成されている。
また、組み立てられたとき、第1箱部材220の背面連結片252bの貫通孔266b及び268bは、第2箱部材228の第2側面板224Aの貫通孔274a及び274bと重なり合う位置に形成され、且つ、折り返された第2側面折り返し片224Bの貫通孔276a及び276bと重なり合う位置に形成されている。
そして、このボックスファイル210を組み立てる時に、第1側面板222を第1箱部材220に取り付けるためには、第1箱部材220の正面板214の第1正面連結片248aの外側面に第2箱部材228の第1側面板222の外側面を重ね合わせ、且つ正面板214の第1正面連結片248aの貫通孔260aと第1側面板222の第1側面主板222Aの貫通孔262aおよび貫通孔262bとを合わせ、別途準備した固着具90によって第1側面板222が正面板214および背面板218の右側縁からはみ出さず揃う位置において固定する。
また、第1側面板222を第1箱部材220に取り付けるためには、第1箱部材220の背面板218の背面連結片252aの外側面に第2箱部材228の第1側面板222の外側面を重ね合わせ、且つ背面板218の背面連結片252aの貫通孔266aおよび貫通孔268aと第1側面板222の第1側面主板222Aの貫通孔270aおよび貫通孔270bとを合わせ、且つ第1側面折り返し片222Bの貫通孔272a及び272bとを合わせて、別途準備した固着具90によって第2側面板224が正面板214および背面板218の右側縁からはみ出さず揃う位置において固定する。
更に、第2箱部材228の側面主板222Aの内側面に第1箱部材220の第1正面連結片248aの外側面を重ね合わせた上に、且つ側面折り返し片222Bを折曲線222Cで折り曲げ、側面主板222Aの内側面及び第1正面連結片248aの内側面に接合し、第1側面板222の貫通孔262aおよび貫通孔262bと第1正面連結片248aの貫通孔260aと第1背面連結片252aの貫通孔266a及び268aとを合わせ、正面板214の右端縁が第1側面板222の右端縁よりはみ出さず揃う位置において、貫通孔262aおよび貫通孔262bと貫通孔260aと貫通孔266a及び貫通孔268aと貫通孔270a、270b、272a及び272bに固着具90を嵌挿して、側面主板222Aと第1正面連結片248aと第1背面連結片252aと側面折り返し片222Bとを固着する。
また、第2箱部材228の第1側面主板224Aの内側面に第1箱部材220の第2正面連結片248bの外側面を重ね合わせた上に、第1側面折り返し片224Bを折曲線224Cで折り曲げ、第1側面主板224Aの内側面及び第2正面連結片248bの内側面に接合し、第1側面主板222Aの貫通孔264bおよび貫通孔264bと第2正面連結片248bの貫通孔260bと第2背面連結片252bの貫通孔266b及び268bとを合わせ、正面板214の右端縁が第1側面板222の右端縁よりはみ出さず揃う位置において、貫通孔264aおよび貫通孔264bと貫通孔260bと貫通孔266b及び貫通孔268bと貫通孔274a、274b、276a及び276bとに固着具90を嵌挿して、側面主板224Aと第2正面連結片248bと第2背面連結片252bと第2側面折り返し片224Bとを固着する。
固着具90は、図15ないし16において示すように、平面円形状で半球状の頭部92の中央より円柱状脚部94が突出され、脚部94の先端に2つ割りになった先端を有する球状の膨出部96が形成された鋲98と、該鋲98の脚部94に嵌合される固着片100とからなる。
固着片100は、その中央に前記鋲98の膨出部96より小さな径の貫通孔102が形成され、膨出部96の2つ割り状になった部位の間隔を縮めるようにして貫通孔102に膨出部96を嵌挿し、固着具90の脚部94に嵌め込むように構成されている。
嵌挿された鋲98の膨出部96は、固着片100の貫通孔102の周縁の台座104に固定される。
この実施の形態においては、折り畳み時には、第1箱部材220の底面板216と第2箱部材228の底面連結片256とを鋲84で固着し、且つ、第1箱部材220正面板214の第1正面連結片248aと第1側面板222の側面主板222A及び側面折り返し片222Bとが固着具90で固着されるとともに第1箱部材220の背面板218の第1背面連結片252aと第2側面板222の側面主板222A及び側面折り返し片222Bとが固着具90で固着されており、第1箱部材220の正面板214の第2正面連結片248bと第2側面板224の側面主板224A及び背面板218の第2背面連結片252bと第2側面板224の側面主板224Aとが分離された状態に組み立てられたノックダウン型とされている。
折り畳み時には、第1箱部材220の斜め折曲線254a,254bを内折り、すなわち、第2側面板224に正面板214及び背面板218が重ね合わされるように折り曲げ、且つ第1箱部材220の正面板214の折曲線246bと背面板218の折曲線250aを内折り、すなわち、正面板214と背面板218の内面を第2箱部材228の内面とが対向するように折り曲げて、コンパクトな形状とする。
一方、使用者が折り畳み状態にあるボックスファイル210を組み立てて用いるときは、第1側面板222を手前に引き、正面板214及び背面板218を起こして、底面板216より垂直に立てる。
そして、前記したように、第2側面板224と正面板214の第2正面連結片248b及び背面板218の第2背面連結片252bとを固着具90で固着すれば、ボックス型となり、組み立てが完了する。
次に、この第1箱部材220および第2箱部材228の製法について、主として図35ないし図38に基づいて説明する。
まず、第2箱部材228について説明すると、第2箱部材228を構成する第1側面主板222A及び第2側面主板224Aに対応した側面主板領域222X及び224Xと、底面連結片256に対応した底面連結片領域256Xと、第1側面折り返し片222B及び第2側面折り返し片224Bに対応した折り返し片領域222Y及び224Yを合わせた形状のチップボール製芯材230を準備する(図35参照)。
そして、その芯材230の表面に綿生地からなり芯材230より外側に同一の幅ではみ出る略長方形の(芯材230と相似形の)表装材232を準備し、該表装材232を芯材230の表面に接合接着し、且つ芯材230の周縁より裏面に亘って芯材230をくるむように表装材232の端縁近傍を折り返し、芯材230の裏面に貼着する(図36参照)。
さらに、表装材232は、芯材230の端縁よりわずかに内側に入った位置にまで貼られているので、芯材230の裏面側と表装材232の外周縁とを覆うように、見返し紙234を表装材232の裏面側を含め貼着する(図37参照)。
次に、芯材230を第1側面主板222A及び第2側面主板224Aと底面連結片256と第1側面折り返し片222B及び第2側面折り返し片224Bとに区画するために、折曲線222C,224C,258a及び258bをそれぞれが平行となるように入れるとともに貫通孔282,262a,262b,264a,264b,270a,270b,272a,272b,274a,274b,276a,276bを穿設する。
折曲線222C,224C、258a及び258bは、表装材232が貼着された芯材230の表面側から裏面側に向けて、トムソン刃310によって型押しして細い筋を凹設することにより、比較的硬質の芯材230を内側(裏面側)に折り曲げるための折曲線222C,224C,258a及び258bが形成される(図38参照)。
而して、第2箱部材228が完成する。
第1箱部材220は、プラスチック板により製造するが、正面板214、底面板216、背面板218、正面連結片248及び背面連結片252とを合わせた大きさよりも大きなプラスチック板を準備する。
そして、プラスチック板をトムソン加工によって正面板214、底面板216、背面板218、正面連結片248及び背面連結片252を合わせた大きさに裁断するとともに、正面連結片248及び背面連結片252を形成するために、折曲線246および250を入れるトムソン加工を施すとともに貫通孔260a,260b,266a,266b,268a,268bを穿設する穿孔加工も同時に施す。
折曲線236,238及び254は、表面側から裏面側に向けて、トムソン刃310によって型押しして細い筋を凹設することにより、プラスチック板を内側(裏面側)に折り曲げるための折曲線236,238及び254が形成される。
前記実施の形態(図4図示)においては、底面連結片56は、一体的に形成されたが、第1側面板22側に第1の底面連結片と第2側面板24側に第2の底面連結片とがそれぞれ分離して成形され、第1箱部材20の底面板16の中央付近で分離された底面連結片56の内側端縁が向き合うようにして、底面板16の内側面に固着されるようにしてもよい。
この発明の一実施の形態であるボックスファイルの斜視図解図である。 図1図示A−A断面図である。 第1箱部材の平面図解図である。 第2箱部材の平面図解図である。 第1箱部材と第2箱部材とを組み合わせた状態の斜視図解図である。 ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。 ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。 ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。 ボックスファイルの折り畳んだ状態を示す斜視図解図である。 ボックスファイルの折り畳んだ状態を示す斜視図解図である。 第1箱部材と第2箱部材との固定の方法を示す斜視図解図である。 第1箱部材と第2箱部材との固定の方法を示す斜視図解図である。 固着具による固着の方法を示す斜視図解図である。 固着具による固着の方法を示す斜視図解図である。 固着具の断面図解図である。 固着具の断面図解図である。 第1箱部材の製造方法を示す斜視図解図である。 第1箱部材の製造方法を示す斜視図解図である。 第1箱部材の製造方法を示す斜視図解図である。 第1箱部材の製造方法を示す断面図解図である。 この発明の一実施の形態であるボックスファイルの斜視図解図である。 図21図示ボックスファイルを背面から見た斜視図解図である。 図21図示B−B断面図である。 図21図示C−C断面図である。 第1箱部材の平面図解図である。 第2箱部材の平面図解図である。 第1箱部材と第2箱部材とを組み合せた状態の斜視図解図である。 ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。 ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。 ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。 ボックスファイルの組み立て方を示す斜視図解図である。 ボックスファイルの折り畳んだ状態を示す斜視図解図である。 ボックスファイルの折り畳んだ状態を示す斜視図解図である。 ボックスファイルの折り畳んだ状態を示す斜視図解図である。 第2箱部材の製造方法を示す斜視図解図である。 第2箱部材の製造方法を示す斜視図解図である。 第2箱部材の製造方法を示す斜視図解図である。 第2箱部材の製造方法を示す断面図解図である。
符号の説明
10,210 ボックスファイル
12,212 開口部
14,214 正面板
14A 正面主板
14B 正面折り返し片
14C 折曲線
14X 正面板領域
16,216 底面板
16X 底面板領域
18,218 背面板
18A 背面主板
18B 背面折り返し片
18C 折曲線
18X 背面板領域
20,220 第1箱部材
22,222 第1側面板
222A 第1側面主板
222B 第1側面折り返し片
222C 折曲線
24,224 第2側面板
224A 第2側面主板
224B 第2側面折り返し片
224C 折曲線
26,226 連結片
28,228 第2箱部材
30,230 芯材
32,232 表装材
34,234 見返し紙
36,236 折曲線(正面板と底面板との間)
38,238 折曲線(背面板と底面板との間)
46 折曲線
46a 第1側面板の折曲線
46b 第2側面板の折曲線
48 正面連結片
48a 第1側面板の正面連結片
48b 第2側面板の正面連結片
48c,48d 上端縁
50 折曲線
50a 第1側面板の折曲線
50b 第2側面板の折曲線
52 背面連結片
52a 第1側面板の背面連結片
52b 第2側面板の背面連結片
54 折曲線
54a 第1側面板の折曲線
54b 第2側面板の折曲線
56,256 底面連結片
56a 正面側端縁
56b 背面側端縁
58 折曲線
58a 第1側面板の折曲線
58b 第2側面板の折曲線
60a,60b 正面主板の貫通孔
62a,62b 正面折り返し片の貫通孔
64a 第1側面板の貫通孔
64b 第2側面板の貫通孔
66a 第1側面板の貫通孔
66b 第2側面板の貫通孔
68a,68b 背面主板の貫通孔
70a,70b 背面折り返し片の貫通孔
72a 第1側面板の貫通孔
72b 第2側面板の貫通孔
74a 第1側面板の貫通孔
74b 第2側面板の貫通孔
80 貫通孔
82 貫通孔
84 鋲
90 固着具
92 頭部
94 脚部
96 膨出部
98 鋲
100 固着片
102 貫通孔
104 台座
110 トムソン刃
216a 右端縁
216b 左端縁
222a,224a 正面辺
222b,224b 底面辺
222c,224c 背面辺
222d,224d 開口辺
222e,224e 水平辺
222f,224f 斜行辺
222g,224g 第1端縁
222h,224h 第2端縁
238(238a,238b) 折曲線
246(246a,246b) 折曲線(正面板と側面連結片との間)
250(250a,250b) 折曲線(背面板と側面連結片との間)
248 正面連結片
248a 第1正面連結片
248b 第2正面連結片
248c 傾斜端縁
252 背面連結片
252a 第1背面連結片
252b 第2背面連結片
252c 傾斜端縁
254 (底面板)折曲線
254a 第1斜め折曲線
254b 第2斜め折曲線
256a 右端縁
256b 左端縁
258a,258b 第2箱部材の折曲線
260a,260b 第1箱部材の正面連結片の貫通孔
262a,262b 第2箱部材の貫通孔
264a,264b 第2箱部材の貫通孔
266a,266b 第1箱部材の背面連結片の貫通孔
268a,268b 第1箱部材の背面連結片の貫通孔
270a,270b 第2箱部材の貫通孔
272a,272b 第2箱部材の貫通孔
274a,274b 第2箱部材の貫通孔
276a,276b 第2箱部材の貫通孔
280 第1箱部材の底面板の貫通孔
282 第2箱部材の底面連結片の貫通孔
222X,224X 側面主板領域
222Y,224Y 折り返し片領域
256X 底面連結片領域

Claims (5)

  1. 方形の底面板の外周縁に立設板が立設され、
    底面板の上方において立設板にて囲繞された内側に開口部が形成されたボックスファイルであって、
    一の立設板の内面に、一の立設板に隣接する他の立設板の連結片が重ね合わされ、一の立設板と他の立設板とが連結され、
    一の立設板の開口端縁は、底面板に立設された主板より延設された折り返し片が、収納部側に折り返され主板の内面に二重に重ね合わされ、且つ前記一の立設板の内面に重ね合わされ、隣接する他の立設板の連結片の内側面に重ね合わされ固定された、
    ボックスファイル。
  2. 方形の底面板の外周縁に、正面板と、該正面板と対向する背面板と、前記正面板と背面板との間に架設される側面板とが立設され、
    底面板の上方において正面板と、該正面板と対向する背面板と、前記正面板と背面板との間に架設される側面板にて囲繞された内側に開口部が形成されたボックスファイルであって、
    正面板および背面板の内面に、正面板および背面板に隣接する側面板の連結片が重ね合わされ、正面板および背面板と側面板とが連結され、
    正面板および背面板の開口端縁は、底面板に立設された主板より延設された折り返し片が、収納部側に折り返され主板の内面に二重に重ね合わされ、且つ前記正面板および背面板の内面に重ね合わされ、隣接する側面板の連結片の内側面に重ね合わされ固定された、
    請求項1に記載のボックスファイル。
  3. 方形の底面板の外周縁に、第1側面板と、該第1側面板と対向する第2側面板と、前記第1側面板と第2側面板との間に架設される正面板及び該正面板と対向する背面板とが立設され、
    底面板の上方において第1側面板と、該第1側面板と対向する第2側面板と、前記第1側面板と第2側面板との間に架設される正面板及び該正面板と対向する背面板にて囲繞された内側に開口部が形成されたボックスファイルであって、
    第1側面板及び第2側面板の内面に、第1側面板及び第2側面板に隣接する正面板及び背面板の連結片が重ね合わされ、第1側面板及び第2側面板と正面板及び背面板とが連結され、
    第1側面板及び第2側面板の開口端縁は、底面板に立設された主板より延設された折り返し片が、収納部側に折り返され主板の内面に二重に重ね合わされ、且つ前記第1側面板及び第2側面板の内面に重ね合わされ、隣接する正面板及び/または背面板の連結片の内側面に重ね合わされ固定された、
    請求項1に記載のボックスファイル。
  4. 正面板と底面板と背面板とを連設した第1箱部材と、前記正面板と背面板との間に架設されるための第1側面板および第2側面板と連結片とを具備する第2箱部材とを含み、
    前記第1箱部材は、正面板及び背面板と底面板との境界において、正面板及び背面板が底面板を挟んで正面板の内面と背面板の内面とが対向して立設するための折曲線が形成され、
    前記第2箱部材は、第1側面板及び第2側面板が、前記底面板と略同一の幅で少なくとも背面板側は前記背面板と略同一の高さに形成され、第1側面板及び第2側面板に延設された連結片が、正面側に折曲線を介して延設された正面連結片と、背面側に折曲線を介して延設された背面連結片と、底面側に折曲線を介して延設された底面連結片とを備え、
    前記底面連結片が、前記第1箱部材の底面板の主面に重ね合わせて固着され、且つ正面連結片が正面板側及び背面連結片が背面板側において、第1側面板及び第2側面板が正面板及び背面板の両側近傍であって外に大きくはみ出さない位置にて重ね合わせ、第1側面板及び第2側面板と正面板及び背面板と固着具で固着されるように形成された、
    請求項2に記載のボックスファイル。
  5. 第1側面板と第2側面板との間に架設されるための正面板および背面板と底面連結片とを連設した第1箱部材と、
    第1側面板および第2側面板と底面板とを具備する第2箱部材とを含み、
    前記第1の箱部材は、正面板及び背面板と底面連結片との境界において、正面板及び背面板が底面連結片を挟んで正面板の内面と背面板の内面とが対向して立設するための折曲線が形成され、且つ連結片が、正面板及び背面板の側面板側に折曲線を介して延設された側面連結片と、底面側に折曲線を介して延設された底面連結片とを備え、
    前記第2の箱部材は、第1側面板と第2側面板とが、底面板との境界において、底面板を挟んで第1側面板と第2側面板の内面が対向して立設するための折曲線が形成され、
    前記底面連結片は、前記第2箱部材の底面板の主面に重ね合わせて固着され、且つ側面連結片は、第1側面板及び第2側面板の内側において、正面板及び背面板が第1側面板及び第2側面板の前後側近傍であって外に大きくはみ出さない位置にて重ね合わせ、第1側面板及び第2側面板と固着具で固着されるように形成された、
    請求項3に記載のボックスファイル。
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